JP2002090286A - 腐食評価装置及び方法 - Google Patents

腐食評価装置及び方法

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JP2002090286A
JP2002090286A JP2000286588A JP2000286588A JP2002090286A JP 2002090286 A JP2002090286 A JP 2002090286A JP 2000286588 A JP2000286588 A JP 2000286588A JP 2000286588 A JP2000286588 A JP 2000286588A JP 2002090286 A JP2002090286 A JP 2002090286A
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宏樹 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば大型プラント、原子炉等のボイラ配
管、圧力配管内の腐蝕等を評価する腐蝕評価方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 オートクレーブ11中で複数のテストピ
ース12を取り付けた回転体13と、該回転体13を回
転する手段と、オートクレーブ11内に供給する水14
を供給する水供給手段15を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば大型プラン
ト、原子炉等のボイラ配管、圧力配管内の腐食等を評価
する腐食評価方法及び装置に関する。
【0002】
【背景技術】発電プラント、化学プラント、電子力プラ
ント等の配管等の構成材は、長期間の使用により、腐食
が発生するので、腐食現象の解明が急務である。特に、
高温水の作用によってその構成材の腐食は常温と異な
り、その腐食状供の把握は重要である。特に、チューブ
内表面に付着する酸化(皮膜)スケールの性状の評価を
高温高圧条件下で行うためには、実機と同じような条件
下で、種々のテストピースを作成し、評価することが提
案されている。
【0003】従来のテストピースの作成方法の一例を図
10〜13に示す。従来の酸化スケールの生成装置は、
実機で使用しているチューブと同じサイズ、材質のボイ
ラチューブ01を用い、該チューブ01内に直接通水0
2し、実機運転時の水質条件(温度、圧力、水質等)で
スケールを生成し、その後、図11に示すように、所定
長さに輪切りした後、輪切りしたチューブ01を半割り
し、表面観察を行っている。
【0004】また、図12に示すように、半割り後、断
面形状観察を行うために、樹脂03に埋め込み、表面を
研磨して顕微鏡観察やX線観察を行うようにして、腐食
の評価を行っている。
【0005】従来では、大容量の試験水の供給(3t/
H)、及び高流速(≒4m/s)条件を確立するため
に、大型ポンプ、ヒータ等の設備やそれらに伴う装置、
例えば所要電力、人件費等の維持管理費用が嵩張るとい
う問題がある。
【0006】また、チューブ内にスケールを生成させて
いるので、スケール生成途中での付着状態を確認するこ
とはできず、一定時間経過後のサンプルしか評価ができ
なかった。
【0007】また、その評価の際には、チューブを取り
出して、半割りする必要があるので、再度スケールを生
成することができない、という問題がある。よって、従
来においては、スケールの成長過程における種々の状態
を評価できない、という問題がある。
【0008】また、スケール付着の評価を種々の材料で
行う場合には、その都度上述した大がかりな装置で行う
必要があり、手間と時間がかかるという問題がある。
【0009】本発明は、以上述べた事情に鑑み、例えば
ボイラ配管、圧力配管内の腐食等を評価する腐食評価方
法及び装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の[請求項1]のスケール生成装置の発明は、オート
クレーブ中で複数のテストピースを取り付けた回転体
と、該回転体を回転する手段と、オートクレーブ内に水
を供給する水供給手段を具備したことを特徴とする。
【0011】[請求項2]の発明は、請求項1におい
て、オートクレーブに覗き窓を設けたことを特徴とす
