JP2002097432A - 粘着剤組成物 - Google Patents
粘着剤組成物Info
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- JP2002097432A JP2002097432A JP2000290173A JP2000290173A JP2002097432A JP 2002097432 A JP2002097432 A JP 2002097432A JP 2000290173 A JP2000290173 A JP 2000290173A JP 2000290173 A JP2000290173 A JP 2000290173A JP 2002097432 A JP2002097432 A JP 2002097432A
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- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 常温での粘着特性に優れ、架橋剤の使用の有
無にかかわらず、十分な凝集力を保持し、のり残り現象
が生じ難く、ブレンドする場合においても粘着液安定性
に問題のない粘着剤組成物の提供。 【解決手段】 天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴム
とスチレン−1,4−ブタジエン−ブチレン−スチレン
ブロック共重合体とをエラストマー成分として含有する
ことを特徴とする粘着剤組成物。
無にかかわらず、十分な凝集力を保持し、のり残り現象
が生じ難く、ブレンドする場合においても粘着液安定性
に問題のない粘着剤組成物の提供。 【解決手段】 天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴム
とスチレン−1,4−ブタジエン−ブチレン−スチレン
ブロック共重合体とをエラストマー成分として含有する
ことを特徴とする粘着剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば冷蔵庫のド
ア等を仮止めする際に用いられる、物品固定用粘着テー
プに関する。
ア等を仮止めする際に用いられる、物品固定用粘着テー
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴム系粘着剤組成物は、エラスト
マー成分として、天然ゴム、合成ゴム、ブロックコポリ
マーなどを単独でまたはそれらのブレンドを含有してい
る。ここで、天然ゴムや合成ゴムは、タックにすぐれる
が凝集力に欠けるという欠点がある。加えて、凝集力を
高めるために相当の量の架橋剤の添加が要求され、その
結果、被着体によっては汚染が生じやすいという欠点が
ある。また、ブロックコポリマーは、タックが低くなり
やすく接着性が高いので再剥離用途には向かないという
欠点がある。更には、天然ゴムや合成ゴムとブロックコ
ポリマーとのブレンドは、相溶性が悪く粘着剤溶解液の
経時安定性(粘着液安定性)に問題がある。
マー成分として、天然ゴム、合成ゴム、ブロックコポリ
マーなどを単独でまたはそれらのブレンドを含有してい
る。ここで、天然ゴムや合成ゴムは、タックにすぐれる
が凝集力に欠けるという欠点がある。加えて、凝集力を
高めるために相当の量の架橋剤の添加が要求され、その
結果、被着体によっては汚染が生じやすいという欠点が
ある。また、ブロックコポリマーは、タックが低くなり
やすく接着性が高いので再剥離用途には向かないという
欠点がある。更には、天然ゴムや合成ゴムとブロックコ
ポリマーとのブレンドは、相溶性が悪く粘着剤溶解液の
経時安定性(粘着液安定性)に問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温での粘
着特性に優れ、架橋剤の使用の有無にかかわらず、十分
な凝集力を保持し、のり残り現象が生じ難く、ブレンド
する場合においても粘着液安定性に問題のない粘着剤組
成物を提供することを目的とする。
着特性に優れ、架橋剤の使用の有無にかかわらず、十分
な凝集力を保持し、のり残り現象が生じ難く、ブレンド
する場合においても粘着液安定性に問題のない粘着剤組
成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、天然ゴム及び
/又はポリイソプレンゴムとスチレン−1,4−ブタジ
エン−ブチレン−スチレンブロック共重合体とをエラス
トマー成分として含有することを特徴とする粘着剤組成
物に関する(1)。
/又はポリイソプレンゴムとスチレン−1,4−ブタジ
エン−ブチレン−スチレンブロック共重合体とをエラス
トマー成分として含有することを特徴とする粘着剤組成
物に関する(1)。
【0005】また、本発明は、エラストマー成分の全重
量を基準として、10〜90重量%が天然ゴム及び/又
はポリイソプレンゴムであり、90〜10重量%がスチ
レン−1,4−ブタジエン−ブチレン−スチレンブロッ
ク共重合体である、前記粘着剤組成物(1)に関する
(2)。
量を基準として、10〜90重量%が天然ゴム及び/又
はポリイソプレンゴムであり、90〜10重量%がスチ
レン−1,4−ブタジエン−ブチレン−スチレンブロッ
ク共重合体である、前記粘着剤組成物(1)に関する
(2)。
【0006】更に、本発明は、粘着剤組成物が、更に粘
