JP2002112175A - 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体 - Google Patents

情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体

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JP2002112175A
JP2002112175A JP2000303625A JP2000303625A JP2002112175A JP 2002112175 A JP2002112175 A JP 2002112175A JP 2000303625 A JP2000303625 A JP 2000303625A JP 2000303625 A JP2000303625 A JP 2000303625A JP 2002112175 A JP2002112175 A JP 2002112175A
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JP
Japan
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recording
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recording signal
signal
dvd
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JP2000303625A
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Ryuichiro Yoshimura
隆一郎 吉村
Masami Oishi
正己 大石
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
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    • GPHYSICS
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  • Signal Processing (AREA)
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 如何なる属性を有する記録信号が入力されて
くるか事前に特定できないレコーダであっても、簡易且
つ安価な構成で、市販用の光ディスクに記録されていた
DVDビデオ規格又はDVDオーディオ規格に準拠した
記録情報が不法に複写されることを防止することが可能
な情報記録装置等を提供する。 【解決手段】 外部から入力されてくる記録信号が再生
専用のDVDビデオ規格に準拠した記録信号であるか否
かを検出し(ステップS3)、記録信号中に当該記録信
号をアナログ信号として記録することを禁止することを
示す禁止フラグが含まれているか否かを検出し(ステッ
プS4)、記録信号がDVDビデオ規格に準拠している
ことが検出され、且つ、記録信号中に禁止フラグが含ま
れていることが検出されたとき、当該記録信号の光ディ
スクへの記録を禁止する(ステップS5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録装置、情
報記録方法及び情報記録用プログラムがコンピュータで
読取可能に記録された情報記録媒体の技術分野に属し、
より詳細には、パーソナルコンピュータ(以下、単にパ
ソコンと称する。)等において当該パソコン等用のデー
タレコーダとしての用途を有する情報記録装置及び情報
記録方法並びに当該情報記録のための情報記録用プログ
ラムが当該パソコンを含むコンピュータで読取可能に記
録された情報記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】DVD等の光ディスクの分野において
は、近年、その高記録密度化の傾向が顕著であり、最近
では映画一本分の画像情報及び音声情報を記録した光デ
ィスクが市販されるようになっている。また、当該光デ
ィスクのためのデータレコーダがパソコン等に装備され
ることも可能となってきている。
【0003】ところで、上述した映画は、一般には著作
権により保護されており、それらを著作権者に無断で複
写することは一部の例外を除いて原則として禁止されて
いる。このため、上記映画等の光ディスクへの記録を本
来の目的とする一般のビデオレコーダ等においては、当
該不正な複写を防止するため、例えば当該映画等に対応
する記録信号中にいわゆる電子透かし技術を用いて埋め
込まれている記録禁止情報の有無を検出することで当該
不正な複写を防止する構成とされている。
【0004】一方、上記データレコーダにおいては、一
般のビデオレコーダ等とは異なり、如何なる種類のデー
タがそれに入力されて記録されるかは当該データレコー
ダ側において予め判断することはできない。従って、当
該データレコーダには上述したような不正複写防止のた
めの構成は含まれていないのが通常であった。
【0005】他方、近年では、上記したパソコン等を介
して上記映画等に対応する記録信号の複写が実行可能と
なってきており、このため、上述したデータレコーダに
おいても当該不正複写を防止するための構成を備えるこ
とが必要となってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電子透かし技術を用いた不正複写防止方法において
は、光ディスクへの記録時において、入力されてきた記
録信号の内容を詳細に解析して上記記録禁止情報の有無
を検出する必要があり、そのための構成を備えるとデー
タレコーダとしての回路規模が肥大化してしまうという
問題点があった。
【0007】また、上記した映画等の記録信号はいわゆ
るDVDビデオ規格に準拠して生成されている場合が多
いが、このDVDビデオ規格においては、その記録信号
には例えばMPEG(Moving Picture Expert Grou
p)方式等の方式により圧縮処理が施されており、この
ため、上記解析処理が更に複雑となり、更に大規模な当
該解析のための回路が必要となるという問題点があっ
た。
【0008】更に、上記した解析のための回路だけでは
なく、その解析後の記録信号から上記記録禁止情報を検
出するための回路も必要であり、全体として回路規模は
更に大きくなってしまうという問題点もあった。
【0009】これに対して、上述したパソコン等用のデ
ータレコーダにおいては、パソコンの筐体内に格納する
必要がある等の理由により小型化が望まれるが、上述し
たように回路規模が肥大化すると当該小型化が図れない
という問題点もあった。
【0010】そこで、本発明は、上述した各問題点に鑑
みてなされたもので、その課題は、如何なる属性を有す
る記録信号が入力されてくるか事前に特定できない情報
記録装置であっても、簡易且つ安価な構成で、市販用の
光ディスクに記録されていたDVDビデオ規格に準拠し
た記録信号が不法に複写されることを防止することが可
能な情報記録装置及び情報記録方法並びに当該情報記録
のための情報記録用プログラムが当該パソコンを含むコ
ンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、外部から入力されてく
る記録信号が再生専用のDVDビデオ規格に準拠した記
録信号であるか否かを検出するナビパック検出部等の第
1検出手段と、前記記録信号中に当該記録信号をアナロ
グ信号として記録することを禁止することを示す禁止フ
ラグが含まれているか否かを検出するフラグ検出部等の
第2検出手段と、前記記録信号が前記DVDビデオ規格
に準拠していることが検出され、且つ、前記記録信号中
に前記禁止フラグが含まれていることが検出されたと
き、当該記録信号の光ディスク等の記録媒体への記録を
禁止するCPU等の禁止手段と、を備える。
【0012】よって、記録信号がDVDビデオ規格に準
拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止フラグが含ま
れているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止するの
で、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された記
録媒体に記録されていたDVDビデオ規格に準拠した記
録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の情報記録装置におい
て、前記第1検出手段は、前記記録信号中に前記DVD
ビデオ規格に準拠したナビゲーションパックが含まれて
