JP2002092248A - 公募企画の参加者抽選方法およびシステム - Google Patents

公募企画の参加者抽選方法およびシステム

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JP2002092248A
JP2002092248A JP2000283340A JP2000283340A JP2002092248A JP 2002092248 A JP2002092248 A JP 2002092248A JP 2000283340 A JP2000283340 A JP 2000283340A JP 2000283340 A JP2000283340 A JP 2000283340A JP 2002092248 A JP2002092248 A JP 2002092248A
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Yasushi Uejima
靖 上嶌
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話応募のような回線集中の問題を回避しつ
つ郵便応募等よりも迅速な当選発表ができる公募企画の
参加者抽選方法および公募企画の参加者抽選システムを
提供すること。 【解決手段】 応募者30の携帯電話機31からのデータ通
信による応募を受付けかつ受付けたデータ通信の何れか
を選択して予備抽選の当選者とする予備抽選サーバ11
と、予備抽選の当選者からの電話を受付けて本抽選の当
選者を確定する本抽選サーバ12とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公募企画の参加者抽
選方法および公募企画の参加者抽選システムに関し、視
聴者参加型番組や懸賞などの公募企画において参加者の
抽選を行う際に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来、公衆に対して参加者の募集を行う公
募企画は様々な目的で多数行われている。なかでも、新
聞や雑誌での募集広告は日常的に行われているととも
に、にテレビジョン放送やラジオ放送においては多様な
視聴者参加型番組や懸賞番組が企画されている。これら
の公募企画においては、応募方法も様々である。例え
ば、受付窓口へ本人が訪れる等の応募もあるが、一般的
なのは電話による応募、郵便による応募、ファクシミリ
による応募など、各種通信手段を用いる方式である。
【0003】電話による応募を行う場合、主催者は募集
要項とともに受付電話番号を広告する。応募者は指定さ
れた電話番号に電話をかけ、個人データ等を登録する。
主催者は所定期間の経過後に受付を締切り、抽選を行っ
て特定の個人を当選者とし、結果を当選発表または個別
通知する。郵便またはファクシミリによる応募の場合
も、所定の受付宛先や受付電話番号が示され、同様に当
選発表または通知する。近年では、インターネット等の
コンピュータネットワークを経由したデータ通信による
募集および応募選考なども行われている。このような場
合でも、募集広告と受付アドレス等の基本構成は郵送等
の従来方式と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
話による応募では、指定の受付期間に電話が集中し、回
線が繋がらない等の不都合に加えて、地域の交換局の機
能に支障を来す等の障害を招くという問題がある。この
ために、受付電話番号を代表とする多数の電話回線を準
備したり、受付電話を複数地域に分散する等の対応も検
討されているが、根本的な解決に至ってはいない。
【0005】一方、ファクシミリによる応募も、電話回
線を利用する点で同様の問題がある。また、郵便による
応募は、電話回線ほどの時間的制約が生じないが、電話
受付に比べて応答にあたっての時間差が大きいという問
題がある。更に、電話でもファクシミリでも郵便でも、
応募者の個人データ等は受付側が手書きや転記する等の
手間が必要であった。
【0006】これに対し、コンピュータネットワークに
よる応募では、個人データ等はそのままデータ処理して
記録等が可能である。しかし、コンピュータネットワー
クはまだまだ一般的ではなく、コンピュータネットワー
クによる応募は旧来の電話や郵便による応募に比べて対
象者が限定されるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、電話応募のような回線集
中の問題を回避しつつ郵便応募等よりも迅速な当選発表
ができる公募企画の参加者抽選方法および公募企画の参
加者抽選システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、公衆に
