JP2002115578A - エンジン自動停止始動制御装置 - Google Patents

エンジン自動停止始動制御装置

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JP2002115578A
JP2002115578A JP2000303383A JP2000303383A JP2002115578A JP 2002115578 A JP2002115578 A JP 2002115578A JP 2000303383 A JP2000303383 A JP 2000303383A JP 2000303383 A JP2000303383 A JP 2000303383A JP 2002115578 A JP2002115578 A JP 2002115578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリの能力が不足するためにスタータが
エンジンを十分にクランキングできない状況では、エン
ジンの自動停止が禁止されて自動停止後の再始動が不要
となるので、エンジンを再始動できなくなることを防止
できる。 【解決手段】 エンジンを走行中は所定の停車条件に応
答して停止し、停止後は所定の発進操作に応答して再始
動するエンジン自動停止始動制御装置において、スター
タモータ171と、スタータモータに駆動電力を供給す
るバッテリ168と、バッテリ電圧を計測する電圧検知
手段252と、スタータモータをエンジンの再始動時以
外の所定のタイミングで付勢し、そのときのバッテリ電
圧に基づいてエンジン自動停止の許否を判定する判定手
段709とを設け、エンジンの自動停止が許可されない
と、停車条件が成立してもエンジンを停止させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを車両走
行中は所定の停車条件に応答して自動停止し、停止後は
所定の発進操作に応答して再始動するエンジン自動停止
始動制御装置に係り、特に、エンジンを十分にクランキ
ングできない状況では、エンジンを自動停止させないよ
うにしたエンジン自動停止始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】環境問題や省エネルギの観点から、エン
ジンを、車両走行中は所定の停車条件に応答して停止
し、停止後は所定の発進操作に応答して再始動するエン
ジン自動停止始動制御システムを搭載した車両が開発さ
れ、市場に流通している。
【0003】上記したエンジン自動停止始動制御システ
ムを搭載した車両では、エンジンの再始動がスタータモ
ータによるクランキングにより行われるため、バッテリ
が充電不足であったり、バッテリの経時的な劣化により
スタータモータへ十分な駆動電流を供給できなくなる
と、エンジンの再始動性が悪化してしまう。
【0004】このような問題点を解決するために、例え
ば実開昭61−110846号では、電池電解質の比重
を監視し、この比重から予測される充電量が不足してい
る場合には、エンジンの自動停止を行わないようにする
技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電池電解質の比重は充
電量を代表するものの、これを連続的に、かつ簡単な構
成で正確に測定することは困難である。また、比重と充
電量との関係はバッテリの劣化状態にも依存するため、
比重だけで充電量を正確に判定することは困難である。
【0006】さらに、スタータモータがブラシモータで
ある場合には、ブラシ部分での抵抗値や軸受部の摩擦が
経年変化する。また、スタータモータとエンジンのクラ
ンク軸とを連結する連結機構でも、軸受部の摩擦や機械
精度が経年変化する。このため、スタータモータがエン
ジンをクランキングするのに要する駆動電流は、スター
タモータや連結機構の劣化状態によっても大きく左右さ
れる。
【0007】このように、スタータモータがエンジンを
十分にクランキングできるか否かは、バッテリの充電量
のみならず、スタータモータや連結機構等の個体差にも
依存するので、エンジンの自動停止の許否は、これらの
要因を全て考慮して決定することが望ましい。
【0008】本発明の目的は、上記した従来技術の課題
を解決し、スタータモータがエンジンを十分にクランキ
ングできるか否かを簡単な構造で正確に判断し、エンジ
ンを十分にクランキングできない状況では、エンジンの
自動停止を禁止するようにしたエンジン自動停止始動制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、エンジンを車両走行中は所定の停車
条件に応答して停止し、停止後は所定の発進操作に応答
して再始動するエンジン自動停止始動制御装置におい
て、エンジンをクランキングするスタータモータと、前
記スタータモータに駆動電力を供給するバッテリと、前
記バッテリの電圧を計測する電圧検知手段と、前記スタ
ータモータをエンジンの再始動時以外のタイミングで駆
動し、当該駆動期間中に検知されたバッテリ電圧に基づ
いて、前記エンジン停止の許否を判定するエンジン停止
許否判定手段とを具備し、前記エンジン停止許否判定手
段によりエンジン停止が禁止されると、前記所定の停車
条件に応答したエンジン停止を禁止することを特徴とす
る。
【0010】上記した特徴によれば、エンジンをクラン
キングさせる際の機械的負荷や電気的負荷が大きいほ
ど、スタータモータを駆動した際のバッテリ電圧の落ち
込みが大きくなる。また、バッテリの劣化が進んでいる
ほど、スタータモータを駆動した際のバッテリ電圧の落
ち込みが大きくなる。したがって、スタータモータを実
際に駆動させてバッテリ電圧を検知し、その落ち込みが
大きい場合にエンジン停止を禁止すれば、エンジンを十
分にクランキングできない状況でのエンジン再始動を防
止できる。
【0011】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明
する。図5は、本発明のエンジン自動停止始動制御装置
を搭載した自動二輪車の全体側面図である。車体前部2
と車体後部3とは低いフロア部4を介して連結され、ダ
ウンチューブ6とメインパイプ7とを含む車体フレーム
によって車体の骨格が構成されている。燃料タンクおよ
び収納ボックス(共に図示せず)はメインパイプ7によ
り支持され、その上方にシート8が配置されている。シ
ート8はその下部に設けられるラゲッジボックスの蓋を
兼ねることができ、ラゲッジボックスは、その前部FR
