JP2002086831A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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JP2002086831A
JP2002086831A JP2000273828A JP2000273828A JP2002086831A JP 2002086831 A JP2002086831 A JP 2002086831A JP 2000273828 A JP2000273828 A JP 2000273828A JP 2000273828 A JP2000273828 A JP 2000273828A JP 2002086831 A JP2002086831 A JP 2002086831A
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imaging
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JP2000273828A
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Takakazu Kobayashi
孝和 小林
Yukihisa Takano
幸寿 高野
Tamotsu Nishiura
保 西浦
Hiroshi Kanayama
弘 金山
Seiichi Kurihara
清一 栗原
Satoru Takahashi
哲 高橋
Shigenori Sasaki
成典 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/009Detecting type of paper, e.g. by automatic reading of a code that is printed on a paper package or on a paper roll or by sensing the grade of translucency of the paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/0009Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material
    • B41J13/0018Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets control of the transport of the copy material in the sheet input section of automatic paper handling systems

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の帳票に印刷を行なう印刷システム
に関し、データを所望の帳票に正しく印刷できる印刷シ
ステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 予め用紙の種類を識別するための帳票識
別情報が印刷された所定の帳票用紙に、印刷すべきデー
タの種類を識別するためのデータ識別情報を含むデータ
が印刷された帳票用紙を撮像装置で撮像し、撮像された
画像から帳票識別情報及びデータ識別情報の画像を読み
出して、帳票識別情報とデータ識別情報とを比較するこ
とによって、帳票の種類とデータの種類との不一致を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷システムに係
り、特に、複数種類の帳票に印刷を行なう印刷システム
に関する。
【0002】印刷装置には、ホストコンピュータに蓄積
された大量の顧客データを帳票に印刷するような業務用
の印刷装置がある。このような印刷装置では、連続用紙
を用いて高速にデータの印刷を行なわれる。また、デー
タ毎に種々のフォーマットの帳票に印刷が行なえる。こ
のとき、データ毎に帳票を取り替える必要があった。
【0003】帳票の取替えを忘れた場合には、帳票の種
類とデータの種類とが一致しなくなる。よって、帳票の
種類とデータの種類とが一致するか否かを確認する必要
があった。
【0004】
【従来の技術】従来、帳票の種類とデータの種類とが一
致するか否かを確認する場合、一連の印刷ジョブ終了
後、人間が目視により行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の印
刷システムで使用される帳票は、複数種類存在してお
り、データの印刷位置も類似したものも多い。この場
合、データは帳票の正しい位置に印刷されているので、
目視では帳票とデータとが一致しているか否かを確認で
きなかった。また、目視により帳票とデータとが不一致
であることが確認できたとしても、印刷ジョブ終了後で
あるので、それまでの印刷が無駄になり、印刷時間が無
駄になるとともに、帳票用紙が無駄になる等の問題点が
あった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、データを所望の帳票に正しく印刷できる印刷システ
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め用紙の種
類を識別するための帳票識別情報が印刷された所定の帳
票用紙に、印刷すべきデータの種類を識別するためのデ
ータ識別情報を含むデータが印刷された帳票用紙を撮像
し、撮像された画像から帳票識別情報及びデータ識別情
報の画像を読み出して、帳票識別情報とデータ識別情報
とを比較することによって、帳票の種類とデータの種類
との不一致を検出する。
【0008】本発明によれば、帳票用紙に印刷された帳
票識別情報とデータ識別情報とを撮像して、比較するこ
とにより、帳票の種類とデータの種類との不一致を検出
するため、帳票の種類とデータの種類との不一致を確実
に検出できる。
【0009】また、帳票の種類とデータの種類とが不一
致が検出されたときに印刷を停止させることにより、印
刷の無駄を防止できる。
【0010】さらに、帳票識別情報とデータ識別情報と
を一度の画像取り込み動作で取り込むことにより、検証
処理を高速に行なえる。
【0011】また、帳票識別情報とデータ識別情報とを
一度の画像取り込み動作で取り込む条件としては、帳票
