JP2002083066A - 健康診断ネットワークシステム - Google Patents

健康診断ネットワークシステム

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JP2002083066A
JP2002083066A JP2001200582A JP2001200582A JP2002083066A JP 2002083066 A JP2002083066 A JP 2002083066A JP 2001200582 A JP2001200582 A JP 2001200582A JP 2001200582 A JP2001200582 A JP 2001200582A JP 2002083066 A JP2002083066 A JP 2002083066A
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patient
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network system
doctor
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JP2001200582A
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Shunichi Nagamoto
俊一 長本
Hiroyoshi Nomura
博義 野村
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
Hirohisa Imai
博久 今井
Toru Kobayashi
徹 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、医者や看護婦などの医療関係者
と、在宅あるいは医療機間内の患者との間で医療情報や
生体情報の交信をインターネットを用いて行う健康診断
ネットワークシステムにおいて、各利用者の使い勝手を
損なうことなく患者の生体情報という機密情報に関する
セキュリティ保護を実現することを課題とする。 【解決手段】 血圧、体温等の生体情報を測定する患者
端末1と、医師がその生体情報を閲覧して診断に供する
ための医師端末2とを、双方の端末から転送された情報
を蓄積するセンターサーバー3を介してインターネット
を用いた通信ネットワーク4で接続する健康診断ネット
ワークシステムにおいて、センターサーバー3に蓄積さ
れた情報は、予めセンターサーバーに登録された患者端
末1または医師端末2から、同じく登録された患者また
は医師が閲覧することができる構成を備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医者や看護婦など
の医療関係者と、在宅あるいは医療機間内の患者との間
で医療情報や生体情報の交信を行う健康診断ネットワー
クシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】QOL(クオリティオブライフ)への指
向、あるいは高騰する医療費の抑制等の社会的要請に伴
い、患者を在宅で看護あるいは治療しようというニーズ
が高まっている。また、高齢化に伴い、日常的に自己の
生体情報をチェックする必要性が生じ、健康状態を維持
して定年退職後の生活を楽しむという必要性も高まって
いる。この在宅医療を実現するための一手法として、医
療情報通信システムがある。このシステムでは、患者宅
に生体情報を測定する測定端末を置き、電話回線を介し
て医師端末から患者の生体情報を把握でき、さらに患者
に様々の医療情報を提供することができる。特に最近普
及が目覚しいインターネット技術を用いて、ウェブサー
バーによって提供された医療情報を、インターネットに
接続可能な任意の場所から医療情報にアクセスすること
によって、迅速に患者の健康状態の診断を行うことが可
能となっている。
【0003】従来の健康診断ネットワークシステムとし
ては、特開平11−85891号公報に記載されている
ようなシステムがある。
【0004】このシステムは、生体情報の測定機能を有
するとともに、その測定した生体情報や関連の医療情報
をHTMLフォーマットにて構成するウェブサーバー機
能を備えたヘルスケア装置と、インターネット上でHT
TPプロトコルを用いてそれを閲覧するためのウェブブ
ラウザ機能を有するクライアント端末で構成される。
【0005】このシステムによって、患者はヘルスケア
装置を用いて遠く離れた病院に出かけることなく自宅に
て生体情報の測定を行うことができる。一方、医師ある
いは看護婦は病院あるいは場合によっては彼等の自宅に
置かれたクライアント端末から前記ヘルスケア装置に格
納された生体情報にアクセスすることができるので、患
者の健康状態の診断を迅速に行うことが可能となり効果
的な医療処置を施すことができるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、以下のような課題があった。
【0007】即ち、測定された生体情報は患者が管理す
るヘルスケア装置のウェブサーバーに格納されるため、
インターネット上の不特定のクライアント端末からのア
クセス対象になる。そこで、当然アクセスできるクライ
アントを制限するためのセキュリティ対策を施す必要が
ある。一般にそのようなセキュリティ対策はサーバー側
で行う方が容易であるが、このような従来の構成ではサ
ーバーであるヘルスケア装置は患者が使用管理するもの
であり、通常のコンピュータネットワークの場合のよう
なシステム管理者等の専門家が行う管理を実現するとい
うわけには行かない。
【0008】さらに体力の低下した高齢者は、指先など
による細かい操作がすみやかに行えず、また反射能力も
低下しているため指先などでの細かい操作、複雑でこみ
いった操作をすることが困難である。また視力または聴
力の低下による操作の困難が生じていた。これら高齢化
に対応したシステムが求められている。
【0009】このように、患者の生体情報という機密情
報のセキュリティ管理という面で、従来のシステムには
課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、主として患者の生体情報を測定するための患
者端末と、主として前記患者端末で測定された生体情報
を遠隔地にて閲覧し、迅速かつ効率的な医療行為を行う
ための医師端末と、前記患者端末で測定された生体情報
を蓄積あるいはそれを加工して前記医師端末にその医療
情報を提供するためのセンターサーバーおよびそれを運
用管理するための管理端末とを通信ネットワークで接続
した健康診断ネットワークシステムを構築すると共に、
本システムはセンターサーバーに蓄積された生体情報な
どの機密情報へのアクセスを、予めセンターサーバーに
登録された患者端末および医師端末に限定するというセ
キュリティ管理手段を備えた。
【0011】このような構成により、全ての患者端末お
よび医師端末の動作状態は、任命された特定のシステム
管理者によって管理端末から常に把握可能であり、登録
の改廃についても厳密に管理された所定の手続きで適切
に処理できるので、一元化された高レベルのセキュリテ
ィ管理が可能となる。
【0012】
【実施の形態】本発明の請求項1にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、血圧、体温等の生体情報を測定す
る患者端末と、医師がその生体情報を閲覧して診断に供
するための医師端末とを、双方の端末から転送された情
報を蓄積するセンターサーバーを介して通信ネットワー
クで接続する構成としたものである。これにより、医師
あるいは看護婦が患者端末で測定された患者の生体情報
を遠隔地にて閲覧し、迅速かつ効率的な医療行為を行う
ことができる。また患者は日常的に自分の健康状態が把
握でき、また医師による日々管理により高い満足感を得
ることができる。また、一人の患者の生体情報等の患者
医療情報を複数の医療関係者が閲覧することができるの
で、高度な診断が可能となる。
【0013】本発明の請求項2にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、患者宛の医療アドバイス情報、医療
スケジュール情報および患者端末制御情報等を入力設定
する医師端末と、その医療アドバイス情報、医療スケジ
ュール情報および患者端末制御情報等の提供を受けて機
能する患者端末とを、双方から転送された情報を蓄積す
るセンターサーバーを介して通信ネットワークで接続す
る構成としたものである。これにより、医師からの医療
アドバイスや医療スケジュール等の医療情報を患者宛に
発信できるので、患者毎へ木目細かな対応が可能とな
る。また、患者端末に入力されるバイタルセンサの受信
感度を設定する等の遠隔制御ができるので、精度の高い
生体情報測定が可能となる。特に聴診信号または心電信