対して参加者の募集を行う公募企画の参加者抽選方法で
あって、先ずデータ通信による予備抽選を行い、前記予
備抽選の当選者に対して電話受付による本抽選を行うこ
とを特徴とする。
【0009】ここで、応募者数の絞り込みは専ら予備抽
選によって行ってもよく、本抽選は応募者数の絞り込み
ではなく予備抽選の当選者の最終的な意思確認あるいは
本人確認という位置づけとしてもよい。勿論、予備抽選
および本抽選の各々で応募者数の絞り込みを行うように
してもよい。また、予備抽選および本抽選における具体
的な抽選手法については、乱数の利用、特定条件の合
致、先着順など、既存の手法を適宜利用すればよい。
【0010】このようにすれば、予備抽選にデータ通信
を利用するので、多数の応募が集中しても確実に受付処
理を行うことができる。そして、続く本抽選は電話応募
とすることで、データ通信による予備抽選の確認を行う
ことができる。その結果、応募集中による電話回線の混
雑障害等を回避できるとともに、予備抽選および本抽選
を行っても各々データ通信および電話による応募である
ため迅速な受付ないし結果発表が可能であり、郵便応募
等に比べて迅速な抽選処理を行うことができる。
【0011】本発明の方法において、前記予備抽選は、
データ通信による接続先の広告を行う処理と、前記接続
先でデータ通信による応募を受付ける処理と、受付けた
応募者から予備抽選の当選者を選定する処理と、その結
果を前記予備抽選の応募者に通知する処理とを含むこと
が望ましい。このようにすれば、幅広い応募者からの応
募が得られるとともに、各処理により確実な予備抽選が
行える。
【0012】本発明の方法において、前記予備抽選で
は、前記データ通信の間に当選者の選定および当該選定
の結果の通知が行われることが望ましい。このようにす
れば、予備抽選の応募のためのデータ通信とは別に改め
て結果確認のデータ通信等を行う必要がなく、応募者の
便宜を向上できるとともに主催者側の通信負荷も軽減で
きる。
【0013】本発明の方法において、前記予備抽選で
は、当選者のみに前記本抽選の応募用の受付電話番号が
通知されることが望ましい。このようにすれば、予備抽
選の当選者以外からの不必要な電話を避けることがで
き、受付回線の混雑緩和に有効である。
【0014】本発明の方法において、前記公募企画は電
話による参加を行うものであり、前記本抽選の電話がそ
のまま前記公募企画に継続されることが望ましい。この
ようにすれば、本抽選のための電話をそのまま公募企画
で利用でき、当選者は本抽選後に企画参加のために改め
て電話をする必要がなく、応募者の便宜を向上できると
ともに主催者側の通信負荷も軽減できる。
【0015】本発明のシステムは、公衆に対して参加者
の募集を行う公募企画の参加者抽選システムであって、
データ通信による応募を受付けかつ受付けたデータ通信
の何れかを選択して予備抽選の当選者とする予備抽選サ
ーバと、前記予備抽選の当選者からの電話を受付けて本
抽選の当選者を確定する本抽選サーバとを備えているこ
とを特徴とする。
【0016】ここで、予備抽選サーバとしては、データ
通信を受ける処理、応募者の情報の登録を行う処理、何
れかを当選者とする処理が行える必要があるが、これら
は既存のデータ通信可能なコンピュータシステムを利用
して適宜実施することができる。また、本抽選サーバと
しては、電話を受ける処理、予備抽選の当選者であるこ
とを確認する処理が必要である。あるいは、更に予備抽
選の当選者と確認した本抽選応募者の中から更に何れか
を絞り込む処理を行う。これらは既存のCTI(Comput
er Telephony Integration)システムを利用してコンピ
ュータシステムに連携させ、既存のデータ処理を利用す
る等して適宜実施することができる。
【0017】このようにすれば、予備抽選にデータ通信
を利用するので、多数の応募が集中しても確実に受付処
理を行うことができる。そして、続く本抽選は電話応募
とすることで、データ通信による予備抽選の確認を行う
ことができる。その結果、応募集中による電話回線の混
雑障害等を回避できるとともに、予備抽選および本抽選
を行っても各々データ通信および電話による応募である
ため迅速な受付ないし結果発表が可能であり、郵便応募
等に比べて迅速な抽選処理を行うことができる。
【0018】本発明のシステムにおいて、前記予備抽選
サーバは応募者の情報処理端末にウェブアプリケーショ
ンを提供するウェブアプリケーションサーバを有し、前
記ウェブアプリケーションは当選者の情報処理端末にの
み前記本抽選サーバの受付電話番号を設定することが望
ましい。
【0019】ここで、情報処理端末としては、データ通
信機能を有する携帯電話機を利用することができ、この
