JP2002090025A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2002090025A
JP2002090025A JP2000275957A JP2000275957A JP2002090025A JP 2002090025 A JP2002090025 A JP 2002090025A JP 2000275957 A JP2000275957 A JP 2000275957A JP 2000275957 A JP2000275957 A JP 2000275957A JP 2002090025 A JP2002090025 A JP 2002090025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cool air
cooler
passage
refrigerator
cold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000275957A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hasegawa
覚 長谷川
Hiroshi Yoshimura
宏 吉村
Zenichi Inoue
善一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000275957A priority Critical patent/JP2002090025A/ja
Publication of JP2002090025A publication Critical patent/JP2002090025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/066Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
    • F25D2317/0665Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/067Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by air ducts

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却効率を向上するとともに省エネルギーを
図ることのできる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 貯蔵物を収納する貯蔵室10と、貯蔵室
10を冷却するための冷気を生成する冷却器25と、該
冷気を貯蔵室10に導く冷気吐出通路27と、貯蔵室1
0内の冷気を冷却器25に導く冷気戻り通路28と、冷
気戻り通路28の少なくとも一部を形成して、冷気戻り
通路28内を流通する冷気による冷熱の少なくとも一部
を貯蔵室10内に放出する部材42とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関し、特
に、冷却器により生成された冷気を貯蔵室内に吐出する
とともに該冷気による冷熱を貯蔵室内に放出する冷蔵庫
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷蔵庫は、例えば特開平
10−122719号公報に開示されている。この冷蔵
庫によると、冷蔵室の背後には冷気循環風路が設けら
れ、冷気循環風路の壁面を構成する冷却器(蒸発器)が
冷蔵室に面して配されている。そして、冷却器から冷蔵
室に向けて冷熱が放出され、自然対流によって冷蔵室内
が冷却されるようになっている。
【0003】また、冷却器の上方には送風機が設けられ
ている。冷蔵室内の急冷を行う場合には、送風機の駆動
によって冷却器で生成された冷気が冷気循環風路を通っ
て冷蔵室内に吐出されるようになっている。そして、冷
却器に設けられた吸入孔を介して冷蔵室内の冷気が冷気
循環風路に流入し、冷気の循環経路が構成されている。
【0004】これにより、通常使用時には冷却器により
生成された冷熱を冷却器の全面から放出して自然対流に
より冷蔵室内を冷却して、送風機の駆動音を防止するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の冷蔵庫によると、冷却器から放出された冷熱や冷
気循環風路から送出された冷気は、冷蔵室内を循環して
熱交換される。この時、冷蔵室内の空気と完全に熱交換
されずに冷蔵室内の温度よりも低温の冷気が吸入孔から
冷気循環風路に流入する。
【0006】冷却器に戻ってきた冷気(以下、「戻り冷
気」という)は温度が低いため冷却器の蒸発温度が低く
なる。冷却器の冷却能力は式(1)に示す動作係数εr
により表される。ここで、Lは仕事量、Qは吸収熱量、
T1は凝縮温度、T2は蒸発温度である。また、Aは仕
事の熱当量であり、1/427(kcal/kgm)で与えられる。
【0007】 εr=Q/AL =T2/(T1−T2) ・・・(1)
【0008】従って、蒸発温度T2が低いと冷却器の動
作係数εrが低く圧縮機の仕事量Lに対して吸収熱量Q
が小さくなるため、冷却効率が低下して無駄なエネルギ
ーを消費する問題があった。
【0009】また、冷却器に吸入孔が設けられるため
に、冷却器から放出された冷熱により冷却された空気や
冷蔵室内に送出された冷気が、直ちに吸入孔から冷気循
環風路に戻るショートサーキットが生じやすい。従っ
て、冷蔵室内の空気との熱交換が十分行われなくなり、
戻り冷気の温度がより低くなるため冷却効率が更に低下
する。
