JP2002101327A - 撮像装置及び方法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及び方法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに記憶媒体

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JP2002101327A
JP2002101327A JP2000291164A JP2000291164A JP2002101327A JP 2002101327 A JP2002101327 A JP 2002101327A JP 2000291164 A JP2000291164 A JP 2000291164A JP 2000291164 A JP2000291164 A JP 2000291164A JP 2002101327 A JP2002101327 A JP 2002101327A
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communication
imaging
imaging device
communication device
image
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JP2000291164A
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English (en)
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Tetsuya Sawada
哲也 澤田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性を向上できることに加え、相手側の撮
像装置を使用して情景を撮影し、若しくは相手側の撮像
装置が格納する画像の中から所望の画像を選択して取得
する等相手側の撮像装置を制御できる撮像装置及び方
法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに
記憶媒体を提供する。 【解決手段】 公衆網を介した通信と公衆網を介さない
通信が可能な通信装置と装置間通信を行う撮像装置は、
通信装置を公衆網を介して他の通信装置に接続させ、他
の通信装置を装置間通信により他の撮像装置に接続させ
る接続手段と、接続手段により接続された他の撮像装置
を制御する制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及び方
法、並びに記憶媒体、並びに通信装置及び方法、並びに
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術等の進歩によって、携
帯通信装置の普及にはめざましいものがある。例えば、
携帯型無線通信装置のほとんどが音声通話に加えて、文
字メール機能や簡易的なWebブラウザ機能を実現でき
るようになっている。次世代携帯型無線通信装置の更な
るコミュニケーション能力の向上を考えると、画像の撮
影機能とその通信機能とが重要になってくるものと思わ
れる。一方、デジタルカメラは近年その性能が飛躍的に
向上し、いわゆるLサイズ程度の印字であれば、銀塩カ
メラに近い画質で撮影を行うことができるようになって
いる。
【0003】以上のような背景から、デジタルカメラで
撮影した画像を送信することによって、遠隔地の人間と
のコミュニケーションの一助とすることが従来から試み
られており、また近年の通信速度の向上とデジタルカメ
ラの高画質化とによって、その実用性は一段と向上して
いる。従来型の手法ではデジタルカメラと電子メール等
の通信機能を使って、画像を撮影し、若しくは送信する
ことによって上記の様なコミュニケーションを実現して
いる。
【0004】すなわち、従来型の手法では、デジタルカ
メラからパーソナルコンピュータや通信機能付き情報端
末等に送信する画像を一旦転送し、その後、転送された
画像をパーソナルコンピュータや情報端末等の画像通信
機能によって受信先のアドレスを有するパーソナルコン
ピュータ、情報端末又はデジタルカメラ等ヘ送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような形態をとった従来型の手法では、パーソナルコン
ピュータ、情報端末又はデジタルカメラ等から相手側の
パーソナルコンピュータ、情報端末又はデジタルカメラ
等へ一方的に転送された画像を送信しているに過ぎない
ので、優れた双方向画像通信を実現できないという問題
がある。
【0006】すなわち、従来のパーソナルコンピュー
タ、情報端末又はデジタルカメラ等は一方的な通信しか
行わず、相手側のパーソナルコンピュータ、情報端末又
はデジタルカメラ等との常時接続を行わないので、従来
のパーソナルコンピュータ、情報端末又はデジタルカメ
ラ等は自発的に相手側のデジタルカメラを使用して情景
を撮影し、若しくは相手側のデジタルカメラが格納する
画像の中から所望の画像を選択して取得することができ
ない。仮にパーソナルコンピュータ、情報端末又はデジ
タルカメラ等の一方的な通信を、送信側と受信側の両者
で繰り返し行うことによって(つまり相手側に情景を撮
影するよう指示したり、所望の画像を指示し送信しても
らうことによって)、相手側の情景を撮影し、若しくは
所望の画像を取得するとしても著しく即時性に欠けるこ
ととなるので、実質的にはユーザの要求に応じて相手側
のデジタルカメラを使用して情景を撮影し、若しくは相
手側のデジタルカメラが格納する画像の中から所望の画
像を選択して取得することは全く許されていないという
問題がある。
【0007】さらに、上記のような形態をとった従来型
の手法では、デジタルカメラとパーソナルコンピュータ
や情報端末との間をケーブルで接続し、操作する必要が
あるので、ユーザの利便性が損なわれるばかりでなく、
デジタルカメラの即時性を活かした通信を実行すること
が困難であるという問題がある。携帯型無線通信装置に
デジタルカメラ機能を組み込む試みもあるが、このよう
にすると、携帯型無線通信装置のみを使用しデジタルカ
メラ機能を利用しない場合でも、一体型であるが故に、
デジタルカメラ部分を持ち歩かねばならず、機器の大き
さや重量、使用時間等によって制約を受けるという問題
がある。
【0008】本発明の目的は、携帯性を向上できること
に加え、相手側の撮像装置を使用して情景を撮影し、若
しくは相手側の撮像装置が格納する画像の中から所望の
画像を選択して取得する等相手側の撮像装置を制御でき
る撮像装置及び方法、並びに記憶媒体、並びに通信装置
及び方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため、通信
装置と装置間通信を行う通信手段を備える撮像装置にお
いて、前記通信手段は、前記装置間通信を前記通信装置
との間で双方向に行うように構成されていることを特徴
とする。
【0010】上記目的を達成するために、通信装置と装
置間通信を行う通信工程を有する撮像方法において、前
記通信工程は、前記装置間通信を前記通信装置との間で
双方向に行うことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、通信装置と装
置間通信を行う通信工程を有する撮像方法を実行する読
み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体において、
前記プログラムは、前記装置間通信を前記通信装置との
間で双方向に行う通信モジュールからなることを特徴と
する。
【0012】上記目的を達成するために、撮像装置と装
置間通信を行う通信手段を備える通信装置において、前
記通信手段は、前記装置間通信を前記撮像装置との間で
双方向に行うように構成されていることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、撮像装置と装
置間通信を行う通信工程を有する通信方法において、前
記通信工程は、前記装置間通信を前記撮像装置との間で
双方向に行うことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、撮像装置と装
置間通信を行う通信工程を有する通信方法を実行する読
み出し可能なプログラムを記憶した記憶媒体において、
前記プログラムは、前記装置間通信を前記撮像装置との
間で双方向に行う通信モジュールからなることを特徴と
する。
【0015】また、上記目的を達成するために、公衆網
を介した通信と公衆網を介さない通信が可能な通信装置
と装置間通信を行うことが可能な撮像装置において、前
記通信装置と装置間通信を行なって、前記通信装置を前
記公衆網を介して他の通信装置に接続させ、且つ前記他
の通信装置を装置間通信により他の撮像装置に接続させ
る接続手段と、前記接続手段により接続された他の撮像
装置を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために、第1の
撮像装置と無線により装置間通信を行い、公衆網を介し
て第2の撮像装置と接続可能な他の通信装置と接続する
ことが可能な通信装置において、前記第1の撮像装置と
接続し、且つ前記第1の撮像装置からの指示に基づいて
前記他の通信装置と接続する接続手段と、前記第1の撮
像装置が前記第2の撮像装置を遠隔で制御するための信
号を前記他の通信装置に送信する送信手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために、第1の
撮像装置と装置間通信により通信する他の通信装置と公
衆網を介して接続可能な通信装置において、前記他の通
信装置と接続する際に、第2の撮像装置と装置間通信に
より接続する接続手段と、前記接続手段により接続した
第2の撮像装置に、前記第1の撮像装置が前記第2の撮
像装置を遠隔で制御するための信号を送信する送信手段