ような携帯電話機であれば予備抽選から本抽選までを同
じ機械上で行うことができる。データ通信機能および電
話機能を有するパーソナルコンピュータシステムであれ
ば、同様に予備抽選から本抽選までを同じ機械上で行う
ことができる。なお、データ通信機能付きのパーソナル
コンピュータシステムと通常の電話機を用いれば、それ
ぞれ別個ではあるが、予備抽選と本抽選とを行うことが
できる。
【0020】このようにすれば、応募者からのデータ通
信の際に予備抽選サーバから応募処理に必要なアプリケ
ーションを情報処理端末に転送し、動作させることがで
きる。このため、応募に必要なソフトウェアを予め情報
処理端末にインストールしておく等の煩雑さを解消でき
る。
【0021】本発明のシステムにおいて、前記予備抽選
サーバおよび前記本抽選サーバから参照可能な応募者デ
ータベースと抽選データベースとを備え、前記応募者デ
ータベースは予備抽選の応募者の個人データを登録可能
であり、前記抽選データベースは前記予備抽選サーバか
ら予備抽選の当選者を登録可能かつ前記本抽選サーバか
ら参照可能であることが望ましい。
【0022】このようにすれば、応募者データベースに
より応募者の情報などを蓄積して後の企画等での再入力
等を解消できるとともに、抽選データベースを予備抽選
サーバと本抽選サーバとで相互参照することで本抽選に
おいて予備抽選の当選者を確実に選別できる。
【0023】本発明のシステムにおいて、前記公募企画
は電話による参加を行うものであり、前記本抽選サーバ
は受付けた電話を前記公募企画に継続可能であることが
望ましい。このようにすれば、本抽選のための電話をそ
のまま公募企画で利用でき、当選者は本抽選後に企画参
加のために改めて電話をする必要がなく、応募者の便宜
を向上できるとともに主催者側の通信負荷も軽減でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には本実施形態のシステム構
成が示されている。図2は本実施形態での処理の流れが
示され、図3ないし図6には各処理段階で携帯電話機に
表示される画面が示されている。
【0025】図1において、本実施形態の抽選システム
10は、主催者の企画20に対する参加者を募集するもので
あり、本発明に基づいて予備抽選と本抽選とを行うこと
で多数の応募者30から当選者を抽選するものである。こ
のために、抽選システム10は多数の応募者30が通信可能
な予備抽選サーバ11と本抽選サーバ12とを備えている。
【0026】本実施形態において、応募者30は情報処理
端末としてデータ通信機能付きの携帯電話機31を利用す
る。この携帯電話機31は、携帯パケット通信網32を経て
コンピュータネットワーク上の各種サーバに接続できる
とともに、公衆電話回線網33を介して電話通信が可能で
ある。
【0027】予備抽選サーバ11は、ウェブアプリケーシ
ョンサーバ13、応募者データベース14、抽選データベー
ス15を備えている。ウェブアプリケーションサーバ13
は、携帯パケット通信網32を介して応募者30の携帯電話
機31から接続されることにより、この携帯電話機31に応
募のためのウェブアプリケーションを転送する。携帯電
話機31上でウェブアプリケーションが動作することで、
応募者30は携帯電話機31からウェブアプリケーションサ
ーバ13に応募に必要な各種情報(本人の氏名住所電話番
号等の他、応募動機や希望等)を入力することができ
る。
【0028】ウェブアプリケーションサーバ13は、入力
された応募者30の情報を抽選IDと組み合わせて応募者
データベース14に登録するとともに、何れかを予備抽選
の当選者として抽選データベース15にその抽選IDを登
録する。
【0029】本抽選サーバ12は、予備抽選サーバ11とネ
ットワーク16を介して接続されているとともに、CTI
システム17を備えている。CTIシステム17は、公衆電
話回線網33を介して応募者30の携帯電話機31からの通話
を受けるとともに、携帯電話機31からの抽選IDの入力
を受付ける。そして、ネットワーク16を介して予備抽選
サーバ11の抽選データベース15を参照し、通話があった
応募者30が予備抽選の当選者であることを確認する。そ
して、確認ができたら何れか(または更なる絞り込みが
不要なら全て)を本抽選の当選者とし、継続中の通話を
主催者の企画20に転送する。
【0030】予備抽選における当選者の識別にあたって
は、次のような手順を利用することができる。先ず、抽
選データベース14に多数の抽選IDを準備しておく。そ
して、乱数利用その他の既存の手法で何れか必要数の抽
選IDを当選IDとして選択する。具体的には、当選と
する抽選IDのレコードの当選IDフラグをオンにする
