JP2002091242A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP2002091242A
JP2002091242A JP2000280325A JP2000280325A JP2002091242A JP 2002091242 A JP2002091242 A JP 2002091242A JP 2000280325 A JP2000280325 A JP 2000280325A JP 2000280325 A JP2000280325 A JP 2000280325A JP 2002091242 A JP2002091242 A JP 2002091242A
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JP2000280325A
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Makoto Takamatsu
良 高松
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置が中央管理装置を利用し、用紙
の管理を中央管理装置に行なわせることにより、顧客の
煩雑な管理作業や発注業務の負担を軽減する。 【解決手段】 画像形成装置10のメイン制御部11
が、コピー枚数カウント部13のカウント値と設定サイ
ズの用紙の装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出
し、設定報知枚数およびその算出された用紙の残枚数を
示す情報を遠隔診断部1へ送信し、その情報を受信した
遠隔診断部1が、その受信情報が示す設定サイズの用紙
の残枚数が設定報知枚数に達したか否かを判断し、設定
報知枚数に達した場合にその旨(又は用紙の残枚数)を
示す情報を画像形成装置10へ送信し、その情報を受信
した画像形成装置10が、その受信情報を表示(又は音
声)によって報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中央管理装置に
より通信回線を介して複写等の画像形成装置を遠隔管理
する画像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置管理システムとして
は、不特定多数のユーザ(顧客)先にそれぞれ設置され
た画像形成装置を通信コントロール部(これは画像形成
装置に内蔵されるか、ケーブル等を介して接続される)
および公衆回線(電話回線)等の通信回線を利用して、
サービスセンタに設置されている中央管理装置(遠隔診
断部)と接続可能にしたものが一般に知られている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
例えば特開平7−98555号公報に見られるように、
遠隔地の各顧客先にそれぞれ設置されている複数の画像
形成装置を中央管理装置(中央制御装置)によって集中
的に遠隔管理することにより、以下の(1)〜(4)に
示すようなことを実現可能にするものである。
【0004】(1)効率,迅速対応サービス体制 (2)保守契約料金を請求するための検針業務の自動化 (3)新付加価値サービスが可能な環境 (4)戦略情報の収集
【0005】例えば、(2)に関しては、遠隔管理(遠
隔診断)を前提とした画像形成装置内に、用紙の使用枚
数をカウントする機能を用意することにより、そのカウ
ント値を中央管理装置から読み出し及び書き換えること
が可能になるため、保守契約料金を請求するための検針
業務を自動化することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置が設置されている顧客先では、顧客が画像形成装
置に装填されている用紙(記録紙)の残枚数の管理およ
び必要以上の予備の用紙の管理を行なう必要があり、用
紙がなくなった時に急いでサービス拠点に対する用紙の
発注業務を行なう必要がある。そのため、顧客は用紙の
煩雑な管理が必要となり、用紙がなくなった場合などは
業務に支障をきたす可能性があった。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置が中央管理装置を利用し、用紙の
管理を中央管理装置に行なわせることにより、顧客の煩
雑な管理作業や発注業務の負担を軽減することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、中央管理装
置により通信回線を介して複写等の画像形成装置を遠隔
管理する画像形成装置管理システムにおいて、上記の目
的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項1の発明は、画像形成装置に、用紙
の装填枚数を設定する装填枚数設定手段と、報知枚数を
設定する報知枚数設定手段と、用紙の使用枚数をカウン
トする枚数カウント手段と、該手段のカウント値と装填
枚数設定手段によって設定された用紙の装填枚数とによ
って用紙の残枚数を算出する残枚数算出手段と、報知枚
数設定手段によって設定された報知枚数および残枚数算
出手段によって算出された用紙の残枚数を示す情報を通
信回線を介して中央管理装置へ送信する手段と、中央管
理装置から用紙の残枚数が報知枚数に達した旨又はその
残枚数を示す情報を受信したとき、その情報を表示又は
音声によって報知する報知手段とを設け、中央管理装置
に、画像形成装置から報知枚数および用紙の残枚数を示
す情報を受信したとき、その用紙の残枚数が報知枚数に
達したか否かを判断する手段と、該手段によって用紙の
残枚数が報知枚数に達したと判断された場合に、その旨
又はその用紙の残枚数を示す情報を通信回線を介して画
像形成装置へ送信する手段とを設けたものである。
【0010】請求項2の発明は、画像形成装置に、用紙
の装填枚数を設定する装填枚数設定手段と、報知枚数を
設定する報知枚数設定手段と、用紙の使用枚数をカウン
トする枚数カウント手段と、装填枚数設定手段によって
設定された用紙の装填枚数,報知枚数設定手段によって
設定された報知枚数,および上記枚数カウント手段のカ
ウント値を示す情報を通信回線を介して中央管理装置へ
送信する手段と、中央管理装置から用紙の残枚数が報知
枚数に達した旨又はその残枚数を示す情報を受信したと
き、その情報を表示又は音声によって報知する報知手段
とを設け、中央管理装置に、画像形成装置から用紙の装
填枚数,報知枚数,およびカウント値を示す情報を受信
したとき、そのカウント値と用紙の装填枚数とに応じて
用紙の残枚数を算出する手段と、該手段によって算出さ
れた用紙の残枚数が報知枚数に達したか否かを判断する
手段と、該手段によって用紙の残枚数が報知枚数に達し
たと判断された場合に、その旨又はその用紙の残枚数を
