JP2002117395A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2002117395A
JP2002117395A JP2000306685A JP2000306685A JP2002117395A JP 2002117395 A JP2002117395 A JP 2002117395A JP 2000306685 A JP2000306685 A JP 2000306685A JP 2000306685 A JP2000306685 A JP 2000306685A JP 2002117395 A JP2002117395 A JP 2002117395A
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unit
sheet
roller
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image
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JP2000306685A
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Minoru Sashita
実 指田
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム処理や清掃などのメンテナンスを容易
に行うことのできる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 第1ユニット800をピボット801に
よって装置本体700に対して回動自在に設け、第2ユ
ニット900もピボット901によって装置本体700
に対して回動自在に設け、表面撮影部560を第1ユニ
ット800に備えて、裏面撮影部550を装置本体70
0に備え、表面読み取りユニット410を第2ユニット
900に備え、裏面読み取りユニット420を装置本体
700に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状の原稿を
搬送させながら、原稿上の画像をマイクロフィルム等の
感光材に撮影する撮影手段を備え、かつ、原稿上の画像
を読み取る読取手段を備えた画像読取装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像読取装置としては、
たとえば、紙に代表されるシート状の原稿を一枚ずつに
分離して搬送しつつ、原稿上の画像を、密着センサー
(イメージセンサ)などの光電変換手段によって電気的
に変換することにより読み取り、読み取った画像データ
を送出する、または記録媒体に記録するとともに、画像
を光学的にマイクロフィルムに縮小投影し撮影記録する
手段を備えている。
【0003】このような画像読取装置においては、原稿
を積載する原稿積載部を有し、この原稿積載部に積載さ
れた原稿は給紙部内に設けられた一対の正逆転ローラか
ら成る分離搬送部に送り込まれ、ここで最も上にある一
枚だけが画像読取部に進むように分離搬送がなされる。
【0004】その後は、搬送ローラや搬送ベルトなどの
搬送手段によって、装置内に配置された画像読取部、撮
影部を順次通過し、排紙口から排出される。撮影部は搬
送される原稿の表裏夫々に、原稿の搬送ガイドを兼ねた
投影ガラス、原稿を照明する光源、画像光を撮影用レン
ズに導くミラーが配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0006】上記従来技術においては、原稿の両面の画
像を、マイクロフィルムに撮影するために、光路の配置
や光学的な調整を行う等の理由によって、撮影部におい
ては、表面側,裏面側ともに、投影ガラス,照明光源,
反射ミラーが画像読取装置本体に固定配置されている。
【0007】これらは、搬送路の一部を構成したり、搬
送路に近接して配置されたりするため、搬送路を開放し
ようとしたときに大きな障害となっている。
【0008】このような場合には、搬送路の全ての部分
を簡単に開放するのは困難であり、図6に示すように、
搬送路内でジャムが発生した場合には、発生場所に応じ
て、外装カバー1101を開いた後(1101')に搬
送路1106を開いて(1106')処置をする場合
や、フィーダー部分1102及び排紙トレイ1110を
取り外した後(1102'、1110')にジャム処理を
行う場合などがあった。
【0009】また、搬送路近傍に固定的に設けられた撮
影部などの場合には、手が入らない場所や、入りにくい
場所があるという問題もある。また、撮影ガラス110
5はジャム処理時の処置とは全く異なった方法で機外に
引き出さなければ清掃などのメンテナンスが出来なかっ
た。本発明は上記の従来技術の課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、ジャム処理や
清掃などのメンテナンスを容易に行うことのできる画像
読取装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、装置本体と、該装置本体に回動自
