JP2002111865A - カラー液晶を表示部として持つ電子機器ならびにその照明方法 - Google Patents

カラー液晶を表示部として持つ電子機器ならびにその照明方法

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JP2002111865A JP2000304114A JP2000304114A JP2002111865A JP 2002111865 A JP2002111865 A JP 2002111865A JP 2000304114 A JP2000304114 A JP 2000304114A JP 2000304114 A JP2000304114 A JP 2000304114A JP 2002111865 A JP2002111865 A JP 2002111865A
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brightness
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Yukio Sato
幸雄 佐藤
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性の向上をはかると共に、省電力化をは
かったカラー液晶を表示部として持つ電子機器を提供す
る。 【解決手段】 多段階設定された基準電圧(閾値E1、
E2、E3)のそれぞれと、光センサ16による出力と
のコンパレータ151、152、153による複数の比
較結果の組み合わせに従い、例えば、暗闇で使用する環
境下にあってはLCDバックライト14により通常の明
るさを提供し、太陽光下においてはLCDバックライト
14による発光は不要であるため消灯し、夕闇等やや暗
い場所では通常よりLCDバックライト14光をやや明
るめに設定し、更に、室内光でのやや明るい環境下にあ
ってはLCDバックライト光を最大限に明るく設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
機等カラー液晶を表示部として持つ電子機器ならびにそ
の照明方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半透過カラー液晶を表示部として持つ電
子機器、例えば、携帯電話機では、その表示が暗闇でも
良く見えるように、一般に光を当てて反射光方式で照明
するバックライトを備えており、例えば、電源がONさ
れた場合、キーが操作された場合、着信があった場合
等、一定時間バックライトが点灯されるように構成され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した携帯電話機
は、暗闇もしくは、非常に明るいところでの液晶表示の
認識性は高いが、夕闇等やや暗いところ、あるいは室内
光でのやや明るい場所での認識性は大変低い。また、昼
間の周囲環境が十分に明るくバックライトが点灯しなく
ても十分にその表示が確認できる場合でもバックライト
の点灯が行なわれるため、その分バッテリが無駄に消耗
するといった欠点を有していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、着信時等所定の状態において表示部となる半透明
カラー液晶の周囲光の明るさを多段階に判別し、それぞ
れの段階に応じてバックライトの明るさを制御すること
により最適な照明を得、かつ、省電力化をはかった携帯
電話機等カラー液晶を表示部として持つ電子機器ならび
にその照明方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に記載の発明は、バックライトを有する
カラー液晶を表示部として持つ電子機器であって、前記
電子機器の所定の状態を検出する状態検出部と、前記所
定の状態において前記表示部の周囲光の明るさを多段階
に判別し、それぞれの段階に応じて前記バックライトの
明るさ制御するバックライト制御部とを備えたことを特
徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器において、前
記電子機器は、表示部と操作部が一体化された携帯電話
機であって、前記状態検出部は、着信時、前記操作部に
よる操作時のいずれかの状態を検出することを特徴とす
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器において、前
記電子機器は、表示部と操作部から成り、使用時に前記
表示部を開いて見開き状態に設定し、不使用時に前記操
作部を覆う閉じた状態に設定する折り畳み式携帯電話機
であって、前記状態検出部は、前記表示部の開閉状態を
検出することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器において、前
記バックライト制御部は、前記表示部の周囲光を検知
し、その明るさに応じた電圧を出力する光検知部と、2
以上の所定の基準電圧と前記光センサの出力電圧を比較
する複数の比較部と、前記各比較部出力の組み合わせに
より前記バックライトの明るさを決定する発光駆動部と