【0010】また、冷却器が冷蔵室に臨んで配されてい
るために、冷却器の冷蔵室側の表面温度が例えば−10
℃となると、冷却器の表面に着霜や結露を生じ、冷蔵室
内が乾燥して貯蔵物を劣化させる問題もあった。
【0011】本発明は、冷却効率を向上するとともに省
エネルギーを図ることのできる冷蔵庫を提供することを
目的とする。また本発明は、結露を防止して冷蔵室内の
乾燥を防止することのできる冷蔵庫を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器によ
り生成された冷気を貯蔵室内に導く冷気吐出通路と、前
記貯蔵室内の冷気を前記冷却器に導く冷気戻り通路と、
前記冷気戻り通路の少なくとも一部を形成して、前記冷
気戻り通路内を流通する冷気による冷熱の少なくとも一
部を前記貯蔵室内に放出する部材と、を備えたことを特
徴としている。
【0013】この構成によると、冷却器により生成され
た冷気は冷気吐出通路を介して貯蔵室内に吐出される。
該冷気は貯蔵室内の空気と熱交換して冷気戻り通路を通
って冷却器に戻る循環経路が構成されている。そして、
冷気戻り通路を通る冷気による冷熱が部材を介して貯蔵
室内に放出され、冷却器に戻る冷気が昇温される。
【0014】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記貯蔵室は隔離壁により隔離された第1、第2貯
蔵室から成り、前記冷気吐出通路から第1貯蔵室に吐出
された冷気が第2貯蔵室を通り、前記冷気戻り通路を介
して前記冷却器に戻るようにしたことを特徴としてい
る。
【0015】また本発明は、冷気を生成する冷却器と、
前記冷却器により生成された冷気を貯蔵室内に導く冷気
吐出通路と、前記貯蔵室内の冷気を前記冷却器に導く冷
気戻り通路と、前記冷気戻り通路の少なくとも一部を形
成して、前記冷気戻り通路内を流通する冷気による冷熱
の少なくとも一部を他の貯蔵室内に放出する部材と、を
備えたことを特徴としている。
【0016】この構成によると、冷却器により生成され
た冷気は冷気吐出通路を介して貯蔵室内に吐出される。
該冷気は貯蔵室内の空気と熱交換して冷気戻り通路を通
って冷却器に戻る循環経路が構成されている。そして、
冷気戻り通路を通る冷気による冷熱が部材を介して他の
貯蔵室内に放出され、冷却器に戻る冷気が昇温される。
【0017】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気戻り通路内に面した前記部材の表面に断熱
材を配したことを特徴としている。この構成によると、
冷気戻り通路を通る冷気による冷熱は断熱材を介して部
材から前記貯蔵室または他の貯蔵室内に放出される。
【0018】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気吐出通路の少なくとも一部を前記部材によ
り形成して、前記冷気吐出通路内を流通する冷気による
冷熱の少なくとも一部を前記貯蔵室内に放出したことを
特徴としている。この構成によると、冷却器により生成
された冷気による冷熱は冷気吐出通路を介して貯蔵室に
放出される。
【0019】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気吐出通路内に面した前記部材の表面に断熱
材を配したことを特徴としている。この構成によると、
冷気吐出通路を通る冷気による冷熱は断熱材を介して部
材から貯蔵室内に放出される。
【0020】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気吐出通路内の断熱材と前記冷気戻り通路内
の断熱材とが異なる断熱特性を有することを特徴として
いる。この構成によると、冷気吐出通路を通る冷気によ
る冷熱は断熱材を介して部材から貯蔵室内に放出され、
冷気戻り通路を通る冷気による冷熱は異なる断熱特性の
断熱材を介して部材から前記貯蔵室内または他の貯蔵室
内に放出される。
【0021】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気吐出通路を前記冷却器の上方に配し、前記
冷気戻り通路を前記冷却器の下方に配したことを特徴と
している。この構成によると、冷気を循環させる送風手
段を停止すると、冷却器により生成された低温の冷気は
比重が大きいために流下する。そして、冷却器の下方に
配された冷気戻り通路を構成する部材から貯蔵室内また
は他の貯蔵室内に冷熱が放出される。これにより送風手
段の停止時であっても部材を伝達して全体から放出され
る冷熱により前記貯蔵室内または他の貯蔵室内の温度が
均一化される。
【0022】また、冷気吐出通路を前記部材により構成
した場合には、冷却器で生成された冷気が通る冷気吐出
通路を構成する上方の部材よりも、貯蔵室内の空気と熱
交換された冷気が通る冷気戻り通路を構成する下方の部
材の方が高温となる。この時、冷気を循環させる送風手
段を停止すると、冷却器で生成された冷気が流下して下
方の部材が冷却される。これにより、部材の温度が均一
になって部材から放出される冷熱により前記貯蔵室内ま
たは他の貯蔵室内の温度が均一化される。
【0023】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記貯蔵室よりも室内温度の低い冷凍室と、前記冷
凍室の冷却する冷気を生成する冷凍室用冷却器とを備え
たことを特徴としている。この構成によると、貯蔵室を
例えば冷蔵室として、冷蔵室と冷凍室とのそれぞれに専
用の冷却器が設けられる。これにより、冷蔵室用の冷却
器の蒸発温度を高くすることができ冷却効率を向上させ