とを有することを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために、他の撮
像装置と装置間通信により通信する第1の通信装置と公
衆網を介して接続する第2の通信装置と装置間通信によ
り接続可能な撮像装置において、前記第2の通信装置と
装置間通信により接続する接続手段と、前記接続手段に
より接続した前記第2の通信装置を介して受信された情
報に基づいた制御を行う制御手段とを有することを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像通信システムを図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態に係る画像通
信システムの全体構成を示す図である。
【0021】図1において、撮像装置100と通信装置
300とは、Bluetooth規格等に基づくスペク
トラム拡散方式の無線通信(以下、「Bluetoot
h通信等の装置間通信」とする)により相互にコマン
ド、撮影画像を含むデータを送受信することができる。
同様に、撮像装置500と通信装置700も、相互にコ
マンド、撮影画像を含むデータを送受信することができ
る。また、通信装置300と通信装置700とは、公衆
通信網を介して無線通信を行うことができる。このよう
に、撮像装置100と撮像装置500とは、通信装置3
00,700を介して互いに接続可能になっている。
【0022】図2は、図1における撮像装置100及び
通信装置300の外観図である。
【0023】図2において、撮像装置100は、フラッ
シュ48、モードダイアル60、シャッタスイッチ6
2、64、単写/連写スイッチ66、圧縮モードスイッ
チ68、操作部70、メインスイッチ72、通信モード
スイッチ74、光学ファインダ104、通信手段11
0、アンテナ112、撮影レンズ10等を筺体各部に装
備し、通信装置300は、マイク310、スピーカ31
8、通信手段326、アンテナ328、通信手段33
0、アンテナ332、表示手段360、操作手段362
等を筺体各部に装備している。また、撮像装置100は
スロットを有し、記録媒体120をスロットの中に収容
することができ、同様に、通信装置300はスロットを
有し、記録媒体200をスロットの中に収容することが
できる。
【0024】図1における撮像装置500及び通信装置
700の外部構成も上記撮像装置100及び通信装置3
00の外部構成と同じである。また、以下に説明する撮
像装置100及び通信装置300の内部構成も、同様に
撮像装置500及び通信装置700のものと同じであ
る。
【0025】図3は、図1における撮像装置100の詳
細構成を示すブロック図である。
【0026】図3において、撮像装置100は、保護手
段102、撮影レンズ10、シャッタ12、撮像素子1
4、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像
処理回路20、メモリ制御回路22、画像表示メモリ2
4、D/A変換器26、画像表示手段28、メモリ3
0、圧縮・伸長回路32、光学ファインダ104、通信
手段110、アンテナ112、システム制御回路50、
露光制御手段40、測距制御手段42、ズーム制御手段
44、バリア制御手段46、フラッシュ48、電源制御
手段80、コネクタ82、84、電源86、メモリ5
2、表示手段54、不揮発性メモリ56、識別情報5
8、モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ6
2、64、単写/連写スイッチ66、圧縮モードスイッ
チ68、操作部70、メインスイッチ72、通信モード
スイッチ74を備えている。
【0027】上記構成を詳述すると、撮影レンズ10
は、被写体の光学像を取り込む。
【0028】シャッタ12は、絞り機能を備える。撮像
素子14は、撮影レンズ10を介して取り込んだ光学像
を電気信号に変換する。A/D変換器16は、撮像素子
14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換する。
タイミング発生回路18は、撮像素子14、A/D変換
器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を
供給する回路であり、メモリ制御回路22及びシステム
制御回路50により制御される。
【0029】画像処理回路20は、A/D変換器16か
らのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対
して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0030】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御
手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TT
L(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカ
ス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理を行っている。
【0031】更に、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワ
イトバランス)処理も行っている。
【0032】メモリ制御回路22は、A/D変換器1
6、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像
表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮
・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータ
が画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或
いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路2
2を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書
き込まれる。
【0033】画像表示手段28は、TFTLCD等から
構成される。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用
の画像データは、D/A変換器26を介して画像表示手
段28により表示される。
【0034】撮像した画像データを画像表示手段28を
用いて逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現する
ことが可能である。また、画像表示手段28は、システ
ム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFF
することが可能であり、表示をOFFにした場合には撮
像装置100の電力消費を大幅に低減することができ
る。
【0035】メモリ30は、撮影した静止画像や動画像
を格納するための揮発性メモリ或いは不揮発性メモリか
らなるメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の
動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
【0036】これにより、複数枚の静止画像を連続して
撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速且つ
大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可
能となる。
【0037】また、メモリ30は、システム制御回路5
0の作業領域としても使用することが可能である。
【0038】圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン
変換(ADCT)等により画像データを圧縮・伸長する
回路であり、メモリ30に格納された画像データを読み
込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えた画
像データをメモリ30に書き込む。
【0039】露光制御手段40は、絞り機能を備えるシ
ャッタ12を制御するものであり、フラッシュ48と連
携することによりフラッシュ調光機能も有するものであ
る。測距制御手段42は、撮影レンズ10のフォーカシ
ングを制御する。ズーム制御手段44は、撮影レンズ1
0のズーミングを制御する。バリア制御手段46はバリ
アである保護手段102の動作を制御する。フラッシュ
48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も
有する。露光制御手段40、測距制御手段42はTTL
方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画
像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、シ
ステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段
42に対して制御を行う。
【0040】システム制御回路50は、撮像装置100
全体を制御する。メモリ52は、システム制御回路50
の動作用の定数、変数、プログラム等を格納する。表示
手段54は、システム制御回路50でのプログラムの実
行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメ
ッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカ等であ
り、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単
