JP2002095741A - 体液処理装置および体液回路内の接続不良の検出方法 - Google Patents

体液処理装置および体液回路内の接続不良の検出方法

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JP2002095741A
JP2002095741A JP2000290548A JP2000290548A JP2002095741A JP 2002095741 A JP2002095741 A JP 2002095741A JP 2000290548 A JP2000290548 A JP 2000290548A JP 2000290548 A JP2000290548 A JP 2000290548A JP 2002095741 A JP2002095741 A JP 2002095741A
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air
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Masao Inoue
雅雄 井上
Akihiro Ike
明宏 池
Shuhei Nakaji
修平 中路
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローラーポンプへ大きな圧力負荷をかけるこ
となく、膜モジュール、吸着カラム等へのチューブの接
続不良を検出することができ、体液回路内の接続不良に
よる事故の発生が防止される安全性および信頼性が高い
体液処理装置を提供すること。 【解決手段】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
液回路に空気を送入して体液回路内の接続不良を検出す
る機能を有する体液処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体液処理器を備え
た体液回路に血液、血漿等の体液を供給して処理を行い
人体に返還する体液処理装置および体液回路内の接続不
良の検出方法に関する。本発明の体液処理装置は、ヘモ
フィルトレーション;ECUM;血液吸着処理;血液を
半透過膜を収容した膜モジュールに供給して血漿と血球
成分に分離し、廃棄される血漿成分と等量の補充液を血
球成分とともに人体へ返還する血漿交換処理;分離され
た血漿をさらに第2の膜モジュールに供給して高分子量
物質および中分子量物質と低分子物質とに分離し、廃棄
される高分子量物質および中分子量物質と等量の補充液
を低分子量物質に加えて血球成分とともに人体へ返還す
る二重濾過血漿交換処理;分離された血漿を吸着カラム
を通して浄化し、浄化された血漿成分を血球成分と共に
人体に返還する血漿分離・吸着処理などの体外循環によ
る血液処理に好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来より、血液を浄化するために、血液
を膜モジュール、吸着カラムなどに供給して血液処理を
行い人体へ返還する体液処理装置が用いられており、体
液処理装置へ処理液が浸入するのを防止するために、体
外循環回路内の圧力を検出するための導圧チューブと装
置側圧力センサの間にメンブレンフィルタを取り付けた
装置が開発され、このメンブレンフィルタの装着不良を
検出する方法が提案されている(特開平2−28925
9号公報参照)。
【0003】しかしながら、上記したメンブランフィル
ターの装着不良の検出方法は、下記の問題点を有してお
り、その解決が強く求められていた。 膜モジュールや吸着カラムをバイパスした状態で体液
回路の装着不良の検出を行っているため、膜モジュール
や吸着カラムへの体液回路接続部の装着不良は検出でき
ず、体液回路の接続忘れや不十分な体液回路接続を検知
することができない。 体液回路内の圧力が1つのローラーポンプを境に陽圧
部と陰圧部に別れているため、ローラーポンプにかかる
圧力負荷が大きくなり、ローラーポンプ部からの圧漏れ
による装着不良の誤検知が懸念される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、本発明の目
的は、ローラーポンプへ大きな圧力負荷をかけることな