等の処理を行う。
【0031】応募者データベース14には、応募者の住所
氏名等とともに発信者IDを設定しておく。発信者ID
は本抽選の際に携帯電話機31から別途手動入力するもの
に限らず、電話通信からCTIシステム17が自動的に取
得可能な携帯電話機31の発信者ID等とすることができ
る。抽選IDについては誤用等を避けるためパスワード
を組合せて使用してもよい。当選IDについても同様に
パスワードを設定してもよい。
【0032】主催者の企画20には電話機21あるいはファ
クシミリ装置22が適宜準備され、応募者30からの通話や
ファクシミリ通信を受信可能である。また、主催者の企
画20にはモニタ23が準備され、予備抽選サーバ11および
本抽選サーバ12への応募状況を表示する等できるように
なっている。
【0033】このような本実施形態における処理の流れ
は以下の通りである。図2に示すように、本実施形態に
おける抽選は、図中右端に示すように、抽選準備(処理
s1〜s2)、データ通信による予備抽選応募(処理s3〜s
8)、データ通信による予備抽選の当選確認(処理s9〜s
14)、音声通話モードによる本抽選(処理s15〜s17)、
音声通話モードによる企画への参加(処理s18)という
5つの段階で進む。
【0034】抽選準備に段階では、先ず抽選システム10
において、ウェブアプリケーションサーバ13により抽選
IDおよび当選IDの設定が行われる。設定された情報
は抽選データベース15に記録される(処理s1)。この
後、ウェブアプリケーションサーバ13上に外部接続可能
な抽選登録サイトを公開し、抽選受付を開始する。具体
的には、新聞や雑誌に広告を出して応募用ウェブサイト
のアドレス(URL;Universal Resource Locator)を掲
示したり、ウェブ上の検索サイトに登録等を行って広告
する(処理s2)。
【0035】次に、予備抽選の応募の段階に進む。広告
で企画を知った応募者30は、携帯電話機31からデータ通
信モードでウェブアプリケーションサーバ13の抽選登録
サイトに接続する(処理s3)。接続を受けたウェブアプ
リケーションサーバ13は、携帯電話機31に受付画面のデ
ータを転送する(処理s4)。データ転送された携帯電話
機31には受付画面が表示され、応募者30は応募データの
入力を行う(処理s5)。図3に示すように、受付画面40
には、参加する企画の概要説明41が記載されているとと
もに、応募者30の住所氏名電話番号等の応募データを入
力する入力欄42が配置されている。応募者30は、各項目
を入力し、応募ボタン43をクリックすることで各入力項
目がウェブアプリケーションサーバ13に転送される。
【0036】ウェブアプリケーションサーバ13は、転送
された応募データを応募者データベース14に登録する。
この際、各応募データには先に抽選データベース15に設
定した何れかの抽選IDを対応させ、一対にして登録す
る(処理s6)。続いて、ウェブアプリケーションサーバ
13は、携帯電話機31に受付完了画面のデータを転送する
(処理s7)。データ転送された携帯電話機31には受付完
了画面が表示される(処理s8)。図4に示すように、受
付完了画面44には、付与された抽選IDの表示45と当選
確認画面のURLまたは当該画面へのリンクボタン46が
表示される。参加する企画の概要説明41が記載されてい
るとともに、応募者30の住所氏名電話番号等の応募デー
タを入力する入力欄42が配置されている。
【0037】次に、予備抽選の当選確認の段階に進む。
応募を完了した応募者30は、図4のリンクボタン46をク
リックすることで確認画面に接続する(処理s9)。接続
を受けたウェブアプリケーションサーバ13は、携帯電話
機31に当選確認画面のデータを転送する(処理s10)。
データ転送された携帯電話機31には当選確認画面が表示
され、応募者30は先に付与された抽選IDの入力を行う
(処理s11)。図5に示すように、当選確認画面50に
は、抽選IDの入力欄51と確認ボタン52が表示される。
応募者30は、抽選IDの入力欄51に先に受付完了画面44
で提示された抽選IDを入力し、確認ボタン52をクリッ
クすることで入力した抽選IDがウェブアプリケーショ
ンサーバ13に転送される。
【0038】ウェブアプリケーションサーバ13は、転送
された抽選IDをキーとして抽選データベース15を検索
する(処理s12)。そして、該当する抽選IDが当選I
Dでなければ(同抽選IDに当選フラグが立っていな
い、あるいは同抽選IDに対応して当選IDが設定され
ていない等)、ウェブアプリケーションサーバ13は同抽
選IDを落選と判定し、携帯電話機31に「はずれ」を告
知する画面を表示する(処理s13)。
【0039】一方、当選であれば、ウェブアプリケーシ