から成ることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器において、前
記光センサは、フォトトランジスタ、もしくはフォトダ
イオードであることを特徴とする。
【0010】上記構成により、多段階設定された基準電
圧(閾値)のそれぞれと、光センサによる出力との比較
結果の組み合わせに従い、例えば、暗闇で使用する環境
下にあってはバックライトにより通常の明るさを提供
し、太陽光下においてはバックライトによる発光は不要
であるためバックライトを消灯し、夕闇等やや暗い場所
では通常よりバックライト光をやや明るめに設定し、更
に、室内光でのやや明るい環境下にあってはバックライ
ト光を最大限に明るく設定することで、カラー液晶の視
認性の向上をはかると共に省電力化がはかれる。
【0011】請求項6に記載の発明は、バックライトを
有するカラー液晶を表示部として持つ電子機器の照明方
法であって、前記電子機器の所定の状態を検出し、前記
所定の状態において前記表示部の周囲光の明るさを多段
階に判別し、それぞれの段階に応じて前記バックライト
の明るさを制御することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器の照明方法に
おいて、前記所定の状態において、前記バックライトを
多段階設定された所定の明るさで点灯し、予め定められ
た時間の経過を待って消灯することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
のカラー液晶を表示部として持つ電子機器の照明方法に
おいて、前記所定の状態において前記バックライトを多
段階設定された所定の明るさで常時点灯し、待ち受け状
態に変化したことを検出して、あらかじめ定められた時
間経過後に前記バックライトを消灯することを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明におけるカラー液晶
を表示部として持つ電子機器の一実施形態を示すブロッ
ク図である。ここではカラー液晶(LCD)を表示部と
して持つ電子機器として携帯電話機が例示されている。
図1に示すように、携帯電話端末機は、アンテナ(AN
T)1、2、送受信部(TRX)3、制御部4、キース
イッチ5、開閉検出スイッチ6、マイク7、レシーバ
8、報知用スピーカ9、ROM10、RAM11、LC
Dドライバ12、カラーLCD13、LCDバックライ
ト14、バックライト制御部15、フォトトランジスタ
16で構成される。
【0015】送受信部3は、アンテナ1、2を用い、図
示せぬ携帯電話基地局に対し送受信をおこなう。送受信
部3は、マイコンを内蔵する制御部4によってコントロ
ールされ、制御部4には、電話をかけるときに操作する
キースイッチ(操作部)5、送受話が行なわれる、それ
ぞれマイク7とレシーバ8、そして、受信したときの着
信音を発生する報知用スピーカ9が接続される。制御部
4には、更に、プログラムや文字フォントが格納された
ROM10、ならびにROM10に格納されたプログラ
ムを動作させ、あるいは基地局から送られてくる情報を
ストアするRAM11も接続される。制御部3は、更
に、LCDドライバ12に表示情報を送出して所望のデ
ータをカラーLCD13に表示させる制御も行う。
【0016】通常、携帯電話機は表示部として半透過カ
ラーLCD13が用いられており、屋外以外では、LC
Dバックライト14により照明を行なう必要がある。照
明は、一定時間、もしくは、フォトトランジスタ、ある
いはフォトダイオード等の光センサを介して明暗のみ判
断し、暗いときに限って照明を実行するようになってい
る。携帯電話機には、上述した半透過カラーLCD13
で成る表示部とキースイッチ5から成る操作部が一体化
されたものの他に、使用時に表示部を開いて見開き状態
に設定し、不使用時に操作部を覆う閉じた状態に設定し
て携帯する折り畳み型がある。折り畳み型携帯電話機の
場合、開閉検出スイッチ6により表示部が開いた状態を
検出している場合にのみ半透過カラーLCD13の表
示、ならびにLCDバックライト14の照明を行ってい
る。
【0017】図2にバックライト制御部15周辺の詳細
構成が示されている。図中、図1と同一番号が付された
ブロックは図1のそれと同じとする。バックライト制御
部15は、比較部を構成するコンパレータ151、15
2、153と、LCDバックライト14による照明の明
るさを決定する発光駆動部となるLED(発光ダイオー
ド)ドライバ154で構成される。
【0018】各コンパレータ151、152、153の
一方の入力端子には、光センサを構成するフォトトラン
ジスタ16出力を抵抗分割(R1とR2)した出力が共
通接続され、他方の入力端子には閾値となる電圧値の異
なる基準電圧E1、E2、E3がそれぞれ供給される。
ここでは、閾値となる基準電圧値の関係を、基準電圧E
1<基準電圧E2<基準電圧E3とする。各コンパレー
タ151、152、153出力には、同じ抵抗値を持つ
制限抵抗R3、R4、R5がそれぞれ接続されており、
ここでは、各基準電圧との比較結果の組み合わせに従