号の測定レベルは個人差が大きく有効である。
【0014】本発明の請求項3にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、通信ネットワークとして安価な通信
コストで利用できるインターネットを用いる構成とした
ものである。これにより、最近普及が目覚しいインター
ネット技術を用いることによって、通信回線の使用料が
患者端末および医師端末に一番近い接続ポイントとの間
の料金で済むので、経済的な活用が可能となる。
【0015】本発明の請求項4にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、センターサーバーに蓄積された情報
は、予めセンターサーバーに登録された患者、患者端
末、医師または医師端末からのみ閲覧することができる
構成としたものである。これにより、センターサーバー
に蓄積された生体情報などの機密情報へのアクセスを、
予めセンターサーバーに登録された患者端末または医師
端末、同じく登録された患者または医師に限って閲覧あ
るいは利用できるようにすることによって高いセキュリ
ティ管理が実現できる。
【0016】本発明の請求項5にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、センターサーバーは、その蓄積デー
タを管理する管理端末を有する構成としたものである。
これにより、管理端末から全ての患者端末および医師端
末の設定状態および動作状態が把握できるので、効率の
良いセンターサーバーサーバー管理が可能となる。
【0017】本発明の請求項6にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、センターサーバーは、患者端末、医
師端末または管理端末のソフトウエアコンテンツを蓄積
し、各端末はそれぞれのソフトウエアコンテンツをダウ
ンロードして使用する構成としたものである。これによ
り、各端末の機能性能等のコンテンツの変更がセンター
サーバーからの作業で実現できるので、大幅な作業改善
効果が期待できる。
【0018】本発明の請求項7にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、管理端末は、患者、患者端末、医師
または医師端末のセンターサーバーへの登録処理を行う
ことができる構成としたものである。これにより、任命
された特定のシステム管理者によって、厳密に管理され
た所定の手続きで適切に登録の改廃が処理できるので、
一元化された高レベルのセキュリティ管理が可能とな
る。
【0019】本発明の請求項8にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、管理端末は、患者端末の制御情報を
入力設定することができる構成としたものである。これ
により、管理端末から全ての患者端末、全ての患者毎に
患者端末の制御が遠隔設定できるので、一元化された高
効率の健康診断ネットワークシステムの運用管理が可能
となる。
【0020】本発明の請求項9にかかる健康診断ネット
ワークシステムは、医師端末は、センターサーバーに患
者毎または生体情報毎に閾値を設定する機能を有し、セ
ンターサーバーは、患者の生体情報が閾値以上または閾
値以下になったとき医師端末に通知する構成としたもの
である。これにより、要注意レベルの設定を医師端末か
ら主治医の見解で行うことができるので、患者にとって
適切な設定が可能であり、緊急時に対しての判断が適切
になる。
【0021】本発明の請求項10にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、センターサーバーは、蓄積された
各生体情報を視覚的に表示し、患者端末又は医師端末か
らの閲覧を可能とする構成としたものである。これによ
り、生体情報のグラフ表示などの視覚的表現はコンピュ
ータ処理的には重たい処理であり、それを患者端末や医
師端末でやらせると各端末のハードウエアが高価なもの
になる。それをセンターサーバーにて行うことによって
全体のコストダウンが図れる。
【0022】本発明の請求項11にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、医師端末は、ある患者宛に伝送し
た医療アドバイス情報が該当患者によって閲覧されたか
否かを確認することができる構成としたものである。こ
れにより、主治医から患者毎に適切な医療アドバイスを
送っても、患者が本当に読まなければ意味がないが、少
なくとも患者がその医療アドバイスを表示手段上で開い
たか否かを医師が知ることができるので、後の対応を適
切に行うことができる。
【0023】本発明の請求項12にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、医師端末は、患者端末に入力され
るバイタルセンサ信号に対する受信性能を設定すること
ができる構成としたものである。これにより、患者毎に
生体情報の測定値のレベルが異なっても、それを主治医
の医師端末から適切に調整できるので、高精度の測定が
可能となる。
【0024】本発明の請求項13にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末、医師端末、または管理
端末は、最新のソフトウエアコンテンツをダウンロード
してバージョンアップできる構成としたものである。こ
れにより、患者端末は現在稼働しているソフトウエアの
バージョン情報とセンターサーバーに格納されているバ
ージョン情報とを比較し、異なればこれダウンロードす
る機能を有するので、常に新しいバージョンのソフトウ
エアが利用できる。
【0025】本発明の請求項14にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、心電信号等のように
時間経過情報が必要な生体情報をファイル化してセンタ
ーサーバーに伝送する構成としたものである。これによ
り、心電信号などのような時間経過情報が必要な生体情
報をリアルタイムで伝送するためには、通信回線をオン
ライン接続状態にしておく必要があるので通信コストが
かかるが、フアイル化して伝送することによって短時間
の伝送で済むので、通信コストを安価にできる。
【0026】本発明の請求項15にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、患者からの情報を画
像化する機能を有し、この情報をセンターサーバーに蓄
積する構成としたものである。これにより、患者の患部
のみならず例えば生活習慣病や糖尿病の患者の食事内容
等を静止画像で伝送できるので、診療効果が上がる。
【0027】本発明の請求項16にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、医療機関が提供する
ホームページにワンタッチで接続できる操作手段を備え
た構成としたものである。これにより、一般に高齢者が
多くキーボード操作が苦手な患者端末の利用者であって
も、GUI画面操作によって簡単に医療関連のホームペ
ージサイトに接続することができるので、ホームページ
の活用が増え医療効果が増大する。
【0028】本発明の請求項17にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、新着アドバイス情報
が来たことを知らせるための報知手段を有する構成とし
たものである。これにより、患者は主治医からの医療ア
ドバイスが来たことを、容易に知ることができるので、
適切なタイミングにて医療アドバイスを受けることが可
能であり、高い医療効果が期待できる。
【0029】本発明の請求項18にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、オンライン動作また
はオフライン動作を選択的に切り替え可能とした構成と
したものである。これにより、処理の内容に応じてオン
ライン動作とオフライン動作を自動的に切替えるので、
機能を落とすことなく効率的な通信回線の利用が可能に
なる。また、通常一般家庭では電話回線数は1つの所が
多いので、電話回線の共用が可能となるという点でも有
効である。
【0030】本発明の請求項19にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、電源が立ち上った後
に、自動的にオンライン動作する構成としたものであ
る。これにより、患者が患者端末を使用する前にオンラ
イン接続することによって、患者端末のコンテンツソフ
トウエアの更新処理等の機能性能を決定する情報を更新
できる。
【0031】本発明の請求項20にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、測定した生体情報の
転送操作を行うことによって、自動的にオンライン動作