いるとき、当該記録信号が当該DVDビデオ規格に準拠
していると検出するように構成される。
【0014】よって、DVDビデオ規格に準拠したナビ
ゲーションパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDビデオ規格に準拠しているか否かを判定する
ので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出することが
できる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、外部から入力されてくる記録信号が再生
専用のDVDオーディオ規格に準拠した記録信号である
か否かを検出するナビパック検出部等の第1検出手段
と、前記記録信号中に当該記録信号の複写を禁止するこ
とを示す禁止情報が含まれているか否かを検出するフラ
グ検出部等の第2検出手段と、前記記録信号が前記DV
Dビデオ規格に準拠していることが検出され、且つ、前
記記録信号中に前記禁止情報が含まれていることが検出
されたとき、当該記録信号の光ディスク等の記録媒体へ
の記録を禁止するCPU等の禁止手段と、を備える。
【0016】よって、記録信号がDVDオーディオ規格
に準拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止情報が含
まれているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止する
ので、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された
記録媒体に記録されていたDVDオーディオ規格に準拠
した記録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3に記載の情報記録装置におい
て、前記第1検出手段は、前記記録信号中に前記DVD
オーディオ規格に準拠したオーディオパックが含まれて
いるとき、当該記録信号が当該DVDオーディオ規格に
準拠していると検出するように構成される。
【0018】よって、DVDオーディオ規格に準拠した
オーディオパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDオーディオ規格に準拠しているか否かを判定
するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出するこ
とができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、外部から入力されてくる記録信号が再生
専用のDVDビデオ規格に準拠した記録信号であるか否
かを検出する第1検出工程と、前記記録信号中に当該記
録信号をアナログ信号として記録することを禁止するこ
とを示す禁止フラグが含まれているか否かを検出する第
2検出工程と、前記記録信号が前記DVDビデオ規格に
準拠していることが検出され、且つ、前記記録信号中に
前記禁止フラグが含まれていることが検出されたとき、
当該記録信号の光ディスク等の記録媒体への記録を禁止
する禁止工程と、を備える。
【0020】よって、記録信号がDVDビデオ規格に準
拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止フラグが含ま
れているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止するの
で、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された記
録媒体に記録されていたDVDビデオ規格に準拠した記
録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載の情報記録方法におい
て、前記第1検出工程においては、前記記録信号中に前
記DVDビデオ規格に準拠したナビゲーションパックが
含まれているとき、当該記録信号が当該DVDビデオ規
格に準拠していると検出するように構成される。
【0022】よって、DVDビデオ規格に準拠したナビ
ゲーションパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDビデオ規格に準拠しているか否かを判定する
ので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出することが
できる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、外部から入力されてくる記録信号が再生
専用のDVDオーディオ規格に準拠した記録信号である
か否かを検出する第1検出工程と、前記記録信号中に当
該記録信号の複写を禁止することを示す禁止情報が含ま
れているか否かを検出する第2検出工程と、前記記録信
号が前記DVDオーディオ規格に準拠していることが検
出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止情報が含まれ
ていることが検出されたとき、当該記録信号の光ディス
ク等の記録媒体への記録を禁止する禁止工程と、を備え
る。
【0024】よって、記録信号がDVDオーディオ規格
に準拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止情報が含
まれているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止する
ので、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された
記録媒体に記録されていたDVDオーディオ規格に準拠
した記録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の情報記録方法におい
て、前記第1検出工程においては、前記記録信号中に前
記DVDオーディオ規格に準拠したオーディオパックが
含まれているとき、当該記録信号が当該DVDオーディ
オ規格に準拠していると検出するように構成される。
【0026】よって、DVDオーディオ規格に準拠した
オーディオパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDオーディオ規格に準拠しているか否かを判定
するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出するこ
とができる。
【0027】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、外部から入力されてくる記録信号を記録
媒体に記録する情報記録装置に含まれるコンピュータ
を、前記記録信号が再生専用のDVDビデオ規格に準拠
した記録信号であるか否かを検出する第1検出手段、前
記記録信号中に当該記録信号をアナログ信号として記録
することを禁止することを示す禁止フラグが含まれてい
るか否かを検出する第2検出手段、及び、前記記録信号
が前記DVDビデオ規格に準拠していることが検出さ
れ、且つ、前記記録信号中に前記禁止フラグが含まれて
いることが検出されたとき、当該記録信号の光ディスク
等の記録媒体への記録を禁止する禁止手段、として機能
させるための記録制御プログラムが前記コンピュータで
読取可能に記録されている。
【0028】よって、記録信号がDVDビデオ規格に準
拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止フラグが含ま
れているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止するよ
うにコンピュータが機能するので、簡易且つ安価な構成
で、家庭用でない市販された記録媒体に記録されていた
DVDビデオ規格に準拠した記録信号が不法に複写され
ることを防止できる。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項9に記載の情報記録媒体におい
て、前記第1検出手段として機能する前記コンピュータ
を、前記記録信号中に前記DVDビデオ規格に準拠した
ナビゲーションパックが含まれているとき、当該記録信
号が当該DVDビデオ規格に準拠していると検出するよ
うに機能させるための前記記録制御プログラムが前記コ
ンピュータで読取可能に記録されている。
【0030】よって、DVDビデオ規格に準拠したナビ
ゲーションパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDビデオ規格に準拠しているか否かを判定する
ので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出することが
