JP2002120391A - 記録ヘッド駆動方式及び画像形成装置 - Google Patents

記録ヘッド駆動方式及び画像形成装置

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JP2002120391A
JP2002120391A JP2000313462A JP2000313462A JP2002120391A JP 2002120391 A JP2002120391 A JP 2002120391A JP 2000313462 A JP2000313462 A JP 2000313462A JP 2000313462 A JP2000313462 A JP 2000313462A JP 2002120391 A JP2002120391 A JP 2002120391A
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light emitting
emitting element
divided
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Katsuyuki Kitao
克之 北尾
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は発光素子アレイの駆動方向と分割ブロ
ック数を適時に調整し各色の位置ずれを小さくする記録
ヘッド駆動方式及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成装置1は、LEDアレイ露光部L
Ry、LRm、LRc、LRkのLEDアレイを、LE
D駆動部LDy、LDm、LDc、LDkで、複数のL
ED毎に複数のブロックに分割して主走査方向に駆動さ
せてカラー画像を形成するに際して、各色の位置ずれ量
を検出又は入力操作する位置ずれ量検出/入力部4から
の位置ずれ量に基づいて、位置ずれ補正部5が、LED
アレイを主走査方向の右方向に駆動する右方向駆動と左
方向に駆動する左方向駆動のうち、各色のオフセットズ
レを除いた斜め方向の位置ずれ量が減少する方の駆動方
向を画像形成装置1の動作中であっても適時に選択し
て、LED駆動部LDy、LDm、LDc、LDkに当
該選択した駆動方向で駆動させる。したがって、副走査
方向で1ドット以内の厳密な位置合わせを行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッド駆動方
式及び画像形成装置に関し、詳細には、光源としての発
光素子アレイの駆動方向と分割ブロック数を適時に調整
して、各色の位置ずれを小さくする記録ヘッド駆動方式
及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機、プリン
タ及びファクシミリ装置等の画像形成装置においては、
一様に帯電された感光体上に、光書込部で画像データに
より変調された書込光を照射して、感光体上に静電潜像
を形成し、この静電潜像の形成された感光体に現像部に
よりトナーを供給して感光体を現像する。画像形成装置
は、この感光体上のトナー像を転写部で記録紙に転写し
た後、定着部で記録紙上に転写したトナー画像を加熱・
加圧して定着させ、感光体表面に残留したトナーをクリ
ーニング部でクリーニングブレードにより掻き取る等の
方法により回収している。
【0003】光書込部としては、光源としてレーザを出
射するLD(Laser Diode )とポリゴンモータにより回
転駆動するポリゴンミラーを用いたレーザビーム走査光
学系を用いたもの、あるいは、光源としてLED(Ligh
t Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に配列した
発光素子アレイ方式が一般に用いられている。
【0004】そして、発光素子アレイ方式では、多数の
LEDを複数に分割して、少ない駆動回路で駆動するダ
イナミック駆動方式が一般的に採用されている。
【0005】ところが、このダイナミック駆動方式は、
分割された各ブロックの駆動タイミングを順に切り換え
て駆動するため、主走査方向の直線を印字記録した際、
図に示すように、当該分割されたブロック毎に副走査方
向にズレが生じて、階段状に斜めの線となるという問題
がある。
【0006】そこで、従来、多数の画像形成素子を基板
上に配列し、該画像形成素子をN個のブロックに分割し
て、(Nは1よりも大きな自然数を表す)、時分割駆動
するようにした画像形成装置において、前記ブロックを
M個一括して、(MはNの約数で、1よりも大きくNよ
りも小さな自然数を表す)、時分割駆動用のスイッチン
グ手段に接続し、M種のストローブ信号を発生させるた
めのストローブ信号発生回路を設けて、同一のスイッチ
ング手段に接続したM個のブロックをストローブ信号で
切り替えて駆動するようにした画像形成装置が提案され
ている(特開平5−212907号公報参照)。
【0007】すなわち、この画像形成装置は、N個の画
像形成素子のブロックに対して、Mブロック毎にスイッ
チング手段を接続して、M個のブロックをストローブ信
号で切り替えて1ブロックずつ駆動し、N分割で動作さ
せて、電源容量やブロック間の段差を影響を抑制しよう
としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置は、N個の画像形成素子のブロックに
対して、Mブロック毎にスイッチング手段を接続して、
M個のブロックをストローブ信号で切り替えて1ブロッ
クずつ駆動し、N分割で動作させているのみであるた
め、駆動順序や分割数を変更することができず、主走査
方向の直線を印字記録した際に生じる副走査方向にズレ
が生じて、階段状に斜めの線となるという問題を充分に
は解決することができないだけでなく、カラー画像の形
成を行う場合、各色の副走査方向の位置合わせを、1ド
ット以内という厳密な精度で行うことができないという
問題があった。
【0009】そこで、請求項1記載の発明は、複数の発
光素子が列状に配設された発光素子アレイを、複数の発
光素子毎に複数のブロックに分割して、各ブロックを共
通の駆動回路群で主走査方向に当該ブロック毎に順番に
駆動するに際して、複数ブロックに分割された発光素子
アレイを、主走査方向の一方向に駆動する一方向駆動
と、一方向とは逆方向に駆動する逆方向駆動と、を適時
に選択して駆動することにより、発光素子アレイの駆動
方向を一方向と逆方向の2通りから位置ずれ量が小さく
なる方を選択して発光素子アレイを駆動して、副走査方
向で1ドット以内の厳密な位置合わせを行い、画質を向
上させるとともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削減
して、安価な記録ヘッド駆動方式を提供することを目的
としている。
【0010】請求項2記載の発明は、光源として複数の
発光素子が列状に配設された発光素子アレイを、駆動手
段で、複数の発光素子毎に複数のブロックに分割して当
該各ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該ブ
ロック毎に順番に駆動させて、各色の画像データで変調
した書込光を感光体に順次照射してカラー画像を形成す
るに際して、各色の位置ずれ量を検出あるいは入力操作
する位置ずれ量検出/入力手段からの位置ずれ量に基づ
いて、補正制御手段が、複数ブロックに分割された発光
