JP2002114627A - 固型化粧料 - Google Patents

固型化粧料

Info

Publication number
JP2002114627A
JP2002114627A JP2000398888A JP2000398888A JP2002114627A JP 2002114627 A JP2002114627 A JP 2002114627A JP 2000398888 A JP2000398888 A JP 2000398888A JP 2000398888 A JP2000398888 A JP 2000398888A JP 2002114627 A JP2002114627 A JP 2002114627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
mono
rosin
solid cosmetic
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000398888A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Yoshida
邦彦 吉田
Tomiyuki Nanba
富幸 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2000398888A priority Critical patent/JP2002114627A/ja
Publication of JP2002114627A publication Critical patent/JP2002114627A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保型性、使用感および化粧もちに優れた固型
化粧料を提供する。を提供する。 【解決手段】 (a)平均分子量300〜1200のフ
ィッシャートロプシュワックスと、(b)(b−1)不
均化ロジンおよび/または水添ロジンと脂肪酸と多価ア
ルコールからなるエステル、(b−2)下記式(I) (式中、tは4〜650の整数を表す)で表されるジメ
チルポリシロキサンの中から選ばれる1種または2種以
上、とを含有することを特徴とする固型化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固型化粧料に関す
る。さらに詳しくは、保型性、使用感(塗布時のの
び)、および化粧もちに優れた固型化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】固型化粧料としては、代表的なものに口
紅、リップクリーム、ファンデーション、ペンシル型化
粧料、ヘアスティック等がある。
【0003】これら固型化粧料のうち、油性タイプのも
のは、従来、カルナバロウ、キャンデリラロウ、セレシ
ン、マイクロクリスタリンワックス、硬化動物油、硬化
植物油、ミツロウ等のワックスと、ヒマシ油、ホホバ
油、スクワラン、ラノリン、各種合成エステル油、シリ
コーンオイル、流動パラフィン等の液体油との混合系
に、粉体を分散したものが用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記油性タイプの固型
化粧料においては、ワックスと液体油の配合割合を調節
することにより、固型化粧料の製品に必要とされる性能
である保型性、使用感および化粧もちを満足させる必要
があるが、これらを同時に満足させることは非常に困難
であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、保型性、使用感および化粧もちに優れた油性タイプ
の固型化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(a)平均分子量300〜1200のフィッシャートロ
プシュワックスと、(b)(b−1)不均化ロジンおよ
び/または水添ロジンと脂肪酸と多価アルコールからな
るエステル、(b−2)下記式(I)
【0007】
【化2】 (式中、tは4〜650の整数を表す)で表されるジメ
チルポリシロキサンの中から選ばれる1種または2種以
上、とを含有することを特徴とする固型化粧料に関す
る。
【0008】上記において、(a)成分の配合量が0.
1〜50重量%であるのが好ましい。
【0009】また上記において、(b)成分の配合量が
0.1〜99重量%であるのが好ましい。
【0010】また上記において、(b−1)成分がトリ
(水素添加ロジン・イソステアリン酸)グリセリルであ
るのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0012】本発明に用いられる(a)成分としてのフ
ィッシャートロプシュワックスは、フィッシャートロプ
シュ法により製造されたワックス状炭化水素である。本
発明では分子量300〜1200、好ましくは300〜
1100、特に好ましくは400〜700のものが用い
られる。分子量300未満では油分の固化力が低くな
り、一方、分子量1200超では融点が高すぎて製造が
困難となり、好ましくない。(a)成分は、具体的には
「パラフリントC77」、「パラフリントC80」、
「パラフリントH1」(以上、いずれもシューマン・サ
ゾール社製)等として市販されており、これらを好まし
く用いることができる。
【0013】本発明化粧料中、(a)成分の配合量は、
目的とする固型化粧料の用途により適宜決定されるが、
通常、固型化粧料全量に対して、0.1〜50重量%程
度が好ましく、特には1〜30重量%程度である。0.