の搬送速度V、撮像部の撮像周波数F、撮像エリアの長
さAYを、 V/F<=AY を満足する条件に設定すればよい。
【0012】さらに、帳票識別情報とデータ識別情報と
をそれぞれ異なる第1撮像領域及び第2撮像領域から取
得する場合には、帳票の搬送速度V、撮像部の撮像周波
数F、第1撮像領域と第2撮像領域とのピッチDLを、 V/F<=DL を満足する条件に設定すればよい。
【0013】また、帳票からの画像を反射する反射部を
介して撮像することにより光路長を長くできるので、撮
像エリアの長さを長くでき、V/F<=AYを省スペー
スで満足することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。
【0015】本実施例の印刷システム1は、ホストコン
ピュータ2により管理されているデータを所定の帳票に
印刷するシステムである。印刷システム1は、印刷装置
3及び検証装置4から構成される。
【0016】印刷装置3は、データ処理部11、ディス
プレイ12、機構制御部13、印刷機構14、インタフ
ェース部15を含む構成とされている。データ処理部1
1は、ホストコンピュータ2からデータを受信し、コマ
ンドや印刷データを生成し、機構制御部12に供給す
る。また、データ処理部11は、機構制御部12、イン
タフェース部15からの情報に基づいて装置の印刷状
態、エラー発生などをディスプレイ13に表示する。
【0017】機構制御部12は、データ処理部11から
のコマンドや印刷データに応じて印刷機構14を制御す
る。印刷機構14は、帳票を搬送して、帳票に印刷デー
タに基づいた印刷を行なう。
【0018】インタフェース部15は、印刷装置3と検
証装置4とのインタフェースをとる。インタフェース部
15は、コマンド送受信部15a及び用紙搬送クロック
発生部15bを含む構成とされている。コマンド送受信
部15aは、検証装置4と通信線16及び信号線17に
より接続されている。コマンド送受信部15aは、検証
装置4と通信線16を介してシリアル通信を行なってお
り、シリアル通信により、検証装置4に各種コマンドを
送信するとともに、検証装置4からステータスコードを
受信する。
【0019】図2に本発明の一実施例のコマンド送受信
部から検証装置に送信されるコマンドを説明するための
図を示す。図2(A)はコマンド送受信部15aと検証
装置4との通信で用いられるデータの構成、図2(B)
はコマンド送受信部15aから検証装置4に送信される
コマンドのデータの構成、図2(C)はコマンドのコー
ド及び機能を説明するための図、図2(D)はステータ
スコードのデータの構成を示す。
【0020】コマンド送受信部15aと検証装置4との
間で通信されるデータ20は、1バイトが図2(A)に
示されるようにスタートビット21、データ部22、パ
リティビット23、ストップビット24から構成され
る。コマンド送受信部15aと検証装置4との間では、
図2(A)に示されるデータを使って通信が行なわれ
る。
【0021】コマンド送受信部15aから検証装置4に
は、コマンドが送信される。コマンド送受信部15aか
ら検証装置4に送信されるコマンドは、図2(B)に示
されるように1バイトのコマンド部24と5バイトのパ
ラメータ部25−1〜25−5とから構成される。コマ
ンド部24には、図2(C)に示されるようなコマンド
コードが設定される。コマンド送受信部15aから検証
装置4に送信されるコマンドは、主に、図2(C)に示
す9コマンドが設定されている。このうち、コマンドコ
ード、16進数「80」が主に用いられる。コマンドコ
ード16進数「80」は、動作条件通知コマンドを示
す。動作条件通知コマンドは、用紙長、装置タイプなど
を検証装置4に通知するコマンドである。
【0022】また、検証装置4からコマンド送受信部1
5aには、ステータスコードが送信される。ステータス
コードは、図2(D)に示されるように1バイトのステ
ータスコード部26及びnバイトのステータスバイトか
ら構成される。なお、ステータスバイトのバイト数は最
大16バイトである。
【0023】このステ−タスコードにより検証装置4か
らコマンド送受信部15aにエラー通知が行なわれる。
コマンド送受信部15aは、検証装置4からエラー通知
を受信すると、エラー通知をデータ処理部11に供給す
る。データ処理部11は、コマンド送受信部15aから
エラー通知を受信すると、ディスプレイ13にエラー発
生を表示するとともに、印刷機構制御部12を制御し
て、印刷機構14の動作を停止させる。
【0024】また、コマンド送受信部15aから検証装
置4には、信号線17により検証を有効にするための有
効/無効信号が送信される。検証装置4は、信号線17
からの有効/無効信号に応じて検証処理を制御する。
【0025】また、用紙搬送クロック発生部15bは、
印刷機構14の動作に基づいて用紙の搬送距離を検出
し、用紙が1/6インチ搬送される毎に立ち上がる搬送
クロックを発生する。用紙搬送クロック発生部15bで
発生された搬送クロックは、検証装置4に供給される。
なお、用紙搬送クロック発生部15bで発生された搬送
クロックは、例えば、用紙のカットのタイミングに用い
られているものである。
【0026】図3に本発明の一実施例の印刷装置の概略
構成図を示す。
【0027】印刷装置3は、給紙部31、オートローダ
部32、トラクタ部33、感光ドラム34、クリーナ部
35、帯電部36、露光部37、現像部38、転写部3
9、定着部40、ブラシ41、スタッカ部42を含む構
成とされている。
【0028】給紙部31には、印刷用紙51がスタック
されている。印刷用紙51は、複数の帳票を連続させた
連続紙である。
【0029】図4に本発明の一実施例の印刷用紙の構成
図を示す。
【0030】印刷用紙51は、所定の用紙長の帳票52
が複数連続した構成とされている。帳票52は、ミシン
目53により囲まれている。ミシン目53により複数の
帳票52を互いに分離できる構成とされている。印刷用
紙51の両側には、縁部54を有する。縁部54には、
搬送用孔部55が形成されている。搬送用孔部55が、
トラクタ部33に係合して印刷用紙51が搬送される。
また、帳票52には、ロゴ56、罫線57などが予め印
刷されている。また、縁部54には、帳票の種類を識別
するための帳票識別情報58が印刷されている。帳票識
別情報58を認識することにより帳票の種類が識別可能
とされる。