に設けられるヒンジ機構により開閉自在に構成されてい
る。
【0012】車体前部2ではダウンチューブ6にステア
リングヘッド5が設けられ、このステアリングヘッド5
によってフロントフォーク12Aが軸支されている。上
方に延びたフロントフォーク12Aの上端にはハンドル
11Aが取付けられる一方、下端には前輪13Aが軸支
されている。ハンドル11Aの上部は計器板を兼ねたハ
ンドルカバー33で覆われている。
【0013】メインパイプ7の途中にはリンク部材(ハ
ンガ)37が回動自在に軸支され、このハンガ37によ
りスイングユニット17がメインパイプ7に揺動自在に
連結支持されている。スイングユニット17には、その
前部に単気筒の4サイクルエンジン200が搭載されて
いる。このエンジン200から後方にかけてベルト式無
段変速機35が構成され、その後部には遠心クラッチを
介して設けられた減速機構38に後輪21が軸支されて
いる。減速機構38の上端とメインパイプ7の上部屈曲
部との間にはリヤクッション22が介装されている。
【0014】スイングユニット17の前部には、エンジ
ン200のシリンダヘッド32から延出した吸気管23
が接続され、さらにこの吸気管23には気化器24およ
び同気化器24に連結されたエアクリーナ25が配設さ
れている。スイングユニットケース31の下部に設けら
れた枢軸18にはメインスタンド26が枢着されてお
り、駐車に際してはこのメインスタンド26を立てる
(鎖線で図示)。
【0015】図1は、前記スイングユニット17の第1
実施形態の断面図であり、前記図5のA−A面での断面
構造を示している。図2は、スイングユニット17のク
ランクシャフトに垂直な平面での断面図である。前記ス
イングユニット17は、車両前方に位置するエンジン2
00、クランクシャフト12の一端に連結された発電装
置部G、クランクシャフト12の他端に連結された自動
変速機の駆動部AT1および従動部AT2を備える。
【0016】スイングユニットケース31には主軸受1
0、11で回転自在に支持されたクランクシャフト12
が設けられ、このクランクシャフト12にはクランクピ
ン13を介してコンロッド14が連結されている。クラ
ンク室9から張出したクランクシャフト12の一端には
発電機172が設けられている。
【0017】発電機172のアウターロータ42にはワ
ンウェイ(一方向)クラッチ50の一方(クランクシャ
フト側)のスリーブ57aがネジ43により固定され、
他方(スプロケット側)のスリーブ55aは、スプロケ
ット58と一体的に、発電機172および主軸受11間
でクランクシャフト12に回転自在に支持されている。
スプロケット58には、図2に示したスタータモータ1
71から始動トルクを得るためのチェーン40が掛けら
れている。
【0018】前記ワンウェイクラッチ50のクラッチ部
56aは、発電機172のアウターロータ42すなわち
クランクシャフト12が、スプロケット58に対して相
対的に逆転方向へ空転することを阻止し、正転方向へ空
転することを許容する。したがって、エンジン始動時に
前記スタータモータ171が駆動されてスプロケット5
8がクランクシャフト12の正転方向へ駆動されれば、
これに追従してクランクシャフト12も正転方向へ駆動
される。
【0019】これに対してエンジン始動後は、スタータ
モータ171が停止してもクランクシャフト12がスプ
ロケット58に対して空転するので、クランクシャフト
12の駆動力がスタータモータ171へ伝達されること
はない。
【0020】クランクシャフト12上には、前記スプロ
ケット58および主軸受11間にスプロケット59が固
定されている。スプロケット59にはクランクシャフト
12からカムシャフト69を駆動する動力を得るための
チェーン60が掛けられている。なお、スプロケット5
9は潤滑オイルを循環させるポンプ(図示せず)に動力
を伝達するためのギヤ61と一体的に形成されている。
【0021】シリンダ62内に配置されているピストン
63はコンロッド14のスモールエンド側に連結されて
いる。シリンダヘッド32には点火プラグ65が螺着さ
れ、その電極部がピストン63のヘッドとシリンダヘッ
ド32との間に形成された燃焼室に臨んでいる。シリン
ダ62の周りは水ジャケット66で囲まれている。
【0022】シリンダヘッド32内の、前記シリンダ6
2の上方ではカムシャフト69が回転自在に支持され、
カムシャフト69にはカムスプロケット72が固定され
ている。カムスプロケット72には前記チェーン60が
掛けられている。このチェーン60によって、前記スプ
ロケット59の回転つまりクランクシャフト12の回転
がカムシャフト69に伝達される。
【0023】カムシャフト69の上部にはロッカアーム
73が設けられ、このロッカアーム73はカムシャフト
69の回転に伴いカムシャフト69のカム形状に応じて
揺動する。カムシャフト69のカム形状は、4サイクル
エンジンの所定の行程に応じて吸排気弁95、96が開
閉されるように決定されている。
【0024】クランクシャフト12上の、前記発電機1
72が設けられた側とは反対側の端部には、Vベルト8
2を巻き掛けるためのプーリ83が設けられている。プ
ーリ83はクランクシャフト12に対して回転方向およ
び軸方向の動きが固定された固定プーリ片83a、およ
びクランクシャフト12に対して軸方向に摺動自在な可
動プーリ片83bとからなる。可動プーリ片83bの背
面つまりVベルト82と当接しない面にはホルダプレー
ト84が取付けられている。ホルダプレート84はクラ
ンクシャフト12に対して回転方向および軸方向の双方
にその動きが規制されていて一体で回転する。ホルダプ
レート84と可動プーリ片83bとによって囲まれた空
所はガバナウェイトとしてのローラ85を収容するポケ
ットを形成している。
【0025】固定プーリ片83aの背面つまりVベルト
82と当接しない面にはファン83cが一体的に形成さ
れており、スイングユニットケース31の前記ファン8
3cと対向する開口部には、自動変速機室内に冷却風を
清浄して導入するためのエアクリーナ71を備えたエア
クリーナカバー70が装着されている。前記ファン83
cは、クランクシャフト12が正転したときにエアクリ
ーナ71を介して外気を自動変速機室内に吸引するよう
に形成されている。
【0026】自動変速機の従動部AT2において、クラ
ッチのメインシャフト125にはプーリ132の固定プ
ーリ片132aが支持されている。メインシャフト12
5の端部にはナット133によってカップ状のクラッチ