在に軸支された第1ユニットと、同じく前記装置本体に
回動自在に軸支された第2ユニットと、を備えた画像読
取装置であって、前記第1ユニットは、該第1ユニット
の外壁面の一部と前記装置本体の外壁面の一部との間で
第1シート搬送路を形成させる位置から、該第1シート
搬送路を開放する位置まで回動自在に設けられ、前記第
2ユニットは、該第2ユニットの外壁面の一部と前記装
置本体の外壁面の一部との間で第2シート搬送路を形成
させる位置から、該第2シート搬送路を開放する位置ま
で回動自在に設けられると共に、前記第1ユニットに、
前記第1シート搬送路を搬送するシートの一方の面上の
画像を感光材に撮影する第1撮影手段を設け、前記装置
本体に、前記第1シート搬送路を搬送するシートの他方
の面上の画像を感光材に撮影する第2撮影手段を設け、
前記第2ユニットに、前記第2シート搬送路を搬送する
シートの一方の面上の画像を読み取る第1読取手段を設
け、前記装置本体に、前記第2シート搬送路を搬送する
シートの他方の面上の画像を読み取る第2読取手段を設
けることを特徴とする。
【0011】従って、第1ユニットを回動して第1シー
ト搬送路を開放することによって、第1撮影手段及び第
2撮影手段の第1シート搬送路に露出する部分を開放す
ることができ、また、第2ユニットを回動して第2シー
ト搬送路を開放することによって、第1読取手段及び第
2読取手段の第2シート搬送路に露出する部分を開放す
ることができる。
【0012】シートを積載するシート積載部と、該シー
ト積載部に積載されたシートを給送する給送手段と、該
給送手段によって給送されるシートを、1枚に分離して
搬送する分離搬送手段と、を備えるとよい。
【0013】前記分離搬送手段を一対の分離搬送ローラ
で構成し、一方の分離搬送ローラを装置本体側に設け
て、他方の分離搬送ローラを前記第1ユニットあるいは
第2ユニットに設けるとよい。
【0014】前記第1シート搬送路及び第2シート搬送
路に沿ってシートを搬送させる、複数の一対の搬送ロー
ラを設けると共に、該一対の搬送ローラのうちの一方
を、全て前記装置本体側に設け、かつ、他方を、前記第
1ユニットあるいは第2ユニットに設けるとよい。
【0015】前記装置本体側に設けた搬送ローラを、駆
動源から駆動を伝達する駆動ローラとして、前記第1ユ
ニットあるいは第2ユニット側に設けた搬送ローラを、
前記駆動ローラに従動する従動ローラとするとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0017】図1〜図5を参照して、本発明の実施の形
態に係る画像読取装置について説明する。
【0018】まず、特に図1を参照して、装置全体の構
成等について説明する。図1は本発明の実施の形態に係
る画像読取装置全体の模式的断面図である。
【0019】本実施の形態に係る画像読取装置は、概
略、装置本体700と、装置本体700に回動自在に軸
支された第1ユニット800と、同じく装置本体700
に回動自在に軸支された第2ユニット900と、から構
成される。
【0020】図中、100はシート状の原稿の原稿束T
を積載するための原稿積載部を示しており、この原稿積
載部100は、主として、揺動自在に設けられ、原稿束
Tを積載する積載台101と、積載台101の揺動支点
102と、積載台101を移動させる一端を回動自在に
支持し他端を積載台101に当接させたアーム103
と、から構成される。
【0021】アーム103の支点端側には、ギア104
が一体的に設けられており、このギア104はモータ1
05に一体的に固着されたギア106と噛み合ってお
り、モータ105の駆動をアーム103に伝えて、積載
台101を移動させる構成となっている。
【0022】また、図中200は給紙部を示しており、
この給紙部200は、主として、最上部の原稿を送り出
すピックアップ部210と、積載された原稿を検知する
ための検知手段230と、給紙ユニット220と分離ユ
ニット260とから成る分離搬送部250と、から構成
される。
【0023】ピックアップ部210においては、原稿を
原稿取り込み口から分離部に送り込むピックアップロー
ラ211が設けられており、このピックアップローラ2
11は、ベルト212によってモータ213からの駆動
が伝達される。
【0024】検知手段230は、原稿の高さを検知する
レバー231とセンサー232と、から構成されてお
り、原稿積載台101に積載された原稿のうち最上部の
原稿に接触して、その位置を検知することができ、この
検知結果に基づいて最上部の原稿の位置を一定にするよ
うに原稿積載台101の動作を制御している。
【0025】分離搬送部250は、給紙ユニット220
と分離ユニット260とを備えており、これらによっ
て、ピックアップローラにより1枚若しくは複数枚送り
込まれた原稿から最も上の原稿を一枚だけ分離搬送する
ように構成されている。
【0026】給紙ユニット220は、主として、搬送方
向に回転するフィードローラ221と、これを駆動する
モータ222と、これらを連結するベルト223と、フ