数或いは複数設置され、例えばLCDやLED、発音素
子等の組み合わせにより構成されている。また、表示手
段54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に
設置されている。
【0041】表示手段54の表示内容のうち、LCD等
に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影
表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表
示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピ
ード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表
示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、
時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数
桁の数字による情報表示、記録媒体200の着脱状態表
示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。
また、表示手段54の表示内容のうち、光学ファインダ
104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警
告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、
絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0042】不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記
録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いら
れる。識別情報58には、通信手段110、アンテナ1
12を介して通信装置300と通信を行う際に通信に先
立って認証を行うための各種識別情報が格納されてい
る。モードダイアルスイッチ60、シャッタスイッチ6
2、64、単写/連写スイッチ66、圧縮モードスイッ
チ68、操作部70及びメインスイッチ72、通信モー
ドスイッチ74は、システム制御回路50の各種の動作
指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイ
アル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、
音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成さ
れる。ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行
う。
【0043】メインスイッチ72は、電源オン及び電源
オフを切り替え設定することができる。モードダイアル
スイッチ60は、自動撮影モード、撮影モード、パノラ
マ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モー
ド、PC(パーソナルコンピュータ)接続モード等の各
機能モードを切り替え設定することができる。
【0044】通信モードスイッチ74は、通信モードO
N又は通信モードOFFを切り換え設定することができ
る。
【0045】シャッタスイッチSW1・62は、不図示
のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オー
トフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB
(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプ
リ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0046】シャッタスイッチSW2・64は、不図示
のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子1
4から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御
回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露
光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演
算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み
出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体20
0に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の
動作開始を指示する。
【0047】単写/連写スイッチ66は、シャッタスイ
ッチSW2・64を押した場合に1コマの撮影を行って
待機状態とする単写モードと、シャッタスイッチSW2
・64を押している間は連続して撮影を行い続ける連写
モードを設定することができる。
【0048】圧縮モードスイッチ68は、JPEG(Jo
int Photographic Experts Group)圧縮の圧縮率を選択
するため或いは撮像素子14の信号をそのままディジタ
ル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択
することができる。
【0049】操作部70は、各種ボタンやタッチパネル
等から構成され、メニューボタン、セットボタン、マク
ロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ
設定ボタン、セルフタイマボタン、メニュー移動+(プ
ラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再
生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイ
ナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、
日付/時間設定ボタン、再生モード/マイナス画面再生
・消去モード/PC接続モード等の各機能モードを設定
することができる再生スイッチ、シャッタスイッチSW
1・62を押したならばオートフォーカス動作を開始し
一旦合焦したならばその合焦状態を保ち続けるワンショ
ットAFモードとシャッタスイッチSW1・62を押し
ている間は連続してオートフォーカス動作を続けるサー
ボAFモードとを設定することができるAFモード設定
スイッチ、画像表示手段28のON/OFFを設定する
画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画
像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定す
るクイックレビューON/OFFスイッチ等がある。な
お、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、
回転ダイアルスイッチを備えることによって、より軽快
に数値や機能を選択することが可能となる。
【0050】電源制御手段80は、電池検出回路、DC
−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイ
ッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、
電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシス
テム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバー
タを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む
各部へ供給する。電源86は、アルカリ電池やリチウム
電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li
−ion電池等の二次電池、ACアダプタ等から構成さ
れている。
【0051】保護手段102は、撮像装置100の撮影
レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚
れや破損を防止するバリアである。光学ファインダ10
4は、画像表示手段28による電子ファインダ機能を使
用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を
行うことが可能である。また、光学ファインダ104内
には、表示手段54の一部の機能、例えば、合焦表示、
手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピー
ド表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されてい
る。
【0052】通信手段110は、Bluetooth通
信等の装置間通信を行う近距離高速データ通信機能を有
する。アンテナ112は、通信手段110により撮像装
置100を他の機器と接続する。
【0053】インタフェース128は、メモリカードや
ハードディスク等の記録媒体とのインタフェースを司
る。
【0054】コネクタ127は、メモリカードやハード
ディスク等の記録媒体との接続を行う。
【0055】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインタフェース及びコネクタを1系統持つものとして
説明しているが、記録媒体を取り付けるインタフェース
及びコネクタは、単数或いは複数いずれの系統数を備え
る構成としても構わない。