板134が固定されている。前記固定プーリ片132a
のスリーブ135には、プーリ132の可動プーリ片1
32bがメインシャフト125の長手方向に摺動自在に
設けられている。可動プーリ片132bは、メインシャ
フト125の周りで一体的に回転できるようにディスク
136に係合している。ディスク136と可動プーリ片
132bとの間には、両者間の距離を拡張する方向に反
発力が作用する圧縮コイルばね137が設けられてい
る。メインシャフト125、アイドルシャフト142お
よび出力シャフト145は相互に噛合い、後輪21のリ
ム21aは前記出力シャフト145に固定されている。
【0027】上記したように、本実施形態によれば、ス
タータモータ171とクランクシャフト12とが無端連
結手段としてのチェーン40により連結され、エンジン
始動時にはクランクシャフト12がチェーン駆動される
ので、スタータモータ171による始動音を従来に比べ
て低く抑えることができる。
【0028】また、本実施形態のようにクランク室9を
挟んでクランクシャフト12の両側に発電機172およ
び自動変速機のプーリ83を設ける場合、クランクシャ
フト12上での軸方向の占有領域は、自動変速機のプー
リ83が発電機172よりも大きくなる。したがって、
クランク室9を挟んで両側のクランクシャフト長も、プ
ーリ83側が発電機172側よりも長くなる傾向にあ
る。これに対して、本実施形態ではスプロケット58お
よびその一方向クラッチ50を発電機172側に設けた
ので、クランク室9を挟んで両側のクランクシャフト長
を同等にすることができ、その回転バランスを安定させ
ることができる。
【0029】さらに、本実施形態によれば、クランクシ
ャフト12とスタータモータ171とを連結するための
チェーン40、およびクランクシャフト12とカムシャ
フト69とを連結するためのチェーン60をエンジンの
一方の側に集約できるのでメインテナンス性が向上す
る。
【0030】続いて、本発明を適用したエンジン自動停
止始動システムについて説明する。このシステムは、ア
イドリングを許可する動作モード(以下、「始動&アイ
ドルスイッチ(SW)モード」という)と、アイドリン
グを制限(または禁止)する動作モード(以下、「停止
発進モード」という)とを備えている。
【0031】アイドリングを許可する「始動&アイドル
スイッチ(SW)モード」では、エンジン始動時の暖気
運転等を目的として、主電源投入後の最初のエンジン始
動後にアイドリングが一時的に許可される。また、上記
した最初のエンジン始動後以外でも、運転者の意思(ア
イドルSWを“オン”)によってアイドリングが許可さ
れる。
【0032】一方、アイドリングが制限される「停止発
進モード」では、車両を停止させるとエンジンが自動停
止し、停止状態でアクセルが操作されるとエンジンが自
動的に再始動されて車両の発進が可能になる。
【0033】図8は、エンジン200における始動停止
制御システムの全体構成を示したブロック図であり、前
記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0034】クランク軸12には、これと同軸に発電機
(ACジェネレータ)172が設けられ、発電機172
による発電電力は、レギュレータ・レクティファイア1
67を介してバッテリ168に充電される。レギュレー
タ・レクティファイア167は、発電機172の出力電
圧を、12Vないし14.5Vに制御する。バッテリ1
68は、スタータリレー162が導通されるとスタータ
モータ171へ駆動電流を供給すると共に、メインスイ
ッチ173を介して各種の一般電装品174および主制
御装置160等に負荷電流を供給する。
【0035】主制御装置160には、エンジン回転数N
eを検知するNeセンサ153と、バッテリ168の端
子電圧を検知する電圧センサ252と、エンジン200
のアイドリングを手動で許可または制限するためのアイ
ドルスイッチ253と、運転者がシートに着座すると接
点を閉じて“H”レベルを出力する着座スイッチ254
と、車速を検知する車速センサ255と、前記「停止発
進モード」で点滅するスタンバイインジケータ256
と、スロットル開度θを検知するスロットルセンサ25
7(スロットルスイッチ257aを含む)と、スタータ
モータ171を駆動してエンジン200を始動するスタ
ータスイッチ258と、ブレーキ操作に応答して“H”
レベルを出力するストップスイッチ259と、バッテリ
168の電圧が予定値(例えば、10V)以下になると
点灯して充電不足を運転者に警告するバッテリインジケ
ータ276と、エンジンの冷却水温度を検知する水温セ
ンサ251とが接続されている。
【0036】さらに、主制御装置160には、クランク
軸12の回転に同期して点火プラグ65を点火させる点
火制御装置(イグニッションコイルを含む)161と、
スタータモータ171に電力を供給するスタータリレー
162の制御端子と、前照灯169に電力を供給する前
照灯ドライバ163の制御端子と、キャブレタ166に
装着されたバイスタータ165に電力を供給するバイス
タータリレー164の制御端子とが接続されている。前
記前照灯ドライバ163は、FET等のスイッチング素
子により構成され、このスイッチング素子を所定の周期
およびデューティー比で断続させて前照灯169への印
加電圧を実質的に制御する、いわゆるチョッピング制御
を採用している。
【0037】図9〜12は、主制御装置160の構成を
機能的に示したブロック図(その1、その2、その3、
その4)であり、図8と同一の符号は同一または同等部
分を表している。
【0038】図13、14には、主制御装置160を構
成するスタータリレー制御部400、バイスタータ制御
部900、スタンバイインジケータ制御部600、前照
灯制御部800、停車後非着座制御部100、点火制御
部700、点火ノック制御部200および充電制御部5
00の各制御内容を一覧表示している。
【0039】図9において、動作切換部300は、アイ
ドルスイッチ253の状態および車両の状態等が所定の
条件のときに、主制御装置160の動作モードを「始動
&アイドルSWモード」および「停止発進モード」のい
ずれかに切り換える。
【0040】動作切換部300の動作モード信号出力部
301には、アイドルスイッチ253の状態信号が入力
される。アイドルスイッチ253の状態信号は、オフ状
態(アイドリング制限)では“L”レベル、オン状態
(アイドリング許可)では“H”レベルを示す。動作モ
ード信号出力部301は、アイドルスイッチ253、車
