JP2002089380A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2002089380A
JP2002089380A JP2001205251A JP2001205251A JP2002089380A JP 2002089380 A JP2002089380 A JP 2002089380A JP 2001205251 A JP2001205251 A JP 2001205251A JP 2001205251 A JP2001205251 A JP 2001205251A JP 2002089380 A JP2002089380 A JP 2002089380A
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dust
air
discharge port
air cleaner
engine
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JP2001205251A
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Michinori Nakamura
道則 中村
Akihide Yamazaki
明秀 山崎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアクリーナの保守作業を頻繁に行うことな
く、エンジンに吸込まれる空気を清浄化する。 【解決手段】 建屋カバー8内に設けられた遠心分離型
のエアクリーナ13の下側に、ケーシング14の吸気口
14Cとダスト放出口14Dとの間を仕切るようにダス
ト案内板24を設け、このダスト案内板24には、ダス
ト放出口14Dから外部に放出されたダストDを旋回フ
レーム5の下側に導く傾斜面24Bを設ける構成とす
る。これにより、ケーシング14内に吸込まれた空気か
ら分離されダスト放出口14Dから放出されたダストD
を、ダスト案内板24によって旋回フレーム5の下側に
導き、車体の外部に排出することができる。このため、
外部に放出されたダストDが、吸気口14Cからケーシ
ング14内に吸込まれる空気に再び混入してしまうのを
抑え、エンジンに清浄な空気を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の建設機械に関し、特に、エンジン
に吸込まれる空気を清浄化するためのエアクリーナを備
えた建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
の建設機械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可
能に設けられた作業装置とにより大略構成されている。
【0003】そして、上部旋回体を構成する旋回フレー
ム上にはエンジンが設けられ、該エンジンの吸気側に
は、空気中に含まれるダストを分離して清浄な空気をエ
ンジンに供給するエアクリーナが接続されている。
【0004】ここで、従来技術によるエアクリーナとし
て遠心分離型のエアクリーナが知られており、この遠心
分離型のエアクリーナは、空気を吸込む吸気口と吸込ん
だ空気中のダストを外部に放出するダスト放出口とを有
するケーシングと、該ケーシング内に設けられエンジン
の吸気管に接続されたフィルタエレメントとにより大略
構成されている。
【0005】そして、遠心分離型のエアクリーナは、吸
気口からケーシング内に吸込まれた空気中のダストを遠
心分離してダスト放出口からケーシングの外部に放出す
ると共に、遠心分離されなかったダストをフィルタエレ
メントによって捕捉することにより、清浄な空気をエン
ジンに供給するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のエン
ジン、エアクリーナ等は、旋回フレーム上に設けられた
建屋カバー内に設けられ、この建屋カバー内でエアクリ
ーナの下側に形成された空間内には、通常、比較的小型
な電気部品等の機器類や、これら機器類を覆う機器ケー
ス等が設けられている。
【0007】しかし、上述した遠心分離型のエアクリー
ナは、通常、ダスト放出口が下向きに設けられ、ケーシ
ング内で空気から遠心分離されたダストは、ダスト放出
口を通じて下方に放出される構成となっている。このた
め、例えばエアクリーナの下側に形成された空間を利用
して機器ケース等を配設した場合には、エアクリーナの
ダスト放出口から放出されたダストが機器カバー等の上
面に堆積してしまい、このダストが、エンジンの作動時
に吸気口からエアクリーナ内に吸込まれる空気中に再び
混入し、エアクリーナ内に逆戻りしてしまう。
【0008】この結果、エンジンの作動時にエアクリー
ナ内に多量のダストが吸込まれてしまい、フィルタエレ
メントが早期に目詰りすることにより、該フィルタエレ
メントの洗浄、交換等といったエアクリーナの保守作業
