JP2002119555A - リハビリテーション装置 - Google Patents

リハビリテーション装置

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JP2002119555A
JP2002119555A JP2000313896A JP2000313896A JP2002119555A JP 2002119555 A JP2002119555 A JP 2002119555A JP 2000313896 A JP2000313896 A JP 2000313896A JP 2000313896 A JP2000313896 A JP 2000313896A JP 2002119555 A JP2002119555 A JP 2002119555A
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rehabilitation device
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joint
rehabilitation
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JP2000313896A
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English (en)
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Masakazu Hasegawa
政和 長谷川
Kenichi Nakatsuka
健一 中塚
Koichi Kobayashi
孝一 小林
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RIBAAFASSHON KK
Original Assignee
RIBAAFASSHON KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者の下肢及び上肢の受動的関節運動を行う
リハビリテーション装置の小型軽量化を図る。 【解決手段】 装置本体1内の往復運動機構部2によ
り、下肢または上肢を固定した台部材3の往復運動を行
い、股、膝、足または肩、肘、手の屈曲及び伸展を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能障害が生じた
患者の下肢及び上肢の受動的関節運動を行うリハビリテ
ーション装置に係り、特に小型軽量で安価なリハビリテ
ーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】急性の脳血管機能障害や背推機能障害が
生じた患者では、下肢及び上肢の麻痺が発生し、受動的
関節運動が不足すると、下肢における肢関節、膝関節及
び足首関節、上肢における肩関節、肘関節及び手首関節
の硬直や筋萎縮が発生しやすい。この結果、患者が長期
間寝たきりの状態となり、辱創を生ずることがある。従
って、このように状況が悪化する前に各関節への適切な
リハビリテーション治療を行うことが望ましい。
【0003】このため従来から種々のリハビリテーショ
ン装置が提案されている。例えば特公平6−20478
号公報に記載された下肢機能訓練装置は、ベースに大腿
支持体と脛部支持体とからなる関節装置を装着し、ベー
スに基準水平軸を中心として回動自在にビームを設け、
このビームを駆動手段により回動させてビームに連結さ
れた脛部支持体の末端部をベースの支持面上で載置しつ
つ走行させるようにしたものである。
【0004】また特開平6−105877号公報に記載
された膝蓋骨訓練装置は、膝蓋骨に接触する接触パット
により膝の伸展時には膝蓋骨を上へ押し、膝の伸展時に
は膝蓋骨を下へ押す運動を連続的に行なうようにしたも
のである。
【0005】さらに特開平11−70148号公報に記
載された麻痺した下肢のリハビリテーション装置は、縦
方向スライドレールを回転駆動する球面継手により、大
腿部を内向き引込み及び外向き伸張の往復運動させるよ
うにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の各
公報に記載された従来のリハビリテーション装置は、複
雑な機構であり価格も高く高価になるという問題があっ
た。このため患者自身が購入して自宅で治療することは
困難であった。また従来のリハビリテーション装置は下
肢の治療を行うものが多く、上肢の治療については配慮
されていなかった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、下肢及び上肢の治療を行うことのできる、小型
軽量で安価なリハビリテーション装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、下肢または上肢の受動的関節運動を行うリハビリテ
ーション装置であって、水平位置、垂直位置及び傾斜位
置に於いて使用可能な装置本体と、該装置本体に移動可
能に設けられ、前記下肢または上肢が装着される台部材
と、前記装置本体に設けられ、前記台部材を所定距離範
囲内で往復移動させる往復運動機構部とを備えることを
特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記台部材の移
動量は、前記往復運動機構部に設けられ、下肢関節また
は上肢関節の最大可動範囲を超えない範囲に規制する移
動量調整部により規制されることを特徴とする.
【0010】請求項3に記載の発明は、前記台部材に膝
下部及び足部が装着でき、かかと近傍に回転中心を持つ
L形の保持具を回動可能に設けたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記台部材また
は保持具の表面に、患者が装着する専用靴または専用手
袋を着脱可能に固定する接着部材を設けたことを特徴と
する。
【0012】請求項5に記載の発明は、前記装置本体の
左右両側面に、それぞれ一端にゴム足が装着されたアー
ムの他端を回動及び固定可能に設けたことを特徴とす
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記往復運動機
構部は、モータによって回転駆動される送りネジと、該
送りネジに螺合し案内レールにより軸方向に案内され前
記台部材が固定されたスライドテーブルとからなること
を特徴とする.