素子アレイを主走査方向の一方向に駆動する一方向駆動
と一方向とは逆方向に駆動する逆方向駆動のうち、各色
のオフセットズレを除いた斜め方向の位置ずれ量が減少
する方の駆動方向を適時に選択して、駆動手段に当該選
択した駆動方向で発光素子アレイをブロック毎に駆動さ
せることにより、発光素子アレイの駆動方向を一方向と
逆方向の2通りから位置ずれ量が小さくなる方を画像形
成装置の動作中であっても適時に選択して発光素子アレ
イを駆動して、副走査方向で1ドット以内の厳密な位置
合わせを行い、画質を向上させるとともに、駆動用IC
等の駆動回路部品を削減して、安価な画像形成装置を提
供することを目的としている。
【0011】請求項3記載の発明は、複数の発光素子が
列状に配設された発光素子アレイを、複数の発光素子毎
に複数の大ブロックに分割するとともに当該大ブロック
を複数の小ブロックに分割して、当該各小ブロックを共
通の駆動回路群で主走査方向に当該小ブロック毎に順番
に駆動するとともに、大ブロックを共通の駆動回路群で
主走査方向に当該大ブロック毎に順番に駆動するに際し
て、大ブロックを分割する小ブロックの分割数及び大ブ
ロックに分割されるとともに当該小ブロックに分割され
る発光素子アレイを主走査方向の一方向と当該一方向と
は逆の逆方向のいずれの方向に駆動するかの駆動方向
を、適時に選択して駆動することにより、発光素子アレ
イの大ブロック内の小ブロックの分割数と駆動方向の切
り換えとを組み合わせて、位置ずれ量が最も小さくなる
分割数と駆動方向を適時に選択して発光素子アレイを駆
動して、副走査方向で1ドット以内のより一層厳密な位
置合わせを行い、画質をより一層向上させるとともに、
駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、安価な記録ヘ
ッド駆動方式を提供することを目的としている。
【0012】請求項4記載の発明は、光源として複数の
発光素子が列状に配設された発光素子アレイを、駆動手
段が、複数の発光素子毎に複数の大ブロックに分割する
とともに当該大ブロックを複数の小ブロックに分割し
て、当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向
に当該小ブロック毎に順番に駆動するとともに、大ブロ
ックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該大ブロック
毎に順番に駆動させて、各色の画像データで変調した書
込光を感光体に順次照射してカラー画像を形成するに際
して、各色の位置ずれ量を検出あるいは入力操作する位
置ずれ量検出/入力手段からの位置ずれ量に基づいて、
補正制御手段が、大ブロックを分割する小ブロックの分
割数及び大ブロックに分割されるとともに当該小ブロッ
クに分割される発光素子アレイを主走査方向の一方向と
当該一方向とは逆の逆方向のいずれの方向に駆動するか
の駆動方向を、適時に選択して、駆動手段に当該選択し
た分割数及び駆動方向で発光素子アレイを駆動させるこ
とにより、発光素子アレイの大ブロック内の小ブロック
の分割数と駆動方向の切り換えとを組み合わせて、位置
ずれ量が最も小さくなる分割数と駆動方向を画像形成装
置の動作中であっても適時に選択して発光素子アレイを
駆動して、副走査方向で1ドット以内のより一層厳密な
位置合わせを行い、画質をより一層向上させるととも
に、駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、安価な画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の記
録ヘッド駆動方式は、複数の発光素子が列状に配設され
た発光素子アレイを、複数の前記発光素子毎に複数のブ
ロックに分割して、前記各ブロックを共通の駆動回路群
で主走査方向に当該ブロック毎に順番に駆動する記録ヘ
ッド駆動方式において、前記複数ブロックに分割された
前記発光素子アレイを、主走査方向の一方向に駆動する
一方向駆動と、前記一方向とは逆方向に駆動する逆方向
駆動と、を適時に選択して駆動することにより、上記目
的を達成している。
【0014】上記構成によれば、複数の発光素子が列状
に配設された発光素子アレイを、複数の発光素子毎に複
数のブロックに分割して、各ブロックを共通の駆動回路
群で主走査方向に当該ブロック毎に順番に駆動するに際
して、複数ブロックに分割された発光素子アレイを、主
走査方向の一方向に駆動する一方向駆動と、一方向とは
逆方向に駆動する逆方向駆動と、を適時に選択して駆動
するので、発光素子アレイの駆動方向を一方向と逆方向
の2通りから位置ずれ量が小さくなる方を選択して発光
素子アレイを駆動して、副走査方向で1ドット以内の厳
密な位置合わせを行うことができ、画質を向上させるこ
とができるとともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削
減して、安価なものとすることができる。
【0015】請求項2記載の発明の画像形成装置は、回
転駆動され帯電部で一様に帯電された感光体に、光書込
部から各色の画像データで変調した書込光を順次照射し
て静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成され感光体上
に現像部で各色のトナーを順次供給して現像し、当該感
光体上に形成された各色のトナー画像を転写部で記録紙
に順次転写してカラー画像を形成し、前記光書込部が、
光源として複数の発光素子が列状に配設された発光素子
アレイを有する画像形成装置において、前記発光素子ア
レイを複数の前記発光素子毎に複数のブロックに分割し
て当該各ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当
該ブロック毎に順番に駆動する駆動手段と、各色の位置
ずれ量を検出あるいは入力操作する位置ずれ量検出/入
力手段と、前記位置ずれ量検出/入力手段からの前記位
置ずれ量に基づいて、前記複数ブロックに分割された前
記発光素子アレイを主走査方向の一方向に駆動する一方
向駆動と前記一方向とは逆方向に駆動する逆方向駆動の
うち、各色のオフセットズレを除いた斜め方向の位置ず
れ量が減少する方向の駆動方向を適時に選択して、前記
駆動手段に当該選択した駆動方向で前記発光素子アレイ
を前記ブロック毎に駆動させる補正制御手段と、を備え
ることにより、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、光源として複数の発光
素子が列状に配設された発光素子アレイを、駆動手段
で、複数の発光素子毎に複数のブロックに分割して当該
各ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該ブロ
ック毎に順番に駆動させて、各色の画像データで変調し
た書込光を感光体に順次照射してカラー画像を形成する
に際して、各色の位置ずれ量を検出あるいは入力操作す
る位置ずれ量検出/入力手段からの位置ずれ量に基づい
て、補正制御手段が、複数ブロックに分割された発光素
子アレイを主走査方向の一方向に駆動する一方向駆動と
一方向とは逆方向に駆動する逆方向駆動のうち、各色の
オフセットズレを除いた斜め方向の位置ずれ量が減少す
る方の駆動方向を適時に選択して、駆動手段に当該選択
した駆動方向で発光素子アレイをブロック毎に駆動させ
