JPH0441139Y2 - - Google Patents

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JPH0441139Y2
JPH0441139Y2 JP1988009433U JP943388U JPH0441139Y2 JP H0441139 Y2 JPH0441139 Y2 JP H0441139Y2 JP 1988009433 U JP1988009433 U JP 1988009433U JP 943388 U JP943388 U JP 943388U JP H0441139 Y2 JPH0441139 Y2 JP H0441139Y2
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molded product
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clamping
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、成形装置から取り出された平板状の
成形品を所定の場所に搬送する成形品の搬送装置
に関する。
(従来の技術) 従来、成形装置たとえばセラミツクス粉末やガ
ラス粉末を平板状に成形するプレスにおいて、セ
ラミツクス粉末等の被成形材料は、金属製成形型
を用いて高温でプレス成形され、成形品はその強
度が低いために成形型と共にプレスから取出され
る。そして、成形品は、焼結装置へ搬送するため
に、成形型から取り出されて、焼結用器具に移し
替えられた後、運搬されるが、これらの作業の大
半は入力により行なわれている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、成形品が板状体でしかも大寸法(例
えば縦、横が90cm、厚さ2.5cm)のものでは、高
温でかつ強度が低い関係上、人為的作業に困難を
極めており、能率が悪いうえ作業性に問題があ
る。
本考案は、上記のような実状に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、平板状の成形
品の移送が機械的にかつ能率的に行ないうる搬送
装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案では次の技
術的手段を講じた。
すなわち、本考案は、成形装置1から平板状の
成形品14と共に取出された成形型6の上型7を
クランプするクランプ手段23及び、該クランプ
手段23によつてクランプされた、多数の通気孔
13を備えた上型7を介して前記成形品14を吸
着する成形品吸着手段24とを備えた保持体21
と;該保持体21を所定位置まで移動させる保持
体移動手段22と;を具備していることを特徴と
している。
(作用) 本考案によれば、成形装置1から成形品14と
共に取出された成形型6が、ローラーコンベヤ等
によつてそのまゝ移送せられて保持体21の直下
に位置すると、保持体21に成形型6の上型7が
クランプ手段23により係合されると共に、吸着
手段24によつて成形品14が多数の通気孔13
を備えた上型7を介して吸着される。そこで保持
体21を、その移動手段22により所定の位置に
移動させ、成形品受板等の上に載置し、成形品吸
着手段24の吸着力を解放することによつて、成
形品14のみが上型7から分離して前記受板等に
載置される。他方、保持体21は上型7をクラン
プしたまゝ元の位置に移動すると共に、クランプ
手段23による係合が解除されて上型7はコンベ
ヤ等の上に載置され、所定の位置に搬送される。
このようにして、上型7から分離された成形品
14は、成形品受板等に載置されたまゝで、次の
加工工程等へと、コンベヤ、移送台車等の搬送手
段によつて送られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面において、1は成形プレス、2はプレスベ
ツド、3はコラム、4はプレススライド、5はス
ライド昇降駆動装置、6は成形型である。
成形型6は、第2図に示されているように、上
型7、下型8、側枠型9及び底板10からなり、
上、下型7,8には離型材11,12が貼着され
る。そして、上型7は、多数の通気孔13を備
え、上側から吸気することによつて、上型7の下
面に離型材11を介して密接した成形品14を吸
着するようになつており、上部外端縁には係合片
15が適所に突設されている。
16,17は電動ローラコンベヤ装置で、一方
のプレス1側のコンベヤ装置16は成形型6及び
成形品14を共に移送し、他方のコンベヤ装置1
7は成形品14を焼結用受板18を介して支承
し、焼結装置(図示省略)へと移送するものであ
り、それぞれ正逆運転が可能とされている。
19は成形品搬送装置で、前記両コンベヤ装置
16,17上に跨つて立設された架構20と、架
構20上を前記両コンベヤ装置16,17の上方
でこれと平行に移動させられる保持体21と、保
持体移動手段22とから成つている。
そして、前記保持体21は、上型7をクランプ
するクランプ手段23と、成形品14が上型7を
介して吸着される成形品吸着手段24を備え、前
記架構20上を走行する移送台車25に懸吊状に
昇降駆動手段たとえば油圧シリンダ26及びその
ピストンロツド27を介して昇降自在に装着され
ている。
保持体21の本体は、第3図に例示するように
吸着手段24の下開き吸引チヤンバー28を構成
しており、中央上面に前記ピストンロツド27下
端が固着され、複数本のガイドロツド29が立設
されると共に下面開口全周縁にはシール材30が
取付けられ、上面には図外の吸引ポンプに接続さ
れる吸引パイプ31が固着され、前記クランプ手
段23が取付けられている。
前記保持体移動手段22は、前記移送台車2
5、油圧シリンダ26、ピストンロツド27から
なる昇降駆動手段と、架構20上に取付けられた
油圧シリンダ32及びそのピストンロツド33か
ら成り、該ピストンロツド33の外端が前記移送
台車25に連結されている。
前記クランプ手段23は、チヤンバー28の側
壁外面に水平ピン34により揺動可能に、かつ前
記係合片15に対応して枢支されたフツク状のク
ランパー35と、クランパー35のレバー部36
上端にロツド37端が連結されチヤンバー28上
に固定されたエアシリンダ38とから成つてい
る。そして、該クランパー35を前記上型7の係
合片15に係合させることによつて、上型7の上
面がシール材30を介してチヤンバー28の下面
に密着して、上型7によりチヤンバー28の開口
が閉塞され、チヤンバー28内が吸引ボツクスと