【0014】請求項7に記載の発明は、前記往復運動機
構部は、空気圧によりシリンダチューブ内で移動するピ
ストンを有するロッドレスシリンダを備え、前記台部材
を前記ピストンに固定したことを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記装置本体内
に前記往復運動機構部の速度、トルク、ストローク及び
動作時間のうち少くとも1つを設定する調節ツマミと、
装置の起動停止を行うボタンとからなる制御部を設けた
ことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記調節ツマミ
及びボタンを、前記装置本体に電気的に接続され本体外
に配置されたリモートコントロールボックスに設けたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、上肢の受動的
関節運動を行うリハビリテーション装置であって、一端
が装置本体に固定されたリハビリテーションユニットの
本体に回動可能に取り付けられ、他端に手指が装着され
る支軸が連結された伸縮自在の駆動アームと、一端が前
記ユニット本体に回動可能に取り付けられ、他端が前記
駆動アームの前記支軸側の一端に連結された、複数個の
関節部を介して屈曲可能な揺動運動アームと、前記駆動
アームを前記ユニット本体側の一端を中心として回動駆
動する駆動機構とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、前記駆動機構
は、前記装置本体内に設けられ、往復運動機構部によっ
て所定距離範囲内で往復移動する台部材と、該台部材に
固定され往復移動方向に設けられたラック歯車と、前記
駆動アームの前記ユニット本体側の一端に固定され前記
ラック歯車との噛合するピニオン歯車とからなることを
特徴とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、前記装置本体
に、前記駆動機構を被覆するカバーを取り付けたことを
特徴とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、前記駆動機構
は、前記駆動アームの前記ユニット本体に回動可能に取
り付けられた一端と連結する回転軸を有するモータを備
え、該モータの回転により前記駆動アームを回動駆動す
るようにしたことを特徴とする。
【0021】請求項14に記載の発明は、前記ユニット
本体または前記カバーの前記手指が装着される支軸に対
向する位置に、手関節の内側部を支持する手関節受け具
及び前腕部を支持する前椀台のうち少くとも一方を設け
たことを特徴とする。
【0022】請求項15に記載の発明は、前記駆動機構
の速度、トルク、ストローク及び動作時間のうち少くと
も1つを設定する調節ツマミと、駆動機構の起動停止を
行うボタンを有する制御部を設けたことを特徴とする。
【0023】請求項16に記載の発明は、前記調節ツマ
ミ及びボタンを、前記装置本体に電気的に接続され本体
外に配置されたリモートコントロールボックスに設けた
ことを特徴とする。
【0024】請求項17に記載の発明は、前記駆動アー
ムの先端に設けられた支軸に手指を装着するときに用い
られ、内部に緩衝材が挿入された専用手袋を備えること
を特徴とする。
【0025】請求項1に記載の第1の発明によるリハビ
リテーション装置においては、下肢または上肢を装置本
体に設けられた台部材上に装着し、往復運動機構部によ
り台部材を所定距離範囲内で往復移動させることによ
り、患者の下肢の股関節、膝関節及び足首関節、患者の
上肢の肩関節、肘関節及び手首関節に、適切な負荷を適
切な時間かけ、受動的関節運動を援助することができ
る。
【0026】請求項10に記載の第2の発明によるリハ
ビリテーション装置においては、駆動アームの支軸に手
指を装着し、駆動機構により駆動アームを回転駆動する
ことにより、患者の上肢の指関節に適切な負荷を適切な
時間かけ、受動的関節運動を援助することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリハビリテーショ
ン装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の第1の発明のリハビリテー
ション装置の構成例を示す全体外観斜視図である。図1
において、角函状の装置本体1内には後述する往復運動
機構部2が内蔵されている。装置本体1の上面中心には
長手方向に矩形状の開口部1aが形成されており、装置
本体上面には開口部1aを介して往復運動機構部2によ
り往復移動される台部材3が摺動自在に設けられてい
る。台部材3上には下肢または上肢を固定する接着部材
からなる固定用バンド4が取り付けられている。
【0029】装置本体1の底面にはL字型のゴム足5が
底面及び側面に沿って取り付けられている。また装置本
体1の長手方向の両側面には、一端にアームゴム足6が
設けられた後述するアーム7の他端が回動可能に取り付
けられている。アーム7は固定用ネジ8により装置本体
1の側面に固定される。符号9は往復運動機構部2に設
けられた移動量調節部としての位置決めセンサであり、
台部材3のストロークを調節する。
【0030】装置本体1にはケーブル10を介して往復
運動機構部2の動作を遠隔操作するリモートコントロー
ルボックス11が接続されている。リモートコントロー
ルボックス11には動作を開始するときに押すスタート
ボタン12、動作を停止するときに押すストップボタン
13、速度を所定範囲で調節する速度調節ツマミ14、