【0031】なお、本実施例では、印刷装置3により帳
票52にデータを印刷する際に、帳票52の帳票識別情
報58に隣接した所定の位置にデータの種類を識別する
ためのデータ識別情報59が印刷される。本実施例で
は、予め帳票52に印刷されている帳票識別情報58と
データ印刷時に印刷されるデータ識別情報59とを撮像
して、帳票識別情報58とデータ識別情報59とにより
帳票と印刷データとが一致しているか否かを判定するも
のである。これにより、印刷データに含まれる帳票を示
すコードの切り出しが不要となる。そのため、ホストで
管理する膨大な印刷データの変更が不要となる。また、
印刷データの解析が不要であり、印刷装置3から検証装
置4に対して印刷データに含まれるデータ識別情報の送
信が不要であるため、そのための構成を印刷装置3に付
加する必要がない。さらに、検証装置4を独立に制御で
きるため、検証装置4を印刷装置3のオプションとして
後日設置が可能となる。
【0032】オートローダ部32は、給紙部31にスタ
ックされた印刷用紙51をトラクタ部33に係合する位
置までロードさせる。トラクタ部33は、オートローダ
部32にロードされた印刷用紙51を搬送させる。感光
ドラム34には、印刷用紙51に印刷させるべき画像が
現像される。感光ドラム34に現像されたトナー像が印
刷用紙51に転写されて、印刷が行なわれる。
【0033】感光ドラム34は、まず、クリーナ部35
に供給される。クリーナ部35は、感光ドラムの帯電を
除去するとともに、残留したトナーを剥離する。感光ド
ラム34は、次に、帯電部36に供給される。帯電部3
6は、感光ドラム34を一様に帯電させる。
【0034】感光ドラム34は、次に露光部37に供給
される。露光部37は、一様帯電された感光ドラム34
に印刷データに基づいてレーザ光を照射する。感光ドラ
ム34は、レーザ光が照射された部分の帯電が除去さ
れ、静電像が形成される。
【0035】感光ドラム34は、次に、現像部38に供
給される。現像部38は、トナーを帯電させ、静電力に
より感光ドラム34に付着させることにより、感光ドラ
ム34にトナー像を形成する。感光ドラム34は、トナ
ー像が形成された後、転写部39に供給される。ここ
で、印刷用紙51は、感光ドラム34と転写部39とで
挟まれた状態となる。
【0036】転写部39は、感光ドラム34に形成され
たトナー像を印刷用紙51に転写させる。感光ドラム3
4は、トナー像が形成された後、再びクリーナ部35に
供給され、同様な操作が行なわれる。
【0037】トナー像が転写された印刷用紙51は、定
着部40に供給される。定着部40は、トナー像を印刷
用紙51に定着させる。定着部40によりトナー像が定
着され、印刷用紙51への印刷データの印刷は完了す
る。
【0038】印刷完了後、検証装置4により印刷データ
の検証が行なわれる。検証後、印刷用紙51は、スタッ
カ部42にスタックされる。
【0039】次に、検証装置4について説明する。
【0040】検証装置4は、図1に示すように撮像部6
1、インタフェース部62、処理部63、入力部64、
表示部65から構成される。
【0041】撮像部61は、印刷装置3の印刷用紙51
の経路上に取り付けられ、印刷用紙51を構成する各帳
票52の所定の領域の画像を撮像する。撮像部61は、
発光ユニット71及び撮像装置72を有する。
【0042】発光ユニット71は、LED(light emit
ting diode)を含み、印刷用紙51に光を照射する。撮
像装置72は、CCD(charge coupled device)カメ
ラを含み、印刷用紙51の画像を撮像する。
【0043】ここで、撮像部61について説明する。
【0044】図5に本発明の一実施例の撮像装置の縦断
面図、図6に本発明の一実施例の撮像装置の上段部の構
成図、図7に本発明の一実施例の発光ユニットの構成図
を示す。
【0045】撮像部61は、筐体81内に発光ユニット
71及び撮像部72を内蔵した構成されている。筐体8
1は、下段部91及び上段部92の2段構造とされてい
る。下段部91には、発光ユニット71及び媒体保持ロ
ーラ101、102、回転軸103が内蔵される。上段
部92には、撮像装置72及びミラー111、112が
内蔵される。
【0046】発光ユニット71は、照明部121、反射
板122、保護ガラス123を含む構成とされている。
照明部121は、筐体81の底面に平行に配置された長
方形の四辺にLEDを配置した構成とされている。照明
部121は、長方形の内側下方に光を出射する。反射板
122は、筐体81の底面に垂直に照明部121を囲う
ように配置されている。反射板122により照明部12
1で発光された光を照明部121の内側に閉じ込めるこ
とができる。
【0047】保護ガラス123は、筐体81の底面に設
けられており、照明部121から発光された光を透過す
る。発光ユニット71の内部を防塵することができる。
【0048】媒体保持ローラ101、102は、印刷用
紙51に平行で、かつ、印刷用紙51の搬送方向である
矢印A方向に直交する方向に回転軸104、105とさ
れている。媒体保持ローラ101、102は、一部が筐
体81の底面より下方にわずかに突出している。また、
撮像部61の底面下部には、回転軸104、105に平
行に回転軸106,107が延在する媒体保持ローラ1
08、109が媒体保持ローラ101、102に対向し
て設けられている。印刷用紙51は、媒体保持ローラ1
01,102と媒体保持ローラ108、109とで挟持
され、矢印A方向に搬送される。印刷用紙51は、媒体
保持ローラ101、102、108、109により挟持
され、撮像部71に対して印刷面が位置決めされる。
【0049】照明ユニット71は、保護ガラス123を
通して印刷用紙51に光を照射する。印刷用紙51は、
照射された光を反射する。印刷用紙51で反射された光
は、照明ユニット71内部を通過して、上段部92に供
給される。照明ユニット51から上段部92に供給され
た光は、ミラー112に供給される。ミラー112は、
印刷用紙51からの光をミラー111の方向に折曲させ
る。ミラー112には、ミラー111から光が供給され
る。ミラー112は、ミラー111からの光を撮像装置
72の方向に反射させる。これによって、撮像装置72
は、印刷用紙51の画像を撮像することができる。
【0050】ミラー111,112により小さなスペー
スで、印刷用紙51から撮像装置72までの光路長を長