する構成としたものである。これにより、複数の生体情
報や問診回答データ等の患者医療情報を、まとめて一度
にオンライン接続して伝送できるので効率的な通信ネッ
トワークの利用ができる。
【0032】本発明の請求項21にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、測定した生体情報を
固有の通信プロトコルで外部へ伝送する機能を有するバ
イタルセンサー手段と、このようなバイタルセンサー手
段毎に固有な通信プロトコルの生体情報信号を統一した
通信プロトコルの信号に変換するためのプロトコル変換
手段とを備え、このプロトコル変換手段から出力された
統一通信プロトコルの生体情報信号をセンターサーバー
に伝送する構成としたものである。これにより、センサ
インターフェース回路を変更するだけで、ハードウエ
ア、ソフトウエアに関して色々な通信仕様のバイタルセ
ンサに対応できる。
【0033】本発明の請求項22にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、生体情報の測定項目
が選択されると、当該バイタルセンサに対応した入力ポ
ートからの信号のみを待ち受ける構成としたものであ
る。これにより、色々なシリアル信号や時間経過情報が
必要なアナログ信号を出力するバイタルセンサが多数の
ポートに接続されても、確実に先頭データから取込みが
可能であり高精度の受信性能を実現できる。
【0034】本発明の請求項23にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、バイタルセンサから
の信号入力回路を光結合または音結合回路等を用いたア
イソレーション構成としたものである。これにより、バ
イタルセンサを通じて患者の身体が直接患者端末の電気
回路に接触しても、感電に対する安全を確保できる。
【0035】本発明の請求項24にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、その表示の入り切り
とマザーボードの電源の入り切りを兼用して行う端末運
転制御手段を設けた構成としている。これにより、患者
端末の短時間の使用停止と長時間の使用停止を、唯一の
端末運転制御手段操作で実現できる。
【0036】本発明の請求項25にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末は、端末運転制御手段を
短時間操作によって表示が入り切りされ、長時間操作に
よってマザーボードをシャットダウンする構成としたも
のである。これにより、患者端末の短時間の使用停止と
長時間の使用停止を、前記唯一の端末運転制御手段の操
作時間によって実現できる。
【0037】本発明の請求項26にかかる健康診断ネッ
トワークシステムは、患者端末と医師端末間で、公衆電
話回線網等を用いた直接接続による通信ネットワークに
より、画像データまたは音声データを交信する機能を備
えた構成としている。これにより、伝送情報量の多いT
V電話をインターネットではなく、ポイント・ツー・ポ
イントの通信ネットワークを使用するので、品質の良い
TV電話機能が実現できる。
【0038】本発明の請求項27にかかるプログラム
は、コンピュータを請求項1〜26のいずれか1記載の
健康診断ネットワークシステムの全てもしくは一部とし
て機能させるものである。そして、プログラムであるの
で汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の健康診
断ネットワークシステムの一部あるいは全てを容易に実
現することができる。また記録媒体に記録したり通信回
線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラ
ムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0040】図1は本発明の一実施例を示す健康診断ネ
ットワークシステムの構成図である。図1において、1
は患者端末、2は医師端末、3はセンターサーバーであ
り、それぞれ通信ネットワーク4で接続される。
【0041】患者端末1は、血圧計、体温計など付属の
バイタルセンサ5と、ブラウザ機能を有する通信端末装
置6で構成される。バイタルセンサ5で生体情報を測定
することによって、患者の日々の健康度合いをチェック
することができると共に、測定した生体情報を通信端末
装置5によって通信ネットワーク4を介してセンターサ
ーバー3に伝送し、蓄積することができる。
【0042】医師端末2は、ブラウザ機能を有する通信
端末装置6で構成され、患者端末1で測定されセンター
サーバー3に蓄積された患者の生体情報を閲覧し、診断
に供することができる。また、医師は医師端末2から各
患者に対する医療アドバイスを文章で入力すると、この
内容をセンターサーバー3に伝送し、蓄積することがで
きる。また、医師端末から患者毎、各生体情報毎に診断
用の閾値を設定することができる。閾値情報はセンター
サーバー3に伝送され、蓄積することができる。また、
医師が医師端末2から患者毎に医療行為に関するスケジ
ュール情報を入力設定すると、その内容をセンターサー
バー3に伝送し、蓄積することができる。尚、このスケ
ジュール情報はセンターサーバー3から患者端末1に伝
送され、患者は時間管理された医療行為を行うことがで
きる。
【0043】また、患者端末1および医師端末2はそれ
ぞれTV電話装置7および9を有し、リアルタイムの映
像と音声による遠隔診療が可能である。尚、このTV電
話装置を使用する場合の通信ネットワーク4は、伝送品
質によっては生体情報伝送などの場合とは異なったネッ
トワーク形態4aを使用することもできる。
【0044】センターサーバー3は、アプリケーション
サーバー10と、データベースサーバー11と、これら
2つのサーバーを管理するための管理端末12から構成
される。
【0045】アプリケーションサーバー10には、患者
端末1、医師端末2および管理端末12のそれぞれのコ
ンテンツ、即ち各機能を実現するためのソフトウエアが
格納されている。
【0046】データベースサーバー11には、患者端末
1から伝送された生体情報や、医師端末2から伝送され
た医療アドバイス情報、医療スケジュール情報および患
者端末1への制御情報や、管理端末12から入力された
患者情報、患者端末情報、医師情報、医師端末情報など
の各種情報を蓄積することができる。管理端末から全て
の患者端末および医師端末の設定状態および動作状態が
把握できるので、効率の良いセンターサーバーサーバー
管理が可能となる。
【0047】尚、上記の患者情報、医師情報にはそれぞ
れ患者ID、患者パスワード、医師ID、医師パスワー
ド等のアクセス権利の情報が含まれており、それぞれ登
録された患者あるいは医師のみしか生体情報などの医療
情報にアクセスできない構成としている。即ち、全ての
患者端末1、医師端末2はTV電話機能実行時を除いて
全てセンターサーバー3を経由してお互いの情報の交信
が行われる構成であるので、センターサーバー3におい
て全ての患者端末1、医師端末2の交信の一元管理が可
能になり、高度なセキュリティ管理手段を実現してい
る。尚、この他通信ネットワーク4上に伝送されるデー
タへの暗号化処理や、センターサーバー3への侵入路に
ファイアーウォールを設ける等の通常のセキュリティ技
術を採用することは言うまでもない。センターサーバー
に蓄積された生体情報などの機密情報へのアクセスを、
予めセンターサーバーに登録された患者端末または医師
端末、同じく登録された患者または医師に限って閲覧あ
るいは利用できるようにすることによって高いセキュリ
ティ管理が実現できる。
【0048】各端末からこのアプリケーションサーバー
10へ、それぞれのコンテンツが格納されているURL
アドレスを転送すると、アプリケーションサーバー10
から各端末へ、それぞれのコンテンツがHTTPプロト
コルによって伝送され、各端末はブラウザ機能によっ
て、この内容を閲覧することができる。
【0049】図2は本発明の一実施例を示す健康診断ネ
ットワークシステムのハードウエア構成図である。
【0050】患者端末1の通信端末装置6は、センター
サーバー3に対するいわゆるクライアントとして機能す
る。即ち、中央制御装置(CPU)、DRAMメインメ
モリ、ハードディスクなどで構成され、オペレーティン
グシステムOSのもとで動作する制御手段6a、LCD
を用いた表示手段6b、タッチキーやバイタルセンサ5
から伝送されて来た生体情報信号を入力するための入出
力ポート等を備えた入出力手段6c、通信手段6dによ
って構成され、通信ネットワーク4を介してセンターサ
ーバー3と通信し、その提供するサービスを受けること
ができる。また、ブラウザ機能を有し、HTTPプロト
コルによるURLアドレスのサイトを閲覧できる。
【0051】医師端末2の通信端末装置8も、同様にセ