る。
【0012】[請求項3]の発明は、請求項1におい
て、上記供給水の供給ラインに供給水中の酸素を除去す
る脱気手段と、脱気された供給水に所定量の濃度となる
酸素を供給する酸素供給装置とを設けたことを特徴とす
る。
【0013】[請求項4]の腐食評価装置の発明は、請
求項1乃至3のいずれか一項のスケール生成装置と、テ
ストピースに対向する位置に設けた白金電極とを具備し
てなることを特徴とする。
【0014】[請求項5]の発明は、請求項4におい
て、参照電極を設けたことを特徴とする。
【0015】[請求項6]のスケール生成方法は、オー
トクレーブ中で複数のテストピースを取り付けた回転体
を回転させると共に、オートクレーブ内に水を供給し、
テストピース表面に酸化スケールを生成させることを特
徴とする。
【0016】[請求項7]の腐食評価方法の発明は、オ
ートクレーブ中で複数のテストピースを取り付けた回転
体を回転させると共に、オートクレーブ内に水を供給
し、テストピース表面に酸化スケールを生成させ、該状
態で電気化学的評価を行うことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】[第1の実施の形態]図1は本実施の形態
にかかるスケール生成装置及び図2は該装置を用いたス
ケール生成システムの概略図である。本実施の形態にか
かるスケール生成装置は、オートクレーブ11中で複数
のテストピース12を取り付けた回転体13と、該回転
体13を回転する手段(図示せず)と、オートクレーブ
11内に供給する水14を供給する水供給手段15を具
備したものである。なお、図1中、16はオートクレー
ブ11内の水を攪拌する攪拌手段の攪拌軸、17は過熱
手段、18は排出水を図示する。
【0019】上記水供給手段15は、図2に示すよう
に、水供給の循環ライン21に介装され、オートクレー
ブ11へ供給する供給水14を純水に変換する例えばイ
オン交換樹脂等の純水装置22と、供給水中のO2 を完
全に取り除く脱気タンク23と、供給水14を所定圧力
でオートクレーブ11へ供給する高圧ポンプ24と、供
給水中のpHの調整及びO2 濃度を調整する酸素供給装
置25とを備えてなるものである。なお、図2に示すよ
うに、循環ライン21には、酸電気伝導率測定器26、
電気伝導率測定器27、溶存酸素測定器28及びpH計
29が介装されており、種々の測定を行っている。
【0020】上記酸素供給装置25は、図3に示すよう
に、恒温槽30内に設けた内部にアンモニア水31を入
れたタンク32と、所定温度のアンモニア水を一定量供
給する供給ポンプ33とを具備してなるものである。上
記アンモニア水31は温度が20℃の場合では、900
0μg/リットルの酸素が溶存している。なお、必要に
応じてタンク32内に空気を供給してバブリングし、タ
ンク内の酸素濃度の均一化を図るようにしてもよい。
【0021】オートクレーブ11から排出された排出水
18は、純水装置22により、pHが7近傍に調整さ
れ、脱気タンク23により、酸素が零の状態となってい
る。この状態の水を一定流量(100ml/min)供
給するところに、所定温度(例えば20℃)で一定量の
酸素(9000μg/リットル)を含むアンモニア水3
1を1cc供給(溶存酸素量:9μg/リットル)する
ことで、水のpHを9とすると共に、一定量の溶存酸素
量(DO=100μg/リットル)とすることができ
る。
【0022】これにより、CWT法のボイラ水の実機と
同程度の条件で、配管材へのスケールを付着することが
できる。
【0023】なお、酸素濃度を急速に変化させたい場合
には、タンク32中へ供給する酸素濃度を高くすること
により、行う。
【0024】上記装置において、上記回転体12を回転
させることで、供給水14の供給量が少なくても、所望
の流速を得ることができ、過熱手段17の過熱により、
任意の温度でのスケール生成が可能となる。
【0025】本実施の形態では、オートクレーブ11中
で回転体(直径:75mm)13を例えば約1000r
pmで回転させ、供給水を低流量(6リットル/H)で
供給すると、テストピース12の表面では、高流速(3
〜4m/s)を実現することができる。ここで、高流速
を得る場合には、回転体13の回転速度を速くするよう
にすればよい。なお、オートクレーブ11中において