く、膜モジュール、吸着カラム等へのチューブの接続不
良を検出することができ、体液回路内の接続不良による
事故の発生が防止される安全性および信頼性が高い体液
処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、体液回路を構成
するチューブが膜モジュールに接続された状態で、空気
を送入する専用のポンプを用いて体液回路の圧力測定ラ
インから体液回路内に空気を送入することにより、体液
回路内の圧力が均一である条件下に体液回路内の接続不
良を検出できることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、(1)体液回路の圧
力測定ラインに併設されたエアーポンプから圧力測定ラ
インを通じて閉鎖された体液回路に空気を送入して体液
回路内の接続不良を検出する機能を有する体液処理装
置、(2)体液回路がチューブ、チャンバーおよび体液
処理器を備え、圧力測定ラインが圧力計、メンブレンフ
ィルタおよびチューブから構成され、圧力測定ラインが
体液回路のチャンバーまたはチューブに接続されている
ことを特徴とする(1)に記載の体液処理装置、(3)
体液回路がさらに送液ポンプおよびバルブを備えること
を特徴とする(2)に記載の体液処理装置、(4)閉鎖
された体液回路が、送液ポンプおよびバルブによりチュ
ーブが閉塞されることによってつくられることを特徴と
する(3)に記載の体液処理装置、(5)体液回路の圧
力測定ラインに併設されたエアーポンプから圧力測定ラ
インを通じて閉鎖された体液回路に空気を送入し、設定
された時間内に体液回路内の圧力が設定された圧力に到
達しない場合に、体液回路内に接続不良があることを知
らせる装置を備える(1)〜(4)のいずれかに記載の
体液処理装置、(6)体液回路の圧力測定ラインに併設
されたエアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖さ
れた体液回路に空気を送入し、体液回路内の圧力が設定
された圧力に到達した後、エアーポンプを停止し、設定
された時間の経過後の圧力低下が設定された低下圧力以
上である場合に、体液回路内に接続不良があることを知
らせる装置を備える(1)〜(4)のいずれかに記載の
体液処理装置、(7)体液回路の圧力測定ラインに併設
されたエアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖さ
れた体液回路に空気を送入して体内回路内の接続不良を
調べた後、体液回路内の空気を排気する機能を有する
(1)〜(6)のいずれかに記載の体液処理装置、
(8)体液処理器が、血液濾過器、血液吸着器、血漿分
離器、血漿成分分離器および吸着カラムからなる群から
選ばれる少なくとも1種の処理器である(1)〜(7)
のいずれかに記載の体液処理装置、(9)体液回路の圧
力測定ラインに併設されたエアーポンプから圧力測定ラ
インを通じて閉鎖された体液回路に空気を送入すること
を特徴とする体液回路内の接続不良の検出方法、(1
0)体液回路の圧力測定ラインに併設されたエアーポン
プから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体液回路に空
気を送入し、設定された時間内に体液回路内の圧力が設
定された圧力に到達しない場合に、体液回路内に接続不
良があると判断することを特徴とする体液回路内の接続
不良の検出方法、(11)体液回路の圧力測定ラインに
併設されたエアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉
鎖された体液回路に空気を送入し、体液回路内の圧力が
設定された圧力に到達した後、エアーポンプを停止し、
設定された時間の経過後の圧力低下が設定された低下圧
力以上である場合に、体液回路内に接続不良があると判
断することを特徴とする体液回路内の接続不良の検出方
法、並びに、(12)体液回路に備えられた送液ポンプ
およびバルブによりチューブを閉塞することによって閉
鎖された体液回路をつくることを特徴とする(9)〜
(11)のいずれかに記載の体液回路内の接続不良の検
出方法に関する。なお、上記のチューブとは、体液、空