トルクを所定範囲で調節するトルク調節ツマミ15、動
作時間を所定範囲で調節する動作時間調節ツマミ16、
装置本体1に電源を供給する電源コンセント17が設け
られている。なお、ストップボタン13は緊急停止時の
操作性を考慮して大きな形状となっている。
【0031】符号18、19は後述する第2の発明のリ
ハビリテーション装置に於いて用いられるそれぞれラッ
ク歯車固定ネジ孔及びユニット本体固定ネジ孔である。
【0032】図2は往復運動機構部2の一例の構成を示
す外観斜視図である。図2において、基板20の両端に
はそれぞれエンドブラケット21と図示しないモータを
保持するモータ側ブラケット22が設けられている。ブ
ラケット21、22間には前記モータにより回転駆動さ
れる送りネジ23が回転自在に配設されており、送りネ
ジ23には、送りネジ23に噛合するナット部材24を
有するスライドテーブル25が装着されている。
【0033】スライドテーブル25は基板20の両側に
平行に設けられた案内レール26に案内され、送りネジ
23の回転により移動する。このとき動力源としてDC
モータを使用した場合には、モータに加える電圧を制御
することで送りネジ23の回転数、すなわちスライドテ
ーブル25の移動速度を調節することができ、電流を制
御することでトルクを調節することができる。なお符号
27、28はそれぞれブラケット21、22に設けら
れ、スライドテーブル25の移動端を規制するストッパ
である。
【0034】図3は往復運動機構部2の他の一例の構成
を示す外観斜視図である。この例は空気圧を動力源とし
た公知のロッドレスシリンダ方式の機構を用いている。
この種のロッドレスシリンダとしては特開平5−106
611号公報や特開平9−210012号公報などに記
載されたものが公知である。図3において、長尺で中空
状のシリンダチューブ29内には図示しないピストンが
軸方向に摺動自在に設けられている。シリンダチューブ
29の両端にはそれぞれエア注入口30a、31aが形
成されたエンドキャップ30、31が固定されている。
シリンダチューブ29の上面には図示しないスリットが
軸方向に形成されており、前記ピストンと一体的に構成
された図示しないヨークが前記スリットから外部に突出
している。このヨークの突出端には案内溝32、33に
案内されて軸方向に移動可能なスライドテーブル34が
取り付けられている。またスリットはシールベルト35
により気密にシールされている。
【0035】上記のように構成されたロッドレスシリン
ダにおいて、エア注入口30a、31aのいずれか一方
にエアを供給することにより、ピストンが往復運動し、
ピストンにヨークを介して取り付けられたスライドテー
ブル34の往復移動が可能となる。なお図2に示すスラ
イドテーブル25及び図3に示すスライドテーブル34
には、それぞれ図1に示す台部材3が取り付けられる。
【0036】図4は、図1に示すアーム7の装置本体1
の側面への取付構造を示す分解斜視図である。装置本体
1の両側面の一端にはそれぞれアーム固定基部36が取
り付けられており、そのほぼ中心にはアーム7を装置本
体1に固定する固定用ネジ8のネジ孔36aが形成され
ている。またアーム固定基部36には3本の位置決めピ
ン36b、36c、36dがそれぞれネジ孔36aから
等しい距離の位置に立設されている。一方、アーム7の
一端近傍には固定用ネジ8が挿通されるネジ用孔7a
と、位置決めピン36b、36c、36dのいずれか一
本が嵌合する位置決め用孔7bとが、幅方向の中心線上
に形成されている。
【0037】上記のように構成されたアーム7の取付構
造において、図1に示すようにアーム7を装置本体1の
側面に平行に収納するときは、アーム7の位置決め用孔
7bを位置決めピン36bに合わせ、固定用ネジ8をネ
ジ用孔7aに通しネジ孔36aに螺着固定する。また図
5に示すように装置本体1を床面37に対して傾斜させ
て使用する場合は、同様にアーム7の位置決め用孔7b
を位置決めピン36dに合わせて、固定用ネジ8で固定
する。さらに図6に示すように装置本体1を床面に対し
て垂直にして使用する場合は、同様にアーム7の位置決
め用孔7bを位置決めピン36cに合わせて、固定用ネ
ジ8で固定する。この場合は下肢または上肢を支持する
ために、台部材3をL字型とする。
【0038】図7に本装置の台部材3に下肢または上肢
を固定する方法を示す。図7において、下肢の足38を
専用靴39に挿入する。専用靴39の下面には圧着性を
有する固定テープ40が接着されている。一方台部材3
の上面にも同様の固定テープ41が接着されており、足
38を挿入した専用靴39を固定テープ40、41を介
して台部材3に固定する。符号42は足38を専用靴3
9に挿入した後に、足38が抜けないようにするための
固定バンドである。
【0039】同様に上肢43の手首43aを専用手袋4
4に挿入し、手袋44の内側に接着された固定テープ4
5を台部材3の固定テープ41に圧着固定する。符号4
6は手首43aが専用手袋44から抜けないようにする
ための固定バンドである。
【0040】図8乃至図10に下肢が安定して保持で
き、患者の内転や外転が生じないようにする股関節及び
肘関節運動専用の保持具47の構成を示す。図8は保持
具47を装置本体1の台部材3に取り付けた状態を示す
側面図、図9は図8に示す保持具47の斜視図、図10
は図9のA矢視図である。
【0041】図8乃至図10において、保持具47は板
状の固定部48とL字型の回動部49とから構成されて
いる。固定部48の両側面はネジ50で台部材3に固定