【0056】また、異なる規格のインタフェース及びコ
ネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
【0057】インタフェース及びコネクタとしては、P
CMCIA(Personal Computer Memory Card Internat
ional Association)カードやCF(コンパクトフラッ
シュ(登録商標))カード、MMC(マルチメディアカ
ード)等の規格に準拠したものを用いて構成しても構わ
ない。
【0058】更に、インタフェース128、そしてコネ
クタ127をPCMCIAカードやCFカード等の規格
に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードや
モデムカード、USBカード、IEEE(Institute of
Electrical and ElectronicEngineers)1394カー
ド、P1284カード、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)カード、PHS等の通信カード、等の
各種通信カードを接続することにより、他のコンピュー
タやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像デ
ータに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0059】記録媒体120は、メモリカードやハード
ディスク等から構成されている。
【0060】記録媒体120は、半導体メモリや磁気デ
ィスク等から構成される記録部122、撮像装置100
とのインタフェース124、撮像装置100と接続を行
うコネクタ126、識別情報129を備えている。
【0061】図4は、図1における通信装置300の詳
細構成を示すブロック図である。
【0062】図4において、通信装置300は、マイク
310、スピーカ318、A/D変換器312、D/A
変換器316、メモリ制御回路314、メモリ320、
D/A変換器322、画像表示手段324、アンテナ3
28、通信手段326、インタフェース390、コネク
タ392、アンテナ332、通信手段330、通信シス
テム制御回路350、識別情報356、電源制御手段3
80、コネクタ382、384、電源386、メモリ3
52、不揮発性メモリ354、表示手段360、操作手
段362、着信通知手段364、記録媒体着脱検知手段
366を備えている。
【0063】マイク310は、音声を電気信号に変換す
る。A/D変換器312は、マイク310のアナログ出
力信号をディジタル信号に変換する。メモリ制御回路3
14は、A/D変換器312の出力データのメモリ32
0への書き込み/読み出し、メモリ320から読み出さ
れたデータのD/A変換器316への入力を制御する。
D/A変換器316は、ディジタル信号をアナログ信号
に変換する。スピーカ318は、電気信号を音声信号に
変換する。メモリ320は、マイク310で入力した音
声及び或いは撮像装置100から送信された静止画像や
動画像を格納するものであり、所定時間の音声及び或い
は所定枚数の静止画像、所定時間の動画像を格納するの
に十分な記憶量を備えている。D/A変換器322は、
メモリ320に格納された静止画像データや動画像デー
タをアナログ信号に変換する。画像表示手段324は、
D/A変換器322の出力画像信号を表示する。
【0064】通信手段326は、TDMA(Time Divis
ion Multiple Access:時分割多重)、CDMA(Code
Division Multiple Access:符号分割多重)、W−CD
MA(Wide-band Code Division Multiple Access:広
帯域符号分割多重)等の各種遠距離無線通信機能を有す
る。アンテナ328は、通信手段326により通信装置
300を他の通信装置及び或いは通信基地局と回線接続
する。
【0065】通信手段330は、Bluetooth通
信等の装置間通信をおこなう近距離高速データ通信機能
を有する。アンテナ332は、通信手段330により通
信装置300を他の機器と接続する。
【0066】通信システム制御回路350は、通信装置
300全体を制御する。メモリ352は、通信システム
制御回路350の動作用の定数、変数、プログラム等を
格納する。不揮発性メモリ354は、電気的に消去可能
なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
識別情報356には、通信手段330、アンテナ332
を介して撮像装置100と通信を行う際に通信に先立っ
て認証を行うための各種識別情報が格納されている。表
示手段360は、通信システム制御回路350でのプロ
グラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動
作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピー
カ等であり、通信装置300の操作手段近辺の視認し易
い位置に単数或いは複数設置され、例えばLCDやLE
D、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
【0067】操作手段362は、通信システム制御回路
350の各種の動作指示を入力するためのものであり、
スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポ
インティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み
合わせで構成される。操作手段362によれば、通信装
置300の電源オン/オフ、通話の実行(オフフック)
/停止(オンフック)、電話番号入力、電話番号検索、
通信モード切り替え、等の操作を行うことができる。着
信通知手段364は、他の通信装置や通信基地局から通
話の着信があった場合に、呼出し音、発声音、音楽等の
音声及び或いはアイコン、動画、静止画、発光等の画像
及び或いは振動等により通信装置300の使用者に着信
を通知することができる。記録媒体着脱検知手段366
は、コネクタ392に記録媒体200が装着されている
か否かを検知する。
【0068】電源制御手段380は、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
通信システム制御回路350の指示に基づいてDC−D
Cコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録
媒体を含む各部へ供給する。電源386は、アルカリ電
池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiM
H電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプタ
等から構成されている。インタフェース390は、メモ
リカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェ
ースを司る。コネクタ392は、メモリカードやハード
ディスク等の記録媒体との接続を行う。
【0069】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインタフェース及びコネクタを1系統持つものとして
説明しているが、記録媒体を取り付けるインタフェース
及びコネクタは、単数或いは複数いずれの系統数を備え
る構成としても構わない。また、異なる規格のインタフ
ェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても
構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PC
MCIA(Personal Computer Memory Card Internatio
nal Association)カードやCF(コンパクトフラッシ
ュ)カード、MMC(マルチメディアカード)等の規格
に準拠したものを用いて構成しても構わない。
【0070】更に、インタフェース390、そしてコネ
クタ392をPCMCIAカードやCFカード等の規格
に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードや
モデムカード、USBカード、IEEE(Institute of
Electrical and ElectronicEngineers)1394カー
ド、P1284カード、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)カード、PHS等の通信カード、等の
各種通信カードを接続することにより、他のコンピュー
タやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像デ
ータに付属した管理情報を転送し合うことができる。
【0071】記録媒体200は、メモリカードやハード
ディスク等から構成されている。記録媒体200は、半
導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部20
2、通信装置300とのインタフェース204、通信装
置300と接続を行うコネクタ206、識別情報208
を備えている。
【0072】以上のように、図3の撮像装置100は、
撮影レンズ10を通して撮像した画像データを記録媒体
120に格納し、通信手段110、アンテナ112を介
して図4の通信装置300に送信し、通信装置300
は、アンテナ332、通信手段330を介して受信した
画像データを着脱可能な記録媒体200に記録すると共
に、通信手段326、アンテナ328を介して公衆通信
網を介して他の通信装置又は通信基地局としての通信装
置700、ひいては撮像装置500に送信することがで
きる。
【0073】以下、本発明の実施の形態に係る撮像装置
