JP2002112855A - シートクッション - Google Patents

シートクッション

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JP2002112855A
JP2002112855A JP2000312218A JP2000312218A JP2002112855A JP 2002112855 A JP2002112855 A JP 2002112855A JP 2000312218 A JP2000312218 A JP 2000312218A JP 2000312218 A JP2000312218 A JP 2000312218A JP 2002112855 A JP2002112855 A JP 2002112855A
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JP
Japan
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cushion
pillow
seat
cushion material
sewn
Prior art date
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JP2000312218A
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English (en)
Inventor
Ito Suzuki
木 い と 鈴
Hiroko Kurosu
巣 広 子 黒
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Combi Corp
Original Assignee
Combi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートクッションにおけるクッション材の厚
みを増やしたいところにふっくら感を持たせ、外観をも
向上させること。 【解決手段】 シートクッションにおける背当て部11
および座部10用の表地16の上縁部に、幅方向に延び
る袋状の枕部外装17の下縁部を縫合し、幅方向に延び
る第1のクッション材20の両側部にそれぞれ側頭部受
け用の第2のクッション材21を積層した頭部クッショ
ン材19を上記袋状の枕部外装17内に封入するととも
に、枕部15および表地16の裏面側と裏地22との間
に第3のクッション材23を封入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばベビーカー
やチャイルドシート、或いは幼児用椅子等に使用するシ
ートクッションに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベビーカー等においては幼児を
寝かせたり座らせたりするためのシートクッションが使
用されるようにしてある。図5は、従来のシートクッシ
ョンの形状を示す図であり、幼児が座る座部10と背中
を支える背当て部11とが一体的に接続されている。上
記座部10および背当て部11は表地および裏地間にク
ッション材が封入されクッション性を有するようにして
ある。上記背当て部11の両側下部には、袋状の布地内
にクッション材を封入した腰当て部12、12が逢合さ
れており、また、背当て部11の上部前面には同様にク
ッション材を封入した枕部13が装着されている。
【0003】ところで、このようなシートクッションに
おいてそのクッション性および外観を向上させるために
は、単純にその部分のクッション材の厚みを増やすこと
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単にクッシ
ョン材の厚みを増加しただけでは、表裏に貫通するステ
ッチが縫製されることによって厚みがつぶされ、シート
クッションの外観上のふっくら感、ボリュウム感が欠け
ることがある等の問題がある。しかも、枕部13を背当
て部11と別体として作り、その枕部13を取付片14
を介して背当て部の裏面にホックで装着するようにした
場合には、枕部13の両端部が図5の鎖線で示すように
倒れてしまうことがあり、店頭等において展示している
ような場合に、ボリュウム感が欠けクッション性が劣る
ような印象を与える可能性がある等の問題もある。
【0005】本発明は、このような点に鑑み、ステッチ
の縫製によってクッション材のボリュウム感がつぶされ
ることがなく、その性能とともに外観を向上し得るよう
にしたシートクッションを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シートクッションにおける背当て部および座部用の表地
の上縁部に、幅方向に延びる袋状の枕部外装の下縁部を
縫合し、幅方向に延びる第1のクッション材の両側部に
それぞれ側頭部受け用の第2のクッション材を積層した
頭部クッション材を上記袋状の枕部外装内に封入すると
ともに、上記枕部外装内に頭部クッション材が封入され
た枕部および表地の裏面側と裏地との間に第3のクッシ
ョン材を封入したことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、左右の第2のクッション材の互いに対向す
る端面部の近傍において、枕部と裏地とを貫通する長手
方向に延びるステッチが縫製されていることを特徴とす
る。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に係る発明において、頭部クッション材が封入された枕
部の下縁部は、その中央部が上方に突曲し両側部では凹
曲状になるように湾曲されていることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の
いずれかに係る発明において、背当て部の下部の両側部
には、袋状の布地内に第4のクッション材を封入した別
ピースからなる腰当て部が縫合されていることを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して本
発明の実施の形態について説明する。
【0011】図1は本発明のシートクッションの外観を
示す図であって、座部10と背当て部11が一体的に形
成されており、その背当て部11の上部に枕部15が形
成されている。
【0012】図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は
B−B線に沿う断面図であり、背当て部11および座部1
0用の一枚の表地16の上縁部に、幅方向に延びる袋状
の枕部外装17の下縁部18が縫合されている。すなわ
ち、上記表地16の上縁部を挟むようにして2枚の枕部
外装布地17a、17bの下縁部が重ねられ、その縁部が