示す情報を通信回線を介して画像形成装置へ送信する手
段とを設けたものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置管理システムにおいて、画像形成装置が、パー
ソナルコンピュータ等のプリンタホスト部からの情報に
基づいて画像形成を行なうプリンタ機能を有する画像形
成装置である場合、その画像形成装置の報知手段を、中
央管理装置から用紙の残枚数が報知枚数に達した旨又は
その残枚数を示す情報を受信したとき、その情報をプリ
ンタホスト部へ送信して表示又は音声によって報知させ
る手段としたものである。
【0012】請求項4の発明は、画像形成装置に、用紙
の装填枚数を設定する装填枚数設定手段と、報知枚数を
設定する報知枚数設定手段と、用紙の使用枚数をカウン
トする枚数カウント手段と、該手段のカウント値と装填
枚数設定手段によって設定された用紙の装填枚数とによ
って用紙の残枚数を算出する残枚数算出手段と、報知枚
数設定手段によって設定された報知枚数および残枚数算
出手段によって算出された用紙の残枚数を示す情報を通
信回線を介して中央管理装置へ送信する手段と、中央管
理装置から用紙の発注内容を示す情報を受信したとき、
その情報を表示又は音声によって報知する報知手段とを
設け、中央管理装置に、画像形成装置から報知枚数およ
び用紙の残枚数を示す情報を受信したとき、その用紙の
残枚数が報知枚数に達したか否かを判断する手段と、該
手段によって用紙の残枚数が報知枚数に達したと判断さ
れた場合に、その用紙を画像形成装置を管轄するサービ
ス拠点に設置されるコンピュータシステム又は端末装置
に対して自動発注する手段と、該手段による用紙の発注
内容を示す情報を画像形成装置へ送信する手段とを設け
たものである。
【0013】請求項5の発明は、画像形成装置に、用紙
の装填枚数を設定する装填枚数設定手段と、報知枚数を
設定する報知枚数設定手段と、用紙の使用枚数をカウン
トする枚数カウント手段と、装填枚数設定手段によって
設定された用紙の装填枚数,報知枚数設定手段によって
設定された報知枚数,および枚数カウント手段のカウン
ト値を示す情報を通信回線を介して中央管理装置へ送信
する手段と、中央管理装置から用紙の発注内容を示す情
報を受信したとき、その情報を表示又は音声によって報
知する報知手段とを設け、中央管理装置に、画像形成装
置から用紙の装填枚数,報知枚数,およびカウント値を
示す情報を受信したとき、そのカウント値と用紙の装填
枚数とによって用紙の残枚数を算出する手段と、該手段
によって算出された用紙の残枚数が報知枚数に達したか
否かを判断する手段と、該手段によって用紙の残枚数が
報知枚数に達したと判断された場合に、その用紙を画像
形成装置を管轄するサービス拠点に設置されるコンピュ
ータシステム又は端末装置に対して自動発注する手段
と、該手段による用紙の発注内容を示す情報を通信回線
を介して画像形成装置へ送信する手段とを設けたもので
ある。
【0014】請求項6の発明は、請求項4又は5の画像
形成装置管理システムにおいて、画像形成装置が、パー
ソナルコンピュータ等のプリンタホスト部からの情報に
基づいて画像形成を行なうプリンタ機能を有する画像形
成装置である場合、その画像形成装置の報知手段を、中
央管理装置から用紙の発注内容を示す情報を受信したと
き、その情報をプリンタホスト部へ送信して表示又は音
声によって報知させる手段としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明による画
像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図、図
2はその遠隔診断部およびサービス拠点(サービスステ
ーション)の構成例を示すブロック図である。
【0016】この画像形成装置管理システムは、サービ
スセンタに設置されている中央管理装置としての遠隔診
断部(ホスト)1と、顧客先(ユーザ側)に設置されて
いる画像形成装置10および通信コントロール部3と、
サービス拠点に設置されている端末装置(その端末装置
を含むコンピュータシステムでもよい)25a,25
b,…,25nとによって構成されている。
【0017】なお、図1には、図示の都合上、1つの顧
客先に設置されている1台の画像形成装置10および通
信コントロール部3しか図示していないが、実際には複
数の顧客先が存在し、それらにそれぞれ1台又は複数台
の画像形成装置および通信コントロール部が設置されて
いる。また、サービス拠点も複数存在し、その各サービ
ス拠点にそれぞれ端末装置25a,25b,…,25n
が設置されている。
【0018】遠隔診断部1は、画像形成装置10を含む
顧客別の各画像形成装置を遠隔管理するものであり、通
信コントロール部3を含む顧客別の各通信コントロール
部と電話回線4(他の通信回線でもよい)を介して接続
したり、各サービス拠点の端末装置(又はコンピュータ
システム)とLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)等のネットワーク(他の通信回線でもよい)24を
介して接続する複数台のクライアントコンピュータ(以
下単に「クライアント」という)21a,21b,……
21nと、サーバ22とを設け、それらをLAN等のネ
ットワーク23によって相互に接続している。
【0019】画像形成装置10は、コピー機能,プリン
タ機能,およびFAX(ファクシミリ)機能を有するも
のであり、原稿の画像を読み取る画像読取部と、それに
よって読み取られた画像情報,プリンタホスト部2から
の情報,あるいはFAX受信した画像情報に基づいて用
紙上に画像形成する画像形成部とを備えている。なお、
上記各機能を全て備える必要はなく、またそのいずれか
1つの機能のみを備えるようにしてもよい。
【0020】この画像形成装置10は、画像読取部や画
像形成部の他に、メイン制御部11,演算部12,コピ
ー枚数カウント部13,データ記憶部14,および操作
表示部15を備えている。なお、メイン制御部11,演
算部12,コピー枚数カウント部13,およびデータ記
憶部14としての機能は、中央処理装置(CPU),R
OM,RAM等からなるマイクロコンピュータによって
実現できる。
【0021】メイン制御部11は、この画像形成装置全
体の制御を統括的に制御する。また、プリンタホスト部
2との通信を制御する。演算部12は、コピー枚数カウ
ント部13のカウント値と予め設定された用紙の装填枚
数とによって用紙の残枚数を算出する。コピー枚数カウ
ント部13は、コピー枚数(用紙の使用枚数)をカウン
トする。つまり、コピー動作(画像形成動作)を行なう
際に使用する用紙を給紙トレイから給紙する毎に、コピ
ー枚数をアップカウント(+1)する。
【0022】データ記憶部14は、給紙トレイへの装填