ることができる。
【0024】また本発明は、前記貯蔵室の開成時に前記
貯蔵室内を照明するとともに、前記部材の近傍に配され
る照明灯を備えたことを特徴としている。この構成によ
ると、開閉扉に開成により貯蔵室を開放すると、照明灯
が点灯し、部材が照明灯による輻射熱により昇温されて
外部から侵入した湿気による結露が防止される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫
を示す側面断面図及び正面図である。冷蔵庫1は外面を
覆う外箱2aの内側に内箱2bが配され、外箱2aと内
箱2bとの隙間には発泡ウレタン等の断熱材2cが充填
されている。冷蔵庫1の内部は上から冷蔵室11、野菜
室12、冷凍室13の順に区分けされている。
【0026】野菜室12と冷凍室13とは断熱材から成
る仕切枠17及び仕切板19によって仕切られており、
冷凍室13は更に断熱材から成る仕切枠18により上部
と下部に仕切られている。冷蔵室11と野菜室12とは
断熱材から成る仕切枠16及び樹脂成形品から成る仕切
板31、32によって仕切られている。
【0027】冷蔵室11の下部には仕切板46で仕切ら
れた隔離室である氷温室14が設けられている。冷蔵室
11には食品等を載置する複数の棚45が設けられてい
る。冷蔵室11の前面は回動式の断熱扉3により開閉可
能になっている。野菜室12、冷凍室13の上部及び冷
凍室13の下部は夫々スライド式の断熱扉4、5、6に
より前面が開閉可能になっており、収納容器54、5
5、56を引出せるようになっている。
【0028】冷凍室13の後部には圧縮機20が配され
ており、圧縮機20は冷気通路23、29内に配される
冷却器21、25に接続されて冷凍サイクルが構成され
ている。冷凍サイクルの回路図を図3に示すと、圧縮機
20には凝縮器71が連結されており、矢印A1のよう
に冷媒がキャピラリーチューブ72、73及び冷却器2
5を通って圧縮機20に戻る第1の冷凍サイクルが構成
されている。また、矢印A2のように冷媒がキャピラリ
ーチューブ72、74及び冷却器21を通って圧縮機2
0に戻る第2の冷凍サイクルが構成されている。77は
凝縮器71を冷却する冷却ファンである。
【0029】第1の冷凍サイクルと第2の冷凍サイクル
とは並列に構成され、開閉弁78を開くと第1の冷凍サ
イクルと第2の冷凍サイクルとが同時に運転される。従
って、冷却器21、25による冷却が行われ、送風機2
2、26の駆動により冷凍室13及び冷蔵室11に冷気
が送出される。
【0030】開閉弁78を閉じると、第2の冷凍サイク
ルが運転され、冷却器21による冷却が行われて送風機
26の駆動により冷凍室13のみの冷却が行われる。冷
蔵室11と冷凍室13とのそれぞれに専用の冷却器2
5、21を設けているので、冷却器25の冷却温度を高
く設定して冷却器25、部材42及び冷蔵室11内の結
露や氷結を抑制することができるようになっている。ま
た、冷蔵室11及び野菜室12の室内温度が所定範囲内
にある場合には、圧縮機20及び冷却ファン77を出力
を下げて第2の冷凍サイクルを運転することにより、省
エネルギー化を図ることができるようになっている。
【0031】更に、冷却器21、25を並列に配してい
るので、冷媒の流通する配管接続を簡素化することがで
きる。即ち、溶接箇所の多くを圧縮機20が配される機
械室内に設けることができ生産性やメンテナンス性が向
上する。尚、75、76は冷蔵室11及び冷凍室13内
の温度を検知する温度センサであり、温度センサ75、
76の検知によって圧縮機20が駆動されるようになっ
ている。
【0032】尚、開閉弁78に替えて、図中、破線で示
す三方弁79を設けてもよい。三方弁79の切替によっ
て第1の冷凍サイクルと第2の冷凍サイクルとを同時に
運転する場合と、第2の冷凍サイクルのみを運転する場
合とに切り替えて冷蔵室11及び冷凍室13を冷却する
ことができる。
【0033】図1、図2において、冷却器21、25の
下方には冷却器21、25の除霜を行う除霜ヒータ6
1、62が設けられている。63、64はドレン受け部
材である。冷却器21は冷気通路23内に配されてお
り、冷気通路23の壁面は内箱2bと樹脂成形品から成
るエバカバー33とにより形成されている。送風機22
は冷気通路23内の冷却器21の上方に配されている。
冷気通路23は冷凍室13の背面板33aに設けられた
吐出口13a、13c及び戻り口13bによって冷凍室
13と連通している。
【0034】冷却器25は冷気通路29内に配され、送
風機26は冷却器25の上方に配されている。冷気通路
29は冷却器25により生成された冷気を冷蔵室11に
導く冷気吐出通路27と冷蔵室11内の冷気を冷却器2
5に戻す冷気戻り通路28とから成っている。
【0035】冷気戻り通路28の壁面は冷蔵室11及び
氷温室14の背壁を形成する部材42と内箱2bにより
形成されている。冷気吐出通路27は隔壁27aにより
前後に分割され、部材42と隔壁27aから成る前部2
7dと、隔壁27aと内箱2bから成る後部27eとを
有している。隔壁27aにより冷却器25と圧力室27
bとが隔離され、隔壁27aに送風機26が取り付けら
れている。部材42は図4に示すようにアルミニウムや
ステンレス等の金属板を板金加工して形成さている。
【0036】冷蔵室11の天井部分には冷気吐出通路2
7と連通する天井冷気吐出通路57が設けられている。
天井冷気吐出通路57の壁面は樹脂成形品から成る上面
板43と内箱2bとにより形成されている。部材42及
び上面板43には吐出口42a、43aが設けられてい
る。冷蔵室11の天井中央部には透明な照明カバー53