できる。
【0031】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、外部から入力されてくる記録信号を記
録媒体に記録する情報記録装置に含まれるコンピュータ
を、前記記録信号が再生専用のDVDオーディオ規格に
準拠した記録信号であるか否かを検出する第1検出手
段、前記記録信号中に当該記録信号の複写を禁止するこ
とを示す禁止情報が含まれているか否かを検出する第2
検出手段、及び、前記記録信号が前記DVDオーディオ
規格に準拠していることが検出され、且つ、前記記録信
号中に前記禁止情報が含まれていることが検出されたと
き、当該記録信号の光ディスク等の記録媒体への記録を
禁止する禁止手段、として機能させるための記録制御プ
ログラムが前記コンピュータで読取可能に記録されてい
る。
【0032】よって、記録信号がDVDオーディオ規格
に準拠しており、且つ、当該記録信号中に禁止情報が含
まれているとき記録信号の記録媒体への記録を禁止する
ので、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された
記録媒体に記録されていたDVDオーディオ規格に準拠
した記録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項11に記載の情報記録媒体にお
いて、前記第1検出手段として機能する前記コンピュー
タを、前記記録信号中に前記DVDオーディオ規格に準
拠したオーディオパックが含まれているとき、当該記録
信号が当該DVDオーディオ規格に準拠していると検出
するように機能させるための前記記録制御プログラムが
前記コンピュータで読取可能に記録されている。
【0034】よって、DVDオーディオ規格に準拠した
オーディオパックが検出されるか否かによりその記録信
号がDVDオーディオ規格に準拠しているか否かを判定
するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出するこ
とができる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0036】なお、以下に説明する実施の形態は、再生
専用のDVDにおける映画等の情報の記録フォーマット
規格である上記DVDビデオ規格に則った当該映画等の
記録情報が外部から入力されて来る可能性があると共に
上記パソコン等への組み込み用のデータレコーダである
情報記録装置について本発明を適用した場合の実施の形
態である。
【0037】(I)DVDビデオ規格の実施形態 始めに、具体的な情報記録装置の実施の形態について説
明する前に、実施形態の情報記録装置に対して入力され
てくる可能性がある映画等の記録情報が準拠している上
記DVDビデオ規格について、図1乃至図4を用いてそ
の概要を説明する。
【0038】なお、図1及び図3は当該DVDビデオ規
格における物理的記録フォーマットを示す図であり、図
2は当該DVDビデオ規格におけるGOP(Group Of
Picture)の構成を示す図であり、図4は当該DVDビ
デオ規格における論理フォーマットを示す図である。
【0039】また、以下の説明では、当該DVD規格に
準拠した記録情報が再生専用のDVDに記録されている
状態における物理フォーマット等について説明するもの
であり、当該記録情報が実施形態に係る情報記録装置に
入力されて来る場合には以下の物理フォーマットを維持
したまま入力されてくることとなる。
【0040】図1に示すように、DVDビデオ規格に則
って記録情報が記録されているDVD1は、その最内周
部にリードインエリアLIを有すると共にその最外周部
にリードアウトエリアLOを有しており、その間に、映
像情報及び音声情報が、夫々にID(識別)番号を有す
る複数のVTS(Video Title Set)3(VTS#1
乃至VTS#n)に分割されて記録されている。
【0041】ここで、VTSとは、関連する(それに含
まれる音声情報及び副映像情報(映画における字幕等の
副映像の情報をいう。)の数や、仕様、対応言語等の属
性が同じ)タイトル(映画等の、製作者が視聴者に提示
しようとする一つの作品)を一まとめにしたセット(纏
まり)であり、より具体的には、例えば、一本の同じ映
画について、異なる言語のセリフ等を有する複数の映画
が夫々にタイトルとして記録されていたり、又は、同じ
映画であっても劇場版と特別版とが夫々別のタイトルと
して記録されていたりするものである。
【0042】また、VTS3が記録されている領域の直
前には、ビデオマネージャ2が記録される。このビデオ
マネージャ2として記録される情報であるVMGI(Vi
deoManager Information)としては、例えば、各タイ
トルの名前を示すメニューや、違法コピー防止のための
情報、又は夫々のタイトルにアクセスするためのアクセ
ステーブル並びにこれらの情報のバックアップ情報等、
当該DVD1に記録される映像情報及び音声情報の全体
に係わる情報が含まれている。
【0043】更に、ビデオマネージャ2とリードインエ
リアLIとの間には、DVD1に記録されている情報全
体を識別するためのボリューム情報4と、ビデオマネー
ジャ2及び各VTS3におけるデータのファイル構造を
示すファイルシステム情報5と、が記録されている。
【0044】次に、一のVTS3は、コントロールデー
タ11を先頭として、夫々にID番号を有する複数のV
OB10に分割されて記録されている。ここで、複数の
VOB10により構成されている部分をVOBセット
(VOBS)という。このVOBセットは、VTS3を
構成する他のデータであるコントロールデータ11と、
映像情報及び音声情報の実体である複数のVOB10の
部分とを区別するために当該実体部分についてVOBセ
ットとしたものである。
【0045】VTS3の先頭に記録されるコントロール
データ11には、複数のセル(セルについては後述す
る。)を組み合わせた論理的区分であるプログラムチェ
インに関する種々の情報であるPGCI(Program Cha
in Information)等の情報及びそれらのバックアップ
情報がVTSI(Video Title Set Information)と
して記録される。また、各VOB10には、制御情報の
他に映像情報及び音声情報の実体部分(制御情報以外の
映像又は音声そのもの)が記録される。
【0046】更に、一のVOB10は、夫々にID番号
を有する複数のセル20により構成されている。ここ
で、一のVOB10は、複数のセル20により完結する
ように構成されており、一のセル20が二つのVOB1
0に跨がることはない。
【0047】次に、一のセル20は、夫々にID番号を
有する複数のVOBユニット(VOBU)30により構
成されている。ここで、VOBユニット30とは、映像
情報、音声情報及び副映像情報の夫々を含む単位情報で
ある。
【0048】そして、一のVOBユニット30は、VO
Bユニット30に含まれているデータ等を制御対象とす
る制御情報が格納されているナビゲーションパック(以
下、単にナビパックと称する。)41と、映像情報とし
てのビデオデータ42と、音声情報としてのオーディオ
データ43と、副映像情報としてのサブピクチャデータ
44とにより構成されている。ここで、ビデオデータ4
2としては映像データのみが記録され、オーディオデー
タ43としては音声データのみが記録される。また、サ
ブピクチャデータ44としては副映像としての文字や図
形等のグラフィックデータのみが記録される。なお、D
VD1に記録可能な音声は8種類であり、記録可能な副
映像の種類は32種類であることが規格上定められてい
る。
【0049】また、一のVOBユニット30に対応する
再生時間(一のナビパック41と当該一のナビパック4
1に隣接するナビパック41との間に記録されているデ
ータに対応する再生時間)は、0.4秒以上1秒以下の
長さを有するように記録されている。従って、ナビパッ
ク41は、再生時、0.4秒乃至1秒に1回は必ず検出
されることとなる。
【0050】更に、一のVOBユニット30において、
ナビパック41は必ずその先頭に存在するが、ビデオデ
ータ42、オーディオデータ43及びサブピクチャデー
タ44の夫々は、必ずしもVOBユニット30中に存在
する必要はなく、また、存在する場合にもその数や順序
は任意に設定することができる。
【0051】ここで、図1に示すビデオデータ42、オ
ーディオデータ43及びサブピクチャデータ44の夫々
の区分を一般にパックPという。
【0052】すなわち、一のVOBユニット30におい
ては、ビデオデータ42、オーディオデータ43及びサ
ブピクチャデータ44が、夫々パックPに分割されて記
録されていることとなり、ビデオデータ42が記録され