ィードローラ221を保持するフレーム224と、から
構成される。
【0027】フレーム224は、フィードローラ221
を、軸225が揺動中心となるように揺動自在に保持す
るものであり、バネ226によって上方に付勢されてお
り、モータ227に一体になったカム228によって軸
225を中心として揺動されるように構成されている。
【0028】カム228は搬送する原稿の厚みによっ
て、フィードローラ221と分離ローラ261との軸間
距離を調整できるようになっている。また、分離ユニッ
ト260の分離ローラ261はベルト262によってモ
ータ263に連結され、フィードローラ221とは逆方
向に回転するように構成されている。
【0029】また、図中300はレジスト部を示してお
り、このレジスト部300は、主として、レジスト上ロ
ーラ301と、レジスト下ローラ302と、から構成さ
れ、これらは図示しないギヤによって連結されている。
【0030】また、このレジストローラ対はメインモー
タからの駆動に対して、図示しないクラッチにて連結・
非連結を制御され、分離搬送部250より分離搬送され
た原稿の読み取り部への搬送を制御している。
【0031】なお、S3はレジスト部300への原稿の
到達を検知するセンサーである。
【0032】また、図中400は読み取り部を示してお
り、この読み取り部400は、主として、表面読み取り
ユニット410と、裏面読み取りユニット420と、か
ら構成され、互いのユニットは搬送される原稿に対して
対向した位置に配置される。
【0033】表面読み取りユニット410の内部には、
照明用の光源であるLEDアレイ411と、結像用のレ
ンズアレイ412と、画像読み取り用の密着センサー4
13がケーシング414に収められている。
【0034】同様に、裏面読み取りユニット420の内
部には、照明用の光源であるLEDアレイ421と、結
像用のレンズアレイ422と、画像読み取り用の密着セ
ンサー423がケーシング424に収められている。
【0035】また、メインモータからの駆動が、図示し
ないベルトなどの駆動伝達手段によって伝達される、読
み取りガイドローラ401,402や、これら各読み取
りガイドローラ401,402と対になって従動する従
動ローラ403,404なども備えられている。
【0036】なお、S4は、読取部への原稿の到達を検
知するセンサーである。
【0037】また、図中500は搬送部を示しており、
この搬送部500は、主として、図示しないメインモー
タからの駆動が連結されている搬送ローラ501,50
2,503,504と、これらの搬送ローラ501,5
02,503,504に対向して配置され、それぞれ対
をなして、これらのローラに従動する従動ローラ50
5,506,507,508と、から構成される。
【0038】また、図中540は撮影部を示しており、
この撮影部540は、主として、裏面撮影部550と、
表面撮影部560と、から構成され、互いのユニットは
搬送される原稿に対して対向した位置に配置される。
【0039】裏面撮影部550は、搬送ガイドが一体に
形成された撮影ガラス部551、原稿照明光源552、
反射ミラーA553からなる。同様に、表面撮影部56
0は搬送ガイドが一体に形成された撮影ガラス部56
1、原稿照明光源562、反射ミラーB563からな
る。
【0040】原稿からの画像光は図2にて説明する光路
によって感光材であるところのマイクロフィルムに導か
れる。
【0041】511,512,513,514,51
5,516は読み取り部400を通過した原稿を案内す
る搬送ガイドであり、517,518は撮影部540を
通過した原稿を案内する搬送ガイドである。
【0042】ここで、搬送ガイド511,513,51
5,517は装置本体700の外壁面の一部で構成され
ており、搬送ガイド516,518は第1ユニット80
0の外壁面の一部で構成されており、搬送ガイド51
2,514は第2ユニット900の外壁面の一部で構成
されている。
【0043】そして、通常の装置の使用状態において
は、図1に示すように第1ユニット800及び第2ユニ
ット900を閉じた状態にすることによって、搬送ガイ
ド515,517とこれらに対向する搬送ガイド51
6,518によって、下流側の第1シート搬送路を形成
し、搬送ガイド511,513とこれらに対向する搬送
ガイド512,514によって、上流側の第2シート搬
送路を形成する。
【0044】また、第1ユニット800を回動すること
によって、第1シート搬送路を開放することができ、第
2ユニット900を回動することによって、第2シート
搬送路を開放することができるが、この点についての詳
細は後述する。
【0045】また、図中600は排紙ローラ部を示して
おり、主として、排紙駆動ローラ601と、これと対を
なす排紙従動ローラ602と、を備えており、これらに
よって搬送部を通過してきた原稿を排紙口603から排
紙部610上に排出する。
【0046】その他、排出された原稿を積載する排紙ト
レイ612や、排出された原稿の後端をガイドするガイ
ド壁611が設けられており、このガイド壁611はそ
の表面に原稿の自然落下を妨げないような図示しないリ