で覆われた照明灯51が設けられ、冷蔵室11内を照明
するようになっている。
【0037】冷気戻り通路28の左方には、製氷器67
に給水を行う給水ポンプ66が配されており、右方には
送風機26の吐出側から分岐して氷温室14の背面に冷
気を導く氷温ダクト60が設けられている。また、野菜
室12の背後には、圧縮機20、送風機23、26等を
駆動するための電気回路58が断熱材2cを介して設置
されている。
【0038】上記構成の冷蔵庫1において、圧縮機20
の駆動により第2の冷凍サイクルが運転されると、冷却
器21による冷却が行われ、送風機22が駆動される。
これにより、冷凍室13内の空気は戻り口13bから冷
気通路23に吸引される。該空気は冷却器21と熱交換
して冷却され、吐出口13a、13cから冷凍室13に
吐出される。これにより、冷凍室13内が例えば−20
℃に冷却される。
【0039】第1の冷凍サイクルの運転により送風機2
6が駆動されると、野菜室12内の空気は戻り口12b
から冷気戻り通路28に吸引される。該空気は冷却器2
5と熱交換して冷却され、冷気吐出通路27内を流通し
て吐出口42a、43aから冷蔵室11内に吐出され
る。
【0040】冷蔵室11内の冷気は棚45の間や棚45
の前面を通り連通路12aを介して野菜室12内の前方
に吐出される。そして、収納容器54の前面から下方を
通って野菜室12内を冷却し、戻り口12bから冷気戻
り通路28に導かれて冷気が循環する。吐出口42a、
43aから冷蔵室11に吐出された冷気は、野菜室12
に流入するまでの間に食品等に冷熱を奪われる。これに
より、冷蔵室11内は例えば3℃に冷却され、野菜室1
2内は例えば5℃に冷却される。
【0041】また、送風機26から送出される冷気の一
部は直ちに氷温ダクト60を介して吐出口60aから氷
温室14に適量吐出される。これにより、氷温室14内
の温度を例えば−1℃に維持できるようになっている。
氷温室14は内部に吐出される冷気量を少量にして室温
を0℃付近にするとチルド室となり、冷気量をより少な
くして室温が5℃付近にすると野菜室にもなる。冷気量
の可変は、吐出口60aを覆うように枢支された扉の開
閉等により行うことができる。
【0042】本実施形態の冷蔵庫は冷蔵室11及び野菜
室12を一つの貯蔵室とみなすことができ、その概略構
成は図6に示すようになる。冷却器25で生成された冷
気の温度は例えば−20℃になっている。該冷気は送風
機26により矢印A1の方向に冷気吐出通路27を通
る。
【0043】この時、部材42は金属から成るので、冷
気の冷熱の一部が部材42と熱交換されて部材42の温
度が例えば約−5℃になり、貯蔵室10内にB1のよう
に冷熱が放出される。このため、冷気吐出通路27及び
天井冷気吐出通路57を通って吐出口42a、43a
(図1参照)から矢印A2の方向に吐出される冷気の温
度は例えば約−10℃になる。
【0044】貯蔵室10内に吐出された冷気及び放出さ
れた冷熱は貯蔵室10内の空気と熱交換して、貯蔵室1
0内が約3℃に冷却される。この時、貯蔵室10内の冷
気との熱交換が完全には行われないため、戻り口12b
から矢印A3の方向に冷気戻り通路28に流入する冷気
の温度は例えば約−1℃になっている。尚、各室内の温
度は冷却器25の蒸発温度、冷却器25の冷却能力、送
風機26の送風量及び各室の容積によって決められる。
【0045】前述したように部材42は金属から成るの
で、冷気戻り通路28を通る冷気の冷熱の一部が部材4
2と熱交換されて貯蔵室10内にB2のように放出され
る。従って、貯蔵室10(図1における冷蔵室11、野
菜室12及び氷温室14)内から更に熱を奪って貯蔵室
10を冷却することができるので冷却効率を向上させる
ことができる。また、戻り冷気が昇温されるので、冷却
器25の動作係数が大きくなる。従って、同じ仕事量に
対して吸収熱量が大きくなるので省エネルギー化を図る
ことができる。
【0046】また、図1において、部材42は野菜室1
2の後方の上部から上方に配されているが、電気回路5
8の前面にも断熱壁を介して冷気戻り通路を設けて部材
42を下方へ延びて配してもよい。このようにすると、
野菜室12の容積は減少するが冷却効率を更に向上させ
ることができる。
【0047】しかも、部材42の全面から冷熱を放出す
るため、室内の均一な冷却が可能となるとともに、部材
42を上方から冷蔵室11内を照明する照明光の反射板
として利用して室内を均一に照明することができる。こ
の時、照明灯51を部材42の近傍に配することによっ
て、断熱扉3を開いた際に照明灯51が点灯してその輻
射熱により部材42が昇温される。従って、外気の湿気
の侵入による部材42の結露を防止することができる。
【0048】尚、本実施形態に限られず、金属から成る
部材42に替えて冷熱を放出する部材により上記と同様
の効果を得ることができる。例えば、部材42は熱伝導
性の高い材料であればよく、セラミック材料や金属フィ
ラーを含浸した樹脂材料等を使用してもよい。また、部
材42の厚みが厚い場合は蓄冷能力が上がり、強度も増
加する。厚みが薄い場合は冷熱の放出効率が向上し、軽
量化にも有利である。そのため、目的に応じて薄板材や
厚板材を適時適所に選択して設ければよい。
【0049】部材42の表面には凹凸形状をプレス加工
等により形成してもよい。このようにすると、部材42
の表面積を増加させることができ、畜冷する量及び冷熱
放出量が増加してより均一な冷却を行うことができる。
凹凸形状は線状に連続した形状にすることにより部材4
2の強度を向上させることができる。
【0050】また、部材42を図5に示すようなゼリー