気などが流れる管状の部材をいう。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明を詳
細に説明する。
【0008】図1は、本発明の実施態様の1つである血
漿交換処理装置の例を示すものである。図1において、
端部に血液導入部1を設けた血液導入管14は血液送液
用の第1送液ポンプ4にセットされ、チャンバー8aを
経て体液処理器としての膜モジュール9の入口に接続さ
れる。圧力計7a、メンブレンフィルタ3aおよびチュ
ーブから構成される圧力測定ライン15aは、チャンバ
ー8aに接続され、圧力測定ライン15aに併設された
エアーポンプ25は、エアー管24aにより圧力測定ラ
イン15aのメンブレンフィルタ3aと圧力計7aとの
間に接続される。また膜モジュール9の出口には、途中
にチャンバー8b、端部に血液導出部2を設けた血液導
出管16が接続される。膜モジュール9の出口からチャ
ンバー8bの間にはバルブ10aを設置し、チャンバー
8bから血液導出部2の間にはバルブ10bを設置す
る。圧力測定ライン15bは、チャンバー8bに接続さ
れ、圧力測定ライン15bに併設されたエアーポンプ2
5は、エアー管24bにより圧力測定ライン15bのメ
ンブレンフィルタ3bと圧力計7bとの間に接続され
る。血液導入部1から血液導出部2までで血液循環回路
を形成する。
【0009】上記の膜モジュール9は血漿分離膜を内蔵
したものであり、該膜の形状としては、中空繊維状また
は平膜状であるのが好ましい。血漿分離膜の孔径として
は、0.02〜0.5μmの範囲内が好ましく、0.0
8〜0.3μmの範囲内がより好ましい。また、血漿分
離膜としては、一般に均質微孔膜、ミクロフィルトレー
ション膜、多孔質支持層と微孔構造層とからなるいわゆ
る非対称膜が好ましく使用される。このような膜の例と
しては、ポリビニルアルコール(PVA)系重合体、エ
チレンビニルアルコール(EVA)系重合体、セルロー
スアセテート等のセルロース誘導体、ポリオレフィン、
ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リスルホン等からなる均質微孔膜、非対称構造膜などが
挙げられる。これらの中でも、生体親和性に優れるPV
A系重合体、EVA系重合体、セルロース誘導体、ポリ
スルホンからなる膜を用いるのが好ましい。
【0010】上記の膜モジュール9には膜を通して分離
された分離血漿の出口が設けられており、該出口には廃
血漿移送管17を接続し、廃血漿移送管17は廃液・補
液交換用の第2送液ポンプ5にセットされる。また、膜
モジュール9には膜モジュール内の血漿側の圧力を測定
するため圧力測定ライン15cが接続される。第2送液
ポンプ5には、補充液容器18に接続するための補充液
供給路19がセットされ、補充液供給路19は第2送液
ポンプ5から加温器11に接続された後、バルブ10a
とチャンバー8bの間の血液導出管16に接続される。
上記の廃血漿移送管17と補充液供給路19を同じ第2
送液ポンプ5にセットすることにより、廃血漿と新鮮血
漿の同量置換を行うことができる。
【0011】上記の構成を有する体液回路を組み上げた
後、バルブ10aおよび10bを閉塞し、第1送液ポン
プ4の出側からバルブ10aおよび第2送液ポンプ5の
入側までの間で第1閉鎖体液回路を形成し、バルブ10
bからバルブ10aおよび第2送液ポンプ5の出側まで
の間で第2閉鎖体液回路を形成する。これらの閉鎖回路
は、バルブ10aおよびバルブ10bを閉塞する代わり
に、鉗子、チューブクランプ等を使用する方法によって
も形成することができる。次に、エアーポンプ25から
エアー管24aおよび24b、並びに圧力測定ライン1
5aおよび15bを通じて、第1閉鎖体液回路および第
2閉鎖体液回路にそれぞれ空気を送入し、第1閉鎖体液
回路および第2閉鎖体液回路内の圧力を上昇させ、圧力
計7aで検出される圧力P1および圧力計7bで検出さ
れる圧力P2の少なくとも一方の圧力値が、空気を送入
し始めてからあらかじめ設定された時間(t)以内にあ
らかじめ設定された圧力レベルαに達しなかった場合
に、体液回路の各接続部または各圧力測定ラインのメン
ブレンフィルタの接続に不良があったものと判断する。
上記の時間tとしては、1〜10分の範囲内が好まし