は、攪拌手段により供給水14を攪拌することで、供給
水の条件を均一とすることができる。
【0026】なお、本発明では、上述した回転体13の
直径、回転速度に限定されるものではなく、例えば下記
「表2」「表3」に示すように回転体の直径又は回転数
を種々変更し、表面速度を所望の速度に可変することが
できる。
【表1】
【表2】
【0027】上記テストピース12は実機に適用する構
成材のチューブより切り抜いたものであり、例えば直径
10mm、高さ6mmの円柱状のものであるが、特に限
定されるものではない。
【0028】本発明の電気化学的評価方法としては、腐
食電位法、交流インピーダンス法及びORP(酸化還元
電位)法等を例示することができる。
【0029】また、レーザ法によりスケールの付着の様
子を確認することもできる。具体的には、スケール構成
成分のうちのFe3 4 (マグネタイト)とα−Fe2
3 (ヘマタイト)との割合をレーザラマン分光分析に
より測定することができる。
【0030】腐食電位法の測定を可能とした装置を図4
に示す。図4に示すように、本実施の形態による腐食評
価装置は、図1に示したオートクレーブ11内の回転体
13に設けたテストピース12と対向するように、白金
電極41をオートクレーブ11に設け、評価装置を構成
している。
【0031】そして、回転体13を停止し、テストピー
ス12を白金電極41と対向させて、電流を流すこと
で、電位差計42によりインピダンスを計測するように
したものである(図5(a)参照)。
【0032】ここで測定される 腐食電位は、テストピ
ース12の表面に強固なスケール43が付着すると絶縁
体に近い状態となり(図5(b)参照)、電位が低いも
のとなり、抵抗が高いことが評価できる。
【0033】また、スケール43が付着していない場合
やスケール43の一部に空隙44がある場合には(図5
(a,c)参照)、電位が高いものとなり、抵抗が低い
ことが評価できる。
【0034】通常は、図6に示すように、時間(t)の
経過と共にスケール43の厚さ(d)が徐々に厚く推移
することになる。
【0035】本発明では、スケール付着の過程におい
て、テストピースを回転体から外すことなく、種々の評
価ができることになる。よって、サンプルの採取の手間
が省くことができると共に、オートクレーブ内で、実機
と同様な高温高圧の条件下で電位を測定することができ
る。
【0036】交流インピーダンス法は、図7に示すよう
に、高温耐圧容器51に白金電極52を備えた対極53
と、テストピース12を備えた試料電極54と、一定の
基準とする参照電極55との三極構成としたものを用い
て測定している。上記対極53と試料電極55とは同一
構成であり、電極棒56の周囲を例えばテフロン(商品
名)等の耐高温高圧性の絶縁チューブ57、ステンレス
管58で被覆して耐高温製としている。また、参照電極
55は銀・塩化銀電極59面に介在される塩化銀液60
が絶縁管61内部に設けられ、その外部をステンレス管
58で被覆して耐高温高圧性としている。
【0037】上記電極装置において、高温耐圧容器51
内部に実機と同様な条件での高圧高温の供給水14を供
給し、高周波から低周波に周波数を変化させながら、各
層毎の波形を測定することで、各層の状態が評価でき
る。これにより、内層のどの部分で腐食が進行している
のかが判断できる。
【0038】ORP法は、水の中のO2 濃度の変化によ
り、水の環境がどのように変化しているかを評価する。
すなわち、水の中の酸素濃度が変化すると、ORPの値
が変化することになる。
【0039】このように、本発明の腐食評価装置によれ
ば、高温(250〜300℃)、高圧(250kg/c
2 )の条件下での測定ができる。これにより、実機に
近い状態でスケールの評価ができることになる。
【0040】すなわち、従来においては、常温常圧の状
態において、スケールの付着したものの電位を測定して
いたので、高温高圧で作成したスケールの挙動が一致せ
ず、正確な評価が不可能であったが、本発明により、こ
れが解決され、実際の状態での電位の推移を測定するこ
とができる。
【0041】また、本発明では、オートクレーブ中でス
ケールを生成したままで測定できるので、先ず正常な状
態でスケールを生成させ、その後、種々の条件にした供
給水を供給して様々な状態のスケールを生成することが
