JP2000166882A - ヘルスケアシステム - Google Patents

ヘルスケアシステム

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JP2000166882A
JP2000166882A JP35095198A JP35095198A JP2000166882A JP 2000166882 A JP2000166882 A JP 2000166882A JP 35095198 A JP35095198 A JP 35095198A JP 35095198 A JP35095198 A JP 35095198A JP 2000166882 A JP2000166882 A JP 2000166882A
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隆義 真峯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数多くの弱健常者に対して正しい情報と適切
な措置を与え得るようにすることで、これらの者の健康
管理、在宅ケア、在宅介護等を支援するのに好適となる
ヘルスケアシステムを構築する。 【解決手段】 情報発信局10と少なくとも一つの利用
者端末20,20′,20″…とを具備してヘルスケア
システムを構築し、情報発信局10側からシステム内の
全利用者端末20,20′,20″…に健康に関する情
報を発信する一方で、情報発信局10側で各利用者端末
20,20′,20″…からの応答情報に個別に対応し
得るようにすることで、利用者端末20,20′,2
0″…側で前記健康に関する情報が得られるのに加え
て、その情報に対する応答情報に基づいた所定措置等が
得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、在宅利用者の健康
管理、在宅ケア、在宅介護等を支援するヘルスケアシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医療界では、遠隔地をオンライン
で接続して医療行為を支援する遠隔医療システムが用い
られつつある。ここでいう遠隔医療システムとは、例え
ば病院側と患者宅側とのそれぞれに端末装置を設置して
これらの間を接続することにより、患者が病院まで出向
かなくても医師による診察又は治療等を受け得るように
したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した遠
隔医療システムは、医師またはこれに準ずる者による医
療行為を前提としているので、病院側の端末装置と患者
宅側の端末装置との間で個別通信を行うようになってい
る。そのため、自らの健康状態を回復、維持、増進し得
る者や、医師による治療等は必要としないが第三者によ
る介護を必要とする者(以下、これらの者を「弱健常
者」と称す)にとっては、以下に述べる理由により、必
ずしも好適なシステムであるとはいえない。
【0004】通常、弱健常者は、自身の健康に不安を感
じたり、その状態を把握したいと思った場合であって
も、正しい情報と適切な措置さえ得られれば、医師によ
る診察又は治療等を必要とすることなく、健康状態の回
復、維持、増進を図れる場合が多い。しかし、現行の医
師法等の法制下では、これを上述した遠隔医療システム
を用いて実現することが難しく、また細密な医療情報の
交信は通信コストの観点から好ましくない。したがっ
て、かかる場合、具体的には疾病等により健康が害され
るに至っていない場合に、上述の遠隔医療システムを利
用して医師による診察又は治療等を受けることは、弱健
常者にとっては好適であるとはいえない。
【0005】また、近年の高齢化社会が進展しつつある
状況下では、弱健常者の数も増加する傾向にあると考え
られる。このような状況下において、多くの弱健常者が
上述の遠隔医療システムを利用して健康状態の回復、維
持、増進を図ろうとしたのでは、それぞれとの間で個別
通信を行う病院側(医師側)での対応が非常に困難なも
のとなってしまう。
【0006】そこで、本発明は、数多くの弱健常者に対
して正しい情報と適切な措置を与え得るようにすること
で、これらの者の健康管理、在宅ケア、在宅介護等を支
援するのに好適となるヘルスケアシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出されたもので、情報発信局と少なくと
も一つの利用者端末とを具備するヘルスケアシステムで
あって、前記情報発信局は、健康に関する情報を当該シ
ステム内の全利用者端末に対して発信する情報発信手段
を備え、前記利用者端末は、前記情報発信手段が発信し
た情報を選択的に受信し得る受信手段と、この受信手段
が受信した情報を出力する出力手段と、この出力手段で
の出力結果に応答する情報を入力するための少なくとも