い、LEDドライバ154によるLCDバックライト1
4の照明の明るさが決定される。すなわち、フォトトラ
ンジスタ16の出力電圧に応じてバックライト制御部1
5の制御の下、LCDバックライト14による照明の明
るさがコントロールされる。なお、LCDバックライト
14は、バックライト用LED141と、LCD用導光
板142で構成される。
【0019】図2、図3は、図1、図2に示す本発明実
施形態の概略動作を説明するために引用した図であり、
それぞれ、LEDドライバ154の制御をグラフ形式
で、外部環境の明るさとLCDバックライト14の明る
さとの関係を表形式で示した図である。本発明によれ
ば、LCDバックライト14による照明は、暗闇におい
ては通常の明るさを提供し、太陽光下では、LCDバッ
クライト14の発光は不要なので消灯する。また、夕闇
等やや暗いところ、あるいは室内光でのやや明るいとこ
ろでは通常よりLCDバックライト14による照明を明
るくし、このことにより、半透過カラーLCD13の視
認性の向上を図りつつ省電力化をはかっている。
【0020】以下、図3、図4を参照しながら、図1、
図2に示す本発明実施形態の動作について説明する。半
透過カラーLCD13の周囲の明るさをセンスするため
に設置されたフォトトランジスタ6は、光を受けると電
流が流れる特性を有する。フォトトランジスタ6の代わ
りにフォトダイオードで代用しても構わない。これを抵
抗R1とR2による抵抗分割によって電圧値として取り
込み、抵抗分割された電圧は、コンパレータ151、コ
ンパレータ152、コンパレータ153のそれぞれ一方
の入力端子に共通に供給される。なお、コンパレータ1
51、コンパレータ152、コンパレータ153の特性
は同一とし、それぞれの他方の入力端子には、異なる閾
値電圧値を有する基準電圧(基準電圧E1<基準電圧E
2<基準電圧E3)が供給されている。ここで、比較さ
れた結果は、LEDドライバ154に供給される。ま
た、LEDドライバ154には、開閉検出スイッチ6
(折り畳み型携帯電話の開閉を検出する)からの開閉情報
も制御部4を通して供給されている(後述する折り畳み
型携帯電話機に限る)。
【0021】LEDドライバ154は、制御部4から開
閉検出スイッチ6が“開”の状態を示した場合、あるい
は、携帯電話機が着信状態にあった場合、キー操作があ
った場合のいずれかの状態にあった場合に、LCDバッ
クライト14内のバックライト用LED141を駆動
し、バックライト用LED141の光はLCD用導光板
142に入光される。
【0022】また、このとき、LEDドライバ154
は、図3に示すグラフに従い、バックライト用LED1
41に駆動電流を出力する。これをわかりやすく示した
のが、図4に示す表である。図3は、縦軸にバックライ
ト用LED電流の大きさ、すなわち、バックライト用L
EDの発光強度を目盛り、横軸に各コンパレータ15
1、152、153出力の組み合わせに従うLCDバッ
クライト14による照明の明暗が示されている。図3に
よれば、コンパレータ151、152、153共にOF
Fの場合バックライトLCD14による照明は暗く、コ
ンパレータ151がONすることにより、比較的明るく
なるように設定し、コンパレータ151、152がON
することにより最大限明るくなるように設定し、いずれ
もONの場合にバックライトLCD14による照明をO
FFしている。
【0023】各コンパレータ151、152、153出
力の組み合わせと外部環境の明るさとの関係は図4に示
す表に従う。すなわち、LCDバックライト14による
照明は、暗闇においては通常の明るさを提供し、太陽光
下では、LCDバックライト14の発光は不要なので消
灯する。また、夕闇等やや暗いところ、あるいは室内光
でのやや明るいところでは通常よりLCDバックライト
14による照明を明るくし、半透過カラーLCD13の
視認性の向上を図っている。
【0024】図5は、本発明一実施形態の詳細動作を示
すフローチャートであり、カラー液晶を表示部として持
つ電子機器として折り畳み型携帯電話機を例示した場合
におけるバックライト制御部15の動作を示す。以下、
図5に示すフローチャートを参照しながら図1乃至図4
に示す本発明一実施形態の詳細動作について説明する。
【0025】図5に示すフローチャートにおいて、ま
ず、ステップS201で動作が開始され、ステップS2
02で携帯電話機の電源がONか否かが判断される。O
Nであれば、ステップS203で携帯電話機が開閉いず
れの状態にあるか判断され、携帯電話機の表示部(カラ
ーLCD13)が見開き状態にあって、”開”であれ
ば、ステップS204で呼び出しがあったか(着信)、
キー操作があったか、携帯電話機が閉状態から開状態に
変化したか、3つの状態のうち、いずれかに該当した場
合、ステップS205でバックライト制御部15による
明るさの判定を行う。
【0026】ステップS206で、コンパレータ15
1、コンパレータ152、コンパレータ153の全てが
OFFの場合、図4に示す表に基づき外部環境の明るさ
は暗いと判断され、ステップS210でLCDバックラ
イト14の明るさを普通とする。ステップS206で、