を頻繁に行わなければならないという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、エアクリーナの保守作業を頻繁に行うこ
となく、エンジンに吸込まれる空気を清浄化することが
できるようにした建設機械を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、車体を構成するフレーム構造体と、該
フレーム構造体上に設けられたエンジンと、前記エンジ
ンの吸気側に接続して設けられ、空気中に含まれるダス
トを分離して清浄な空気をエンジンに供給するエアクリ
ーナとを備えた建設機械に適用される。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記エアクリーナは、空気を吸込む吸気口と吸
込んだ空気中のダストを外部に放出するダスト放出口と
を有するケーシングと、該ケーシング内に設けられ前記
エンジンの吸気管に接続されたフィルタエレメントとに
より構成し、前記フレーム構造体側には、前記ケーシン
グのダスト放出口から放出されたダストを前記車体の外
部に向けて案内するダスト案内板を設けたことにある。
【0012】このように構成したことにより、エンジン
が作動して空気がエアクリーナの吸気口に吸込まれる
と、この空気中に含まれるダストがエアクリーナによっ
て空気から分離され、ダスト放出口を通じてエアクリー
ナの外部に放出される。このとき、エアクリーナから放
出されたダストは、フレーム構造体側に設けられたダス
ト案内板によって車体の外部に案内されるので、このダ
ストが吸気口からエアクリーナに吸込まれる空気に再び
混入するのを抑えることができる。このため、エアクリ
ーナ内に吸込まれるダストの量を少なくし、エアクリー
ナに対する保守作業の頻度を少なくすることができる。
【0013】請求項2の発明は、ダスト案内板には、ア
クリーナのダスト放出口から放出されたダストをフレー
ム構造体の下側に向けて導く傾斜面を設ける構成とした
ことにある。
【0014】このように構成したことにより、エアクリ
ーナのダスト放出口から放出されたダストを、ダスト案
内板の傾斜面に沿ってフレーム構造体の下側へと導くこ
とができる。
【0015】請求項3の発明は、エアクリーナの吸気口
とダスト放出口とは下向きに設け、ダスト案内板は吸気
口とダスト放出口との間を仕切って配置する構成とした
ことにある。
【0016】このように構成したことにより、エアクリ
ーナのダスト放出口から放出されたダストを、ダスト案
内板によって吸気口から仕切ることができるので、この
ダストが吸気口から吸込まれる空気に再び混入してエア
クリーナ内に逆戻りするのを抑えることができる。
【0017】請求項4の発明は、フレーム構造体にはエ
アクリーナの下側に位置して機器類を覆う機器ケースを
設け、ダスト案内板は該機器ケースを利用して設ける構
成としたことにある。
【0018】請求項5の発明は、フレーム構造体にはそ
の下面側を閉塞するアンダカバ−を設け、該アンダカバ
ーとフレーム構造体との間には、ダスト案内板に案内さ
れたダストをフレーム構造体の下側に排出する隙間を設
ける構成としたことにある。
【0019】このように構成したことにより、エアクリ
ーナのダスト放出口から放出されたダストを、ダスト案
内板の傾斜面に沿ってフレーム構造体の下側へと導き、
フレーム構造体とアンダカバーとの間の隙間を通じてフ
レーム構造体の下側に排出することができる。
【0020】請求項6の発明は、ケーシングのダスト放
出口には、該ダスト放出口から放出されたダストを車体
の外部に向けて案内するダスト案内管を設ける構成とし
たことにある。
【0021】このように構成したことにより、ダスト放
出口から放出されたダストは、ダスト放出口の周囲に拡
散することなくダスト案内管に導入されるので、放出さ
れた全てのダストを、ダスト案内管を通じて車体の外部
に排出することができる。
【0022】請求項7の発明は、フレーム構造体にはそ
の下面側を閉塞するアンダカバ−を設け、ダスト案内管
は、基端側がケーシングのダスト放出口に接続され、先
端側がアンダカバーに設けた挿通孔を通じて車体の外部
へと突出する構成としたことにある。
【0023】このように構成したことにより、ダスト案
内管に導入されたダストを、アンダカバーを通じて確実
に車体の外部に排出することができ、該ダストが、アン
ダカバーによって仕切られた車体内部のエアクリーナに
向けて逆戻りするのを抑えることができる。
【0024】請求項8の発明は、ダスト案内管は可撓性
を有するホースにより構成したことにある。
【0025】このように構成したことにより、例えばエ
アクリーナの周囲に各種の機器類が設けられている場合
でも、ダスト案内管を機器類の邪魔にならないように適
宜に撓ませて、ダスト放出口から車体の外部へ向けて配
設することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による建設機械の実