くとることができる。また、2枚のミラー111,11
2により画像を正立した状態で撮像できる。
【0051】なお、撮像部61は、回転軸103を中心
に矢印B方向に回転可能に構成されている。
【0052】図8に本発明の一実施例の撮像部の開閉動
作を説明するための図を示す。図8(A)は閉蓋時、図
8(B)は開放時の状態を示す。動作を説明する。
【0053】撮像部61は、図8(A)の状態から回転
軸103を中心に矢印B方向に回転することにより、図
8(B)に示すように底面が表出する。撮像部61の底
面が表出することにより、保護ガラス123に付着した
汚れをふき取ることができる。よって、帳票51に印刷
された帳票識別情報58及びデータ識別情報59を確実
に撮像できるようになる。
【0054】図9に本発明の一実施例のブラシ部の動作
を説明するための図、図10に本発明の一実施例のブラ
シ部の構成図を示す。
【0055】ブラシ部41は、図9に示されるように定
着部40と撮像部61との間に設けられ、印刷用紙51
の表面に定着されずに残留したトナーを除去する。ブラ
シ部14は、図10に示されるように保持部141、ブ
ラシ142から構成される。保持部141は、接地され
ており、静電気を除去できるように構成されている。ブ
ラシ142は、印刷用紙51の表面に接触して、残留し
たトナーを除去する。ブラシ部41により印刷用紙51
の表面から残留したトナーが除去されるので、印刷用紙
51を撮像部61で撮像するときの汚れを防止できる。
これにより、検証装置4での誤検出を防止できる。
【0056】図1に戻って説明を続ける。
【0057】撮像装置72で撮像された画像は、インタ
フェース部62に供給される。インタフェース部62
は、画像取込タイミング生成部131及び画像取込部1
32を含む構成とされている。
【0058】画像取込タイミング生成部131は、印刷
装置3の用紙搬送クロック発生部115bで生成される
用紙搬送クロックに基づいて画像取込信号を発生する。
画像取込信号は、画像に帳票51の帳票識別情報58及
びデータ識別情報59の両方が同時に含まれるタイミン
グで発生される。
【0059】図11に本発明の一実施例の画像取込タイ
ミング生成部のブロック構成図を示す。
【0060】画像取込タイミング生成部111は、カウ
ンタ151及びフリップフロップ152から構成され
る。カウンタ151には、印刷装置3の用紙搬送クロッ
ク発生部15bから用紙搬送クロックが供給され、処理
部63からタイマデータ及びリセット信号が供給され
る。カウンタ151は、処理部63からのリセット信号
により所定のタイミングでリセットされる。用紙搬送ク
ロックを処理部63により設定されたタイマデータにな
るまでカウントする。カウンタ151は、カウント値が
タイマデータに達すると、トリガ信号を出力する。トリ
ガ信号は、フリップフロップ152に供給される。フリ
ップフロップ152は、JKフリップフロップから構成
されており、カウンタ151からのトリガ信号によりト
グルされ、画像取込タイミング信号を生成する。フリッ
プフロップ152で生成された画像取込タイミング信号
は、発光ユニット71及び画像取込部132に供給され
る。
【0061】発光ユニット71は、フリップフロップ1
52からの画像取込タイミング信号によって照明部12
1を発光させる。また、画像取込部132は、フリップ
フロップ152からの画像取込タイミング信号によって
撮像装置72からの画像を取り込む。
【0062】図12に本発明の一実施例の画像取込タイ
ミングを説明するための図を示す。図12(A)は有効
/無効信号、図12(B)は用紙搬送クロック、図12
(C)は画像取込タイミング信号を示す。
【0063】図12(A)に示す有効/無効信号が有効
になると、カウンタ151がリセットされ、カウントが
開始される。このとき、有効/無効信号は、印刷用紙5
1のオートロードが開始されてから、予め設定された所
定時間経過後に有効となるように設定されている。この
予め設定される所定の時間は、印刷用紙51のオートロ
ードが開始されてから撮像部61により撮像される領域
に帳票52の帳票識別情報58及びデータ識別情報59
が位置するまでの時間に相当する。
【0064】カウンタ151は、図12(A)に示す有
効/無効信号が有効になってから用紙搬クロックをタイ
マデータ分、カウントする。
【0065】カウンタ151に設定されるタイマデータ
は、帳票52の1枚分の用紙長である。よって、有効/
無効信号が有効になってからカウンタ151がタイマデ
ータ分カウントアップすると、撮像部61の撮像可能な
領域内に帳票52の帳票識別情報58及びデータ識別情
報59が位置することになる。カウンタ151はカウン
トアップすると、トリガ信号を出力する。フリップフロ
ップ152は、カウンタ151からのトリガ信号により
トグルされて、図12(C)に示すように画像取込タイ
ミング信号が出力される。この画像取込タイミング信号
により照明部121を発光させて画像を取り込むことに
より、帳票52の帳票識別情報58及びデータ識別情報
59の両方を確実に読み取ることができる。
【0066】なお、カウンタ151は、帳票52の1枚
分の用紙長毎にトリガ信号を出力し続ける。これによ
り、帳票52の所定の位置、すなわち、帳票識別情報5
8及びデータ識別情報59の両方の画像を連続して取り
込むことができる。
【0067】画像取込部132で取り込まれた画像は、
処理部63に供給される。処理部63は、画像取込部1
32で取り込まれた画像から帳票識別情報58及びデー
タ識別情報59を読み取り、検証処理を実行する。
【0068】処理部63は、情報設定/記憶部161及
び検証処理部162を含む構成とされている。情報設定
/記憶部161は、RAM、ROMを含み、検証領域、
帳票識別番号とデータ識別番号との対応を示す情報が設
定され、記憶される。
【0069】入力部64は、キーボード、マウスから構
成され、情報設定/記憶部161への情報の設定が行な
われる。表示部65は、CRT、LCDから構成され、
情報設定/記憶部161により設定/記憶された情報及
び検証処理部162での検証結果を表示する。
【0070】次に、検証処理部162で実行される検証
処理について説明する。
【0071】図13に本発明の一実施例の検証処理の処
理フローチャートを示す。
【0072】検証処理は、ステップS1−1〜S1−8
