JP2002103479A - ブランク型 - Google Patents

ブランク型

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JP2002103479A
JP2002103479A JP2000303199A JP2000303199A JP2002103479A JP 2002103479 A JP2002103479 A JP 2002103479A JP 2000303199 A JP2000303199 A JP 2000303199A JP 2000303199 A JP2000303199 A JP 2000303199A JP 2002103479 A JP2002103479 A JP 2002103479A
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Shigeyuki Takeuchi
茂之 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造における手間を省き、軽量化され、か
つ、製品の整束状態の乱れ、あるいは製品の開口部内部
への滞留が軽減されるブランク型を提供することを目的
とする。 【解決手段】 ベース板3に支柱6を介して固定された
押し出し板4と、支持部材7および弾性部材7aを介し
てベース板3に支持され、弾性部材7aの弾性変形によ
ってベース板3に対して垂直な方向に変位可能とした押
え板5とを有する上型1、押し出し板4外周と一定の間
隙が形成される大きさの開口部11を形成した上板8お
よび下板10と、上板8と下板10とを連結・固定する
複数個の柱状の連結部材9と、開口部11の複数個所
に、上下の開口部11の周面同士を連結し、開口部11
を取り囲むように設けた案内部材12とを有する下型2
を備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙、厚紙シート
あるいはプラスチックシートなどのような柔軟で平らな
材料から、所望のパターンを切断分離する装置に使用す
る、ブランク型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、プラスチックケースは、プラス
チックシートから所望の形状のケース原形を切断し打ち
抜いて、この原形を折り込んで製造する。この製造は、
完全自動化が望まれている。
【0003】特開平5−177589号公報には、シー
ト材の自動打抜き装置が記載されている。同公報に記載
のシート材の自動打抜き装置は、シート材を自動供給す
る工程、このシート材を所望の形状のパターンに切断し
てニック部でつながれ、シート材から完全には分離され
ていない製品を得る工程、製品を打抜型を用いて打抜
き、製品と屑部に分離する工程を自動化したものであ
る。
【0004】しかしながら、上記公報における分離工程
では、打抜き後、打抜型の上型とともに上昇した製品を
製品受け皿に落下させることによって分離しており、製
品受け皿内の製品は散乱した状態になり、次の、例えば
製品折り込みの工程まで自動化するためには、製品を整
理し束ねる、いわゆる整束工程が必要になるという問題
がある。
【0005】上記問題に対して、極近年、当該技術分野
においてブランク型と称する打抜型が採用されている。
図6は、ブランク型を示す部分断面図である。図におい
て、21は上型、22は下型である。上型21は、合板
からなるベース板23と、製品の形状に成形した合板を
ベース板23上に積層してなる押し出し部25を備え、
下型22は、押し出し部25が所定のクリアランスをも
って嵌合する形状がレーザ加工等により形成された合板
を積層してなる開口部26を備えたものである。27は
打ち抜かれる製品28部分が切断されたシート材、29
はシート材27を局所的に押さえる押え板である。
【0006】図7は、打抜きの状態を示す断面図であ
る。図に示したように、下型22の開口部26上にシー
ト材27の製品28部分が正しく載置され、シート材2
7が押さえられた状態で押し出し部25が下降し、押さ
れた製品28部分はシート材27から離脱し、開口部2
6内部を落下すると同時に押し出し部25は上昇する。
押し出し部25の上昇、シート材27の供給および押し
出し部25の下降の繰り返しによって、製品28は開口
部26の下方に整束される。
【0007】図7に示した打抜きにおいては、押し出し
部25が高速で上昇および下降を繰り返す。この高速の
上昇および下降の繰り返しによって、開口部26内部に
おける空気圧は複雑に変動する。この空気圧の変動によ
って、製品28の整束状態が乱れたり、時には製品28
が開口部26内部に滞留したりすることがある。整束状