着付与樹脂を含み、かつ、エラストマー成分100重量
部に対し、粘着付与樹脂5〜200重量部を含有する、
前記粘着剤組成物(1)又は(2)に関する(3)。
着付与樹脂を含み、かつ、エラストマー成分100重量
部に対し、粘着付与樹脂5〜200重量部を含有する、
前記粘着剤組成物(1)又は(2)に関する(3)。
【0007】また、本発明は、前記粘着剤組成物(1)
ないし(3)を用いた物品固定用粘着テープに関する
(4)。
ないし(3)を用いた物品固定用粘着テープに関する
(4)。
【0008】
【発明の実施の態様】まず、本発明に係る「天然ゴム」
とは、天然シス−1,4−ポリイソプレンを主成分とし
ているものであり、市販されているものがいずれも使用
可能である。なお、2本ロールのゴム練りロールかバン
バリーミキサー等を用いての素練りにより、ムーニー粘
度を50〜80にしたものを用いるのが好ましい。な
お、本明細書における「ムーニー粘度」とは、JIS
K6300(未加硫ゴム物理試験方法)に従い測定され
たものをいう。また、天然ゴムを変性させたものを用い
てもよく、例えば、メチルメタクリレートやスチレン等
をグラフト変性したものや、塩素や無水マレイン酸を付
加したもの、エポキシ変性したもの等が挙げられる。
とは、天然シス−1,4−ポリイソプレンを主成分とし
ているものであり、市販されているものがいずれも使用
可能である。なお、2本ロールのゴム練りロールかバン
バリーミキサー等を用いての素練りにより、ムーニー粘
度を50〜80にしたものを用いるのが好ましい。な
お、本明細書における「ムーニー粘度」とは、JIS
K6300(未加硫ゴム物理試験方法)に従い測定され
たものをいう。また、天然ゴムを変性させたものを用い
てもよく、例えば、メチルメタクリレートやスチレン等
をグラフト変性したものや、塩素や無水マレイン酸を付
加したもの、エポキシ変性したもの等が挙げられる。
【0009】本発明に係る「ポリイソプレンゴム」と
は、天然ゴムと同様の化学構造を有するものであり、通
常500000〜2000000程度の数平均分子量を
有するものが好ましくは用いられる。また、ムーニー粘
度が50〜80であるものを用いるのがより好ましい。
商品としては、JSR製のIR2200や日本ゼオン社
製のニポールIR−2200が挙げられる。
は、天然ゴムと同様の化学構造を有するものであり、通
常500000〜2000000程度の数平均分子量を
有するものが好ましくは用いられる。また、ムーニー粘
度が50〜80であるものを用いるのがより好ましい。
商品としては、JSR製のIR2200や日本ゼオン社
製のニポールIR−2200が挙げられる。
【0010】また、天然ゴムとポリイソプレンゴムは、
それぞれ単独でも、混合して用いてもよい。
それぞれ単独でも、混合して用いてもよい。
【0011】本発明に係る「スチレン−1,4−ブタジ
エン−ブチレン−スチレンブロック共重合体」は、一般
式:
エン−ブチレン−スチレンブロック共重合体」は、一般
式:
【0012】
【化1】
【0013】で示されるポリマーである。このポリマー
は、スチレン−ブタジエン系ブロック共重合体の特定部
分を選択的に水添{SBS中の1,2−ブタジエンの部
分のみ水添(ポリブチレン構造に変化)}することによ
り製造され得る。好ましくは、スチレン含量が10〜7
0重量%のものである。また、好ましくは、メルトフロ
ーレート{ASTM D1238のE法(190℃、
2.16kg)により測定]が0.5〜20(好ましくは
1〜10)g/10分のものである。市販品としては、
旭化成工業株式会社製のタフテックPシリーズ(例え
ば、JT82P、JT83P、JT84P)が挙げられ
る。
は、スチレン−ブタジエン系ブロック共重合体の特定部
分を選択的に水添{SBS中の1,2−ブタジエンの部
分のみ水添(ポリブチレン構造に変化)}することによ
り製造され得る。好ましくは、スチレン含量が10〜7
0重量%のものである。また、好ましくは、メルトフロ
ーレート{ASTM D1238のE法(190℃、
2.16kg)により測定]が0.5〜20(好ましくは
1〜10)g/10分のものである。市販品としては、
旭化成工業株式会社製のタフテックPシリーズ(例え
ば、JT82P、JT83P、JT84P)が挙げられ
る。
【0014】本発明に係る「粘着付与樹脂」は、特に限定
されないが、ロジン系、テルペン系、石油系、スチレン
系、フェノール系、各種の水添樹脂等が挙げられる。粘
着付与樹脂の含有量は、エラストマー成分に対し、5〜
200重量部が好ましく、30〜70重量部がより好ま
しい。
されないが、ロジン系、テルペン系、石油系、スチレン
系、フェノール系、各種の水添樹脂等が挙げられる。粘
着付与樹脂の含有量は、エラストマー成分に対し、5〜
200重量部が好ましく、30〜70重量部がより好ま
しい。
【0015】本発明に係る「エラストマー成分」とは、
ASTM D883の定義に従った高分子物質をいう。
なお、本発明の組成物は、エラストマー成分として、天
然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムとスチレン−1,
4−ブタジエン−ブチレン−スチレンブロック共重合体
以外の成分(例えばSIS等)をも含んでいてもよい。
ASTM D883の定義に従った高分子物質をいう。