の8ステップの処理を含む。
【0073】ステップS1−1は画像読取部132から
供給された画像から設定領域を切り出す処理を行なうス
テップである。
【0074】図14に本発明の一実施例の設定領域切出
処理の動作説明図を示す。
【0075】ステップS1−1では、図14に示すよう
に画像読取部132からの画像171に情報設定/記憶
部161に設定されたマスク172を重ねることにより
予め設定された領域173、174の画像だけを切り出
す。ステップS1−1により領域173からは帳票識別
情報58の画像が切り出され、領域174からはデータ
識別情報59の画像が切り出される。
【0076】ステップS1−2は、ステップS1−1で
切り出された画像を文字コードに変換する処理を実行す
る。ステップS1−2では、ステップS1−1で切り出
された領域173,174の画像に対してOCR(opti
cal character recognition)に一般に用いられている
文字認識技術を用いて文字コードに変換する。この処理
により、帳票識別情報58及びデータ識別情報59が得
られる。
【0077】ステップS1−3は、ステップS1−2で
変換された帳票識別情報58とデータ識別情報59とを
比較するステップである。帳票識別情報58は、3桁の
英数字から構成されている。データ識別情報59は、上
位3桁が印刷すべき帳票52の帳票識別情報58と一致
するように構成されている。このような場合、ステップ
S1−3では、帳票識別情報58とデータ識別情報59
の上位3桁とが一致するか否かを判定する。なお、デー
タ識別情報59は、印刷すべき帳票52の帳票識別情報
58とは一致していな場合がある。このような場合に
は、入力部64により帳票識別情報58とデータ識別情
報59との対応を設定しておけば、容易に対応可能であ
る。
【0078】ステップS1−3で、帳票識別情報58と
データ識別情報59とが対応する関係にあれば、ステッ
プS1−4により印刷動作が継続される。また、ステッ
プS1−3で帳票識別情報58とデータ識別情報59と
が対応しなければ、印刷装置3に通信ケーブル16を介
してエラー通知のステータスコードを送信する。印刷装
置3では、コマンド送受信部15aが検証装置4からの
エラー通知のステータスコードを受信する。コマンド送
受信部15aは、エラー通知をデータ処理部11に供給
する。
【0079】図15に本発明の一実施例の印刷装置のデ
ータ処理部の処理フローチャートを示す。
【0080】データ処理部11は、ステップS2−1〜
S2−3を実行する。ステップS2−1は、コマンド送
受信部15aからエラー通知を受信したか否かを判定す
るステップである。
【0081】ステップS2−1でコマンド送受信部15
aからエラー通知を受信すると、ステップS2−2が実
行される。ステップS2−2は、機構制御部12を制御
して印刷動作を停止させるステップである。ステップS
2−2により印刷動作が停止されると、次に、ステップ
S2−3を実行する。ステップS2−3は、ディスプレ
イ13にエラーがある旨の表示を行なうステップであ
る。印刷動作が停止した際にディスプレイ13を見るこ
とによりエラーが発生した旨認識できる。
【0082】なお、データ処理部11は、エラー通知を
ホストコンピュータ2に通知するようにしてもよい。
【0083】以上、本実施例によれば、印刷装置3の給
紙部31に印刷しようとしているデータを印刷すべきで
ないフォーマットの印刷用紙51に印刷をセットして、
印刷を実行してしまった場合でも、検証装置4が自動的
にこれを認識して、印刷動作を停止するので、印刷用紙
51に無駄にデータを印刷することを防止でき、よっ
て、印刷時間及び印刷用紙51の無駄を低減できる。
【0084】なお、上記実施例の検証装置4の画像取込
タイミング生成部131では、カウンタ151のリセッ
トタイミングとタイマデータによるカウント値とにより
画像取込タイミングが設定されているが、例えば、定着
部40のフラッシュ発光タイミングを考慮して画像取込
タイミングを制御するようにしてもよい。
【0085】図16に本発明の一実施例の画像取込タイ
ミング生成部の変形例のブロック構成図を示す。同図
中、図11と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0086】本変形例の画像取込タイミング生成部20
1は、カウンタ151、フリップフロップ152に加え
て、フラッシュ発光タイミング検出部211、ディレイ
カウンタ212、アンドゲート213、選択回路214
を含む構成とされている。
【0087】フラッシュ発光タイミング検出部211に
は、印刷装置3から定着部40を発光させるためのトリ
ガ信号が供給される。フラッシュ発光タイミング検出部
211は、印刷装置3からのトリガ信号の立ち上がりを
検出してフラッシュ発光タイミング信号を生成する。フ
ラッシュ発光タイミング検出部211で生成されたフラ
ッシュ発光タイミング信号は、アンドゲート213に供
給される。
【0088】ディレイカウンタ212は、カウンタ51
の出力パルスを1msecディレイさせる。ディレイカ
ウンタ212の出力パルスは、選択回路214に供給さ
れる。また、選択回路214には、カウンタ151の出
力パルスが供給される。選択回路214は、アンドゲー
ト213の出力に基づいてカウンタ151の出力パルス
又はディレイカウンタ212の出力パルスのいずれかを
選択する。選択回路214は、アンドゲート213の出
力パルスがハイレベルのときには、ディレイカウンタ2
12の出力パルスを出力し、アンドゲート213の出力
パルスがローレベルのときには、カウンタ151の出力
パルスを出力する。
【0089】選択回路214の出力パルスは、フリップ
フロップ152に供給される。フリップフロップ152
は、選択回路214の出力パルスによりトグルされる。
フリップフロップ152の非反転出力が画像取込タイミ
ング信号として出力される。また、フリップフロップ1
52の反転出力は、アンドゲート231に供給される。
【0090】図17に本発明の一実施例の画像取込タイ
ミング生成部の変形例の動作説明図を示す。図17
(A)は用紙搬送クロック、図17(B)は画像取込タ
イミング信号、図17(C)は定着部40のフラッシュ
発光トリガ信号を示す。
【0091】上記回路によれば、図17(C)に示すフ
ラッシュ発光タイミング時には、図17(B)に示すよ
