JP2002120085A - 鉛無含有はんだ合金 - Google Patents

鉛無含有はんだ合金

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JP2002120085A
JP2002120085A JP2000311943A JP2000311943A JP2002120085A JP 2002120085 A JP2002120085 A JP 2002120085A JP 2000311943 A JP2000311943 A JP 2000311943A JP 2000311943 A JP2000311943 A JP 2000311943A JP 2002120085 A JP2002120085 A JP 2002120085A
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solder alloy
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S Fan Jennie
ジェニー・エス・ファン
Guo Zenfen
ゼンフェン・グオ
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Singapore Asahi Chemical and Solder Industries Pte Ltd
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H TECHNOL GROUP Inc
Singapore Asahi Chemical and Solder Industries Pte Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度、高疲れ抵抗及び高濡れ性の特性
を有する鉛無含有はんだ合金を提供すること。 【解決手段】 鉛無含有はんだ合金は、215℃より低
い融解温度を有し、実質的に、76〜96%の錫、0.
2〜2.5%の銅、2.5〜4.5%の銀、及び0より
多く12%までのインジウムからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、1998年12月31日に
出願された米国特許出願第09/224,323号の一部継続であ
る。本発明は、はんだ付け及びはんだによる相互接合に
利用される鉛無含有はんだ合金に関する。より具体的に
言えば、本発明は、錫、銅、銀、ビスマス、アンチモン
及び/又はインジウムを含み、175℃から215℃の
間に融解温度を有する鉛無含有組成物に関する。この合
金は、特に、超小型電子工学や電子工学の用途において
有効である。
【0002】
【従来技術及びその課題】電子産業における現在の成功
にも拘らず、Pb−Snはんだ合金は、鉛の毒性と地球
規模の展望における鉛使用の制限や禁止のために、限ら
れた将来に直面している。その結果、世界的な基盤にお
いて、Pb−Snはんだ合金に代わる適した鉛無含有の
代替品を見つけるために、多くの研究・開発がなされて
きた。その間に、集積回路(IC)とIC実装技術にお
ける継続した向上によって必要とされる、はんだ接合に
関する高まる性能レベルを満たすために、鉛無含有合金
の高強度と高い疲れ抵抗(fatigue resistance)が必要と
されている。
【0003】電子製造技術の階層構造において、はんだ
合金は、金属間に望ましいバンドを形成することによっ
て、基質(substrates)の次のレベルにむき出しのチッ
プや実装されたチップを冶金学的に接合するために使用
されている。Cu(銅)、Ag(銀)、Au(金)、P
d(パラジウム)、Ni(ニッケル)及びその他の金属
表面などの一般的に使用される金属パッドを有する、は
んだ合金の瞬時の流れと十分な濡れ(wetting)は、電
子システムに受け入れている強くない溶剤(フラック
ス)を使った高速自動製造工程における、信頼性のある
はんだ合金接合の組成物のための前提条件である。