状や液状の保冷材42cを金属等の包装材42f、42
gにより封入した蓄冷部材にしてもよい。このようにす
ると、部材42は冷気通路29内を流通する冷気の冷熱
でより蓄冷され、冷蔵室11内の温度分布に応じて冷熱
として放出する。従って、冷蔵室11が均一に冷却され
るようになる。
【0051】更に、蓄冷部材により圧縮機20の停止中
や冷気通路29内の冷気温度の変動に対して吸熱や放熱
を行い、冷気通路29内の冷気温度を一定に維持するこ
とができる。そして、冷蔵室11内の温度を安定して均
一に一定の温度に保つことができる。
【0052】図6において、冷気吐出通路27は冷却器
25よりも上方に配され、冷気戻り通路28を冷却器2
5よりも下方に配されている。貯蔵室10内の温度が所
定温度(例えば3℃)以下になって、送風機26を停止
した際に、冷却器25により生成された冷気と接する部
材42の上部の温度は、戻り冷気と接する部材42の下
部の温度よりも低温になっている。
【0053】そして、冷却器25周辺の冷気は低温で比
重が大きいため冷気戻り通路28を流下する。これによ
り、部材42の下部が降温されて部材42の温度の均一
化を図ることができるとともに、流下した冷却器25周
辺の該冷気が熱交換により昇温されて貯蔵室10内の温
度に近くなる。従って、部材42から放出される冷熱及
び戻り口12bから吐出される冷気により貯蔵室10内
の温度をより均一にすることができるとともに、戻り口
12bから逆流して貯蔵室10内に流出する冷気が直接
接触することによる貯蔵物の冷えすぎを防止することが
できる。
【0054】更に、戻り口12bは吐出口42a、43
aから離れた位置に配されているため、吐出された冷気
が冷蔵室11を循環しないまま戻り口12bに流入する
ようなショートサーキットを防止して、熱交換効率の向
上を図ることができる。冷却器25や部材42を冷蔵室
11の天井面11aや側壁11b(いずれも図2参照)
に配置しても上記と同様の効果を得ることができる。
【0055】図7は第2実施形態の冷蔵庫を示す概略図
である。前述の図6の第1実施形態と同一の部分につい
ては同一の符号を付している、第1実施形態と異なる点
は天井冷気吐出通路57(図6参照)を省いている点で
ある。その他の構成は第1実施形態と同様である。ま
た、第1実施形態と同様の冷凍室を設けてもよい。
【0056】本実施形態によると、冷却器25で生成さ
れた例えば−20℃の冷気は送風機26により矢印A1
の方向に冷気吐出通路27を通る。この時、部材42は
金属から成るので、冷気の冷熱の一部が部材42と熱交
換されて部材42の温度は約−5℃になり、貯蔵室10
内にB1のように冷熱が放出される。そして、部材42
に形成された吐出口42a(図1参照)から矢印A2の
方向に約−10℃の冷気が吐出される。
【0057】貯蔵室10内に吐出された冷気及び放出さ
れた冷熱は貯蔵室10内の空気と熱交換して、貯蔵室1
0内が約3℃に冷却される。この時、貯蔵室10内の冷
気との熱交換が完全には行われないため、戻り口12b
から矢印A3の方向に冷気戻り通路28に流入する冷気
の温度は約−1℃になっている。そして、冷気戻り通路
28を通る冷気の冷熱の一部が部材42と熱交換されて
貯蔵室10内にB2のように冷熱が放出される。従っ
て、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0058】ここで、天井冷気吐出通路57(図6参
照)を設けると、冷蔵室11の背面からは部材42によ
る冷熱の放出と、吐出口42aを介して冷気の吐出が行
われ、冷蔵室11の前部から天井冷気吐出通路57を通
って吐出口43aを介して冷気が吐出される。このた
め、冷蔵室11の全体を均一に冷却することができる。
【0059】また、部材42に吐出口42aを設けず、
上面板43の吐出口43aを冷蔵室11の前方にのみ形
成すると、吐出された冷気は冷蔵室11の前面を流下
し、断熱扉3を開いた際にエアカーテンとなって外気の
進入を抑制して庫内の温度上昇を抑制することができ
る。また、冷気が冷気吐出通路27を通る間に吐出され
ず十分部材42と熱交換して貯蔵室10内に冷熱として
放出される。そして、天井冷気吐出通路57から吐出さ
れる冷気を昇温して部材42の温度に近づけることがで
きるので、貯蔵室10内をより均一に冷却することがで
きる。
【0060】従って、第1実施形態のように天井冷気吐
出通路57(図6参照)を設ける方がより望ましい。
尚、送風機26は冷却器25の上方に配することによ
り、天井冷気通路57に近づいて設けられ、天井冷気通
路57の奥(冷蔵室の前方側)に配される吐出口43a
まで効率良く冷気を送ることができる。
【0061】次に図8は、第3実施形態の冷蔵庫を示す
概略図である。前述の図7の第2実施形態と同一の部分
については同一の符号を付している、第2実施形態と異
なる点は冷気戻り通路28及び冷気吐出通路27に面し
た部材42の表面に断熱材35を配している点である。
その他の構成は第2実施形態と同様である。また、第1
実施形態と同様の冷凍室を設けてもよい。
【0062】本実施形態によると、冷気吐出通路27及
び冷気戻り通路28を通る冷気による冷熱は断熱材35
を介して矢印B1、B2のように部材42の表面から放
出される。これにより、冷気吐出通路27及び冷気戻り
通路28を通る冷気の温度が低いために部材42に結露
や着霜が発生するような場合でも断熱材35によってこ
れらの発生を防止することができるようになっている。
【0063】また、冷気戻り通路28を通る冷気の温度
の方が冷気吐出通路27を通る冷気の温度よりも高いた
め、冷気戻り通路28に面した部材42の表面に配され