施の形態を油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図
1ないし図9を参照しつつ詳細に説明する。
【0027】まず、図1ないし図7は本発明の第1の実
施の形態を示し、図中、1は油圧ショベルで、該油圧シ
ョベル1は、下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回
可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前
部側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより大略
構成されている。
【0028】また、上部旋回体3は、フレーム構造体と
しての旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前部左側に
設けられ運転室を画成するキャブ6と、旋回フレーム5
の前部右側に設けられた燃料タンク7と、キャブ6及び
燃料タンク7の後側に設けられ後述のエンジン10、エ
アクリーナ13等を覆う建屋カバー8と、該建屋カバー
8の後側に設けられたカウンタウエイト9とにより大略
構成されている。
【0029】ここで、旋回フレーム5は、図2及び図3
に示すように、左,右方向の中央部に位置して前,後方
向に延びるセンタフレーム5Aと、該センタフレーム5
Aの左,右両側に位置して前,後方向に延びる左,右の
サイドフレーム5B,5B(右側のみ図示)と、センタ
フレーム5Aから左,右方向に張出しセンタフレーム5
Aとサイドフレーム5Bとの間を連結する複数の張出し
ビーム5C,5Dと、センタフレーム5Aの後端部に位
置して左,右方向に延びカウンタウエイト9が取付けら
れるカウンタウエイト取付板5Eとを含んだ骨組み構造
をなしている。
【0030】また、センタフレーム5Aとカウンタウエ
イト取付板5Eには、後述のエンジン10を支持する複
数のエンジン支持部材5F,5F,…がそれぞれ固着さ
れ、張出しビーム5Dとカウンタウエイト取付板5Eに
は、後述のラジエータ11を支持するラジエータ支持部
材5G,5Gがそれぞれ固着されている。さらに、張出
しビーム5Dとカウンタウエイト取付板5Eとの間に
は、右側のサイドフレーム5Bに沿って前,後方向に延
び、後述のバッテリ21を支持するバッテリ支持板5H
が固着されている。
【0031】10は建屋カバー8内に位置して旋回フレ
ーム5上に搭載されたエンジンで、該エンジン10は、
旋回フレーム5の各エンジン支持部材5Fに取付けら
れ、油圧ショベル1に装備された油圧アクチュエータの
油圧源となる油圧ポンプ(いずれも図示せず)を駆動す
るものである。
【0032】11はエンジン10の近傍に位置して建屋
カバー8内に設けられたラジエータで、該ラジエータ1
1は、エンジン10のファン10Aと正対した状態で旋
回フレーム5のラジエータ支持部材5G上に取付けられ
ている。そして、ラジエータ11は、エンジン10との
間で循環するエンジン冷却水の熱をファン10Aからの
冷却風によって放熱し、エンジン冷却水を冷却するもの
である。
【0033】12はエンジン10の吸気ポートに接続さ
れた吸気管で、該吸気管12の先端側は、燃料タンク7
とラジエータ11との間に向けて延びている。そして、
吸気管12は、後述のエアクリーナ13によって清浄化
された空気をエンジン10に供給するものである。
【0034】13は吸気管12の先端部に取付けられ、
該吸気管12を介してエンジン10の吸気側に接続され
た遠心分離型のエアクリーナで、該エアクリーナ13
は、後述のケーシング14、空気導入管17、フィルタ
エレメント18等により構成されている。
【0035】14はエアクリーナ13の外殻をなすケー
シングで、該ケーシング14は、図4及び図5に示すよ
うに、円筒部14A、底部14B等により全体として有
底円筒状に形成されている。そして、ケーシング14
は、円筒部14Aの外周側に取付けられたバンド15を
用いて燃料タンク7に固定され、底部14Bの中心部に
は吸気管12の先端部が接続されている。
【0036】ここで、円筒部14Aには、ケーシング1
4内に空気を吸込むための筒状の吸気口14Cと、ケー
シング14内に吸込まれた空気から遠心分離したダスト
Dをケーシング14の外部に放出する筒状のダスト放出
口14Dとが、軸方向に並んで下向きに突設されてい
る。また、円筒部14A内には吸気口14Cの近傍に位
置して螺旋状の羽根14Eが設けられ、該羽根14E
は、吸気口14Cからケーシング14内に吸込まれた空
気がケーシング14内で旋回流を生成するためのもので
ある。
【0037】そして、エンジン10の作動時に吸気口1
4Cを通じてケーシング14内に吸込まれた空気は、該
ケーシング14の羽根14Eに沿って流れることによ
り、ケーシング14内で図6中に矢印Aで示す如くの旋
回流を生成する。これにより、空気中に含まれたダスト
Dが遠心分離によって空気から分離され、エンジン10
が停止すると、ダストDがダスト放出口14Dを通じて