速センサ255および水温センサ155の出力信号に応
答して、主制御装置160の動作モードを「始動&アイ
ドルSWモード」および「停止発進モード」のいずれか
に指定する動作モード信号S301 を出力する。
【0041】図15は、動作モード信号出力部301に
よる動作モードの切り換え条件を模式的に示した図であ
り、メインスイッチ173が投入されて主制御装置16
0がリセットされる(条件1が成立)と、動作モード信
号S301 を“L”レベルにして「始動&アイドルSWモ
ード」を起動する。
【0042】さらに、この「始動&アイドルSWモー
ド」において予定速度(例えば、時速10キロ)以上の
車速が検知され、かつ水温が所定温度(例えば、暖気運
転が完了したと予測される温度)以上であり、かつアイ
ドルスイッチ253がオフであれば(条件2が成立)、
動作モード信号S301 を“L”レベルから“H”レベル
へ遷移させて「停止発進モード」を起動する。
【0043】また、「停止発進モード」において、アイ
ドルSWが“オフ”から“オン”(条件3が成立)にさ
れると、動作モード信号S301 を“H”レベルから
“L”レベルへ遷移させ、動作モードを「停止発進モー
ド」から「始動&アイドルSWモード」へ戻す。なお、
「停止発進モード」あるいは「始動&アイドルSWモー
ド」のいずれにおいても、メインSW173が遮断(条
件4が成立)されればオフ状態となる。
【0044】図9へ戻り、スタータリレー制御部400
は、前記各動作モードに応じて所定の条件下でスタータ
リレー162を起動する。クランキング回転数以下判定
部401およびアイドリング回転数以下判定部407に
はNeセンサ153の検知信号が入力される。クランキ
ング回転数以下判定部401は、エンジン回転数が所定
のクランキング回転数(例えば、600rpm)以下で
あると“H”レベルの信号を出力する。アイドリング以
下判定部407は、エンジン回転数が所定のアイドリン
グ回転数(例えば、1200rpm)以下であると
“H”レベルの信号を出力する。
【0045】AND回路402は、クランキング回転数
以下判定部401の出力信号と、ストップスイッチ25
9の状態信号と、スタータスイッチ258の状態信号と
の論理積を出力する。AND回路404は、アイドリン
グ以下判定部407の出力信号と、スロットルスイッチ
257aの検出信号と、着座スイッチ254の状態信号
との論理積を出力する。AND回路403は、前記AN
D回路402の出力信号と動作モード信号S301 の反転
信号との論理積を出力する。AND回路405は、前記
AND回路404の出力信号と動作モード信号S301 と
の論理積を出力する。OR回路406は、前記各AND
回路403、405の論理和をスタータリレー162へ
出力する。
【0046】このようなスタータリレー制御によれば、
「始動&アイドルスイッチモード」ではAND回路40
3がイネーブル状態となる。したがって、エンジン回転
数がクランキング回転数以下であり、かつストップスイ
ッチ259がオン状態(ブレーキ操作中)のときにスタ
ータスイッチ258が運転者によりオンされる(AND
回路402の出力が“H”レベルになる)と、スタータ
リレー162が導通してスタータモータ171が起動さ
れる。
【0047】また、「停止発進モード」では、AND回
路405がイネーブル状態となる。したがって、エンジ
ン回転数がアイドリング以下であり、着座スイッチ25
4がオン状態(運転者がシートに着座中)のときにスロ
ットルが開かれる(AND回路404の出力が“H”レ
ベルになる)と、スタータリレー162が導通してスタ
ータモータ171が起動される。
【0048】図9のスタンバイインジケータ制御部60
0では、車速ゼロ判定部601に車速センサ255の検
知信号が入力され、車速が実質的にゼロであれば“H”
レベルの信号を出力する。Ne判定部602にはNeセ
ンサ153の検知信号が入力され、エンジン回転数が予
定値以下であれば“H”レベルの信号を出力する。AN
D回路603は、各判定部601、602の出力信号の
論理積を出力する。
【0049】AND回路604は、前記AND回路60
3の出力信号と着座スイッチ254の反転信号との論理
積を出力する。AND回路605は、前記AND回路6
03の出力信号と着座スイッチ254の出力との論理積
を出力する。点灯/点滅制御部606は、AND回路6
04の出力信号が“H”レベルであれば点灯信号を発生
し、“L”レベルであれば点滅信号を発生する。AND
回路607は、点灯/点滅制御部606の出力信号と動
作モード信号S301 との論理積を出力する。スタンバイ
インジケータ256は、点灯信号に応答して点灯し、点
滅信号に応答して点滅する。
【0050】このようなスタンバイインジケータ制御に
よれば、図13に示したように、スタンバイインジケー
タ256は「停止発進モード」中の停車時に、運転者が
非着座であれば点灯し、着座していれば点滅する。した
がって、運転者はスタンバイインジケータ256が点滅
していれば、エンジンが停止していてもアクセルグリッ
プを開きさえすれば直ちに発進できることを認識するこ
とができる。
【0051】図10の点火制御部700は、前記各動作
モード毎に、所定の条件下で点火制御装置161による
点火動作を許可または禁止する。
【0052】走行判定部701は、車速センサ255の
検知信号に基づいて車両が走行状態にあるか否かを判別
し、走行状態にあると“H”レベルの信号を出力する。
OR回路706は、走行判定部701の出力信号とスロ
ットルスイッチ257aの出力信号との論理和を出力す
る。AND回路707は、着座スイッチ254の出力信
号と前記OR回路706の出力信号との論理積を出力す
る。したがって、AND回路707の出力は、運転者が
着座しているときに、スロットルが開いているか、ある
いは車速が0よりも大きいときに“H”レベルとなる。
【0053】AND回路702は、着座スイッチ254
の出力信号と、前記走行判定部701の反転信号と、ス
ロットルスイッチ257aの反転信号との論理積を出力
する。したがって、AND回路702の出力は、スロッ
トルが閉じており、車速が0であって、かつ運転者が着
座しているときに“H”レベルとなる。
【0054】タイマ703は、入力信号を所定時間(本
実施形態では、3秒)だけ遅延して出力する。エンジン
停止許否判定部709は、AND回路702の出力の立
上がりを検知し、図18(a) に示したように、前記スタ
ータリレー162を所定時間(本実施形態では、約0.