ブが形成されている。また、排紙部には原稿通過時に、
原稿に原稿の搬送方向と直行する方向に波打たせるよう
にして搬送方向の丸まりなどを防ぎ、排紙の整列性を確
保する図示しない弾性部材が複数設けられている。
【0047】ここで、上述したように700は装置本体
であり、この装置本体700に、これまで説明した各
部,各部材のうち、原稿積載部100、分離ユニット2
60、レジスト部300、読み取りローラ401,40
2、裏面読み取りユニット420、搬送ローラ501,
502,503,504、搬送ガイド511,513,
515,517、裏面撮影部550及び排紙ローラ部6
00の排紙駆動ローラ601が配置されている。
【0048】また、光学開閉ユニットとなる第1ユニッ
ト800に、搬送従動ローラ507,508、搬送ガイ
ド516,518、表面撮影部560、排紙従動ローラ
602及び排紙部610が配置されている。なお、第1
ユニット800はピボット801によって、装置本体7
00に対して開閉可能(回動自在)に構成されている。
【0049】また、第2ユニット900に、ピックアッ
プ部210,給紙ユニット220,読み取り従動ローラ
403,404、表面読み取りユニット410、搬送従
動ローラ505,506、搬送ガイド512,514な
どが配置されている。なお、第2ユニット900はピボ
ット901によって、装置本体700に対して開閉可能
(回動自在)に構成されている。
【0050】次に、特に図2を用いて本実施の形態に係
る画像読取装置における、撮影部からマイクロフィルム
までの光路について説明する。
【0051】図中、T1,T2は上述した分離搬送部2
50にて分離搬送された原稿で、夫々撮影部540、読
み取り部400を通過中の状態を示している。なお、原
稿の搬送速度は図3のブロック図に示すように、装置に
接続した外部装置(パソコンPC)から指示される。
【0052】原稿T1は裏面、表面を夫々照明光源55
2,562によって撮影投影ガラス部551,561を
介して照明される。
【0053】710はスリットユニットで図示しない制
御部で原稿の搬送速度に応じて最適な露光量が得られる
ようにスリット711と可変板712,713によって
スリットの開口量が制御される。714,715,71
6は夫々反射ミラーで反射ミラー553,563からの
画像光をカメラユニット750に導く。
【0054】カメラユニット750にはレンズ751が
設けられ、画像光を、マイクロフィルムに予め設定され
た倍率で縮小投影する。
【0055】また、753は撮影前のリールに巻かれた
マイクロフィルムであり、ガイドローラ755によって
キャプスタンローラ752に案内され、キャプスタンロ
ーラ752によって縮小倍率と原稿の搬送速度とから計
算された速度で駆動され走査露光される。そして、露光
後に、ガイドローラ756によって巻き取りリール75
4に案内されて巻き取られる。
【0056】次に、特に図3を用いて本実施の形態に係
る画像読取装置の動作について説明する。
【0057】画像読取装置に対して原稿の搬送の開始が
指示されると原稿積載台101が原稿を給紙位置に移動
させる。その後、フィードローラ221や分離ローラ2
61、その他、図示しないメインモータによる搬送ロー
ラ類が動作を開始する。
【0058】その後、ピックアップローラ211によっ
て、ピックアップローラ211が接触している原稿束T
の最も上にある一枚の原稿もしくは、その直下に位置す
る原稿が、原稿同士の摩擦によって連れて行かれる場合
には複数枚の原稿が分離部に送り込まれる。
【0059】正転するフィードローラ221と逆転する
分離ローラ261からなる分離部は初期状態において
は、いかなる原稿の通過も許容しない状態に軸間距離が
設定されている。
【0060】そして、フィードローラ221と分離ロー
ラ261の相対的な軸間距離の移動は原稿先端がフィー
ドローラ221と分離ローラ261の接触部直前にさし
かかったことを検知する第1センサーS1からの原稿検
知信号によって開始される。
【0061】第1センサーS1が原稿の先端を検知する
と制御部がステッピングモータ227を駆動して、フィ
ードローラ221と分離ローラ261を図3中矢印B方
向に相対的にその軸間距離を広げる。
【0062】フィードローラ221と分離ローラ261
は徐々に軸間距離をひろげていき、図に示すように軸間
距離が原稿束Tの最も上に位置する一枚だけが通過でき
るような距離になったときに、その一枚が分離部を通過
する。
【0063】S2は原稿先端が分離部を通過したことを
検知する第2センサーであり、分離部直後に配されて、
この第2センサーS2からの原稿先端検知信号によって
制御部はステッピングモータ227の動きを停止する。
【0064】第2センサーS2が、原稿の後端が分離部
を通過したことを検知すると、フィードローラ221と
分離ローラ261の軸間距離を初期状態に戻すように、
ステッピングモータ227が制御部によって駆動する。
【0065】この方式において、分離部は必ず初期状態
から軸間距離を広げていくので厚みの異なる原稿が混ざ
って積載されていても一枚ずつ装置内に搬送される。