ケーシング14の外部に放出される構成となっている。
【0038】また、ダスト放出口14Dの先端部には、
薄肉なゴム等からなる真空吸着弁16が取付けられてお
り、この真空吸着弁16は、例えばエンジン10の作動
時に空気が吸気口14Cを通じてエンジン10に吸込ま
れたときには、ケーシング14内が負圧となることによ
り排出口16Aが閉弁(図6参照)し、エンジン10の
作動が停止してケーシング14内が正圧(大気圧)とな
ることにより排出口16Aが開弁(図7参照)するもの
である。
【0039】17は吸気管12の先端部に接続されケー
シング14内に延びた空気導入管で、該空気導入管17
は、ケーシング14の吸気口14Cから吸込まれた空気
を多数の通気孔17A,17A,…を通じて吸気管12
に導くものである。
【0040】18はケーシング14内に収容されたフィ
ルタエレメントで、該フィルタエレメント18は、空気
導入管17の外周側に挿嵌されることにより、ケーシン
グ14の軸方向に伸長している。そして、フィルタエレ
メント18は、ケーシング14内に吸込まれた空気に含
まれるダストのうち、遠心分離されなかったダストを捕
捉するものである。
【0041】19はケーシング14を施蓋する蓋体で、
該蓋体19は、例えばボルト20を用いて空気導入管1
7等に締結され、ケーシング14を施蓋すると共にフィ
ルタエレメント18を抜止めしている。従って、蓋体1
9を取外すことにより、フィルタエレメント18を空気
導入管17に対して着脱することができる構成となって
いる。
【0042】21,21はラジエータ11の近傍に位置
して建屋カバー8内に設けられ、油圧ショベル1に装備
された電気部品の電源となるバッテリで、該バッテリ2
1は、図3及び図4に示すように、旋回フレーム5のバ
ッテリ支持板5H上に取付けられている。
【0043】22はエアクリーナ13の下側に位置して
建屋カバー8内に設けられた機器ケースとしてのリレー
ケースで、該リレーケース22は、その内部にリレー
(図示せず)等の電気機器を収容するものである。ここ
で、リレーケース22は、旋回フレーム5の張出しビー
ム5C,5D上に取付けられ、燃料タンク7とバッテリ
21との間に配置されている。
【0044】また、リレーケース22と旋回フレーム5
のサイドフレーム5Bとの間には、サイドフレーム5B
に沿って前,後方向に延びる隙間23が形成され、該隙
間23は、エアクリーナ13のダスト放出口14Dから
放出されたダストを旋回フレーム5の下側へと排出する
ためのものである。
【0045】24はリレーケース22の上面22Aに溶
接等によって固着され、旋回フレーム5側からエアクリ
ーナ13に向けて上向きに延びるダスト案内板で、該ダ
スト案内板24は、エアクリーナ13の吸気口14Cと
ダスト放出口14Dとの間を仕切って配置されている。
【0046】ここで、ダスト案内板24は、例えば薄肉
な鋼板等を折曲げることにより形成され、リレーケース
22から垂直上向きに延びる垂直面24Aと、建屋カバ
ー8と対面して配置され、垂直面24Aの上端部からリ
レーケース22の上面22Aに向けて斜め下向きに折返
された傾斜面24Bとにより構成されている。
【0047】そして、ダスト案内板24は、エアクリー
ナ13の吸気口14Cとダスト放出口14Dとの間を仕
切り、ダスト放出口14Dから放出されたダストDは、
ダスト案内板24の傾斜面24Bに沿ってサイドフレー
ム5B側に落下することにより、リレーケース22の上
面22Aに堆積することなく、リレーケース22とサイ
ドフレーム5Bとの間の隙間23を通じて旋回フレーム
5の下側へと排出される構成となっている。
【0048】25は旋回フレーム5の下面側を閉塞する
アンダカバ−で、該アンダカバー25は、旋回フレーム
5上に搭載されたエンジン10、ラジエータ11等を下
側から覆うものである。ここで、アンダカバー25の右
端側は、例えば図5に示すように、旋回フレーム5のサ
イドフレーム5Bに固着されたブラケット26等に取付
けられている。
【0049】そして、アンダカバー25の右端縁部とサ
イドフレーム5Bとの間には、サイドフレーム5Bに沿
って前,後方向に延びる隙間27が形成され、上述の隙
間23を通じて落下してきたダストDを、隙間27を通
じてアンダカバー25の下方、即ち、上部旋回体3の外
部に排出することができる構成となっている。また、ア
ンダカバー25のうちエアクリーナ13の下側となる部
位には、建屋カバー8内に外気を取込むための多数の通
気孔25A,25A,…が穿設されている。
【0050】本実施の形態による油圧ショベル1は上述
の如き構成を有するもので、以下、エンジン10の作動
時に、該エンジン10に吸込まれる空気をエアクリーナ
13によって清浄化する作用について説明する。
【0051】まず、エンジン10が作動すると、エアク
リーナ13のケーシング14内が負圧状態となり、吸気
口14Cからケーシング14内にダストDを含んだ空気
が吸込まれる。このとき、ダスト放出口14Dの先端側