く、1〜3分の範囲内がより好ましい。また、上記の圧
力αとしては、350〜760mmHgの範囲内が好ま
しく、400〜500mmHgの範囲内がより好まし
い。
【0012】また、第1閉鎖体液回路および第2閉鎖体
液回路にエアーポンプ25から空気を送入し、第1閉鎖
体液回路内および第2閉鎖体液回路内の圧力をそれぞれ
上昇させ、圧力P1およびP2の値があらかじめ設定さ
れた圧力レベルα以上になった時点でエアーポンプ25
を停止させる。チューブの接続不良検知は、エアーポン
プ25による空気の送入を開始してから時間t経過後の
圧力P1およびP2から時間t’経過後の圧力P1’お
よびP2’への少なくとも一方の圧力低下が基準低下圧
α’以上であった場合、体液回路の各接続部または各圧
力測定ラインのメンブレンフィルタの接続に不良があっ
たものと判断することにより行う。上記の時間tは、体
液回路内の容積とエアーポンプの吐出量を勘案して設定
されるものであり、例えば、血漿交換処理の場合には、
1〜2分の範囲内が好ましく、二重濾過血漿交換の場合
には、1〜3分の範囲内が好ましい。また時間t’とし
ては、1〜10分の範囲内が好ましく、2〜5分の範囲
内がより好ましく、圧力α’としては、10〜100m
mHgの範囲内が好ましく、20〜60mmHgの範囲
内がより好ましい。本発明の体液処理装置は、接続不良
があった場合に、ランプの点滅、アラームの吹鳴などに
より接続不良を知らせる装置を備えているのが好まし
い。
【0013】チューブの接続不良検知後、エアーポンプ
25により各閉鎖体液回路内の空気を徐々に排気し、圧
力P1および圧力P2が設定圧力α''以下になった時点
でエアーポンプ25を停止する。圧力α''としては、0
〜100mmHgの範囲内が好ましく、0〜50mmH
gの範囲内がより好ましい。
【0014】図6に、各バルブの閉塞から体液回路内空
気排気後のエアーポンプ停止までの動作を、検出フロー
チャートとして示す。また図7に、エアーポンプの動作
と体液回路内の圧力変化との関係を時間経過と共に、模
式図として示す。
【0015】以上のチューブ接続不良検知で異常が検出
されなかった場合は、引き続き体液回路の洗浄、プライ
ミング、患者治療、血液回収の順序で血漿交換治療を安
全かつ確実に行うことができる。
【0016】図2は、本発明の実施態様の1つである二
重濾過血漿交換処理装置の例を示すものである。図2に
おいて、端部に血液導入部1を設けた血液導入管14は
血液送液用の第1送液ポンプ4にセットされ、チャンバ
ー8aを経て体液処理器としての膜モジュール9の入口
に接続される。圧力測定ライン15aは、チャンバー8
aに接続され、圧力測定ライン15aに併設されたエア
ーポンプ25は、エアー管24aにより圧力測定ライン
15aのメンブレンフィルタ3aと圧力計7aとの間に
接続される。また膜モジュール9の出口には、途中にチ
ャンバー8b、端部に血液導出部2を設けた血液導出管
16が接続される。膜モジュール9の出口からチャンバ
ー8bの間にはバルブ10aを設置し、チャンバー8b
から血液導出部2の間にはバルブ10bを設置する。圧
力測定ライン15bは、チャンバー8bに接続され、圧
力測定ライン15bに併設されたエアーポンプ25は、
エアー管24bにより圧力測定ライン15bのメンブレ
ンフィルタ3bと圧力計7bとの間に接続される。血液
導入部1から血液導出部2までで血液循環回路を形成す
る。
【0017】上記の膜モジュール9は、図1の血漿交換
処理装置において説明したのと同様の血漿分離膜を内蔵
したものである。膜モジュール9には膜を通して分離さ
れた分離血漿の出口が設けられており、該出口には血漿
移送管20を接続し、血漿移送管20は血漿送液用の第
2送液ポンプ5にセットされ、チャンバー8cを経て2
次膜モジュール12の入口に接続される。圧力測定ライ
ン15dは、チャンバー8cに接続される。また、膜モ
ジュール9には膜モジュール内の血漿側の圧力を測定す
るため、圧力測定ライン15cが接続される。2次膜モ
ジュール12の血漿の出口には廃液移送管21が接続さ
れ、廃液移送管21は廃液・補液送液用の第3送液ポン
プ6にセットされる。また、第3送液ポンプ6には補充
液容器18に接続するための補充液供給路19がセット
され、補充液供給路19は第3送液ポンプ6から2次膜