【0004】表面実装技術は、現代電子工学を可能にす
る、より小さく、より密度が高く、より速いプリント基
板(PCB)の生産において、決定的な製造技術であっ
た。63Sn(錫)/37PbのPb−Sn共晶はんだ
は、電子アセンブリ、特に、表面実装プリント基板にお
いて最も広く使用される。このはんだは別の重要な物理
的性質、すなわち、適度な融解温度、特に、210℃未
満をもたらす。共晶組成物を除いた合金の融解温度は、
しばしば液相線及び固相線温度によって特定された範囲
にある。合金はその固相線温度で軟らかくなり始め、そ
の液相線温度で融解を終える。はんだ付けは、はんだ合
金の液相線温度より上の温度で実行されなければならな
い。
【0005】表面実装製造環境のための実用的なはんだ
付け工程の温度は、はんだ合金の液相線温度より少なく
とも25℃くらい上の温度に達することが可能であり、
例えば、210℃の液相線温度を有するはんだ合金は最
低限として235℃ではんだ付けされるであろう。高す
ぎる融解温度は、はんだ付けの間、電子装置とポリマー
を基にしたPCBを傷つけ、一方、低すぎる融解温度
は、はんだ接合の長期の使用に対し信頼性上の問題を生
じるので、はんだ合金の融解温度は重要である。FR−
4などの典型的なポリマーを基にしたPCBを含む回路
基板製造にとって、工程温度は、実質的に240℃を超
えることができない。従って、表面実装製造工程におい
て、63Sn/37Pbと機能を取り替えることができ
る鉛無含有はんだ合金は、215℃未満、好適には約2
10℃の液相線温度を有しなければならない。
【0006】はんだ接合は電気通信、コンピュータ、航
空電子工学、及び、自動電子工学等などの電子システム
において、電気、熱、及び、機械の相互接合として行わ
れる。耐用年数の間、はんだ接合は、温度変動、電源の
オンとオフ、及び/又は厳しい環境状態の結果として必
然的に熱応力に晒される。これは、システム中の半導
体、セラミック、金属、及び、ポリマーの相互接合され
た材料における不適当な組み合わせによる熱膨張ととも
に、はんだ接合の熱的・機械的疲れを招来する。電子配
線回路の構成要素の密度がますます高くなり、マイクロ
プロセッサーのクロック速度が常により高い頻度に達し
続けるため、電子システムの設計及びそれに使用される
材料への明らかな影響の1つは、ますます増加する熱放
散の問題を処理することである。
【0007】さらに、各PCB上のはんだ接合の数は増
え続ける。PCB上に何千ものはんだ接合が数千或いは
数万存在することも珍しくない。しかしながら、如何な
るはんだ接合のただ1つの故障もシステムの失敗をもた
らす。その結果、はんだ接合の強度と疲れ抵抗に関する
要求が高められる。ボールグリッド(格子)配列のよう
な高いピンカウント集積回路(IC)パッケージ、チッ
プスケールパッケージ(CSP)、そして、フリップチ
ップのようなダイレクトチップアタッチ技術における最
近の開発は、はんだ合金の疲れ抵抗における高性能をさ
らに要求する。
【0008】多くの鉛無含有はんだが、当業界において
提案されている。これらの鉛無含有合金の概要は、「モ
ダン・ソルダー・テクノロジー・フォー・コンペティテ
ィブ・エレクトロニクス・マニュファクチュアリング」
という本の第15章で概説されている。
【0009】「錫を基にした、鉛無含有、高温度、多成
分はんだ」に与えられたゴンヤ等の米国特許第5,328,66
0号は78.4Sn2Ag9.8Bi9.8Inの組成
物を説明 している。しかしながら、この合金の疲れ抵
抗は弱い。
【0010】「鉛無含有Sn−Ag−Cu三元合金の共
晶はんだ」に与えられたアンダーソン等の米国特許第5,
527,628号は、217℃の融解温度を有する93.6S
n4.7Ag1.7Cuの組成物を説明している。この
合金の融解温度はまだ比較的高く、その疲れ抵抗は、中
くらいである。
【0011】「合成はんだ」に付与されたルーシー等の
米国特許第5,520,752号は、86から9 7%のSn、
0.3から4.5%のAg、0から9.3%のBi、そ