ているパックPをビデオパック、オーディオデータ43
が記録されているパックPをオーディオパック、サブピ
クチャデータ44が記録されているパックPをサブピク
チャパックという。
【0053】更に、各パックPの先頭に記録されるパッ
クヘッダには、夫々のパックPに含まれているデータ
を、DVD1に記録されている情報を再生する情報再生
装置におけるトラックバッファから読み出して夫々のバ
ッファへの入力を開始すべき再生時間軸上の読み出し開
始時刻を示すSCR(System Clock Reference)と呼
ばれる読み出し開始時刻情報及びパックPの先頭である
ことを示すスタートコード並びにデータとしての転送レ
ート等の情報が記録されている。また、上記各パックP
については、通常、当該パックPを更に細分化した記録
単位であるパケット毎にビデオデータ42、オーディオ
データ43又はサブピクチャデータ44が記録される
が、本実施の形態におけるDVD1では、一般に一のパ
ックPが一のパケットにより構成されている。
【0054】最後に、ナビパック41は、当該ナビパッ
ク41に対応する上記パックヘッダであるパックヘッダ
53と、後続するDSIデータ51及びPCIデータ5
0の属性等を示す情報が記述されているシステムヘッダ
54と、再生表示させたい映像又は音声等を検索するた
めの検索情報(具体的には、当該再生表示させたい映像
又は音声等が記録されているDVD1上のアドレス等)
であるDSIデータ51と、DSIデータ51に基づい
て検索してきた映像又は音声を表示する際の再生表示制
御に関する情報であるPCIデータ50とにより構成さ
れる。このとき、DSIデータ51及びPCIデータ5
0は、夫々パケットPTとしてのDSIパケット及びP
CIパケットを構成して記録されることとなる。
【0055】更に、一のVOBユニット30に含まれて
いる全てのビデオデータ42は一又は複数のGOPによ
り構成されている。
【0056】このDSIデータ51及びPCIデータ5
0については、後ほど詳述する。
【0057】また、PCIデータ50には、視聴者によ
って選択される選択項目に対して、その項目が選択され
たときの表示や動作を定義したハイライト情報が含まれ
ている。このハイライト情報によって、例えば、視聴者
が選択すべき項目を表示した画像(いわゆるメニュー画
面)における、項目選択に対する画面表示の変化や、当
該選択に対応して変化すべき表示位置及び選択された項
目に対するコマンド(選択された項目に対して実行され
る動作を示す命令)等の設定が行われる。
【0058】ここで、メニュー画面を構成して表示する
ために必要な、枠、選択ボタン等を表示するための画像
情報は、上記の副映像情報であるサブピクチャデータ4
4として記録されている。
【0059】更に、上記GOPは、本実施の形態におけ
るDVD1に映像情報を記録する際に採用されている画
像圧縮方式である上記MPEG2方式の規格において定
められている単独で再生可能な最小の画像単位であり、
各GOPの先頭には、当該GOPに含まれるビデオデー
タ42を表示すべき再生時間軸上の再生時刻を示すPT
S(Presentation Time Stamp)と呼ばれる再生表示
時刻情報が記録される。
【0060】ここで、MPEG2方式についてその概要
を説明すると、一般に、連続したフレーム画像におい
て、一枚のフレーム画像の前後にあるフレーム画像は、
互いに類似し相互関係を有している場合が多い。MPE
G2方式はこの点に着目し、数フレームを隔てて転送さ
れる複数のフレーム画像に基づき、当該複数のフレーム
画像の間に存在する別のフレーム画像を、原画像の動き
ベクトル等に基づく補間演算にて生成する方式である。
この場合、当該別のフレーム画像を記録する場合には、
複数のフレーム画像との間における差分及び動きベクト
ルに関する情報を記録するだけで、再生時には、それら
を参照して上記複数のフレーム画像から予測して当該別
のフレーム画像を再生することが可能となる。これによ
り、画像の圧縮記録が可能となるのである。
【0061】更に、上記GOPについて図2を用いてそ
の概要を説明する。なお図2は、一のGOPを構成する
複数のフレーム画像の例を示している。図2では、一の
GOP52が12枚のフレーム画像から構成されている
場合(MPEG2方式では、一のGOP52に含まれる
フレーム画像数は一定ではない。)を示しているが、こ
の内、符号「I」で示されるフレーム画像は、Iピクチ
ャ(Intra-coded picture :イントラ符号化画像)と
呼ばれ、自らの画像のみで完全なフレーム画像を再生す
ることができるフレーム画像をいう。また、符号「P」
で示されるフレーム画像は、Pピクチャ(Predictive-c
oded picture:前方予測符号化画像)と呼ばれ、既に
復号化されたIピクチャ又は他のPピクチャに基づいて
補償再生された予測画像との差を復号化する等して生成
する予測画像である。また、符号「B」で示されるフレ
ーム画像は、Bピクチャ(Bidirectionally predictiv
e-coded picture:両方向予測符号化画像)といい、既
に復号化されたIピクチャ又はPピクチャのみでなく、
光ディスク等に記録されている時間的に未来のIピクチ
ャ又はPピクチャをも予測に用いて再生される予測画像
をいう。ここで、図2においては、各ピクチャ間の予測
関係(補間関係)を矢印で示している。
【0062】なお、実施形態に係るDVD1で用いられ
ている一般のMPEG2方式においては、夫々のGOP
52に含まれるデータ量が一定でない可変レート方式を
採用している。すなわち、一のGOP52に含まれる各
ピクチャが、動きの速い動画に対応しており、各ピクチ
ャ間の相関関係が小さい場合には、各ピクチャを構成す
るためのデータ量が多くなり、従って、一のGOP52
に含まれるデータ量も多くなる。一方、一のGOP52
に含まれる各ピクチャが、あまり動きのない動画に対応
しており、各ピクチャ間の相関関係が大きい場合には、
各ピクチャを構成するためのデータ量も少なくなり、一
のGOP52に含まれるデータ量も少なくなることとな
る。
【0063】以上説明した図1に示す階層構造の記録フ
ォーマットにおいて、夫々の区分は、製作者がその意図
に応じて自在に区分設定をして記録させるものである。
これらの区分毎に後述の論理構造に基づいて再生するこ
とにより、変化に富んだ種々の再生が可能となるのであ
る。
【0064】次に、上記DSIデータ51及びPCIデ
ータ50の物理的なデータ構造について、図3を用いて
説明する。なお、DVDビデオ規格においては、以下に
説明するデータ構造(具体的には、各データが記録され
ているナビパック41の先頭からのアドレス情報及びデ
ータ長)は、他のパックPにはない、ナビパック41固
有のデータ構造となっている。
【0065】先ず、PCIデータ50は、図3に示すよ
うに、PCIデータ50本体としての一般情報55と、
その他の情報である他情報56と、により構成されてい
る。
【0066】更に、一般情報55は、上記ナビパック4
1のVOB10の先頭からの相対的な記録アドレス情報
であるナビパック相対位置情報70と、そのナビパック
41が含まれているVOBユニット30の再生時間軸上
における再生開始時刻を示すVOBU再生開始時刻情報
71と、当該VOBユニット30の再生時間軸上におけ
る再生終了時刻を示すVOBU再生終了時刻情報72
と、当該VOBU30が含まれている記録情報がアナロ
グ的に(不法に)複写されることを禁止するか否かを示
すフラグである禁止フラグ(DVDビデオ規格上はAP
S(Analogue Protection System)フラグと称されて
いる。)74と、その他の情報である他情報73と、に
より構成されている。このとき、禁止フラグの値が「0
0b(bは2進数であることを示す。)」以外であると
きは、当該記録情報の複写は禁止されていることとな
る。
【0067】ここで、当該禁止フラグ74についてより
具体的には、当該禁止フラグ74は、元々、DVDビデ
オ規格に準拠している記録情報がアナログ信号として外
部に出力されたとき、その出力後にビデオテープに記録
された当該アナログ信号としての記録情報が正常に再生
されることを禁止するために設けられているものであ
り、この禁止フラグ74が設定されているときは、当該
正常な再生を禁止するための加工処理を施した後に当該
アナログ信号として外部に出力することが規格化されて
いるものである。
【0068】次に、DSIデータ51は、DSIデータ
51本体としての一般情報75と、当該ナビパック41
が属するVOB10に関する情報であるVOB情報76
と、そのナビパック41が属しているVOBユニット3
0の前後に再生されるべき他のVOBユニット30のD