モジュール12の補充液の入口に接続される。さらに2
次膜モジュール12の濾過血漿の出口には濾過血漿移送
管22が接続され、濾過血漿移送管22は加温器11に
接続された後、バルブ10aとチャンバー8bの間の血
液導出管16に接続されている。上記廃液移送管21と
補充液供給路19を同じ第3送液ポンプ6にセットする
ことにより、廃液血漿と新鮮血漿の同量置換を行うこと
ができる。
【0018】上記の構成を有する体液回路を組み上げた
後、バルブ10aおよび10bを閉塞し、第1送液ポン
プ4の出側からバルブ10aおよび第2送液ポンプ5の
入側までの間で第1閉鎖体液回路を形成し、バルブ10
bからバルブ10a、第2送液ポンプ5の出側および第
3送液ポンプ6の出側と入側までの間で第2閉鎖体液回
路を形成する。これらの閉鎖回路は、バルブ10aおよ
びバルブ10bを閉塞する代わりに、鉗子、チューブク
ランプ等を使用する方法によっても形成することができ
る。次に、エアーポンプ25からエアー管24aおよび
24b、並びに圧力測定ライン15aおよび15bを通
じて、第1閉鎖体液回路および第2閉鎖体液回路にそれ
ぞれ空気を送入し、図1の血漿交換処理装置の場合と同
様にして、体液回路内の接続不良を検出することができ
る。接続不良が検出されなかった場合は、エアーポンプ
25により各閉鎖体液回路内の空気を徐々に排気し、引
き続き体液回路の洗浄、プライミング、患者治療、血液
回収の順序で二重濾過血漿交換治療を安全かつ確実に行
うことができる。
【0019】図3は、本発明の実施態様の1つである血
漿分離・吸着処理装置の例を示すものである。図3にお
いて、端部に血液導入部1を設けた血液導入管14は血
液送液用の第1送液ポンプ4にセットされ、チャンバー
8aを経て体液処理器としての膜モジュール9の入口に
接続される。圧力測定ライン15aは、チャンバー8a
に接続され、圧力測定ライン15aに併設されたエアー
ポンプ25は、エアー管24aにより圧力測定ライン1
5aのメンブレンフィルタ3aと圧力計7aとの間に接
続される。また膜モジュール9の出口には、途中にチャ
ンバー8b、端部に血液導出部2を設けた血液導出管1
6が接続される。膜モジュール9の出口からチャンバー
8bの間にはバルブ10aを設置し、チャンバー8bか
ら血液導出部2の間にはバルブ10bを設置する。圧力
測定ライン15bは、チャンバー8bに接続され、圧力
測定ライン15bに併設されたエアーポンプ25は、エ
アー管24bにより圧力測定ライン15bのメンブレン
フィルタ3bと圧力計7bとの間に接続される。血液導
入部1から血液導出部2までで血液循環回路を形成す
る。
【0020】上記の膜モジュール9は、図1の血漿交換
処理装置において説明したのと同様の血漿分離膜を内蔵
したものである。膜モジュール9には膜を通して分離さ
れた分離血漿の出口が設けられており、該血漿出口には
血漿移送管20を接続し、血漿移送管20は血漿送液用
の第2送液ポンプ5にセットされ、チャンバー8cを経
て吸着カラム13の入口に接続される。また膜モジュー
ル9には膜モジュール内の血漿側の圧力を測定するた
め、圧力測定ライン15cが接続される。また圧力測定
ライン15dは、チャンバー8cに接続される。上記の
吸着カラム13は血漿成分に含まれる免疫抑制因子、B
型肝炎抗原などの有害物質を選択的に吸着除去すると共
に、アルブミン、免疫グロブミンなどの有用物質を除去
しないものである。吸着カラム13の出口には処理血漿
移送管23が接続され、処理血漿移送管23は加温器1
1に接続された後、バルブ10aとチャンバー8bの間
の血液導出管16に接続されている。
【0021】上記の構成を有する体液回路を組み上げた
後、バルブ10aおよび10bを閉塞し、第1送液ポン
プ4の出側からバルブ10aおよび第2送液ポンプ5の
入側までの間で第1閉鎖体液回路を形成し、バルブ10
bからバルブ10aおよび第2送液ポンプ5の出側まで
の間で第2閉鎖体液回路を形成する。これらの閉鎖回路
は、バルブ10aおよびバルブ10bを閉塞する代わり
に、鉗子、チューブクランプ等を使用する方法によって
も形成することができる。次に、エアーポンプ25から
エアー管24aおよび24b、並びに圧力測定ライン1
5aおよび15bを通じて、第1閉鎖体液回路および第