される。回動部49の屈曲部は回転軸51で固定部48
の一端に回動可能に連結されている。固定部48の回転
軸51に対して反対側の端部近傍上面には、回動部49
が回動して固定部48に当接するときの衝撃を緩和する
ための一対のゴム足48aが設けられている。なお符号
49a、49bはそれぞれ回動部49の一端に設けら
れ、後述する固定バンドを用いる場合に使用される位置
決め板及びホックである。
【0042】回動部49の外側の面には、それぞれ圧着
性を有する固定テープ49c、49dが接着されてい
る。そして図8に示すように下肢52を保持具47の回
動部49上にのせたときとき、圧着性を有する固定バン
ド53、54によりそれぞれ膝下部52aと足首52b
とが回動部49に固定される。このとき固定バンド5
3、54の中心部はそれぞれ回動部に設けられた固定テ
ープ49c、49dに圧着固定される。
【0043】図11及び図12に下肢52を回動部49
にさらに安定して保持することのできる固定バンド55
の構成を示す。図11は表面図、図12は裏面図であ
る。図11、12において、クッション収容袋56内に
は3分割されたクッション材57が収容されている。ク
ッション材57はクッション収容袋56の側面に開閉可
能に設けられたファスナ58を介して出し入れ可能とな
っている。クッション収容袋56の裏面両端にはそれぞ
れ舌片状のバンド59、60の一端が接着固定されてお
り、バンド59、60の下面には圧着性を有する固定テ
ープ59a、60aが接着されている。なお、クッショ
ン材57は3分割に限定されず、足に適合すれば一体で
あってもよい。
【0044】クッション収容袋56の裏面中央には一方
の側が開口した袋状物61と舌片状のホック62とが接
着固定されている。ホック62は袋状物61の開口側の
一端に対向する位置において、固定バンド55の外周か
ら突出している。そして固定バンド55を図9に示す回
動部49に装着するときは、袋状物61内に位置決め板
49aを差し込み、ホック62を回動部側のホック49
bに止める。このようにして固定バンド55を回動部4
9対して位置決めすることができ、脱落を防止すること
ができる。下肢52を回動部49に固定する構造は図
8、9に示す場合と同様であり、固定バンド55に設け
られた固定テープ59a、60aを回動部側の固定テー
プ49c、49dに圧着する。
【0045】図13乃至図16に保持具47を台部材3
に取り付ける方法を示す。図13は保持具47の回動部
49を固定部48に対して回動可能に取り付ける場合を
示す斜視図、図14は図13のB矢視図、図15は保持
具47の回動部49を固定部48に対して固定して取り
付ける場合を示す斜視図、図16は図15のC矢視図で
ある。台部材3の一端の下面両側には、側面から突出可
能の軸63aを有するスライド軸63が設けられてい
る。また、保持具47の固定部48及び回動部49のそ
れぞれ前部両側には、それぞれ軸63aが係合可能な位
置に係合孔48b、49eが形成されている。
【0046】回動部49を固定部48に対して回動可能
とする場合には、台部材3の両側に設けられたスライド
軸63の軸63aを、図13、14に示すように固定部
48の係合孔48bにのみ係合させる。回動部49を固
定部48に対して固定する場合には、軸63aを図1
5、16に示すように固定部48の係合孔48b及び回
動部49の係合孔49eの両方に係合させる。
【0047】図17乃至図24に下肢の受動的関節運動
の動作例を示す。図17、19、21、23は側面図、
図18、20、22、24はそれぞれの場合の運動角度
を示す線図である。これらの例では患者の股関部52c
と肘関部52dとの間の長さを50mm、膝関節52d
と足首関節52e との間の長さを50cmとし、台部材
3のストロークを50cmと設定した。
【0048】図17,18は装置本体1を水平位置に設
置し、座位の患者の足首52bを板状の台部材3に固定
した場合を示す。股関節52c、膝関節52d、足首関
節52eの運動角度は図18に示すようにそれぞれ10
度、70度、62度となる。この場合は膝関節52d及
び足首関節52eに対しては十分な運動を提供できる
が、股関節52dの運動量は不足している。
【0049】図19,20は装置本体1を垂直位置に設
置し、座位の患者の足首52bを図6に示すようなL字
型の台部材3の一辺上に固定した場合を示す。股関節5
2c、膝関節52d、足首関節52eの運動角度は図2
0に示すようにそれぞれ90度、90度、20度とな
る。この場合は股関節52c及び膝関節dに対しては十
分な運動量を提供できるが、足首関節52eの運動量は
不足している。
【0050】図21,22は装置本体1を垂直位置に設
置し、仰向け位置の患者の足首52bを板状の台部材3
に固定した場合を示す。股関節52c、膝関節52d、
足首関節52eの運動角度は図22に示すようにそれぞ
れ15度、37度、50度となる。この場合は足首関節
52e及び膝関節52dに対しては中低位の運動量であ
るが、股関節52cに対しては十分な運動量を提供でき
ない。
【0051】図23,24は装置本体1を水平位置に設
置し、座位の患者の足首52bを図8に示す保持具47
の回動部49に固定した場合を示す。股関節52c、膝
関節52d、足首関節52eの運動角度は図24に示す
ようにそれぞれ33度、96度、0度となる。この場合
は膝関節52dに対しては大きな運動量を、股関節52
cにはそれに次ぐ運動量をそれぞれ提供できるが、足首
関節52eは回動部49に90度の状態で固定されるの