ンターサーバー3に対するクライアントとして機能し、
ブラウザ機能を有する。インテル社製ペンティアムプロ
セッサ、DRAMメインメモリ、ハードディスクなどで
構成され、ウインドウズ98等のOSのもとで動作する
制御手段8a、CRTなどを用いた表示手段8b、キー
ボード、マウス等の入力装置や動作表示LEDなどを駆
動するための入出力ポート等を備えた入出力手段8c、
通信手段8dによって構成され、通信ネットワーク4を
介してセンターサーバー3と通信し、その提供するサー
ビスを受けることができる。また、ブラウザ機能を有
し、HTTPプロトコルによるURLアドレスのサイト
を閲覧できる。
【0052】患者端末1および医師端末2の通信端末装
置6および8は、通信ネットワーク4としてインターネ
ツト4bを利用する場合、各端末が所在する地域に設け
られたプロバイダが提供する接続ポイント13および1
4を通ってインターネツト4bに接続される。そして、
最近普及が目覚しいインターネット技術を用いることに
よって、通信回線の使用料が患者端末および医師端末に
一番近い接続ポイントとの間の料金で済むので、経済的
な活用が可能となる。
【0053】また、患者端末1および医師端末2は、T
V電話装置7、9による遠隔診療を行うための、ビデオ
カメラ7aおよび9a、マイク7bおよび9b、スピー
カ7cおよび9cを有する。このTV電話装置を使用す
る場合、インターネット接続では連続的で良好な映像や
音声の伝送が期待できないことがある。その時は前記の
接続ポイントへ接続せずに、主治医の医師端末2へ公衆
回線網や専用回線網を用いて直接ダイヤリングすること
もできる。伝送情報量の多いTV電話をインターネット
ではなく、ポイント・ツー・ポイントの通信ネットワー
クを使用するので、品質の良いTV電話機能が実現でき
る。
【0054】センターサーバー3は、サーバー用コンピ
ュータ16、アプリケーションサーバー用メモリ装置1
7、データベース用メモリ装置18で構成される。ま
た、センターサーバー3は、一般に大規模な医療機関に
設置されるため、その医療機関内の構内ネットワーク1
5、即ちLANを通ってインターネット4bに接続され
る。
【0055】サーバー用コンピュータ16は、中央制御
装置CPU、DRAMメインメモリ、ハードディスクな
どで構成され、OSのもとで動作する制御手段16a、
CRTなどを用いた表示手段16b、キーボード、マウ
ス等の入力装置や動作表示LEDなどを駆動するための
入出力ポート等を備えた入出力手段16c、通信手段1
6dによって構成され、構内ネットワーク15を介して
インターネット4bに接続され、患者端末1や医師端末
2と通信することができる。また、ブラウザ機能を有
し、HTTPプロトコルによるURLアドレスのサイト
を閲覧できる。
【0056】アプリケーション用メモリ装置17は、通
常ハードディスクで構成され、患者端末1、医師端末2
およびセンターサーバー3を管理するための管理端末1
2の機能を実現するためのコンテンツソフトウエアが格
納されている。このアプリケーション用メモリ装置17
に格納されたコンテンツソフトウエアは、サーバー用コ
ンピュータ16とともにアプリケーションサーバー10
として機能する。
【0057】図3にアプリケーション用メモリ装置17
に格納されたコンテンツソフトウエアの構成を示す。患
者端末用コンテンツ17a、医療教育用ホームページ1
7b、医師端末用コンテンツ17c、管理端末用コンテ
ンツ17dは、HTMLやXML等の言語で書かれたテ
キストファイルや、絵とか写真等の画像をJPEG方式
等で圧縮した画像データファイルや、音信号をデジタル
データ化したWAVファイル等で構成され、各端末装置
からHTTPプロトコルにてURLアドレスを伝送する
ことによってダウンロードすることができる。一般にこ
のようなアプリケーションサーバー10はウェブサーバ
ーと呼ばれる。
【0058】各端末装置とアプリケーションサーバーの
関係は、通常のインターネット上のホームページにアク
セスしてその内容を閲覧することと同様のしくみとして
いる。即ち、各端末装置にはブラウザと呼ばれるホーム
ページ閲覧プログラムを設け、HTTPプロトコルにて
前記ウェブサーバー宛にURLアドレスを伝送すると、
当該URLアドレスのウェブサーバーは各端末装置宛に
該当するコンテンツソフトウエアのテキストデータおよ
びJPEGデータを返送してくる。各端末装置はブラウ
ザプログラムが働き、所定の手続きによりそれらのデー
タを文字、絵、画像、音等に変換して出力し、各端末装
置の機能を実現するものである。
【0059】尚、患者端末用コンテンツ17aは、前述
のHTMLやXML等の言語で書かれたテキストファイ
ルや、絵とか写真等のJPEGファイルの他に、生体情
報のグラフ表示処理、バイタルセンサ5とのインターフ
ェース処理、ビデオカメラ7aにて撮影された画像のJ
PEGファイル化処理、聴診器や心電計等の時間経過生
体情報のWAVファイル化処理、TV電話制御等を実行
するための制御プログラムや、医師端末2から入力設定
されセンターサーバー3に蓄積されたセンサ感度設定デ
ータ等の患者端末制御データ、管理端末12から入力設
定するインターネット接続用の電話番号やIPアドレ
ス、TV電話相手の医師端末2の電話番号等の通信アド
レスデータ等の患者端末1を機能させるために必要な端
末制御情報を含む。これにより、管理端末から全ての患
者端末、全ての患者毎に患者端末の制御が遠隔設定でき
るので、一元化された高効率の健康診断ネットワークシ
ステムの運用管理が可能となる。
【0060】また、前記テキストファイルには医師端末
2からの医療アドバイス情報や、医療スケジュール情報
を含む。
【0061】また17eにはアプリケーションサーバー
10からデータベースサーバー11をアクセスするため
のソフトウエア、患者端末1や医師端末2で生体情報の
グラフ表示をするための描画ソフトウエア、患者端末1
から伝送されてきた生体情報が、医師端末2で設定され
た患者毎のアラート設定値を超えたことを検知し、所定
の医師端末2に通報するアラート判定ソフトウエア、医
師端末2で入力設定された患者毎の医療アドバイス情
報、医療スケジュール情報およびバイタルセンサ5から
の入力信号に対する受信感度データ等の患者端末1への
制御情報を蓄積し、当該患者端末1の立上り時にその内
容を患者端末1にダウンロードするための患者情報転送
ソフトウエア等が存在し、それらはJava serv
let等の言語で作成されている。
【0062】生体情報のグラフ表示などの視覚的表現は
コンピュータ処理的には重たい処理であり、それを患者
端末や医師端末でやらせると各端末のハードウエアが高
価なものになる。それをセンターサーバーにて行うこと
によって全体のコストダウンが図れる。また、要注意レ
ベルの設定を医師端末から主治医の見解で行うことがで
きるので、患者にとって適切な設定が可能であり、緊急
時に対しての判断が適切になる。そして、患者毎に生体
情報の測定値のレベルが異なっても、それを主治医の医
師端末から適切に調整できるので、高精度の測定が可能
となる。
【0063】データベース用メモリ装置18も、同様に
通常ハードディスクで構成され、患者端末1、医師端末
2から伝送されて来た各種の医療情報を蓄積し、予め許
可された端末装置に限りこれを閲覧することができる。
サーバー用コンピュータ16上で動作するデータベース
用ソフトとしては、リレーショナル型データベースを使
用することができる。
【0064】図4にデータベース用メモリ装置17に格
納されたコンテンツソフトウエアの構成を示す。利用者
登録情報18a、ソフトウエアバージョン管理情報18
b、患者端末管理情報18cおよび生体情報ファイル1
8dが格納される。
【0065】利用者登録情報18aは、患者登録情報、
医師・看護婦・介護士登録情報、医療機関登録情報、シ
ステム管理者登録情報等から成る。
【0066】ソフトウエアバージョン管理情報18b
は、ソフトウエアバージョン情報、各患者端末毎のソフ
トウエア取得情報等から成る。
【0067】患者端末管理情報18cは、患者端末シス
テム情報、バイタルセンサ登録情報、患者端末毎の利用
者登録情報、患者毎の測定項目情報等から成る。
【0068】生体情報ファイル18dは、バイタルセン
サ5によって測定された生体情報が、患者毎、測定項目
毎に、日付・時間データを添付して蓄積されている。
【0069】図5に患者端末1のハードウエア構成図を
示す。31はATX仕様のマザーボードであり、CP
U、DRAMメインメモリ、BIOS用フラッシュメモ
リ、ビデオ回路、PCIバス、ISAバス、ハードディ
スク制御回路、サウンド回路32等を有する。33はハ
ードディスクでマザーボード31と共に、制御手段6a
を構成する。
【0070】34は液晶ディスプレイ6bの表面に設け
られたタッチキーである。35はバイタルセンサ5から
伝送された生体情報を受信するためのセンサインターフ
