JP2002082021A - タイヤのワンダリング性能の評価方法 - Google Patents

タイヤのワンダリング性能の評価方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】凹凸形状の路面を走行することによって車両の
ふらつきを誘発するタイヤのワンダリング性能の評価方
法であって、時間や人手がかからず効率よく評価を行う
ことのできるタイヤのワンダリング性能の評価方法を提
供する。 【解決手段】トレーラに評価対象タイヤを装着して前記
路面上を走行させ、走行の際に前記評価対象タイヤに作
用する力およびモーメントの少なくとも1つを測定する
ことによって、タイヤのワンダリング性能を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのワンダリ
ング性能の評価方法に関し、より詳細には、雨天時の水
はけを良くするレイングルーブが路面に設けられたレイ
ングルーブ付路面を走行する際のタイヤのワンダリング
性能を評価する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、車両の高性能化にともない、安全
かつ安定して走行することが望まれているが、時とし
て、走行中に不意にハンドルがふらつき、また、車両が
進行方向に対して横方向にふらつき、運転者を動揺させ
る場合がある。このようなハンドルのふらつきや車両の
ふらつきは、一般にワンダリングといわれ、多くは路面
の凹凸によって走行するタイヤに突然、力やモーメント
が発生し、ハンドルに伝達され、あるいは、車両にヨー
角の変動を与えることによって発生する。すなわち、タ
イヤのワンダリング性能とは、ハンドルや車両のふらつ
きを誘発するタイヤ性能をいう。そのため、安全かつ安
定した走行を行うためには、ワンダリングの程度や発生
頻度を押さえたタイヤの開発が望まれている。
【0003】このようなワンダリングに関するタイヤ性
能の評価は、一般に、路面プロファイルが凹凸状に形成
された特殊路面上を評価対象タイヤを装着した車両を実
際に走行し、その時の運転者の官能評価によって行われ
ている。また、官能評価の代用として、車両の走行中、
走行車両のふらつきを所定の計測器を用いて計測し、定
量的な評価値を得ることによって行われている。たとえ
ば、車両の重心位置にジャイロセンサを設置して、ヨー
角速度を測定し、ヨー角速度の変動を評価することによ
って、車両のふらつきを評価している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、車両の重心位置を知るための重心位置の測定を
別個に行う必要があり、また、ジャイロセンサ等の特殊
な測定器を用意しなければならず、測定結果を得るまで
に比較的長い時間を必要とするといった問題があった。
また、評価対象タイヤを車両に装着して評価を行うた
め、評価対象タイヤの本数も同仕様のタイヤが少なくと
も4本必要となる。特に、一定間隔で溝が設けられたレ
イングルーブ付路面を走行する際のタイヤのワンダリン
グの性能を改良するには、レイングルーブの凹凸とタイ
ヤトレッド表面のパタンの凹凸とが干渉することによっ
てワンダリングが発生するため、タイヤトレッド表面の
パタンデザインを改良する場合が多い。このようなパタ
ンデザインの改良は、スムーズなトレッド面を、手掘り
によって1本1本掘ることによって取得するのが一般的
であり、車両に装着して評価をおこなうために、パタン
デザインを改良した4本のタイヤを揃えるのは、多くの
時間や人手や費用を必要とする。そのため、ワンダリン
グ性能を改良するタイヤ開発の効率が低下するといった
問題があった。
【0005】そこで、本発明は、凹凸形状の路面を走行
することによって車両のふらつきを誘発するタイヤのワ
ンダリング性能の評価方法であって、時間や人手がかか
らず効率よく評価を行うことのできるタイヤのワンダリ
ング性能の評価方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明様は、凹凸形状の路面を走行することによっ
て車両のふらつきを誘発するタイヤのワンダリング性能
の評価方法であって、トレーラに評価対象タイヤを装着
して前記路面上を走行させ、走行の際に前記評価対象タ
イヤに作用する力およびモーメントの少なくとも1つを
測定することによって、タイヤのワンダリング性能を評
価することを特徴とするタイヤのワンダリング性能の評
価方法を提供する。
【0007】ここで、測定する前記評価対象タイヤに作
用する力は、タイヤの横力であるのが好ましく、測定さ
れた前記タイヤの横力から、横力変動成分の自乗平均値
を評価値として求めるのが好ましい。さらに、前記路面
は、レイングルーブ付路面であるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタイヤのワンダリ
ング性能の評価方法について、添付の図面に示される好
適実施例を基に詳細に説明する。
【0009】図1には、本発明のタイヤのワンダリング
性能の評価方法を実施するタイヤワンダリング性能評価
システム(以降、単に、本評価システムという)10の
概略を示している。本評価システム10は、評価対象タ
イヤTを装着して走行するトレーラ12と、このトレー
ラ12を牽引する牽引車14と、データ処理装置42を
主に有して構成される。トレーラ12は、フレーム材1
6a、16b、16cおよび16dによって、図1に示
すように組まれてフレーム18が形成され、また、フレ
ーム材16dから前方に突出するフレーム材16eによ
って牽引治具20が形成される。この牽引治具20は、
牽引車14の後方に固定される。
【0010】フレーム18には、フレーム材16bから
側方に伸びるラテラルロッド22aおよび22bが設け
られ、その先端には、固定ハブ24が、さらに固定ハブ
24上には回転ハブ26が取り付けられ、回転ハブ26
の面上には、スタッドボルト28、28が設けられ、評
価対象タイヤTがリム組みされたリムを取り付けナット
によってトレーラ12に装着するように構成される。
【0011】ラテラルロッド22aおよび22bのフレ
ーム18側取り付け基部には、ロードセル30aおよび
30bが設けられ、ロードセル30aおよび30bで得
られる出力信号が、牽引車14の車内に配置された信号
処理装置32に導かれるように配線される。ここで、ロ
ードセル30aおよび30bで得られる出力信号は、ラ
テラルロッド22aおよび22bに加わるロッドの長手
方向の力、すなわち、ラテラルロッド22aおよび22
bの長手方向に作用する圧縮力や引っ張り力の出力信号
であって、アンプやフィルタ等を備える信号処理装置3
2を介して、ラテラルロッド22aおよび22bに作用
する圧縮力や引っ張り力を計測することができる。
【0012】また、フレーム18には、フレーム材16
cから側方に伸びるラテラルロッド34aおよび34b
が設けられ、その先端には、固定ハブ36が、さらに固
定ハブ36上には回転ハブ38が取り付けられ、回転ハ
ブ38の面上には、スタッドボルト40、40が設けら
れ、タイヤT’がリム組みされたリムがトレーラ12に
装着されるように構成される。ここで、タイヤT’は、
評価対象タイヤTと同仕様のタイヤであることが好まし
い。
【0013】また、フレーム材16a、16b、16c
および16dの上面には、図示されない板材がフレーム
材16a、16b、16cおよび16d上に載置されて
設けられ、この板材の上面に、タイヤに荷重を負荷する
ための荷重負荷部が設けられる。荷重負荷部は、所望の
重りを上記板材に載置するように構成される。これによ
って、評価対象タイヤTやタイヤT’に所望の負荷荷重
を与えることができる。なお、荷重負荷部で加えられた
負荷荷重が治具14aに分散して、評価対象タイヤTや
タイヤT’に加わる負荷荷重が減じることのないよう
に、トレーラ12の重心位置や荷重負荷部における重り
の配置位置は設定され、荷重負荷部に加わった負荷は、
評価対象タイヤTおよびタイヤT’に作用する。
【0014】牽引車14は、トレーラ12を牽引する車
両であって、公知の乗用車やトラック等であればいずれ
であってもよく、トレーラ12を牽引可能なように、牽
引治具20を取り付けるための接続治具14aが後方に
設けられる。
【0015】本実施例では、ラテラルロッド22aおよ
び22bにロードセル30aおよび30bを配置して、
ラテラルロッド22aおよび22bに作用する圧縮、引
っ張り力を計測することによって評価対象タイヤTに作
用する横力Fyを取得するものであるが、回転ハブ26
上の回転軸に作用する横力Fyを直接計測するロードセ
ルを用いてもよい。また、本実施例のトレーラ12で
は、評価対象タイヤTやタイヤT’を取り付ける回転ハ
ブ26や38が、ラテラルロッド30a,30bおよび
34a、34bを介してフレーム材16bや16cに固
定されるが、板ばね等のスプリング材による懸架装置を
設け、この懸架装置に、回転ハブ26や38を固定する
構成としてもよい。また、本発明では、評価対象タイヤ
TやタイヤT’にキャンバー角を所望に設定するキャン
バー角設定部を固定ハブ24や36とフレーム材16b
や16cの間に設けてもよい。
【0016】本評価システム10は、トレーラ12の走
行中、信号処理装置32を介して得られるラテラルロッ
ド22aおよび22bに加わる力の時系列データを図示
されないデータロガー等に記録し、走行終了後、この時
系列データを呼び出しデータ処理装置42でデータ処理
を行ない、その処理結果をプリンタ44に出力する。
【0017】データ処理装置42は、ラテラルロッド2
2aおよび22bに加わる力を加算して評価対象タイヤ