(収納)用紙サイズ,給紙トレイ別のコピー枚数,トー
タルコピー枚数などの各種情報(データ)を記憶する。
このデータ記憶部14として、読み書き可能なメモリを
使用する。操作表示部15は、各種操作を行なうための
操作部と、通常の操作画面の他に、この発明に係わる用
紙の残枚数や用紙の発注に関する操作画面を表示する表
示部とを備えている。
【0023】通信コントロール部3は、遠隔診断部1か
らの各種情報を画像形成装置10へ送信したり、逆に画
像形成装置10からの各種情報を電話回線4を経由して
遠隔診断部1へ送信(通報)する。この通信コントロー
ル部3は、24時間通電を行なっていて、通常画像形成
装置10の電源が遮断されている(オフになっている)
夜間でも遠隔診断部1との通信を可能にしている。
【0024】各サービス拠点にそれぞれ設置されている
端末装置25a,25b,…25nは、画像形成装置1
0を含む顧客別の各画像形成装置を予め設定されたグル
ープ毎に管轄するために用いられる。
【0025】図3は、クライアント21a,21b,…
…,サーバ22の構成例を示すブロック図である。クラ
イアント21aは、CPU31,リアルタイムクロック
回路32,ROM33,RAM34,通信制御ユニット
35a,35b,……,外部メモリ制御ユニット36,
表示制御ユニット37,キーボードI/F回路部38,
ネットワークI/Fユニット39,ハードディスク装置
40,CRTディスプレイ41,キーボード42等によ
って構成されている。
【0026】なお、クライアント21bもクライアント
21aと同様の構成なので、ネットワークI/Fユニッ
ト39以外の各部の図示および説明は省略する。さら
に、遠隔診断部1内の他のクライアント21nもクライ
アント21aと同様の構成なので、図示および説明は省
略する。
【0027】CPU31は、ROM33内の制御プログ
ラムによってクライアント21a全体を統括的に制御す
る中央処理装置である。リアルタイムクロック回路32
は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれ
を読み込むことによって現在の時刻を知ることができ
る。ROM33は、CPU31が使用する制御プログラ
ムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メ
モリである。
【0028】RAM34は、CPU31がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み
書き可能なメモリである。通信制御ユニット35a,3
5bは、それぞれ電話回線4を介して外部機器との通信
を制御する。外部メモリ制御ユニット36は、ハードデ
ィスク装置(以下「HDD」と略称する)40とのイン
タフェース制御を行なう。
【0029】表示制御ユニット37は、CRTディスプ
レイ41(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよ
い)とのインタフェース制御を行なう。キーボードI/
F回路部38は、キーボード42とのインタフェース制
御を行なう。ネットワークI/Fユニット39は、ネッ
トワーク23に接続されている他のクライアントやサー
バ22とのインタフェース制御を行なう。
【0030】サーバ22は、CPU51,リアルタイム
クロック回路52,ROM53,RAM54,外部メモ
リ制御ユニット55,表示制御ユニット56,キーボー
ドI/F回路部57,ネットワークI/Fユニット5
8,HDD59,CRTディスプレイ60,キーボード
61等によって構成されている。CPU51は、ROM
53内の制御プログラムによってサーバ22全体を統括
的に制御する中央処理装置である。
【0031】リアルタイムクロック回路52は、時刻情
報を発生するものであり、CPU51がそれを読み込む
ことによって現在の時刻を知ることができる。ROM5
3は、CPU51が使用する制御プログラムを含む各種
固定データを格納している読み出し専用メモリである。
RAM54は、CPU51がデータ処理を行なう際に使
用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメ
モリである。
【0032】外部メモリ制御ユニット55は、HDD5
9とのインタフェース制御を行なう。HDD59は、例
えば図2に示すような顧客データベース(以下「データ
ベース」を「DB」と略称する)59aおよび受信履歴
DB59bを格納する。
【0033】この顧客DB59aは、画像形成装置の機
種・機番,その画像形成装置を購入した顧客の識別情報
(顧客ID),顧客の名前(顧客名),住所,地区コー
ド,ビル名,機器設置フロア,顧客担当者名,顧客担当
者電話番号,通信コントロール部機種・機番,通信コン
トロール部接続番号,担当サービス区の各々の拠点名,
連絡先,担当CE(担当サービスマン)などの顧客を特
定するための情報(顧客情報)を格納している。
【0034】受信履歴DB59bは、各顧客先の画像形
成装置からの情報の受信時刻(受信年月日時分),その
各画像形成装置の機種・機番,受信識別コード,詳細デ
ータなどの受信履歴情報を格納している。
【0035】表示制御ユニット56は、CRTディスプ
レイ60(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよ
い)とのインタフェース制御を行なう。キーボードI/
F回路部57は、キーボード61とのインタフェース制
御を行なう。ネットワークI/Fユニット58は、ネッ
トワーク23に接続されているクライアント21a,2
1b,……,21nとのインタフェース制御を行なう。
【0036】ここで、この画像形成装置管理システムで
は、画像形成装置10が、この発明による各種の機能
(手段)に対応するプログラムをメイン制御部11内の
ROMに予め記憶しておき、メイン制御部11内のCP
Uがそのプログラムに従って動作し、その際に演算部1
2,コピー枚数カウント部13,データ記憶部14,お
よび操作表示部15を使用することにより、この発明に
よる各種の機能を実現することができる。
【0037】また、遠隔診断部1が、この発明による各
種の機能(手段)に対応するプログラムをROMに予め
記憶するか、あるいは、内蔵の又は外付けのフロッピデ
ィスク装置あるいは光ディスク装置等のディスク装置に
よって、この発明による記録媒体(フロッピディスクや
光ディスク等のディスク)に記録されているプログラム
を読み込んで、内蔵のHDD(ハードディスク装置)内
のハードディスクあるいは不揮発性RAMやRAMにイ
ンストールし、コンピュータ(CPU)がそのプログラ
ムに従って動作することにより、この発明による各種の
機能を実現することができる。
【0038】以下、この画像形成装置管理システムにお