に設けられた真空吸着弁16は、ケーシング14内の負
圧によって図6に示す如く排出口16Aが閉弁してい
る。
【0052】そして、ケーシング14内に吸込まれた空
気は、該ケーシング14の羽根14Eに沿って旋回流を
生成しつつ、フィルタエレメント18、空気導入管17
の通気孔17A等を通じて吸気管12内に導入される。
【0053】ここで、ケーシング14内に吸込まれた空
気中のダストDは、まず、空気がケーシング14内で図
6中の矢印Aで示す如くの旋回流を生成することにより
該空気から遠心分離され、ケーシング14内を浮遊しつ
つダスト放出口14Dに導かれる。
【0054】一方、ケーシング14内で遠心分離されな
かったダストDは、空気がフィルタエレメント18、空
気導入管17の通気孔17A等を通じて吸気管12内に
導入されるときに、フィルタエレメント18によって捕
捉される。このため、吸気管12を通じてエンジン10
に導入される空気を充分に清浄化することができ、該エ
ンジン10を保護することができる。
【0055】次に、エンジン10の作動が停止し、ケー
シング14内が正圧(大気圧)となると、図7に示すよ
うに、ダスト放出口14Dに取付けられた真空吸着弁1
6の排出口16Aが開弁する。これにより、ダストDが
ダスト放出口14Dを通じてケーシング14の外部に放
出され、リレーケース22に向けて落下する。
【0056】ここで、リレーケース22の上面22Aに
は、ケーシング14の吸気口14Cとダスト放出口14
Dとの間を仕切る状態でダスト案内板24が突設されて
いるので、ダスト放出口14Dから外部に放出されたダ
ストDは、ダスト案内板24を境としてケーシング14
の吸気口14C側へと落下することなく、ダスト案内板
24の傾斜面24Bに沿って旋回フレーム5のサイドフ
レーム5B側に導かれる。そして、このダストDは、サ
イドフレーム5Bとリレーケース22との間に形成され
た隙間23を通じて旋回フレーム5の下側へと排出さ
れ、さらに、アンダカバー25とサイドフレーム5Bと
の間に形成された隙間27を通じてアンダカバー25の
下方、即ち、上部旋回体3の外部に排出される。
【0057】このため、エアクリーナ13のケーシング
14内で空気から分離されたダストDが、リレーケース
22の上面22Aに堆積してしまうのを抑えることがで
き、また、リレーケース22の上面22A上に少量のダ
ストが付着したとしても、このダストDを、ダスト案内
板24によってケーシング14の吸気口14Cから隔絶
することができる。
【0058】これにより、ケーシング14の外部に放出
されたダストDが、エンジン10が作動して吸気口14
Cからケーシング14内に空気が吸込まれるときに、こ
の空気に混入してケーシング14内に逆戻りするのを確
実に防止することができ、エンジン10に常時清浄な空
気を供給することができる。また、エンジン10の作動
時にケーシング14内に多量のダストDが吸込まれてフ
ィルタエレメント18が早期に目詰りするのを抑えるこ
とができ、フィルタエレメント18の洗浄、交換等とい
ったエアクリーナ13に対する保守作業の頻度を少なく
することができる。
【0059】かくして、本実施の形態によれば、建屋カ
バー8内に設けられた遠心分離型のエアクリーナ13の
下側に、エアクリーナ13の吸気口14Cとダスト放出
口14Dとの間を仕切り、ダスト放出口14Dから放出
されたダストを上部旋回体3の外部に案内するダスト案
内板24を設ける構成としたので、エアクリーナ13の
ケーシング14内で分離され該ケーシング14の外部に
放出されたダストが、再び吸気口14Cからケーシング
14内に吸込まれる空気に混入し、ケーシング14内に
逆戻りしてしまうのを確実に防止することができる。
【0060】これにより、エンジン10の作動時にケー
シング14内に多量のダストが吸込まれてフィルタエレ
メント18が早期に目詰りするのを抑えることができ、
フィルタエレメント18の洗浄、交換等といったエアク
リーナ13に対する保守作業の頻度を少なくできる上
に、エンジン10に常時清浄な空気を供給することがで
き、該エンジン10を確実に保護することができる。
【0061】また、ダスト案内板24に、エアクリーナ
13のダスト放出口14Dから放出されたダストを旋回
フレーム5の下側に向けて導く傾斜面24Bを設けたの
で、ダスト放出口14Dから放出されたダストを、旋回
フレーム5の下側へと排出することにより、このダスト
が、吸気口14Cからケーシング14内に吸込まれる空
気に混入して再びケーシング14内に吸込まれるのを確
実に抑え、エンジン10に供給される空気を清浄化する
ことができる。
【0062】また、ダスト案内板24を、エアクリーナ
13の下側に配設されたリレーケース22に設ける構成
としたので、建屋カバー8内の限られた空間を有効に利
用することができる。
【0063】また、旋回フレーム5には、その下面側を
閉塞するアンダカバ−25を設け、旋回フレーム5のサ
イドフレーム5Bとアンダカバー25との間には、サイ