1重量%未満では極端に柔らかくなり製品としての使用
に耐えないおそれがあり、一方、50重量%超では製品
として硬すぎて使用に耐えないおそれがあるからであ
る。
【0014】本発明に用いられる(b)成分において、
(b−1)成分としてのエステルは、一般には、ロジン
を不均化あるいは水添した後、脂肪酸とともに多価アル
コールとエステル化させて得られる。該エステルは、例
えば特許第2072948号公報に記載の下記に示すよ
うなものが好ましく用いられる。
【0015】すなわち、ロジンは松柏類より得られる樹
脂であり、主成分として樹脂酸を含み、少量の不けん化
物(例えば、モノテルペン、ジテルペン、トリテルペン
等の炭化水素類や、アルコール類、アルデヒド類など)
を含む。入手したロジンはそのままでもよいが、上記不
けん化物を除去した精製ロジンを用いてもよい。
【0016】不均化反応は、特定の方法に限定されるも
のでないが、一般にはパラジウム、ニッケル、ヨウ素等
の触媒を用いて200〜300℃程度の高温下で反応を
行い、例えばロジン中に含まれるアビエチン酸をデヒド
ロアビエチン酸とジヒドロアビエチン酸およびテトラヒ
ドロアビエチン酸に不均化する。
【0017】水添反応も、特定の方法に限定されるもの
でないが、一般にはパラジウム、白金、ニッケル等の金
属触媒を用いて、室温〜300℃程度で、例えばアビエ
チン酸をジヒドロアビエチン酸やテトラヒドロアビエチ
ン酸に水素化する。反応は溶媒の有無や使用する物質に
よって条件は異なるが、水素圧10〜3000N/cm
2程度で行う。
【0018】このようにして得た不均化ロジンあるいは
水添ロジンをそのまま用いてもよいが、さらに精製して
用いてもよい。例えばデヒドロアビエチン酸、ジヒドロ
アビエチン酸、テトラヒドロアビエチン酸を単離し、こ
れらを用いてもよい。
【0019】精製法としては、一般的な方法を用いるこ
とができる。例えば蒸留、再結晶、溶媒抽出、カラムク
ロマトグラフィー法等である。蒸留は減圧下、好ましく
は670Pa程度以下で行う。再結晶は、不均化ロジン
あるいは水添ロジンをアミン塩にした後、エタノール等
の適切な溶媒で精製した後、酸に戻す方法が好ましい
が、単に溶媒中に加熱溶解後、冷却し析出する結晶をろ
取してもよい。
【0020】不均化ロジンあるいは水添ロジンは1種ま
たは2種以上を用いることができる。
【0021】脂肪酸としては、炭素原子数6〜22の飽
和直鎖脂肪酸、炭素原子数16〜22の直鎖モノエン脂
肪酸、炭素原子数6〜36の飽和分岐脂肪酸、炭素原子
数8〜18のヒドロキシ脂肪酸が挙げられる。
【0022】炭素原子数6〜22の飽和直鎖脂肪酸とし
ては、例えばカプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、
カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘン酸等が挙げられる。
【0023】炭素原子数16〜22の直鎖モノエン脂肪
酸としては、例えばパルミトレイン酸、オレイン酸、エ
ルシン酸等が挙げられる。
【0024】炭素原子数6〜36の飽和分岐脂肪酸とし
ては、例えば2−エチルブタン酸、2−エチルヘキサン
酸、2−ブチルオクタン酸、イソトリデカン酸、2−ヘ
キシルデカン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、メチル分
岐を有するイソステアリン酸等のイソステアリン酸、2
−デシルテトラデカン酸等が挙げられる。
【0025】炭素原子数8〜18のヒドロキシ脂肪酸と
しては、12−ヒドロキシステアリン酸、リシノール
酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸が
挙げられる。
【0026】脂肪酸は1種または2種以上を用いること
ができる。
【0027】多価アルコールは2価、若しくはそれ以上
の多価アルコールを示す。
【0028】2価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,3−ブチレングリ
コール、1,2−ブチレングリコール、ジブチレングリ
コール、トリブチレングリコール、ポリブチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、1,2−ヘキサンデカンジオール等が挙げられ
る。
【0029】3価アルコールとしては、グリセリン、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,
2,6−ヘキサントリオール等が挙げられる。
【0030】4価以上のアルコールとしては、ペンタエ
リスリトール、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラ
グリセリン、ヘキサグリセリン、ポリグリセリン、ジペ
ンタエリスリトール、ポリビニルアルコール等が挙げら
れる。
【0031】多価アルコールは1種または2種以上を用
いることができる。
【0032】上記した不均化ロジンおよび/または水添
ロジンと脂肪酸と多価アルコールとをエステル化反応さ
せることにより、(b−1)成分としてのエステルが得
られる。
【0033】エステル化反応は、酸と多価アルコールと
の加熱による脱水反応でもよく、あるいは酸を酸クロラ
イドに誘導し多価アルコールと反応させてもよい。ま
た、酸を多価アルコールの塩化物と反応させてもよい。
当然のことながら、本発明はこれらの方法に限定される
ものでない。
【0034】エステル化度は、全エステルでも部分エス