3つのコンパレータのうち、一つでもONとなっていれ
ばステップS207の処理に進む。ステップS207
で、コンパレータ151、コンパレータ152、コンパ
レータ153の全てがONの場合、外部環境の明るさは
かなり明るいと判断され、ステップS210でLCDバ
ックライト14を消灯する。ステップS207で、コン
パレータ151、コンパレータ152、コンパレータ1
53のいずれかがOFFの場合、ステップS208の処
理へ進む。
【0027】ステップS208の処理において、コンパ
レータ151とコンパレータ152がONでコンパレー
タ153がOFFの場合、外部環境の明るさはやや明る
いと判断され、ステップS212でLCDバックライト
14による照明を最大限に明るくするようにバックライ
ト用LED141に大電流を流す。ステップS208で
コンパレータ151がON、コンパレータ152とコン
パレータ153がOFFの場合、外部環境の明るさはや
や暗いと判断され、ステップS213でLCDバックラ
イト14の明るさをやや明るく設定するようにバックラ
イト用LED141に相当の電流を流す。
【0028】ステップS210〜S213でLCDバッ
クライト14による照明の明るさが決定実行されると、
ステップS214で内蔵タイマにより時間が計測され、
ここでは10秒経過するとステップS215でLCDバ
ックライト14が消灯される。但し、10秒経過以前
に、呼び出し(着信)があったか、キー操作があった
か、携帯電話機の表示部が閉状態から開状態に変更され
たかの3つのうち、いずれかの状態に該当した場合、ス
テップS204〜S205の処理に移り、再びLCDバ
ックライト14による照明の明るさ判定に移行し、ステ
ップS206〜S209で明るさの判定処理を行い、継
続してLCDバックライト14を点灯する。但し、ステ
ップS207でコンパレータ151、コンパレータ15
2、コンパレータ153の全てがONの場合、外部環境
は非常に明るいと判断され、ステップS210でLCD
バックライト14を消灯する。
【0029】図6は本発明における他の実施形態の動作
を示すフローチャートであり、携帯電話機として表示部
と操作部が折り畳み型でない、一体型携帯電話機の動作
を示したフローチャートである。ステップS203の表
示部の開閉検出が無い以外は図5に示す折り畳み型携帯
電話機の動作と同じであるため、重複を避ける意味で詳
細説明を省略するが、ここでも図5に示す実施形態と同
様、LCDバックライト14を多段階設定された所定の
明るさで点灯し、予め定められた時間の経過を待って消
灯する構成となっている。
【0030】図7は、半透過型カラーLCDの視認性を
更に向上させるため、バックライトLCD14により表
示中常時点灯させる場合の更に他の実施形態の動作を示
すフローチャートである。図5に示すフローチャートと
の差異は、ステップS214における経過時間検出時間
のタイマの間隔を狭めたこと(10秒→5秒)と、ステ
ップS216として、ステップS215の前段に表示タ
イムアウト(待ち受け表示に戻る)を追加したこと、ステ
ップS215でタイムアウトした場合にステップS20
5にジャンプし、再度明るさ判定することにある。すな
わち、所定の状態においてLCDバックライト14を多
段階設定された所定の明るさで常時点灯し、待ち受け状
態に変化したことを検出して、あらかじめ定められた時
間経過後にLCDバックライト14を消灯することを特
徴とする。
【0031】なお、上述した本発明実施形態において、
カラー液晶を表示部として持つ電子機器として携帯電話
機のみ例示したが、これに制限されるものでなく、PD
A(Personal Digital Assistants)やゲーム機等、
比較的小型の電子機器全般に同様の方法にて応用可能で
ある。
【0032】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、バックライ
トを有するカラー液晶を表示部として持つ電子機器なら
びにその照明方法であって、電子機器の所定の状態を検
出し、その所定の状態において表示部の周囲光の明るさ
を多段階に判別し、それぞれの段階に応じてバックライ
トの明るさを制御するものである。従って、多段階設定
された基準電圧(閾値)のそれぞれと、光センサによる
出力との比較結果の組み合わせに従い、例えば、暗闇で
使用する環境下にあってはバックライトにより通常の明
るさを提供し、太陽光下においてはバックライトによる
発光は不要であるためバックライトを消灯し、夕闇等や
や暗い場所では通常よりバックライト光をやや明るめに
設定し、更に、室内光でのやや明るい環境下にあっては
バックライト光を最大限に明るく設定することができ、
このことにより、カラー液晶の視認性の向上をはかると
共に省電力化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示すバックライト制御部周辺の詳細構
成を示す図である。
【図3】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、LED用ドライバの制御をグラフ表現し
た図である。