る断熱材35を薄くして、冷気吐出通路27側と異なる
断熱特性にしている。これにより、断熱効果が過剰にな
って貯蔵室10内に放出される冷熱が必要以上に減少す
ることを防止することができる。断熱特性は断熱材の熱
伝導率によって可変してもよい。
【0064】冷気戻り通路28を通る冷気の温度が高い
ため、断熱材35を冷気吐出通路27側にのみ設けても
よい。また、冷気戻り通路28に面した貯蔵室が前述の
図1に示す氷温室14から成り、冷蔵室11よりも室内
温度が高く設定される際には、部材42からの冷熱の放
出を抑制するため断熱材35を冷気戻り通路28側にの
み設けてもよい。更に、部材42が部分的に用いられる
場合(例えば後述する図9に示す場合)であっても断熱
材を設けることにより同様の効果を得ることができる。
【0065】次に、図9は第4実施形態の冷蔵庫を示す
概略図である。前述の図7の第2実施形態と同一の部分
については同一の符号を付している、第2実施形態と異
なる点は貯蔵室10内に冷熱を放出する部材42を冷気
戻り通路28側にのみ設け、冷気吐出通路27側を省い
ている点である。その他の構成は第2実施形態と同様で
ある。また、第1実施形態と同様の冷凍室を設けてもよ
い。
【0066】本実施形態によると、冷気吐出通路27を
通る冷気による冷熱の放出がないため貯蔵室10内を均
一に冷却する効果は低減されるが、冷気戻り通路28を
通る冷気の冷熱の一部が部材42と熱交換されて貯蔵室
10内にB2のように放出される。
【0067】従って、第1実施形態と同様に、冷気戻り
通路28を通る冷気により貯蔵室10(冷蔵室11及び
野菜室12)内から更に熱を奪って貯蔵室10を冷却す
ることができるので冷却効率を向上させることができ
る。また、戻り冷気が昇温されるので、冷却器25の動
作係数が大きくなる。従って、同じ仕事量に対して吸収
熱量が大きくなるので省エネルギー化を図ることができ
る。尚、冷却器25に通じた異なる箇所に配される他の
貯蔵室を設け、当該他の貯蔵室の冷気戻り通路を部材4
2により形成しても同様の効果を得ることができる。
【0068】次に、図10は第5実施形態の冷蔵庫と示
す概略図である。前述の図1の第1実施形態と同一の部
分については同一の符号を付している、第1実施形態と
異なる点は冷凍室13を上方に配するとともに冷蔵室1
1を下方に配して仕切り板19により仕切っており、冷
凍室13の冷気戻り通路23aの壁面を冷蔵室11に面
した部材42により形成している点である。その他の構
成は第1実施形態と同様である。また、第1実施形態と
同様の野菜室や氷温室を冷蔵室11に連通して設けても
よい。
【0069】本実施形態によると、冷凍室13の冷気戻
り通路23aを通る冷気の冷熱の一部が部材42と熱交
換されて冷蔵室11内にB3のように放出される。従っ
て、冷蔵室11内から熱を奪って冷却することができる
ので冷蔵室11の冷却効率を向上させることができる。
また、冷凍室13の戻り冷気が昇温されるので、冷却器
21の動作係数が大きくなり、同じ仕事量に対して吸収
熱量が大きくなるので省エネルギー化を図ることができ
る。
【0070】尚、本発明の実施形態において、部材42
を冷気吐出通路側と冷気戻り通路側とに一体に形成して
いるものに関しては、必要な部分にのみ部材42を分断
して配してもよい。例えば、氷温室14(図1参照)を
冷蔵室11よりも高温に設定する場合には氷温室14の
背後の部材42を除去してもよい。このようにしても、
部材42が配された部分では上記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0071】また、冷却器21、25として蒸発器を用
いているが、ペルチェ方式やその他の冷却方式による冷
却器を用いても同様の効果を得ることができる。また、
冷却器21、25は直列方式の冷凍サイクルを用いても
同様の効果を得ることができ、1つの冷却器により冷凍
室と冷蔵室との両方を冷却する場合であっても同様の効
果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明によると、冷気戻り通路を通る冷
気の冷熱の一部が部材と熱交換されて貯蔵室内に冷熱が
放出される。従って、貯蔵室内から熱を奪って貯蔵室を
冷却することができるので冷却効率を向上させることが
できる。また、戻り冷気が昇温されるので、冷却器の動
作係数が大きくなり、同じ仕事量に対して吸収熱量が大
きくなるので省エネルギー化を図ることができる。
【0073】また本発明によると、冷気吐出通路を通る
冷気の冷熱の一部が部材と熱交換されて貯蔵室内に冷熱
が放出される。従って、貯蔵室内を均一に冷却すること
ができる。
【0074】また本発明によると、冷気吐出通路内に面
した部材の表面に断熱材を配することによって、冷気吐
出通路を通る低温の冷気による部材の結露や着霜を防止
することができる。
【0075】また本発明によると、冷気戻り通路に面し
た部材の表面に配される断熱材と冷気吐出通路に面した
部材の表面に配される断熱材とを異なる断熱特性にして
いるので、冷気吐出通路を通る冷気よりも高温の冷気戻
り通路を通る冷気による断熱効果が過剰になって貯蔵室
内に放出される冷熱が必要以上に減少することを防止す
ることができる。
【0076】また本発明によると、冷気吐出通路を冷却
器よりも上方に配し、冷気戻り通路を冷却器よりも下方
に配されているので、送風機を停止した際に冷却器周辺
の冷気が低温で比重が大きいため流下する。これによ
り、部材の下部が降温されて部材の温度の均一化を図る
ことができるとともに、流下した冷気が熱交換により昇