ョンサーバ13は、携帯電話機31に当選告知画面を表示す
る(処理s14)。図6に示すように、当選告知画面53に
は、抽選IDおよび応募者30の氏名等の表示欄54と、企
画の参加についての説明55と、抽選ページへのリンクボ
タン56とが表示される。リンクボタン56は、企画への参
加電話番号(本抽選の受付電話番号に該当する)が組み
込まれたphone-toタグを含むアンカーとなっている。
【0040】次に、本抽選の段階に進む。当選した応募
者30は、図6のリンクボタン56をクリックすることで、
携帯電話機31からCTIシステム17に音声通話を行う
(処理s15)。音声通話を受けたCTIシステム17は、
受信した通話から携帯電話機31の発信者IDを識別し
(処理s16)、この発信者IDをキーとして応募者デー
タベース14を検索し、該当する応募者の抽選IDを取得
し、抽選データベース15を参照して抽選IDが当選者で
あるか否かを確認する(処理s17)。
【0041】そして、該当する抽選IDが当選IDでな
ければ(同抽選IDに当選フラグが立っていない、ある
いは同抽選IDに対応して当選IDが設定されていない
等)、CTIシステム17は同抽選IDを応募資格なしと
判定し、携帯電話機31に「応募資格がありません」を告
知する。この告知は画面表示かまたは音声で行う(処理
s18)。
【0042】一方、該当する抽選IDが当選IDであれ
ば、CTIシステム17は携帯電話機31からの通話を主催
者の企画に接続する(処理s19)。これにより本抽選が
完了し、通話を継続して企画への参加の段階に入る。
【0043】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。予備抽選に携帯電話機31によるデータ
通信を利用するので、多数の応募が集中しても確実に受
付処理を行うことができる。そして、続く本抽選は携帯
電話機31による電話応募とすることで、データ通信によ
る予備抽選の確認を行うことができる。その結果、応募
集中による電話回線の混雑障害等を回避できるととも
に、予備抽選および本抽選を行っても各々データ通信お
よび電話による応募であるため迅速な受付ないし結果発
表が可能であり、郵便応募等に比べて迅速な抽選処理を
行うことができる。この際、データ通信による予備抽選
と音声通話による本抽選とは同じ携帯電話機31を利用す
るため、本抽選の自動発信のためのデータ転送が可能
等、応募者30の利便性を高めることができる。
【0044】予備抽選は、データ通信による接続先の広
告を行っておき(処理s2)、データ通信による応募を受
付けて予備抽選の当選者を選定し(処理s4〜処理s8)、
その結果を前記予備抽選の応募者に通知する(処理s9〜
処理s14)とを含むとしたので、幅広い応募者からの応
募が得られるとともに、各処理により確実な予備抽選が
行える。
【0045】予備抽選では、予備抽選のデータ通信の間
に、抽選応募画面(図3、図4)から当選確認画面(図
5、図6)へと変るものの、当選者の選定および当該選
定の結果の通知が一連で行われるようにしたので、予備
抽選の応募のためのデータ通信とは別に改めて結果確認
のデータ通信等を行う必要がなく、応募者30の便宜を向
上できるとともに主催者側の通信負荷も軽減できる。
【0046】予備抽選では、リンクボタン46の形で当選
した応募者30のみに本抽選の応募用の受付電話番号が通
知されるので、予備抽選の当選者以外からの不必要な電
話を避けることができ、受付回線の混雑緩和に有効であ
る。
【0047】公募企画である主催者の企画20は電話によ
る参加を行うものであり、本抽選の電話がそのまま前記
公募企画に継続されるようにしたので、本抽選のための
電話をそのまま公募企画で利用でき、当選した応募者30
は本抽選後に企画参加のために改めて電話をする必要が
なく、応募者の便宜を向上できるとともに主催者側の通
信負荷も軽減できる。
【0048】抽選システム10は、本抽選サーバ12として
CTIシステム17を利用したので、応募者30の携帯電話
機31の発信者IDの自動検出等を効率よく行うことがで
きる。予備抽選サーバ11として、応募者30の携帯電話機
31にウェブアプリケーションを提供するウェブアプリケ
ーションサーバ13を用いたので、応募者30からのデータ
通信の際に予備抽選サーバ11から応募処理に必要なアプ
リケーションを携帯電話機31に転送し、随時動作させる
ことができ、パーソナルコンピュータを用いた場合でも
応募に必要なソフトウェアを予めインストールしておく
等の煩雑さを解消できる。
【0049】応募者30の情報処理端末として、データ通
信機能を有する携帯電話機31を利用するようにしたの
で、予備抽選から本抽選までを同じ機械上で行うことが