けるこの発明に係わる処理動作について、図4以降の各
図面も参照して具体的に説明する。図4〜図12は、こ
の発明による処理のそれぞれ異なる実施形態(各請求項
に対応する)を示すフローチャートである。これらの各
図において、ステップを「S」と略記している。
【0039】〔第1実施形態:図4,図5〕図4は画像
形成装置10のメイン制御部11によるこの発明に係わ
る処理の第1例(請求項1,3に対応する)を示すフロ
ーチャート、図5は遠隔診断部1のクライアント21
a,21b,…,21nによるこの発明に係わる処理の
第1例(請求項1,3に対応する)を示すフローチャー
トである。
【0040】顧客は、画像形成装置10の給紙トレイに
用紙を装填した後、操作表示部15上のキー操作によっ
てその用紙の装填枚数をその用紙サイズと共に入力す
る。また、報知枚数も入力する。画像形成装置10のメ
イン制御部11は、用紙の装填枚数およびその用紙サイ
ズが入力されると、その用紙の装填枚数をそのサイズに
対応付けて設定してデータ記憶部14に記憶する。ま
た、報知枚数が入力されると、その報知枚数も設定して
データ記憶部14に記憶する。
【0041】顧客は、画像形成装置10を使用して原稿
を複数部コピーする場合、画像形成装置10のコンタク
トガラス上に原稿をセットし、操作表示部15上のキー
操作によって用紙サイズ,コピー部数を含む各種画像形
成条件を入力した後、コピーを開始させるためのキー操
作を行なう。
【0042】画像形成装置10のメイン制御部11は、
各種画像形成条件が入力されると、その各種画像形成条
件を設定してデータ記憶部14に記憶し、コピーを開始
させるためのキー操作が行なわれると、図4の処理を開
始し、まずステップ1でコンタクトガラス上の原稿の画
像を光学的に読み取ってデータ記憶部14に記憶する画
像読取動作を行なう。
【0043】次に、ステップ2で原稿から読み取った画
像情報に基づいて設定サイズの用紙を装填している給紙
トレイから給紙した用紙上に画像形成する画像形成動作
を行ない、ステップ3でコピー枚数カウント部13にカ
ウントアップ信号を出力してコピー枚数のアップカウン
ト(+1)を行なわせ、ステップ4で設定部数分のコピ
ーが終了したか否かを判断する。
【0044】そして、設定部数分のコピーが終了してい
ない場合は、ステップ2に戻って上述と同様の処理を繰
り返し、設定部数分のコピーが終了した後、ステップ5
でコピー枚数カウント部13のカウント値とデータ記憶
部14内の設定サイズの用紙の装填枚数とによってその
用紙の残枚数を算出してデータ記憶部14に記憶する。
なお、コピー枚数カウント部13にコピー部数のカウン
トアップを行なわせる毎にデータ記憶部14内の用紙の
残枚数をデクリメント(−1)するようにしてもよい。
【0045】その後、ステップ6で設定報知枚数および
設定サイズの用紙の残枚数を示す情報を顧客情報と共に
通信コントロール部3および電話回線4を介して遠隔診
断部1へ送信し、ステップ7で遠隔診断部1からの用紙
の残枚数が報知枚数に達した旨を示す情報(その残枚数
を示す情報でもよい)の受信の有無をチェックし、その
情報を受信した場合にのみステップ8でその受信情報を
操作表示部15の表示によって報知する。なお、スピー
カを備えている場合は、上記受信情報を音声によって報
知することもできる。
【0046】一方、遠隔診断部1のクライアント(クラ
イアント21a,21b,…,21nのいずれか)は、
定期的に図5の処理を開始し、まずステップ11で設定
報知枚数および設定サイズの用紙の残枚数を示す情報の
受信の有無をチェックし、その情報を受信した場合はス
テップ12でその受信情報を対応するDBに蓄積する。
このとき、顧客DB59aおよび受信履歴DB59bに
それぞれ必要な情報を蓄積する。
【0047】次に、ステップ13で対応するDBに蓄積
した受信情報が示す設定サイズの用紙の残枚数が設定報
知枚数に達したか否かを判断し、設定報知枚数に達して
いればステップ14で用紙の残枚数が報知枚数に達した
旨を示す情報(その残枚数を示す情報でもよい)を電話
回線4および通信コントロール部3を介して画像形成装
置10へ送信する。
【0048】このように、画像形成装置10が、コピー
枚数カウント部13のカウント値と設定サイズの用紙の
装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出し、設定報
知枚数およびその算出された用紙の残枚数を示す情報を
遠隔診断部1へ送信し、その情報を受信した遠隔診断部
1が、その受信情報が示す設定サイズの用紙の残枚数が
設定報知枚数に達したか否かを判断し、設定報知枚数に
達した場合にその旨(又は用紙の残枚数)を示す情報を
画像形成装置10へ送信し、その情報を受信した画像形
成装置10が、その受信情報を表示(又は音声)によっ
て報知するので、顧客はその報知により画像形成装置1
0の設定サイズの用紙の残枚数が報知枚数に達したこと
を認識し、その用紙がなくなる前に画像形成装置10を
管轄するサービス拠点に対して用紙の発注を行なうこと
ができる。
【0049】すなわち、画像形成装置10が遠隔診断部
1を利用し、用紙の管理を遠隔診断部1に行なわせるこ
とにより、用紙切れによる業務の中断がなくなり、顧客
の煩雑な管理作業や発注業務の負担を軽減することがで
きる。
【0050】また、画像形成装置10が、設定報知枚数
および算出した用紙の残枚数を示す情報を遠隔診断部1
へ送信した後は、その情報をデータ記憶部14から削除
できるため、そのデータ記憶部14は上記情報が遠隔診
断部1へ送信されるまで保持できる必要最小限の容量を
持つだけで済み、画像形成装置10のコストアップを回
避することができる。
【0051】なお、遠隔診断部1側でも、画像形成装置
10と同様な報知を行なうことが可能であり、その報知
を行なえば、クライアントのオペレータ(センタオペレ
ータ)は、その報知により画像形成装置10の設定サイ
ズの用紙の残枚数が報知枚数に達したことを認識し、画
像形成装置10を管轄するサービス拠点に対して用紙の
発注を行なうことができるため、用紙切れによる業務の
中断がなくなり、顧客の煩雑な管理作業や発注業務の負
担を一層軽減することが可能になる。
【0052】また、図4の処理はコピー動作時の処理を
示したものであるが、プリント動作(プリンタホスト部
2からの情報に基づいて用紙上に画像形成する動作)時
又はFAX受信動作(FAX受信した画像情報に基づい
て用紙上に画像形成する動作)時にもステップ2以降と
同様の処理を行なうことができる。但し、プリント動作
時には、ステップ8で遠隔診断部1から受信した情報で
ある用紙の残枚数が報知枚数に達した旨(又は用紙の残
枚数)を示す情報をプリンタホスト部2へ送信して表示
(又は音声)によって報知させる。