うに画像取込タイミングが1ms遅延され、フラッシュ
発光と重ならないようにできるので、読取画像が定着部
40のフラッシュ発光の影響を受けることがなくない。
【0092】なお、上記実施例では、画像取込タイミン
グをオートロード開始時から所定時間経過した後にカウ
ンタをリセットすることにより決定していたが、帳票下
流端からの位置を決定するようにしてもよい。
【0093】図18に本発明の一実施例の検証処理の変
形例のフローチャート、図19、図20に本発明の一実
施例の検証処理の変形例の動作説明図を示す。
【0094】図19(A)は有効/無効信号、図19
(B)は用紙搬送クロック、図19(C)は画像取込タ
イミング信号、図19(D)は撮像装置72の画像取込
パルス、図19(E)は検証処理部162の検証タイミ
ングを示す。
【0095】本変形例では、インタフェース部62が処
理部63に内蔵され、所定のプログラムに基づいて画像
取込、検証処理を実行するものとする。
【0096】本変形例の処理部63は、ステップS3−
1〜S3−8の処理から構成される。ステップS3−1
は、印刷状態か否かを判定するステップである。ステッ
プS3−1は、印刷装置3からの有効/無効信号に応じ
て判定される。有効/無効信号が有効状態のときに、印
刷状態と判定される。例えば、図19(A)の時刻t0
で印刷状態と判定される。
【0097】ステップS3−1で印刷状態であると判定
された場合には、ステップS3−2が実行される。ステ
ップS3−2は、オートロード後か否かを判定するステ
ップである。オートロード後か否かは、印刷装置3から
のコマンドに応じて判定される。
【0098】ステップS3−2で、オートロード後であ
ると判定された場合には、ステップS3−3が実行され
る。ステップS3−3は、用紙搬送クロックをカウント
して、転写位置下流1インチから撮像位置までの距離に
対応した値をカウントするステップである。ステップS
3−3により最初に印刷される帳票52の先頭位置と撮
像位置までの距離が検出される。ステップS3−3での
カウント値は、予め測定され、設定された値である。オ
ートロード後は、感光ドラム34から印刷用紙51に転
写する位置、すなわち、図3のP0から1インチ下流側
が、最初に印刷される帳票52の端部の位置となる。位
置の補正は、カウント値を変更することで容易に対応で
きる。ステップS3−3により最初の帳票52の先頭が
撮像位置に達したことが検出される。
【0099】次にステップS3−4が実行される。ステ
ップS3−4は、用紙搬送クロックをカウントして、帳
票52の先端から撮像位置までの距離を検出するステッ
プである。ステップS3−4では、印刷装置3からコマ
ンドによって送信された用紙長、すなわち、帳票52の
長さの情報と、帳票52の下端から撮像位置までの距離
とにより、カウント値が算出される。すなわち、帳票5
2の長さから帳票52の下端から撮像位置までの距離を
減算した距離に対応する値だけクロックがカウントされ
るようにする。ステップS3−3、ステップS3−4に
より最初の帳票52の画像取込タイミングが決定され
る。例えば、図19(B)、(C)の時刻t1が画像取
込タイミングとなる。
【0100】ステップS3−5は、画像を取り込むステ
ップである。ステップS3−5により最初の帳票52か
ら所定の位置で画像、すなわち、帳票識別情報58及び
データ識別情報59が取り込まれる。
【0101】ステップS3−6は、帳票52の長さ分だ
け用紙搬送クロックをカウントするステップである。ス
テップS3−6により、次の帳票52の画像取込タイミ
ングが検出される。例えば、図19(B)、(C)の時
刻t2が画像取込タイミングとして検出される。
【0102】ステップS3−7は、画像を取り込むステ
ップである。ステップS3−7により次の帳票52から
所定の撮像位置の画像、すなわち、帳票識別情報58及
びデータ識別情報59を取り込むことができる。
【0103】なお、図20に示すように処理部63の画
像取込タイミングが撮像装置72の画像取込タイミング
の直前、例えば、50μs以下に近接したときには、処
理部63の画像取込タイミングを図20(A)に破線で
示すように撮像装置72の画像取込タイミングの直後ま
で遅延させる。これにより、画像の抜けを防止できる。
【0104】次に、帳票52の全域の撮像を可能とする
条件について説明する。
【0105】帳票52を全域で撮像可能とするために
は、用紙搬送速度をV、撮像装置72の撮像周波数を
F、帳票52の長さをAYとすると、 V/F<=AY ・・・(1) に設定する必要がある。
【0106】図21〜図23に本発明の一実施例の撮像
動作を説明するための図を示す。
【0107】例えば、用紙搬送速度Vを1200mm/
s、撮像装置72の撮像周波数Fを30Hzとする。
【0108】ここで、図21に示すように1度の画像読
取タイミングで読み取り可能な範囲AYを20mm、す
なわち、式(1)を満足しない場合には、第1の撮像領
域301と次の第2の撮像領域302との間に20mm
の間隙が発生してしまい、この20mmの間隙の画像を
読み取ることができなくなる。
【0109】また、図22に示すように1度の画像読取
タイミングで読み取り可能な範囲AYを40mm、すな
わち、式(1)を満足する場合には、第1の撮像領域3
01と次の第2の撮像領域302との間に間隙は発生し
ないため、全領域の画像を読み取ることができる。
【0110】さらに、図23に示すように1度の画像読
取タイミングで読み取り可能な範囲AYを50mm、す
なわち、式(1)を満足する場合には、第1の撮像領域
301と次の第2の撮像領域302とが重複し、間隙は
発生しないため、全領域の画像を読み取ることができ
る。
【0111】このように、用紙搬送速度Vを1200m
m/s、撮像装置72の撮像周波数Fを30Hzの装置
で全領域の画像を読み取る場合には、画像を読み取り可
能な範囲AYを40mm以上にする必要がある。
【0112】本実施例では、図4に示すように、帳票識
別情報58とデータ識別情報59との距離を45mm以
内に設定し、画像読み取り範囲を45mmに設定してい
るので、用紙搬送速度Vが1200mm/s、撮像装置
72の撮像周波数Fが30Hzの条件では、1度の画像
読取タイミングで帳票識別情報58及びデータ識別情報
59の両方の画像を取得できる。
【0113】このためには、光路長を長くとる必要があ
る。しかし光路長を長くすると、撮像部が大型化する。