2閉鎖体液回路にそれぞれ空気を送入し、図1の血漿交
換処理装置の場合と同様にして、体液回路内の接続不良
を検出することができる。接続不良が検出されなかった
場合は、エアーポンプ25により各閉鎖体液回路内の空
気を徐々に排気し、引き続き体液回路の洗浄、プライミ
ング、患者治療、血液回収の順序で血漿分離・吸着の治
療を安全かつ確実に行うことができる。
【0022】図4は、本発明の実施態様の1つである間
歇式遠心装置と組み合わせた血漿成分交換処理装置の例
を示すものである。図4において、血漿導入管28は間
歇式遠心装置26の血漿出口から採血漿バッグ29に接
続され、採血漿バッグ29には血漿移送管20を接続
し、血漿移送管20は血漿送液用の第1送液ポンプ4に
セットされ、チャンバー8cを経て膜モジュール9の入
口に接続される。採血漿バッグ29には、圧力測定ライ
ン15eが接続される。また、圧力測定ライン15d
は、チャンバー8cに接続される。膜モジュール9の血
漿の出口には廃液移送管21が接続され、廃液移送管2
1は廃液・補液送液用の第2送液ポンプ5にセットされ
る。また、第2送液ポンプ5には補充液容器18に接続
するための補充液供給路19がセットされ、補充液供給
路19は第2送液ポンプ5から膜モジュール9の補充液
の入口に接続される。さらに膜モジュール9の濾過血漿
の出口には濾過血漿移送管22が接続され、濾過血漿移
送管22は加温器11に接続された後、間歇式遠心装置
26の血漿受け入れ口に接続される。加温器11と間歇
式遠心装置26の間には、バルブ10bを設置し、また
加温器11とバルブ10bとの間の補充液供給路19に
圧力測定ライン15bが接続される。圧力測定ライン1
5bに併設されたエアーポンプ25は、エアー管24b
により圧力測定ライン15bのメンブレンフィルタ3b
と圧力計7bとの間に接続される。
【0023】上記の構成を有する体液回路を組み上げた
後、バルブ10bを閉塞し、第1送液ポンプ4の出側か
らバルブ10bおよび第2送液ポンプ5の出側と入側ま
での間で閉鎖体液回路を形成する。この閉鎖回路は、バ
ルブ10bを閉塞する代わりに、鉗子、チューブクラン
プ等を使用する方法によっても形成することができる。
次に、エアーポンプ25からエアー管24b並びに圧力
測定ライン15bを通じて閉鎖体液回路に空気を送入
し、図1の血漿交換処理装置の場合と同様にして、体液
回路内の接続不良を検出することができる。接続不良が
検出されなかった場合は、エアーポンプ25により閉鎖
体液回路内の空気を徐々に排気し、引き続き体液回路の
洗浄、プライミング、患者治療、血漿回収の順序で間歇
式遠心装置と組み合わせた血漿成分交換治療を安全かつ
確実に行うことができる。
【0024】図5は、本発明の実施態様の1つである連
続式遠心装置と組み合わせた血漿成分交換処理装置の例
を示すものである。図5において、血漿導入管28は連
続式遠心装置27の血漿出口からチャンバー8aに接続
され、チャンバー8aには圧力測定ライン15aが接続
される。圧力測定ライン15aに併設されたエアーポン
プ25は、エアー管24aにより圧力測定ライン15a
のメンブレンフィルタ3aと圧力計7aとの間に接続さ
れる。連続式遠心装置27の血漿出口とチャンバー8a
の間には、バルブ10cが設置される。さらにチャンバ
ー8cに血漿移送管20を接続し、血漿移送管20は血
漿送液用の第1送液ポンプ4にセットされ、チャンバー
8cを経て膜モジュール9の入口に接続される。圧力測
定ライン15dは、チャンバー8cに接続される。膜モ
ジュール9の血漿の出口には廃液移送管21が接続さ
れ、廃液移送管21は廃液・補液送液用の第2送液ポン
プ5にセットされる。また、第2送液ポンプ5には補充
液容器18に接続するための補充液供給路19がセット
され、補充液供給路19は第2送液ポンプ5から膜モジ
ュール9の補充液の入口に接続される。さらに膜モジュ
ール9の濾過血漿の出口には濾過血漿移送管22が接続
され、濾過血漿移送管22は加温器11に接続された
後、連続式遠心装置27の血漿受け入れ口に接続され
る。加温器11と連続式遠心装置27の間には、バルブ
10bを設置し、また加温器11とバルブ10bとの間
の補充液供給路19に圧力測定ライン15bが接続され