態が乱れたり、あるいは開口部26内部に滞留したりす
るのを防止するためには、開口部26の深さをある程度
深くすることが必要になる。また、レーザ加工等によっ
て成形することができる厚さには限界があるため、複数
枚の合板を成形して、この複数枚の合板を積層すること
によって開口部26および打ち抜き部25を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
の、いわゆるブランク型は、合板等の板材それぞれに製
品の形状を成形し、この成形した板材を積層しているた
め、製造に手間がかかり、またブランク型の重量が重く
なるという問題がある。
【0009】また、押し出し部の上昇および下降による
空気圧の変動の影響を受けやすく、製品の整束状態が乱
れたり、製品が開口部内部に滞留したりするという問題
があった。
【0010】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、製造における手間を省き、
軽量化され、かつ、製品の整束状態の乱れ、あるいは製
品の開口部内部への滞留が防止されるブランク型を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のブ
ランク型は、ベース板、このベース板と空間部を介して
上記ベース板に第1の連結部材により連結された押し出
し板、支持部材および弾性部材を介して上記ベース板に
支持され、上記弾性部材の弾性変形によって上記ベース
板に対して垂直な方向に変位可能とした押え板を有する
上型と、上記押し出し板外周と一定の間隙が形成される
大きさの開口部を形成した上板および下板、この上板と
下板とを空間部を介して連結・固定する複数個の第2の
連結部材、上記開口部の複数個所に、上下の開口部の周
面同士を連結し、この開口部を取り囲むように設けた案
内部材を有する下型とを備えたものである。
【0012】この発明に係る第2のブランク型は、上記
第1のブランク型において、押し出し板は、この板を貫
通する空気抜き孔が設けられているものである。
【0013】この発明に係る第3のブランク型は、上記
第1のブランク型において、押え板は、押し出し板の外
周を取り囲むように設けられているものである。
【0014】この発明に係る第4のブランク型は、上記
第1のブランク型において、押し出し板表面に、硬弾性
材が設けられているものである。
【0015】この発明に係る第5のブランク型は、上記
第1のブランク型において、押え板表面に、硬弾性材が
設けられているものである。
【0016】この発明に係る第6のブランク型は、上記
第1のブランク型において、上板および下板に、開口部
の周面と垂直な方向に案内部材が移動可能なように嵌合
する嵌合部が設けられているものである。
【0017】この発明に係る第7のブランク型は、上記
第1または第2のブランク型において、案内部材は、金
属板からなるものである。
【0018】この発明に係る第8のブランク型は、上記
第1、第6または第7のブランク型のいずれかにおい
て、案内部材は、上板および下板を支持する支持部が設
けられているものである。
【0019】この発明に係る第9のブランク型は、上記
第1のブランク型において、下板の開口部周面の複数個
所に、上記下板の下方に勾配を有するテーパ部とこのテ
ーパ部に続いた上記下板と垂直方向の直線部からなる面
を有するガイド部材を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図に基づいて説明する。 実施の形態1.図1は、この発明に係るブランク型の実
施の形態1を示す断面図である。図において、1は上
型、2は下型、13は製品受台、14は製品形状が切断
されニック部によって製品が係止されたシート材、15
は打ち抜かれた製品で、整束された状態を示している。
【0021】上型1はベース板3と、シート材14から
打ち抜く製品の形状に成形され、空気抜き孔4aが形成
された押し出し板4と、押し出し板4の外周を取り囲
み、シート材14を押さえるための押え板5とを備えて
いる。押し出し板4は第1の連結部材6によってベース
板3に所定の距離を持って固定され、ベース板3と押し
出し板4との間は空間部になっている。押え板5は支持
部材7の一端に固定されており、支持部材7の他端はバ
ネあるいはゴム等の弾性体7aとともにベース板3に対
して、可動なように支持されている。
【0022】図2(a)に示すように、押え板5は、打
抜きにおける負荷時に、まず、シート材14を押えた
後、図2(b)に示すように、弾性体7aが変位して、
押し出し板4がシート材14を打ち抜く。このように、
まず、押え板5がシート材14を押え、その後、押し出