なり、図外の吸引ポンプによつてチヤンバー28
内の空気を吸引することにより、通気孔13から
成形品14を吸引し、成形品14が上型7下面に
離型材11を介して吸着される。
上記実施例によれば、成形プレス1により成形
された成形品14は、成形型6と共に従来と同様
の手段によりローラコンベヤ装置16上に取り出
され、該コンベヤ装置16の終端上方で待機して
いる保持体21が下降して、チヤンバー28下面
が上型7上面に当接し、クランプ手段23により
係合される。そして、吸引ポンプの作動により、
成形品14は上型7とに開設された多数の通気孔
13によつて吸着され、保持体21の上昇によつ
て、成形品14は上型7と共に下型8及び側枠型
9と分離されて上方に取り出される。保持体移動
手段22の油圧シリンダ32の操作により、保持
体21はコンベヤ装置17の始端で待機している
焼結用受板18上方に符号210で示す位置に移
動し、こゝで油圧シリンダ26を操作して保持体
210を下降させて成形品14が前記受板18に
接近した位置で、チヤンバー28内の吸引圧力を
解除しあるいは逆に送気加圧することによつて、
成形品14を上型7から分離し、前記受板18上
に受渡すことができる。
このようにして、成形品14の搬送が終ると、
保持体21は、上型7をクランプしたまゝ、ロー
ラコンベヤ装置16の終端上に戻り、被成形材料
が充填された成形型6に上型7が載せられ、上型
7のクランプが解放され、成形プレス1内に搬入
される。
したがつて、成形品14の成形型6からの取出し
及び搬送、並びに受板18上への移載が、人手を
要せず、機械的にかつ能率的に行なわれ、作業者
が高温下で作業しなくてもよく、また、成形品が
破損することなく円滑かつ迅速に搬送することが
できる。
なお、上記実施例における保持体21、保持体
移動手段22、クランプ手段23、吸着手段24
は、これに限定されるものではなく、他の構造の
ものを採用することができる。
また、成形型6は勿論のこと、被成形材料につ
いても、上記実施例に限定されるものではない。
さらに、保持体21の移動手段22を電動モー
タ等を利用し、成形プレス1の近傍にまで保持体
21を移動するようにしてもよい。
そして、前記電動ローラコンベヤ装置16,1
7も、台車方式等の他の移送手段に変更すること
ができる。
(考案の効果) 本考案にかかる成形品の搬送装置は、成形装置
1から成形品14と共に取出された成形型6の上
型7をクランプするクランプ手段23及び、該ク
ランプ手段23によつてクランプされた、多数の
通気孔13を備えた上型7を介して前記成形品1
4を吸着する成形品吸着手段24とを備えた保持
体21と;該保持体21を所定位置まで移動させ
る保持体移動手段22と;を具備していることを
特徴とするものであるから、成形装置1から取出
された成形品14を、成形型6から取出して所定
の位置に、人手を要することなく機械的にかつ能
率的に搬送することができ、作業者は高温作業か
ら解放され、作業環境の改善を図ることができ、
成形品14の成形型6からの取出し搬送が吸着手
段24を介して上型と共に行なわれるので強度が
低い成形品あるいは大寸法の成形品14もクラツ
クを生じたり破損したりすることなく安全に移送
でき、省力化並びに生産性の向上を図ることがで
きる。また、成形後、成形品のみを成形型から取
り出す必要がないので、上型、下型を可動にする
ための機構が不要であり、成形装置の構造も簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部破断全体正面図、第2図は成形型の分解縦断
面図、第3図は保持体による成形品吸着状態を示
す縦断面図である。 1……成形装置(成形プレス)、6……成形型、
7……上型、14……成形品、21……保持体、
22……保持体移動手段、23……クランプ手
段、24……成形品吸着手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形装置1から平板状の成形品14と共に取り
    出された成形型6の上型7をクランプするクラン
    プ手段23及び、該クランプ手段23によつてク
    ランプされた、多数の通気孔13を備えた上型7
    を介して前記成形品14を吸着する成形品吸着手
    段24とを備えた保持体21と;該保持体21を
    所定位置まで移動させる保持体移動手段22と;
    を具備していることを特徴とする成形品の搬送装
    置。
JP1988009433U 1988-01-26 1988-01-26 Expired JPH0441139Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988009433U JPH0441139Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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JP1988009433U JPH0441139Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114634U JPH01114634U (ja) 1989-08-02
JPH0441139Y2 true JPH0441139Y2 (ja) 1992-09-28

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ID=31216167

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988009433U Expired JPH0441139Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550403A (en) * 1978-10-04 1980-04-12 Hata Tekkosho:Kk Arraying device of green compacts

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550403A (en) * 1978-10-04 1980-04-12 Hata Tekkosho:Kk Arraying device of green compacts

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JPH01114634U (ja) 1989-08-02

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