る。圧力測定ライン15bに併設されたエアーポンプ2
5は、エアー管24bにより圧力測定ライン15bのメ
ンブレンフィルタ3bと圧力計7bとの間に接続され
る。
【0025】上記の構成を有する体液回路を組み上げた
後、バルブ10bおよび10cを閉塞し、バルブ10c
から第1送液ポンプ4の入側までの間で第1閉鎖体液回
路を形成し、第1送液ポンプ4の出側からバルブ10b
および第2送液ポンプ5の出側と入側までの間で第2閉
鎖体液回路を形成する。これらの閉鎖回路は、バルブ1
0bおよびバルブ10cを閉塞する代わりに、鉗子、チ
ューブクランプ等を使用する方法によっても形成するこ
とができる。次に、エアーポンプ25からエアー管24
aおよび24b並びに圧力測定ライン15aおよび15
bを通じて、第1閉鎖体液回路および第2閉鎖体液回路
にそれぞれ空気を送入し、図1の血漿交換処理装置の場
合と同様にして、体液回路内の接続不良を検出すること
ができる。接続不良が検出されなかった場合は、エアー
ポンプ25により各閉鎖体液回路内の空気を徐々に排気
し、引き続き体液回路の洗浄、プライミング、患者治
療、血漿回収の順序で連続式遠心装置と組み合わせた血
漿成分交換治療を安全かつ確実に行うことができる。
【0026】以上、本発明を図面を用いて説明したが、
本発明はこれらに限定されるものではなく、体液処理装
置を構成する体液処理器として、血液濾過器、血液吸着
器、血漿分離器、血漿成分分離器、吸着カラムなどを適
宜選択することにより、目的に応じた治療に供すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ローラーポンプへ大き
な圧力負荷をかけることなく膜モジュール、吸着カラム
等へのチューブの接続不良を検出することができ、体液
回路内の接続不良による事故発生が防止される安全性お
よび信頼性が高い体液処理装置を提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様である血漿交換処理装置のフロ
ー図である。
【図2】本発明の一態様である二重濾過血漿交換処理装
置のフロー図である。
【図3】本発明の一態様である血漿分離・吸着処理装置
のフロー図である。
【図4】本発明の一態様である間歇式遠心装置と組み合
わせた血漿成分交換装置のフロー図である。
【図5】本発明の一態様である連続式遠心装置と組み合
わせた血漿成分交換装置のフロー図である。
【図6】体液回路内の接続不良検出フローチャート図で
ある。
【図7】エアーポンプの動作と体液回路内の圧力の関係
を示す模式図である
【符号の説明】
1 血液導入部 2 血液導出部 3a、3b、3c、3d、3e メンブレンフィルタ 4 第1送液ポンプ 5 第2送液ポンプ 6 第3送液ポンプ 7a、7b、7c、7d、7e 圧力計 8a、8b、8c チャンバー 9 膜モジュール 10a、10b、10c バルブ 11 加温器 12 2次膜モジュール 13 吸着カラム 14 血液導入管 15a、15b、15c、15d、15e 圧力測定ラ
イン 16 血液導出管 17 廃液血漿移送管 18 補充液容器 19 補充液供給路 20 血漿移送管 21 廃液移送管 22 濾過血漿移送管 23 処理血漿移送管 24a、24b エアー管 25 エアーポンプ 26 間歇式遠心装置 27 連続式遠心装置 28 血漿導入管 29 採血漿バッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C077 AA30 BB02 BB03 BB04 DD07 DD23 DD24 EE05 HH07 HH13 JJ13 KK17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
    エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
    液回路に空気を送入して体液回路内の接続不良を検出す
    る機能を有する体液処理装置。
  2. 【請求項2】 体液回路がチューブ、チャンバーおよび
    体液処理器を備え、圧力測定ラインが圧力計、メンブレ
    ンフィルタおよびチューブから構成され、圧力測定ライ