るので、発光素子アレイの駆動方向を一方向と逆方向の
2通りから位置ずれ量が小さくなる方を画像形成装置の
動作中であっても適時に選択して発光素子アレイを駆動
して、副走査方向で1ドット以内の厳密な位置合わせを
行うことができ、画質を向上させることができるととも
に、駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、画像形成
装置を安価なものとすることができる。
【0017】請求項3記載の発明の記録ヘッド駆動方式
は、複数の発光素子が列状に配設された発光素子アレイ
を、複数の前記発光素子毎に複数の大ブロックに分割す
るとともに当該大ブロックを複数の小ブロックに分割し
て、当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向
に当該小ブロック毎に順番に駆動するとともに、前記大
ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該大ブロ
ック毎に順番に駆動する記録ヘッド駆動方式において、
前記大ブロックを分割する前記小ブロックの分割数及び
前記大ブロックに分割されるとともに当該小ブロックに
分割される前記発光素子アレイを主走査方向の一方向と
当該一方向とは逆の逆方向のいずれの方向に駆動するか
の駆動方向を、適時に選択して駆動することにより、上
記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、複数の発光素子が列状
に配設された発光素子アレイを、複数の発光素子毎に複
数の大ブロックに分割するとともに当該大ブロックを複
数の小ブロックに分割して、当該各小ブロックを共通の
駆動回路群で主走査方向に当該小ブロック毎に順番に駆
動するとともに、大ブロックを共通の駆動回路群で主走
査方向に当該大ブロック毎に順番に駆動するに際して、
大ブロックを分割する小ブロックの分割数及び大ブロッ
クに分割されるとともに当該小ブロックに分割される発
光素子アレイを主走査方向の一方向と当該一方向とは逆
の逆方向のいずれの方向に駆動するかの駆動方向を、適
時に選択して駆動するので、発光素子アレイの大ブロッ
ク内の小ブロックの分割数と駆動方向の切り換えとを組
み合わせて、位置ずれ量が最も小さくなる分割数と駆動
方向を適時に選択して発光素子アレイを駆動して、副走
査方向で1ドット以内のより一層厳密な位置合わせを行
うことができ、画質をより一層向上させることができる
とともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、安
価なものとすることができる。
【0019】さらに、請求項4記載の発明の画像形成装
置は、回転駆動され帯電部で一様に帯電された感光体
に、光書込部から各色の画像データで変調した書込光を
順次照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形成さ
れ感光体上に現像部で各色のトナーを供給して現像し、
当該感光体上に形成された各色のトナー画像を転写部で
記録紙に順次転写してカラー画像を形成し、前記光書込
部が、光源として複数の発光素子が列状に配設された発
光素子アレイを有する画像形成装置において、前記発光
素子アレイを複数の前記発光素子毎に複数の大ブロック
に分割するとともに当該大ブロックを複数の小ブロック
に分割して、当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主
走査方向に当該小ブロック毎に順番に駆動するととも
に、前記大ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に
当該大ブロック毎に順番に駆動する駆動手段と、各色の
位置ずれ量を検出あるいは入力操作する位置ずれ量検出
/入力手段と、前記位置ずれ量検出/入力手段からの前
記位置ずれ量に基づいて、前記大ブロックを分割する前
記小ブロックの分割数及び前記大ブロックに分割される
とともに当該小ブロックに分割される前記発光素子アレ
イを主走査方向の一方向と当該一方向とは逆の逆方向の
いずれの方向に駆動するかの駆動方向を適時に選択して
前記駆動手段に当該選択した分割数及び駆動方向で前記
発光素子アレイを駆動させる補正制御手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0020】上記構成によれば、光源として複数の発光
素子が列状に配設された発光素子アレイを、駆動手段
が、複数の発光素子毎に複数の大ブロックに分割すると
ともに当該大ブロックを複数の小ブロックに分割して、
当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当
該小ブロック毎に順番に駆動するとともに、大ブロック
を共通の駆動回路群で主走査方向に当該大ブロック毎に
順番に駆動させて、各色の画像データで変調した書込光
を感光体に順次照射してカラー画像を形成するに際し
て、各色の位置ずれ量を検出あるいは入力操作する位置
ずれ量検出/入力手段からの位置ずれ量に基づいて、補
正制御手段が、大ブロックを分割する小ブロックの分割
数及び大ブロックに分割されるとともに当該小ブロック
に分割される発光素子アレイを主走査方向の一方向と当
該一方向とは逆の逆方向のいずれの方向に駆動するかの
駆動方向を、適時に選択して、駆動手段に当該選択した
分割数及び駆動方向で発光素子アレイを駆動させるの
で、発光素子アレイの大ブロック内の小ブロックの分割
数と駆動方向の切り換えとを組み合わせて、位置ずれ量
が最も小さくなる分割数と駆動方向を画像形成装置の動
作中であっても適時に選択して発光素子アレイを駆動し
て、副走査方向で1ドット以内のより一層厳密な位置合
わせを行うことができ、画質をより一層向上させること
ができるとともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削減
して、画像形成装置を安価なものとすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0022】図1〜図3は、本発明の記録ヘッド駆動方
式及び画像形成装置の第1の実施の形態を示す図であ
り、本実施の形態は、請求項1及び請求項2に対応する
ものである。
【0023】図1は、本発明の記録ヘッド駆動方式及び
画像形成装置の第1の実施の形態を適用した画像形成装
置1の要部回路ブロック図である。
【0024】図1において、画像形成装置1は、コント
ローラ2、画像メモリ3、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色の書込
バッファメモリBFy、BFm、BFc、BFk、LE
D駆動部LDy、LDm、LDc、LDk、LEDアレ
イ露光部LRy、LRm、LRc、LRk、位置ずれ量
検出/入力部4及び位置ずれ補正部5等を備えている。
【0025】画像形成装置1は、図示しないが、回転駆
動される感光体ドラム表面に帯電ローラにより一様な電
荷を付与して帯電させ、一様に帯電した感光体ドラム
に、順番に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のLEDアレイ露光部L
Ry、LRm、LRc、LRkから画像データに応じた
光照射を行って、感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る。画像形成装置1は、静電潜像を形成した感光体ドラ