一つ以上の入力手段と、この入力手段で入力された応答
情報を前記情報発信局に送信する送信手段とを備え、さ
らに、前記情報発信局は、前記送信手段から送信された
応答情報を個別に受信する応答受信手段と、この応答受
信手段が受信した応答情報を基に所定の処理を行う処理
実行手段とを備えることを特徴とするものである。
【0008】上記構成のヘルスケアシステムによれば、
情報発信局の情報発信手段からは、システム内の全利用
者端末に対して健康に関する情報が発信される。一方、
利用者端末側では、受信手段がその情報を選択的に受信
するとともに、出力手段による出力および入力手段によ
る入力を介して、送信手段がその情報に対する応答情報
を情報発信局に送信する。そして、利用者端末からの応
答情報の送信があると、情報発信局では、その応答情報
を応答受信手段が個別に受信するとともに、処理実行手
段がその応答情報を基に所定の処理、例えば利用者端末
側に対して所定措置を講じるための処理を行う。つま
り、情報発信局側では、システム内の全利用者端末に健
康に関する情報を発信する一方で、各利用者端末からの
応答情報に個別に対応することとなる。また、これによ
り、利用者端末側では、情報発信局からの健康に関する
情報が得られるのに加えて、その情報に対する応答情報
に基づいた所定措置等が得られるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
ヘルスケアシステムについて説明する。先ず、ここで
は、本発明に係るヘルスケアシステムの一例の概要につ
いて、図1のブロック図を参照しながら説明する。
【0010】図例のように、このヘルスケアシステム
は、情報発信局10と、複数の利用者端末20,2
0′,20″…とを具備してなるものである。なお、利
用者端末20,20′,20″…は、システム内に少な
くとも一つのものが存在していればよい。
【0011】また、情報発信局10と各利用者端末2
0,20′,20″…との間は、互いに双方向のマルチ
メディア通信が可能となっている。例えば、情報発信局
10から各利用者端末20,20′,20″…に対して
は衛星放送や地上波放送等を利用した通信が可能であ
り、各利用者端末20,20′,20″…から情報発信
局10に対しては電話回線、ケーブル、ISDN(Inte
grated Services DigitalNetwork)網等を利用した通信
が可能である。
【0012】このようなヘルスケアシステムにおいて、
情報発信局10は、放送局またはこれに準ずる設備を有
しているものであり、情報発信手段11、応答受信手段
12および処理実行手段13としての機能を備えている
ものである。
【0013】情報発信手段11は、情報発信局10の放
送設備等によって実現される機能で、衛星放送や地上波
放送等を利用してシステム内の全利用者端末20,2
0′,20″…に対し、健康に関する画像情報および音
声情報(以下、これらの情報を「健康コンテンツ」と称
す)を発信するものである。この情報情報発信手段11
が発信する健康コンテンツとしては、例えば健康状態の
診断に関するもの等が考えられる。
【0014】応答受信手段12は、上述した電話回線、
ケーブル、ISDN網に接続するコンピュータ等によっ
て実現される機能で、詳細を後述する各利用者端末2
0,20′,20″…からの応答情報をそれぞれ個別に
受信するものである。
【0015】処理実行手段13は、応答受信手段12と
同様にコンピュータ等によって実現される機能で、応答
受信手段12が受信した応答情報を基に所定の処理を行
うものである。この処理実行手段13が行う処理として
は、各利用者端末20,20′,20″…側に対して所
定の措置を講じるために必要な処理が考えられる。具体
的には、弱健常者の健康状態の診断処理を始めとして、
その診断結果に対応した種々の処理(薬剤配送のための
発注処理や救急介護の依頼処理等)が挙げられる。
【0016】一方、利用者端末20,20′,20″…
は、それぞれが、コンピュータ等の情報機器を基本とし
て構成されたもので、情報発信局10から遠隔の地にあ
る弱健常者宅に設置され、その弱健常者(または介護
人)によって用いられるものである。そのために、利用
者端末20,20′,20″…は、それぞれが、受信手
段21、出力手段22、入力手段23および送信手段2
4としての機能を備えている。
【0017】受信手段21は、衛星放送や地上波放送等
の受信装置によって実現される機能で、情報発信局10
からの健康コンテンツ、すなわち情報発信局10の情報
発信手段11が発信した健康コンテンツを受信するため
のものである。ただし、受信手段21では、弱健常者等
が所望する時間に所望する内容の健康コンテンツを受信
すべく、情報発信局10からの健康コンテンツを選択的
に受信し得るようになっている。
【0018】出力手段22は、各利用者端末20,2