【0053】〔第2実施形態:図6,図7〕図6は画像
形成装置10のメイン制御部11によるこの発明に係わ
る処理の第2例(請求項2,3に対応する)を示すフロ
ーチャート、図7は遠隔診断部1のクライアント21
a,21b,…,21nによるこの発明に係わる処理の
第2例(請求項2,3に対応する)を示すフローチャー
トである。なお、第2実施形態の場合、画像形成装置1
0内の演算部12は不要である。
【0054】この第2実施形態でも、画像形成装置10
のメイン制御部11は、操作表示部15上のキー操作に
より、給紙トレイへの用紙の装填枚数がその用紙サイズ
と共に入力されると、その用紙の装填枚数をそのサイズ
に対応付けて設定してデータ記憶部14に記憶する。ま
た、報知枚数が入力されると、その報知枚数も設定して
データ記憶部14に記憶する。
【0055】さらに、各種画像形成条件が入力される
と、その各種画像形成条件を設定してデータ記憶部14
に記憶し、コピーを開始させるためのキー操作が行なわ
れると、図6の処理を開始し、ステップ21〜24で図
4のステップ1〜4と同様の処理を行ない、設定部数分
のコピーが終了した後、ステップ25でデータ記憶部1
4内の設定サイズの用紙の装填枚数,設定報知枚数,お
よびコピー枚数カウント部13のカウント値(コピーカ
ウント値)を示す情報を顧客情報と共に通信コントロー
ル部3および電話回線4を介して遠隔診断部1へ送信す
る。
【0056】その後、ステップ26で遠隔診断部1から
の用紙の残枚数が報知枚数に達した旨を示す情報(その
残枚数を示す情報でもよい)の受信の有無をチェック
し、その情報を受信した場合にのみステップ27でその
受信情報を操作表示部15の表示によって報知する。な
お、スピーカを備えている場合は、上記受信情報を音声
によって報知することもできる。
【0057】一方、遠隔診断部1のクライアント(クラ
イアント21a,21b,…,21nのいずれか)は、
定期的に図7の処理を開始し、まずステップ31で設定
サイズの用紙の装填枚数,設定報知枚数,およびコピー
カウント値を示す情報の受信の有無をチェックし、その
情報を受信した場合はステップ32でその受信情報を対
応するDBに蓄積する。このとき、顧客DB59aおよ
び受信履歴DB59bにそれぞれ必要な情報を蓄積す
る。
【0058】次に、ステップ33で対応するDBに蓄積
した受信情報が示すコピーカウント値と設定サイズの用
紙の装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出し、ス
テップ34でその算出した用紙の残枚数が設定報知枚数
に達したか否かを判断し、設定報知枚数に達していれば
ステップ35で用紙の残枚数が報知枚数に達した旨を示
す情報(その残枚数を示す情報でもよい)を電話回線4
および通信コントロール部3を介して画像形成装置10
へ送信する。
【0059】このように、画像形成装置10が、データ
記憶部14内の設定サイズの用紙の装填枚数,設定報知
枚数,およびコピーカウント値を示す情報を遠隔診断部
1へ送信し、その情報を受信した遠隔診断部1が、その
受信情報が示すコピーカウント値と設定サイズの用紙の
装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出し、その算
出した用紙の残枚数が設定報知枚数に達したか否かを判
断し、設定報知枚数に達した場合にその旨(又は用紙の
残枚数)を示す情報を画像形成装置10へ送信し、その
情報を受信した画像形成装置10が、その受信情報を表
示(又は音声)によって報知するので、顧客はその報知
により画像形成装置10の設定サイズの用紙の残枚数が
報知枚数に達したことを認識し、その用紙がなくなる前
に画像形成装置10を管轄するサービス拠点に対して用
紙の発注を行なうことができる。
【0060】すなわち、画像形成装置10が遠隔診断部
1を利用し、用紙の管理を遠隔診断部1に行なわせるこ
とにより、用紙切れによる業務の中断がなくなり、顧客
の煩雑な管理作業や発注業務の負担を軽減することがで
きる。
【0061】また、画像形成装置10に演算部12を設
ける必要がなく、しかも画像形成装置10が、データ記
憶部14内の設定サイズの用紙の装填枚数,設定報知枚
数,およびコピーカウント値を示す情報を遠隔診断部1
へ送信した後は、その情報をデータ記憶部14から削除
できるため、そのデータ記憶部14は上記情報が遠隔診
断部1へ送信されるまで保持できる必要最小限の容量を
持つだけで済み、画像形成装置10のコストダウンを実
現することができる。
【0062】なお、遠隔診断部1側でも、画像形成装置
10と同様な報知を行なうことが可能であり、その報知
を行なえば、センタオペレータは、その報知により画像
形成装置10の設定サイズの用紙の残枚数が報知枚数に
達したことを認識し、画像形成装置10を管轄するサー
ビス拠点に対して用紙の発注を行なうことができるた
め、用紙切れによる業務の中断がなくなり、顧客の煩雑
な管理作業や発注業務の負担を一層軽減することが可能
になる。
【0063】また、図6の処理はコピー動作時の処理を
示したものであるが、プリント動作時又はFAX受信動
作時にもステップ22以降と同様の処理を行なうことが
できる。但し、プリント動作時には、ステップ27で遠
隔診断部1から受信した情報である用紙の残枚数が報知
枚数に達した旨を示す情報(その残枚数を示す情報でも
よい)をプリンタホスト部2へ送信して表示(又は音
声)によって報知させる。
【0064】〔第3実施形態:図8,図9〕図8は画像
形成装置10のメイン制御部11によるこの発明に係わ
る処理の第3例(請求項4,6に対応する)を示すフロ
ーチャート、図9は遠隔診断部1のクライアント21
a,21b,…,21nによるこの発明に係わる処理の
第3例(請求項4,6に対応する)を示すフローチャー
トである。
【0065】この第3実施形態でも、画像形成装置10
のメイン制御部11は、操作表示部15上のキー操作に
応じた各種処理を行ない、コピーを開始させるためのキ
ー操作が行なわれた時に、図8の処理を開始し、ステッ
プ41〜46で図4のステップ1〜6と同様の処理を行
なった後、ステップ47で遠隔診断部1からの用紙の発
注内容を示す情報の受信の有無をチェックし、その情報
を受信した場合にのみステップ48でその受信情報を表
示又は音声によって報知する。なお、スピーカを備えて
いる場合は、上記受信情報を音声によって報知すること
もできる。
【0066】一方、遠隔診断部1のクライアント(クラ
イアント21a,21b,…,21nのいずれか)は、
定期的に図9の処理を開始し、まずステップ51〜53
で図5のステップ11〜13と同様の処理を行ない、設
定サイズの用紙の残枚数が設定報知枚数に達していれ
ば、ステップ54でその用紙を画像形成装置10を管轄