ムを現像部で各色のトナーを順次供給して、感光体ドラ
ム表面にカラーのトナー像を形成し、コロナチャージャ
方式等の転写部で感光体ドラムと転写部との間に搬送し
た記録紙に感光体ドラム表面からトナー画像を転写させ
る。画像形成装置1は、カラーのトナー画像の転写され
た記録紙を定着部に搬送して、定着部で記録紙を加熱・
加圧してトナー画像を記録紙に定着させた後、排紙トレ
イ上に排出する。
【0026】そして、画像形成装置1は、上記画像形成
処理において、コントローラ2が、画像形成装置1の各
部を制御して画像形成装置1としてのシーケンスを実行
するとともに、後述する位置ずれ調整処理を行い、ま
た、読取画像の画像データあるいは受信した画像データ
を画像メモリ3に転送して蓄積させる。
【0027】画像メモリ3は、例えば、RAM(Random
Access Memory)あるいはハードディスク等で構成さ
れ、コントローラ2から転送されてくる画像データを蓄
積した後、YMCKの各色の画像データ毎にそれぞれの
書込バッファメモリBFy、BFm、BFc、BFkに
転送する。
【0028】書込バッファメモリBFy、BFm、BF
c、BFkは、画像メモリ3から転送されてきたYMC
Kの各画像データをそれぞれ一時蓄積した後、所定のタ
イミングでLED駆動部LDy、LDm、LDc、LD
kにそれぞれ転送する。
【0029】LED駆動部(駆動手段)LDy、LD
m、LDc、LDkは、それぞれ書込バッファメモリB
Fy、BFm、BFc、BFkから転送されてくる画像
データに基づいて順次LEDアレイ露光部LRy、LR
m、LRc、LRkを点灯駆動させて、図示しない感光
体ドラムの露光を行う。
【0030】LEDアレイ露光部(光書込部)LRy、
LRm、LRc、LRkは、複数の発光素子としてのL
ED(Light Emitting Diode)が、図2に示すように、
複数個(m個)ずつの複数(iブロック)のLEDブロ
ックLB1〜LBiに分割されて、LED駆動部LD
y、LDm、LDc、LDkにより、各LEDブロック
LB1〜LBi毎に、主走査方向で左側から右方向に駆
動(以下、右方向駆動という。)、あるいは、主走査方
向で右側から左方向に駆動(以下、左方向駆動とい
う。)のいずれかの方向に駆動されて、感光体ドラムの
露光を行う。
【0031】位置ずれ量検出/入力部(位置ずれ量検出
/入力手段)4は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(K)の各色の形成画像の位
置ずれ量を自動検出する位置ずれ量自動検出部あるいは
手動で各色の形成画像の位置ずれ量を入力する入力部、
例えば、画像形成装置1の操作部の入力部であり、検出
あるいは入力された位置ずれ量を位置ずれ補正部5に出
力する。
【0032】位置ずれ補正部(補正制御手段)5は、位
置ずれ量検出/入力部4から入力される位置ずれ量に基
づいて、LEDアレイ露光部LRy、LRm、LRc、
LRkの複数に分割されたLEDブロックLB1〜LB
iを右方向駆動と左方向駆動のうち、当該位置ずれ量が
少なくなるほうの駆動方向を選択して、各LED駆動部
LDy、LDm、LDc、LDkに出力する。
【0033】上記書込バッファメモリBFy、BFm、
BFc、BFk、LED駆動部LDy、LDm、LD
c、LDk及びLEDアレイ露光部LRy、LRm、L
Rc、LRkは、イエローの書込バッファメモリBF
y、LED駆動部LDy及びLEDアレイ露光部LRy
について、図2に示すように、回路構成されており、上
記書込バッファメモリBFyを構成するシフトレジスタ
10とラッチ11、上記LED駆動部LDyを構成する
m個のアンド回路AD1〜ADmとm個の駆動回路DA
1〜DAmとi個の駆動回路DB1〜DBi、複数(i
ブロック)のLEDブロックLB1〜LBiに分割され
たLEDアレイを有するLEDアレイ露光部LRy及び
上記位置ずれ補正部5を構成するU/Dカウンタ12と
デコーダ13等を備えている。なお、他の色の書込バッ
ファメモリBFm、BFc、BFk、LED駆動部LD
m、LDc、LDk及びLEDアレイ露光部LRm、L
Rc、LRkについても、図示しないが、同様に構成さ
れている。
【0034】シフトレジスタ10には、図1の画像メモ
リ3から画像データ(DATA)が入力されるととも
に、コントローラ2からクロックCKが入力され、シフ
トレジスタ10は、画像メモリ3からの画像データを一
時保持して、クロックCKに同期してラッチ11に出力
する。
【0035】ラッチ11は、シフトレジスタ10から入
力される画像データをラッチして、アンド回路AD1〜
ADmに出力する。
【0036】アンド回路AD1〜ADmには、さらに、
ストローブ信号STBが入力され、アンド回路AD1〜
ADmは、ラッチ11から入力されている画像データを
ストローブ信号STBに同期して、駆動回路DA1〜D
Amに出力する。
【0037】駆動回路DA1〜DAmは、複数に分割さ
れた各LEDブロックLB1〜LBiの対応する位置の
LEDに接続されている。
【0038】U/Dカウンタ12は、アップ・ダウンカ
ウンタであり、U/Dカウンタ12には、LEDブロッ
クLB1〜LBiを右方向駆動で駆動させるか、左方向
駆動で駆動させるかを指示するF/R信号が入力される
とともに、上記クロックCKが入力される。U/Dカウ
ンタ12は、F/R信号に基づいて入力されるクロック
CKをカウントアップあるいはカウントダウンして、す
なわち、F/R信号が右方向駆動を示すF信号である
と、アップカウンタとして動作して、クロックCKをカ
ウントアップし、F/R信号が左方向駆動を示すR信号
であると、ダウンカウンタとして動作して、クロックC
Kをカウントダウンし、デコーダ13に出力する。
【0039】デコーダ13は、U/Dカウンタ12から
カウントアップあるいはカウントダウンされて入力され
るクロックCKをデコードして、駆動回路DB1〜DB
iに順次出力する。
【0040】駆動回路(駆動回路群)DB1〜DBi
は、それぞれLEDブロックLB1〜LBiのコモン電
極に接続されており、デコーダ13からの信号に基づい
て対応するLEDブロックLB1〜LBiにコモン信号
を出力してLEDブロックLB1〜LBiのLEDを駆
動する。
【0041】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の画像形成装置1は、各色のLEDアレイ露
光部LRy、LRm、LRc、LRkの複数に分割され
たLEDブロックLB1〜LBiを駆動するに際して、
各色の位置ずれ量に基づいてLEDブロックLB1〜L
Biを右方向駆動と左方向駆動のうち位置ずれ量が小さ
くなる方の駆動方向で駆動させるところにその特徴があ
る。
【0042】すなわち、画像形成装置1は、図2に示し
たように、各LEDアレイ露光部LRy、LRm、LR
c、LRkが複数のLEDブロックLB1〜LBiに分
割されており、書込バッファメモリBFy、BFm、B
Fc、BFkのシフトレジスタ10に入力された画像デ
ータをクロックCKに基づいてラッチ11に順次出力
し、ラッチ11でラッチしてストローブ信号STBに同
期してアンド回路AD1〜ADmから駆動回路DA1〜
DAmに出力する。駆動回路DA1〜DAmが各LED
ブロックLB1〜LBiの対応する位置のLEDに画像
データを出力する。