    ンが体液回路のチャンバーまたはチューブに接続されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の体液処理装置。
  3. 【請求項3】 体液回路がさらに送液ポンプおよびバル
    ブを備えることを特徴とする請求項2に記載の体液処理
    装置。
  4. 【請求項4】 閉鎖された体液回路が、送液ポンプおよ
    びバルブによりチューブが閉塞されることによってつく
    られることを特徴とする請求項3に記載の体液処理装
    置。
  5. 【請求項5】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
    エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
    液回路に空気を送入し、設定された時間内に体液回路内
    の圧力が設定された圧力に到達しない場合に、体液回路
    内に接続不良があることを知らせる装置を備える請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の体液処理装置。
  6. 【請求項6】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
    エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
    液回路に空気を送入し、体液回路内の圧力が設定された
    圧力に到達した後、エアーポンプを停止し、設定された
    時間の経過後の圧力低下が設定された低下圧力以上であ
    る場合に、体液回路内に接続不良があることを知らせる
    装置を備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の体液
    処理装置。
  7. 【請求項7】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
    エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
    液回路に空気を送入して体内回路内の接続不良を調べた
    後、体液回路内の空気を排気する機能を有する請求項1
    〜6のいずれか1項に記載の体液処理装置。
  8. 【請求項8】 体液処理器が、血液濾過器、血液吸着
    器、血漿分離器、血漿成分分離器および吸着カラムから
    なる群から選ばれる少なくとも1種の処理器である請求
    項1〜7のいずれか1項に記載の体液処理装置。
  9. 【請求項9】 体液回路の圧力測定ラインに併設された
    エアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された体
    液回路に空気を送入することを特徴とする体液回路内の
    接続不良の検出方法。
  10. 【請求項10】 体液回路の圧力測定ラインに併設され
    たエアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された
    体液回路に空気を送入し、設定された時間内に体液回路
    内の圧力が設定された圧力に到達しない場合に、体液回
    路内に接続不良があると判断することを特徴とする体液
    回路内の接続不良の検出方法。
  11. 【請求項11】 体液回路の圧力測定ラインに併設され
    たエアーポンプから圧力測定ラインを通じて閉鎖された
    体液回路に空気を送入し、体液回路内の圧力が設定され
    た圧力に到達した後、エアーポンプを停止し、設定され
    た時間の経過後の圧力低下が設定された低下圧力以上で
    ある場合に、体液回路内に接続不良があると判断するこ
    とを特徴とする体液回路内の接続不良の検出方法。
  12. 【請求項12】 体液回路に備えられた送液ポンプおよ
    びバルブによりチューブを閉塞することによって閉鎖さ
    れた体液回路をつくることを特徴とする請求項9〜11
    のいずれか1項に記載の体液回路内の接続不良の検出方
    法。
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