5秒)だけ導通させて前記スタータモータ171を駆動
する。
【0055】さらに、この駆動期間中に前記電圧センサ
252により検知されたバッテリ電圧VBATTを検知し,
図18(b) に示したように、これを基準電圧Vref と比
較する。前記基準電圧Vref は、スタータモータ171
がエンジン200を、その始動に十分なだけクランキン
グできること、すなわち、十分なクランキングに必要な
駆動電流をバッテリ168がスタータータ171へ供給
し得ることを保証する電圧に予め設定されている。
【0056】したがって、図18(b) に破線で示したよ
うに、スタータモータ171が駆動されているときのバ
ッテリ電圧VBATTの最低値が基準電圧Vref 以上であれ
ば、エンジン停止許可信号S709 を“H”レベルとして
エンジン停止を許可する。これに対して、同図に実線で
示したように、最低値が基準電圧Vref 未満であれば、
エンジン停止許可信号S709 を“L”レベルとしてエン
ジン停止を禁止する。
【0057】AND回路705は、前記AND回路70
2の出力信号、タイマ703の出力信号およびエンジン
停止許可信号S709 の論理積を出力する。したがって、
前記AND回路705の出力は、バッテリの給電能力が
十分であり、かつスロットルが閉じており、かつ車速が
0で、かつ運転者が着座している状態が3秒間継続する
と“H”レベルとなる。
【0058】組み合わせ回路704は、セット端子Sに
前記AND回路707の出力が接続され、リセット端子
Rに前記AND回路705の出力が接続されている。組
み合わせ回路704は、出力Qが“L”レベルのときに
セット端子Sが“L”レベルから“H”レベルへ遷移す
ると、出力Qを“H”レベルとし、出力Qが“H”レベ
ルのときにリセット端子Rが“L”レベルから“H”レ
ベルへ遷移すると、出力Qを“L”レベルとする。
【0059】OR回路709は、前記動作モード信号S
301 の反転信号と組み合わせ回路704のQ出力との論
理和を点火制御装置161へ出力する。点火制御装置1
61は、点火制御を入力信号が“H”レベルのときに実
行し、“L”レベルのときに中断する。
【0060】上記した構成の点火制御部700によれ
ば、図14に示したように、「始動&アイドルSWモー
ド」ではOR回路709の出力が常に“H”レベルとな
るので点火制御が常に許可される。
【0061】これに対して、「停止発進モード」では、
車両が停止してエンジンが自動停止されると、運転者が
着座しているときにスロットルが開いているか、あるい
は車速が0よりも大きくなると点火制御が許可(AND
回路707の出力が“H”レベル)される。一方、スロ
ットルが閉じられて車両が走行状態から停止したとき
は、運転者の着座が検知されれば点火制御が禁止されて
エンジンが自動停止されるが、運転者の着座が検知され
なければ、点火制御が許可され続けるのでエンジンは自
動停止されない。
【0062】したがって、着座スイッチ254に不具合
が生じたために運転者が着座しているにもかかわらずこ
れを検知できない場合には、車両が走行状態から停止し
てもエンジンが自動停止されないので、発進時のエンジ
ン始動が不要となる。したがって、運転者の着座を条件
にエンジンの自動始動を許可するシステムにおいて着座
スイッチ254に不具合が生じても、走行に支障が生じ
ることはない。
【0063】また、本実施形態によれば、車両が走行状
態から停止したときに運転者の着座が検知されていて
も、直ぐには点火制御を禁止せず、所定時間(本実施形
態では、3秒)経過後に禁止するようにしている。した
がって、交差点での一時停止時や、運転者が着座状態で
車速がほぼゼロ、かつスロットル開度が全閉に近いUタ
ーン時には、エンジンを始動させ続けておくことが可能
になる。
【0064】さらに、本実施形態によれば、停車条件が
成立して前記3秒タイマがスタートすると、エンジン停
止許否判定部709がスタータモータ171を駆動して
バッテリ168の給電能力を検知し、給電能力が不足し
ている場合には、他の全ての停車条件が成立していても
エンジンを停止させないようにしたので、バッテリ16
8の給電能力が不足している状態でのエンジン再始動を
防止できる。
【0065】図10の点火ノック制御部200は、前記
各動作モード毎に、加速時の点火時期を常時よりもリタ
ードさせることによってノッキングの発生を防止する。
特に、本実施形態ではエンジン停止状態から加速する発
進加速時のリタード量を、エンジンが回転している状態
からの通常加速時のリタード量よりも大きくすること
で、エンジン自動停止始動装置を搭載した車両に固有
の、発進加速時におけるノッキングの発生を完全に防止
している。
【0066】標準点火時期決定部207には、標準点火
時期がTDC(圧縮上死点)からの進角角度(deg)
として、エンジン回転数Neおよびスロットル開度θの
関数として予め登録されている。図16は、本実施形態
におけるエンジン回転数Neおよびスロットル開度θと
標準点火時期との関係を示した図であり、エンジン回転
数が2500回転に達するまでは15度(deg;進
角)とし、2500回転を越えるあたりからエンジン回
転数Neに応じて徐々に進角量を増している。
【0067】Ne判定部201は、エンジン回転数Ne
が700rpm<Ne<3000rpmであれば、通常
加速信号Sacc1を“H”レベルとし、700rpm<N
e<2500rpmであれば、発進時加速信号Sacc2を
“H”レベルとする。なお、発進時加速信号Sacc2を発
生する際のエンジン回転数Neの下限値(本実施形態で
は、700rpm)は、エンジンのクランキング回転数
に設定することが望ましい。
【0068】加速判定部205は、スロットルセンサ2
57により検知されたスロットル開度θの変化率Δθが
所定値を越えると、加速操作がなされたものと判定して
“H”レベルの加速検知信号を出力する。水温判定部2
06は、水温センサ155の検知信号に基づいてエンジ
ン冷却水の水温を判定し、水温が所定温度(本実施形態
では、50℃)を越えると出力を“H”レベルとする。
【0069】AND回路202は、前記通常加速信号S
acc1、加速検知信号、水温判定信号および動作モード信
号S301 の反転信号の論理積を出力する。AND回路2
03は、前記発進時加速信号Sacc2、加速検知信号、水
温判定信号および動作モード信号S301 の論理積を出力
する。
【0070】加速時点火時期補正部204は、前記各A
ND回路202、203の出力がいずれも“L”レベ
ル、すなわち車両が加速状態になければ、前記標準点火
時期決定部207により決定された標準点火時期(図1
6)を点火制御装置161へ通知する。点火制御装置1