して、0から5%のCuからなる鉛無含有はんだ合金を
説明している。その合金の疲れ抵抗は、中程度であるか
或いは低い。
【0012】「改良された機械特性を有する鉛無含有は
んだからなる製品」に付与されチェン等の米国特許第5,
538,686号は、173からl93℃までの融解温度を有
し、70%より多いSn、6から10%のZn、3から
l0%のIn、10%より少ないBi、5%より多いA
g、そして、5%より少ないCuからなる、鉛無含有は
んだ合金を説明している。この合金は、電子部品実装及
びアセンブリ製造環境下で典型的な基質を濡すことがで
きない。
【0013】「錫、銀、そしてインジウムを含む鉛無含
有合金」に与えられたスラッテリー等の米国特許第5,58
0,520号は、179から189℃までの融解温度を有す
る、77.2Sn2.8Ag20Inの組成物を説明し
ている。この合金の疲れ抵抗は、低い。
【0014】要約すると、これらの初期の鉛無含有はん
だは、それぞれ、電子部品実装とアセンブリの工業にお
いて、確かなはんだ接合を形成する際、少なくとも1つ
の領域が適切に機能しない。
【0015】
【発明の目的】従って、 鉛無含有はんだを提供するこ
とがこの本発明の主要な目的である。超小型電子工学や
電子工学の用途におけるますます不利で厳しい状態に耐
えるように、高強度と高い疲れ抵抗をもたらす鉛無含有
はんだを提供することが本発明の利点である。
【0016】主流の電子製造の役に立つ適度な融解温度
の範囲(175から210℃)を有する鉛無含有はんだ
を提供することが本発明のさらなる利点である。
【0017】電子製造に受け入れられない溶剤(フラッ
クス)なしに、丈夫で、信頼性のあるはんだ接合を形成
するように、超小型電子工学と電子部品製造分野におい
て、Sn、Cu、Ag、Au、Pd、及びNi等の共通
の金属基質を容易に濡らすことができる鉛無含有はんだ
合金を提供することがさらなる利点である。材料、工
程、及び構成要素において、大きな変更を必要としない
で、確立した電子製造工程と基礎構造に適応できる鉛無
含有はんだを提供することが本発明のさらなる利点であ
る。
【0018】本発明のさらなる目的と利点は、後述され
る説明に記載されており、その説明によって明らかにな
るか、又は、本発明の実施によって知られることもあろ
う。本発明の目的と利点は、特許請求の範囲において特
に指摘された手段と組合わせによって実現され、達成さ
れるであろう。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の目的に従って、ここに具体化され広く説明
されているよう、本発明のはんだ合金は、主要な成分と
してのSnと、有効な量のCu、Ag、Bi、In、及
びSbを有している。このはんだは、相溶性のある融解
温度、良い濡れ性(wetting ability)、高強度、そし
て、高い疲れ抵抗を示す。
【0020】
【発明の実施例】本発明の好適実施例に関して説明され
るが、本発明をその実施例に限定する意図はないことが
理解されるであろう。本発明は、確立されたプリント基
板製造の基礎構造との関係で相溶性のある融解温度を有
する、高強度、高い疲れ抵抗、及び高い濡れ性の鉛無含
有はんだ合金を提供する。本発明のはんだ合金は、約7
6から96重量%のSn、0.2から2.5重量%のC
u、2から4.5重量%のAg、0から12重量%のI
n、0から5.0重量%のBi、及び 0から2重量%
のSbを含む。好適には、その組成物は、少なくとも
2.0重量%のInを含むであろう。好適には、その組
成物は少なくとも0.5重量%のBiを含むであろう。
好適には、その組成物は、0重量%を超えるSbを含む
であろう。より好適には、0.01重量%を超えるSb
を含むであろう。
【0021】特に好適な形態では、本発明は、約81か
ら93%のSn、0.2から1.0%のCu、2.5か
ら4.5%のAg、及び6から12%のInを含む。本
発明のさらなる好適形態では、組成物は、約81から9
0%のSn、>0から1.0%のCu、2.5から4.