【0066】このようにして分離された原稿は、レジス
ト部300にて一旦停止する。一旦停止した原稿は規定
の間隔をもって、あるいは先行する原稿の画像処理の状
況に応じて、レジスト部300によって原稿の搬送を適
宜再開しセンサーS4以降は等速で搬送され、読み取り
部400を通過し搬送部500によって搬送され、撮影
部540に至る。
【0067】ここで原稿は原稿照明光源552、562
によって照明され画像光は反射ミラーA,B,C,D,
Eによってカメラユニットに導かれる。画像光はレンズ
751によってマイクロフィルムに縮小投影されマイク
ロフィルムFに走査露光される。その後、原稿は排紙部
を経て排紙トレイ612上に排出される。
【0068】次に、図4及び図5を用いて、本実施の形
態に係る画像読取装置の搬送路の開放について説明す
る。
【0069】図4は第1ユニット800が開放された状
態を示している。
【0070】第1ユニット800は、ピボット801に
よって装置本体700に対して800’の位置まで移動
自在(回動自在)に設けられている。この第1ユニット
800は図1に示す位置(800)にあるときと、図4
に示す位置(800’)にあるときは、図示しない固定
手段(公知の係止手段,ロック機構等)で移動(回動)
を停止させることが可能である。
【0071】本実施の形態に係る画像読取装置において
は、表面撮影部560は第1ユニット800に備えられ
ており、裏面撮影部550は装置本体700に備えられ
ているため、この第1ユニット800が開放されると、
この第1ユニット800と装置本体700側の各搬送ガ
イドで形成されている第1搬送路は、撮影部540も含
めて開放され、ここで発生した紙詰まりの処理が可能と
なる。
【0072】また、第1搬送路は、撮影部540も含め
て開放されるので、表側及び裏側の投影ガラス部を、本
体より取り外すことなしに清掃可能になる。
【0073】図5は、第1ユニット800に加えて第2
ユニット900も開放された状態を示している。
【0074】第2ユニット900も、ピボット901に
よって図中900’の位置まで移動可能(回動自在)に
装置本体700に対して取り付けられている。この第2
ユニット900は図1に示す位置(900)にあるとき
と、図5に示す位置(900’)にあるときは、図示し
ない固定手段(公知の係止手段,ロック機構等)で移動
(回動)を停止することが可能である。
【0075】本実施の形態に係る画像読取装置において
は、表面読み取りユニット410は第2ユニット900
に備えられており、裏面読み取りユニット420は装置
本体700に備えられているため、この第2ユニット9
00が開放されると、この第2ユニット900と装置本
体700側の各搬送ガイドで形成されている第2搬送路
は、読み取り部400も含めて開放され、ここで発生し
た紙詰まりの処理が可能となる。
【0076】また、第2搬送路は読み取り部400も含
めて開放されるので、読み取り部400の清掃を容易に
行うことが可能である。
【0077】以上のように、本実施の形態では、ジャム
処理や機内清掃などのメンテナンスを、第1ユニット8
00を開放する、あるいは第1ユニット800及び第2
ユニット900を開放するという、ただ1種類の操作で
簡単に行うことができる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ユニッ
トを開放するという動作のみで、ジャム処理や清掃など
のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置全体の
模式的断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の光学
系の配置図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の搬送
動作を説明するブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の第1
ユニットを開放した状態を示す概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像読取装置の第1
ユニット及び第2ユニットを開放した状態を示す概略構
成図である。
【図6】従来技術に係る画像読取装置のジャム処理動作
を説明する説明図である。
【符号の説明】
100 原稿積載部 101 積載台 102 揺動支点 103 アーム 104 ギア 105 モータ 106 ギア 200 給紙部 210 ピックアップ部 211 ピックアップローラ 212 ベルト 213 モータ 220 給紙ユニット 221 フィードローラ 222 モータ 223 ベルト 224 フレーム 225 軸 226 バネ 227 モータ 228 カム 230 検知手段 231 レバー 232 センサー 250 分離搬送部 260 分離ユニット 261 分離ローラ 262 ベルト 263 モータ 300 レジスト部 301 レジスト上ローラ 302 レジスト下ローラ 400 読み取り部 401,402 ローラ 403,404 従動ローラ 410 表面読み取りユニット 411 LEDアレイ 412 レンズアレイ 413 密着センサー 414 ケーシング 420 裏面読み取りユニット 421 LEDアレイ 422 レンズアレイ 423 密着センサー 424 ケーシング 500 搬送部 501,502,503,504 搬送ローラ 505,506,507,508 従動ローラ 511,512,513,514,515,516,5