でその運動量はゼロである。
【0052】図示していないが図23における装置本体
1を図5に示すように傾斜させた場合は、膝関節52d
の運動量を最大にすることができ、患者の下肢52をリ
ラックスした状態で回動部49に固定して内転及び外転
を防止できる。
【0053】上述したように、患者の姿勢、台部材3の
種類及び装置本体1の位置の組み合わせにより、下肢5
2のどの関節の運動量をどの程度確保するかを自由に選
択できる。
【0054】図25乃至図28に上肢の受動的関節運動
の動作例を示す。図25,27は側面図、図26,28
はそれぞれの場合の運動角度を示す線図である。
【0055】図25,26は装置本体1を水平位置に設
置し、座位の患者の上肢43の手首43aを板状の台部
材3に固定した場合を示す。肩関節43b、肘関節43
c、手首関節43dの運動量は図26に示すようにそれ
ぞれ59度、72度、13度となる。この場合は肘関節
43cが最大の運動量を、肩関節43bがそれに次ぐ運
動量を確保できるが、手首関節43dの運動量は僅かで
ある。
【0056】図27、28は装置本体1を垂直位置に設
置し、座位の患者の上肢43の手首43aを図6に示す
ようなL字型の台部材3の一辺上に固定した場合を示
す。肩関節43b、肘関節43c、手首関節43dの運
動量は図28に示すようにそれぞれ42度、66度、7
3度となる。この場合は手首関節43dが最大の運動量
を、肘関節43cがそれに次ぐ運動量を確保できるが、
肩関節43bの運動量は小さくなる。
【0057】上述したように、患者の姿勢、台部材3の
種類及び装置本体1の位置の組合せにより、下肢52の
場合と同様に上肢43のどの関節の運動量をどの程度確
保するかを自由に選択できる。
【0058】次に本発明の第2の発明のリハビリテーシ
ョン装置の実施の形態を図29乃至図34を参照して詳
細に説明する。第2の発明のリハビリテーション装置
は、上肢の手指のリハビリテーションを行うものであ
る。図29はリハビリテーションユニットを装置本体1
に取り付けた状態を示す外観斜視図、図30及び図31
はその駆動機構の構成例を示すそれぞれ平面図及び側面
図である。これらの図において、第1の発明の構成例で
示した部分に対応する部分には同一の符号を付してあ
り、その説明は適宜省略する。
【0059】図29において、ユニット本体64のフレ
ームには後述する駆動機構が取り付けられており、両側
下端は外側に折り曲げられて支持部64a、64bとな
っている。支持部64a、64bは図1に示す装置本体
1に設けられた4個のユニット本体固定ネジ孔19に固
定ノブ65などで取り付けられる。支持部64bは装置
本体1の側面から突出しており、その両端近傍の下面に
はユニット本体64を安定して支持するゴム足付補助脚
66が設けられている。
【0060】次に駆動機構について、図30、31及び
図29を参照して説明する。ラック歯車67は台部材3
に移動方向に平行に取り付けられており、図1に示す台
部材3に設けられたラック歯車固定ネジ孔18にネジ6
8などで固定される。ユニット本体64の一方の側面に
は駆動アーム軸69aを介して駆動アーム69の下端が
回動可能に取り付けられている。駆動アーム軸69aは
フレームに設けられた駆動アーム軸受70に回動可能に
支持されており、駆動アーム軸69aのフレーム64の
内側に突出する一端には、ラック歯車67に噛合するピ
ニオン歯車71が固定されている。また、駆動アーム6
9は軸方向に伸縮可能な2段構造となっている。このよ
うな構造により台部材3の往復運動に伴なってピニオン
歯車71が回転し、駆動アーム69が駆動アーム軸69
aを中心として回転する。
【0061】フレームの駆動アーム69が取り付けられ
た側と同じ側面には揺動運動アーム軸受72を介して揺
動運動アーム73の一端が回動可能に取り付けられてい
る。揺動運動アーム73は第1関節回転部74a、第2
関節回転部74b、第3関節回転部74cを介して屈曲
可能となっており、第3関節回転部74cで連結された
先端は軸75を介して駆動アーム69の先端に回転可能
に連結されている。軸75がユニット本体64から外側
に向って突出する部分には後述する手袋を装着する手袋
装着軸76が同軸上に設けられている。
【0062】フレームの側面には揺動運動アーム73の
回転を所定の位置で停止させる揺動運動アームストップ
軸77が設けられている。また、フレームの支持部64
b上には前腕を安定して保持する前腕台78が設けられ
ており、フレームの側面には手関節を回転しやすいよう
に支持する丸棒状の手関節受け具79が設けられてい
る。なお、図示してないが前腕台78の表面にウレタン
等のクッション材を取り付けることが望ましい。
【0063】次に上記のように構成された第2の発明の
リハビリテーション装置の動作について説明する。図1
に示す第1の発明と同様に台部材3が往復運動機構部2
により図31に示す矢印X方向に移動すると、台部材3
に固定されたラック歯車67に噛合するピニオン歯車7
1は矢印Y方向に回転する。この結果、ピニオン歯車7
1に一端が固定された駆動アーム69も矢印Y方向に回
動する。
【0064】駆動アーム69の回転が進むと揺動運動ア
ーム73はストップ軸77に当り運動が停止する。駆動
アーム69が更に回転すると図31に2点鎖線で示すよ
うに揺動運動アーム73は各関節回転部74を介して屈
曲する。このとき指が挿入された後述する手袋を手袋装
着軸76に装着しておくと、親指を除く全ての指関節の
運動を行うことができる。
【0065】上述したように構成された手−指のリハビ