【図4】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
した図であり、外部環境の明るさとLCDバックライト
による照明の明るさとの関係を表形式で示した図であ
る。
【図5】 本発明による一実施形態の動作を説明するた
めに引用したフローチャートである。
【図6】 本発明の他の実施形態による動作を説明する
ために引用したフローチャートである。
【図7】 本発明の更に他の実施形態による動作を説明
するために引用したフローチャートである。
【符号の説明】
1(2)…アンテナ(ANT)、3…送受信部(TR
X)、4…制御部、5…キースイッチ(操作部)、6…
開閉検出スイッチ、7…マイク、8…レシーバ、9…報
知用スピーカ、10…ROM、11…RAM、12…L
CDドライバ、13…カラーLCD(表示部)、14…
LCDバックライト、15…バックライト制御部、16
…フォトトランジスタ(光センサ)、141…バックラ
イト用LED、142…LCD用導光板、151、15
2、153…コンパレータ、154…LEDドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04M 1/00 W Fターム(参考) 2H093 NA61 NA80 NC25 NC28 NC42 NC45 NC49 NC52 NC56 NC59 NC71 ND02 ND07 ND39 NG01 5C006 AA21 AF54 AF69 BB11 BF14 BF29 BF39 EA01 FA47 5C080 AA10 BB05 DD04 DD26 FF09 GG05 HH14 JJ02 JJ05 JJ07 KK07 5K027 AA11 BB01 BB17 CC08 FF02 FF22 GG03 GG08 HH30 MM15 MM17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライトを有するカラー液晶を表示
    部として持つ電子機器であって、 前記電子機器の所定の状態を検出する状態検出部と、 前記所定の状態において前記表示部の周囲光の明るさを
    多段階に判別し、それぞれの段階に応じて前記バックラ
    イトの明るさ制御するバックライト制御部と、を備えた
    ことを特徴とするカラー液晶を表示部として持つ電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記電子機器は、表示部と操作部が一体
    化された携帯電話機であって、 前記状態検出部は、着信時、前記操作部による操作時の
    いずれかの状態を検出することを特徴とする請求項1に
    記載のカラー液晶を表示部として持つ電子機器。
  3. 【請求項3】 前記電子機器は、表示部と操作部から成
    り、使用時に前記表示部を開いて見開き状態に設定し、
    不使用時に前記操作部を覆う閉じた状態に設定する折り
    畳み式携帯電話機であって、 前記状態検出部は、前記表示部の開閉状態を検出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカラー液晶を表示部と
    して持つ電子機器。
  4. 【請求項4】 前記バックライト制御部は、 前記表示部の周囲光を検知し、その明るさに応じた電圧
    を出力する光検知部と、 2以上の所定の基準電圧と前記光センサの出力電圧を比
    較する複数の比較部と、 前記各比較部出力の組み合わせにより前記バックライト
    の明るさを決定する発光駆動部と、から成ることを特徴
    とする請求項1に記載のカラー液晶を表示部として持つ
    電子機器。
  5. 【請求項5】 前記光センサは、フォトトランジスタ、
    もしくはフォトダイオードであることを特徴とする請求
    項4に記載のカラー液晶を表示部として持つ電子機器。
  6. 【請求項6】 バックライトを有するカラー液晶を表示
    部として持つ電子機器の照明方法であって、 前記電子機器の所定の状態を検出し、 前記所定の状態において前記表示部の周囲光の明るさを
    多段階に判別し、それぞれの段階に応じて前記バックラ
    イトの明るさを制御することを特徴とするカラー液晶を
    表示部として持つ電子機器の照明方法。
  7. 【請求項7】 前記所定の状態において、前記バックラ
    イトを多段階設定された所定の明るさで点灯し、予め定
    められた時間の経過を待って消灯することを特徴とする
    請求項6に記載のカラー液晶を表示部として持つ電子機
    器の照明方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の状態において前記バックライ
    トを多段階設定された所定の明るさで常時点灯し、待ち
    受け状態に変化したことを検出して、あらかじめ定めら
    れた時間経過後に前記バックライトを消灯することを特
    徴とする請求項6に記載のカラー液晶を表示部として持
    つ電子機器の照明方法。
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