ェイス回路である。36は患者端末1の端末運転制御を
行うための端末運転制御手段である。例えばプッシュキ
ーであり、プッシュ操作により患者端末1のパワーオン
/シャットダウンを制御することができる。これらタッ
チキー34、センサインターフェース回路35、端末運
転制御キー36によって入出力手段6cを構成する。
【0071】37はモデム回路であり、公衆電話回線3
7a等に接続することにより、通信手段6dを実現す
る。
【0072】また、ビデオカメラ7aは、TV電話機能
のために用いると共に、患者の患部や食事内容などの静
止画を撮影するためにも用いることができる。
【0073】センサインターフェース回路35は、接続
するバイタルセンサ5との間の絶縁分離を行うための絶
縁分離部38、バイタルセンサ5から伝送されて来る、
いろいろのプロトコルの生体情報信号を統一したプロト
コルに変換して、マザーボード31に伝送するためのプ
ロトコル変換部39、2つの音声領域の生体情報信号を
切替えてマザーボード31に入力させるための信号切替
え部40、マザーボード31への電源供給を制御するた
めの電源制御部41等で構成される。センサインターフ
ェース回路を変更するだけで、ハードウエア、ソフトウ
エアに関して色々な通信仕様のバイタルセンサに対応で
きる。
【0074】また、バイタルセンザ5としては、赤外線
出力式の体温計5a、シリアル信号出力式の血圧計5
b、血糖計5cおよび体重計5d、アナログ信号出力式
の聴診器5e、変調音出力式の心電計5f等を利用可能
としている。
【0075】絶縁分離部38の絶縁分離方式は、バイタ
ルセンサ5の生体情報出力回路形態に適合させる必要が
あり、RS232Cなどのシリアル信号の場合にはデジ
タル用フォトカプラを、アナログ信号の場合にはアナロ
グ用フォトカプラを、また、変調音出力の場合にはコン
デンサマイクを用いる。いずれにしても図に示すように
バイタルセンサ側の回路部38aとプロトコル変換部側
の回路部38bの間を絶縁している。バイタルセンサを
通じて患者の身体が直接患者端末の電気回路に接触して
も、感電に対する安全を確保できる。
【0076】プロトコル変換部39は、マザーボード3
1との間でRS232C信号線39a、パワーSW信号
線39b、PS/2信号線39c、マザーボード動作信
号39dで接続される。
【0077】RS232C信号線39aでは、マザーボ
ード31からプロトコル変換部39への測定項目情報の
伝送、およびプロトコル変換部39からマザーボード3
1への該当するバイタルセンサによって測定された生体
情報の伝送を行う。
【0078】プロトコル変換部39は、マザーボード3
1からの測定項目情報に基づいて該当するバイタルセン
サを判定することにより、それに対応した入力ポートか
らの信号取込みに集中することができる。このような構
成により、確実な信号取込み処理が可能となる。色々な
シリアル信号や時間経過情報が必要なアナログ信号を出
力するバイタルセンサが多数のポートに接続されても、
確実に先頭データから取込みが可能であり高精度の受信
性能を実現できる。
【0079】パワーSW信号線39bには、端末運転制
御キー36の操作と連動したオンオフ信号が出力され
る。マザーボード31が停止状態において端末運転制御
キー36を押した時には、マザーボード31へパワーオ
ン信号を与え、マザーボード31が動作状態において操
作された時には、PS/2信号線39cにLCD表示手
段をオンオフするための表示オンオフ信号が出力され
る。また、表示がオンしている時に、端末運転制御キー
36を例えば4秒間というように少し長めに押した時に
は、PS/2信号線39cにシャットダウン信号が出力
される。尚、マザーボード動作信号39dは、マザーボ
ード31の停止状態または動作状態を示す。患者端末の
短時間の使用停止と長時間の使用停止を、唯一のキー操
作で実現できる。患者端末の短時間の使用停止と長時間
の使用停止を、前記唯一のキー操作のキー操作時間によ
って実現できる。
【0080】信号切替え部40は、マザーボード31か
らの測定項目情報が聴診器5e、または心電計5fの場
合に機能する。聴診器5eまたは心電計5fから出力さ
れた時間変化信号のいずれかを選択してマザーボード3
1のサウンド回路32に入力し、WAVファイル化する
ことができる。尚、心電計5fは測定した心電信号が変
調音として出力されるもので、TV電話機能を果たす時
に用いるマイク7bを利用して入力することができる。
【0081】上記のように聴診信号や心電信号のよう
に、瞬時的情報ではなく時間経過情報が必要な生体情報
については、WAVファイル化した後、通信ネットワー
ク4を介してセンターサーバー3に伝送・蓄積し、医師
端末2から時間経過信号として観察することができる。
【0082】また、信号切替え部40は、増幅回路を備
えており入力された聴診信号または心電信号のゲイン調
節が可能である。このゲイン設定値は、マザーボード3
1から聴診測定または心電測定の測定項目情報と共にプ
ロトコル変換部39に伝送され、プロトコル変換部39
からの制御により信号切替え部40がその機能を果た
す。心電信号などのような時間経過情報が必要な生体情
報をリアルタイムで伝送するためには、通信回線をオン
ライン接続状態にしておく必要があるので通信コストが
かかるが、フアイル化して伝送することによって短時間
の伝送で済むので、通信コストを安価にできる。
【0083】42は電源装置である。商用電源42cに
接続して、患者端末1の大部分に電源供給するための第
一の電源装置42aと、絶縁分離部38のバイタルセン
サ側回路部38aへ電源供給するための第二の電源装置
42bとで構成される。少なくとも第二の電源装置42
bは強化絶縁構造としており、絶縁分離部38とともに
人体に触れるバイタルセンサ5と商用電源42cを完全
に絶縁することができる。
【0084】図6は患者端末1の操作の流れ図である。
患者端末1が立上ると、先ず通信端末装置6が、通信ネ
ットワーク4を介してセンターサーバー3と回線接続し
てオンライン動作に入り、立上り処理61を行う。ここ
では、患者端末1のコンテンツソフトウエアの更新処理
と、医師からの医療アドバイスの新着チェックと、患者
端末1で測定した生体情報等の未送信データ処理を行
う。患者が患者端末を使用する前にオンライン接続する
ことによって、患者端末の機能性能を決定する情報を更
新できる。
【0085】ソフトウエアの更新処理は、患者端末1に
既存のソフトウエアのバージョン情報を記憶しておき、
センターサーバー3と回線接続してデータベースサーバ
ー11に登録されている最新版のバージョン情報と比較
し、異なっていればダウンロードして最新版と差替える
処理である。但し、患者端末1のソフトウエアは患者毎
に内容が最適化され、それぞれ異なっている。従って、
最新版ソフトウエアとは当該患者にとっての最新版のこ
とである。端末の機能性能等のコンテンツの変更がセン
ターサーバーからの作業で実現できるので、大幅な作業
改善効果が期待できる。患者端末は現在稼働しているソ
フトウエアのバージョン情報とセンターサーバーに格納
されているバージョン情報とを比較し、異なればこれダ
ウンロードする機能を有するので、常に新しいバージョ
ンのソフトウエアが利用できる。
【0086】医師からの医療アドバイスの新着チェック
は、センターサーバー3のデータベースサーバー11に
登録されている医師からのアドバイスファイルに新着フ
ラグを設けておき、患者端末1が読取ったら新着フラグ
をリセットすることによって新着管理を行うと共に、患
者端末1はこの新着アドバイスが転送されて来たことを
患者に示すため、図7のメニュー選択GUI操作画面6
4aに示されるような新着マーク69bを表示する処理
である。患者は主治医からの医療アドバイスが来たこと
を、容易に知ることができるので、適切なタイミングに
て医療アドバイスを受けることが可能であり、高い医療
効果が期待できる。
【0087】未送信データ処理は、通常バイタルセンサ
5による測定、問診への回答入力、ビデオカメラ7aに
よる静止画撮影などの医療情報入力作業が終了すると、
図7のメニュー選択GUI操作画面64a上に設けられ
た転送ボタン76を操作することによって、自動的にオ
ンライン動作して患者医療情報がセンターサーバー3に
伝送されるが、この転送ボタン操作をやり忘れた時に
は、次の電源立上げの時にこの未送信データを送信する
処理である。複数の生体情報や問診回答データ等の患者
医療情報を、まとめて一度にオンライン接続して伝送で
きるので効率的な通信ネットワークの利用ができる。立
上り処理61が終了すると、自動的に回線接続を遮断し
てオフライン状態となり、患者名選択処理62に移行す
る。処理の内容に応じてオンライン動作とオフライン動
作を自動的に切替えるので、機能を落とすことなく効率
的な通信回線の利用が可能になる。また、通常一般家庭
では電話回線数は1つの所が多いので、電話回線の共用