リテーションユニットの最大運動範囲は、図1に示すス
トローク調節のための位置決めセンサ9により調節され
た条件に合うように、ラック歯車67とピニオン歯車7
1のギヤ比を設定することで決められる。当然のことと
して上記位置決めセンサの位置によりユニットの運動範
囲も決められるので、患者の状態によって広範囲に対応
できる。
【0066】次に上述したリハビリテーションユニット
で使用される手−指運動専用手袋について、図32乃至
図34を参照して説明する。図32は手−指運動専用手
袋80の平面図、図33は図32のD矢視図、図34は
図32の側面図である。専用手袋80は左右対称の形状
となっており、両側の突出部80aのいずれか一方にそ
れぞれ右手または左手の親指が装着できる。また、中央
部80bには他の4本の指が装着できる。
【0067】専用手袋80の外装80cは布または化学
繊維などの丈夫な素材で形成されているが、特に材質は
限定されない。専用手袋80の内面には手及び指関節運
動をソフトに行うためのウレタンなどで形成された緩衝
材80dが設けられている。また、専用手袋80の中央
部80bの先端外側には圧着テープなどでループ状に形
成され、手袋装着軸76に固定されるバンド80eが設
けられている。バンド80eは手袋装着軸76に固定可
能な輪状のシートであってもよい。さらに専用手袋80
の手前側には手袋と手がズレないようにするための圧着
テープなどで形成された手首バンド80fが設けられて
いる。
【0068】上述した第2の発明によるリハビリテーシ
ョンユニットでは、駆動アーム69を回転駆動する動力
源は装置本体1の往復運動機構部2から供給されている
が、リハビリテーションユニットに独立した動力源を設
けてもよい。この場合の構成例を図35乃至図37に示
す。図35は装置全体を示す外観斜視図、図36及び図
37はその駆動機構の構成例を示すそれぞれ平面図及び
側面図である。これらの図において図29乃至図31に
示す部分に対応する部分には同一の符号を付してあり、
その説明は適宜省略する。
【0069】本構成例の特徴は駆動アーム69の駆動ア
ーム軸69aをモータ81によって回転駆動させるよう
にした点にある。従って、台部材から動力を供給される
必要がなくなり、ラック歯車67、ピニオン歯車71は
不要となる。他の部分の構造は図29乃至図31に示す
構成例と同様である。モータ81はギャヘッド付DCモ
ータまたはギャヘッド付リバーシブルACモータなどが
用いられ、その回転軸81aは駆動アーム軸69aと同
心状に直結される。
【0070】DCモータを用いた場合には、回転速度と
トルクの設定が容易に行え、リバーシブルモータを用い
た場合には頻繁な正逆回転を容易に行うことができる。
運動範囲はフレーム上にリミットスイッチを所定位置に
取り付けることで自由に決められる。またモータ80は
前述したリハビリテーション装置と同様に、リモートコ
ントロールボックス11により速度、トルク、タイマの
設定と起動、停止を行うことができる。
【0071】上述したようにモータ80を用いたリハビ
リテーション装置は、手−指リハビリテーションを行う
単独の装置として使用することができる。
【0072】上記各実施の形態の構成例においては、図
30及び図31に示すように駆動アーム軸69a、揺動
運動アーム73及び手関節受け具79はそれぞれユニッ
ト本体64の一方の側面のみに片持ち支持構造となって
いるが、図38に示すようにユニット本体64の反対側
の側面に駆動アーム軸受70b及び揺動運動アーム軸受
72bを設け、駆動アーム軸69a及び揺動運動アーム
73の軸部を延長し、それぞれの軸受70a、70b及
び72a、72bに係合させてもよい。このことにより
安定した動力の伝達機構が実現できる。また手関節受け
具79についても丸棒を延長し、ユニット本体64の一
方の側面を貫通し、反対側の側面で固定することによ
り、より安定した固定方法が実現できる。
【0073】同様に図36及び図37に示す構成例では
揺動運動アーム73及び手関節受け具79はそれぞれユ
ニット本体64の一方の側面のみに片持支持構造となっ
ているが、図39に示すようにユニット本体64の反対
側の側面に揺動運動アーム軸受72bを設け、揺動運動
アーム73の軸部を延長し、軸受72a、72bに係合
させてもよい。このとにより前述した場合と同様により
安定した動力の伝達機構が実現できる。また手関節受け
具79についても同様に丸棒を延長し、ユニット本体6
4の一方の側面を貫通し、反対側の側面で固定すること
により、より安定した固定方法が実現できる。
【0074】また図29乃至図31及び図35乃至図3
7に示す揺動運動アーム73を省略し、図41に示すよ
うにスライド軸を持たないL形の固定した駆動アーム6
9のみとしてもい。駆動アーム69と揺動運動アーム7
3とを組み合せれば、十分な手−指運動を行うことがで
きるが、その反面運動機構が複雑となり高価となる。そ
こで揺動運動アーム73を省略した。この場合手−指運
動は前記と比較して第1関節及び第2関節の曲げ角度は
半減するが、他の関節の曲げ角度は十分にとれる。なお
この場合でも図示してないが駆動アーム69及び手関節
受け具79は図38、図39に示す場合と同様に両持ち
構造とすることが望ましい。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
のリハビリテーション装置は、下肢または上肢を台部材
上に装着して往復運動させるようにしたので、小型軽量
で安価な装置により麻痺した患者の上肢及び下肢の各関