し板4がシート材14を打ち抜くように支持部材7と弾
性体7aとを組み合わせて設置すればよく、図1に示し
たような支持部材7と弾性体7aとの組合せの他、支持
部材7とベース板3との間にバネ、ゴムあるいはベロー
ズ等の弾性体を挟持する等、種々の形態を取り得る。
【0023】下型2は、平板状の上板8および下板10
と、上板8と下板10とを連結・固定する複数の第2の
連結部材9とを備え、上板8と下板10との間は空間部
が形成されている。上板8および下板10には押し出し
板4の周面と一定の隙間ができる大きさの開口部11が
レーザ加工等により形成され、開口部11の周面の要部
には、打ち抜かれた製品をガイドする機能を有する案内
部材12が設けられている。案内部材12は、打ち抜か
れた製品15が円滑にガイドされるように、開口部11
の周面と同一の面を上板8と下板10の間で有するよう
に形成されている。また、案内部材12は、上板8と下
板10とを連結するとともに、上型1の押圧力に対する
強度部材としての機能をも兼ねたものである。
【0024】本実施の形態のブランク型は、上記のよう
に構成されることによって、従来のような平板を積層し
たものに比べて、レーザ加工などによる手間のかかる押
し出し板4および開口部11の成形時間が低減される。
【0025】また、ベース板3と押し出し板4および上
板8と下板10との間を空間とすることによって、型全
体の重量を軽くすることができるとともに、押し出し板
4が上昇および下降することによって生じる空気の流れ
が上記空間に流れるので開口部11内部における空気圧
変動が小さくなり、打ち抜かれた製品の落下姿勢が安定
になり、整束状態が改善される。また、型内部の状態を
監視することもでき、異常発生時には迅速に対応するこ
とができる。
【0026】また、開口部11形状が複雑に入り組んだ
部分のような、製品が滞留する原因となる場所を避けて
案内部材12を設けることにより、製品の落下を円滑に
することができる。
【0027】案内部材12は、開口部11の周面と同一
の面を上板8と下板10の間で有することによって、製
品を円滑にガイドすることができ、整束状態を改善する
ことができる。
【0028】また、押し出し板4に設けられた空気抜き
孔4aは必ずしも必要とするものではないが、空気抜き
孔4aを設けることによって製品に与える空気圧を軽減
し、落下する製品の姿勢を安定にすることができる。
【0029】また、打抜かれたシート材14が変形する
と搬送が円滑に行われず、途中にシート材14が滞留す
ることがあるが、押え板5が、押し出し板4の形状を取
り囲むようにすることによって、シート材14の変形が
抑制され、シート材14を円滑に搬送することができ
る。
【0030】実施の形態2.図3は、この発明に係るブ
ランク型における実施の形態2を示す側面図であり、図
1と同一符号は同一部分または相当部分を示している。
【0031】この実施の形態2は、図3(a)に示した
ように、シート材14を押す押し出し板4の押圧面また
は押え板5の押圧面に硬弾性材16を設けたものであ
る。
【0032】押し出し板4の押圧面に硬弾性材16を設
けることによって、製品に傷がつくのを防止することが
できる。また、軟弾性材を用いた場合には、図3(b)
に示すように、軟弾性材のエッジ部が大きく変形し、シ
ート材14に引張り応力を与え、変形させることになる
が、硬弾性材16を用いることによって、図3(c)に
示すように、製品部分を剪断力で打ち抜き、シート材1
4が変形するのを防止することができる。
【0033】また、図3(b)に示すように、押え板5
に軟弾性材を用いた場合には、押圧面でシート材14が
浮いていたりすることがあるが、押え板5の押圧面に硬
弾性材16を設けることによって、図3(c)に示すよ
うに、押え板5は押圧面においてシート材14を平坦に
押え、押え板5が滑るのを防止することができる。
【0034】上記のように、硬弾性材16とは、シート
材14と当接した時に当接面が平坦な状態で弾性変形し
得る程度の硬さを有する弾性体であり、例えば、コルク
板あるいはコルクとゴムとの合成材等がある。
【0035】実施の形態3.図4は、この発明に係るブ
ランク型における実施の形態3を示す平面図(a)、断
面図(b)および案内部材を示す斜視図(c)である。
図において、図1と同一符号は同一部分または相当部分
を示している。
【0036】この実施の形態3は、案内部材12に関す
るものであり、図3(a)および(b)に示したよう
に、複数の案内部材12を、上板8と下板10の開口部
11間に設ける、あるいは上板8および下板10の開口
部11周囲に形成した溝17または貫通孔18に嵌合さ
せて設ける。
【0037】案内部材12は、図4(c)に示したよう
