JP2002103314A - 衛生陶器成形体の脱型方法およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃 - Google Patents

衛生陶器成形体の脱型方法およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状の異なる成形体を複数混載した水平プレ
ス式加圧鋳込成形機から、成形体の品位を低下させるこ
となく自動的に脱型を行なうこと。 【解決手段】 2つに分割可能な分割型で構成し前記分
割型の分割面が略垂直方向になるように配設した鋳込成
形用型を水平方向に積層状態に複数配列し、前記複数配
列した鋳込成形用型の一端部をプレス装置で押圧して鋳
込み成形した衛生陶器成形体の脱型方法であって、前記
鋳込成形用型から前記成形体を離型するために成形体を
受ける受栃の成形体受け面側の一方の分割型を離型する
工程、前記受栃を前記成形体にセットする工程、他方の
分割型を離型する工程、前記受栃と受栃に保持された成
形体とを次工程に移動させる工程を順次自動的に行なう
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛生陶器の脱型方法
およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃に関し、さら
に詳細には水平プレス式加圧鋳込成形方法によって形成
された衛生陶器の脱型方法およびそれに用いる脱型装
置、脱形用受栃に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、例えば大便器、大便器用タン
ク、小便器、洗面器、手洗器などの衛生陶器の成形体の
形成方法として泥漿鋳込成形が広く行われている。この
泥漿鋳込成形に際しては、従来から利用されている石膏
型による成形方法と共に、成形サイクルタイムを短縮す
るために水分の強制排水特性を備えた成形型を用い、泥
漿を成形型内部に加圧状態で鋳込んだ後、泥漿中の水分
を強制排水する圧力鋳込成形方法が好適に用いられてい
る。
【0003】この圧力鋳込成形方法の一例として、本出
願人は特開平1−222901号公報に、成形型を一つ
一つ型締め・型開きする手間と、それに必要な装置とを
省略した水平プレス式加圧鋳込成形機を用いた成形方法
を提案している。その第1図には水平プレス式加圧鋳込
成形機の該略図を示す。この成形方法は、成形型の型分
割面を垂直向きにして水平方向に複数並べて配置した
上、これらを一挙に型締め及び加圧し、その状態で各成
形型の鋳込成形空間内部に泥漿を鋳込むことにより同時
に複数の成形体を得るものである。
【0004】しかしながらこの成形方法では、成形体を
成形型に対し水平方向へ脱型する必要があるため、垂直
プレス式成形機と異なり重力方向への自然脱型を利用す
ることが実質上困難である。これにより脱型の自動化が
難しく従来は手作業で対応するなどの問題があった。こ
の問題に対し、特開平7−60729号公報において成
形体の底部裏面をロボットアームで吸着保持することに
より衛生陶器成形体の脱型及び仕上処理を行なう方法が
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記特開平7−
60729号公報のロボットアーム式自動脱型装置に
は、未だ解決すべき幾つかの問題を有していた。一つ
は、ロボットアーム先端に取り付けられた成形体吸着部
形状が一定のため、形状の異なる成形体を成形機に混載
した場合、その都度吸着部を取り替える必要があるこ
と。二つ目はロボットアーム先端に取り付けられた成形
体吸着部で成形体の底部を吸着すると、脱型用受栃に載
置する際底部以外の部分を保持するしかなく、脱型用受
栃が成形体の底部を保持したい場合は対応ができないこ
と。三つ目としてロボットアームを使用した場合、高重
量の大型成形体に対応するためには可搬重量の大きな大
型のロボットが必要となり、投資効率、場所効率が悪い
こと。四つ目は成形機に複数の成形型を搭載する場合