光路長を長く取れ、かつ、小型化するために撮像部61
を図5に示すような構造が必要がある。
【0114】なお、上記実施例では、帳票識別情報58
とデータ識別情報59との両方を1度の画像取込タイミ
ングで取り込めるようにしたが、撮像可能範囲を小さく
する必要がある場合には、帳票識別情報58の画像とデ
ータ識別情報59画像とを別々に取り込むようにする。
【0115】図24に本発明の一実施例の画像取り込み
動作の変形例の動作説明図を示す。
【0116】同図中、図4と同一構成部分には同一符号
を付し、その説明は省略する。
【0117】本変形例では、用紙搬送速度Vが1200
mm/s、撮像装置72の撮像周波数Fが30Hzの条
件で、第1撮像領域401及び第2撮像領域402の撮
像長さを30mmとした。これにより、図21に示すよ
うに20mmの画像取り込み不能範囲が発生する。よっ
て、第1撮像領域401と第2撮像領域402との両方
夫々で画像を取り込み可能とすうために、図24に示す
ように第1撮像領域401と第2撮像領域402との間
に25mmの間隙を設けるようにする。
【0118】第1撮像領域401で帳票識別情報58、
第2撮像領域402でデータ識別情報59の画像を取り
込みようにするためには、例えば、帳票識別情報58と
データ識別情報59との間を60mmとする必要があ
る。
【0119】なお、本変形例では、用紙搬送速度Vが1
200mm/s、撮像装置72の撮像周波数Fが30H
z、第1撮像領域401及び第2撮像領域402の撮像
長さを30mmを条件とした場合について例をとって説
明したが、第1撮像領域401と第2撮像領域402と
のピッチをDL、用紙搬送速度をV、撮像装置72の撮
像周波数をFとしたとき、 V/F<=DL ・・・(2) を満足するように第1及び第2撮像領域401、402
のピッチなどを設定すればよい。
【0120】また、本実施例では、検証装置4で帳票識
別情報58とデータ識別情報59との比較を行なった
が、印刷装置3、ホストコンピュータ2側で比較を行な
うようにしてもよい。
【0121】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が
可能である。 (付記1) 予め用紙の種類を識別するための帳票識別
情報が印刷された所定の帳票用紙に、印刷すべきデータ
の種類を識別するためのデータ識別情報を含むデータを
印刷する印刷システムにおいて、前記帳票用紙を撮像す
る撮像部と、前記撮像部で撮像された画像から前記帳票
識別情報及び前記データ識別情報の画像を読み出し、前
記帳票識別情報と前記データ識別情報とを比較し、前記
帳票の種類と前記データの種類との不一致を検出する処
理部とを有することを特徴とする印刷システム。 (付記2) 前記処理部は、前記帳票の種類と前記デー
タの種類とが不一致のときにエラー通知を行なうことを
特徴とする付記1記載の印刷システム。 (付記3) 前記処理部は、前記帳票の種類と前記デー
タの種類とが不一致のときに印刷を停止させることを特
徴とする付記1又は2記載の印刷システム。 (付記4) 前記処理部は、前記帳票識別情報と前記デ
ータ識別情報とを一度の画像取り込み動作で取り込むこ
とを特徴とする付記1記載の印刷システム。 (付記5) 前記帳票の搬送速度V、前記撮像部の撮像
周波数F、撮像エリアの長さAYを、 V/F<=AY を満足する条件に設定したことを特徴とする付記1乃至
4のいずれか一項記載の印刷システム。 (付記6) 前記処理部は、前記帳票識別情報と前記デ
ータ識別情報とをそれぞれ異なる撮像領域から取得し、
前記帳票の搬送速度V、前記撮像部の撮像周波数F、前
記第1撮像領域と前記第2撮像領域とのピッチDLを、 V/F<=DL を満足する条件に設定したことを特徴とする付記1乃至
4のいずれか一項記載の印刷システム。 (付記7) 前記撮像部は、前記帳票からの画像を反射
する反射部を有することを特徴とする付記1乃至6のい
ずれか一項記載の印刷システム。 (付記8) 前記撮像部は、前記帳票に光を照射する発
光部を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか
一項記載の印刷システム。 (付記9) 前記処理部は、前記発光部が発光したとき
に画像を取り込むことを特徴とする付記8記載の印刷シ
ステム。 (付記10) 前記撮像部の前段に設けられ、前記帳票
の印刷面をこする摺動部を有することを特徴とする付記
1乃至9のいずれか一項記載の印刷システム。 (付記11) 予め用紙の種類を識別するための帳票識
別情報が印刷されりとともに、印刷すべきデータの種類
を識別するためのデータ識別情報を含むデータが印刷さ
れた帳票用紙を検証する検証装置において、前記帳票用
紙を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された画像か
ら前記帳票識別情報及び前記データ識別情報の画像を読
み出し、前記帳票識別情報と前記データ識別情報とを比
較し、前記帳票の種類と前記データの種類との不一致を
検出する処理部とを有することを特徴とする検証装置。 (付記12) 前記処理部は、前記帳票の種類と前記デ
ータの種類とが不一致のときにエラー通知を行なうこと
を特徴とする付記11記載の検証装置。 (付記13) 前記処理部は、前記帳票識別情報と前記
データ識別情報とを一度の画像取り込み動作で取り込む
ことを特徴とする付記11又は12記載の検証装置。 (付記14) 前記撮像部は、前記帳票からの画像を反
射する反射部を有することを特徴とする付記11乃至1
3のいずれか一項記載の検証装置。 (付記15) 前記撮像部は、前記帳票に光を照射する
発光部を有することを特徴とする付記11乃至14のい
ずれか一項記載の検証装置。 (付記16) 前記処理部は、前記発光部が発光したと
きに画像を取り込むことを特徴とする付記15記載の検
証装置。
【0122】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、帳票用紙
に印刷された帳票識別情報とデータ識別情報とを撮像し
て、比較することにより、帳票の種類とデータの種類と
の不一致を検出することにより、帳票の種類とデータの
種類との不一致を確実に検出できるため、帳票とデータ
との不一致した帳票が出回ることを防止できるなどの特
長を有する。
【0123】また、本発明によれば、帳票の種類とデー