17 搬送ガイド 540 撮影部 550 裏面撮影部 551 撮影ガラス部 552 照明光源 560 表面撮影部 561 撮影ガラス部 562 照明光源 600 排紙ローラ部 601 排紙駆動ローラ 602 排紙従動ローラ 603 排紙口 610 排紙部 611 ガイド壁 612 排紙トレイ 700 装置本体 711 スリット 712,713 可変板 750 カメラユニット 751 レンズ 752 キャプスタンローラ 754 リール 755 ガイドローラ 756 ガイドローラ 800 第1ユニット 801 ピボット 900 第2ユニット 901 ピボット
フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 BC22 BC25 3F049 AA04 DA12 DB02 DB06 LA11 LB02 5B047 AA01 BA01 BA07 BB02 BC18 BC20 CA09 5C062 AA06 AB31 AB32 AC09 AC11 AD02 AD06 5C072 AA01 BA02 EA07 NA01 WA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 該装置本体に回動自在に軸支された第1ユニットと、 同じく前記装置本体に回動自在に軸支された第2ユニッ
    トと、を備えた画像読取装置であって、 前記第1ユニットは、該第1ユニットの外壁面の一部と
    前記装置本体の外壁面の一部との間で第1シート搬送路
    を形成させる位置から、該第1シート搬送路を開放する
    位置まで回動自在に設けられ、 前記第2ユニットは、該第2ユニットの外壁面の一部と
    前記装置本体の外壁面の一部との間で第2シート搬送路
    を形成させる位置から、該第2シート搬送路を開放する
    位置まで回動自在に設けられると共に、 前記第1ユニットに、前記第1シート搬送路を搬送する
    シートの一方の面上の画像を感光材に撮影する第1撮影
    手段を設け、 前記装置本体に、前記第1シート搬送路を搬送するシー
    トの他方の面上の画像を感光材に撮影する第2撮影手段
    を設け、 前記第2ユニットに、前記第2シート搬送路を搬送する
    シートの一方の面上の画像を読み取る第1読取手段を設
    け、 前記装置本体に、前記第2シート搬送路を搬送するシー
    トの他方の面上の画像を読み取る第2読取手段を設ける
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】シートを積載するシート積載部と、 該シート積載部に積載されたシートを給送する給送手段
    と、 該給送手段によって給送されるシートを、1枚に分離し
    て搬送する分離搬送手段と、を備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記分離搬送手段を一対の分離搬送ローラ
    で構成し、 一方の分離搬送ローラを装置本体側に設けて、他方の分
    離搬送ローラを前記第1ユニットあるいは第2ユニット
    に設けることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装
    置。
  4. 【請求項4】前記第1シート搬送路及び第2シート搬送
    路に沿ってシートを搬送させる、複数の一対の搬送ロー
    ラを設けると共に、 該一対の搬送ローラのうちの一方を、全て前記装置本体
    側に設け、かつ、他方を、前記第1ユニットあるいは第
    2ユニットに設けることを特徴とする請求項1,2また
    は3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記装置本体側に設けた搬送ローラを、駆
    動源から駆動を伝達する駆動ローラとして、 前記第1ユニットあるいは第2ユニット側に設けた搬送
    ローラを、前記駆動ローラに従動する従動ローラとする
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
JP2000306685A 2000-10-05 2000-10-05 画像読取装置 Withdrawn JP2002117395A (ja)

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JP2010035235A (ja) * 2009-11-12 2010-02-12 Seiko Epson Corp 画像読取装置

Cited By (2)

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