【0043】一方、各LEDブロックLB1〜LBiに
駆動回路DB1〜DBiからコモン信号を出力して、上
記駆動回路DA1〜DAmと駆動回路DB1〜DBiで
各LEDブロックLB1〜LBiを駆動するが、駆動回
路DB1〜DBiの駆動順序を位置ずれ補正部5で制御
する。
【0044】すなわち、カラー画像の形成に際して、画
像形成装置1は、位置ずれ量検出/入力部4で各色の画
像の位置ずれ量を検出して位置ずれ補正部5に出力し、
あるいは、入力操作された位置ずれ量を位置ずれ補正部
5に出力し、位置ずれ補正部5が当該入力される位置ず
れ量に基づいて、LEDアレイ露光部LRy、LRm、
LRc、LRkの各LEDブロックLB1〜LBiを駆
動する際の駆動方向である右方向駆動と左方向駆動のう
ち、当該位置ずれ量が小さくなる方の駆動方向を適時に
選択して、F/R信号を生成する。すなわち、位置ずれ
補正部5は、位置ずれ量検出/入力部4から入力される
位置ずれ量に基づいて、図3に示すように、LEDアレ
イ露光部LRy、LRm、LRc、LRkの各LEDブ
ロックLB1〜LBiを駆動する際の駆動方向である右
方向駆動(図3にF方向と図示)と左方向駆動(図3に
R方向と図示)のうち、当該位置ずれ量が小さくなる方
の駆動方向を選択して、F/R信号を生成する。位置ず
れ補正部5は、この駆動方向の選択を、画像形成装置1
の動作中においても適時に行って、後述するように、L
ED駆動部LDy、LDm、LDc、LDkにLEDア
レイを駆動させる。
【0045】そして、位置ずれ補正部5は、図2に示し
たように、当該生成したF/R信号に基づいて、LED
駆動部LDy、LDm、LDc、LDkの各LEDブロ
ックLB1〜LBiをF/R信号に応じた駆動方向で駆
動させるクロックCKをLED駆動部LDy、LDm、
LDc、LDkに出力する。
【0046】LED駆動部LDy、LDm、LDc、L
Dkは、デコーダ13から入力されるクロックCKに基
づいて、順番に各LEDブロックLB1〜LBiを駆動
する。
【0047】このように、本実施の形態の画像形成装置
1は、LEDアレイ露光部LRy、LRm、LRc、L
Rkの複数のLEDが列状に配設されたLEDアレイ
を、LED駆動部LDy、LDm、LDc、LDkで、
複数のLED毎に複数のLEDブロックLB1〜LBn
に分割して当該各LEDブロックLB1〜LBnを共通
の駆動回路群である駆動回路DB1〜DBnと駆動回路
DA1〜DAnで主走査方向に当該LEDブロックLB
1〜LBn毎に順番に駆動させて、各色の画像データで
変調した書込光を感光体ドラムに順次照射してカラー画
像を形成する。
【0048】このとき、各色の位置ずれ量を検出あるい
は入力操作する位置ずれ量検出/入力部4からの位置ず
れ量に基づいて、位置ずれ補正部5が、複数LEDブロ
ックLB1〜LBnに分割されたLEDアレイを主走査
方向の右方向に駆動する右方向駆動と逆方向である左方
向に駆動する左方向駆動のうち、各色のオフセットズレ
を除いた斜め方向の位置ずれ量が減少する方の駆動方向
を適時に選択して、LED駆動部LDy、LDm、LD
c、LDkに当該選択した駆動方向でLEDアレイをL
EDブロックLB1〜LBn毎に駆動させている。
【0049】したがって、LEDアレイの駆動方向を一
方向と逆方向の2通りから位置ずれ量が小さくなる方を
画像形成装置1の動作中であっても適時に選択してLE
Dアレイを駆動して、副走査方向で1ドット以内の厳密
な位置合わせを行うことができ、画質を向上させること
ができるとともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削減
して、画像形成装置1を安価なものとすることができ
る。
【0050】すなわち、複数の分割した各LEDブロッ
クLB1〜LBiの駆動順序を変えて、意図的に傾きの
異なる出力を行い、位置の斜めずれが小さくなる駆動順
序を位置ずれ補正部5で選択して、ダイナミック駆動に
よる駆動用IC削減の利点を維持しつつ、ダイナミック
駆動特有の出力を逆に利用して、副走査方向1ドット以
内の厳密な位置合わせを行うことができる。
【0051】図4及び図5は、本発明の記録ヘッド駆動
方式及び画像形成装置の第2の実施の形態を示す図であ
り、本実施の形態は、請求項3及び請求項4に対応する
ものである。
【0052】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態の図1に示した画像形成装置1と同様の画像形成装
置に適用したものであり、本実施の形態の説明において
は、上記第1の実施の形態と同様の構成部分には、同一
の符号を用いて説明する。
【0053】図4は、本実施の形態の画像形成装置20
の要部回路構成図であり、図1の書込バッファメモリB
Fy、BFm、BFc、BFk、LED駆動部LDy、
LDm、LDc、LDk及びLEDアレイ露光部LR
y、LRm、LRc、LRkに対して、本実施の形態の
場合の回路構成を、イエローの書込バッファメモリBF
y、LED駆動部LDy及びLEDアレイ露光部LRy
について示している。
【0054】すなわち、画像形成装置20は、図1の書
込バッファメモリBFyを構成する複数のシフトレジス
タSR1〜SRj、複数のラッチLH1〜LHj、LE
D駆動部LDyを構成するアンド回路AD1〜ADmと
駆動回路DA1〜DAmと駆動回路DB1〜DBi、複
数(iブロック)のLEDブロックLB1〜LBiに分
割されるとともに、各LEDブロックLB1〜LBiが
さらにj個の小ブロックに分割されたLEDアレイ露光
部LRy及び上記位置ずれ補正部5を構成する1/2分
周から1/j分周までの分周器BS2〜BSj、セレク
タ21、U/Dカウンタ22、タイミングコントローラ
23、U/Dカウンタ24及びデコーダ25等を備えて
いる。なお、他の色の書込バッファメモリBFm、BF
c、BFk、LED駆動部LDm、LDc、LDk及び
LEDアレイ露光部LRm、LRc、LRkについて
も、図示しないが、同様に構成されている。
【0055】シフトレジスタSR1〜SRjには、図1
の画像メモリ3から画像データ(DATA)が順次入力
されるとともに、コントローラ2からクロックCKが入
力され、シフトレジスタSR1〜SRjは、画像メモリ
3からの画像データを一時保持して、クロックCKに同
期して対応するラッチLH1〜LHjに出力する。
【0056】ラッチLH1〜LHjは、シフトレジスタ
SR1〜SRjから入力される画像データをラッチし
て、アンド回路AD1〜ADmに出力する。
【0057】アンド回路AD1〜ADmには、さらに、
タイミングコントローラ23からストローブ信号STB
が入力され、アンド回路AD1〜ADmは、ラッチLH
1〜LHjから入力されている画像データをストローブ
信号STBに同期して、駆動回路DA1〜DAmに出力
する。
【0058】タイミングコントローラ23には、LED
を位置ズレ量が最も減少する分割数を示す分割数信号と
ストローブ信号STBが入力されるとともに、U/Dカ
ウンタ22からのクロックCKが入力され、U/Dカウ
ンタ22には、クロックCKが入力されるとともに、L
EDブロックLB1〜LBiを右方向駆動で駆動させる
か、左方向駆動で駆動させるかを指示するF/R信号が
入力される。
【0059】この分割数は、大ブロックのLEDブロッ
クLB1〜LBiを、さらに小ブロックに分割する際の
分割数であり、「1」から最大「j」までの小ブロック