は、脱型位置が移動するため、ロボットアームでは脱型
可能範囲が限定され、少数の成形型しか成形機に搭載で
きないこと。以上のような問題点があり、実際的には効
率的な方法とは言い難かった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は形状の異なる成形体を複数混
載した水平プレス式加圧鋳込成形機から、成形体の品位
を低下させることなく自動的に脱型を行なうことができ
る脱型方法およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、2つに分割可能な分割型で構成し前記分
割型の分割面が略垂直方向になるように配設した鋳込成
形用型を水平方向に積層状態に複数配列し、前記複数配
列した一端の鋳込成形用型をプレス装置で押圧して鋳込
み成形した衛生陶器成形体の脱型方法であって、前記鋳
込成形用型から前記成形体を離型するために成形体を受
ける受栃の成形体受け面側の一方の分割型を離型する工
程、受栃を成形体受け面にセットする工程、他方の分割
型を離型する工程、受栃と成形体とを次工程に移動させ
る工程を順次自動的に行なうことを特徴とする。そうす
ることにより、成形体の品位を低下させることなく効率
的な脱型を行うことができる。また脱型用に用いた受栃
をそのまま搬送用受栃として利用出来るため、後工程に
おいて成形体を移し替える工程を省くことが可能とな
り、工程の効率化および移し替え時の不良発生の低減に
つながる。
【0008】本発明の好ましい態様においては、前記受
栃を成形体受け面にセットする工程において、前記成形
体を前記受栃に減圧保持することを特徴とする。そうす
ることにより、脱型用受栃が、成形体を水平方向に脱型
するために必要不可欠な成形体吸着部の役割と、後工程
においてコンベアーなどで成形体を搬送する際に用いる
搬送用受栃の両方の役割を果たすことができる。更には
底部形状が異なる成形型を同一機に混載した場合におい
ても、それぞれの成形体の底部形状に合せた脱型用受栃
を使用することで、都度吸着部を取り替えることなく対
応することが可能となる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、2つに
分割可能な分割型で構成し前記分割型の分割面が略垂直
方向になるように配設した鋳込成形用型を水平方向に積
層状態に複数配列し前記複数配列した鋳込成形用型の一
端部をプレス装置で押圧して鋳込み成形する鋳込成形装
置と並行して移動する移動手段と、前記移動手段に搭載
され前記鋳込成形用型の成形体を脱型するために一方の
分割型を離型した後に形成された空間部に対して受栃を
搬入・搬出を行なう受栃搬入・搬出手段とを備えたこと
を特徴とする衛生陶器成形体の脱型装置を提供する。脱
型装置が鋳込成形装置と並行して移動することによっ
て、固定式の脱型装置では限界のある脱型可能範囲が広
がり、多数の鋳込成形用型を搭載した成形機にも対応す
ることが可能となる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記受
栃搬入・搬出手段が前記受栃を保持・回転する受栃保持
・回転手段を備えたことを特徴とする。これにより、脱
型用受栃を脱型装置に水平に供給し、90度回転させ脱
型位置まで移載し、脱型後成形体ごと元の位置に戻す一
連の動作が可能となり、結果として脱型用受栃を成形体
受け面の形状に合せて垂直方向に配置した後、水平方向
に脱型することができるようになる。また各軸の強度を
必要に応じて設計できるため、汎用的なロボットでは問
題となる可搬重量の限界幅が広くなり、特に大型成形体
の脱型においては大きな効果が得られる。
【0011】本発明の好ましい態様においては、前記受
栃保持回転手段は、前記鋳込成形用型に対して位置決め
するための位置決め手段を備えたことを特徴とする。そ
うすることにより、成形体に傷をつけることなく、精度
よく脱型用受栃を吸着可能位置に配置することができ
る。
【0012】また、本発明は、鋳込成形用型から成形体