及び通信装置によって実行される接続処理を図面を参照
して説明する図5は、本発明の実施の形態に係る撮像装
置及び通信装置によって実行される接続処理のフローチ
ャートである。本処理は撮像装置100、通信装置30
0、通信装置700及び撮像装置500によって実行さ
れる。
【0074】まず、ユーザが撮像装置100の通信モー
ドスイッチ74を通信モードONに設定したとき(ステ
ップS501)、撮像装置100は、双方向通信が可能
なBluetooth通信等の装置間通信によって撮像
装置100の画像データの送受信が可能な通信装置30
0と接続する(ステップS502)。
【0075】さらに、通信装置300は双方向通信が可
能な公衆通信網を介して無線通信によって受信側の通信
装置700と接続し、さらに通信装置700は、双方向
通信が可能なBluetooth通信等の装置間通信に
よって受信側の撮像装置500と接続する(ステップS
503)。
【0076】次いで、ユーザが撮像装置100を操作す
る(ステップS504)ことによって、撮像装置500
の各種動作を指示したときに、撮像装置100が、通信
装置300及び通信装置700を介してユーザの指示を
撮像装置500に送信し、撮像装置500は送信された
ユーザの指示を受け取り、該指示に従って各種動作を行
う。
【0077】その後、ユーザが撮像装置100の通信モ
ードスイッチ74を通信モードOFFに設定したとき、
撮像装置500と通信装置700との接続、通信装置7
00と通信装置300との接続及び通信装置300と撮
像装置100との接続は切断されて(ステップS50
5)、本処理を終了する。
【0078】図5の接続処理によれば、受信側の撮像装
置500は、双方向通信が可能なBluetooth通
信及び公衆通信網を介した無線通信によって撮像装置1
00とユーザが通信モードスイッチ74を通信モードO
FFに設定するまで接続されるので、撮像装置100、
通信装置300、通信装置700及び撮像装置500の
携帯性を向上できることに加え、撮像装置100と撮像
装置500との間で優れた双方向画像通信を実現でき
る。その結果、受信側の撮像装置500を使用して情景
を撮影し、若しくは撮像装置500が格納する画像デー
タの中から所望の画像データを選択して取得することが
できる。
【0079】以下、図5の接続処理における各装置間の
接続処理の詳細について説明する。
【0080】まず、図3の撮像装置100及び図4の通
信装置300によって実行される接続処理について図面
を参照して説明する。
【0081】図6は、図3の撮像装置100及び図4の
通信装置300によって実行される接続処理のフローチ
ャートである。なお、以下の図6のフローチャートの説
明の際に、図3の撮像装置100及び図4の通信装置3
00によって実行される接続処理のシーケンス図である
図7も併せて参照する。
【0082】まず、ユーザが表示手段54に表示された
メニューの選択又は撮像装置100が備える不図示のジ
ョグダイヤルによる選択又は直接通信モードスイッチ7
4を切り替える等によって通信モードONに設定したと
きに(ステップS601)、撮像装置100がBlue
tooth通信における問い合わせの信号(Inquiry信
号)を周辺の不特定多数の装置(通信装置、プリンタ
等)に向けて送信し、不特定多数の装置が問い合わせの
信号に応答して問い合わせの結果を撮像装置100に通
知し、且つ撮像装置100は問い合わせの結果を受信す
ることによってBluetooth通信等の装置間通信
が可能な距離内に不特定多数の装置が存在するか否を判
別する(ステップS602)。
【0083】ステップS602の判別の結果、Blue
tooth通信等の装置間通信が可能な距離内に不特定
多数の装置が存在しないときは、撮像装置100は表示
手段54にBluetooth通信等の装置間通信が可
能な不特定多数の装置がないことを表示して(ステップ
S603)、ステップS606に進行する。ステップS
602の判別の結果、Bluetooth通信等の装置
間通信が可能な距離内に不特定多数の装置が存在すると
きは、撮像装置100は表示手段54にBluetoo
th通信等の装置間通信が可能な不特定多数の装置のI
D番号をリスト形式で一覧表示して(ステップS60
4)、その後、ユーザがID番号のリストの中から撮像
装置100と接続させたい装置のID番号を選択したか
否かを判別する(ステップS605)。
【0084】ステップS605の判別の結果、ユーザが
装置のID番号を所定時間内に選択しなかったとき、撮
像装置100は通信モードスイッチ74を通信モードO
FFに自動的に設定して(ステップS606)、ステッ
プS601に戻る。ステップS605の判別の結果、ユ
ーザが目的の装置のID番号を選択したときは、選択さ
れたID番号を有する装置、本説明では通信装置300
とBluetooth通信等の装置間通信によって接続
する(ステップS607)。
【0085】ステップS607の接続では、まず撮像装
置100が通信装置300に通信リンク設定の要求を送
信し、通信リンク設定の要求を受信した通信装置300
は撮像装置100にユーザのID番号及びパスワードの
要求を送信する。
【0086】ユーザのID番号及びパスワードの要求を
受信した撮像装置100は、表示手段54にユーザのI
D番号及びパスワードの入力を要求する文字列等を表示
する。該表示に従い、ユーザがID番号及びパスワード
を入力すると、撮像装置100は入力されたユーザのI
D番号及びパスワードを通信装置300に送信する。
【0087】ユーザのID番号及びパスワードを受信し
た通信装置300は、これらがあらかじめ通信装置30
0に格納された所有者のID番号及びパスワードと一致
するかの認証を行い、該認証の結果、所有者及び受信し
たユーザのID番号及びパスワードの要求が一致すれ
ば、通信装置300はリンクキー及び通信傍受を防ぐた
めに通信内容を暗号化する際に使用されるパラメータ等
の設定の要求を撮像装置100に送信する。
【0088】リンクキー及びパラメータ等の設定の要求
を受信した撮像装置100は、リンクキー及びパラメー
タ等を設定し、その設定内容を通信装置300に送信す
る。設定内容を受信した通信装置300は、通信リンク
設定完了通知を撮像装置100に送信する。
【0089】その後、撮像装置100は通信リンク設定
完了通知を受信したか否かを判別する(ステップS60
8)。
【0090】ステップS608の判別の結果、通信リン
ク設定完了通知を受信していなければ、ステップS60
7に戻り、撮像装置100は通信装置300との接続を
継続し、通信リンク設定完了通知を受信していれば、本
処理を終了する。
【0091】図6の接続処理によれば、撮像装置100
と通信装置300は、接続の際にユーザのID番号及び
パスワードの認証を行い、且つリンクキー及び通信傍受
を防ぐために通信内容を暗号化する際に使用されるパラ
メータ等の設定を行うので、誤接続を防止できることに
加え、通信内容のセキュリティレベルを向上できる。
【0092】次に、撮像装置100、通信装置300、
通信装置700及び撮像装置500によって実行される
接続処理について図面を参照して説明する。
【0093】図8は、撮像装置100、通信装置30
0、通信装置700及び撮像装置500によって実行さ
れる接続処理のフローチャートである。なお、以下の図
8のフローチャートの説明の際に、撮像装置100、通
信装置300、通信装置700及び撮像装置500によ
って実行される接続処理のシーケンス図である図9も併
せて参照する。
【0094】まず、ユーザが送信側の通信装置300に
接続を希望する受信側の通信装置700の端末番号を入
力し、端末番号を入力された通信装置300は、入力さ
れた端末番号とこれから行う接続が撮像装置500を遠
隔操作する通信モードであることを受信側の通信装置7
00に知らせる通信フラグとを含む発呼情報を公衆通信
網(交換機等)へ送信し(ステップS801)、発呼情
報を受信した公衆通信網は、発呼情報を着呼情報として
通信装置700へ送信する。
【0095】着呼情報を受信した通信装置700は、着
呼情報を着信した旨を知らせる応答を公衆通信網を介し
て通信装置300に送信する。
【0096】さらに、通信装置700は、着呼情報が通
信フラグを含んでいるときは、Bluetooth通信
等の装置間通信が可能か否かの問い合わせの信号を周辺
の不特定多数の装置に向けて送信する。次いで、通信装
置700とBluetooth通信等の装置間通信が可
能な距離内に存在する不特定多数の装置とによって後述
する図10の接続処理が実行される。図10の接続処理
において、通信装置700は上述の通信フラグを含む着
呼を受けた場合はあらかじめ設定された特定の撮像装
置、本説明では受信側の撮像装置500との通信を行う
ように設定されている。図10の接続処理の結果、撮像
装置500と通信装置700とが接続したときは、撮像
装置500は接続完了通知を通信装置700に送信す
る。接続完了通知を受信した通信装置700は、撮像装
置500が実行可能なサービスを含む機能情報を送信す
る。
【0097】通信装置300は、発呼情報の送信(ステ
ップS801)後、次いで通信装置700から着呼情報
を着信した旨を知らせる応答があったか否かを判別する
(ステップS802)。
【0098】ステップS802の判別の結果、応答がな
かったときは、ステップS807に進行し、応答があっ
たときは、通信装置300は通信装置700から撮像装
置500の機能情報を受信して(ステップS803)、
受信した機能情報に撮像装置500が実行可能なサービ
スが含まれているか否かを判別する(ステップS80
4)。
【0099】ステップS804の判別の結果、実行可能
なサービスが含まれていないときは、ステップS807
に進行し、実行可能なサービスが含まれているときは、
これらの実行可能なサービスの種類を送信側の撮像装置
100に送信し、サービスの種類を受信した撮像装置1
00は、表示手段54にこれらのサービスの種類をリス
ト形式で一覧表示する。