に分割する数である。この分割数は、位置ズレ補正部5
が位置ズレ量検出/入力部4から入力される位置ズレ量
に基づいて、この位置ズレ量が最も減少する分割数を決
定する。
【0060】U/Dカウンタ22は、F/R信号に基づ
いて、入力されるクロックCKをカウントアップあるい
はカウントダウンして、すなわち、F/R信号が右方向
駆動を示すF信号であると、アップカウンタとして動作
して、クロックCKをカウントアップし、F/R信号が
左方向駆動を示すR信号であると、ダウンカウンタとし
て動作して、クロックCKをカウントダウンし、タイミ
ングコントローラ23に出力する。
【0061】タイミングコントローラ23は、入力され
る分割数信号に応じて、U/Dカウンタ22から入力さ
れるクロックCKに同期させて、入力されているストロ
ーブ信号STBをアンド回路AD1〜ADmに順次出力
する。
【0062】アンド回路AD1〜ADmは、タイミング
コントローラ23から入力されるストローブ信号STB
に同期して、ラッチLH1〜LHjにラッチされている
画像データを駆動回路DA1〜DAmに出力し、駆動回
路(駆動回路群)DA1〜DAmは、i個の大ブロック
のLEDブロックLB1〜LBiに分割されるととも
に、i個のLEDがさらにj個の小ブロックに分割され
た各大ブロックのLEDブロックLB1〜LBiの対応
する位置のLEDに接続されている。
【0063】セレクタ21には、クロックCKが直接入
力されているとともに、分周器BS2〜BSjで、1/
2分周から1/j分周まで分周されたクロックCKが入
力され、さらに、分割数信号が入力され、セレクタ21
は、入力される分割数信号に応じて、当該分割数信号の
示している分割数で、各LEDブロックLB1〜LBi
を分割駆動するのに必要なクロックCKを、直接入力さ
れるクロックCKと各分周器BS2〜BSjから入力さ
れる分周クロックCKから選択して、U/Dカウンタ2
4に出力する。
【0064】U/Dカウンタ24は、アップ・ダウンカ
ウンタであり、U/Dカウンタ24には、LEDブロッ
クLB1〜LBiを右方向駆動で駆動させるか、左方向
駆動で駆動させるかを指示するF/R信号が入力される
とともに、上記セレクタ21からクロックCKまたは分
周クロックCKが入力される。U/Dカウンタ24は、
F/R信号に基づいて入力されるクロックCKまたは分
周クロックCKをカウントアップあるいはカウントダウ
ンして、すなわち、F/R信号が右方向駆動を示すF信
号であると、アップカウンタとして動作して、クロック
CKまたは分周クロックCKをカウントアップし、F/
R信号が左方向駆動を示すR信号であると、ダウンカウ
ンタとして動作して、クロックCKまたは分周クロック
CKをカウントダウンし、デコーダ13に出力する。
【0065】デコーダ25は、U/Dカウンタ24から
カウントアップあるいはカウントダウンされて入力され
るクロックCKまたは分周クロックCKをデコードし
て、駆動回路DB1〜DBiに順次出力する。
【0066】駆動回路(駆動回路群)DB1〜DBi
は、それぞれ大ブロックのLEDブロックLB1〜LB
i毎に、LEDブロックLB1〜LBiのさらに分割さ
れた小ブロックのコモン電極に接続されており、デコー
ダ25からの信号に基づいて対応するLEDブロックL
B1〜LBiにコモン信号を出力してLEDブロックL
B1〜LBiのLEDを駆動する。
【0067】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態の画像形成装置20は、各色のLEDアレイ
露光部LRy、LRm、LRc、LRkのLEDがi個
の大ブロックのLEDブロックLB1〜LBiに分割さ
れているとともに、各大ブロックのLEDブロックLB
1〜LBiがj個の小ブロックに分割されており、この
各色のLEDアレイ露光部LRy、LRm、LRc、L
RkのLEDを駆動するに際して、各色の位置ずれ量に
基づいて、大ブロックの各LEDブロックLB1〜LB
iを1〜j個の小ブロックのうち位置ズレ量が最も小さ
くなる分割数に分割して駆動するとともに、分割したL
EDを右方向駆動と左方向駆動のうち位置ずれ量が小さ
くなる方の駆動方向で駆動させるところにその特徴があ
る。
【0068】すなわち、画像形成装置20は、図4に示
したように、各LEDアレイ露光部LRy、LRm、L
Rc、LRkが複数(i個)のLEDブロックLB1〜
LBiに分割されているとともに、各LEDブロックL
B1〜LBiを位置ズレ量に応じて決定された分割数に
さらに分割し、書込バッファメモリBFy、BFm、B
Fc、BFkのシフトレジスタSR1〜SRjに入力さ
れた画像データをクロックCKに基づいてj個のラッチ
LH1〜LHjに順次出力し、ラッチLH1〜LHjで
ラッチして、分割数に応じたタイミングと、F/R信号
に応じてカウントアップあるいはカウントダウンされた
クロックCKに同期してタイミングコントローラ23か
ら出力されるストローブ信号STBに同期して、アンド
回路AD1〜ADmから駆動回路DA1〜DAmに出力
する。駆動回路DA1〜DAmが各LEDブロックLB
1〜LBiの対応する位置のLEDに画像データを出力
する。
【0069】一方、各LEDブロックLB1〜LBiに
駆動回路DB1〜DBiからコモン信号を出力して、上
記駆動回路DA1〜DAmと駆動回路DB1〜DBiで
各LEDブロックLB1〜LBiを当該ブロックのま
ま、あるいは、さらに小ブロックに分割して駆動する
が、この分割数及び駆動順序を位置ずれ補正部5で制御
する。
【0070】すなわち、カラー画像の形成に際して、画
像形成装置1は、位置ずれ量検出/入力部4で各色の画
像の位置ずれ量を検出して位置ずれ補正部5に出力し、
あるいは、入力操作された位置ずれ量を位置ずれ補正部
5に出力し、位置ずれ補正部5が当該入力される位置ず
れ量に基づいて、LEDアレイ露光部LRy、LRm、
LRc、LRkの各LEDブロックLB1〜LBiを駆
動する際の各LEDブロックLB1〜LBiの分割数
と、駆動方向である右駆動方向と左駆動方向のうち、当
該位置ずれ量が小さくなる方の駆動方向、を決定して、
分割数信号及びF/R信号を生成する。位置ずれ補正部
5は、この分割数の選択と駆動方向の選択を、画像形成
装置20の動作中においても適時に行って、後述するよ
うに、LED駆動部LDy、LDm、LDc、LDkに
LEDアレイを駆動させる。
【0071】すなわち、図5に分割数が「8」と「1
6」の場合を、F方向(右方向)とR方向(左方向)に
ついて示すように、各LEDブロックLB1〜LBiを
駆動する際のLEDの分割数(図5では、総分割数8と
総分割数16を表示)によって、主走査方向の線の傾き
が変化し、右方向駆動(図5にF方向と図示)と左方向
駆動(図5にR方向と図示)というLEDの駆動方向に
よって、主走査方向の線の傾斜方向が変化する。
【0072】そして、位置ずれ補正部5は、当該生成し
た分割数信号とF/R信号に基づいて、LED駆動部L
Dy、LDm、LDc、LDkの各LEDブロックLB
1〜LBiを、分割数信号に応じた数の分割数であっ
て、F/R信号に応じた駆動方向で分割・駆動させるス
トローブ信号STBを駆動回路DA1〜DAmに出力す
るとともに、分割数信号に応じた分割数であって、F/
R信号に応じた駆動方向で駆動させるクロックCKを駆
動回路DB1〜DBiに出力する。
【0073】LED駆動部LDy、LDm、LDc、L