が可能となるという点でも有効である。
【0088】表示される患者名は、すでにセンターサー
バー3の管理端末から登録されたもので、表示される人
数とともに患者端末1毎に固有の表示となる。尚、セン
ターサーバー3で登録される患者登録情報には、公式の
氏名の他にニックネームのような非公式の固有名称も登
録できる。
【0089】この患者名情報は前述の立上げ処理61時
のソフトウエア更新処理により、常に最新の情報に更新
される。
【0090】患者名選択処理62で利用者名が決定され
ると、パスワード入力処理63に移行する。パスワード
はGUIタッチキーで構成された0〜9の数値キーによ
って入力する。桁数は例えば最大10桁で使用桁数は自
由とする。即ち、桁数情報も認証情報としている。
【0091】入力されたパスワードは患者名毎に記憶さ
れたパスワード情報と比較され、一致した時に、次のス
テップに移行できる。この患者名ごとのパスワード情報
も前記の患者名情報と同様、立上げ処理61時のソフト
ウエア更新処理により、常に最新の情報に更新される。
【0092】尚、パスワード情報の登録は、別に設けた
パスワード登録処理にて行う。
【0093】正しいパスワードが入力されると、メニュ
ー選択処理64に移行する。図7はそのGUI操作画面
64aの実施例であり、8つの機能を選択するためのタ
ッチキー(65a、66a、67a、68a、69a、
70a、71a、72a)がGUIボタン画像と一体化
して配置されている。
【0094】これらのタッチキーを操作することによっ
て、生体情報測定選択処理65、グラフ表示選択処理6
6、問診回答入力処理67、静止画撮影処理68、医療
アドバイス表示処理69、医療教育用ホームページ閲覧
処理70、TV電話処理71、医療スケジュール表示処
理72にそれぞれ移行する。
【0095】生体情報測定選択処理65が選択される
と、ここでは生体情報測定項目選択用のGUI画面およ
びタッチキーによって、測定すべき生体情報測定項目が
決定される。生体情報測定項目は体温、血圧、血糖、体
重、聴診、心電等で、各々バイタルセンサ(5a〜5
f)に対応する。
【0096】この生体情報測定項目は、必要に応じて患
者毎にセンターサーバー3の管理端末12から設定され
るものであり、従って生体情報測定項目選択用のGUI
操作画面は患者毎に固有の画面となる。
【0097】測定すべき生体情報測定項目が決定される
と、各生体情報測定処理73に移行し、バイタルセンサ
5を用いた測定およびデータ入力処理を行う。また、各
生体情報測定処理73の中で、バイタルセンサ5の使い
方等がわからない場合には、GUI操作画面上に設けた
ヘルプキーを操作することによって、各々の使い方説明
処理74を作動させることができる。
【0098】グラフ表示選択処理66が選択されると、
ここでは生体情報表示項目選択用のGUI操作画面によ
って、表示すべき生体情報表示項目が決定される。この
生体情報表示項目は、前記生体情報測定項目と連動して
いる。
【0099】表示すべき生体情報表示項目が決定される
と、各生体情報表示処理75に移行し、各生体情報の経
時変化を示すグラフを表示する。図8に体温計の場合の
実施例を示す。
【0100】患者端末1における経時変化のグラフ表示
は、センターサーバー3からグラフ表示を実行するため
のグラフ表示処理プログラムをダウンロードすることに
よって行う。即ち、センターサーバー3において描画エ
ンジンソフトウエアが作動し、データベースに蓄積され
ている長期間の生体情報に基づいたグラフ表示をするた
めのグラフ表示処理プログラムが作成される。このグラ
フ表示処理プログラムはC言語等のプログラム言語で作
成されており、患者端末1で実行してグラフを描くこと
ができる。尚、通常ダウンロードに時間がかかるので、
既にセンターサーバー3へ送信された生体情報分につい
ては上記のような方式で表示し、今先測定した未送信デ
ータについては患者端末1で描画処理する構成としてい
る。生体情報のグラフ表示などの視覚的表現はコンピュ
ータ処理的には重たい処理であり、それを患者端末や医
師端末でやらせると各端末のハードウエアが高価なもの
になる。それをセンターサーバーにて行うことによって
全体のコストダウンが図れる。
【0101】問診回答入力処理67を選択すると、問診
項目選択処理に移行し、そのGUI操作画面によって問
診項目を決定する。問診項目が決定されると、問診回答
用GUI操作画面に移行し、所定の回答を入力すること
ができる。一般に高齢者が多くキーボード操作が苦手な
患者端末の利用者であっても、GUI画面操作によって
簡単に医療関連のホームページサイトに接続することが
できるので、ホームページの活用が増え医療効果が増大
する。
【0102】静止画撮影処理68を選択すると、静止画
撮影用のGUI操作画面が表示され、ビデオカメラ7a
を用いた静止画撮影操作が可能となる。患者の患部のみ
ならず例えば生活習慣病や糖尿病の患者の食事内容等を
静止画像で伝送できるので、診療効果が上がる。
【0103】医療アドバイス表示処理69を選択する
と、アドバイスメールのタイトル一覧のGUI操作画面
が表示される。この一覧の中のいずれかのタイトルをタ
ッチ操作することによって、当該のアドバイスメールを
開き、読むことが可能となる。
【0104】医療教育用ホームページ閲覧処理70をワ
ンタッチ等の操作で選択するとワンアクションで、予め
設定された当該医療機関が運営するホームページのUR
Lアドレスへ自動的にオンライン接続され、健康教育に
関するコンテンツを閲覧することができる。
【0105】TV電話処理71を選択すると、相手医師
選択処理に移行する。相手医師選択用のGUI操作画面
を操作して遠隔診療を希望する医師を決定すると、当該
医師が管理する医師端末2への電話回線接続処理がなさ
れ、ビデオカメラ7a、マイク7b、スピーカ7cを用
いたTV電話機能による遠隔診療が可能になる。
【0106】相手医師名および医師端末2の電話番号
は、患者毎に予めセンターサーバー3で設定されたもの
で、立上げ処理61時のソフトウエア更新処理により、
常に最新の情報に更新される。
【0107】医療スケジュール表示処理72を選択する
と、医療行為に関する当日のスケジュール表が表示され
る。このスケジュール内容は患者毎に、主治医が医師端
末2からセンターサーバー3のデータベースサーバー1
1に入力したもので、患者端末1へは立上げ処理61時
のソフトウエア更新処理により伝送される。
【0108】図9は医師端末2における処理の流れ図で
ある。医師端末2が立上ると、先ずログイン処理91を
行う必要があり、センターサーバー3に登録済みのID
コードとパスワードを入力することにより、利用可能と
なる。
【0109】ログイン処理91をパスすると、図10の
患者名選択部111で示すようなプルダウンメニュー等
の手法により、目的の患者名111aを選択する患者選
択処理92を行う。
【0110】次に医師端末機能のメニュー選択処理93
を、図10のメニュー選択部112に配置された各機能
選択ボタン(94a〜105a)をクリックすることに
よって行う。
【0111】医師端末機能としては、生体情報のリスト
表示処理94、生体情報のグラフ表示選択処理95、心
電信号の波形表示処理96、静止画表示処理97、問診
回答表示処理98、聴診音出力処理99、医療アドバイ
ス入力処理100、TV電話処理101、患者特記情報
入力処理102、医師用情報入力処理103、アラート
設定処理104およびセンサ信号受信感度設定処理10
5がある。
【0112】前記生体情報のグラフ表示選択処理95で
は、希望の生体情報を選択することにより、対応するグ
ラフ表示処理106が実施され、生体情報のグラフ表示
がなされる。
【0113】尚、前記患者選択処理92は、各機能処理
画面においても図10で示すような方法でいつでも選択
変更できる。
【0114】前記心電信号の波形表示処理96における
心電信号波形表示およびグラフ表示表示処理106によ
る生体情報のグラフ表示は、センターサーバー3から医
師端末用コンテンツソフトウエアをダウンロードして表
示手段8bで見ることができる。即ちセンターサーバー
3では心電信号データおよび長期間の生体情報を基にし
て、描画エンジンソフトウエアによりグラフ表示処理プ
ログラムを作成し、それを医師端末用コンテンツソフト
ウエアに格納するというしくみを有する。生体情報のグ
ラフ表示などの視覚的表現はコンピュータ処理的には重
たい処理であり、それを患者端末や医師端末でやらせる
と各端末のハードウエアが高価なものになる。それをセ
ンターサーバーにて行うことによって全体のコストダウ
ンが図れる。
【0115】聴診音出力処理99は、センターサーバー
3に格納されている聴診音のWAVファイルをダウンロ
ードして、医師端末2のサウンド回路およびスピーカ9
cにより音として再生するものである。
【0116】静止画表示処理97は、患者端末1のビデ