【0100】その後、ユーザがリストを確認し、通信装
置700と接続を継続するか否かを判断し、表示手段5
4に表示されたメニューの選択又はジョグダイヤルによ
る選択又は直接通信モードスイッチ74を切り替える等
によって撮像装置100を操作する(ステップS80
5)ことによって判断の結果を撮像装置100に指示す
る。判断の結果を指示された撮像装置100は、判断の
結果が通信続行指示か否かを判別する(ステップS80
6)。
【0101】ステップS806の判別の結果、通信続行
指示が入力されたときは、撮像装置100は一切の入力
を受け付けない状態に移行し、且つ入力された通信続行
指示を通信装置300に送信する。通信続行指示を受信
した通信装置300は、通信続行のステータスを通信装
置700に送信し、通信続行のステータスを受信した通
信装置700は、撮像装置500に操作指示を待ち受け
る状態であるエミュレートへの移行の要求を送信し、エ
ミュレートへの移行の要求を受信した撮像装置500
は、エミュレートへの移行が完了すると、エミュレート
完了通知を通信装置700に送信する。エミュレート完
了通知を受信した通信装置700は、撮像装置500の
エミュレートへの移行が完了したことを知らせるステー
タス受理通知を通信装置300に送信し、通信装置30
0はステータス受理通知を撮像装置100に送信し、ス
テータス受理通知を受信した撮像装置100は、一切の
入力を受け付けない状態を解除して撮像装置500を操
作する各種ユーザ操作待ち状態へ移行した後、ステップ
S805以降の処理を繰り返す。
【0102】ステップS806の判別の結果、切断指示
が入力されたときは、撮像装置100、通信装置30
0、通信装置700及び撮像装置500の接続を切断し
て(ステップS807)、本処理を終了する。
【0103】図8の接続処理によれば、受信側の撮像装
置500のエミュレートへの移行が完了した後に、送信
側の撮像装置100は一切の入力を受け付けない状態を
解除するので、ユーザは実行可能なサービスの種類のリ
ストからサービスを選択したときに、撮像装置500に
選択したサービスを確実に実行させることができる。
【0104】なお、ステップS801において、ユーザ
による端末番号の通信装置300への入力は、撮像装置
100の表示手段54にメニュー形式で表示された通信
装置700の端末番号を選択し、撮像装置100が選択
された端末番号を通信装置300に送信することによっ
て実現してもよく、ユーザが通信装置300の操作部3
62を使用して直接入力し、若しくは通信装置300の
不図示の短縮ダイヤルボタンを操作することによって実
現してもよい。
【0105】さらに、ステップS805において、ある
一定期間ユーザの指示がない若しくはステータスが変化
しない等の様々な条件によって、自動的に切断処理(ス
テップS807)に移行するよう実装してもかまわな
い。
【0106】次に、図9のシーケンス図における通信装
置700及び撮像装置500によって実行される接続処
理について図面を参照して説明する。
【0107】図10は、通信装置700及び撮像装置5
00によって実行される接続処理のシーケンス図であ
る。
【0108】まず、上述した着呼情報を受信した通信装
置700は、着呼情報が通信フラグを含んでいるとき
は、Bluetooth通信等の装置間通信が可能か否
かの問い合わせの信号を不特定多数の装置に向けて送信
し、不特定多数の装置が問い合わせの信号に応答して問
い合わせの結果を通信装置700に通知する。
【0109】問い合わせの結果を受信した通信装置70
0は、あらかじめ格納している撮像装置500のID番
号と問い合わせの結果を通知してきた不特定多数の装置
のID番号とに基づいて撮像装置500がBlueto
oth通信等の装置間通信が可能な距離内に存在するか
否かを判別し、撮像装置500がBluetooth通
信等の装置間通信が可能な距離内に存在するときは、通
信装置700が撮像装置500に通信リンク設定の要求
を送信する。
【0110】通信リンク設定の要求を受信した撮像装置
500はリンクキー及び通信傍受を防ぐために通信内容
を暗号化する際に使用されるパラメータ等の設定の要求
を通信装置700に送信する。
【0111】リンクキー及びパラメータ等の設定の要求
を受信した通信装置700は、リンクキー及びパラメー
タ等を設定し、その設定内容を撮像装置500に送信す
る。設定内容を受信した撮像装置500は、通信リンク
設定完了通知を通信装置700に送信する。
【0112】その後、接続完了通知を受信した通信装置
700は、撮像装置500が実行可能なサービスを含む
機能情報を送信する。
【0113】図10の接続処理によれば、通信装置70
0と撮像装置500は、リンクキー及び通信傍受を防ぐ
ために通信内容を暗号化する際に使用されるパラメータ
等の設定を行うので、通信内容のセキュリティレベルを
向上できる。
【0114】さらに、通信装置700は撮像装置500
のID番号を格納しているので、通信装置700は撮像
装置500の端末番号を指定されていなくても、確実に
撮像装置500と接続することができる。
【0115】次に、ユーザが撮像装置100を介して撮
像装置500のシャッタを操作する際の、図1の撮像装
置100及び撮像装置500によって実行される通信処
理について図面を参照して説明する。
【0116】図11は、ユーザの操作に応じて撮像装置
100及び撮像装置500によって実行される通信処理
のシーケンス図である。
【0117】図11において、撮像装置100と撮像装
置500は、不図示の通信装置300、公衆通信網及び
通信装置700を介して以下に説明する通信処理を行
う。
【0118】まず、ユーザが撮像装置100の表示手段
54に表示された撮像装置500が実行可能なサービス
の種類のリストから「シャッタを切る」のサービスを選
択する。
【0119】「シャッタを切る」のサービスを選択され
た撮像装置100は、一切の入力を受け付けない状態に
移行し、且つ「シャッタを切る」という内容の通信用命
令を撮像装置500に送信する。通信用命令を受信した
撮像装置500は、シャッタ動作を行い、撮影した被写
体の撮影画像データを撮像装置500のメモリ30に格
納した後、撮影画像データを撮像装置100に送信す
る。
【0120】撮影画像データを受信した撮像装置100
は、撮影画像データを撮像装置100のメモリ30に格
納し、撮影画像データを表示手段54に表示した後、撮
像装置100が撮影画像データを表示手段54に表示し
ていることを表すステータス変化の信号を撮像装置50
0に送信する。
【0121】ステータス変化の信号を受信した撮像装置
500は、シャッタ動作によって実行可能若しくは不可
能になったサービス動作を推定し、エミュレートへの移
行が完了した後、実行可能若しくは不可能になったサー
ビスの種類と共に撮像装置500のエミュレートへの移
行が完了したことを知らせるステータス変化受理通知を
撮像装置100に送信する。
【0122】実行可能若しくは不可能になったサービス
の種類及びステータス受理通知を受信した撮像装置10
0は、表示手段54に実行可能なサービスの種類をリス
ト形式で一覧表示した後、一切の入力を受け付けない状
態を解除して再度各種ユーザ操作待ち状態へ移行する。
【0123】図11の通信処理によれば、受信側の撮像
装置500はシャッタ動作によって実行可能若しくは不
可能になったサービスの種類と共にステータス変化受理
通知を撮像装置100に送信した後に、撮像装置100
は実行可能なサービスの種類をリスト形式で一覧表示
し、且つ一切の入力を受け付けない状態を解除するの
で、ユーザはシャッタを切ることによって可能となった
サービスを利用できることに加え、リストから選択した
サービスを撮像装置500に確実に実行させることがで
きる。
【0124】なお、ユーザが「シャッタを切る」以外の
サービス、例えば「受信側の撮像装置が格納している画
像データを表示する」や「受信側の撮像装置が表示して
いる画像データを表示する」というサービスを選択した
場合にも、図11の通信処理が行われる。
【0125】さらに、ユーザ指示の入力方式には、上記
の様に、表示手段54に表示された実行可能なサービス
の種類のリストからサービスを選択する方式以外に、実
行可能なサービスをユーザが直接操作する方式で実現し
てもよい。例えば「シャッタを切る」サービスが可能な
場合、シャッタスイッチ62、64等、当該サービスに
関連する各種操作部以外、入力を受け付けないよう実装
することで実現される。
【0126】また、上記説明では、撮像装置100から
の指示により撮像装置500のシャッタを切ると、撮像
装置500は撮像画像を撮像装置100に送信したが、
撮像装置500がシャッタを切ると、撮像した画像の縮
小画像を撮像装置100に送信し、撮像装置100でそ
の画像を表示するようにし、ユーザがその表示を見て必
要であると判断し、画像の送信指示をすると、撮像装置
500から撮像装置100に縮小していない撮像画像を
送信するようにしてもよい。この場合、撮像装置500
から縮小画像を送信する際に画像のIDを縮小画像に付
加して送信し、ユーザが撮像装置100に表示されてい
た画像を選択すると選択画像に対応するIDを自動的に
撮像装置500に送信し、画像のIDを受信した撮像装
置500はそのIDに対応する縮小画像の縮小していな
い状態の画像を撮像装置100に送信するようにすれば
よい。また、撮像装置500は縮小画像送信後、撮像装
置100から画像の送信指示を受信すると、直前に撮像
した画像の縮小していない状態の画像を撮像装置100
に送信するようにしてもよい。
【0127】次に、図11の通信処理における通信用命
令の送受信の際に送信側の撮像装置100によって実行
される命令系エンコード処理及び受信側の撮像装置50
0によって実行される命令系デコード処理について図面
を参照して説明する。
【0128】図12は、通信用命令の送受信の際に送信
側の撮像装置100によって実行される命令系エンコー