テルでもよい。すなわち、多価アルコール中の水酸基の
2個あるいは3個以上がエステル化されていればよい。
具体的に代表的なエステルを例示する。
【0035】モノ不均化ロジンモノカプロン酸エチレン
グリコール、モノ不均化ロジンモノカプリン酸エチレン
グリコール、モノ水添ロジンモノミリスチン酸エチレン
グリコール、モノ水添ロジンモノパルミチン酸エチレン
グリコール、モノ水添ロジンモノオレイン酸エチレング
リコール、モノ水添ロジンモノ2−エチルブタン酸エチ
レングリコール、モノ水添ロジンモノ2−エチルヘキサ
ン酸エチレングリコール、モノ不均化ロジンモノオレイ
ン酸トリエチレングリコール、モノ水添ロジンモノ2−
エチルブタン酸トリエチレングリコール、モノ水添ロジ
ンモノエルシン酸ポリエチレングリコール、モノ不均化
ロジンモノ2−エチルヘキサン酸プロピレングリコー
ル、モノ不均化ロジンモノオレイン酸グリセロール、モ
ノ不均化ロジンモノオレイン酸モノ2−エチルヘキサン
酸グリセロール、ジ水添ロジンモノイソステアリン酸
(メチル分岐)グリセロール、モノテトラヒドロアビエ
チン酸モノイソステアリン酸モノ12−ヒドロキシステ
アリン酸グリセロール、モノテトラヒドロアビエチン酸
モノ2ヘプチル−ウンデカン酸モノオレイン酸グリセリ
ル、モノデヒドロアビエチン酸モノラウリン酸モノオレ
イン酸グリセロール、モノ水添ロジンモノエルシン酸ジ
グリセリン、ジデヒドロアビエチン酸ジリシノール酸ジ
グリセリン、ジ不均化ロジンモノ2−ヘプチルウンデカ
ン酸トリメチロールプロパン、ジ水添ロジンジイソステ
アリン酸(メチル分岐)酸ペンタエリスリトール、ジ水
添ロジンジイソステアリン酸モノ2−デシルテトラデカ
ン酸ジペンタエリスリトール、モノデヒドロアビエチン
酸モノ9,10−ジヒドロキシステアリン酸ポリグリセ
リン、トリ(水添ロジン・イソステアリン酸)グリセリ
ル等である。
【0036】本発明で用いられる(b−1)成分は、粘
度500〜2000cSt(25℃。以下、同)程度が
好ましく、より好ましくは500〜1500cSt程度
である。(b−1)成分としては、粘度の点から、トリ
(水添ロジン・イソステアリン酸)グリセリル(粘度7
00〜1000cSt)等が好ましく用いられる。
【0037】(b−2)成分としてのジメチルポリシロ
キサンは、下記式(I)
【0038】
【化3】 で表される。式中、tは4〜650の整数を表すが、好
ましくは4〜350の整数を表す。かかる(b−2)成
分の粘度はおよそ2.5〜5000cSt程度である
が、特には粘度2.5〜1000cSt程度のものが好
ましい。粘度が低すぎると保型性が悪くなり、一方、粘
度が高すぎると塗布時ののびが重くなり、好ましくな
い。
【0039】(b)成分は、上記(b−1)成分、(b
−2)成分の中から1種または2種以上を用いることが
できる。
【0040】(b)成分の配合量は、本発明固型化粧料
全量中に0.1〜99重量%程度が好ましく、特には1
〜90重量%程度である。
【0041】本発明の固型化粧料は、上記必須成分の他
に、本発明の効果を損なわない範囲内において、必要に
応じて、他のワックス、他の油分、保湿剤、防腐剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、高分子、界面活性剤、色素、
顔料、粉末、薬剤、アルコール、溶剤、香料などを適宜
配合し、目的とする製品形態に応じて常法により製造す
ることができる。
【0042】本発明の固型化粧料の製品形態としては、
例えば口紅、リップグロス、リップクリーム、ファンデ
ーション、アイシャドー等のメーキャップ化粧料、ヘア
スティック、ポマード等の毛髪化粧料等を挙げることが
できる。
【0043】本発明の固型化粧料は、(a)成分、
(b)成分の併用により、保型性、使用感および化粧も
ちに優れた効果を奏することができる。その理由は定か
ではないが、以下のように推測される。すなわち、ワッ
クスとオイルからなる固型化粧料は、一般にワックスの
微細な結晶が網目状に互いにつながりあって骨格をな
し、その中にオイルが包含され、全体が固体状に保たれ
ていると考えられている。そして、この混合物の構造は
ワックスの結晶構造・大きさ、オイルの種類などによっ
て決まるとされている。おそらく、本発明の構成による
ワックス−オイル混合物の構造が、保型性、使用感およ
び化粧もちに最適となっているためと推察される。
【0044】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものでない。配合量は特記しない限り重量%で示す。
【0045】(製造方法)下記表1〜14に示す処方に
おいて、(a)成分、(b)成分、および着色剤、酸化
防止剤、香料等の他の添加成分を加えて、120℃に加
熱し、よく攪拌して均一にした。これを所定の金型また
は容器に流し込み、冷却固化して、固型化粧料を製造
し、評価試料とした。
【0046】なお、表1〜14中、「フィッシャートロ
プシュワックス(*)」は「パラフリントC77」(平均
分子量530)を、「フィッシャートロプシュワックス
(**)」は「パラフリントC80」(平均分子量630)
を、「フィッシャートロプシュワックス(***)」は「パ
ラフリントH1」(平均分子量1060)を、それぞれ
用いた。
【0047】[保型性]目視により評価した。 (評価基準) ◎: 固化に優れる(優れた固型状) ○: 固化にやや優れる(やや優れた固型状) △: 固化に劣る(ペースト状) ×: 固化に極めて劣る(液状)
【0048】[使用性(塗布時ののび)]専門パネル