節の伸展及び屈曲運動を行うことができ、各関節の硬直
を防止しまたは硬直した障害を緩和することができる。
【0076】第2の発明のリハビリテーション装置は、
駆動機構により回転駆動される駆動アームの先端に設け
られた支軸に手指を装着して揺動運動させるようにした
ので、小型軽量で安価な装置により手の各関節の背屈及
び掌屈運動と指の屈曲及び伸展運動を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明のリハビリテーション装置
の構成例を示す全体外観斜視図。
【図2】図1の往復運動機構部の他の一例の構成を示す
外観斜視図。
【図3】図1の往復運動機構部の他の一例の構成を示す
外観斜視図。
【図4】図1のアームの装置本体の側面への取付機構を
示す分解斜視図。
【図5】図1の装置本体を傾斜させて使用する場合を示
す外観斜視図。
【図6】図1の装置本体を垂直にして使用する場合を示
す外観斜視図。
【図7】図1の台部材に下肢または上肢を固定する方法
を示す斜視図。
【図8】図1の台部材に下肢を保持する保持具を取り付
けた状態を示す側面図。
【図9】図8に示す保持具の斜視図。
【図10】図9のA矢視図。
【図11】図8に示す保持具に下肢を保持する固定バン
ドの構成を示す表面斜視図。
【図12】図11の裏面斜視図。
【図13】図8に示す保持具の回動部を固定部に回動可
能に取り付ける場合を示す斜視図。
【図14】図13のB矢視図。
【図15】図8に示す保持具の回動部を固定部に固定し
て取り付ける場合を示す斜視図。
【図16】図15のC矢視図。
【図17】座位の患者が水平位置のリハビリテーション
装置を使用した場合の下肢の運動を示す側面図。
【図18】図17に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図19】座位の患者が垂直位置のリハビリテーション
装置を使用した場合の下肢の運動を示す側面図。
【図20】図19に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図21】仰向けの患者が垂直位置のリハビリテーショ
ン装置を使用した場合の下肢の運動を示す側面図。
【図22】図21に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図23】座位の患者が水平位置のリハビリテーション
装置に設けられた図8に示す保持具を使用した場合の下
肢の運動を示す側面図。
【図24】図23に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図25】座位の患者が水平位置のリハビリテーション
装置を使用した場合の上肢の運動を示す側面図。
【図26】図25に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図27】座位の患者が垂直位置のリハビリテーション
装置を使用した場合の上肢の運動を示す側面図。
【図28】図27に示す運動の各関節部の運動角度例を
示す線図。
【図29】本発明の第2のリハビリテーション装置にお
ける手−指リハビリテーションユニットを装置本体に取
り付けた状態を示す外観斜視図。
【図30】図29のリハビリテーションユニットの駆動
機構の構成例を示す平面図。
【図31】図30の側面図。
【図32】図29のリハビリテーションユニットで使用
される手−指運動専用手袋の構造を示す平面図。
【図33】図32のD矢視図。
【図34】図32の側面図。
【図35】図29に示すリハビリテーションユニットの
駆動源を独立させた場合の構成例を示す外観斜視図。
【図36】図35に示すリハビリテーションユニットの
駆動機構の構成例を示す平面図。
【図37】図36の側面図。
【図38】図30の変形例の構成を示す平面図。
【図39】図36の変形例の構成を示す平面図。
【図40】図30の他の変形例の構成を示す平面図。
【図41】図40の側面図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 往復運動
機構部 3 台部材 4 固定用バ
ンド(接着部材) 5 ゴム足 7 アーム 9 位置決めセンサ(移動量調節部) 11 リモート
コントロールボックス 12,13,14,15,16 ボタン 23 送りネ
ジ 25,34 スライドテーブル 26 案内レ
ール 29 シリンダチューブ 39 専用靴 43 上肢 44 専用手
袋 47 保持具 52 下肢 64 ユニット本体 67 ラック
歯車 69 駆動アーム 69a 駆動
アーム軸 71 ピニオン歯車 73 揺動運
動アーム 74 関節回転部 76 手袋装
着軸 78 前腕台 79 手関節
受け具 80 専用手袋 80d 緩衝
材 81 モータ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下肢または上肢の受動的関節運動を行う
    リハビリテーション装置であって、 水平位置、垂直位置及び傾斜位置に於いて使用可能な装
    置本体と、 該装置本体に往復移動可能に設けられ、前記下肢または
    上肢が装着される台部材と、 前記装置本体に設けられ、前記台部材を所定距離範囲内
    で往復移動させる往復運動機構部とを備えることを特徴
    とするリハビリテーション装置。
  2. 【請求項2】 前記台部材の移動量は、前記往復運動機
    構部に設けられ、下肢関節または上肢関節の最大可動範
    囲を超えない範囲に規制する移動量調整部により規制さ