ド処理及び受信側の撮像装置500によって実行される
命令系デコード処理における命令系の流れを説明する図
である。
【0129】まず、ユーザが送信側の撮像装置100の
各種操作部の操作(表示手段54に表示されるリストか
らサービスを選択する操作等)を行ったときに、選択さ
れたサービスを表す信号が撮像装置100のシステム制
御回路50へ伝達される。
【0130】撮像装置100のシステム制御回路50
は、ユーザの操作によって通信モードスイッチ74が通
信モードONに設定されているか否かを判別し、通信モ
ードONに設定されているときは、命令系と撮像装置の
機種に非依存の通信用命令系との変更処理のスイッチを
ONに設定する。
【0131】その後、システム制御回路50は伝達され
た信号を命令系にエンコードし、エンコードされた命令
系を通信用命令系に変更し、さらに変更された通信用命
令系に該通信用命令系が撮像装置の機種に非依存である
ことを表す通信フラグを付加した後、通信命令系を撮像
装置100の通信路(アンテナ112)へ伝達する。
【0132】次いで通信命令系は撮像装置100の通信
路から通信装置300、公衆通信網及び通信装置700
を介して受信側の撮像装置500の通信路(アンテナ1
12)に送信される。
【0133】通信路に通信命令系を受信した撮像装置5
00の通信手段110は、通信命令系に通信フラグが付
加されているか否かを判別し、通信フラグが付加されて
いるときには、撮像装置500のシステム制御回路50
の命令系と撮像装置の機種に非依存の通信用命令系との
変更処理のスイッチをONに設定し、通信命令系をシス
テム制御回路50に伝達する。
【0134】その後、システム制御回路50は伝達され
た通信命令系を命令系に変更し、変更された命令系を信
号にデコードした後、信号が表すサービスに基づいて撮
像装置500の各種装置を制御する。
【0135】図12の命令系の流れによれば、選択され
たサービスを表す信号は機種に非依存の通信命令系に変
換されるので、異なるメーカの撮像装置の間又はメーカ
は同じであっても異なる機種の撮像装置の間で画像通信
することができる。
【0136】また、上述した図6乃至図12の処理を実
行するプログラムを格納した任意の記憶媒体が、上述し
た撮像装置100、通信装置300、撮像装置500及
び通信装置700に上記プログラムを供給し、撮像装置
100、通信装置300、撮像装置500及び通信装置
700の不図示のコンピュータ、不図示のCPU又は不
図示のMPUのいずれか1つが上記プログラムを実行し
てもよい。上記プログラムを供給する記憶媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)デイスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、MO、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカ
ード、若しくはROMなどがある。
【0137】またコンピュータ、CPU又はMPUのい
ずれか1つの代わりに、これらと同様の作動をする不図
示の回路が上述した実施の形態を実現してもよい。
【0138】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の撮像装置、請求項9記載の撮像方法、請求項16記
載の記憶媒体、請求項17記載の通信装置、請求項21
記載の通信方法及び請求項24記載の記憶媒体によれ
ば、装置間通信を双方向に行うので、携帯性を向上でき
ることに加え、相手側の撮像装置を使用して情景を撮影
し、若しくは相手側の撮像装置が格納する画像の中から
所望の画像を選択して取得する等相手側の撮像装置を制
御できる。
【0139】請求項3記載の撮像装置及び請求項11記
載の撮像方法によれば、装置間通信が可能な範囲に存在
する通信装置のリストを表示するので、ユーザが予め接
続したい通信装置の端末番号を記憶する必要を無くすこ
とができる。
【0140】請求項6記載の撮像装置、請求項13記載
の撮像方法、請求項20記載の通信装置及び請求項23
記載の通信方法によれば、通信内容を暗号化する際に使
用するパラメータを設定するので、通信内容のセキュリ
ティレベルを向上できる。
【0141】請求項7記載の撮像装置及び請求項14記
載の撮像方法によれば、撮像装置の状態が変化した際
に、変化後の状態を通信装置に送信するので、ユーザは
通信装置等を介して撮像装置の状態を把握できる。その
結果、ユーザは撮像装置がエミュレートに移行したかを
知ることができるため、撮像装置に選択したサービスを
確実に実行させることができる。
【0142】請求項8記載の撮像装置及び請求項15記
載の撮像方法によれば、通信内容を送信する際に、通信
内容を撮像装置の機種に非依存の信号に変換するので、
異なる機種の撮像装置の間で装置間通信することができ
る。
【0143】請求項25乃至30のいずれか1項に記載
の撮像装置によれば、通信装置と装置間通信を行なっ
て、通信装置を公衆網を介して他の通信装置に接続さ
せ、他の通信装置を装置間通信により他の撮像装置に接
続させる接続手段と、接続手段により接続された他の撮
像装置を制御する制御手段とを有するので、公衆網と接
続する通信装置を介して、撮像装置間で遠隔制御を行う
ことができる。
【0144】請求項31又は32記載の通信装置によれ
ば、第1の撮像装置と接続し、第1の撮像装置からの指
示に基づいて他の通信装置と接続する接続手段と、第1
の撮像装置が第2の撮像装置を遠隔で制御するための信
号を他の通信装置に送信する送信手段とを有するので、
撮像装置間で遠隔制御を行うことができる。
【0145】請求項33乃至35のいずれか1項に記載
の通信装置によれば、他の通信装置と接続する際に、第
2の撮像装置と装置間通信により接続する接続手段と、
接続手段により接続した第2の撮像装置に、第1の撮像
装置が第2の撮像装置を遠隔で制御するための信号を送
信する送信手段とを有するので、撮像装置間で遠隔制御
を行うことができる。
【0146】請求項36又は37記載の撮像装置によれ
ば、通信装置と装置間通信により接続する接続手段と、
接続手段により接続した通信装置を介して受信された情
報に基づいた制御を行う制御手段とを有するので、公衆
網と接続する通信装置を介して、撮像装置間で遠隔制御
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像通信システムの
全体構成を示す図である。
【図2】図1における撮像装置100及び通信装置30
0の外観図である。
【図3】図1における撮像装置100の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図4】図1における通信装置300の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る撮像装置及び通信装
置によって実行される接続処理のフローチャートであ
る。
【図6】図3の撮像装置100及び図4の通信装置30
0によって実行される接続処理のフローチャートであ
る。
【図7】図3の撮像装置100及び図4の通信装置30
0によって実行される接続処理のシーケンス図である。
【図8】撮像装置100、通信装置300、通信装置7
00及び撮像装置500によって実行される接続処理の
フローチャートである。
【図9】撮像装置100、通信装置300、通信装置7
00及び撮像装置500によって実行される接続処理の
シーケンス図である。
【図10】通信装置700及び撮像装置500によって
実行される接続処理のシーケンス図である。
【図11】ユーザの操作に応じて撮像装置100及び撮
像装置500によって実行される通信処理のシーケンス
図である。
【図12】通信用命令の送受信の際に送信側の撮像装置
100によって実行される命令系エンコード処理及び受
信側の撮像装置500によって実行される命令系デコー
ド処理における命令系の流れを説明する図である。
【符号の説明】
30 メモリ 50 システム制御回路 54 表示手段 74 通信モードスイッチ 100,500 撮像装置 112,332 アンテナ 110,330 通信手段 300,700 通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04N 7/173 630 // H04B 7/26 101:00 H04N 101:00 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5C022 AB02 AB15 AB22 AB40 AB66 AC02 AC03 AC12 AC16 AC32 AC54 AC61 AC69 AC71 AC78 5C052 AA01 AA17 DD04 EE08 5C064 BA07 BC10 BC20 BC23 BC25 BD02 BD08 5K067 AA34 BB21 DD27 DD52 EE25 EE35 GG01 GG11 HH05 HH23 HH36 5K101 KK11 LL12 NN06 NN18 NN25 PP03 PP04 RR11 RR24 UU19

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信装置と装置間通信を行う通信手段を
    備える撮像装置において、前記通信手段は、前記装置間
    通信を前記通信装置との間で双方向に行うように構成さ
    れていることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記装置間通信は、Bluetooth
    通信であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記装置間通信が可能な範囲に存在する
    前記通信装置のリストを表示する表示手段を備えること
    を特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 ユーザにより前記表示手段に表示された