ドフレーム5Bに沿って前,後方向に延びる隙間27を
形成したので、エアクリーナ13のダスト放出口14D
から放出され、ダスト案内板24に案内されて落下して
きたダストを、隙間27を通じてアンダカバー25の下
方、即ち、上部旋回体3の外部に排出することができ
る。
【0064】次に、図8及び図9は本発明の第2の実施
の形態を示し、本実施の形態の特徴は、エアクリーナの
ダスト放出口に、該ダスト放出口から放出されたダスト
を車体の外部に向けて案内するダスト案内管を設けたこ
とにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実
施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明
を省略するものとする。
【0065】図中、31はエアクリーナ13を構成する
ケーシング14のダスト放出口14Dに取付けられたダ
スト案内ホースで、該ダスト案内ホース31は、例えば
ゴムホース等の可撓性を有するホースにより構成され、
ダスト放出口14Dから放出されたダストDを、上部旋
回体3の外部に向けて案内するものである。
【0066】ここで、ダスト案内ホース31の基端側3
1Aは、真空吸着弁16を覆うようにしてダスト放出口
14Dに差込まれ、ホースバンド32によってダスト放
出口14Dに固定されている。また、ダスト案内ホース
31の先端側31Bは、自由端となって下方に垂下し、
後述するアンダカバー33のホース挿通孔33Aを通じ
て該アンダカバー33の下面側に突出している。
【0067】33は上述した第1の実施の形態によるア
ンダカバー25に代えて本実施の形態に用いたアンダカ
バーで、該アンダカバー33は、旋回フレーム5のサイ
ドフレーム5Bに固着されたブラケット26等に取付け
られ、旋回フレーム5の下面側を閉塞するものである。
【0068】ここで、アンダカバー33のうちダスト案
内ホース31の真下となる部位には、該ダスト案内ホー
ス31の外径よりも大径なホース挿通孔33Aが穿設さ
れている。また、アンダカバー33のうちエアクリーナ
13の下側となる部位には、建屋カバー8内に外気を取
込むための多数の通気孔33B,33B,…が穿設され
ている。
【0069】そして、ダスト案内ホース31は、基端側
31Aが真空吸着弁16を覆うようにしてダスト放出口
14Dに取付けられ、先端側31Bは、ホース挿通孔3
3Aを通じてアンダカバー33の下面側に突出してい
る。これにより、エアクリーナ13のダスト放出口14
Dから放出されたダストDは、ダスト放出口14Dの周
囲に拡散することなくダスト案内ホース31内に導入さ
れ、該ダスト案内ホース31の先端側31Bからアンダ
カバー33の下面側、即ち、上部旋回体3の外部に確実
に排出される構成となっている。
【0070】本実施の形態は上述の如きダスト案内ホー
スを備えたもので、エアクリーナ13のケーシング14
内で遠心分離されたダストDは、ダスト放出口14Dに
取付けられた真空吸着弁16が開弁することにより、ダ
スト放出口14Dを通じてケーシング14の外部に放出
される。
【0071】ここで、ダスト放出口14Dにはダスト案
内ホース31が接続されているので、放出されたダスト
Dは、ダスト放出口14Dの周囲に拡散することなくダ
スト案内ホース31内に導入される。そして、ダストD
は、ダスト案内ホース31に沿って落下し、該ダスト案
内ホース31の先端側31Bからアンダカバー33の下
面側、即ち、上部旋回体3の外部に排出される。
【0072】このように、本実施の形態においては、エ
アクリーナ13から放出された全てのダストDを、ダス
ト案内ホース31を用いて確実に上部旋回体3の外部に
排出することができる。一方、上部旋回体3の外部に排
出されたダストDは、アンダカバー33によって仕切ら
れた建屋カバー8内に逆戻りすることがないので、この
ダストDが建屋カバー8内のエアクリーナ13に再び吸
込まれるのを確実に抑えることができる。
【0073】これにより、エアクリーナ13を介してエ
ンジン10に常時清浄な空気を供給することができる上
に、エアクリーナ13のフィルタエレメント18が早期
に目詰りするのを抑え、フィルタエレメント18の洗
浄、交換等といったエアクリーナ13に対する保守作業
の頻度を少なくすることができる。
【0074】また、ダスト案内ホース31を可撓性を有
するホースによって構成したので、例えばエアクリーナ
13の周囲にエンジン、ラジエータ等の各種の機器類が
設けられていたとしても、ダスト案内ホース31をこれ
ら機器類の邪魔にならないように適宜に撓ませて、エア
クリーナ13のダスト放出口14Dからアンダカバー3
3のホース挿通孔33Aへと容易に配設することができ
る。
【0075】なお、上述した第1の実施の形態では、ダ
スト案内板24を、エアクリーナ13の下側に配設され
たリレーケース22上に設けた場合を例に挙げたが、本
発明はこれに限るものではなく、例えばエアクリーナ1
