JP2002089910A - 通気口を覆う換気扇取付枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 従来の換気扇取付枠においては、狭い浴室お
よび便所等において換気扇設備を設置できない場合もあ
り、又、通気口の寸法並びに壁部の取壊し範囲にも制約
があった。本発明は、換気扇取付枠の施工条件、施工日
数、施工費の改善を図ることが課題である。 【解決手段】 本発明の換気扇取付枠は、取付枠本体部
１と取付枠拡張部２の箱枠体から構成されており、通気
口８の形状寸法および通気口８の個数が設置場所の条件
により変わることがあっても、取付枠拡張部２の寸法を
変更することにより、通気口８を覆うように換気扇取付
枠を設置できるので、換気機能は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通気口を覆い使用
される換気扇取付枠に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の換気扇取付枠では、新たな場所に
換気扇を設置する場合には、取付枠の施工条件として、
内外壁の刳り貫き工事および取付後の内外壁の仕上げ工
事等が発生していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の取付
枠では、それぞれを異なる業種によって施工するため、
施工日数も必要となり工事費も高くなることを、課題と
する。

【０００４】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、その目的は、必要以外に既存の壁を取り壊すことな
く、施工が容易で、経済的な換気扇取付枠を設置し、換
気設備を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１記載の換気扇取付枠は、換気扇本体を取付
枠の枠内で作動させ、通気口の形状寸法および個数に関
わらず、通気口を覆う寸法にした取付枠を設置するの
で、換気機能は達成される。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。

【０００７】図１は、本発明の通気口を覆う換気扇取付
枠の斜視図である。この換気扇取付枠は、取付枠本体部
１と取付枠拡張部２の箱枠体から構成されており、フラ
ンジ３及び円孔４により、壁部７に取付ける。また、取
付枠拡張部２については、通気口８が取付枠本体部１の
枠内に収まる場合は、取付枠拡張部２の縦および横の寸
法を取付枠本体部１の寸法に合わせる。

【０００８】図２は、換気扇取付枠の平面図であり、通
気口８を覆い壁部７に設置された状態を表している。

【０００９】図３は、換気扇取付枠の側面からの断面図
である。壁部７に設置された換気扇取付枠に対し、換気
扇本体１０を換気扇取付具１１により固定具５の長孔の
位置を合わせて、固定ねじ１２により取付ける。次に、
フード１４を取付る。

【００１０】図４は、換気扇取付枠の上面からの断面図
である。断面図は、壁部７に設置された状態を上面から
見た所であり、通気口８を取付枠本体部１及び取付枠拡
張部２が覆う状態を表している。

【００１１】

【発明の効果】本発明は以上に説明したような構成によ
り次のような効果を奏する。請求項１に記載されている
発明は、換気扇は取付けられないが、既に換気口がある
場合や、従来からの換気扇取付枠を設けることが出来な
い場合にも、本発明の通気口を覆う換気扇取付枠であれ
ば、対応することが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の換気扇取付枠の斜視図である。

【図２】その換気扇取付枠を壁部に取付けた平面図であ
る。

【図３】その換気扇取付枠の側面からの断面図である。

【図４】その換気扇取付枠を上面からの断面図である。

【符号の説明】

１取付枠本体部 ２取付枠拡張部 ３フランジ ４円孔 ５固定具 ６ねじ釘 ７壁部 ８通気口 ９通気口用パイプ １０換気扇本体 １１換気扇取付具 １２固定ねじ １３コーキング材 １４フード

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通気口の形状寸法および個数に関わら
   ず、通気口を覆い換気扇が機能する換気扇取付枠。