任意にできる。よって、例えばO2 濃度の変化、pHの
変化や海水の漏れ等の種々のトラブルを想定してのスケ
ールの推移や破壊の状態を評価することができることに
なる。
【0042】[第2の実施の形態]図3は本実施の形態
にかかるスケール生成装置である。図3に示すように、
本実施の形態にかかる上記オートクレーブ11は、オー
トクレーブ11の装置本体の一部に覗き窓71を設け、
内部の状態を観察できるようにしたものである。この覗
き窓61により、サンプル表面のスケールの生成過程の
経時変化を観察することができ、任意の状態で評価を行
うことができる。また、観察後、直ちにスケール生成を
続行することができる。
【0043】本発明によれば、図9に示すように、ター
ビン72を駆動するボイラ73へ高圧水を供給する高圧
ヒータ74の後流側の該ボイラ73の入口近傍での配管
内の水温度が300℃という高温状態と同じ条件でのス
ケール腐食の評価を行うことができる。なお、75は脱
気器、76はヒータ、77は復水器である。
【0044】
【実施例】以下本発明の好適な実施例について説明す
る。図2に示すような装置を用い、スケールの生成を行
った。本実施例では、オートクレーブ11中で回転体
(直径:75mm)13を例えば約1000rpmで回
転させ、供給水を低流量(6リットル/H)で供給する
ことで、テストピース12の表面に、高流速(4m/
s)を達成することができた。テストピースとしては、
ステンレス管[SB2(給水側配管)、STBA24
(ボイラ材料)]を用い、本実施例では、直径10m
m、高さ6mmの円柱状のものとした。なお、比較とし
て、超臨界圧ループ試験装置を用いた。これらの温度、
圧力、流量、設置面積、所要電力の対比を、下記「表
3」に示す。
【0045】
【表3】
【0046】表1に示すように、従来の超臨界圧ループ
試験装置では、多量の水の供給(3トン/時間)が必要
であったが、本実施例では6リットル/時間と極めて少
ない供給水ですむこととなった。得られたスケールは従
来例と同様のスケール性状であり、ほぼ同一であった。
【0047】よって、本発明によれば、設置面積が少な
く、所要電力及び所要供給水量が極めて低減でき、簡易
な試験装置を提供できることが判明した。このように、
装置のコンパクト化、所要電力、供給水の大幅な低減に
加え、本発明では、オンラインでスケールの生成の過程
を観察することができる。しかも、電位測定は試験装置
の回転体に設置した状態で測定でき、引き続き異なる試
験に供することができ、多岐的な試験を行うことができ
た。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の[請求項
1]の発明によれば、オートクレーブ中で複数のテスト
ピースを取り付けた回転体と、該回転体を回転する手段
と、オートクレーブ内に水を供給する水供給手段を具備
したので、簡易な装置でしかも供給水量が極めてすくな
くとも実機と同等の高温高圧の条件下でスケールを生成
することができる。
【0049】[請求項2]の発明によれば、請求項1に
おいて、オートクレーブに覗き窓を設けたので、スケー
ル生成途中での様子を観察することができる。
【0050】[請求項3]の発明によれば、請求項1に
おいて、上記供給水の供給ラインに供給水中の酸素を除
去する脱気手段と、脱気された供給水に所定量の濃度と
なる酸素を供給する酸素供給装置とを設けたので、CW
T法による供給水によるスケール生成が可能となる。
【0051】[請求項4]の腐食評価装置の発明によれ
ば、請求項1乃至3のいずれか一項のスケール生成装置
と、テストピースに対向する位置に設けた白金電極とを
具備してなるので、オンラインで電気化学分析が可能と
なる。ことを特徴とする。
【0052】[請求項5]の発明によれば、請求項4に
おいて、参照電極を設けたので、後流インピーダンス法
の測定が可能となり、スケールの性状を測定できる。
【0053】[請求項6]のスケール生成方法は、オー
トクレーブ中で複数のテストピースを取り付けた回転体
を回転させると共に、オートクレーブ内に水を供給し、
テストピース表面に酸化スケールを生成させるので、簡
易な装置でしかも供給水量が極めてすくなくとも実機と
同等の高温高圧の条件下でスケールを生成することがで
きる。
【0054】[請求項7]の腐食評価方法の発明によれ