な短冊状の案内部材12aあるいは切り欠き等により上
板8および下板10を支持する支持部12bを設けた案
内部材12cとする。
【0038】案内部材12a,12cはいずれも上型の
押圧に対する強度部材として機能するが、特に、案内部
材12cのように、支持部12bを設けた形状とするこ
とにって、下型2の強度を高くすることができる。
【0039】溝17および貫通孔18は、案内部材12
a,12cが開口部11周面と垂直方向に移動可能とな
るように、移動方向を大きくすることによって、案内部
材12a,12cのガイド面12dを開口部11の周面
に合わせることができる。
【0040】案内部材12a,12cの材料は、加工性
がよく、高強度で、ガイド面12dの面積を小さくでき
る材料が好ましく、ステンレス鋼等、加工性がよく、高
強度の金属板が好適に用いられる。
【0041】実施の形態4.図5は、この発明に係るブ
ランク型における実施の形態4を示す断面図(a)およ
び下面図(b)であり、図1と同一符号は同一部分また
は相当部分を示している。
【0042】この実施の形態4は、図5に示したよう
に、ガイド部材19を設けた点に特徴を有するものであ
り、落下方向に製品15をガイドするようにガイド部材
19を下板10の開口部11周面に複数個設けている。
ガイド部材19は、テーパ部19aと直線部19bから
なるものであり、開口部11の内側方向に直線部19b
が張り出すように、下板10に設ける。
【0043】すでに述べたように、開口部11と押し出
し板4との間には間隙が設けられており、製品15と開
口部11との間には隙間ができる。この実施の形態によ
れば、ガイド部材19を設けることによって、隙間を減
らすことができ、製品の整束状態をよりよいものにする
ことができる。
【0044】ガイド部材19の材料には、表面粗さが小
さく滑らかなものを用いる。ガイド部材19の材料とし
て、金属薄板は成形加工性がよく好ましい材料である。
【0045】ガイド部材19を下板10に固定する方法
は、両面粘着性のテープを用いるのが簡便でよい方法で
あるが、接着剤を用いる、あるいは下板10に溝を形成
し、この溝に嵌合する、あるいはネジを用いる等、種々
の方法を採用することができる。
【0046】
【発明の効果】この発明に係る第1のブランクによれ
ば、ベース板、このベース板と空間部を介して上記ベー
ス板に第1の連結部材により連結された押し出し板、支
持部材および弾性部材を介して上記ベース板に支持さ
れ、上記弾性部材の弾性変形によって上記ベース板に対
して垂直な方向に変位可能とした押え板を有する上型
と、上記押し出し板外周と一定の間隙が形成される大き
さの開口部を形成した上板および下板、この上板と下板
とを空間部を介して連結・固定する複数個の第2の連結
部材、上記開口部の複数個所に、上下の開口部の周面同
士を連結し、この開口部を取り囲むように設けた案内部
材を有する下型とを備えたものであるので、従来のよう
な平板を積層したものに比べて、レーザ加工などによる
手間のかかる押し出し板および開口部の成形時間が低減
される。
【0047】また、ベース板と押し出し板および押え板
との間並びに上板と下板との間が空間となることによっ
て、ブランク型全体が軽量化されるとともに、開口部内
部における空気圧変動を小さくすることができ、打ち抜
かれた製品の落下姿勢を安定にし、整束状態を改善する
ことができる。
【0048】また、型内部の状態を監視することもで
き、異常発生時には迅速に対応することができる。
【0049】また、開口部の内部に、製品が滞留されや
すい場所を避けて案内部材を設けることができ、製品の
落下を円滑にすることができる。
【0050】この発明に係る第2のブランク型によれ
ば、押し出し板は、この板を貫通する空気抜き孔が設け
られているので、製品に与える空気圧を軽減し、落下す
る製品の姿勢を安定にすることができる。
【0051】この発明に係る第3のブランク型によれ
ば、押え板は、押し出し板の外周を取り囲むように設け
られているので、押え板がシート材の変形を抑制し、打
抜いた後のシート材を円滑に搬送することができる。
【0052】この発明に係る第4のブランク型によれ
ば、押し出し板表面に、硬弾性材が設けられているの
で、製品が傷つくのを防止することができる。
【0053】この発明に係る第5のブランク型によれ
ば、押え板表面に、硬弾性材が設けられているので、押
え板が滑るのを防止することができる。
【0054】この発明に係る第6のブランク型によれ
ば、上板および下板に、開口部の周面と垂直な方向に案
内部材が移動可能なように嵌合する嵌合部が設けられて
いるので、案内部材の開口部側の面を開口部の周面に合
わせることができる。