61は、加速時点火時期補正部204を介して通知され
た点火タイミングで点火動作を実行する。
【0071】また、AND回路202の出力信号が
“H”レベル、すなわち、図14に示したように、「始
動&アイドルSWモード」においてエンジン回転数Ne
が700rpm<Ne<3000であり、かつ運転者に
より加速操作がなされ、かつ水温が所定値(本実施形態
では、50℃)を超えていると、図17に破線Aで示し
たように、点火時期を前記標準点火時期決定部207に
よる決定結果にかかわらず、7度(進角)までリタード
させる。
【0072】一方、AND回路203の出力信号が
“H”レベル、すなわち、図14に示したように、「停
止発進モード」においてエンジン回転数Neが700r
pm<Ne<2500であり、かつ運転者により加速操
作がなされ、かつ水温が所定値を超えていると、図17
に実線Bで示したように、点火時期を前記点火時期決定
部207による決定結果にかかわらず、0度までリター
ドさせる。
【0073】なお、加速時点火時期補正部204はカウ
ンタ204aを備え、いずれかのAND回路202、2
03の出力が“H”レベルになると、上記したリタード
点火を直ちに所定回数(本実施形態では、3回)だけ実
行し、その後は直ちに、前記標準点火時期決定部207
による通常の点火タイミングへ復帰する。
【0074】このような点火ノック制御によれば、中速
回転域からの通常加速時と発進加速時とで異なるリター
ド量を設定することができ、発進加速時のリタード量を
中速回転域からの通常加速時よりも大きく設定すること
により、中速回転域からの通常加速時のみならず、発進
加速時のノッキングも防止できる。
【0075】図11の前照灯制御部800では、Ne判
定部801がNeセンサ153の検知信号に基づいて、
エンジン回転数が所定の設定回転数(アイドル回転数未
満)以上であるか否かを判定し、設定回転数以上であれ
ば“H”レベルの信号を出力する。AND回路802
は、Ne判定部801の出力信号と動作モード信号S30
1 の反転信号との論理積を出力する。AND回路803
は、Ne判定部801の出力信号と動作モード信号S30
1 との論理積を出力する。
【0076】点灯/減光切換部804は、AND回路8
02の出力信号が“H”レベルであれば“H”レベルを
出力し、“L”レベルであればデューティー比50%の
パルス信号を出力する。点灯/多段減光切換部805
は、AND回路803の出力信号が“H”レベルであれ
ば“H”レベルを出力し、“L”レベルであれば、その
継続時間をタイマ805aでカウントし、継続時間に応
じてデューティー比が段階的に減少するパルス信号を出
力する。本実施形態では、デューティー比を95%から
0.5ないし1秒間で段階的に50%まで減少させる。
このような段階的な減光方法によれば、光量が瞬時かつ
リニアに減少するので、節電と高い商品性の維持とが達
成される。
【0077】このような前照灯制御によれば、図13に
示したように、「始動&アイドルSWモード」では、エ
ンジン回転数Neに応じて前照灯が点灯あるいは減光さ
れ、「停止発進モード」では、エンジン回転数Neに応
じて前照灯が点灯あるいは段階的に減光される。したが
って、対向車からの十分な視認性は維持しながら、停車
時におけるバッテリの放電を抑制できる。この結果、そ
の後の発進時には発電機からバッテリへの充電量を減じ
ることができ、発電機の電気負荷が減少するので発進時
の加速性能が向上する。
【0078】図11のバイスタータ制御部900では、
水温センサ155の検知信号が水温判定部901に入力
される。この水温判定部901は、水温が第1の予定値
(本実施形態では、50℃)以上であると“H”レベル
の信号を出力してバイスタータリレー164を閉じ、第
2の予定値(本実施形態では、10℃)以下になると
“L”レベルの信号を出力してバイスタータリレー16
4を開く。
【0079】このようなバイスタータ制御によれば、水
温が高くなれば燃料が濃くなり、低くなれば自動的に薄
くなる。また、本実施形態ではバイスタータリレー16
4の開閉温度にヒステリシスを設定しているので、臨界
温度付近で生じ得るバイスタータリレー164の不要な
開閉動作を防止できる。
【0080】図11の充電制御部500では、加速操作
検知部502に車速センサ255の検知信号とスロット
ルセンサ257の検知信号とが入力され、図14に示し
たように、車速が0よりも大きく、かつスロットルが全
閉状態から全開状態まで0.3秒以内に開かれると、加
速操作と判定して加速検知パルスを発生する。
【0081】加速時充電制限部504は、前記加速検知
パルス信号に応答してレギュレータレクティファイア1
67を制御し、バッテリ168の充電電圧を常時の1
4.5Vから12.0Vへ低下させる。
【0082】前記加速時充電制限部504は更に、前記
加速検知パルスに応答して6秒タイマ504aをスター
トし、このタイマ504aがタイムアウトするか、ある
いはエンジン回転数Neが設定回転数以上になるか、あ
るいはスロットル開度が減少すると、充電制限を解除し
て充電電圧を12.0Vから14.5Vへ戻す。
【0083】発進操作検知部503には、車速センサ2
55の検知信号と、Neセンサ153の検知信号と、ス
ロットルセンサ257の検知信号とが入力され、図14
に示したように、車速が0、かつエンジン回転数Neが
設定回転数(本実施形態では、2500rpm)以下の
ときにスロットルが開いていると、発進操作と判定して
発進検知パルスを発生する。
【0084】発進時充電制限部505は、前記発進検知
パルス信号を検出すると、レギュレータレクティファイ
ア167を制御してバッテリ168の充電電圧を常時の
14.5Vから12.0Vへ低下させる。
【0085】前記発進時充電制限部505は更に、前記
発進検知パルスに応答して7秒タイマ505aをスター
トし、このタイマ505aがタイムアウトするか、ある
いはエンジン回転数Neが設定回転数以上になるか、あ
るいはスロットル開度が減少すると、充電制限を解除し
て充電電圧を12.0Vから14.5Vへ戻す。
【0086】このような充電制御によれば、運転者がス
ロットルを急激に開いて急加速した場合、あるいは停止
状態からの発進時には充電電圧が低く抑えられ、発電機
172の電気負荷が一時的に低減される。したがって、
発電機172によりもたらされるエンジン200の機械
的負荷が低減されて加速性能が向上する。
【0087】図12の停車後非着座制御部100は、運
転者が経験的にスタータスイッチによりエンジンを始動
し得るタイミングでは、本来的には禁止されているスタ
ータスイッチ258によるエンジン始動を例外的に許可