できるとともに、利用者が多いことから多数の応募を簡
単に得ることができる。また、ウェブアプリケーション
サーバ13を用いたので、データ通信機能および電話機能
を有するパーソナルコンピュータシステムであれば、同
様に予備抽選から本抽選までを同じ機械上で行うことが
できる。なお、データ通信機能付きのパーソナルコンピ
ュータシステムと通常の電話機を用いれば、それぞれ別
個ではあるが、予備抽選と本抽選とを行うことができ
る。
【0050】予備抽選サーバ11および本抽選サーバ12か
ら参照可能な応募者データベース14と抽選データベース
15とを用いることで、応募者データベース14に予備抽選
の応募者30の個人データを登録して後の企画等での再入
力等を解消できるとともに、抽選データベース15を予備
抽選サーバと本抽選サーバとで相互参照することで本抽
選において予備抽選の当選者を確実に選別できる。
【0051】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、以下のような変形も本発明に含まれるも
のである。前記実施形態において、本抽選の後、そのま
ま電話を継続したまま主催者の企画20に移行することは
本発明に必須ではなく、本抽選でも当選した旨の通知お
よび企画への具体的な参加方法を通知し、別途参加を促
すようにしてもよい。
【0052】前記実施形態では、予備抽選の後、応募者
30が確認画面に接続しなおす操作を行ったが、前記実施
形態では抽選データベース15において当選IDが既に決
定されており、受付完了画面において当選か落選かを表
示してもよい。前記実施形態では、抽選データベース15
において当選IDが既に決定されているとしたが、所定
期間の予備抽選の応募受付の後、当選者を決定するよう
にしてもよい。例えば、応募者データベース14に登録さ
れた何れかの応募者を選択すればよい。
【0053】前記実施形態において、抽選システム10は
ネットワーク16で接続された予備抽選サーバ11と本抽選
サーバ12とで構成されるとしたが、これらは一体化され
ていてもよい。図7に示すように、抽選システム10は予
備抽選サーバ11と本抽選サーバ12とが一体化したもので
あり、各々予備抽選サーバ11の中核となるウェブアプリ
ケーションサーバ13、本抽選サーバ12の中核となるCT
Iシステム17を備え、これらからアクセスされる応募者
データベース14および抽選データベース15を備えてい
る。各々および応募者30の携帯電話機31等の構成は前述
した図1の構成と同じであるのでここでは重複する説明
を省略する。このような構成によっても、前述した図1
の実施形態と全く同様な効果が得られる。
【0054】応募者データベース14および抽選データベ
ース15は予備抽選サーバ11に設定されるのではなく、本
抽選サーバ12に設置してもよく、あるいは外部におかれ
てネットワーク接続するようにしてもよい。これら以外
にも、必要な情報蓄積用にデータベースを設けてもよ
く、あるいは応募者データベース14および抽選データベ
ース15を統合してもよく、これらのデータファイルの配
置等は必要に応じて適宜設定すればよい。
【0055】予備抽選および本抽選における携帯電話機
31上の表示は前記実施形態に限定されるものではなく、
適宜配置や文章、表示される項目等を変更してもよい。
また、携帯電話機31に限らず、パーソナルコンピュータ
システムを利用してアクセスしてもよい。その他、シス
テム各部の構成等は既存のコンピュータ技術や通信技術
を利用して実現すればよい。
【0056】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
予備抽選にデータ通信を利用するので、多数の応募が集
中しても確実に受付処理を行うことができる。そして、
続く本抽選は電話応募とすることで、データ通信による
予備抽選の確認を行うことができる。その結果、応募集
中による電話回線の混雑障害等を回避できるとともに、
予備抽選および本抽選を行っても各々データ通信および
電話による応募であるため迅速な受付ないし結果発表が
可能であり、郵便応募等に比べて迅速な抽選処理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の抽選システムを示すブロ
ック図。
【図2】前記実施形態の処理流れを示すフロー図。
【図3】前記実施形態の予備抽選の受付画面を示す模式
図。
【図4】前記実施形態の予備抽選の受付完了画面を示す
模式図。
【図5】前記実施形態の予備抽選の当選確認画面を示す
模式図。
【図6】前記実施形態の予備抽選の当選告知画面を示す
模式図。
【図7】本発明の他の実施形態の抽選システムを示すブ
ロック図。
【符号の説明】