温されて貯蔵室内の温度に近くなる。従って、部材から
放出される冷熱及び戻り口から吐出される冷気により貯
蔵室内の温度をより均一にすることができる。
【0077】また本発明によると、貯蔵室と冷凍室との
それぞれに専用の冷却器を設けているので、貯蔵室を冷
却する冷却器の冷却温度を高く設定して冷却器、部材及
び貯蔵室内の結露や氷結を抑制することができる。
【0078】また本発明によると、第1貯蔵室の冷気戻
り通路を通る冷気の冷熱の一部が部材と熱交換されて第
2貯蔵室内に放出される。従って、第2貯蔵室内から熱
を奪って冷却することができるので第2貯蔵室内の冷却
効率を向上させることができる。また、第1貯蔵室の戻
り冷気が昇温されるので、第1貯蔵室を冷却する冷却器
の動作係数が大きくなり、同じ仕事量に対して吸収熱量
が大きくなるので省エネルギー化を図ることができる。
【0079】また本発明によると、照明灯を部材の近傍
に配することによって、開閉扉を開いた際に照明灯が点
灯してその輻射熱が部材を昇温する。これにより、外気
の湿気の侵入による部材の結露を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す側面
断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面
図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷却サイ
クルを示す回路図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の部材を示
す斜視図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の部材の他
の構成を示す斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す概略
図である。
【図7】 本発明の第2実施形態の冷蔵庫を示す概略
図である。
【図8】 本発明の第3実施形態の冷蔵庫を示す概略
図である。
【図9】 本発明の第4実施形態の冷蔵庫を示す概略
図である。
【図10】 本発明の第5実施形態の冷蔵庫を示す概略
図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2a 外箱 2b 内箱 3、4、5、6 断熱扉 11 冷蔵室 12 野菜室 13 冷凍室 14 氷温室 20 圧縮機 21、25 冷却器 22、26 送風機 23、29 冷気通路 27 冷気吐出通路 23a、28 冷気戻り通路 35 断熱材 36 断熱材 42 部材 51 照明灯 54、55、56 収納容器 57 天井冷気吐出通路 58 電子回路 61、62 除霜ヒータ 71 凝縮器 72、73、74 キャピラリーチューブ 75、76 温度センサ 77 冷却用ファン 78 開閉弁 79 三方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 善一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA04 AA07 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA02 PA04 PA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷気を生成する冷却器と、 前記冷却器により生成された冷気を貯蔵室内に導く冷気
    吐出通路と、 前記貯蔵室内の冷気を前記冷却器に導く冷気戻り通路
    と、 前記冷気戻り通路の少なくとも一部を形成して、前記冷
    気戻り通路内を流通する冷気による冷熱の少なくとも一
    部を前記貯蔵室内に放出する部材と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記貯蔵室は隔離壁により隔離された第
    1、第2貯蔵室から成り、前記冷気吐出通路から第1貯
    蔵室に吐出された冷気が第2貯蔵室を通り、前記冷気戻
    り通路を介して前記冷却器に戻るようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷気を生成する冷却器と、 前記冷却器により生成された冷気を貯蔵室内に導く冷気
    吐出通路と、 前記貯蔵室内の冷気を前記冷却器に導く冷気戻り通路
    と、 前記冷気戻り通路の少なくとも一部を形成して、前記冷
    気戻り通路内を流通する冷気による冷熱の少なくとも一
    部を他の貯蔵室内に放出する部材と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記冷気戻り通路内に面した前記部材の
    表面に断熱材を配したことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記冷気吐出通路の少なくとも一部を前
    記部材により形成して、前記冷気吐出通路内を流通する
    冷気による冷熱の少なくとも一部を前記貯蔵室内に放出
    したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに
    記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記冷気吐出通路内に面した前記部材の
    表面に断熱材を配したことを特徴とする請求項5に記載
    の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 前記冷気吐出通路内の断熱材と前記冷気