5%のAg、6から12%のIn、及び>0%のSbを
含む。本発明の代替的実施例は、81から85%のS
n、>0から1.0%のCu、2.5から4.5%のA
g、6%から12%のIn、及び0.5から3.5%の
Biを含む組成物である。1つの追加実施例は90から
96%のSn、>0から2.5%のCu、2.0から
3.5%のAg、及び0.5から5.0%のBiを含む
組成物である。説明と特許請求の範囲において、別途、
特定されない限り、あらゆる含有比率は重量に基づく。
【0022】適切な割合で組合わされたCuとAgが疲
れ抵抗を増加させるだけではなく、融解温度をも下げる
ことが発見されている。本発明の好適な形態では、Cu
単独で0.5%が、合金の融解温度を下げるために最も
効果的な量である。0.5から2.5%のCuで、合金
の融解温度の変化は、1℃以内である。2.5%より多
いCuは、溶融状態の流動性を遅くし、キャスティング
の欠陥を惹き起こす。例えば、0.5%のCuでの合金
(83.4Sn/0.5Cu/4.1Ag/12In)
の融解温度(185−195℃)は、Cuなしの合金
(83.9Sn/4.1Ag/12In)の融解温度
(190−200℃)より約5℃低い。0.5%のCu
での合金(87.4Sn/0.5Cu/4.1Ag/8
In)の融解温度(195−201℃)は、2%のCu
での合金(87Sn/2Cu/3Ag/8In)の融解
温度(195−201℃)と同じである。0.5%のC
u単独は、疲れ抵抗を高めるためにも最も効果的な量で
ある。さらに約2%までCuを増加していくと、可塑性
が直線的に低下し、疲れ寿命が指数関数的に低下する。
例えば、0.5%のCuでの合金(87.4 Sn/
0.5Cu/4.1Ag/8In)の可塑性と疲れ寿命
は、1.6%のCuでの合金(86.1Sn/1.6C
u/4.3 Ag/8In)の可塑性よりも206%高
く、その疲れ寿命よりも146%高い。0.5%のCu
での合金(83.4Sn/0.5Cu/4.1Ag/1
2In)の可塑性と疲れ寿命は、1.5%のCuでの合
金(82.4Sn/1.5Cu/4.1Ag/12I
n)の可塑性より250%高く、その疲れ寿命より17
4%高い。
【0023】Ag単独で約3%が、合金の融解温度を下
げるために最も効果的な量である。3から4.5%のA
gでの合金の融解温度の変化は1℃以内である。例え
ば、3%のAgでの合金(88.5Sn/0.5Cu/
3Ag/8In)の融解温度(196−202℃)は、
Agなしの合金(91.5Sn/0.5Cu/8In)
の融解温度(208−212℃)より約10℃低いが、
4.1%のAgでの合金(87.4Sn/0.5Cu/
4.1Ag/8In)の融解温度(195−201℃)
と同じである。
【0024】Inの追加は、約12%まで、重量%につ
き約1.8℃の割合で融解温度を直線的に低下させる。
合金の強度が直線的に低下し、疲れ寿命が約8%までI
nとともに指数関数的に増加する。8から10%のIn
は、優れた疲れ抵抗のために最適の量である。例えば、
8%のInでの合金(87.4Sn/0.5Cu/4.
1Ag/8In)は、4%のInでの合金(91.4S
n/0.5Cu/4.1Ag/4In)より6℃低い融
解温度、126%高い強度、及び175%高い疲れ寿命
を有する。l2%のInは、113℃において、より軟
らかいInの第2相の認識可能な発生に重要なポイント
となる。例えば、12%のInでの合金(83.4Sn
/O.5Cu/4.1Ag/12In)は、10%のI
nでの合金(85.4Sn/0.5Cu/4.1Ag/
10In)より、219%低い疲れ寿命と118%低い
強度を有する。
【0025】相対的なより高い容量(6−12%)のI
nを含む合金は、いくつかの重要な用途に許容できる疲
れ抵抗を有する最も低い可能な融解温度のために、Bi
によってさらに強化されることが可能である。例えば、
12%のIn及び2.2%のBiでの合金(82.3S
n/0.5Cu/3Ag/2.2Bi/12In)は、
Biを含まない12%のInでの合金(83.4Sn/
0.5Cu/4.1Ag/12In)より、130%高
い強度と約2℃低い融解温度(183−193℃)を有
する。Biの最大限の可能な含有量は許容できる可塑性
と疲れ抵抗のために、5%未満であるべきである。例え
ば、合金(79.5Sn/0.5Cu/3Ag/5Bi
/12In)の可塑性と疲れ寿命は、63Sn/37P
bのそれらより劣るレベルまで著しく低下する。
【0026】融解温度を著しく上げないで、より高い疲
れ抵抗を達成するように、Inを含むはんだ合金は、少
量のSb、すなわち、0.5%によってさらに強化され