0′,20″…を構成するディスプレイおよびスピーカ
(ヘッドフォン)等によって実現される機能で、受信手
段21が受信した健康コンテンツを弱健常者等に対して
出力するものである。
【0019】入力手段23は、各利用者端末20,2
0′,20″…を構成する操作パネルや各種センサ等に
よって実現される機能で、出力手段22での出力結果に
応答する情報や日常的健康管理に関する情報(以下、こ
の情報を「応答情報等」と称す)を、弱健常者あるいは
介護者等が入力するためのものである。この入力手段2
3で入力される応答情報等としては、例えば弱健常者の
体温や血圧の値といった健康状態の診断に必要な情報が
考えられる。
【0020】送信手段24は、各利用者端末20,2
0′,20″…を構成し、かつ、上述した電話回線、ケ
ーブル、ISDN網に接続する通信制御装置等によって
実現される機能で、入力手段23で応答情報等の入力が
行われると、その応答情報等を情報発信局10の応答受
信手段12に対して送信するものである。
【0021】次に、以上のように構成されたヘルスケア
システムにおいて、弱健常者が健康状態の回復、維持、
増進を図ろうとする場合のシステム全体の処理動作例を
説明する。ただし、ここでは、弱健常者が利用者端末2
0を用いる場合を例に挙げて、図2および図3の説明図
を参照しながら、具体的に説明する。
【0022】図2に示すように、このヘルスケアシステ
ムでは、情報発信局10が、衛星放送1や地上波放送2
等を利用して、システム内の全利用者端末20,2
0′,20″…に対して健康コンテンツを発信してい
る。このとき、情報発信局10では、常時または予め定
められた時間に、利用者端末20,20′,20″…側
の都合に拘わらず、健康コンテンツを発信しているもの
とする。
【0023】また、情報発信局10では、健康コンテン
ツの内容として、医師による診察又は治療等に該当しな
いもの、すなわち医師法や薬事法等の規制の範囲外のも
のを発信している。具体的には、上述した簡単な健康状
態の診断に関するものの他に、例えば、医療コンサルテ
ィング、リハビリ、専門医や医療機関の紹介、薬剤の案
内、食事の指導、双方向問診、救急または介護巡回の依
頼、アメニティ(快適環境)等に関するものが考えられ
る。
【0024】これに対して、弱健常者宅3に設置された
利用者端末20では、弱健常者の都合に合わせて情報発
信局10からの健康コンテンツを選択的に受信して出力
する。そして、その出力結果に従って、弱健常者または
介護人が応答情報等を入力する。
【0025】ところで、この利用者端末20は、例え
ば、弱健常者が介護を必要とする場合に、その弱健常者
と介護人との双方が使用し得るように、複数のコンピュ
ータ20a,20b…がネットワーク化されたものであ
ってもよい。この場合には、これらのコンピュータ20
a,20b…に、受信手段21および送信手段24とし
ての機能を有するセットアップボックス(STB)20
cを接続して、このSTB20cをルータ(ゲートウエ
イ)として機能させればよい。
【0026】このとき、介護人用のコンピュータ20b
には、介護人が弱健常者の健康状態に関する情報を入力
するための手書き入力用タブレット23aやテンキー2
3bの他に、弱健常者の血圧を測定するセンサ、体重を
測定するセンサ、脈拍を測定するセンサ、尿を検査する
センサといった各種センサ23cが接続されていると、
弱健常者の健康状態のモニタを非常に容易かつ確実なも
のとすることができる。
【0027】これに対して、弱健常者用のコンピュータ
20aは、上述のようにネットワーク化されているか否
かに拘わらず、弱健常者が容易に視認し得るようにする
ための大型ディスプレイ22aを始めとして、以下に述
べるような複数のヒューマンインターフェースを有して
いることが、弱健常者が使用するコンピュータとして必
要な条件となる。すなわち、弱健常者用のコンピュータ
20aは、弱健常者による応答情報等の入力を容易にす
るために、音声入力に対応するためのマイクロフォン2
3dとその解析ソフトウエア、手話等の手振り、身振り
による入力に対応するためのCCD(Charge Coupled D
evice)カメラ23eおよびその解析ソフトウエア、レー
ザポインタ機能が付いたリモートコントロール式のタッ
チパネル(押しボタン式のマウス)23f等を有してい
ることが好ましい。なお、これらのヒューマンインター
フェースは、周知技術を利用したものであるため、ここ
ではその詳細についての説明を省略する。
【0028】さらに、弱健常者用のコンピュータ20a
は、その一部、特に出力手段22および入力手段23
が、弱健常者の身体に装着し得るように構成された、ウ
ェアラブル(Warerable)コンピュータ(以下、W−PC
と略す)であると、より一層弱健常者にとって好適なも
のとなる。
【0029】詳しくは、図3に示すように、例えば、出
