JP2002102867A - 浴槽水の塩素除去装置 - Google Patents

浴槽水の塩素除去装置

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JP2002102867A
JP2002102867A JP2000294534A JP2000294534A JP2002102867A JP 2002102867 A JP2002102867 A JP 2002102867A JP 2000294534 A JP2000294534 A JP 2000294534A JP 2000294534 A JP2000294534 A JP 2000294534A JP 2002102867 A JP2002102867 A JP 2002102867A
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JP
Japan
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reducing agent
bath water
bath
water
hypochlorous acid
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JP2000294534A
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English (en)
Inventor
Yukio Ito
幸夫 伊藤
Hisashi Shiga
寿 志賀
Noriyoshi Matsumura
則美 松村
Kazuya Osugi
和也 大杉
Natsue Yamamoto
奈津恵 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入浴前に次亜塩素酸を除去して臭いや刺激の
ない入浴を行うことができるものである。 【解決手段】 浴槽水の食塩添加装置16と、食塩を入
れた浴槽水を電気分解して次亜塩素酸を生成する電解装
置10と、還元剤添加装置12を有し、還元剤添加装置
の還元剤を浴槽水に投入して次亜塩素酸を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴槽内に添加した次
亜塩素酸を除去する浴槽水の塩素除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浴槽内に入れた水を循環させて使用する
24時間風呂と称される浴水循環浄化装置は、浴水内に
雑菌が繁殖するために非常に不衛生となる。
【0003】このため、例えば、特開平3−32793
号公報では、入浴後に浴水の循環水路中に次亜塩素酸ソ
ーダ等の殺菌液を注入し、浴槽水中に増殖する一般細菌
を抑制して清潔な入浴を行うようにしている。
【0004】また、特開平3−47587号公報では、
高圧放電型のオゾン発生装置を利用して浴槽中にオゾン
を吹き込んで殺菌処理を行うようにしたものが提唱され
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前者の殺菌液を注入す
る方法は、最も簡単で安価な手法であるが入浴の際に臭
いがあり不快感を伴なうと共に、肌を刺すような刺激感
があり好ましくない。
【0006】後者のオゾンを吹き込む方法は、オゾンの
発生装置が高価になると共に、オゾンの臭いが次亜塩素
酸ソーダ以上に不快であり人体への有害性が心配され
る。
【0007】本発明は、最も簡単で安価な手法である次
亜塩素酸により殺菌を行うものであって、入浴前に前記
次亜塩素酸を除去して臭いや刺激のない入浴を行うもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽水を貯め
る浴槽と、浴槽水に食塩を添加する食塩添加装置と、食
塩を添加した浴槽水を電気分解して次亜塩素酸を生成す
る電解装置と、食塩を添加した浴槽水に還元剤を投入す
る還元剤添加装置とを備え、食塩水と次亜塩素酸を添加
した入浴前の浴槽水に前記還元剤添加装置による還元剤
を投入するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の浴槽水の塩素除去装置のプロ
セスを示す工程図、図2は同じくフィルター装置による
浄化運転を示す流路図、図3は同じく食塩を浴槽内に投
入して添加する場合の流路図、図4は同じく浴槽内の食
塩水を電気分解する場合の流路図、図5は同じく浴槽内
に還元剤を投入して次亜塩素酸を除去する場合の流路
図、図6は同じくフィルター装置を洗浄する場合の流路
図、図7は同じく還元剤添加装置の断面図、図8は同じ
く各機能部品の動作状態を示す表である。
【0010】(1)は浴槽水(2)を張る浴槽、(3)
は浴槽水を吸水して浄化した水を再び浴槽内に給水する
アタッチメント、(4)は前記浴槽水を38〜44度に
加温する保温ヒータ、(5)は前記浴槽水の湯温を検知
し前記保温ヒータ(4)の発熱量を制御する湯温検知用
サーミスタ、(6)は浴槽水を吸水して各機能部品間を
循環させる循環ポンプ、(7)はろざい(図示せず)を
内装した回転体(8)と該回転体を回転させるろざい洗
浄用モータ(9)とからなるフィルター装置で、浴槽水
中の不純物をろざいにより除去する。
【0011】(10)は浴槽水を電気分解する電解槽
(11)を備えた電解装置、(12)は浴槽水中にビタ
ミンC或は亜硫酸カルシウムの還元剤(13)を投入す
る還元剤添加装置で、還元槽(14)と還元剤流入弁
(15)を内装している。(詳細な後述)。(16)は
浴槽中に食塩を添加する食塩添加装置で、食塩槽(1
7)と食塩流入弁(18)とからなる。
【0012】(19)は浴槽水を浴槽内に戻す循環側と
排水口(20)への排水を選択する三方弁である。
【0013】前記還元剤添加装置(16)は、図7に示
す様に筒形ケース(21)と、このケース内に収納自在
に設けた前記還元剤(13)の収納ケース(22)と、
この収納ケースがセットされた時にスプリング(23)