Tの進行方向と直交する方向の力、すなわち横力Fyの
時系列データを得るとともに、この横力Fyの時系列デ
ータの平均値からのずれである横力変動成分の自乗平均
値を求める装置である。一般に車両のふらつきは、凹凸
形状の路面を走行する際のタイヤに発生する横力に起因
して、車両の重心周りの回転、すなわちヨー角度が発生
することによって生じる。そのため、従来は、このヨー
角度の速度成分であるヨー角速度を計測し、ヨー角度の
大きさとヨー角度の変動の頻度を評価するために、ヨー
角速度の自乗平均値を求めていた。本実施例は、この車
両のふらつきの根本原因であるタイヤに発生する横力F
yを計測し、この横力Fyの横力変動成分の自乗平均値
を求め、評価値を得ている。得られた評価値はプリンタ
44に送られ、出力される。
【0018】また、上記実施例は、評価対象タイヤTに
作用する横力Fyを取得するものであるが、本発明にお
いては、この横力Fyの取得のみならず、評価対象タイ
ヤTに作用する回転トルク(モーメント)、例えば評価
対象タイヤTの操舵方向に作用する回転トルク等、を取
得するものであってもよい。その際、回転トルクを計測
し、この変動成分の自乗平均値を求め、評価値を得るも
のであってもよい。
【0019】次に、本発明のタイヤのワンダリング性能
の評価方法について、本評価システム10の流れを例に
説明する。まず、トレーラ12の回転ハブ26および4
0に、リム装着された評価対象タイヤTおよびタイヤ
T’が装着され、荷重負荷部に所望の重りが載置固定さ
れて評価対象タイヤTおよびタイヤT’に所望の負荷荷
重が加えられると共に、牽引車14の接続治具14aに
牽引治具20が接続される。その後、レイングルーブ付
路面を牽引車14を所定の速度で走行して、トレーラ1
2が牽引される。レイングルーブ付路面上を走行する
際、評価対象タイヤTは、レイングルーブの凹凸形状
と、評価対象タイヤTのトレッドパタンの凹凸形状との
干渉によって、評価対象タイヤTは路面から横力Fyを
受ける。横力Fyは、ラテラルロッド22aおよび22
bに分力として作用する。ラテラルロッド22aおよび
22bに作用した力は、ロードセル30aおよび30b
によって計測され、その出力信号は信号処理装置32に
おいて信号処理され、ラテラルロッド22aおよび22
bに働く力の時系列データが、データロガー等に記録さ
れる。
【0020】牽引車14による走行が終了すると、デー
タロガーに記録されたデータが呼び出され、データ処理
装置42において、ラテラルロッド22aおよび22b
に作用する力のデータが加算されて、横力Fyの時系列
データとされる。この横力Fyの時系列データから、所
定の区間において、横力Fyの横力変動成分の自乗平均
値が求められる。算出された結果は、プリンタ44に送
られ、評価値として出力される。
【0021】上記例は、レイングルーブ付路面を走行す
る際に生じるタイヤのワンダリング性能の評価を行う例
であるが、本発明においては、トラックやバス等の大型
車両の通過によってできた轍による凹凸形状を持つ路面
上を車両で走行し、その際に生じるワンダリング性能を
評価するものであってもよい。
【0022】このようにして得られる横力Fy(以降は
この横力をトレーラ横力Fyという)(N)の時系列デ
ータが、タイヤ仕様の異なる評価対象タイヤTa 、Tb
およびTC に関して、それぞれ図2(a)、(b)およ
び(c)に示されている。さらに、これに対応して、同
一の評価対象タイヤTa 、Tb およびTC をそれぞれ4
本揃えて装着した車両をレイングルーブ付路面上を実際
に走行させ、車両のふらつきとしてヨー角速度(deg
/s)を計測した時系列データと、上記車両をレイング
ルーブ付路面上を走行させ、その時の評価対象タイヤT
の1つに作用する車軸横力Fy(N)を車軸ロードセル
を用いて計測した時系列データとが、図3(a)、
(b)および(c)と、図3(d)、(e)および
(f)のそれぞれに示されている。ここで、評価対象タ
イヤTa 、Tb およびTC は、いずれもタイヤサイズが
205/65R15の乗用車タイヤで、タイヤトレッド
パタンのみが異なる。また、空気圧は、210(kP
a)、負荷荷重は4.9(kN)、走行速度は、80
(km/h)とした。
【0023】ここで、本発明の方法により得られるトレ
ーラ横力Fyの横力変動は、評価対象タイヤTa が最も
小さく、その次に評価対象タイヤTb 、評価対象タイヤ
cと続く。一方、従来のヨー角速度を計測した時系列
データ(図3(a)、(b)および(c))において
も、評価対象タイヤTa が時系列データの変動の振幅が
最も小さく、その次に評価対象タイヤTb 、評価対象タ
イヤTc と続き、車軸横力Fyを計測して得られた時系
列データ(図3(d)、(e)および(f))において
も評価対象タイヤTa が最も小さく、その次に評価対象