力手段22として、ゴーグル(眼鏡)方式ディスプレイ
22bおよびヘッドフォン(イヤフォン)22cを備
え、これらによって情報発信局10からの健康コンテン
ツを出力する。また、例えば、入力手段23として、リ
モートコントロール式のタッチパネル23fの他に、例
えば、頭部装着型の音声入力用マイクロフォン23g
や、腕時計型、指輪型またはイヤリング型の各種センサ
23hを備え、これらによって健康コンテンツに対応し
た応答情報等を入力する。
【0030】これらのW−PC22b,22c,23
f,23g,23h…は、弱健常者用のコンピュータ本
体20aまたはSTB20cとの間で、無線による通信
を行うようになっているものとする。すなわち、弱健常
者は、W−PC22b,22c,23f,23g,23
h…を装着した場合であっても、所定領域(例えば弱健
常者宅3内)であれば、移動しつつ、健康コンテンツを
参照したり応答情報等を入力することが可能となる。
【0031】このように、弱健常者用のコンピュータ2
0aの一部をW−PC22b,22c,23f,23
g,23h…によって構成すれば、弱健常者がその取扱
い(操作)を意識することなく、健康コンテンツの参照
や応答情報等の入力を行うことも可能となる。したがっ
て、弱健常者にとっては、非常に便利なものとなり、使
用するのにあたってより一層好適なものとなる。なお、
これらのW−PCも、周知技術を利用したものであるた
め、ここではその詳細についての説明を省略するものと
する。
【0032】以上のようなヒューマンインターフェース
を利用して、弱健常者または介護人が応答情報等を入力
すると、利用者端末20は、その応答情報等を情報発信
局10に送信する。このとき、利用者端末20は、応答
情報等の個別性や通信実現の容易性等を考慮して、図2
に示すように、ISDN網4を介して応答情報等の送信
を行う。
【0033】利用者端末20では、弱健常者に対する認
証を行うとともに、その認証結果を基にした周知の暗号
化技術等を用いることによって、利用者端末20からの
通信をする際の自己認証を確保することが必要である。
【0034】そのために、利用者端末20、特に弱健常
者用のコンピュータ20aには、弱健常者に対する認証
を行う機能を備えている。具体的には、弱健常者用のコ
ンピュータ20aでは、タッチパネル23f等を利用し
た暗証番号入力や指紋入力、マイクロフォン23d,2
3gを利用した声紋入力、CCDカメラ23eを利用し
た網膜紋様(アイリス)入力等によって得られた弱健常
者に関する情報を、予め登録されているデータと比較し
て、弱健常者に対する認証を行う。つまり、弱健常者に
対する認証についても、弱健常者の操作性を考慮し、取
り扱い上の利便性を考慮したヒューマンインターフェー
スを構築する。
【0035】また、情報発信局10への応答情報等の送
信にあたって、さらに他の弱健常者に関するデータ、例
えば弱健常者の過去の健康履歴が必要となる場合のため
に、利用者端末20は、ICカードリーダ23iを備え
ていてもよい。すなわち、予めICカード23j内に電
子カルテとして記憶されているデータをICカードリー
ダ23iで読み取るようにすれば、弱健常者等に対する
負担を増やすことなく、より多くの情報量に対応するこ
ともできるようになる。
【0036】なお、利用者端末20は、受信手段21、
出力手段22、入力手段23および送信手段24として
の機能を備えたものであれば、上述した種々のヒューマ
ンインターフェース等を任意に組み合わせて構成するこ
とができる。また、上述したものの他に、電話機20d
やファクシミリ装置(不図示)等を組み合わせることも
考えられる。
【0037】一方、情報発信局10側では、利用者端末
20からISDN網4を介して応答情報等が送信されて
くると、これを個別に受信するとともに、受信した応答
情報等を基に所定の処理を行う。例えば、情報発信局1
0側では、受信した応答情報等の内容を、予め構築され
ているデータベース内の情報と比較して、その応答情報
等に係る弱健常者の健康状態の診断する。そして、その
診断結果に応じて、弱健常者宅3への救急介護車5の巡
回または福祉タクシー6等の配車を所定機関に依頼する
処理を行ったり、弱健常者が必要とする薬剤や食事等の
配送を所定業者7に発注する処理を行ったりする。
【0038】これにより、弱健常者は、在宅のまま、正
しい情報(健康コンテンツ)と適切な措置(救急介護車
5の巡回や薬剤の配送等)が得られるようになる。した
がって、医師による診察又は治療等を必要とすることな
く、弱健常者が自らの健康状態の回復、維持、増進を図
れるようになることが期待できる。
【0039】以上のように、本実施の形態におけるヘル
スケアシステムでは、情報発信局10側からシステム内
の全利用者端末20,20′,20″…に健康コンテン
ツを発信する一方で、各利用者端末20,20′,2