するサービス拠点に設置されている端末装置(又はコン
ピュータシステム)に対して自動発注した後、ステップ
55でその用紙の発注内容を示す情報を電話回線4およ
び通信コントロール部3を介して画像形成装置10へ送
信する。
【0067】ここで、各サイズの用紙をそれぞれ自動発
注する際の発注部数を予め設定しておくことにより、各
サイズの用紙の残枚数がそれぞれ設定報知枚数に達した
場合に、その用紙を対応する設定部数だけ画像形成装置
10を管轄するサービス拠点に設置されている端末装置
(又はコンピュータシステム)に対して自動的に発注す
ることができる。
【0068】このように、画像形成装置10が、コピー
枚数カウント部13のカウント値と設定サイズの用紙の
装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出し、設定報
知枚数およびその算出された用紙の残枚数を示す情報を
遠隔診断部1へ送信し、その情報を受信した遠隔診断部
1が、その受信情報が示す設定サイズの用紙の残枚数が
設定報知枚数に達したか否かを判断し、設定報知枚数に
達した場合にその用紙を画像形成装置10を管轄するサ
ービス拠点に設置されている端末装置(又はコンピュー
タシステム)に対して自動発注すると共に、その用紙の
発注内容を示す情報を画像形成装置10へ送信し、その
情報を受信した画像形成装置10が、その受信情報を表
示(又は音声)によって報知するので、顧客はその報知
により画像形成装置10の設定サイズの用紙の残枚数が
報知枚数に達したため、その用紙が自動発注されたこと
を認識することができる。
【0069】すなわち、画像形成装置10が遠隔診断部
1を利用し、用紙の管理を遠隔診断部1に行なわせるこ
とにより、用紙切れによる業務の中断がなくなり、顧客
の煩雑な管理作業や発注業務の負担を大幅に軽減するこ
とができる。
【0070】また、画像形成装置10が、設定報知枚数
および算出した用紙の残枚数を示す情報を遠隔診断部1
へ送信した後は、その情報をデータ記憶部14から削除
できるため、そのデータ記憶部14は上記情報が遠隔診
断部1へ送信されるまで保持できる必要最小限の容量を
持つだけで済み、画像形成装置10のコストアップを回
避することができる。
【0071】なお、図8の処理はコピー動作時の処理を
示したものであるが、プリント動作時又はFAX受信動
作時にもステップ42以降と同様の処理を行なうことが
できる。但し、プリント動作時には、ステップ48で遠
隔診断部1から受信した情報である用紙の発注内容を示
す情報をプリンタホスト部2へ送信して表示(又は音
声)によって報知させる。
【0072】〔第4実施形態:図10,図11〕図10
は画像形成装置10のメイン制御部11によるこの発明
に係わる処理の第4例(請求項5,6に対応する)を示
すフローチャート、図11は遠隔診断部1のクライアン
ト21a,21b,…,21nによるこの発明に係わる
処理の第4例(請求項5,6に対応する)を示すフロー
チャートである。
【0073】この第4実施形態でも、画像形成装置10
のメイン制御部11は、操作表示部15上のキー操作に
応じた各種処理を行ない、コピーを開始させるためのキ
ー操作が行なわれた時に、図10の処理を開始し、ステ
ップ61〜65で図6のステップ21〜25と同様の処
理を行なった後、ステップ66で遠隔診断部1からの用
紙の発注内容を示す情報の受信の有無をチェックし、そ
の情報を受信した場合にのみステップ67でその受信情
報を表示又は音声によって報知する。なお、スピーカを
備えている場合は、上記受信情報を音声によって報知す
ることもできる。
【0074】一方、遠隔診断部1のクライアント(クラ
イアント21a,21b,…,21nのいずれか)は、
定期的に図11の処理を開始し、まずステップ71〜7
4で図7のステップ31〜34と同様の処理を行ない、
設定サイズの用紙の残枚数が設定報知枚数に達していれ
ば、ステップ75でその用紙を画像形成装置10を管轄
するサービス拠点に設置されている端末装置(又はコン
ピュータシステム)に対して自動発注した後、ステップ
76でその用紙の発注内容を示す情報を電話回線4およ
び通信コントロール部3を介して画像形成装置10へ送
信する。
【0075】このように、画像形成装置10が、データ
記憶部14内の設定サイズの用紙の装填枚数,設定報知
枚数,およびコピーカウント値を示す情報を遠隔診断部
1へ送信し、その情報を受信した遠隔診断部1が、その
受信情報が示すコピーカウント値と設定サイズの用紙の
装填枚数とによってその用紙の残枚数を算出し、その算
出した用紙の残枚数が設定報知枚数に達したか否かを判
断し、設定報知枚数に達した場合にその用紙を画像形成
装置10を管轄するサービス拠点に設置されている端末
装置(又はコンピュータシステム)に対して自動発注す
ると共に、その用紙の発注内容を示す情報を画像形成装
置10へ送信し、その情報を受信した画像形成装置10
が、その受信情報を表示(又は音声)によって報知する
ので、顧客はその報知により画像形成装置10の設定サ
イズの用紙の残枚数が報知枚数に達したため、その用紙
が自動発注されたことを認識することができる。
【0076】すなわち、画像形成装置10が遠隔診断部
1を利用し、用紙の管理を遠隔診断部1に行なわせるこ
とにより、用紙切れによる業務の中断がなくなり、顧客
の煩雑な管理作業や発注業務の負担を更に大幅に軽減す
ることができる。
【0077】また、画像形成装置10に演算部12を設
ける必要がなく、しかも画像形成装置10が、データ記
憶部14内の設定サイズの用紙の装填枚数,設定報知枚
数,およびコピーカウント値を示す情報を遠隔診断部1
へ送信した後は、その情報をデータ記憶部14から削除
できるため、そのデータ記憶部14は上記情報が遠隔診
断部1へ送信されるまで保持できる必要最小限の容量を
持つだけで済み、画像形成装置10のコストダウンを実
現することができる。
【0078】なお、図10の処理はコピー動作時の処理
を示したものであるが、プリント動作時又はFAX受信
動作時にもステップ62以降と同様の処理を行なうこと
ができる。但し、プリント動作時には、ステップ67で
遠隔診断部1から受信した情報である用紙の発注内容を
示す情報をプリンタホスト部2へ送信して表示(又は音
声)によって報知させる。
【0079】また、前述した各実施形態では、顧客が画
像形成装置10のある給紙トレイに用紙を装填した後、
操作表示部15上のキー操作によってその用紙の装填枚
数をその用紙サイズと共に入力することにより、画像形
成装置10のメイン制御部11が、その用紙の装填枚数
をそのサイズに対応付けて設定してデータ記憶部14に
記憶するようにしたが、まだ上記給紙トレイに用紙が残
っている状態で新たな用紙を装填すると、設定装填枚数