縫合され、上記2枚の枕部外装布地17a、17bが上方
向に折り返され袋状に形成されている。そして、上記袋
状の枕部外装17内に頭部クッション材19が封入さ
れ、枕部15が形成されている。上記頭部クッション材
19は、図3に示すように、幅方向に延び板状に形成さ
れた第1のクッション材20を有し、その第1のクッシ
ョン材20の両側部にそれぞれ側頭部受け用の第2のク
ッション材21が積層されており、この頭部クッション
材19が枕部外装17内に封入されている。
【0013】上記表地16および枕部15の裏面側には
裏地22が配設されており、その裏地22の外周部と上
記表地16および枕部15の外周部とが縫合されてお
り、その表地16および枕部15と裏地22との間にそ
の全面にわたって広がる第3のクッション材23が封入
されている。上記裏地22の頂部の一部は枕部15と縫
合されず開口24が形成されており、その開口が枕部1
5に装着されたカバー25によって覆われるようにして
ある。そして、上記開口24から第3のクッション材2
3の裏面に、必要に応じて図示しない背当て板を挿入可
能としてある。
【0014】ところで、前記枕部15すなわち枕部外装
17の下縁部は、図1に示すように、その中部が上方に
突曲し両側部では凹曲状になるように湾曲されており、
その湾曲線に沿って表地16と縫合されている。そし
て、その縫合線に沿って第3のクッション材23ととも
にステッチ26が縫製されている(図2)。
【0015】また、枕部15および背当て部11には、
図1および図3に示すように、左右の第2のクッション
材21間においてその各第2のクッション材21の近傍
部に、枕部15および表地16と裏地22とを貫通する
長手方向すなわち上下方向に延びる2本のステッチ2
7,27が縫製されている。
【0016】一方、座部10と背当て部11との間に
は、図1および図2に示すように、その全幅にわたって
延びるステッチ28が縫製されるとともに、座部10の
中央部にはその横幅の一部に横方向に延びる孔29が形
成されている。この孔29は股ベルト等のセンターベル
ト(図示せず)を通すためのものである。
【0017】また、背当て部16の下部左右には、それ
ぞれ図4に示すように、袋状の布地30内に第4のクッ
ション材31が封入された腰当て部32の内側縁部が縫
合されている。
【0018】このように、シートクッションの特にクッ
ション材の厚みを増やしたい部分である枕部を型紙を分
けて独立した部分として形成し、これをシートクッショ
ン本体に縫合することにより、表裏に貫通するステッチ
の縫製によって厚みを増やしたい部分のクッション材が
つぶされるようなことがなく、当該部分の膨らみを保持
させることができる。また、枕部の下縁部がその中央部
で上方に突曲し両側部では凹曲状になるように湾曲され
ているために、特にその左右の凹曲状の縫合線により、
枕部における両側部の膨らみ感が出て、使用感ばかりで
なく外観が向上し高級感を出させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シート
クッションにおける背当て部および座部用の表地の上縁
部に、幅方向に延びる袋状の枕部外装の下縁部を縫合
し、幅方向に延びる第1のクッション材の両側部にそれ
ぞれ側頭部受け用の第2のクッション材を積層した頭部
クッション材を上記袋状の枕部外装内に封入するととも
に、上記枕部外装内に頭部クッション材が封入された枕
部および表地の裏面側と裏地との間に第3のクッション
材を封入したので、上記枕部或いは背当て部との輪郭部
等にステッチを縫製した場合においても、クッション材
が上記ステッチにより押しつぶされることがなく、クッ
ション材の膨らみを保持させることができる。したがっ
て、外観を向上させることができ、シートクッションに
高級感を持たせることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートクッションの外形を示す平面
図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】図1のC−C線に沿う断面図。
【図5】従来のシートクッションの外形を示す平面図。
【符号の説明】
10 座部 11 背当て部 15 枕部 17 枕部外装 19 頭部クッション材 20 第1のクッション材 21 第2のクッション材 22 裏地 23 第3のクッション材 26、27、28、29 ステッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートクッションにおける背当て部および
    座部用の表地の上縁部に、幅方向に延びる袋状の枕部外
    装の下縁部を縫合し、幅方向に延びる第1のクッション
    材の両側部にそれぞれ側頭部受け用の第2のクッション
    材を積層した頭部クッション材を上記袋状の枕部外装内
    に封入するとともに、上記枕部外装内に頭部クッション
    材が封入された枕部および表地の裏面側と裏地との間に
    第3のクッション材を封入したことを特徴とする、シー
    トクッション。
  2. 【請求項2】左右の第2のクッション材の互いに対向す
    る端面部の近傍において、枕部と裏地とを貫通する長手
    方向に延びるステッチが縫製されていることを特徴とす
    る、請求項1記載のシートクッション。
  3. 【請求項3】頭部クッション材が封入された枕部の下縁
    部は、その中央部が上方に突曲し両側部では凹曲状にな
    るように湾曲されていることを特徴とする、請求項1ま
    たは2記載のシートクッション。
  4. 【請求項4】背当て部の下部の両側部には、袋状の布地
    内に第4のクッション材を封入した別ピースからなる腰
    当て部が縫合されていることを特徴とする、請求項1乃
    至3のいずれかに記載のシートクッション。
JP2000312218A 2000-10-12 2000-10-12 シートクッション Withdrawn JP2002112855A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016986A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Aprica Children's Products Kk 育児器具の座席マット
JP5403495B1 (ja) * 2013-08-27 2014-01-29 株式会社ソーアップ シートクッション
KR200474757Y1 (ko) * 2012-11-15 2014-10-13 경기도 구급용 들것의 시트

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