10 抽選システム 11 予備抽選サーバ 12 本抽選サーバ 13 ウェブアプリケーションサーバ 14 応募者データベース 15 抽選データベース 17 CTIシステム 20 主催者の企画 30 応募者 31 情報処理端末である携帯電話機 32 データ通信のための携帯パケット通信網 33 音声通話による電話通信のための公衆電話回線網

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆に対して参加者の募集を行う公募企
    画の参加者抽選方法であって、先ずデータ通信による予
    備抽選を行い、前記予備抽選の当選者に対して電話受付
    による本抽選を行うことを特徴とする公募企画の参加者
    抽選方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の公募企画の参加者抽選
    方法において、前記予備抽選は、データ通信による接続
    先の広告を行う処理と、前記接続先でデータ通信による
    応募を受付ける処理と、受付けた応募者から予備抽選の
    当選者を選定する処理と、その結果を前記予備抽選の応
    募者に通知する処理とを含むことを特徴とする公募企画
    の参加者抽選方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の公募企
    画の参加者抽選方法において、前記予備抽選では、前記
    データ通信の間に当選者の選定および当該選定の結果の
    通知が行われることを特徴とする公募企画の参加者抽選
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までの何れかに記
    載の公募企画の参加者抽選方法において、前記予備抽選
    では、当選者のみに前記本抽選の応募用の受付電話番号
    が通知されることを特徴とする公募企画の参加者抽選方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までの何れかに記
    載の公募企画の参加者抽選方法において、前記公募企画
    は電話による参加を行うものであり、前記本抽選の電話
    がそのまま前記公募企画に継続されることを特徴とする
    公募企画の参加者抽選方法。
  6. 【請求項6】 公衆に対して参加者の募集を行う公募企
    画の参加者抽選システムであって、データ通信による応
    募を受付けかつ受付けたデータ通信の何れかを選択して
    予備抽選の当選者とする予備抽選サーバと、前記予備抽
    選の当選者からの電話を受付けて本抽選の当選者を確定
    する本抽選サーバとを備えていることを特徴とする公募
    企画の参加者抽選システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の公募企画の参加者抽選
    システムにおいて、前記予備抽選サーバは応募者の情報
    処理端末にウェブアプリケーションを提供するウェブア
    プリケーションサーバを有し、前記ウェブアプリケーシ
    ョンは当選者の情報処理端末にのみ前記本抽選サーバの
    受付電話番号を設定することを特徴とする公募企画の参
    加者抽選システム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の公募企
    画の参加者抽選システムにおいて、前記予備抽選サーバ
    および前記本抽選サーバから参照可能な応募者データベ
    ースと抽選データベースとを備え、前記応募者データベ
    ースは予備抽選の応募者の個人データを登録可能であ
    り、前記抽選データベースは前記予備抽選サーバから予
    備抽選の当選者を登録可能かつ前記本抽選サーバから参
    照可能であることを特徴とする公募企画の参加者抽選シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項6から請求項8までの何れかに記
    載の公募企画の参加者抽選システムにおいて、前記公募
    企画は電話による参加を行うものであり、前記本抽選サ
    ーバは受付けた電話を前記公募企画に継続可能であるこ
    とを特徴とする公募企画の参加者抽選システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6142061B1 (ja) * 2016-10-18 2017-06-07 株式会社ドワンゴ 抽選通知装置、方法およびプログラム
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