と上記給紙トレイ内の用紙枚数が合わなくなり、上述し
た報知を正確なタイミングで行なえなくなる。
【0080】そこで、画像形成装置10のメイン制御部
11が、次のような処理を行なうとよい。つまり、定期
的に図12に示す処理を開始し、ステップ81で用紙の
装填枚数がその用紙サイズと共に入力されたか否かを判
断し、用紙の装填枚数がその用紙サイズと共に入力され
た場合にステップ82でデータ記憶部14に記憶(保
存)されている上記サイズの用紙の残枚数(メイン制御
部11が算出した残枚数又は遠隔診断部1から受信した
情報が示す残枚数)を読み出し、ステップ83でその読
み出した残枚数に今回入力された装填枚数を加算して新
たな装填枚数として設定してデータ記憶部14に記憶す
る。
【0081】このようにすれば、上記給紙トレイに用紙
が残っている状態で新たな用紙を装填しても、設定装填
枚数と上記給紙トレイ内の用紙枚数が一致するため、上
述した報知を正確なタイミングで行なうことができる。
【0082】また、前述した各実施形態では、各給紙ト
レイ毎(サイズ毎)に用紙の残枚数を算出できるが、単
にいずれかの給紙トレイに用紙が装填され、その装填枚
数が入力されたときに、その装填枚数のみ又はその装填
枚数に今までデータ記憶部14に記憶されていた残枚数
を加算したものを用紙サイズに対応付けないでそのまま
データ記憶部14に記憶するようにすれば、画像形成装
置10が保有する全用紙の残枚数の合計を算出すること
もできる。
【0083】さらに、前述した各実施形態では、画像形
成装置10のメイン制御部11が、設定部数分のコピー
(画像形成)が終了する毎に対応する情報を遠隔診断部
1に送信する(図4のステップ6,図6のステップ2
5,図8のステップ46,又は図10のステップ65の
処理)が、対応する情報を定期的(所定時刻到達時)に
遠隔診断部1に送信するなど、他のタイミングで送信す
ることもできる。
【0084】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、画像形成装置が中央
管理装置を利用し、用紙の管理を中央管理装置に行なわ
せることにより、顧客の煩雑な管理作業や発注業務の負
担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置管理システムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1の遠隔診断部およびサービス拠点の構成例
を示すブロック図である。
【図3】図2のクライアント21a,21b,……,サ
ーバ22の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1の画像形成装置10のメイン制御部11に
よるこの発明に係わる処理の第1例を示すフロー図であ
る。
【図5】図2の遠隔診断部1のクライアント21a,2
1b,…,21nによるこの発明に係わる処理の第1例
を示すフロー図である。
【図6】図1の画像形成装置10のメイン制御部11に
よるこの発明に係わる処理の第2例を示すフロー図であ
る。
【図7】図2の遠隔診断部1のクライアント21a,2
1b,…,21nによるこの発明に係わる処理の第2例
を示すフロー図である。
【図8】図1の画像形成装置10のメイン制御部11に
よるこの発明に係わる処理の第3例を示すフロー図であ
る。
【図9】図2の遠隔診断部1のクライアント21a,2
1b,…,21nによるこの発明に係わる処理の第3例
を示すフロー図である。
【図10】図1の画像形成装置10のメイン制御部11
によるこの発明に係わる処理の第4例を示すフロー図で
ある。
【図11】図2の遠隔診断部1のクライアント21a,
21b,…,21nによるこの発明に係わる処理の第4
例を示すフロー図である。
【図12】図1の画像形成装置10のメイン制御部11
による装填枚数設定処理の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:遠隔診断部(中央管理装置) 2:プリンタホスト部 3:通信コントロール部 4:電話回線 10:画像形成装置 11:メイン制御部 12:演算部 13:コピー枚数カウント部 14:データ記憶部 15:操作表示部 21a,21b,…,21n:クライアント 22:サーバ 23,24:ネットワーク 25a,25b,…,25n:端末装置 31,51:CPU 32,52:リアルタイムクロック回路 33,53:ROM 34,54:RAM 40,59:HDD 41,60:CRTディスプレ
イ 42,61:キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 106 H04N 1/00 106C Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AS02 HK15 HK16 HN15 2H027 DA42 DA45 DC18 EJ06 EJ08 EJ13 EJ15 GA23 GA26 GA42 GA48 GA49 GB03 HB02 HB11 ZA07 5B021 AA01 BB01 BB10 CC05 EE04 KK01 5C062 AA05 AA30 AB23 AB38 AC05 AC34 AC56 AC68 AF07 AF15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置により通信回線を介して複
    写等の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記画像形成装置に、用紙の装填枚数を設定する装填枚
    数設定手段と、報知枚数を設定する報知枚数設定手段
    と、用紙の使用枚数をカウントする枚数カウント手段
    と、該手段のカウント値と前記装填枚数設定手段によっ
    て設定された用紙の装填枚数とによって用紙の残枚数を
    算出する残枚数算出手段と、前記報知枚数設定手段によ
    って設定された報知枚数および前記残枚数算出手段によ
    って算出された用紙の残枚数を示す情報を前記通信回線
    を介して前記中央管理装置へ送信する手段と、前記中央
    管理装置から用紙の残枚数が報知枚数に達した旨又はそ
    の残枚数を示す情報を受信したとき、その情報を表示又
    は音声によって報知する報知手段とを設け、 前記中央管理装置に、前記画像形成装置から報知枚数お
    よび用紙の残枚数を示す情報を受信したとき、その用紙
    の残枚数が報知枚数に達したか否かを判断する手段と、
    該手段によって前記用紙の残枚数が報知枚数に達したと
    判断された場合に、その旨又はその用紙の残枚数を示す
    情報を前記通信回線を介して前記画像形成装置へ送信す