なお、本発明の組成物は、エラストマー成分として、天
然ゴム及び/又はポリイソプレンゴムとスチレン−1,
4−ブタジエン−ブチレン−スチレンブロック共重合体
以外の成分(例えばSIS等)をも含んでいてもよい。
【0016】その他、各種添加剤、例えば、老化防止剤
(フェノール系、アミン系、ベンズイミダゾール系等)、
紫外線吸収剤(ベンゾフェノン系、トリアゾール系等)、
充填剤(シリカ等)を含有していてもよい。また、用途に
よっては、特性を調整するために、スチレン−イソプレ
ンブロック共重合体、変性ゴム、液状ゴム、液状樹脂、
オイル等を添加してもよい。
(フェノール系、アミン系、ベンズイミダゾール系等)、
紫外線吸収剤(ベンゾフェノン系、トリアゾール系等)、
充填剤(シリカ等)を含有していてもよい。また、用途に
よっては、特性を調整するために、スチレン−イソプレ
ンブロック共重合体、変性ゴム、液状ゴム、液状樹脂、
オイル等を添加してもよい。
【0017】本発明に係る「物品固定用粘着テープ」の
基材は、特に限定されず、従来の粘着テープの基材が使
用可能である。例えば、ポリエチレン、ポリエステル、
ポリプロピレン等のような合成樹脂フィルムが挙げられ
る。また、厚さに関しては、用途にもよるが、家電製品
のようなものを仮止めする際には、20〜50μm程度
であることが好ましい。
基材は、特に限定されず、従来の粘着テープの基材が使
用可能である。例えば、ポリエチレン、ポリエステル、
ポリプロピレン等のような合成樹脂フィルムが挙げられ
る。また、厚さに関しては、用途にもよるが、家電製品
のようなものを仮止めする際には、20〜50μm程度
であることが好ましい。
【0018】物品固定用粘着テープの製造方法は、従来
の粘着テープの製造方法と同様であり、例えばコンマコ
ーター、リバースロールコーター、リバースグラビヤコ
ーターなど均一に塗工できる塗工装置を用いて、基材上
に粘着剤組成物溶液を塗布し、その後溶媒を蒸発させ
る。なお、溶媒や溶解量に関しては、汎用の溶剤型粘着
剤の場合と同様であり、溶媒としては、例えば、トルエ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン等の有機溶剤が挙げら
れ、溶解量は、通常10〜30重量%である。また、粘
着剤層の厚さは、好ましくは20〜40μmである。
の粘着テープの製造方法と同様であり、例えばコンマコ
ーター、リバースロールコーター、リバースグラビヤコ
ーターなど均一に塗工できる塗工装置を用いて、基材上
に粘着剤組成物溶液を塗布し、その後溶媒を蒸発させ
る。なお、溶媒や溶解量に関しては、汎用の溶剤型粘着
剤の場合と同様であり、溶媒としては、例えば、トルエ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン等の有機溶剤が挙げら
れ、溶解量は、通常10〜30重量%である。また、粘
着剤層の厚さは、好ましくは20〜40μmである。
【0019】本発明の「物品固定用粘着テープ」は、対
SUS粘着力が3.0〜9.0(N/15mm)であること
が好ましく、4.0〜7.0(N/15mm)であることが
より好ましい。また、保持力は、0.3mm以下が好まし
く、0.2mm以下がより好ましい。
SUS粘着力が3.0〜9.0(N/15mm)であること
が好ましく、4.0〜7.0(N/15mm)であることが
より好ましい。また、保持力は、0.3mm以下が好まし
く、0.2mm以下がより好ましい。
【0020】粘着力の測定:幅15mmの粘着テープサンプ
ルを、JIS Z−0237記載の粘着力測定方法に従
って、引き剥がし角度=180°および速度=300mm
/minでの引き剥がし力を測定した。なお以下の測定は特
に指定がない限り23℃ 65%RHの雰囲気で行っ
た。また、試料の貼りつけ面は清浄な面を用いた。 保持力の測定:ガラス板に、貼付面積12mm×20mmの
粘着テープを貼付し、ローラー圧着後、試料テープの一
端に荷重1kgをかけ、60分後のテープ片のずれ距離を
測定した。 熱湿貼り跡試験:アクリル樹脂塗料を用いた白色塗装板
に試料テープを貼付して圧着後、40℃×75%RH雰
囲気にて24時間放置ののち、常態雰囲気下に1時間放
置し、粘着力の測定と同様の剥離方法にて剥離後の被着
体の表面状態を目視にて評価した。 ○:貼り跡なし △:微小貼り跡確認 ×:貼り跡あり 高温低荷重剥離試験:50℃雰囲気下にて、SUS板に
幅15mmのテープを貼付して圧着後、同板をテープ貼付
け面を下向きに、またテープ長さ方向を上下になるよう
に45°に傾けて試料テープの下端に荷重100gのお
もりを釣り下げ、1週間放置し、試料テープがSUS板
から低速で剥離された部分の剥離後のSUSへののり残
りを評価した。 ○:のり残りなし ×:のり残りあり(粘着剤の凝集破
壊) 粘着液安定性試験:容量600mlのガラス瓶内で粘着剤
トルエン溶解液(以下、粘着液)を400g製造し、攪
拌停止から1週間後の粘着液の状態を目視にて評価し
た。 ○:粘着液変化なし ×:粘着液の相分離
ルを、JIS Z−0237記載の粘着力測定方法に従
って、引き剥がし角度=180°および速度=300mm
/minでの引き剥がし力を測定した。なお以下の測定は特
に指定がない限り23℃ 65%RHの雰囲気で行っ
た。また、試料の貼りつけ面は清浄な面を用いた。 保持力の測定:ガラス板に、貼付面積12mm×20mmの