する。
【0088】AND回路102は、動作モード信号S30
1 と着差スイッチ254の反転信号との論理積を出力す
る。非着座継続判定部101はタイマ101aを備え、
エンジンの自動停止後にAND回路102の“H”レベ
ルが所定時間以上検知される。すなわち、「停止発進モ
ード」においてエンジンの自動停止後に運転者の非着座
が所定時間以上継続すると、出力信号を“H”レベルに
設定する。この結果、点火制御装置161が付勢されて
点火許可状態となる。
【0089】OR回路103は、スタータスイッチ25
8およびスロットルスイッチ257aの各出力の論理和
を出力する。AND回路104は、前記非着座継続判定
部101およびOR回路103の各出力信号の論理積を
スタータリレー162へ出力する。すなわち、「停止発
進モード」においてエンジンの自動停止後に運転者の非
着座が所定時間以上継続(非着座継続判定部101の出
力が“H”レベル)したあとに、スタータスイッチ25
8が投入、あるいはスロットルが開かれると、スタータ
リレー162が付勢されてスタータモータ171が駆動
される。このとき、点火制御装置161は前記非着座継
続判定部101により付勢されているので、エンジンの
始動が可能になる。
【0090】このような停車後非着座制御によれば、所
定の停車条件に応答してエンジンを停止した後でも、運
転者の非着座状態が所定時間継続して検知されるとスタ
ータスイッチ258によるエンジン始動が例外的に許可
される。したがって、停車時にエンジンが自動停止され
て運転者が主電源を遮断せずにそのまま車両から離れ、
その後、車両に戻った運転者がエンジンの自動停止制御
下であったことを失念してスタータスイッチ258を操
作しても、エンジンを常時と同様に始動させることがで
きる。
【0091】なお、上記した停車後非着座制御では、
「停止発進モード」でのエンジンの自動停止後に、運転
者の非着座が所定時間以上継続したことを条件にスター
タスイッチ258によるエンジン始動を例外的に許可す
るものとして説明したが、図12に破線で示したよう
に、動作切換部300を制御して動作モードを「停止発
進モード」から「始動&アイドルSWモード」へ切り換
えることでスタータスイッチ258によるエンジン始動
を許可しても良い。あるいは、図15に“条件5”とし
て示したように、メインスイッチ173を遮断すること
で、スタータスイッチ258によるエンジン始動を実質
的に許可するようにしても良い。
【0092】図3は、前記スイングユニット17の第2
実施形態の断面図であり、前記と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
【0093】上記した第1実施形態では、スタータモー
タ171と連結されるスプロケット58を、ワンウェイ
クラッチ50を介して発電機172のアウターロータ4
2に結合していたが、本実施形態では、クランク室9を
挟んで発電機172とは反対側のプーリ83および主軸
受10間に、スプロケット58を前記と同様の機能を有
するワンウェイクラッチ50を介してクランクシャフト
12に結合している。
【0094】ワンウェイクラッチ50は、クランクシャ
フト12に固定された一方のスリーブ57bと、スプロ
ケット58をクランクシャフト12に対して回転自在に
支持する他方のスリーブ55bと、前記各スリーブ55
b、57bを、クランクシャフト12がスプロケット5
8に対して相対的に逆転方向へ空転することを阻止し、
正転方向へ空転することを許容するように結合するクラ
ッチ部56bとにより構成されている。
【0095】本実施形態によれば、スタータモータ17
1の駆動力をクランクシャフト12へ伝達するためのス
プロケット58を、クランク室9よりも自動変速機のプ
ーリ83側に設け、クランク室9を挟んで自動変速機側
のクランク長を発電機側よりも長くしたので、重量物で
あるエンジンの中心位置をタイヤ中心すなわち車両の中
心に配置することができる。したがって、スイングユニ
ット17に捩じれやモーメントが発生しにくくなり、重
量配分が良好になって走行安定性が向上する。
【0096】さらに、本実施形態によれば、スタータモ
ータ171と連結されるスプロケット58が、クランク
シャフトの軸方向にタイヤ21から離れた位置でクラン
クシャフト12に連結されるので、スプロケット58の
大径化が可能となり、大きな減速比を得られるのでスタ
ータモータ171の小型化および軽量化が可能になる。
【0097】図4は、前記スイングユニット17の第3
実施形態の断面図であり、前記と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
【0098】本実施形態では、前記ワンウェイクラッチ
50のクランクシャフト側のスリーブ57cを、固定プ
ーリ片83aの背面つまりVベルト82と当接しない面
に一体的に形成し、他方のスリーブ55cを、固定プー
リ片83aの軸方向外側に延長されたフランジ部83d
に固定することで、スプロケット58が一方向クラッチ
50および固定プーリ片83aを介してクランクシャフ
ト12の端部に結合されるようにした。
【0099】本実施形態によれば、スプロケット58お
よびそのチェーン40がクランクシャフト12の最外郭
に取り付けられるので、その取り付け、取り外しが容易
となってメインテナンスが容易になり、さらには既存の
スイングユニットの改造による取付も極めて容易とな
る。
【0100】さらに、本実施形態でも前記第2実施形態
と同様に、スプロケット58がクランクシャフトの軸方
向にタイヤ21から離れた位置でクランクシャフト12
に連結されるので、スプロケット58の大径化が可能と
なり、大きな減速比を得られるのでスタータモータ17
1の小型軽量化が可能になる。
【0101】図6は、前記スイングユニット17の第4
実施形態の主要部の断面図、図7は、スイングユニット
17のクランクシャフト12に垂直な平面での断面図で
あり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表して
いる。
【0102】上記した第1ないし第3実施形態では、エ
ンジン始動時に発生する始動音を低く抑えるために、ク
ランクシャフト12に設けたスプロケット58とスター
タモータ171とをチェーン40により連結した。これ
に対して本実施形態では、スプロケット58とスタータ
モータ171とをギア列で常時連結すると同時に、クラ
ンクシャフト12とスプロケット58とを、前記と同様
にワンウェイクラッチ50を介して連結することによ
り、飛び込みギアを用いることなく、クランクシャフト
12側からスタータモータ171側への動力伝達を遮断