オカメラ7aで撮影し、センターサーバー3に蓄積され
たJPEGファイル形式等の静止画像を、医師端末2に
ダウンロードして表示手段8bに表示するものである。
【0117】図11は、前記医療アドバイス入力処理1
00を実行するための表示操作画面である。メニュー選
択部112のアドバイス機能の選択ボタン100aが選
択されたことをそのボタンの色を変えるなどの方法によ
って示す。
【0118】患者名選択部111には、医療アドバイス
の宛先となる患者名が選択され、表示されている。
【0119】113は発信者の名前やタイトルなどの入
力部、114はアドバイス文の入力部であり、医師端末
2のキーボードから入力できる。アドバイス文入力部1
14にて作成されたアドバイス文は、追加ボタン115
を押すことによってセンターサーバー3に転送すること
ができる。また、クリアボタン116によって、作成中
のアドバイス文を消去することができる。
【0120】117は転送済みアドバイスのタイトル表
示部であり、最新のものから表示される。各アドバイス
文毎に消去ボタン118が設けられており、対応した消
去ボタン118を押すことによってそのアドバイス文を
センターサーバー3から消去することができる。
【0121】また、前記タイトル表示部117の先頭に
確認マーク119が設けられている。これはこのアドバ
イス文を送った相手先の患者がこれを開いたことを表示
するものである。主治医から患者毎に適切な医療アドバ
イスを送っても、患者が本当に読まなければ意味がない
が、少なくとも患者がその医療アドバイスを表示手段上
で開いたか否かを医師が知ることができるので、後の対
応を適切に行うことができる。
【0122】図12は、前記アラート設定処理104を
実行するための表示操作画面である。メニュー選択部1
12のアラート設定機能の選択ボタン104aが選択さ
れたことをそのボタンの色を変えるなどの方法によって
示す。
【0123】患者名選択部111には、医療アドバイス
の宛先となる患者名が選択され、表示されている。
【0124】119はアラート設定表であり、各生体情
報ごとに最大閾値、最小閾値がアラート設定部120で
設定できる。あるいはまた、生体情報が一定の範囲外と
なったときにアラートする値をアラート設定部120で
設定できる。設定されたアラート設定データは、追加ボ
タン121を押すことによって、センターサーバー3に
転送することができる。また、クリアボタン122を押
すことによって、アラート設定表の内容を消去すること
ができる。要注意レベルの設定を医師端末から主治医の
見解で行うことができるので、患者個人にとって適切な
個別設定が可能であり、緊急時に対しての判断が適切に
なる。
【0125】図13は、前記センサ信号受信感度設定処
理105を実行するための表示操作画面である。メニュ
ー選択部112のセンサ信号受信感度設定機能の選択ボ
タン105aが選択されたことをそのボタンの色を変え
るなどの方法によって示す。
【0126】患者名選択部111には、患者端末1の利
用者である患者名が選択され、表示されている。
【0127】123は聴診器設定部、124は心電計設
定部であり、それぞれ設定レベル表示部123a、12
4a、アップキー123b、124b、ダウンキー12
3c、124cを有し、必要な感度に設定することがで
きる。125は設定した感度設定データをセンターサー
バー3に転送するための転送ボタンである。患者毎に生
体情報の測定値のレベルが異なっても、それを主治医の
医師端末から適切に調整できるので、高精度の測定が可
能となる。
【0128】図14は管理端末12における処理の流れ
図である。管理端末12が立上ると、先ずログイン処理
131を行う必要があり、センターサーバー3に登録済
みのIDコードとパスワードを入力することにより、利
用可能となる。但し、センターサーバー3への登録処理
はこの管理端末12から行うので、一回目に限り仮のI
Dコードとパスワードでログインする。
【0129】ログイン処理131をパスした後、管理端
末機能のメニュー選択処理132を行う。ここでは、大
きく4つの機能分野を選択する。即ち、利用者登録処理
133、ソフトウエアバージョン管理134、患者端末
登録処理135および生体情報管理136であり、これ
は既に図4で示したデータベース用メモリ装置17に格
納されたコンテンツソフトウエアの管理に他ならない。
【0130】利用者登録処理133は、患者登録処理1
33a、医師・看護婦・介護士登録処理133b、医療
機関登録処理133c、システム管理者登録処理133
dから成り、それぞれ対象となる利用者・医療機関のア
クセス権利の登録を行う。これらの各登録データはリレ
ーショナルデータベース形式のデータベースサーバー1
1で効果的に関連付けて蓄積され、各患者端末および各
医師端末での効率的な運用を実現している。また、この
登録処理により登録を受けた利用者・医療機関のみ本健
康診断ネットワークシステムの利用を可能とすることが
できる。任命された特定のシステム管理者によって、厳
密に管理された所定の手続きで適切に登録の改廃が処理
できるので、一元化された高レベルのセキュリティ管理
が可能となる。
【0131】ソフトウエアバージョン管理134は、ソ
フトウエアバージョン情報管理134a、各患者端末毎
のソフトウエア取得情報管理134bから成る。
【0132】ソフトウエアバージョン情報管理134a
では、アプリケーションサーバー10から各端末装置に
提供するコンテンツソフトウエアのバージョン情報が管
理され、常に最新の状態を知ることができる。
【0133】各患者端末毎のソフトウエア取得情報管理
134bでは、各患者端末毎に現在稼動中のソフトウエ
アのバージョンを知ることができる。
【0134】患者端末登録処理135は、患者端末シス
テム情報登録処理135a、バイタルセンサ登録処理1
35b、患者端末毎の患者登録処理135c、患者毎の
測定項目登録処理135cから成る。
【0135】生体情報管理136は、バイタルセンサ5
によって測定され、蓄積されている各生体情報のメンテ
ナンスを行うもので、たとえば患者端末1から誤って伝
送された生体情報を削除するなどの機能を有する。
【0136】以上のように、医師あるいは看護婦が患者
端末で測定された患者の生体情報を遠隔地にて閲覧し、
迅速かつ効率的な医療行為を行うことができる。また患
者は日常的に自分の健康状態が把握でき、また医師によ
る日々管理により高い満足感を得ることができる。ま
た、一人の患者の生体情報等の患者医療情報を複数の医
療関係者が閲覧することができるので、高度な診断が可
能となる。また、医師からの医療アドバイスや医療スケ
ジュール等の医療情報を患者宛に発信できるので、患者
毎へ木目細かな対応が可能となる。また、患者端末に入
力されるバイタルセンサの受信感度を設定する等の遠隔
制御ができるので、精度の高い生体情報測定が可能とな
る。特に聴診信号および心電信号の測定レベルは個人差
が大きく有効である。その他、ビデオカメラの明るさ、
ピント、マイクの感度、スピーカの音量等も対象とな
る。
【0137】なおコンピュータを本実施例の健康診断ネ
ットワークシステムの全てもしくは一部として機能させ
るものでもよい。そして、プログラムであるので汎用コ
ンピュータやサーバーを用いて本発明の健康診断ネット
ワークシステムの一部あるいは全てを容易に実現するこ
とができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用い
てプログラムを配信したりすることでプログラムの配布
やインストール作業が簡単にできる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、医
師あるいは看護婦が患者端末で測定された患者の生体情
報を遠隔地にて閲覧し、迅速かつ効率的な医療行為を行
うことができる。
【0139】また高齢者に対応した容易な操作などによ
る家庭での検診を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康診断ネットワークシステムの機能
構成図
【図2】本発明の健康診断ネットワークシステムのハー
ドウエア構成図
【図3】本発明のアプリケーションサーバー用メモリ装
置に蓄積されたソフトウエアコンテンツの構成図
【図4】本発明のデータベースサーバー用メモリ装置に
蓄積されたソフトウエアコンテンツの構成図
【図5】本発明の患者端末のハードウエア構成図
【図6】本発明の患者端末における処理の流れ図
【図7】本発明の患者端末におけるメニュー選択操作画
面を示す図
【図8】本発明の患者端末における体温グラフ表示画面
を示す図
【図9】本発明の医師端末における処理の流れ図
【図10】本発明の医師端末における患者選択およびメ
ニュー選択操作画面を示す図
【図11】本発明の医師端末における医療アドバイス入
力操作画面を示す図
【図12】本発明の医師端末におけるアラート設定操作
画面を示す図