を脱型する時に成形体を受ける受面部と、この受面部の
背後に減圧空間部とを備え、前記受面部には複数の***
を穿設し、前記***を介して前記減圧空間部とが連通し
ていることを特徴とする衛生陶器成形体の脱型用受栃で
ある。そうすることにより、成形体を吸着保持でき、形
状の異なる成形体が混載された鋳込成形装置においても
その都度吸着保持する部分を成形体の形状に応じて取り
替えることなく容易に水平方向に脱型することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明に係
る一実施の形態について説明する。図1は多数個の洗面
器を同時に鋳込成形する水平プレス式成形機(鋳込成形
装置)Aの概観図である。成形プレス枠4に多数個の成
形型2が移動可能に成形型吊り台車5を介して吊り下げ
支持されている。成形プレス枠4の一端部に型プレスシ
リンダー3を配設している。型プレスシリンダー3で一
端部の成形型2−1aを開閉すると共に多数個の成形型
2のプレスを行なう。成形型2−1a以外の成形型2−
1b、2−2a、2−2b、2−3a、2−3b、…の
型開きは自動型開き装置6によって成形型吊り台車5を
移動させて行う。
【0014】脱型装置8は、図2のように水平プレス式
成形機(鋳込成形装置)Aに並行する形で設置され、床
上に水平プレス式成形機(鋳込成形装置)Aと並行に敷
設された走行レール20a上を走行する走行台車20
b、走行台車20bに搭載され走行台車20bの走行方
向と直角方向で水平プレス式成形機(鋳込成形装置)A
に対して受栃21を搬入・搬出を行なう受栃搬入・搬出
装置20cとで構成している。受栃搬入・搬出装置20
cは受栃21を支持する自動脱型ヘッド部14と、この
自動脱型ヘッド部14を水平プレス式成形機(鋳込成形
装置)Aに対して進入後退を行なうためのスライドベー
ス移動用ロッドレスシリンダー18を備えている。
【0015】図3に脱型用受栃21の断面図、平面図
(左半分部)を示す。脱型用受栃21は搬送するための
受栃ベース板9と、成形体1の底面(洗面器の裏面)を
支持する受栃本体11で構成され、受栃ベース板9と受
栃本体11の間には空洞状の空間部(減圧室11a)を
設けている。受栃ベース板9に減圧室11aと連絡する
減圧用連絡穴10を穿設し、、受栃本体11の成形体1
と接触する面には多数の減圧吸引穴12、12、…が穿
設しその周囲をシールパッキン13が取り巻いている。
これらの構成により、脱型時には脱型用受栃21を成形
型内の成形体1の底面に密着させ、減圧連絡穴10から
減圧することで成形体1を脱型用受栃21に吸着でき
る。また、受栃ベース板9は兼用で、受栃本体11のみ
を混載された各種成形体専用のものを取り付け、必要に
応じて要求されるパターンの脱型用受栃を供給すること
で、1基の成形機に形状の違う成形型が混載されていて
も自動脱型は可能となる。
【0016】次に、図4、図5、図6に基づいて脱型装
置8に脱型用受栃21をセットしてから自動脱型完了ま
での工程を装置の機能を含めて説明する。図4は脱型装
置8の組み立て図、図5は自動脱型ヘッド部14の部分
詳細図、図6は脱型装置8の工程分解図である。
【0017】自動移載機(図示しない)などで脱型用受
栃供給払出しコンベア35から搬送されてきた脱型用受
栃21が自動脱型ヘッド部14にセットされ、自動脱型
ヘッド部14に設けられたた脱型用受栃21はクランプ
34により固定保持される。(図6(a)) この時、自動脱型ヘッド部14に設けられた減圧連絡用
連絡パッド32と脱型用受栃21の減圧用連絡穴10が
密着し、脱型用受栃21の減圧室11aが真空ポンプ配
管(図示しない)に接続された形となる。
【0018】次に脱型用受栃21を成形型2に合わせ9
0度回転させる。(図6(b)) このために脱型装置8は自動脱型ヘッド部14にヘッド
回転軸15とヘッド回転用減速機付きモーター16によ
って90度回転することが可能な機構を備えている。
【0019】90度回転した脱型用受栃21をクランプ