ることもできる。例えば、12%のInと0.5%のS
bでの合金(84Sn/0.5Cu/3Ag/2.2B
i/12In/0.5Sb)は、Sbを含まない12%
のInでの合金(83.4Sn/0.5Cu/4.1A
g/12In)より113%高い強度と160%高い疲
れ寿命を有する。しかしながら、Inを含む合金にとっ
て高すぎるSbは、融解温度を高くし、可塑性と疲れ寿
命を減少させ、Cuに対する濡れ性を下げるであろう。
例えば、12%のInと0.50%のSbでの合金(8
4Sn/0.5Cu/3Ag/12In/0.5Sb)
は、2%のSbでの合金(82.5Sn/0.5Cu/
3Ag/12In/2Sb)より、4℃低い融解温度、
212%高い可塑性、及び125高い疲れ寿命を有す
る。
【0027】根底にあるメカニズムの観点から言うと、
Cu、Ag、そして、Sbは、すべて、Snとともに金
属間化合物を形成する金属である。CuはCu6Sn5
子を形成し、AgはAg3Sn粒子を形成し、SbはS
nSbの立方晶系粒子を形成する。それらの金属間化合
物からなる粒子自体は、Snマトリックスよりもはるか
に強く、疲れ亀裂が広がることに対する有効なブロック
である。間接的に、多種の金属間化合物粒子が形成され
ることは、より微細なSnマトリックス粒子構造を仕切
ることになる。金属間化合物で誘発された、Snマトリ
ックス中のより微細な粒子は、粒子の境界での滑りを促
進し、疲れ寿命を向上させる。
【0028】Inは、代用の溶質原子(solute atom)と
してSnマトリックスの結晶格子に入る。In溶質は、
より高い疲れ破壊容量(fatigue fracture capacity)を
もたらすように、固溶体を補強し、より細かい滑り特性
を促進させる。
【0029】Biは、代用の溶質原子としてSnマトリ
ックスの結晶格子に約1重量%まで入る。Biが約1重
量%を超えると、Biは第2相粒子として析出するであ
ろう。従って、Biは固溶体補強と析出物補強の両方を
もたらす。また、Bi溶質が補強をする部分は、Snマ
トリックスにおける、より高い疲れ破壊容量のために、
より細かい滑り特性をも促進させるはずである。
【0030】2.5から3.5%のAgの容量は、如何
なるその他のInを含むシステムのための2.5から
4.5%のAgと比べても、Sn/Cu/Ag/Biシ
ステムのはんだ合金にとって重要である。Sn/Cu/
Ag/Biシステムの3.5を超えたAgの容量は、合
金の脆さを惹き起こす。例 えば、3.1%のAgでの
合金(93.3Sn/0.5Cu/3.1Ag/3.1
Bi)の疲れ寿命は、4.7%のAgでの合金(90.
5Sn/1.7Cu/4.7Ag/3.1Bi)よりも
約152%高く、可塑性は138%高い。2.5%のA
gの容量は優れた疲れ抵抗を提供するための最少限であ
る。2.5%未満では、疲れ抵抗が下がる。例えば、合
金93.3Sn/0.5Cu/3.1Ag/3.1Bi
と92.2Sn/1.5Cu/3.2Ag/3.1Bi
と9l.5Sn/2Cu/3.4Ag/3.1 Biの
疲れ寿命は、それぞれ2%のAgでの合金(93Sn/
2Cu/2Ag/3Bi)のものよりも約538%、3
66%、及び26l%高い。
【0031】しかしながら、如何なるその他のInを含
むシステムにおいても、Inは、AgIn2の金属間化
合物、或いは、AgSnlnの3元金属間化合物をも形
成するように、Agと反応したり、或いは、いくらかの
Agを吸収するであろう。従って、如何なるその他のI
nを含むシステムにおけるAgの最大容量は、良い可塑
性と疲れ寿命のために4.5%であることが許容され
る。如何なるより高い含有量も、融解温度をさらに低下
させないが、脆さを増加させるであろう。例えば、同じ
融解温度では、合金(84Sn/.5Cu/13Ag/
12/.5Sb)の可塑性が、合金(81.1Sn/
1.7Cu/4.7Ag/12In/.5Sb)よりも
131%高い。
【0032】参考として述べると、63Sn/37Pb
はんだの融解温度が約183℃で測定され、その最大引
張強度が47MPaであり、0.2%のひずみでの低周
波疲れ寿命が3650サイクルであるものと信じられ
る。公知のはんだ合金99.3Sn0.7Cuの融解温
度、引張強度、及び疲れ寿命は、それぞれ、227℃、
24Mpa、及び1125サイクル24である。公知の
はんだ合金96.5Sn3.5Agの融解温度、引張強
度、及び疲れ寿命は、それぞれ、221℃、35Mp
a、及び4186サイクルである。
【0033】本発明のはんだ合金は、少なくとも50M
pa、好適には、60Mpaの引張強度、少なくとも約
5,000サイクル、好適には、約10,000の0.