VD1上の記録位置を示すVOBUサーチ情報77と、
その他の情報である他情報78と、により構成されてい
る。
【0069】そして、一般情報75は、上記ナビパック
相対位置情報70と同様のナビパック相対位置情報85
と、そのナビパック41が属しているVOBユニット3
0を識別するためのVOBU識別番号86と、その他の
情報である他情報87と、により構成されている。
【0070】更に、VOB情報76は、そのナビパック
41を含むVOBユニット30が属するVOB10の再
生時間軸上における再生開始時刻を示すVOB再生開始
時刻情報80と、当該VOB10の再生時間軸上におけ
る再生終了時刻を示すVOB再生終了時刻情報81と、
その他の情報である他情報82と、により構成されてい
る。
【0071】更にまた、VOBUサーチ情報77として
は、当該ナビパック41が属しているVOBユニット3
0の次のVOBユニット30及び一つ前のVOBユニッ
ト30のDVD1上の記録位置を示す位置情報及び当該
VOBユニット30の開始時刻から120秒後乃至12
0秒前の範囲で再生されるべき他のVOBユニット30
のDVD1上の記録位置を示す位置情報が図3に示すよ
うに一覧表として含まれている。
【0072】次に、図1又は図3に示す物理的な区分に
より記録された情報を組み合わせた論理フォーマット
(論理構造)について図4を用いて説明する。なお、図
4に示す論理構造は、その構造で実際にDVD1上に情
報が記録されているのではなく、図4に示す論理構造で
図1に示す各データ(特にセル20)を組み合わせて再
生するための情報(アクセス情報又は時間情報等)がD
VD1上の、特にコントロールデータ11の中に記録さ
れているものである。
【0073】説明の明確化のために、図4の下位の階層
から説明していくと、上記図1において説明した物理構
造のうち、複数のセル20を選択して組み合わせること
により、一のプログラム60が製作者の意図に基づいて
論理上構成される。このプログラム60は、上記情報再
生装置におけるシステムコントローラが区分を識別して
コマンドによってアクセスできる最小の論理的単位でも
ある。なお、このプログラム60を一又は複数個纏めた
ものを視聴者が自由に選択して視聴することができる最
小単位として製作者が定義することもでき、この単位を
PTT(Partof Title)という。
【0074】また、一のプログラム60が複数のセル2
0を選択して論理的に構成されることから、複数のプロ
グラム60で一のセル20を用いる、すなわち、一のセ
ル20を異なった複数のプログラム60において再生さ
せる、いわゆるセル20の使い回しを製作者が行うこと
も可能となっている。
【0075】ここで、一のセル20の番号については、
当該セル20を図1に示す物理フォーマットにおいて取
り扱う際にはセルID番号として扱われ(図1中、セル
ID#と示す。)、図4に示す論理フォーマットにおい
て取り扱う際には、後述のPGCI中の記述順にセル番
号として扱われる。
【0076】次に、複数のプログラム60を組み合わせ
て一のPGC(Program Chain)61が製作者の意図に
基づいて論理上構成される。このPGC61の単位で、
前述したPGCIが定義され、当該PGCIには、夫々
のプログラム60を再生する際の各プログラム60毎の
セル20の再生順序(この再生順序により、プログラム
60毎に固有のプログラム番号が割当てられる。)、夫
々のセル20のDVD1上の記録位置であるアドレス、
一のプログラム60における再生すべき先頭セル20の
番号、各プログラム60の再生方式(本実施形態のDV
D1に情報を記録する際には、再生時において、通常再
生、ランダム再生(乱数によるランダム再生であり、同
じプログラム60が複数回再生されることがある。)又
はシャッフル再生(ランダム再生と同様の乱数によるラ
ンダム再生であるが、同じプログラム60は一度しか再
生されず、同じプログラム60が複数回再生されること
はない。)のうち、いずれか一つの再生方法をPGC6
1毎に製作者が選択して再生させるようにすることがで
きる。)及び各種コマンド(PGC61又はセル20毎
に製作者が指定可能なコマンド)が含まれている。
【0077】なお、PGCIのDVD1上の記録位置
は、上述の通りコントロールデータ11(図1参照)内
であるが、当該PGCIがビデオマネージャ2内のメニ
ューに関するPGCIである場合には、当該PGCIの
記録位置は、ビデオマネージャ2に含まれるコントロー
ルデータ(図示を省略する。)内である。
【0078】また、一のPGC61には、上記PGCI
の他に、実体的な映像及び音声等のデータが、プログラ
ム60の組み合わせとして(換言すれば、セル20の組
み合わせとして)含まれることとなる。
【0079】更に、一のPGC61においては、上記の
プログラム60における説明において示したセル20の
使い回し(すなわち、異なるPGC61により同一のセ
ル20を用いること。)も可能である。また、使用する
セル20については、DVD1に記憶されている順番に
セル20を再生する方法(連続配置セルの再生)の他
に、DVD1に記憶されている順序に関係なく再生する
(例えば、後に記録されているセル20を先に再生する
等)方法(非連続配置セルの再生)を製作者が選択する
ことができる。
【0080】次に、一又は複数のPGC61により、一
のタイトル62が論理上構成される。このタイトル62
は、例えば、映画一本に相当する単位であり、製作者が
DVD1の視聴者に対して提供したい完結した情報であ
る。
【0081】そして、一又は複数のタイトル62によ
り、一のVTS63が論理上構成される。このVTS6
3に含まれるタイトル62は、夫々に共通の属性を有す
るものであり、例えば、一本の同じ映画に対して違う言
語の映画が夫々のタイトル62に相当することとなる。
また、図4に示す一のVTS63に相当する情報は、図
1に示す一のVTS3に含まれている情報に対応してい
る。すなわち、DVD1には、図4に示すVTS63内
に論理上含まれる全ての情報が一のVTS3として記録
されていることとなる。
【0082】以上説明した論理フォーマットに基づい
て、物理構造において区分された情報を製作者が指定す
ることにより、視聴者が見るべきタイトル(映画等)が
形成されるのである。
【0083】(II)情報記録装置の実施形態 次に、上述したDVDビデオ規格に則った記録情報に対
応する記録信号が入力されてくる可能性のある実施形態
に係る情報記録装置の構成及び動作について、図5及び
図6を用いて説明する。
【0084】なお、図5は当該情報記録装置の概要構成
を示すブロック図であり、図6は実施形態に係る記録処
理を示すフローチャートである。
【0085】図5に示すように、実施形態に係る情報記
録装置RSは、パソコンPCに接続又は内蔵されている
と共に記録可能なDVD等の記録媒体としての光ディス
クRに対する記録情報の記録及び当該記録情報の光ディ
スクRからの再生が可能なデータレコーダであり、具体
的には、スピンドルモータ90と、ピックアップ91
と、ドライバ92と、エンコーダ93と、RAM(Rand
om Access Memory)94と、メモリ管理部95と、イ
ンタフェース96と、デコーダ97と、第1検出手段と
してのナビパック検出部98と、第2検出手段としての
フラグ検出部99と、禁止手段としてのCPU100
と、により構成されている。
【0086】また、エンコーダ93は、EFM(Eight
to Fourteen Modulation)符号化部93aと、EC
C(Error Correcting Code)付加部93bと、によ
り構成されている。
【0087】次に、動作を説明する。
【0088】最初に、光ディスクRに既に記録されてい
る情報を再生する場合の動作について説明する。
【0089】当該情報再生時においては、先ず、スピン
ドルモータ90は、CPU100からの制御により動作
する図示しないスピンドルサーボ機構により回転制御さ
れつつ、その回転軸に載置・固定されている光ディスク
Rを予め設定された回転数で回転させる。
【0090】一方、ピックアップ91は、当該回転して
いる光ディスクRに対して予め設定された一定強度を有
する再生用の光ビームBを照射し、その反射光を受光す
ることで当該記録されていた情報に対応する検出信号S
pを生成し、デコーダ97に出力する。
【0091】これにより、デコーダ97は、当該検出信
号Spに対して予め設定された復号処理を施し、当該記
録されていた情報に対応する再生信号Sdcを生成してメ
モリ管理部95へ出力する。
【0092】そして、メモリ管理部95は、当該再生信
号Sdcをメモリ信号SmとしてRAM94内に一時的に
保持しつつ、予め設定されているタイミングでメモリ出