している自動脱型ヘッド部14は、ヘッド挿入用スライ
ドベース17に連結しており、これらをスライドベース
移動用ロッドレスシリンダー18で型開きした成形型間
Bに挿入する。この例では、自動脱型ヘッド部14は紙
面の奥から手前側に移動し、前記成形型間Bに進入す
る。挿入に際しては、鋳込成形装置A側で脱型しようと
する成形型を予め自動型開き装置6で開いておく。また
成形体1が成形型内で予め傾斜した形を取っているもの
もあるが、この場合は挿入後に更にクランプベース回転
軸31によって脱型用受栃21に適正な傾斜が付けられ
る機能も保有している。
【0020】回転した脱型用受栃21は、ヘッド押し出
し用エアーシリンダー22によって成形型2の成形体1
の底面に押し付けられる。(図6(c)) この時、脱型用受栃21が成形体1に対して傷などを付
けずに正しい位置に押し付けられるように位置決め機構
が機能するようになっている。
【0021】位置決めは、ヘッド押し出しベース板23
が押し出された時に、まず位置決め用雄ダボ30が成形
型2に設けられた雌ダボ33に差し込まれる。この時、
若干の位置がずれていると位置決め用雄ダボ30が雌ダ
ボ33に押込まれることにより上下スライドベース2
7、左右スライドベース25が位置補正される方向に応
力がかかる。これを位置決め用左右スライドレール2
4、位置決め用上下スライドレール26、フローティン
グバランスエアーシリンダー28で吸収しながら位置を
補正する。
【0022】次にヘッド押し出しベース板23を更に押
し出すが、この時水平押し出し用位置決めエアーシリン
ダー29の空気圧力を徐々に抜いてやることで、脱型用
受栃21は定位置のまま成形体1に密着することができ
る。これらの連続した動作で脱型用受栃21の位置決め
は完了する。
【0023】成形体1の底面に脱型用受栃21が密着し
た後、付属の真空ポンプ(図示しない)で減圧室11a
内を減圧することにより脱型用受栃21は成形体1を吸
着することができる。吸着完了後、成形型2は成形体1
の吸着面の脱型を行う。これと同時に成形体1を吸着し
た脱型用受栃21をヘッド押し出し用エアーシリンダー
22で後退させることで、成形体1を成形型2から切り
離すことができる。また、ここでは位置決め用雄ダボ3
0がコイルばねでの力で雌ダボ33に押しつけながら後
退するため、押し出し時と同様に成形体1は位置決めさ
れた形のまま後退し、傷などの不良を招くことはない。
【0024】後退途中で水平押し出し用位置決めシリン
ダー29はストロークエンドとなり、位置決め用雄ダボ
30は雌ダボ33から抜き取られる。後退し終わった後
は、挿入工程の逆動作で、脱型用受栃21に成形体1を
載せた形で原位置に戻る。(図6(d))
【0025】ここで減圧室11aの減圧状態を開放し、
自動移載機(図示しない)で脱型用受栃21と成形体1
とを脱型用受栃供給払出しコンベア35に移載して次工
程に搬送する。(図6(e))
【0026】これが一連の脱型工程となるが、次の成形
体の脱型は型開き位置が異なるため走行台車20aが走
行用減速機付きモーター19にて指定された位置に走行
できるようになっている。
【0027】その他、通常鋳込成形型の一つの型から1
個の成形体を成形するが、形状の小さい成形体は成形型
の一つの型から2個以上の成形体を成形するものもあ
る。この場合は、脱型装置は自動脱型ヘッド部に脱型用
受栃を2個以上セットできるように改造することで、一
度に2個以上の成形体を脱型することも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、形状の異なる成形体を
複数混載した水平プレス式加圧鋳込成形機から成形体の
品位を低下させることなく自動的に脱型を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である水平プレス式成形機
(鋳込成形装置)を示す略図である。
【図2】本発明の一実施態様を示す脱型装置の据付け図
である。
【図3】本発明で用いる脱型用受栃の一実施態様を示す