(20名)に実際に使用してもらい、下記の5段階官能
評価(スコア)を行った。スコアの平均値を求め、下記
に示す評価基準で判定した。 (スコア) 5点: 塗布時ののびが軽い 4点: 塗布時ののびがやや軽い 3点: 塗布時ののびが普通 2点: 塗布時ののびがやや重い 1点: 塗布時ののびが重い (評価基準) ◎: スコア(平均値)4.0〜5.0点 ○: スコア(平均値)3.0〜4.0点 △: スコア(平均値)2.0〜3.0点 ×: スコア(平均値)1.0〜2.0点
【0049】[化粧もち]専門パネル(20名)に実際
に使用してもらい、下記の5段階官能評価(スコア)を
行った。スコアの平均値を求め、下記に示す評価基準で
判定した。 (スコア) 5点: 化粧もちがよい 4点: 化粧もちがややよい 3点: 化粧もちが普通 2点: 化粧もちがやや悪い 1点: 化粧もちが悪い (評価基準) ◎: スコア(平均値)4.0〜5.0点 ○: スコア(平均値)3.0〜4.0点 △: スコア(平均値)2.0〜3.0点 ×: スコア(平均値)1.0〜2.0点 (実施例1〜3、比較例1、2) 口紅
【0050】
【表1】
【0051】(実施例4〜7) 口紅
【0052】
【表2】
【0053】(実施例8) リップクリーム
【0054】
【表3】
【0055】(実施例9、10) ファンデーション
【0056】
【表4】
【0057】(実施例11) アイブロウペンシル
【0058】
【表5】
【0059】(実施例12) ヘアスティック
【0060】
【表6】
【0061】(実施例13〜15、比較例3〜5) 口
【0062】
【表7】
【0063】(実施例16〜19) 口紅
【0064】
【表8】
【0065】(実施例20) リップクリーム
【0066】
【表9】
【0067】(実施例21、22) ファンデーション
【0068】
【表10】
【0069】(実施例23) アイブロウペンシル
【0070】
【表11】
【0071】(実施例24) ヘアスティック
【0072】
【表12】
【0073】(実施例25) 口紅
【0074】
【表13】
【0075】なお、表13中、「非水型ポリマーディス
パージョンA」は以下のようにして調製した。すなわ
ち、メチルメタアクリレートモノマー15重量%、エチ
ルアクリレートモノマー25重量%、重合開始剤0.1
重量%、分散安定剤ジメチルポリシロキサングラフト重
合体(分子量約15万)5重量%を分散媒デカメチルシ
クロペンタシロキサン54.9重量%に添加し、120
℃で10時間攪拌して重合を行った。次いで、減圧によ
り、脱モノマー処理を行った後、25℃まで冷却して、
外観が乳白色で分散重合体粒子の平均粒子径が1μmの
揮発性シリコーンを分散媒とする非水系ポリマーディス
パージョンAを得た。
【0076】(実施例26) 口紅
【0077】
【表14】
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、保
型性、使用感および化粧もちに優れた固型化粧料が提供
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/06 A61K 7/06 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB172 AB232 AB242 AB432 AB442 AC011 AC012 AC022 AC352 AC372 AC422 AC472 AC792 AD022 AD151 AD152 AD162 AD172 AD492 AD512 AD531 AD532 CC12 CC13 CC14 CC32 DD11 DD21 DD31 EE01 EE06 EE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)平均分子量300〜1200のフ
    ィッシャートロプシュワックスと、(b)(b−1)不
    均化ロジンおよび/または水添ロジンと脂肪酸と多価ア
    ルコールからなるエステル、(b−2)下記式(I) 【化1】 (式中、tは4〜650の整数を表す)で表されるジメ
    チルポリシロキサンの中から選ばれる1種または2種以
    上、とを含有することを特徴とする固型化粧料。
  2. 【請求項2】 (a)成分の配合量が0.1〜50重量
    %である、請求項1記載の固型化粧料。
  3. 【請求項3】 (b)成分の配合量が0.1〜99重量
    %である、請求項1または2記載の固型化粧料。
  4. 【請求項4】 (b−1)成分がトリ(水素添加ロジン
    ・イソステアリン酸)グリセリルである、請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の固型化粧料。
JP2000398888A 2000-08-04 2000-12-27 固型化粧料 Withdrawn JP2002114627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000398888A JP2002114627A (ja) 2000-08-04 2000-12-27 固型化粧料

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000237304 2000-08-04
JP2000-237304 2000-08-04