力信号Smoとしてインタフェース96へ出力する。
【0093】その後、インタフェース96は、当該メモ
リ出力信号Smoに対して予め設定された出力インタフェ
ース処理を施し、出力信号SoutとしてパソコンPCへ
出力する。
【0094】これにより、パソコンPCは出力信号Sou
t内に含まれている光ディスクRに記録されていた情報
を用いて必要な情報処理を実行する。
【0095】次に、パソコンPCから入力信号Sinとし
て入力されてくる記録情報を光ディスクRに記録する場
合の動作について説明する。
【0096】当該情報記録時においては、スピンドルモ
ータ90は、情報再生時と同様に、その回転軸に載置・
固定されている光ディスクRを予め設定された回転数で
回転させる。
【0097】一方、インタフェース96は、パソコンP
Cから出力されてくる入力信号Sinに対して予め設定さ
れた入力インタフェース処理を施し、処理入力信号Smi
としてメモリ管理部95、ナビパック検出部98及びフ
ラグ検出部99へ出力する。
【0098】このとき、入力信号Sinとして入力される
記録情報が、上述したDVDビデオ規格に準拠している
場合(すなわち、著作権法上の保護が為されて不法複写
が禁止されている記録情報である場合)には、処理入力
信号Smi内には、上述した一定の間隔で上記ナビパック
41が含まれていると共に、そのPCIデータ50内に
は上記禁止フラグ74が含まれていることとなる。
【0099】次に、メモリ管理部95は、当該処理入力
信号Smiをメモリ信号SmとしてRAM94内に一時的
に記憶させつつこれを読み出し、メモリ出力信号Smoo
としてエンコーダ93内のECC付加部93bへ出力す
る。
【0100】そして、ECC付加部93bは、光ディス
クRに記録後の記録情報を再生する際のエラー訂正に用
いられるエラー訂正符号を当該メモリ出力信号Smooに
付加し、符号付加信号Secを生成して同じエンコーダ9
3内のEFM符号化部93aへ出力する。
【0101】これにより、EFM符号化部93aは、符
号付加信号Secに対して予め設定された符号化処理(具
体的には、例えば、EFM符号化処理)を施し、符号化
信号Seを生成してドライバ92へ出力する。このと
き、CPU100から後述する記録禁止信号Scが出力
されてきた場合には、EFM符号化部93aは上記符号
化信号Seの生成を停止し、以後の記録処理を中断す
る。
【0102】そして、ドライバ92は、当該符号化信号
Seに対して増幅処理及び波形整形処理等を施し、ピッ
クアップ91内の図示しない半導体レーザを駆動するた
めの駆動信号Sdを生成して当該半導体レーザに出力す
る。
【0103】これにより、当該図示しない半導体レーザ
は、駆動信号Sdに基づいて強度制御された記録用の光
ビームBを生成して光ディスクR上の図示しないトラッ
ク(パソコンPCから入力されてきた記録情報を記録す
べきトラック)に照射し、当該記録情報の光ディスクR
への記録を行う。
【0104】これと並行して、ナビパック検出部98
は、上記処理入力信号Smi内にナビパック41が含まれ
ているか否か(すなわち、パソコンPCからの記録情報
がDVDビデオ規格に準拠しているものであるか否か)
を検出し、その結果を示す検出信号Snvを生成してCP
U100へ出力する。
【0105】このとき、ナビパック41の検出方法とし
て具体的には、上述したようにナビパック41は独特の
データ構造を有して構成されているので、入力されてき
た処理入力信号Smi内に当該ナビパック41に固有のデ
ータ構造が存在しているか否か(すなわち、検出された
パックPにおけるアドレス情報と、そこに記録されてい
るデータのデータ長と、の組み合わせがナビパック41
に独特の組み合わせとなっているか否か)を判定するこ
とにより当該処理入力信号Smiにおけるナビパック41
の有無を検出する。
【0106】他方、フラグ検出部99は、上記処理入力
信号Smi内にナビパック41が含まれていた場合におけ
る上記禁止フラグ74の内容を検出し、その内容を示す
検出信号Sfgを生成してCPU100へ出力する。
【0107】これらにより、CPU100は、処理入力
信号Smi内にナビパック41が検出されたことを示す検
出信号Snvが入力され、且つ禁止フラグ74の内容が
「00b」以外であることを示す検出信号fgが入力され
た場合に、上記一連の記録処理を停止させるべく上記記
録禁止信号Scを生成してEFM符号化部93aに出力
する。
【0108】なお、CPU100は上記した実施形態に
係る記録禁止制御処理に加えて、光ビームBの照射位置
をサーボ制御するフォーカスサーボ制御処理及びトラッ
キングサーボ制御処理を含む情報記録装置RS全体の動
作を統括制御する処理を行う。
【0109】次に、主としてCPU100において実行
される実施形態に係る記録処理について、その全体の流
れを図6を用いて説明する。
【0110】図6に示すように、実施形態の記録処理に
おいては、始めに、入力信号Sinの入力が開始されたか
否かが判定され(ステップS1)、開始されていないと
きは(ステップS1;NO)そのまま待機し、一方、開
始されたときは(ステップS1;YES)、次に、当該
入力信号Sinに含まれている記録情報を光ディスクRに
記録開始すべく上記エンコーダ93等を動作させる(ス
テップS2)。
【0111】次に、ナビパック検出部98において処理
入力信号Smi中にナビパック41が存在することが検出
されたか否かが確認され(ステップS3)、その存在が
確認されたときは(ステップS3;YES)、次に、フ
ラグ検出部99において、「00b」以外の値を有する
禁止フラグ74が検出されたか否かが確認される(ステ
ップS4)。
【0112】そして、「00b」以外の値を有する禁止
フラグ74も検出されたときは(ステップS4;YE
S)、入力されてきた入力信号Sin中の記録情報が、D
VDビデオ規格に準拠しており、且つ複写が禁止されて
いるものであるとして、以後の光ディスクRへの記録処
理を禁止するように上記記録禁止信号Scを出力して
(ステップS5)処理を終了する。
【0113】一方、ステップS3の判定において、ナビ
パック41が検出されない(ステップS3;NO)か、
若しくはステップS4において「00b」以外の値を有
する禁止フラグ74が検出されないときは(ステップS
4;NO)、入力されてきた入力信号Sin中の記録情報
については複写が禁止されていないとして、通常のデー
タレコーダとして機能すべく記録を継続し(ステップS
6)、更に複写禁止に関する監視を継続すべくステップ
S3に戻る。
【0114】以上説明したように、実施形態の情報記録
装置RSの動作によれば、入力された記録情報がDVD
ビデオ規格に準拠しており、且つ、当該記録情報中に禁
止フラグ74が含まれているとき記録情報の光ディスク
Rへの記録を禁止するので、簡易且つ安価な構成で、家
庭用でない市販されたDVD1に記録されていたDVD
ビデオ規格に準拠した記録情報が不法に複写されること
を防止できる。
【0115】また、DVDビデオ規格に準拠したナビパ
ック41が検出されるか否かによりその記録情報がDV
Dビデオ規格に準拠しているか否かを判定するので、簡
易且つ確実に記録情報の属性を検出することができる。
【0116】なお、上述した実施形態では、入力されて
きた記録情報がDVDビデオ規格に準拠している場合に
その禁止する構成について説明したが、これ以外に、当
該DVDビデオ規格に類する市販用の再生専用のDVD
規格であるDVDオーディオ規格に準拠した記録情報が
入力されてきたときにその記録を禁止する場合に本発明
を適用することもできる。
【0117】この場合に具体的には、当該DVDオーデ
ィオ規格に準拠した記録情報に含まれているオーディオ
パックの有無並びに上記禁止フラグ74に相当するDV
Dオーディオ規格における不法複写禁止情報の内容を共
に検出することで実施形態に同様に記録処理を禁止(中
断)するように制御することとなる。
【0118】更に、図6において示したフローチャート
に対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハー
ドディスク等の情報記録媒体に記録させておき、これを
一般のパソコンにおいて読み出して実行することによ
り、当該パソコンその物を上記CPU100として機能
させることも可能である。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、記録信号がDVDビデオ規格に準拠して
おり、且つ、当該記録信号中に禁止フラグが含まれてい
るとき記録信号の記録媒体への記録を禁止するので、簡
易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された記録媒体
に記録されていたDVDビデオ規格に準拠した記録信号