するようにした。これにより、飛び込みギアを用いるこ
となくスタータモータからクランクシャフトへの一方向
連結が可能になるので、エンジン始動時の騒音低減が可
能になる。
【0103】図6、7において、スタータモータ171
の回転軸にはギア歯221が形成され、このギア歯22
1には、ドライブ軸234に連結された大径歯車222
が歯合している。さらに、ドライブ軸234には前記大
径歯車222と同軸状に隣接して小径ギア223が形成
され、この小径ギア223にクランクシャフト12のス
プロケット58が歯合している。
【0104】前記ドライブ軸234は、エンジンの始動
頻度が高くなるエンジン始動装置において摺動摩耗や摩
耗ガタによる騒音増加を防止するために、前記大径歯車
222および小径ギア223を挟んだ両側部において、
一対の含油ブッシュ式ベアリング234a,234bに
より回転自在に軸支されている。また、本実施形態では
上記した歯車列から発生する騒音を抑えるために、相互
に歯合するギア歯に対してシェービング加工あるいは歯
研を施している。
【0105】ここで、本実施形態ではクランクシャフト
12に設けたスプロケット58とスタータモータ171
との連結に飛び込み歯車を採用せず、両者を固定的な歯
車列により常時連結しているため、スタータモータ17
1側からクランクシャフト12側への動力伝達は許容し
てクランクシャフト12側からスタータモータ171側
への動力伝達は遮断する一方向連結のための構成が別途
に必要となる。そこで、本実施形態では前記スプロケッ
ト58を、前記と同様にワンウェイクラッチ50を介し
てクランクシャフト12に連結している。
【0106】したがって、エンジン始動時に前記スター
タモータ171が駆動されてスプロケット58がクラン
クシャフト12の正転方向へ駆動されれば、これに追従
してクランクシャフト12も正転方向へ駆動される。こ
れに対してエンジン始動後は、スタータモータ171が
停止してもクランクシャフト12がスプロケット58に
対して空転するので、クランクシャフト12の駆動力が
スタータモータ171へ伝達されることはない。
【0107】上記したように、本実施形態によれば、ス
タータモータ171とクランクシャフト12とを飛び込
みギアを用いることなく連結することができるので、飛
び込みギアの作動音が発生しない分だけエンジン始動時
の騒音を低く抑えることが可能になる。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、スタータモータを実際
に駆動させた際のバッテリ電圧を検知し、その落ち込み
が大きい場合にはエンジンの自動停止を禁止するように
した。したがって、エンジンをクランキングさせる際の
機械的負荷や電気的負荷が過大であったり、あるいはバ
ッテリの劣化が進んでいるためにスタータモータがエン
ジンを十分にクランキングできない状況では、エンジン
の自動停止が禁止されて自動停止後の再始動が不要とな
るので、エンジンを再始動できなくなる事態を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエンジン自動停止始動制御装置を備
えたスイングユニットの第1実施形態の断面図である。
【図2】 第1実施形態のスイングユニットのクランク
シャフトに垂直な平面での断面図である。
【図3】 本発明のエンジン自動停止始動制御装置を備
えたスイングユニットの第2実施形態の断面図である。
【図4】 本発明のエンジン自動停止始動制御装置を備
えたスイングユニットの第3実施形態の断面図である。
【図5】 エンジン自動停止始動制御システムを搭載し
た自動二輪車の側面図である。
【図6】 本発明のエンジン自動停止始動制御装置を備
えたスイングユニットの第4実施形態の断面図である。
【図7】 第4実施形態のスイングユニットのクランク
シャフトに垂直な平面での断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態であるエンジン始動停止
制御システムのブロック図である。
【図9】 主制御装置の機能を示したブロック図(その
1)である。
【図10】 主制御装置の機能を示したブロック図(そ
の2)である。
【図11】 主制御装置の機能を示したブロック図(そ
の3)である。
【図12】 主制御装置の機能を示したブロック図(そ
の4)である。
【図13】 主制御装置の主要動作を一覧表示した図
(その1)である。
【図14】 主制御装置の主要動作を一覧表示した図
(その2)である。
【図15】 動作モードの切り換え条件を示した図であ
る。
【図16】 エンジン回転数Neおよびスロットル開度
θと標準点火時期との関係を示した図である。
【図17】 エンジン回転数と点火時期との関係を示し
た時である。
【図18】 エンジン停止許否判定部の動作を示した図
である。
【符号の説明】
9…クランク室、12…クランクシャフト、17…ス
イングユニット、21…タイヤ、31…スイングユニッ
トケース、32…シリンダヘッド、40…チェーン、4
4…発電機、50…ワンウェイクラッチ、58…スプロ
ケット、70…エアクリーナカバー、71…エアクリー
ナ、83…プーリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたエンジンを、走行中は
    所定の停車条件に応答して停止し、停止後は所定の発進
    操作に応答して再始動するエンジン自動停止始動制御装
    置において、 エンジンをクランキングするスタータモータと、 前記スタータモータに駆動電力を供給するバッテリと、 前記バッテリの電圧を計測する電圧検知手段と、 前記スタータモータをエンジンの再始動時以外のタイミ
    ングで駆動し、当該駆動期間中に検知されたバッテリ電
    圧に基づいて、前記エンジン停止の許否を判定するエン
    ジン停止許否判定手段とを具備し、 前記エンジン停止許否判定手段によりエンジン停止が禁
    止されると、前記所定の停車条件に応答したエンジン停
    止を禁止することを特徴とするエンジン自動停止始動制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンとスタータモータとは、ス
    タータモータからエンジンへの動力伝達を許容し、その
    逆を禁止するワンウエイクラッチを介して連結されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエンジン自動停止始動
    制御装置。
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