タの種類とが不一致が検出されたときに印刷を停止させ
ることにより、印刷時間、帳票用紙の無駄を防止できる
などの特長を有する。
【0124】さらに、本発明によれば、帳票識別情報と
データ識別情報とを一度の画像取り込み動作で取り込む
ことにより、検証処理を高速に行なえ、不一致のときに
は、即座に印刷を停止できるので、印刷時間、帳票用紙
の無駄を防止できるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例のコマンド送受信部から検証
装置に送信されるコマンドを説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例の印刷装置の概略構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の印刷用紙の構成図である。
【図5】本発明の一実施例の撮像装置の縦断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施例の撮像装置の上段部の構成図
である。
【図7】本発明の一実施例の発光ユニットの構成図であ
る。
【図8】本発明の一実施例の撮像部の開閉動作を説明す
るための図である。
【図9】本発明の一実施例のブラシ部の動作を説明する
ための図である。
【図10】本発明の一実施例のブラシ部の構成図であ
る。
【図11】本発明の一実施例の画像取込タイミング生成
部のブロック構成図である。
【図12】本発明の一実施例の画像取込タイミングを説
明するための図である。
【図13】本発明の一実施例の検証処理の処理フローチ
ャートである。
【図14】本発明の一実施例の設定領域切出処理の動作
説明図である。
【図15】本発明の一実施例の印刷装置のデータ処理部
の処理フローチャートである。
【図16】本発明の一実施例の画像取込タイミング生成
部の変形例のブロック構成図である。
【図17】本発明の一実施例の画像取込タイミング生成
部の変形例の動作説明図である。
【図18】本発明の一実施例の検証処理の変形例のフロ
ーチャートである。
【図19】本発明の一実施例の検証処理の変形例の動作
説明図である。
【図20】本発明の一実施例の検証処理の変形例の動作
説明図である。
【図21】本発明の一実施例の撮像動作を説明するため
の図である。
【図22】本発明の一実施例の撮像動作を説明するため
の図である。
【図23】本発明の一実施例の撮像動作を説明するため
の図である。
【図24】本発明の一実施例の画像取り込み動作の変形
例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 印刷システム 2 ホストコンピュータ 3 印刷装置 4 検証装置 11 データ処理部 12 機構制御部 13 ディスプレイ 14 印刷機構 15 インタフェース部 61 撮像部 62 インタフェース部 63 処理部 64 入力部 65 表示部 71 発光ユニット 72 撮像装置 131 画像取込タイミング生成部 132 画像取込部 161 情報設定/記憶部 162 検証処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西浦 保 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 金山 弘 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 栗原 清一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 哲 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 佐々木 成典 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2C055 EE00 EE02 2C061 AQ06 AS07 HK11 HN22 2C087 AC08 BA03 BA04 BA06 BB10 BD02 BD08 CB02 DA09 2C187 AC07 5B021 AA01 AA14 KK00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め用紙の種類を識別するための帳票識
    別情報が印刷された所定の帳票用紙に、印刷すべきデー
    タの種類を識別するためのデータ識別情報を含むデータ
    を印刷する印刷システムにおいて、 前記帳票用紙を撮像する撮像部と、 前記撮像部で撮像された画像から前記帳票識別情報及び
    前記データ識別情報の画像を読み出し、前記帳票識別情
    報と前記データ識別情報とを比較し、前記帳票の種類と
    前記データの種類との不一致を検出する処理部とを有す
    ることを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記処理部は、前記帳票の種類と前記デ
    ータの種類とが不一致のときに印刷を停止させることを
    特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記処理部は、前記帳票識別情報と前記
    データ識別情報とを一度の画像取り込み動作で取り込む
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記帳票の搬送速度V、前記撮像部の撮
    像周波数F、撮像エリアの長さAYを、 V/F<=AY を満足する条件に設定したことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか一項記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記処理部は、前記帳票識別情報と前記
    データ識別情報とをそれぞれ異なる第1撮像領域及び第
    2撮像領域から取得し、 前記帳票の搬送速度V、前記撮像部の撮像周波数F、前
    記第1撮像領域と前記第2撮像領域とのピッチDLを、 V/F<=DL を満足する条件に設定したことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか一項記載の印刷システム。
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