粘着テープを貼付し、ローラー圧着後、試料テープの一
端に荷重1kgをかけ、60分後のテープ片のずれ距離を
測定した。 熱湿貼り跡試験:アクリル樹脂塗料を用いた白色塗装板
に試料テープを貼付して圧着後、40℃×75%RH雰
囲気にて24時間放置ののち、常態雰囲気下に1時間放
置し、粘着力の測定と同様の剥離方法にて剥離後の被着
体の表面状態を目視にて評価した。 ○:貼り跡なし △:微小貼り跡確認 ×:貼り跡あり 高温低荷重剥離試験:50℃雰囲気下にて、SUS板に
幅15mmのテープを貼付して圧着後、同板をテープ貼付
け面を下向きに、またテープ長さ方向を上下になるよう
に45°に傾けて試料テープの下端に荷重100gのお
もりを釣り下げ、1週間放置し、試料テープがSUS板
から低速で剥離された部分の剥離後のSUSへののり残
りを評価した。 ○:のり残りなし ×:のり残りあり(粘着剤の凝集破
壊) 粘着液安定性試験:容量600mlのガラス瓶内で粘着剤
トルエン溶解液(以下、粘着液)を400g製造し、攪
拌停止から1週間後の粘着液の状態を目視にて評価し
た。 ○:粘着液変化なし ×:粘着液の相分離
【0021】
【実施例】実施例1 天然ゴムをオープンロールで素練りし、ムーニー粘度M
L=60±2の素練りゴムを得た。この素練りゴム50
重量部、スチレン−1,2−ブタジエン−ブチレン−ス
チレン共重合体(SBBS)(商品名:タフテックP−
JT84P 旭化成工業社製)50重量部、粘着付与樹
脂としてテルペン系水添石油樹脂(商品名:クリアロン
D−1107 ヤスハラケミカル社製)60重量部、老
化防止剤としてビスフェノール系老化防止剤(商品名:
アンテージW―500 川口化学社製)1重量部を上記
固形分総重量が20%になるようトルエンに溶解し、こ
れを粘着剤とした。次に、この粘着剤を38番手PET
の未処理面上に、乾燥後の厚さが30μmになるように
塗布し、120℃で2分間加熱乾燥して、粘着テープを
作製した。
L=60±2の素練りゴムを得た。この素練りゴム50
重量部、スチレン−1,2−ブタジエン−ブチレン−ス
チレン共重合体(SBBS)(商品名:タフテックP−
JT84P 旭化成工業社製)50重量部、粘着付与樹
脂としてテルペン系水添石油樹脂(商品名:クリアロン
D−1107 ヤスハラケミカル社製)60重量部、老
化防止剤としてビスフェノール系老化防止剤(商品名:
アンテージW―500 川口化学社製)1重量部を上記
固形分総重量が20%になるようトルエンに溶解し、こ
れを粘着剤とした。次に、この粘着剤を38番手PET
の未処理面上に、乾燥後の厚さが30μmになるように
塗布し、120℃で2分間加熱乾燥して、粘着テープを
作製した。
【0022】実施例2 天然ゴムの配合部数を20重量部、SBBSを80重量
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
【0023】実施例3 天然ゴムの配合部数を80重量部、SBBSを20重量
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
【0024】比較例1 天然ゴムの配合部数を100重量部、SBBSを除いた
以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作製した。
以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作製した。
【0025】比較例2 SBBS配合部数を100重量部、天然ゴムを除いた以
外は、実施例1と同様にして粘着テープを作製した。
外は、実施例1と同様にして粘着テープを作製した。
【0026】比較例3 SBBSの替わりにスチレン−エチレン−ブチレン−ス
チレン共重合体(SEBS)(商品名:クレイトンG1
657 クレイトンポリマージャパン社製)を50重量
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
チレン共重合体(SEBS)(商品名:クレイトンG1
657 クレイトンポリマージャパン社製)を50重量
部にした以外は、実施例1と同様にして粘着テープを作
製した。
【0027】
【表1】
Claims (4)
- 【請求項1】 天然ゴム及び/又はポリイソプレンゴム
とスチレン−1,4−ブタジエン−ブチレン−スチレン
ブロック共重合体とをエラストマー成分として含有する
ことを特徴とする粘着剤組成物。 - 【請求項2】 エラストマー成分の全重量を基準とし
て、10〜90重量%が天然ゴム及び/又はポリイソプ
レンゴムであり、90〜10重量%がスチレン−1,4
−ブタジエン−ブチレン−スチレンブロック共重合体で
ある、請求項1記載の粘着剤組成物。 - 【請求項3】 粘着剤組成物が、更に粘着付与樹脂を含
み、かつ、エラストマー成分100重量部に対し、粘着
付与樹脂5〜200重量部を含有する、請求項1又は2
記載の粘着剤組成物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の粘着