が不法に複写されることを防止できる。
【0120】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない情報記録装置であ
っても、簡易且つ安価な構成で、市販用の記録媒体に記
録されていたDVDビデオ規格に準拠した記録信号が不
法に複写されることを防止できる。
【0121】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、DVDビデオ規格に準拠
したナビゲーションパックが検出されるか否かによりそ
の記録信号がDVDビデオ規格に準拠しているか否かを
判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出す
ることができる。
【0122】請求項3に記載の発明によれば、記録信号
がDVDオーディオ規格に準拠しており、且つ、当該記
録信号中に禁止情報が含まれているとき記録信号の記録
媒体への記録を禁止するので、簡易且つ安価な構成で、
家庭用でない市販された記録媒体に記録されていたDV
Dオーディオ規格に準拠した記録信号が不法に複写され
ることを防止できる。
【0123】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない情報記録装置であ
っても、簡易且つ安価な構成で、市販用の記録媒体に記
録されていたDVDオーディオ規格に準拠した記録信号
が不法に複写されることを防止できる。
【0124】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、DVDオーディオ規格に
準拠したオーディオパックが検出されるか否かによりそ
の記録信号がDVDオーディオ規格に準拠しているか否
かを判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検
出することができる。
【0125】請求項5に記載の発明によれば、記録信号
がDVDビデオ規格に準拠しており、且つ、当該記録信
号中に禁止フラグが含まれているとき記録信号の記録媒
体への記録を禁止するので、簡易且つ安価な構成で、家
庭用でない市販された記録媒体に記録されていたDVD
ビデオ規格に準拠した記録信号が不法に複写されること
を防止できる。
【0126】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない状態で情報記録を
実行する場合であっても、簡易且つ安価な構成で、市販
用の記録媒体に記録されていたDVDビデオ規格に準拠
した記録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0127】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、DVDビデオ規格に準拠
したナビゲーションパックが検出されるか否かによりそ
の記録信号がDVDビデオ規格に準拠しているか否かを
判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出す
ることができる。
【0128】請求項7に記載の発明によれば、記録信号
がDVDオーディオ規格に準拠しており、且つ、当該記
録信号中に禁止情報が含まれているとき記録信号の記録
媒体への記録を禁止するので、簡易且つ安価な構成で、
家庭用でない市販された記録媒体に記録されていたDV
Dオーディオ規格に準拠した記録信号が不法に複写され
ることを防止できる。
【0129】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない状態で情報記録を
実行する場合であっても、簡易且つ安価な構成で、市販
用の記録媒体に記録されていたDVDオーディオ規格に
準拠した記録信号が不法に複写されることを防止でき
る。
【0130】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加えて、DVDオーディオ規格に
準拠したオーディオパックが検出されるか否かによりそ
の記録信号がDVDオーディオ規格に準拠しているか否
かを判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検
出することができる。
【0131】請求項9に記載の発明によれば、記録信号
がDVDビデオ規格に準拠しており、且つ、当該記録信
号中に禁止フラグが含まれているとき記録信号の記録媒
体への記録を禁止するようにコンピュータが機能するの
で、簡易且つ安価な構成で、家庭用でない市販された記
録媒体に記録されていたDVDビデオ規格に準拠した記
録信号が不法に複写されることを防止できる。
【0132】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない情報記録装置であ
っても、簡易且つ安価な構成で、市販用の記録媒体に記
録されていたDVDビデオ規格に準拠した記録信号が不
法に複写されることを防止できる。
【0133】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加えて、DVDビデオ規格に準
拠したナビゲーションパックが検出されるか否かにより
その記録信号がDVDビデオ規格に準拠しているか否か
を判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性を検出
することができる。
【0134】請求項11に記載の発明によれば、記録信
号がDVDオーディオ規格に準拠しており、且つ、当該
記録信号中に禁止情報が含まれているとき記録信号の記
録媒体への記録を禁止するので、簡易且つ安価な構成
で、家庭用でない市販された記録媒体に記録されていた
DVDオーディオ規格に準拠した記録信号が不法に複写
されることを防止できる。
【0135】従って、如何なる属性を有する記録信号が
入力されてくるか事前に特定できない情報記録装置であ
っても、簡易且つ安価な構成で、市販用の記録媒体に記
録されていたDVDオーディオ規格に準拠した記録信号
が不法に複写されることを防止できる。
【0136】請求項12に記載の発明によれば、請求項
11に記載の発明の効果に加えて、DVDオーディオ規
格に準拠したオーディオパックが検出されるか否かによ
りその記録信号がDVDオーディオ規格に準拠している
か否かを判定するので、簡易且つ確実に記録信号の属性
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDビデオ規格における物理的記録フォーマ
ットを示す図(I)である。
【図2】DVDビデオ規格におけるGOPの構成を示す
図である。
【図3】DVDビデオ規格における物理的記録フォーマ
ットを示す図(II)である。
【図4】DVDビデオ規格における論理フォーマットを
示す図である。
【図5】実施形態の情報記録装置の概要構成を示すブロ
ック図である。
【図6】実施形態の記録処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…DVD 2…ビデオマネージャ 3、63…VTS 4…ボリューム情報 5…ファイルシステム情報 10…VOB 11…コントロールデータ 20…セル 30…VOBユニット 41…ナビパック 42…ビデオデータ 43…オーディオデータ 44…サブピクチャデータ 50…PCIデータ 51…DSIデータ 52…GOP 53…パックヘッダ 54…システムヘッダ 55、75…一般情報 56、73、78、82、87…他情報 60…プログラム 61…PGC 62…タイトル 70、85…ナビパック相対位置情報 71…VOBU開始時刻情報 72…VOBU終了時刻情報 74…禁止フラグ 76…VOB情報 77…VOBUサーチ情報 80…VOB開始時刻情報 81…VOB終了時刻情報 86…VOBU識別番号 90…スピンドルモータ 91…ピックアップ 92…ドライバ 93…エンコーダ 93a…EFM符号化部 93b…ECC付加部 94…RAM 95…メモリ管理部 96…インタフェース 97…デコーダ 98…ナビパック検出部 99…フラグ検出部 100…CPU R…光ディスク B…光ビーム RS…情報記録装置 LI…リードインエリア LO…リードアウトエリア PC…パソコン Sp、Snv、Sfg…検出信号 Sdc…再生信号 Sm…メモリ信号 Smo、Smoo…メモリ出力信号 Sout…出力信号 Sin…入力信号 Smi…処理入力信号 Sec…符号付加信号 Se…符号化信号 Sc…制御信号 Sd…駆動信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月13日(2000.10.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図6】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA13 FA24 GA11 GB06 GB11 GB15 GB37 HA33 JA01 JA21 KA04 KA24 LA11 5D044 AB07 BC03 BC05 CC04 DE14 DE49 DE50 DE57 HL08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力されてくる記録信号が再生