2%のひずみにおける低周波疲れ寿命、約175から2
15℃、好適には、210℃より低い固相線融解温度、
約185から215℃、好適には、210℃より低い液
相線融解温度を示す。
【0034】本発明の好適実施例において、約87.4
%のSn、0.5%のCu、4.1%のAg、及び8%
のInを含むはんだ合金が提供される。その合金は、1
95℃から201℃の間の融解温度を有する。その合金
の引張強度と疲れ寿命は、それぞれ、63MPaと17
152サイクルである。本発明の疲れ寿命は63Sn/
37Pbのものより470%高く、引張強度は63Sn
/37Pbのものより134%高い。
【0035】本発明の1つの好適実施例において、約8
5.4%のSn、0.5%のCu、4.l%Ag、及び
10%のInを含むはんだ合金が提供される。その合金
は、約194℃から199℃の融解温度を有する。その
合金の引張強度と疲れ寿命は、それぞれ、66MPaと
l7378サイクルである。本発明の合金の疲れ寿命は
63Sn37Pbのものより476%高く、引張強度は
63Sn/37Pbのものより140%高い。
【0036】本発明の別の好適実施例では、約84%の
Sn、0.5%のCu、3%のAg、0.5%のSb、
及び12%のInを含むはんだ合金が提供される。その
合金は、約186℃からl96℃の融解温度を有する。
その合金の引張強度と疲れ寿命は、それぞれ、58MP
aと12345サイクルである。本発明の疲れ寿命は6
3Sn37Pbのものより338%高く、引張強度は6
3Sn/37Pbのものより123%高い。
【0037】本発明のまた別の好適実施例では、約8
2.3%のSn、0.5%のCu、3%のAg、2.2
% のBi、及び12%のInを含むはんだ合金が提供
される。その合金は、約183℃から193℃の融解温
度を有する。その合金の引張強度と疲れ寿命は、それぞ
れ、77MPaと8722サイクルである。本発明の疲
れ寿命は63Sn37Pbのものより239%高く、引
張強度は63Sn/37Pbのものより164%高い。
【0038】本発明のさらに別の好適実施例では、約9
2%のSn、2%のCu、3%のAg、及び3%のBi
を含むはんだ合金が提供される。その合金は、約209
℃から212℃の融解温度を有する。その合金の引張強
度と疲れ寿は、それぞれ、89MPaと8135サイク
ルである。本発明の疲れ寿命は63Sn37Pbのもの
より223%高く、引張強度は63Sn/37Pbのも
のより189%高い。
【0039】本発明のさらなる別の好適実施例におい
て、約83.4%のSn、0.5%のCu、4.1%
のAg、及び12%のInを含むはんだ合金が提供され
る。その合金は、約185℃から195℃の融解温度を
有し、その合金の張力強度と疲れ寿命は、それぞれ、5
6MPaと7,950サイクルである。本発明の疲れ寿
命は63Sn37Pbのものより218%高く、引張強
度は63Sn/37Pbのものより119%高い。
【0040】上述の各実施例において、濡れバランステ
スト(図1)によって証明されたとおり、米国規格協会
のANSI−STD−002とANSI−STD−00
3のような工業規格に関する濡れ力の条件を凌ぎ、瞬時
の流れと堅固な接合が起こった。濡れ溶剤(フラック
ス)は、非活性ロジン、或いは、穏やかな活性ロジン、
或いは、ノークリーンのフラックスであった。
【0041】ANSI−STD−002とANSI−S
TD−003に関する濡れ性、2.0秒(F1)と5.
0秒(F2)における濡れ性は4.809mNを超え、
最大の濡れ性の2/3に達するための濡れ時間
(t2/3)は1.0秒もかからないであろう。図1に示
された例として、本発明の組成物、82.3%Sn0.