JP2000398888A JP2002114627A (ja) 2000-08-04 2000-12-27 固型化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002114627A true JP2002114627A (ja) 2002-04-16

Family

ID=26597414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000398888A Withdrawn JP2002114627A (ja) 2000-08-04 2000-12-27 固型化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002114627A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213252A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Wella Ag シリコーンワックス、シリコーン非含有ワックスおよび油類からなるヘアワックス製品
JP2008247804A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kose Corp ***化粧料
JP2009234991A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kose Corp スティック状化粧料
JP2009234992A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kose Corp スティック状化粧料
JP2015500227A (ja) * 2011-11-29 2015-01-05 サソル ケミカル インダストリーズ リミテッド ワセリン組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213252A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Wella Ag シリコーンワックス、シリコーン非含有ワックスおよび油類からなるヘアワックス製品
JP2008247804A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Kose Corp ***化粧料
JP2009234991A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kose Corp スティック状化粧料
JP2009234992A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kose Corp スティック状化粧料
JP2015500227A (ja) * 2011-11-29 2015-01-05 サソル ケミカル インダストリーズ リミテッド ワセリン組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0135018B1 (de) Kosmetisch-pharmazeutische Ölkomponenten
JP2002529370A (ja) 乾燥型エモリエント剤組成物
KR20130070608A (ko) 미립자 고체에 대한 분산제 및 슬립제로서의 알킬 케탈 에스터 및 그의 제조방법, 및 용도
JP2004510804A (ja) ワックス−エステルに基づく非脂性エモリエント含有組成物
MX2007007747A (es) Emulsiones agua-en-aceite para tratamiento de cabello.
CH519015A (de) Als Möbelpolitur geeignetes Aerosolgemisch und Verfahren zu dessen Herstellung
CN109125120A (zh) 油性固体化妆品
JP2001039817A (ja) 透明化粧料
KR20190097003A (ko) 페트롤라툼 대체 제제
JPH09235210A (ja) 固形化粧料
JP2002114627A (ja) 固型化粧料
JP5960475B2 (ja) 化粧料
DE69700041T2 (de) Mit einem Alkylether-Polysaccharid verdickte Zusammensetzung
WO2003099240A1 (en) Lanolin substitute based on shea butter
JP2006316003A (ja) 水素添加ロジンのアルコールエステルを含有する安定な液状組成物およびそれを含有する化粧料
CN112807234A (zh) 具有流动性以及稳定性的油包水型化妆料组合物
JP3909828B2 (ja) 固形化粧料
JP2005132729A (ja) 化粧料
WO2018151054A1 (ja) 油状組成物、その製法、油性基剤および皮膚外用剤
JP2001172128A (ja) 透明固形化粧料
JPH10265332A (ja) 水中油型乳化組成物
EP1279396B1 (de) Kosmetisches Produkt mit Acrylaten
CN113286572A (zh) 包含分散在固体连续无水相中的水性球状体的固体化妆品组合物
JP2004051500A (ja) 固形状油性化粧料
JPS5921608A (ja) 化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080304