【0055】この発明に係る第7のブランク型によれ
ば、案内部材は、金属板からなるものであるので、下型
の押圧強度を高くするとともに、製品と接する案内部材
の面の面積を小さくでき、製品の落下を円滑にすること
ができる。
【0056】この発明に係る第8のブランク型によれ
ば、案内部材は、上板および下板を支持する支持部が設
けられているので、下型の押圧強度を高くすることがで
きる。
【0057】この発明に係る第9のブランク型によれ
ば、下板の開口部周面の複数個所に、上記下板の下方に
勾配を有するテーパ部とこのテーパ部に続いた上記下板
と垂直方向の直線部からなる面を有するガイド部材を設
けたものであるので、開口部における製品との隙間を減
らすことができ、製品の整束状態をよりよいものにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るブランク型の実施の形態1を
示す部分断面図である。
【図2】 この発明に係るブランク型の実施の形態1の
動作を示す部分断面図である。
【図3】 この発明に係るブランク型における実施の形
態2を示す側面図である。
【図4】 この発明に係るブランク型における実施の形
態3を示す部分平面図(a)、A−A断面図(b)およ
び案内部材を示す斜視図(c)である。
【図5】 この発明に係るブランク型における実施の形
態4を示す部分断面図(a)および下面図(b)であ
る。
【図6】 従来のブランク型を示す部分断面図である。
【図7】 従来のブランク型による打抜き状態を示す部
分断面図である。
【符号の説明】
1 上型、2 下型、3 ベース板、4 押し出し板、
4a 空気抜き孔、5 押え板、6 支柱、7 支持部
材、7a 弾性体、8 上板、9 連結部材、10 下
板、11 開口部、12,12a,12c 案内部材、
12d ガイド面、13 製品受台、14 シート材、
15 製品、16 硬弾性材、17 溝、18 貫通
孔、19 ガイド部材、19a テーパ部、19b 直
線部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板、このベース板と空間部を介し
    て上記ベース板に第1の連結部材により連結された押し
    出し板、支持部材および弾性部材を介して上記ベース板
    に支持され、上記弾性部材の弾性変形によって上記ベー
    ス板に対して垂直な方向に変位可能とした押え板を有す
    る上型と、上記押し出し板外周と一定の間隙が形成され
    る大きさの開口部を形成した上板および下板、この上板
    と下板とを空間部を介して連結・固定する複数個の第2
    の連結部材、上記開口部の複数個所に、上下の開口部の
    周面同士を連結し、この開口部を取り囲むように設けた
    案内部材を有する下型とを備えたことを特徴とするブラ
    ンク型。
  2. 【請求項2】 押し出し板は、この板を貫通する空気抜
    き孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    ブランク型。
  3. 【請求項3】 押え板は、押し出し板の外周を取り囲む
    ように設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    ブランク型。
  4. 【請求項4】 押し出し板表面に、硬弾性材が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のブランク型。
  5. 【請求項5】 押え板表面に、硬弾性材が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のブランク型。
  6. 【請求項6】 上板および下板に、開口部の周面と垂直
    な方向に案内部材が移動可能なように嵌合する嵌合部が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のブラン
    ク型。
  7. 【請求項7】 案内部材は、金属板からなることを特徴
    とする請求項1または5記載のブランク型。
  8. 【請求項8】 案内部材は、上板および下板を支持する
    支持部が設けられていることを特徴とする請求項1、6
    または7のいずれかに記載のブランク型。
  9. 【請求項9】 下板の開口部周面の複数個所に、上記下
    板の下方に勾配を有するテーパ部とこのテーパ部に続い
    た上記下板と垂直方向の直線部からなる面を有するガイ
    ド部材を設けたことを特徴とする請求項1記載のブラン
    ク型。
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