    戻り通路内の断熱材とが異なる断熱特性を有することを
    特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 前記冷気吐出通路を前記冷却器の上方に
    配し、前記冷気戻り通路を前記冷却器の下方に配したこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 前記貯蔵室よりも室内温度の低い冷凍室
    と、前記冷凍室の冷却する冷気を生成する冷凍室用冷却
    器とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項8のい
    ずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 前記貯蔵室の開成時に前記貯蔵室内を
    照明するとともに、前記部材の近傍に配される照明灯を
    備えたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか
    に冷蔵庫。
JP2000275957A 2000-09-12 2000-09-12 冷蔵庫 Pending JP2002090025A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275957A JP2002090025A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275957A JP2002090025A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002090025A true JP2002090025A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18761498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000275957A Pending JP2002090025A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002090025A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006200774A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Toshiba Corp 冷蔵庫
CN101498540A (zh) * 2008-01-31 2009-08-05 富士迈半导体精密工业(上海)有限公司 低温储存装置
JP2012159289A (ja) * 2012-05-28 2012-08-23 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2012198016A (ja) * 2012-05-28 2012-10-18 Sharp Corp 冷蔵庫
KR101257539B1 (ko) * 2007-02-23 2013-04-23 엘지전자 주식회사 냉장고

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006200774A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Toshiba Corp 冷蔵庫
KR101257539B1 (ko) * 2007-02-23 2013-04-23 엘지전자 주식회사 냉장고
CN101498540A (zh) * 2008-01-31 2009-08-05 富士迈半导体精密工业(上海)有限公司 低温储存装置
JP2012159289A (ja) * 2012-05-28 2012-08-23 Sharp Corp 冷蔵庫
JP2012198016A (ja) * 2012-05-28 2012-10-18 Sharp Corp 冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3904866B2 (ja) 冷蔵庫
JP3707963B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002168549A (ja) 横型冷蔵庫
JP5254578B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008002697A (ja) 冷蔵庫
JP2002130910A (ja) 冷蔵庫
JP3714830B2 (ja) 冷蔵庫
JP4562763B2 (ja) 冷蔵庫
JP4033888B2 (ja) 冷蔵庫
JP3647343B2 (ja) 冷蔵庫
JP2002090025A (ja) 冷蔵庫
JP3657184B2 (ja) 冷蔵庫
JP2006189209A (ja) 冷却庫
JP4111942B2 (ja) 冷蔵庫
JP3789294B2 (ja) 冷蔵庫
JP3603942B2 (ja) 冷蔵庫
KR100597302B1 (ko) 냉장고
JP2005241244A (ja) 冷蔵庫
JP2002048452A (ja) 冷蔵庫
JP2609954B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP3611021B2 (ja) 冷蔵庫
JP5620538B2 (ja) 冷蔵庫
JP4229941B2 (ja) 冷蔵庫
JPH06257929A (ja) 冷却貯蔵庫
JP2002090060A (ja) 冷蔵庫