断面図(a)および上面図(b)である。
【図4】本発明の一実施態様である脱型装置の組み立て
図である。
【図5】本発明の一実施態様である脱型装置ヘッド部を
示す部分詳細図である。
【図6】本発明の脱型装置の工程分解図の一例である。
【符号の説明】
1…成形体 2…成形型 3…型プレスシリンダー 4…成形機プレス枠 5…成形型吊り移動用台車 6…自動型開き装置 7…水平プレス式成形機 8…脱型装置 9…受栃ベース板 10…減圧用連絡穴 11…減圧室付き受栃本体 12…減圧吸引穴 13…シールパッキン 14…自動脱型ヘッド部 15…ヘッド回転軸 16…ヘッド回転用減速機付きモーター 17…ヘッド挿入用スライドベース 18…スライドベース移動用ロッドレスシリンダー 19…走行用減速機付きモーター 20a…走行用レール 20b…走行台車 20c…受栃搬入・搬出装置 21…脱型用受栃 22…ヘッド押し出し用エアーシリンダー 23…ヘッド押し出しベース板 24…位置決め用左右スライドレール 25…左右スライドベース板 26…位置決め用上下スライドレール 27…上下スライドベース板 28…フローティングバランスエアーシリンダー 29…水平押し出し用位置決めエアーシリンダー 30…位置決め用雄ダボ 31…クランプベース回転軸 32…減圧吸引用連絡パッド 33…雌ダボ 34…クランプ 35…脱型用受栃供給払出しコンベア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つに分割可能な分割型で構成し前記分
    割型の分割面が略垂直方向になるように配設した鋳込成
    形用型を水平方向に積層状態に複数配列し、 前記複数配列した鋳込成形用型の一端部をプレス装置で
    押圧して鋳込み成形した衛生陶器成形体の脱型方法であ
    って、 前記鋳込成形用型から前記成形体を離型するために成形
    体を受ける受栃の成形体受け面側の一方の分割型を離型
    する工程、前記受栃を前記成形体にセットする工程、他
    方の分割型を離型する工程、前記受栃と受栃に保持され
    た成形体とを次工程に移動させる工程を順次自動的に行
    なうことを特徴とする衛生陶器成形体の脱型方法。
  2. 【請求項2】 前記受栃を成形体にセットする工程にお
    いて、前記成形体を前記受栃により減圧保持することを
    特徴とする請求項1に記載の衛生陶器成形体の脱型方
    法。
  3. 【請求項3】 2つに分割可能な分割型で構成し前記分
    割型の分割面が略垂直方向になるように配設した鋳込成
    形用型を水平方向に積層状態に複数配列し前記複数配列
    した鋳込成形用型の一端部をプレス装置で押圧して鋳込
    み成形する鋳込成形装置と並行して移動する移動手段
    と、前記移動手段に搭載され前記鋳込成形用型の成形体
    を脱型するために一方の分割型を離型した後に形成され
    た空間部に対して受栃を搬入・搬出を行なう受栃搬入・
    搬出手段とを備えたことを特徴とする衛生陶器成形体の
    脱型装置。
  4. 【請求項4】 前記受栃搬入・搬出手段が前記受栃を保
    持・回転する受栃保持・回転手段を備えたことを特徴と
    する請求項3に記載の衛生陶器成形体の脱型装置。
  5. 【請求項5】 前記受栃保持回転手段は、前記鋳込成形
    用型に対して位置決めするための位置決め手段を備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載の衛生陶器成形体の脱
    型装置。
  6. 【請求項6】 鋳込成形用型から成形体を脱型する時に
    成形体を受ける受面部と、この受面部の背後に減圧空間
    部とを備え、前記受面部には複数の***を穿設し、前記
    ***を介して前記減圧空間部とが連通していることを特
    徴とする衛生陶器成形体の脱型用受栃。
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