ば、オートクレーブ中で複数のテストピースを取り付け
た回転体を回転させると共に、オートクレーブ内に水を
供給し、テストピース表面に酸化スケールを生成させ、
該状態で電気化学的評価を行うので、オンラインで電気
化学分析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるスケール生成装置の
概略図である。
【図2】上記装置を用いたスケール生成システムの概略
図である。
【図3】酸素供給装置の概略図である。
【図4】本実施の形態にかかる腐食評価装置の概略図で
ある。
【図5】本実施の形態にかかる腐食評価の概略図であ
る。
【図6】スケールの生成時間と厚さとの関係図である。
【図7】本実施の形態にかかる電位測定装置の概略図で
ある。
【図8】第2の実施の形態にかかるスケール生成装置の
概略図である。
【図9】ボイラプラントの概略図である。
【図10】従来のスケール生成の概略図である。
【図11】従来のスケール生成の概略図である。
【図12】従来のスケール評価の概略図である。
【符号の説明】
11 オートクレーブ 12 テストピース 13 回転体 14 供給水 15 水供給手段 16 攪拌手段の攪拌軸 17 過熱手段 18 排出水 21 循環ライン 22 純水装置 23 脱気タンク 24 高圧ポンプ 25 酸素供給装置 26 酸電気伝導率測定器 27 電気伝導率測定器 28 溶存酸素測定器 29 pH計 30 恒温槽 31 アンモニア水 32 タンク 33 供給ポンプ 41 白金電極 42 電位差計 43 スケール 44 空隙 51 高温耐圧容器 52 白金電極 53 対極 54 試料電極 55 参照電極 56 電極棒 57 絶縁チューブ 58 ステンレス管 59 銀・塩化銀電極 60 塩化銀液 61 絶縁管 71 覗き窓
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/30 G01N 27/30 B 33/20 33/20 N Fターム(参考) 2G050 AA01 BA03 BA10 CA02 CA04 DA01 EA01 EA05 EA06 EB03 EB06 EB07 EC01 EC07 2G055 AA03 BA12 CA07 CA25 DA08 EA06 FA06 2G060 AA10 AE40 AF03 AF06 KA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オートクレーブ中で複数のテストピース
    を取り付けた回転体と、該回転体を回転する手段と、オ
    ートクレーブ内に水を供給する水供給手段を具備したこ
    とを特徴とするスケール生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 オートクレーブに覗き窓を設けたことを特徴とするスケ
    ール生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記供給水の供給ラインに供給水中の酸素を除去する脱
    気手段と、脱気された供給水に所定量の濃度となる酸素
    を供給する酸素供給装置とを設けたことを特徴とするス
    ケール生成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項のスケー
    ル生成装置と、テストピースに対向する位置に設けた白
    金電極とを具備してなることを特徴とする腐食評価装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 参照電極を設けたことを特徴とする腐食評価装置。
  6. 【請求項6】 オートクレーブ中で複数のテストピース
    を取り付けた回転体を回転させると共に、オートクレー
    ブ内に水を供給し、テストピース表面に酸化スケールを
    生成させることを特徴とするスケール生成方法。
  7. 【請求項7】 オートクレーブ中で複数のテストピース
    を取り付けた回転体を回転させると共に、オートクレー
    ブ内に水を供給し、テストピース表面に酸化スケールを
    生成させ、該状態で電気化学的評価を行うことを特徴と
    する腐食評価方法。
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