により水路を開放する水流弁(24)と、前記収納ケー
ス(22)の上部を閉塞する蓋(25)とから構成して
いる。
【0014】次に運転順序について述べる。始めに浴槽
内にボイラー(図示せず)等で加温した浴水を張り、本
装置の運転を開始すると、最初の浄化運転では、循環ポ
ンプ(6)の作動により浴槽水を吸水してフィルター装
置(7)内にとりこみろざいによって糸くずや汚物等を
除去した後、再び浴槽内に戻して循環させる。
【0015】上述の浄化運転では、浴槽水が保温ヒータ
(4)によって加温されて予め設定された38〜44度
の範囲内に維される。また、この時では浴槽水に食塩や
還元剤を添加せず、三方弁(19)は循環側に切り替え
られている。(図2)。
【0016】そして、浴槽(1)に入って入浴した後、
浴槽から出た時点でプログラムの殺菌モードを選択する
と、食塩流入弁(18)が一定時間ONとなり、食塩が
循環する浴槽水に添加される。(図3)。
【0017】食塩水が添加された浴槽水は、電解槽(1
7)内で電気分解されて次亜塩素酸(塩素)を発生させ
て一定時間浴槽水の殺菌を行う。(図4)。
【0018】一定時間の電解槽(17)による殺菌が終
了すると、前述の浄化運転と同じ状態となり、フィルタ
ー装置(7)により浴槽水中の不純物を除去する。
【0019】斯して、入浴するに当たり事前に次亜塩素
酸を除去する場合は、還元剤流入弁(15)をONにし
て還元剤となるビタミンCを浴槽水中に投入する。この
場合の反応式は、次亜塩素酸(HCLO)+ビタミンC
(C6H8O6)→水(H2O)+塩酸(HCL)+ビ
タミンC酸化体(C6H6O6)となる。
【0020】もし、還元剤として亜硫酸カルシウムを投
入した場合の反応式は、次亜塩素酸(HCLO)+亜硫
酸カルシウム(CaSO3)→塩酸(HCL)+硫酸カ
ルシウム(CaSO4)となる。
【0021】還元剤の投入により反応した浴槽水は、次
亜塩素酸が一時的に除去され、その後入浴する。
【0022】還元剤がなくなり補給する場合は、蓋(2
5)を開けて収納ケース(22)を取り出し新たな還元
剤を入れた後、蓋(25)を閉めて補給を完了する。勿
論、収納ケース(22)を取り外した時には水流弁(2
4)が水路を閉塞して水漏れを防止する。
【0023】
【発明の効果】以上の様に本発明は、食塩水を電気分解
して発生した次亜塩素酸を添加する浴槽水に還元剤を投
入して次亜塩素酸を除去するものであるから、入浴前に
は所謂塩素の臭いがなくなると共に、肌を刺す刺激感が
なくなり快適な状態で入浴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽水の塩素除去装置のプロセスを示
す工程図である。
【図2】同じくフィルター装置による浄化運転を示す流
路図である。
【図3】同じく食塩を浴槽内に投入して添加する場合の
流路図である。
【図4】同じく浴槽内の食塩水を電気分解する場合の流
路図である。
【図5】同じく浴槽内に還元剤を投入して次亜塩素酸を
除去する場合の流路図である。
【図6】同じくフィルター装置を洗浄する場合の流路図
である。
【図7】同じく還元剤添加装置の断面図、
【図8】同じく各機能部品の動作状態を示す表である。
【符号の説明】
1 浴槽 10 電解装置 12 還元剤添加装置 16 食塩添加装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 520 C02F 1/50 520L 531 531M 540 540B 550 550D 550H 550L 560 560F 560Z 1/76 1/76 A (72)発明者 志賀 寿 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松村 則美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 大杉 和也 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 山本 奈津恵 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2D005 FA00 4D050 AA10 AB06 AB46 BA06 BA12 BB04 BD02 BD03 BD04 BD06 CA10 CA15 4D061 DA07 DB09 EA02 EB02 EB14 ED13 FA13 FA17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽水を貯める浴槽と、浴槽水に食塩を
    添加する食塩添加装置と、食塩を添加した浴槽水を電気
    分解して次亜塩素酸を生成する電解装置と、食塩を添加
    した浴槽水に還元剤を投入する還元剤添加装置とを備
    え、食塩水と次亜塩素酸を添加した入浴前の浴槽水に前
    記還元剤添加装置による還元剤を投入することを特徴と
    する浴槽水の塩素除去装置。
JP2000294534A 2000-09-27 2000-09-27 浴槽水の塩素除去装置 Pending JP2002102867A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5620267B2 (ja) * 2008-06-19 2014-11-05 株式会社聖蹟ミリオラブルー 殺菌水を用いた殺菌・洗浄システムにおいて使用される送水ユニット
CN115607722A (zh) * 2022-10-31 2023-01-17 广东美的制冷设备有限公司 消毒机及其控制方法、控制装置及存储介质

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5620267B2 (ja) * 2008-06-19 2014-11-05 株式会社聖蹟ミリオラブルー 殺菌水を用いた殺菌・洗浄システムにおいて使用される送水ユニット
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Effective date: 20051227