0″…からの応答情報等に情報発信局10側が個別に対
応するようになっている。したがって、各利用者端末2
0,20′,20″…を利用する弱健常者は、健康に関
する正しい情報が得られるのに加えて、その情報に対す
る応答結果に基づいた措置等が得られるようになる。
【0040】つまり、本実施の形態のヘルスケアシステ
ムによれば、弱健常者が医師による診察又は治療等を必
要とすることなく、自らの健康状態の回復、維持、増進
を図れるようになるので、現行の医師法等の法制下であ
っても実現可能としつつ、さらには多くの通信コストを
費やすことなく、弱健常者が非常に容易に健康状態の回
復等を図れるようになる。
【0041】また、本実施の形態のヘルスケアシステム
によれば、弱健常者の数が増加する傾向にあっても、シ
ステム内の全利用者端末20,20′,20″…に同様
の健康コンテンツを発信することで、情報発信局10側
が十分これに対応し得るようになる。しかも、全利用者
端末20,20′,20″…に同様の健康コンテンツを
発信しても、何らかの措置を必要とする弱健常者に対し
ては個別応答が行われるので、弱健常者の増加傾向に対
応しつつ、各弱健常者の健康状態の回復等に寄与し得る
ことが期待できる。
【0042】これらのことから、本実施の形態のヘルス
ケアシステムは、数多くの弱健常者に対して、これらの
者の健康管理、在宅ケア、在宅介護等を支援するのに、
非常に好適なものであるといえる。
【0043】さらに、本実施の形態のヘルスケアシステ
ムのように、各利用者端末20,20′,20″…の一
部がW−PCによって構成されていれば、弱健常者がそ
の取扱いを意識することなく、健康コンテンツの参照や
応答情報等の入力を行うことが可能となるので、弱健常
者にとっては非常に便利なものとなる。すなわち、弱健
常者の健康管理、在宅ケア、在宅介護等を支援するの
に、非常に好適なシステムを構築することが可能とな
る。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のヘルス
ケアシステムは、各利用者端末側で健康に関する情報が
得られるのに加えて、その情報に対する応答情報等に基
づいた所定措置等が得られるようになる。したがって、
このヘルスケアシステムによれば、現行の医師法等の法
制下であっても実現可能としつつ、さらには多くの通信
コストを費やすことなく、弱健常者が非常に容易に健康
状態の回復等を図れ、また弱健常者の増加傾向にも十分
対応することができる。すなわち、数多くの弱健常者に
対して、これらの者の健康管理、在宅ケア、在宅介護等
を支援するのに、非常に好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヘルスケアシステムの実施の形態
の一例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るヘルスケアシステムの具体例およ
びそのヘルスケアシステムにおける処理の概要の一例を
示す説明図である。
【図3】本発明に係るヘルスケアシステムの利用者端末
の一部を構成するW−PCの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…情報発信局、11…情報発信手段、12…応答受
信手段、13…処理実行手段、20,20′,20″…
利用者端末、21…受信手段、22…出力手段、23…
入力手段、24…送信手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報発信局と少なくとも一つの利用者端
    末とを具備するヘルスケアシステムであって、 前記情報発信局は、健康に関する情報を当該システム内
    の全利用者端末に対して発信する情報発信手段を備え、 前記利用者端末は、前記情報発信手段が発信した情報を
    選択的に受信し得る受信手段と、該受信手段が受信した
    情報を出力する出力手段と、該出力手段での出力結果に
    応答する情報を入力するための少なくとも一つ以上の入
    力手段と、該入力手段で入力された応答情報を前記情報
    発信局に送信する送信手段とを備え、 さらに、前記情報発信局は、前記送信手段から送信され
    た応答情報を個別に受信する応答受信手段と、該応答受
    信手段が受信した応答情報を基に所定の処理を行う処理
    実行手段とを備えることを特徴とするヘルスケアシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記利用者端末は、前記出力手段および
    前記入力手段が人体に装着し得るように構成されたもの
    であることを特徴とする請求項1記載のヘルスケアシス
    テム。
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