タイヤTb 、評価対象タイヤTc と続くことが判る。
【0024】このようなトレーラ横力Fyの時系列デー
タについて、横力変動成分の自乗平均値を求め、求めた
結果と、官能評価(フィーリング評価)によって得られ
た結果との対応を図4(a)に示す。ここで、フィーリ
ング評価点は、点数が高い程レイングルーブ付路面での
ワンダリング性能(レイングルーブワンダリング性能)
が優れ、70点以上であれば、市場において問題無いレ
ベルと判断される官能評価方式である。本発明により得
られるトレーラ横力Fyの横力変動成分の自乗平均値と
フィーリング評価点は、図4(a)に示すように相関関
係にあり、トレーラ横力Fyの横力変動成分の自乗平均
値が小さいほどフィーリング評価点が上がることが判
る。
【0025】図5(a)、(b)は、従来の評価で得ら
れるヨー角速度の時系列データの自乗平均値とフィーリ
ング評価点との対応関係を、また、車軸横力Fyの横力
変動成分の自乗平均値とフィーリング評価点との対応関
係を示している。図4および図5(a)および(b)か
ら判断すると、本発明によって得られるトレーラ横力F
yの横力変動成分の自乗平均値とフィーリング評価点と
の対応関係は、上記従来の方法によって得られる対応関
係と同等であることがわかった。このように、本発明の
評価方法では、車両に装着するために評価対象タイヤを
4本必要とする従来の方法に比べて、1本あるいは2本
の評価対象タイヤを用意してトレーラを用いて評価すれ
ばよく、限られた時間、人手、費用の中でタイヤのワン
ダリング性能を効率よく評価し改良することができる。
【0026】以上、本発明のタイヤのワンダリング性能
の評価方法について詳細に説明したが、本発明は上記実
施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて、各種の改良および変更を行ってもよいのはもち
ろんである。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、トレーラに評価対象タイヤを装着して路面上を
走行させ、走行の際に評価対象タイヤに作用する力およ
びモーメントの少なくとも1つを測定することによっ
て、タイヤのワンダリング性能を評価するので、時間や
人手がかからず費用もかからず効率よく評価を行うこと
ができる。特に、レイングルーブ付路面を走行した際の
タイヤのワンダリング性能を効率よく評価することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイヤのワンダリング性能の評価方
法を実施する評価システムの一例を説明する図である。
【図2】 (a)〜(c)は、本発明のタイヤのワンダ
リング性能の評価方法で得られる時系列データの一例を
示す図である。
【図3】 (a)〜(f)は、従来のタイヤのワンダリ
ング性能の評価方法で得られる時系列データの一例を示
す図である。
【図4】 本発明のタイヤのワンダリング性能の評価方
法で得られる評価結果と官能評価との対応を示す図であ
る。
【図5】 (a)および(b)は、従来の評価方法で得
られる評価結果と官能評価との対応を示す図である。
【符号の説明】
10 タイヤワンダリング性能評価システム 12 トレーラ 14 牽引車 16a〜d フレーム材 18 フレーム 20 牽引治具 22a,22b,34a,34b ラテラルロッド 24,36 固定ハブ 26,38 回転ハブ 28,40 スタッドボルト 30a,30b ロードセル 32 信号処理装置 42 データ処理装置 44 プリンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸形状の路面を走行することによって車
    両のふらつきを誘発するタイヤのワンダリング性能の評
    価方法であって、 トレーラに評価対象タイヤを装着して前記路面上を走行
    させ、走行の際に前記評価対象タイヤに作用する力およ
    びモーメントの少なくとも1つを測定することによっ
    て、タイヤのワンダリング性能を評価することを特徴と
    するタイヤのワンダリング性能の評価方法。
  2. 【請求項2】測定する前記評価対象タイヤに作用する力
    は、タイヤの横力である請求項1に記載のタイヤのワン
    ダリング性能の評価方法。
  3. 【請求項3】測定された前記タイヤの横力から、横力変
    動成分の自乗平均値を評価値として求める請求項2に記
    載のタイヤのワンダリング性能の評価方法。
  4. 【請求項4】前記路面は、レイングルーブ付路面である
    請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤのワンダリング
    性能の評価方法。
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