剤組成物を用いた物品固定用粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290173A JP2002097432A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000290173A JP2002097432A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 粘着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002097432A true JP2002097432A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18773441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000290173A Pending JP2002097432A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 粘着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002097432A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1493794A1 (de) * | 2003-07-03 | 2005-01-05 | Collano AG | Haftklebstoff-Zusammensetzung |
JP2006282746A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nitto Denko Cs System Kk | 物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 |
JP2006282733A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nitto Denko Cs System Kk | 物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 |
JP2016186015A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ニチバン株式会社 | 粘着組成物及び粘着組成物を含む粘着テープ又はシート |
WO2019180052A1 (de) | 2018-03-23 | 2019-09-26 | Tesa Se | WITTERUNGSBESTÄNDIGE KLEBEMASSE MIT GUTEM AUFFLIEßVERMÖGEN UND DARAUF BASIERENDE KLEBEBÄNDER |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000290173A patent/JP2002097432A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1493794A1 (de) * | 2003-07-03 | 2005-01-05 | Collano AG | Haftklebstoff-Zusammensetzung |
WO2005003248A1 (de) * | 2003-07-03 | 2005-01-13 | Henkel Kgaa | Haftklebstoff-zusammensetzung |
US7268178B2 (en) | 2003-07-03 | 2007-09-11 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Pressure sensitive adhesive composition |
JP2006282746A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nitto Denko Cs System Kk | 物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 |
JP2006282733A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Nitto Denko Cs System Kk | 物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 |
JP2016186015A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | ニチバン株式会社 | 粘着組成物及び粘着組成物を含む粘着テープ又はシート |
WO2019180052A1 (de) | 2018-03-23 | 2019-09-26 | Tesa Se | WITTERUNGSBESTÄNDIGE KLEBEMASSE MIT GUTEM AUFFLIEßVERMÖGEN UND DARAUF BASIERENDE KLEBEBÄNDER |
DE102018204464A1 (de) | 2018-03-23 | 2019-09-26 | Tesa Se | Witterungsbeständige Klebemasse mit gutem Auffließvermögen und darauf basierende Klebebänder |
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