    専用のDVDビデオ規格に準拠した記録信号であるか否
    かを検出する第1検出手段と、 前記記録信号中に当該記録信号をアナログ信号として記
    録することを禁止することを示す禁止フラグが含まれて
    いるか否かを検出する第2検出手段と、 前記記録信号が前記DVDビデオ規格に準拠しているこ
    とが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止フラグ
    が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号の
    記録媒体への記録を禁止する禁止手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録装置におい
    て、 前記第1検出手段は、前記記録信号中に前記DVDビデ
    オ規格に準拠したナビゲーションパックが含まれている
    とき、当該記録信号が当該DVDビデオ規格に準拠して
    いると検出することを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 外部から入力されてくる記録信号が再生
    専用のDVDオーディオ規格に準拠した記録信号である
    か否かを検出する第1検出手段と、 前記記録信号中に当該記録信号の複写を禁止することを
    示す禁止情報が含まれているか否かを検出する第2検出
    手段と、 前記記録信号が前記DVDオーディオ規格に準拠してい
    ることが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止情
    報が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号
    の記録媒体への記録を禁止する禁止手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報記録装置におい
    て、 前記第1検出手段は、前記記録信号中に前記DVDオー
    ディオ規格に準拠したオーディオパックが含まれている
    とき、当該記録信号が当該DVDオーディオ規格に準拠
    していると検出することを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力されてくる記録信号が再生
    専用のDVDビデオ規格に準拠した記録信号であるか否
    かを検出する第1検出工程と、 前記記録信号中に当該記録信号をアナログ信号として記
    録することを禁止することを示す禁止フラグが含まれて
    いるか否かを検出する第2検出工程と、 前記記録信号が前記DVDビデオ規格に準拠しているこ
    とが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止フラグ
    が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号の
    記録媒体への記録を禁止する禁止工程と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報記録方法におい
    て、 前記第1検出工程においては、前記記録信号中に前記D
    VDビデオ規格に準拠したナビゲーションパックが含ま
    れているとき、当該記録信号が当該DVDビデオ規格に
    準拠していると検出することを特徴とする情報記録方
    法。
  7. 【請求項7】 外部から入力されてくる記録信号が再生
    専用のDVDオーディオ規格に準拠した記録信号である
    か否かを検出する第1検出工程と、 前記記録信号中に当該記録信号の複写を禁止することを
    示す禁止情報が含まれているか否かを検出する第2検出
    工程と、 前記記録信号が前記DVDオーディオ規格に準拠してい
    ることが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止情
    報が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号
    の記録媒体への記録を禁止する禁止工程と、 を備えることを特徴とする情報記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報記録方法におい
    て、 前記第1検出工程においては、前記記録信号中に前記D
    VDオーディオ規格に準拠したオーディオパックが含ま
    れているとき、当該記録信号が当該DVDオーディオ規
    格に準拠していると検出することを特徴とする情報記録
    方法。
  9. 【請求項9】 外部から入力されてくる記録信号を記録
    媒体に記録する情報記録装置に含まれるコンピュータ
    を、 前記記録信号が再生専用のDVDビデオ規格に準拠した
    記録信号であるか否かを検出する第1検出手段、 前記記録信号中に当該記録信号をアナログ信号として記
    録することを禁止することを示す禁止フラグが含まれて
    いるか否かを検出する第2検出手段、及び、 前記記録信号が前記DVDビデオ規格に準拠しているこ
    とが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止フラグ
    が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号の
    記録媒体への記録を禁止する禁止手段、 として機能させることを特徴とする記録制御プログラム
    が前記コンピュータで読取可能に記録されている情報記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の情報記録媒体におい
    て、 前記第1検出手段として機能する前記コンピュータを、
    前記記録信号中に前記DVDビデオ規格に準拠したナビ
    ゲーションパックが含まれているとき、当該記録信号が
    当該DVDビデオ規格に準拠していると検出するように
    機能させることを特徴とする前記記録制御プログラムが
    前記コンピュータで読取可能に記録されている情報記録
    媒体。
  11. 【請求項11】 外部から入力されてくる記録信号を記
    録媒体に記録する情報記録装置に含まれるコンピュータ
    を、 前記記録信号が再生専用のDVDオーディオ規格に準拠
    した記録信号であるか否かを検出する第1検出手段、 前記記録信号中に当該記録信号の複写を禁止することを
    示す禁止情報が含まれているか否かを検出する第2検出
    手段、及び、 前記記録信号が前記DVDオーディオ規格に準拠してい
    ることが検出され、且つ、前記記録信号中に前記禁止情
    報が含まれていることが検出されたとき、当該記録信号
    の記録媒体への記録を禁止する禁止手段、 として機能させることを特徴とする記録制御プログラム
    が前記コンピュータで読取可能に記録されている情報記
    録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報記録媒体にお
    いて、 前記第1検出手段として機能する前記コンピュータを、
    前記記録信号中に前記DVDオーディオ規格に準拠した
    オーディオパックが含まれているとき、当該記録信号が
    当該DVDオーディオ規格に準拠していると検出するよ
    うに機能させることを特徴とする前記記録制御プログラ
    ムが前記コンピュータで読取可能に記録されている情報
    記録媒体。
JP2000303625A 2000-10-03 2000-10-03 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラムがコンピュータで読取可能に記録された情報記録媒体 Pending JP2002112175A (ja)

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