    前記通信装置のリストから前記装置間通信を行う前記通
    信装置が選択されることを特徴とする請求項3記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 前記装置間通信を行う前記通信装置の識
    別番号を予め記憶している記憶手段を備えることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信装置への通信内容を暗号化する
    際に使用するパラメータを設定する設定手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記通信手段は、前記撮像装置の状態が
    変化した際に、変化後の状態若しくは変化前の状態との
    差分を前記通信装置に送信するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記通信手段は、前記通信装置に前記通
    信内容を送信する際に、前記通信内容を前記撮像装置の
    機種に非依存の信号に変換することを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 通信装置と装置間通信を行う通信工程を
    有する撮像方法において、前記通信工程は、前記装置間
    通信を前記通信装置との間で双方向に行うことを特徴と
    する撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記装置間通信は、Bluetoot
    h通信であることを特徴とする請求項9記載の撮像方
    法。
  11. 【請求項11】 前記装置間通信が可能な範囲に存在す
    る前記通信装置のリストを表示する表示工程を有するこ
    とを特徴とする請求項9又は10記載の撮像方法。
  12. 【請求項12】 ユーザにより前記表示工程で表示され
    た前記通信装置のリストから前記装置間通信を行う前記
    通信装置が選択されることを特徴とする請求項11記載
    の撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記通信装置への通信内容を暗号化す
    る際に使用するパラメータを設定する設定工程を有する
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記
    載の撮像方法。
  14. 【請求項14】 前記通信工程は、前記撮像装置の状態
    が変化した際に、変化後の状態若しくは変化前の状態と
    の差分を前記通信装置に送信することを特徴とする請求
    項9乃至13のいずれか1項に記載の撮像方法。
  15. 【請求項15】 前記通信工程は、前記通信装置に前記
    通信内容を送信する際に、前記通信内容を撮像装置の機
    種に非依存の信号に変換することを特徴とする請求項9
    乃至14のいずれか1項に記載の撮像方法。
  16. 【請求項16】 通信装置と装置間通信を行う通信工程
    を有する撮像方法を実行する読み出し可能なプログラム
    を記憶した記憶媒体において、前記プログラムは、前記
    装置間通信を前記通信装置との間で双方向に行う通信モ
    ジュールからなることを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 撮像装置と装置間通信を行う通信手段
    を備える通信装置において、前記通信手段は、前記装置
    間通信を前記撮像装置との間で双方向に行うように構成
    されていることを特徴とする通信装置。
  18. 【請求項18】 前記装置間通信は、Bluetoot
    h通信であることを特徴とする請求項17記載の通信装
    置。
  19. 【請求項19】 前記装置間通信を行う前記撮像装置の
    識別番号を予め記憶している記憶手段を備えることを特
    徴とする請求項17又は18記載の通信装置。
  20. 【請求項20】 前記撮像装置への通信内容を暗号化す
    る際に使用するパラメータを設定する設定手段を備える
    ことを特徴とする請求項17乃至19のいずれか1項に
    記載の通信装置。
  21. 【請求項21】 撮像装置と装置間通信を行う通信工程
    を有する通信方法において、前記通信工程は、前記装置
    間通信を前記撮像装置との間で双方向に行うことを特徴
    とする通信方法。
  22. 【請求項22】 前記装置間通信は、Bluetoot
    h通信であることを特徴とする請求項21記載の通信方
    法。
  23. 【請求項23】 前記撮像装置への通信内容を暗号化す
    る際に使用するパラメータを設定する設定工程を有する
    ことを特徴とする請求項21又は22記載の通信方法。
  24. 【請求項24】 撮像装置と装置間通信を行う通信工程
    を有する通信方法を実行する読み出し可能なプログラム
    を記憶した記憶媒体において、前記プログラムは、前記
    装置間通信を前記撮像装置との間で双方向に行う通信モ
    ジュールからなることを特徴とする記憶媒体。
  25. 【請求項25】 公衆網を介した通信と公衆網を介さな
    い通信が可能な通信装置と装置間通信を行うことが可能
    な撮像装置において、 前記通信装置と装置間通信を行なって、前記通信装置を
    前記公衆網を介して他の通信装置に接続させ、且つ前記
    他の通信装置を装置間通信により他の撮像装置に接続さ
    せる接続手段と、 前記接続手段により接続された他の撮像装置を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  26. 【請求項26】 前記装置間通信は、Bluetoot
    h規格に基づく通信であることを特徴とする請求項25
    記載の撮像装置。
  27. 【請求項27】 前記制御手段による制御は、少なくと
    も前記他の撮像装置の撮影制御あるいは前記他の撮像装
    置に記憶されている画像の送信制御の一方を含むことを
    特徴とする請求項25又は26記載の撮像装置。
  28. 【請求項28】 前記他の撮像装置は、前記他の通信装
    置と接続した際に、前記他の撮像装置の使用可能機能を
    送信することを特徴とする請求項25乃至27のいずれ
    か1項に記載の撮像装置。
  29. 【請求項29】 前記撮像装置は、前記他の通信装置が
    前記他の撮像装置と接続した際に、前記他の撮像装置の
    使用可能機能を表示する表示手段を有することを特徴と
    する請求項25乃至28のいずれか1項に記載の撮像装
    置。
  30. 【請求項30】 前記撮像装置が前記他の撮像装置を制
    御する際に、前記通信装置が前記他の通信装置に発呼す
    る場合は、前記他の撮像装置を遠隔で制御することを示
    す情報を前記通信装置から送信させることを特徴とする
    請求項25乃至29のいずれか1項に記載の撮像装置。
  31. 【請求項31】 第1の撮像装置と無線により装置間通
    信を行い、公衆網を介して第2の撮像装置と接続可能な
    他の通信装置と接続することが可能な通信装置におい
    て、 前記第1の撮像装置と接続し、且つ前記第1の撮像装置
    からの指示に基づいて前記他の通信装置と接続する接続
    手段と、 前記第1の撮像装置が前記第2の撮像装置を遠隔で制御
    するための信号を前記他の通信装置に送信する送信手段
    とを有することを特徴とする通信装置。
  32. 【請求項32】 前記接続手段は、前記第1の撮像装置
    からの指示に基づいて前記他の通信装置と接続する際
    に、前記第1の撮像装置が前記第2の撮像装置を遠隔で
    制御するためのモードであることを示す情報を出力する
    ことを特徴とする請求項31記載の通信装置。
  33. 【請求項33】 第1の撮像装置と装置間通信により通
    信する他の通信装置と公衆網を介して接続可能な通信装
    置において、 前記他の通信装置と接続する際に、第2の撮像装置と装
    置間通信により接続する接続手段と、 前記接続手段により接続した第2の撮像装置に、前記第
    1の撮像装置が前記第2の撮像装置を遠隔で制御するた
    めの信号を送信する送信手段とを有することを特徴とす
    る通信装置。
  34. 【請求項34】 前記接続手段は、前記他の通信装置か
    らの着呼の際に検出された情報に応じて、前記第2の撮
    像装置と装置間通信により接続するための処理を行うこ
    とを特徴とする請求項33記載の通信装置。
  35. 【請求項35】 前記情報は、前記第1の撮像装置が前
    記第2の撮像装置を遠隔で制御するためのモードである
    ことを示す情報であることを特徴とする請求項34記載
    の通信装置。
  36. 【請求項36】他の撮像装置と装置間通信により通信す
    る第1の通信装置と公衆網を介して接続する第2の通信
    装置と装置間通信により接続可能な撮像装置において、 前記第2の通信装置と装置間通信により接続する接続手
    段と、 前記接続手段により接続した前記第2の通信装置を介し
    て受信された情報に基づいた制御を行う制御手段とを有
    することを特徴とする撮像装置。
  37. 【請求項37】 前記接続手段により前記第2の通信装
    置と接続した際に、前記撮像装置の機能を示す情報を前
    記他の撮像装置に通知できるように前記第2の通信装置
    に出力することを特徴とする請求項36記載の撮像装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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