3を燃料タンク7に取付けるバンド15にダスト案内板
を設けてもよく、また、燃料タンク7にダスト案内板を
設ける構成としてもよい。
【0076】また、上述した第2の実施の形態では、ダ
スト案内管としてゴムホース等からなるダスト案内ホー
ス31を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例えば
可撓性をもたない金属パイプ等によってダスト案内管を
構成してもよい。
【0077】さらに、上述した各実施の形態では、建設
機械として油圧ショベル1を例に挙げたが、本発明はこ
れに限らず、例えば油圧クレーン、ホイールローダ等の
他の建設機械にも広く適用することができる。
【0078】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、フレーム構造体上に設けたエンジンの吸気側に
接続されたエアクリーナを、空気を吸込む吸気口と吸込
んだ空気中のダストを外部に放出するダスト放出口とを
有するケーシングと、該ケーシング内に設けられたフィ
ルタエレメントとにより構成し、フレーム構造体側に
は、ケーシングのダスト放出口から放出されたダストを
車体の外部に向けて案内するダスト案内板を設ける構成
としたので、ダスト放出口から放出されたダストが、吸
気口から吸込まれる空気に混入して再びエアクリーナ内
に吸込まれるのを抑えることができる。このため、エア
クリーナ内に吸込まれるダストの量を少なくし、エアク
リーナに対する保守作業の頻度を少なくすることができ
る上に、エンジンに常時清浄な空気を供給することがで
き、該エンジンを保護することができる。
【0079】また、請求項2の発明によれば、ダスト案
内板には、エアクリーナのダスト放出口から放出された
ダストをフレーム構造体の下側に向けて導く傾斜面を設
ける構成としたので、エアクリーナのダスト放出口から
放出されたダストを、ダスト案内板の傾斜面に沿ってフ
レーム構造体の下側へと排出することができる。これに
より、ダスト放出口から放出されたダストが、通気口か
ら吸込まれる空気に混入してエアクリーナ内に逆戻りす
るのを確実に抑え、エンジンに供給される空気を清浄化
することができる。
【0080】また、請求項3の発明によれば、エアクリ
ーナの吸気口とダスト放出口とは下向きに設け、ダスト
案内板は吸気口とダスト放出口との間を仕切って配置す
る構成としたので、エアクリーナのダスト放出口から放
出されたダストを、ダスト案内板によって吸気口から仕
切ることができ、このダストが吸気口から吸込まれる空
気に混入して再びエアクリーナ内に吸込まれるのを抑え
ることができる。
【0081】また、請求項4の発明によれば、フレーム
構造体にはエアクリーナの下側に位置して機器類を覆う
機器ケースを設け、ダスト案内板は該機器ケースを利用
して設ける構成としたので、エアクリーナの下側に形成
される空間内を有効に利用することができる。
【0082】さらに、請求項5の発明によれば、フレー
ム構造体にはその下面側を閉塞するアンダカバ−を設
け、該アンダカバーとフレーム構造体との間には、ダス
ト案内板に案内されたダストをフレーム構造体の下側に
排出する隙間を設ける構成としたので、エアクリーナの
ダスト放出口から放出されたダストを、フレーム構造体
の下側に排出することができ、このダストが吸気口から
吸込まれる空気に混入してエアクリーナ内に逆戻りする
のを確実に抑え、エンジンに常時清浄な空気を供給する
ことができる。
【0083】また、請求項6の発明によれば、エアクリ
ーナのダスト放出口に、放出されたダストを車体の外部
に向けて案内するダスト案内管を設ける構成としたの
で、放出されたダストがダスト放出口の周囲に拡散する
のを抑えることができ、放出された全てのダストをダス
ト案内管に導入し、該ダスト案内管を通じて車体の外部
に排出することができる。これにより、エンジンに常時
清浄な空気を供給することができる上に、エアクリーナ
に対する保守作業の頻度を少なくすることができる。
【0084】また、請求項7の発明によれば、ダスト案
内管は、基端側がケーシングのダスト放出口に接続さ
れ、先端側がフレーム構造体に設けたアンダカバーの挿
通孔を通じて車体の外部へと突出する構成としたので、
ダスト案内管に導入されたダストを、アンダカバーを通
じて確実に車体の外部に排出することができる。これに
より、車体の外部に排出されたダストが、アンダカバー
によって仕切られた車体内部のエアクリーナに向けて逆
戻りするのを確実に抑えることができる。
【0085】さらに、請求項8の発明によれば、ダスト
案内管を可撓性を有するホースによって構成したので、
例えばエアクリーナの周囲に各種の機器類が設けられて
いる場合でも、ダスト案内管を適宜に撓ませることによ
り、ダスト案内管を機器類の邪魔にならないように、ダ
スト放出口から車体の外部へ向けて容易に配設すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態が適用された油圧シ