Dkは、その駆動回路DA1〜DAmが、タイミングコ
ントローラ23から入力されるストローブ信号STBに
基づいて、各LEDブロックLB1〜LBiを分割数信
号に応じた数の分割数であって、F/R信号に応じた駆
動方向で分割・駆動させる駆動信号である画像データを
各LEDブロックLB1〜LBiのLEDに出力し、そ
の駆動回路DB1〜DBiが、デコーダ15から入力さ
れるクロックCKに基づいて、各LEDブロックLB1
〜LBiを分割数信号に応じた数の分割数であって、F
/R信号に応じた駆動方向で分割・駆動させる駆動信号
であるコモン信号をLEDブロックLB1〜LBiに出
力する。
【0074】このように、本実施の形態の画像形成装置
20は、LEDアレイ露光部LRy、LRm、LRc、
LRkの複数のLEDが列状に配設されたLEDアレイ
を、LED駆動部LDy、LDm、LDc、LDkが、
複数のLED毎に複数の大ブロックであるLEDブロッ
クLB1〜LBnに分割するとともに当該LEDブロッ
クLB1〜LBnを複数の小ブロックに分割して、当該
各小ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該小
ブロック毎に順番に駆動するとともに、LEDブロック
LB1〜LBnを共通の駆動回路群で主走査方向に当該
LEDブロックLB1〜LBn毎に順番に駆動させて、
各色の画像データで変調した書込光を感光体ドラムに順
次照射してカラー画像を形成するに際して、各色の位置
ずれ量を検出あるいは入力操作する位置ずれ量検出/入
力部4からの位置ずれ量に基づいて、位置ずれ補正部5
が、LEDブロックLB1〜LBnを分割する小ブロッ
クの分割数及びLEDブロックLB1〜LBnに分割さ
れるとともに当該小ブロックに分割されるLEDアレイ
を主走査方向の右方向と逆方向の左方向のいずれの方向
に駆動するかの駆動方向を、適時に選択して、LED駆
動部LDy、LDm、LDc、LDkに当該選択した分
割数及び駆動方向でLEDアレイを駆動させている。
【0075】したがって、LEDアレイのLEDブロッ
クLB1〜LBn内の小ブロックの分割数と駆動方向の
切り換えとを組み合わせて、位置ずれ量が最も小さくな
る分割数と駆動方向を、画像形成装置20の動作中であ
っても、適時に選択してLEDアレイを駆動して、副走
査方向で1ドット以内のより一層厳密な位置合わせを行
うことができ、画質をより一層向上させることができる
とともに、駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、画
像形成装置20を安価なものとすることができる。
【0076】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明の記録ヘッド駆動方
式によれば、複数の発光素子が列状に配設された発光素
子アレイを、複数の発光素子毎に複数のブロックに分割
して、各ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当
該ブロック毎に順番に駆動するに際して、複数ブロック
に分割された発光素子アレイを、主走査方向の一方向に
駆動する一方向駆動と、一方向とは逆方向に駆動する逆
方向駆動と、を適時に選択して駆動するので、発光素子
アレイの駆動方向を一方向と逆方向の2通りから位置ず
れ量が小さくなる方を選択して発光素子アレイを駆動し
て、副走査方向で1ドット以内の厳密な位置合わせを行
うことができ、画質を向上させることができるととも
に、駆動用IC等の駆動回路部品を削減して、安価なも
のとすることができる。
【0078】請求項2記載の発明の画像形成装置によれ
ば、光源として複数の発光素子が列状に配設された発光
素子アレイを、駆動手段で、複数の発光素子毎に複数の
ブロックに分割して当該各ブロックを共通の駆動回路群
で主走査方向に当該ブロック毎に順番に駆動させて、各
色の画像データで変調した書込光を感光体に順次照射し
てカラー画像を形成するに際して、各色の位置ずれ量を
検出あるいは入力操作する位置ずれ量検出/入力手段か
らの位置ずれ量に基づいて、補正制御手段が、複数ブロ
ックに分割された発光素子アレイを主走査方向の一方向
に駆動する一方向駆動と一方向とは逆方向に駆動する逆
方向駆動のうち、各色のオフセットズレを除いた斜め方
向の位置ずれ量が減少する方の駆動方向を適時に選択し
て、駆動手段に当該選択した駆動方向で発光素子アレイ
をブロック毎に駆動させるので、発光素子アレイの駆動
方向を一方向と逆方向の2通りから位置ずれ量が小さく
なる方を画像形成装置の動作中であっても適時に選択し
て発光素子アレイを駆動して、副走査方向で1ドット以
内の厳密な位置合わせを行うことができ、画質を向上さ
せることができるとともに、駆動用IC等の駆動回路部
品を削減して、画像形成装置を安価なものとすることが
できる。
【0079】請求項3記載の発明の記録ヘッド駆動方式
によれば、複数の発光素子が列状に配設された発光素子
アレイを、複数の発光素子毎に複数の大ブロックに分割
するとともに当該大ブロックを複数の小ブロックに分割
して、当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主走査方
向に当該小ブロック毎に順番に駆動するとともに、大ブ
ロックを共通の駆動回路群で主走査方向に当該大ブロッ
ク毎に順番に駆動するに際して、大ブロックを分割する
小ブロックの分割数及び大ブロックに分割されるととも
に当該小ブロックに分割される発光素子アレイを主走査
方向の一方向と当該一方向とは逆の逆方向のいずれの方
向に駆動するかの駆動方向を、適時に選択して駆動する
ので、発光素子アレイの大ブロック内の小ブロックの分
割数と駆動方向の切り換えとを組み合わせて、位置ずれ
量が最も小さくなる分割数と駆動方向を適時に選択して
発光素子アレイを駆動して、副走査方向で1ドット以内
のより一層厳密な位置合わせを行うことができ、画質を
より一層向上させることができるとともに、駆動用IC
等の駆動回路部品を削減して、安価なものとすることが
できる。
【0080】請求項4記載の発明の画像形成装置によれ
ば、光源として複数の発光素子が列状に配設された発光
素子アレイを、駆動手段が、複数の発光素子毎に複数の
大ブロックに分割するとともに当該大ブロックを複数の
小ブロックに分割して、当該各小ブロックを共通の駆動
回路群で主走査方向に当該小ブロック毎に順番に駆動す
るとともに、大ブロックを共通の駆動回路群で主走査方
向に当該大ブロック毎に順番に駆動させて、各色の画像
データで変調した書込光を感光体に順次照射してカラー
画像を形成するに際して、各色の位置ずれ量を検出ある
いは入力操作する位置ずれ量検出/入力手段からの位置
ずれ量に基づいて、補正制御手段が、大ブロックを分割
する小ブロックの分割数及び大ブロックに分割されると
ともに当該小ブロックに分割される発光素子アレイを主
走査方向の一方向と当該一方向とは逆の逆方向のいずれ
の方向に駆動するかの駆動方向を、適時に選択して、駆
動手段に当該選択した分割数及び駆動方向で発光素子ア
レイを駆動させるので、発光素子アレイの大ブロック内
の小ブロックの分割数と駆動方向の切り換えとを組み合
わせて、位置ずれ量が最も小さくなる分割数と駆動方向
を画像形成装置の動作中であっても適時に選択して発光
素子アレイを駆動して、副走査方向で1ドット以内のよ
り一層厳密な位置合わせを行うことができ、画質をより