【図13】本発明の医師端末におけるセンサ信号受信感
度設定操作画面を示す図
【図14】本発明の管理端末における処理の流れ図
【符号の説明】
1 患者端末 2 医師端末 3 センターサーバー 4 通信ネットワーク 5 バイタルセンサ 6 患者端末の通信制御装置 7 患者端末のTV電話装置 8 医師端末の通信制御装置 9 医師端末のTV電話装置 10 アプリケーションサーバー 11 データベースサーバー 12 管理端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 靖之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今井 博久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血圧、体温等の生体情報を測定する患者
    端末と、医師がその生体情報を閲覧して診断に供するた
    めの医師端末とを、双方の端末から転送された情報を蓄
    積するセンターサーバーを介して通信ネットワークで接
    続する健康診断ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 患者宛の医療アドバイス情報、医療スケ
    ジュール情報または患者端末制御情報等を入力設定する
    医師端末と、その医療アドバイス情報、医療スケジュー
    ル情報または患者端末制御情報等の提供を受けて機能す
    る患者端末とを、双方の端末から転送された情報を蓄積
    するセンターサーバーを介して通信ネットワークで接続
    する健康診断ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 通信ネットワークとしてインターネット
    を用いた請求項1または2記載の健康診断ネットワーク
    システム。
  4. 【請求項4】 センターサーバーに蓄積された情報は、
    予めセンターサーバーに登録された患者、患者端末、医
    師または医師端末からのみ閲覧することができるアクセ
    ス権利を有する請求項1または2いずれか1項記載の健
    康診断ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 センターサーバーは、その蓄積データを
    管理する管理端末を有する請求項1または2いずれか1
    項記載の健康診断ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 センターサーバーは、患者端末、医師端
    末または管理端末のソフトウエアコンテンツの少なくと
    も一つを蓄積し、各端末はそれぞれのソフトウエアコン
    テンツをダウンロードして使用する請求項1、2または
    5いずれか1項記載の健康診断ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 管理端末は、患者、患者端末、医師また
    は医師端末のセンターサーバーへのアクセス権利の登録
    処理を行うことができる請求項5記載の健康診断ネット
    ワークシステム。
  8. 【請求項8】 管理端末は、患者端末の制御情報を入力
    設定することができる請求項5記載の健康診断ネットワ
    ークシステム。
  9. 【請求項9】 医師端末は、センターサーバーに患者毎
    または生体情報毎に閾値を設定する機能を有し、センタ
    ーサーバーは、患者の生体情報が閾値以上または閾値以
    下になったとき医師端末に通知する請求項1記載の健康
    診断ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 センターサーバーは、蓄積された各生
    体情報を視覚的に表示した情報を蓄積して、患者端末又
    は医師端末から前記視覚的情報の閲覧を可能とした請求
    項1記載の健康診断ネットワークシステム。
  11. 【請求項11】 センターサーバーは、患者宛に伝送し
    た医療アドバイス情報が該当患者によって閲覧されたか
    否かの情報を蓄積して、医師端末で前記閲覧情報の確認
    をすることができる請求項2記載の健康診断ネットワー
    クシステム。
  12. 【請求項12】 センターサーバーは、患者端末に入力
    されるバイタルセンサ信号に対する受信性能を設定する
    情報を蓄積して、医師端末で前記受信性能設定情報を送
    信することができる請求項1記載の健康診断ネットワー
    クシステム。
  13. 【請求項13】 患者端末、医師端末または管理端末の
    ソフトウエアコンテンツの少なくとも一つにバージョン
    管理情報を備え、前記端末は、前記バージョン管理情報
    を確認して最新のソフトウエアコンテンツをダウンロー
    ドしてバージョンアップできる請求項6記載の健康診断
    ネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 患者端末は、心電信号等のように時間
    経過情報が必要な生体情報をファイル化してセンターサ
    ーバーに伝送する請求項1記載の健康診断ネットワーク
    システム。
  15. 【請求項15】 患者端末は、患者からの生体情報を画
    像化する機能を有し、この画像情報をセンターサーバー
    に蓄積する請求項1記載の健康診断ネットワークシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 患者端末は、医療機関が提供するホー
    ムページにワンアクションで接続できる操作手段を備え
    た請求項1または2いずれか1項記載の健康診断ネット
    ワークシステム。
  17. 【請求項17】 患者端末は、新しい医療アドバイス情
    報が来たことを知らせるための報知手段を有する請求項
    2記載の健康診断ネットワークシステム。
  18. 【請求項18】 患者端末は、センターサーバーと回線
    接続して動作するオンライン動作およびセンターサーバ
    ーと回線遮断して動作するオフライン動作とを備え、前
    記動作を選択的に切り替え可能とした請求項1または2
    いずれか1項記載の健康診断ネットワークシステム。
  19. 【請求項19】 患者端末は、電源が立ち上った後に、
    自動的にオンライン動作する請求項18記載の健康診断
    ネットワークシステム。
  20. 【請求項20】 患者端末は、測定した生体情報の転送
    操作を行うことによって、自動的にオンライン動作する
    請求項18記載の健康診断ネットワークシステム。
  21. 【請求項21】 患者端末は、測定した生体情報を固有
    の通信プロトコルで外部へ伝送する機能を有するバイタ
    ルセンサー手段と、このようなバイタルセンサー手段毎
    に固有な通信プロトコルの生体情報信号を統一した通信
    プロトコルの信号に変換するためのプロトコル変換手段
    とを備え、このプロトコル変換手段から出力された統一
    通信プロトコルの生体情報信号をセンターサーバーに伝
    送する請求項1記載の健康診断ネットワークシステム。
  22. 【請求項22】 患者端末は、生体情報の測定項目が選
    択されると、当該バイタルセンサに対応した入力ポート
    からの信号のみを待ち受ける請求項21記載の健康診断
    ネットワークシステム。
  23. 【請求項23】 患者端末は、バイタルセンサからの信
    号入力回路を光結合または音結合回路等を用いたアイソ
    レーション構成とした請求項21記載の健康診断ネット
    ワークシステム。
  24. 【請求項24】 患者端末は、表示手段の表示の入り切
    りとマザーボードの電源の入り切りを兼用して行う端末
    運転制御手段を設けた請求項1または2いずれか1項記
    載の健康診断ネットワークシステム。
  25. 【請求項25】 患者端末は、端末運転制御手段を操作
    によって表示が入り切りされ、長時間操作によってマザ
    ーボードをシャットダウンする構成とした請求項24記
    載の健康診断ネットワークシステム。
  26. 【請求項26】 患者端末と医師端末間で、公衆回線網
    または専用回線網を用いた直接接続による通信ネットワ
    ークにより、画像データまたは音声データを交信する請
    求項1または2いずれか1項記載の健康診断ネットワー
    クシステム。
  27. 【請求項27】 コンピュータを請求項1〜26のいず
    れか1記載の健康診断ネットワークシステムの全てもし
    くは一部として機能させるためのプログラム。
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