5%Cu3%Ag2.2%Bi12%Inのはんだ合金
は、 F1=5.98mN F2=6.10mN t2/3=0.72秒 ディウェッティング(dewetting)=0% を示した。
【0042】本発明の上記鉛無含有はんだ合金は、当業
者ではよく知られている一般的な加熱技術によって、主
要な成分を溶融状態で調製することができる。また、こ
の合金は、ペースト、パウダー、棒、そして、ワイヤー
等の様々な物理的形状において、或いは、還流炉でのは
んだ付け、ウエーブ機械でのはんだ付け、そして、手動
でのはんだ付け等の如何なるはんだ付け工程において、
或いは、様々な接合や被覆技術等の如何なる製造分野に
おいても、利用されることが可能である。
【0043】本発明はその好適実施例に関して説明され
たが、その変形や改良は当業者に明らかであることが理
解されるであろう。前述の開示が、本発明の範囲を限定
する意図はなく、また、そのように解釈されるべきでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 235℃におけるCuクーポン上のはんだ合
金82.3SnO.5Cu3Ag2.2Bi12Inの
濡れ力(mN)と濡れ時間の関係を示すグラフ。
フロントページの続き (71)出願人 596174101 シンガポール・アサヒ・ケミカル・アン ド・ソルダー・インダストリーズ・ピーテ ィーイー・リミテッド Singapore Asahi Che mical & Solder Indu stires Pte.Ltd. シンガポール国 2260 パンダン・ロード 47 (72)発明者 ジェニー・エス・ファン アメリカ合衆国オハイオ州44022、モアラ ンド・ヒルズ、スリー・ケーブルノール・ レーン(番地なし) (72)発明者 ゼンフェン・グオ アメリカ合衆国オハイオ州44139、ソロン、 ビー3、パーク・イースト・ドライブ 34300 Fターム(参考) 5E319 AC01 BB01 BB08 BB10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約215℃より低い液相線融解温度を有
    する、実質的に、76%から96%のSn、0.2%か
    ら2.5%のCu、2.5%から4.5%のAg、及び
    >0%から12%のInからなる、鉛無含有はんだ合
    金。
  2. 【請求項2】 8%までのInを含む、請求項1の鉛無
    含有はんだ合金。
  3. 【請求項3】 76%から96%のSn、0.2%から
    1.0%のCu、2.5%から4.5%のAg、及び6
    %から12%のInからなる、請求項1の鉛無含有はん
    だ合金。
  4. 【請求項4】 はんだ合金組成物が約87.4%のS
    n、約0.5%のCu、約4.1%のAg、及び約8%
    のInからなる、請求項1の鉛無含有はんだ合金。
  5. 【請求項5】 はんだ合金組成物が約85.4%のS
    n、約0.5%のCu、約4.1%のAg、及び約10
    %のInからなる、請求項1の鉛無含有はんだ合金。
  6. 【請求項6】 はんだ合金組成物が約83.4%のS
    n、約0.5%のCu、約4.1%のAg、及び約12
    %のInからなる、請求項1の鉛無含有はんだ合金。
  7. 【請求項7】 実質的に、76%から96%のSn、
    0.2%から2.5%のCu、2.5%から4.5%の
    Ag、>0%から12%のIn、及び>0%から2%の
    Sbからなる、鉛無含有はんだ合金。
  8. 【請求項8】 約215℃より低い液相線融解温度を有
    し、実質的に、76%から96% のSn、0.2%か
    ら2.5%のCu、2.5%から4.5%のAg、>0
    %から12%のIn、及びO.5%から5.0%のBi
    からなる、鉛無含有はんだ合金。
  9. 【請求項9】 実質的に、76%から96%のSn、
    0.2%から2.5%のCu、2.5%から4.5%の
    Ag、>0%から12%のIn、0.5%から5.0%
    のBi、及び>0%から2%のSbからなる、鉛無含有
    はんだ合金。
  10. 【請求項10】 実質的に、76%から96%のSn、
    0.2%から2.5%のCu、2.0%から3.5%の
    Ag、及び0.5%から5.0%のBiからなる、鉛無
    含有はんだ合金。
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