一層向上させることができるとともに、駆動用IC等の
駆動回路部品を削減して、画像形成装置を安価なものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録ヘッド駆動方式及び画像形成装置
の第1の実施の形態を適用した画像形成装置の要部回路
ブロック図。
【図2】図1のイエローの書込バッファメモリ、LED
駆動部及びLEDアレイ露光部の詳細な回路ブロック
図。
【図3】図1の画像形成装置によるLEDブロックの駆
動方向の相違による主走査方向の直線の記録出力結果の
一例を示す図。
【図4】本発明の記録ヘッド駆動方式及び画像形成装置
の第2の実施の形態を適用した画像形成装置のイエロー
の書込バッファメモリ、LED駆動部及びLEDアレイ
露光部の詳細な回路ブロック図。
【図5】図4の画像形成装置によるLEDブロックの分
割数と駆動方向の相違による主走査方向の直線の記録出
力結果の一例を示す図。
【図6】従来の画像形成装置による主走査方向の直線の
記録結果の一例を示す図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 コントローラ 3 画像メモリ BFy、BFm、BFc、BFk 書込バッファメモリ LDy、LDm、LDc、LDk LED駆動部 LRy、LRm、LRc、LRk LEDアレイ露光部 4 位置ずれ量検出/入力部 5 位置ずれ補正部 LB1〜LBi LEDブロック 10 シフトレジスタ 11 ラッチ AD1〜ADm アンド回路 DA1〜DAm 駆動回路 DB1〜DBi 駆動回路 12 U/Dカウンタ 13 デコーダ 20 画像形成装置 SR1〜SRj シフトレジスタ LH1〜LHj ラッチ AD1〜ADm アンド回路 DA1〜DAm 駆動回路 DB1〜DBi 駆動回路 BS2〜BSj 分周器 21 セレクタ 22 U/Dカウンタ 23 タイミングコントローラ 24 U/Dカウンタ 25 デコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発光素子が列状に配設された発光素
    子アレイを、複数の前記発光素子毎に複数のブロックに
    分割して、前記各ブロックを共通の駆動回路群で主走査
    方向に当該ブロック毎に順番に駆動する記録ヘッド駆動
    方式において、前記複数ブロックに分割された前記発光
    素子アレイを、主走査方向の一方向に駆動する一方向駆
    動と、前記一方向とは逆方向に駆動する逆方向駆動と、
    を適時に選択して駆動することを特徴とする記録ヘッド
    駆動方式。
  2. 【請求項2】回転駆動され帯電部で一様に帯電された感
    光体に、光書込部から各色の画像データで変調した書込
    光を順次照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形
    成され感光体上に現像部で各色のトナーを順次供給して
    現像し、当該感光体上に形成された各色のトナー画像を
    転写部で記録紙に順次転写してカラー画像を形成し、前
    記光書込部が、光源として複数の発光素子が列状に配設
    された発光素子アレイを有する画像形成装置において、
    前記発光素子アレイを複数の前記発光素子毎に複数のブ
    ロックに分割して当該各ブロックを共通の駆動回路群で
    主走査方向に当該ブロック毎に順番に駆動する駆動手段
    と、各色の位置ずれ量を検出あるいは入力操作する位置
    ずれ量検出/入力手段と、前記位置ずれ量検出/入力手
    段からの前記位置ずれ量に基づいて、前記複数ブロック
    に分割された前記発光素子アレイを主走査方向の一方向
    に駆動する一方向駆動と前記一方向とは逆方向に駆動す
    る逆方向駆動のうち、各色のオフセットズレを除いた斜
    め方向の位置ずれ量が減少する方向の駆動方向を適時に
    選択して、前記駆動手段に当該選択した駆動方向で前記
    発光素子アレイを前記ブロック毎に駆動させる補正制御
    手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】複数の発光素子が列状に配設された発光素
    子アレイを、複数の前記発光素子毎に複数の大ブロック
    に分割するとともに当該大ブロックを複数の小ブロック
    に分割して、当該各小ブロックを共通の駆動回路群で主
    走査方向に当該小ブロック毎に順番に駆動するととも
    に、前記大ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向に
    当該大ブロック毎に順番に駆動する記録ヘッド駆動方式
    において、前記大ブロックを分割する前記小ブロックの
    分割数及び前記大ブロックに分割されるとともに当該小
    ブロックに分割される前記発光素子アレイを主走査方向
    の一方向と当該一方向とは逆の逆方向のいずれの方向に
    駆動するかの駆動方向を、適時に選択して駆動すること
    を特徴とする記録ヘッド駆動方式。
  4. 【請求項4】回転駆動され帯電部で一様に帯電された感
    光体に、光書込部から各色の画像データで変調した書込
    光を順次照射して静電潜像を形成し、当該静電潜像の形
    成され感光体上に現像部で各色のトナーを供給して現像
    し、当該感光体上に形成された各色のトナー画像を転写
    部で記録紙に順次転写してカラー画像を形成し、前記光
    書込部が、光源として複数の発光素子が列状に配設され
    た発光素子アレイを有する画像形成装置において、前記
    発光素子アレイを複数の前記発光素子毎に複数の大ブロ
    ックに分割するとともに当該大ブロックを複数の小ブロ
    ックに分割して、当該各小ブロックを共通の駆動回路群
    で主走査方向に当該小ブロック毎に順番に駆動するとと
    もに、前記大ブロックを共通の駆動回路群で主走査方向
    に当該大ブロック毎に順番に駆動する駆動手段と、各色
    の位置ずれ量を検出あるいは入力操作する位置ずれ量検
    出/入力手段と、前記位置ずれ量検出/入力手段からの
    前記位置ずれ量に基づいて、前記大ブロックを分割する
    前記小ブロックの分割数及び前記大ブロックに分割され
    るとともに当該小ブロックに分割される前記発光素子ア
    レイを主走査方向の一方向と当該一方向とは逆の逆方向
    のいずれの方向に駆動するかの駆動方向を適時に選択し
    て前記駆動手段に当該選択した分割数及び駆動方向で前
    記発光素子アレイを駆動させる補正制御手段と、を備え
    たことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231171A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Seiko Epson Corp ラインヘッドおよびそれを用いた画像形成装置
US7945179B2 (en) 2006-03-07 2011-05-17 Seiko Epson Corporation Driving method for light-emitting elements

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