    る手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 中央管理装置により通信回線を介して複
    写等の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記画像形成装置に、用紙の装填枚数を設定する装填枚
    数設定手段と、報知枚数を設定する報知枚数設定手段
    と、用紙の使用枚数をカウントする枚数カウント手段
    と、前記装填枚数設定手段によって設定された用紙の装
    填枚数,前記報知枚数設定手段によって設定された報知
    枚数,および前記枚数カウント手段のカウント値を示す
    情報を前記通信回線を介して前記中央管理装置へ送信す
    る手段と、前記中央管理装置から用紙の残枚数が報知枚
    数に達した旨又はその残枚数を示す情報を受信したと
    き、その情報を表示又は音声によって報知する報知手段
    とを設け、 前記中央管理装置に、前記画像形成装置から用紙の装填
    枚数,報知枚数,およびカウント値を示す情報を受信し
    たとき、そのカウント値と用紙の装填枚数とに応じて用
    紙の残枚数を算出する手段と、該手段によって算出され
    た用紙の残枚数が前記報知枚数に達したか否かを判断す
    る手段と、該手段によって用紙の残枚数が報知枚数に達
    したと判断された場合に、その旨又はその用紙の残枚数
    を示す情報を前記通信回線を介して前記画像形成装置へ
    送信する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置管理
    システムにおいて、 前記画像形成装置が、パーソナルコンピュータ等のプリ
    ンタホスト部からの情報に基づいて画像形成を行なうプ
    リンタ機能を有する画像形成装置であり、 該画像形成装置の前記報知手段が、前記中央管理装置か
    ら用紙の残枚数が報知枚数に達した旨又はその残枚数を
    示す情報を受信したとき、その情報を前記プリンタホス
    ト部へ送信して表示又は音声によって報知させる手段で
    あることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  4. 【請求項4】 中央管理装置により通信回線を介して複
    写等の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記画像形成装置に、用紙の装填枚数を設定する装填枚
    数設定手段と、報知枚数を設定する報知枚数設定手段
    と、用紙の使用枚数をカウントする枚数カウント手段
    と、該手段のカウント値と前記装填枚数設定手段によっ
    て設定された用紙の装填枚数とによって用紙の残枚数を
    算出する残枚数算出手段と、前記報知枚数設定手段によ
    って設定された報知枚数および前記残枚数算出手段によ
    って算出された用紙の残枚数を示す情報を前記通信回線
    を介して前記中央管理装置へ送信する手段と、前記中央
    管理装置から用紙の発注内容を示す情報を受信したと
    き、その情報を表示又は音声によって報知する報知手段
    とを設け、 前記中央管理装置に、前記画像形成装置から報知枚数お
    よび用紙の残枚数を示す情報を受信したとき、その用紙
    の残枚数が報知枚数に達したか否かを判断する手段と、
    該手段によって前記用紙の残枚数が報知枚数に達したと
    判断された場合に、その用紙を前記画像形成装置を管轄
    するサービス拠点に設置されるコンピュータシステム又
    は端末装置に対して自動発注する手段と、該手段による
    用紙の発注内容を示す情報を前記通信回線を介して前記
    画像形成装置へ送信する手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置管理システム。
  5. 【請求項5】 中央管理装置により通信回線を介して複
    写等の画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理シ
    ステムにおいて、 前記画像形成装置に、用紙の装填枚数を設定する装填枚
    数設定手段と、報知枚数を設定する報知枚数設定手段
    と、用紙の使用枚数をカウントする枚数カウント手段
    と、前記装填枚数設定手段によって設定された用紙の装
    填枚数,前記報知枚数設定手段によって設定された報知
    枚数,および前記枚数カウント手段のカウント値を示す
    情報を前記通信回線を介して前記中央管理装置へ送信す
    る手段と、前記中央管理装置から用紙の発注内容を示す
    情報を受信したとき、その情報を表示又は音声によって
    報知する報知手段とを設け、 前記中央管理装置に、前記画像形成装置から用紙の装填
    枚数,報知枚数,およびカウント値を示す情報を受信し
    たとき、そのカウント値と用紙の装填枚数とによって用
    紙の残枚数を算出する手段と、該手段によって算出され
    た用紙の残枚数が前記報知枚数に達したか否かを判断す
    る手段と、該手段によって用紙の残枚数が報知枚数に達
    したと判断された場合に、その用紙を前記画像形成装置
    を管轄するサービス拠点に設置されるコンピュータシス
    テム又は端末装置に対して自動発注する手段と、該手段
    による用紙の発注内容を示す情報を前記通信回線を介し
    て前記画像形成装置へ送信する手段とを設けたことを特
    徴とする画像形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の画像形成装置管理
    システムにおいて、 前記画像形成装置が、パーソナルコンピュータ等のプリ
    ンタホスト部からの情報に基づいて画像形成を行なうプ
    リンタ機能を有する画像形成装置であり、 該画像形成装置の前記報知手段が、前記中央管理装置か
    ら用紙の発注内容を示す情報を受信したとき、その情報
    を前記プリンタホスト部へ送信して表示又は音声によっ
    て報知させる手段であることを特徴とする画像形成装置
    管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140555A (ja) * 2007-02-05 2007-06-07 Oki Data Corp 画像形成装置、画像形成システム及び消耗品使用可能量通知方法
JP2015232632A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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