    れることを特徴とする請求項1記載のリハビリテーショ
    ン装置。
  3. 【請求項3】 前記台部材に肘下部及び足部が装着で
    き、かかと近傍に回転中心を持つL形の保持具を回動可
    能に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のリ
    ハビリテーション装置。
  4. 【請求項4】 前記台部材または保持具の表面に、患者
    が装着する専用靴または専用手袋を着脱可能に固定する
    接着部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3いず
    れかに記載のリハビリテーション装置。
  5. 【請求項5】 前記装置本体の左右両側面に、それぞれ
    一端にゴム足が装着されたアームの他端を回動及び固定
    可能に設けたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか
    に記載のリハビリテーション装置。
  6. 【請求項6】 前記往復運動機構部は、モータによって
    回転駆動される送りネジと、該送りネジに螺合し案内レ
    ールにより軸方向に案内され前記台部材が固定されたス
    ライドテーブルとからなることを特徴とする請求項1乃
    至5いずれかに記載のリハビリテーション装置。
  7. 【請求項7】 前記往復運動機構部は、空気圧によりシ
    リンダチューブ内で移動するピストンを有するロッドレ
    スシリンダを備え、前記台部材を前記ピストンに固定し
    たことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のリ
    ハビリテーション装置。
  8. 【請求項8】 前記装置本体内に前記往復運動機構部の
    速度、トルク、ストローク及び動作時間のうち少くとも
    1つを設定する調節ツマミと、装置の起動停止を行うボ
    タンとからなる制御部を設けたことを特徴とする請求項
    1乃至7いずれかに記載のリハビリテーション装置。
  9. 【請求項9】 前記調節ツマミ及びボタンを、前記装置
    本体に電気的に接続され本体外に配置されたリモートコ
    ントロールボックスに設けたことを特徴とする請求項8
    記載のリハビリテーション装置。
  10. 【請求項10】 上肢の受動的関節運動を行うリハビリ
    テーション装置であって、 一端が装置本体に固定されたリハビリテーションユニッ
    トの本体に回動可能に取り付けられ、他端に手指が装着
    される支軸が連結された伸縮自在の駆動アームと、 一端が前記ユニット本体に回動可能に取り付けられ、他
    端が前記駆動アームの前記支軸側の一端に連結された、
    複数個の関節部を介して屈曲可能な揺動運動アームと、 前記駆動アームを前記ユニット本体側の一端を中心とし
    て回動駆動する駆動機構とを備えることを特徴とするリ
    ハビリテーション装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動機構は、前記装置本体内に設
    けられ、往復運動機構部によって所定距離範囲内で往復
    移動する台部材と、該台部材に固定され往復移動方向に
    設けられたラック歯車と、前記駆動アームの前記ユニッ
    ト本体側の一端に固定され前記ラック歯車との噛合する
    ピニオン歯車とからなることを特徴とする請求項10記
    載のリハビリテーション装置。
  12. 【請求項12】 前記装置本体に、前記駆動機構を被覆
    するカバーを取り付けたことを特徴とする請求項10ま
    たは11記載のリハビリテーション装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動機構は、前記駆動アームの前
    記ユニット本体に回動可能に取り付けられた一端と連結
    する回転軸を有するモータを備え、該モータの回転によ
    り前記駆動アームを回動駆動するようにしたことを特徴
    とする請求項10記載のリハビリテーション装置。
  14. 【請求項14】 前記ユニット本体または前記カバーの
    前記手指が装着される支軸に対向する位置に、手関節の
    内側部を支持する手関節受け具及び前腕部を支持する前
    腕台のうち少くとも一方を設けたことを特徴とする請求
    項10乃至13いずれかに記載のリハビリテーション装
    置。
  15. 【請求項15】 前記装置本体内に前記駆動機構の速
    度、トルク、ストローク及び動作時間のうち少くとも1
    つを設定する調節ツマミと、駆動機構の起動停止を行う
    ボタンを有する制御部を設けたことを特徴とする請求項
    10乃至13いずれかに記載のリハビリテーション装
    置。
  16. 【請求項16】 前記調節ツマミ及びボタンを、前記装
    置本体に電気的に接続され本体外に配置されたリモート
    コントロールボックスに設けたことを特徴とする請求項
    15記載のリハビリテーション装置。
  17. 【請求項17】 前記駆動アームの先端に設けられた支
    軸に手指を装着するときに用いられ、内部に緩衝材が挿
    入された専用手袋を備えることを特徴とする請求項10
    乃至16いずれかに記載のリハビリテーション装置。
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