ョベルを示す正面図である。
【図2】旋回フレーム上に配設されたエンジン、エアク
リーナ等を図1中の一部を破断にして示す拡大正面図で
ある。
【図3】図2中のエンジン、エアクリーナ等を矢示III
−III方向からみた横断面図である。
【図4】エアクリーナ、ダスト案内板等の要部を拡大し
て示す斜視図である。
【図5】エアクリーナ、ダスト案内板等の要部を拡大し
て示す図2中の矢示V−V方向からみた拡大断面図であ
る。
【図6】図5中の真空吸着弁が閉弁した状態を示す要部
拡大断面図である。
【図7】図5中の真空吸着弁が開弁した状態を示す要部
拡大断面図である。
【図8】第2の実施の形態によるダスト案内ホース、エ
アクリーナ等の要部を拡大して示す図4と同様位置の斜
視図である。
【図9】図8中のエアクリーナ、ダスト案内ホース等を
図5と同様位置からみた拡大断面図である。
【符号の説明】
5 旋回フレーム(フレーム構造体) 10 エンジン 12 吸気管 13 エアクリーナ 14 ケーシング 14C 吸気口 14D ダスト放出口 16 真空吸着弁 18 フィルタエレメント 22 リレーケース(機器ケース) 24 ダスト案内板 24A 垂直面 24B 傾斜面 25 アンダカバー 27 隙間 31 ダスト案内ホース(ダスト案内管) 33 アンダカバー 33A ホース挿通孔(挿通孔)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を構成するフレーム構造体と、該フ
    レーム構造体上に設けられたエンジンと、前記エンジン
    の吸気側に接続して設けられ、空気中に含まれるダスト
    を分離して清浄な空気をエンジンに供給するエアクリー
    ナとを備えた建設機械において、 前記エアクリーナは、空気を吸込む吸気口と吸込んだ空
    気中のダストを外部に放出するダスト放出口とを有する
    ケーシングと、該ケーシング内に設けられ前記エンジン
    の吸気管に接続されたフィルタエレメントとにより構成
    し、 前記フレーム構造体側には、前記ケーシングのダスト放
    出口から放出されたダストを前記車体の外部に向けて案
    内するダスト案内板を設ける構成としたことを特徴とす
    る建設機械。
  2. 【請求項2】 前記ダスト案内板には、前記エアクリー
    ナのダスト放出口から放出されたダストを前記フレーム
    構造体の下側に向けて導く傾斜面を設ける構成としてな
    る請求項1に記載の建設機械。
  3. 【請求項3】 前記エアクリーナの吸気口とダスト放出
    口とは下向きに設け、前記ダスト案内板は前記吸気口と
    ダスト放出口との間を仕切って配置する構成としてなる
    請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 【請求項4】 前記フレーム構造体には前記エアクリー
    ナの下側に位置して機器類を覆う機器ケースを設け、前
    記ダスト案内板は該機器ケースを利用して設ける構成と
    してなる請求項1,2または3に記載の建設機械。
  5. 【請求項5】 前記フレーム構造体にはその下面側を閉
    塞するアンダカバ−を設け、該アンダカバーと前記フレ
    ーム構造体との間には、前記ダスト案内板に案内された
    ダストをフレーム構造体の下側に排出する隙間を設ける
    構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の建設
    機械。
  6. 【請求項6】 車体を構成するフレーム構造体と、該フ
    レーム構造体上に設けられたエンジンと、前記エンジン
    の吸気側に接続して設けられ、空気中に含まれるダスト
    を分離して清浄な空気をエンジンに供給するエアクリー
    ナとを備えた建設機械において、 前記エアクリーナは、空気を吸込む吸気口と吸込んだ空
    気中のダストを外部に放出するダスト放出口とを有する
    ケーシングと、該ケーシング内に設けられ前記エンジン
    の吸気管に接続されたフィルタエレメントとにより構成
    し、 前記ケーシングのダスト放出口には、該ダスト放出口か
    ら放出されたダストを前記車体の外部に向けて案内する
    ダスト案内管を設ける構成としたことを特徴とする建設
    機械。
  7. 【請求項7】 前記フレーム構造体にはその下面側を閉
    塞するアンダカバ−を設け、前記ダスト案内管は、基端
    側が前記ケーシングのダスト放出口に接続され、先端側
    が前記アンダカバーに設けた挿通孔を通じて前記車体の
    外部へと突出する構成としてなる請求項6に記載の建設
    機械。
  8. 【請求項8】 前記ダスト案内管は可撓性を有するホー
    スにより構成してなる請求項6または7に記載の建設機
    械。
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