JP2002081401A - 流体圧装置 - Google Patents

流体圧装置

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JP2002081401A JP2001184940A JP2001184940A JP2002081401A JP 2002081401 A JP2002081401 A JP 2002081401A JP 2001184940 A JP2001184940 A JP 2001184940A JP 2001184940 A JP2001184940 A JP 2001184940A JP 2002081401 A JP2002081401 A JP 2002081401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体圧装置において、シャトル弁アセンブリ
の低圧側に対する高圧側の開弁圧力を軽減する。 【解決手段】 本発明の流体圧装置は、高圧および低圧
ポートを有するハウジングにシャトルボア35を形成し、
シャトルボア35内にシャトルスプール63を含むシャトル
弁アセンブリ51を配置する。シャトルスプール63には、
中立位置から中央領域位置の端部へ移動したとき、低圧
室57とシャトル出口ポート85とを流体連通する流体通路
87を形成する。低圧室57の低圧流体が、流体通路87を介
してシャトルポペット部材75に作用し、シャトルスプー
ル63および肩部67がポペット部材75を開くのを補助し、
これにより、シャトル弁アセンブリ51を開くのに必要な
高圧室55の流体圧力を軽減する。よって、冷却、潤滑用
の流体の分岐が、より広範囲の作動圧力にわたって生
じ、システムの部品の損傷の機会を最小限にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧装置に関し、よ
り具体的には、流体圧装置がシャトル弁構造を含む閉ル
ープ油圧回路において主に使用されるそのような装置に
関するものである。
【0002】本発明は、多くの形式の流体圧装置に利用
できることは、以下の説明から明らかになるが、本発明
は、低速高トルク油圧モータに利用したとき、特に有利
であり、これに関連して説明されている。さらに、本発
明は、様々な形式の変位機構を有する流体圧装置に利用
することができるが、本発明は、特に、ジェロータ変位
機構を含む装置に役立ち、これに関連して説明されてい
る。
【0003】
【従来の技術】閉ループ油圧回路、すなわち、モータの
出口ポートが、システムリザーバではなく、ポンプの入
口ポートに直接接続されている回路において、低速高ト
ルク(LSHT)ジェロータモータを使用することが、ますま
す一般的になってきている。特に、ジェロータモータを
利用して車輪を推進する農業機器および建設機器等の移
動装置に関しては、確実にそうなっている。
【0004】上述の形式の閉ループ推進回路において
は、戻り流体流れ(すなわち、モータ出口からポンプ入
口への流れ)の一部を分岐し、分岐された流れを熱交換
器に通してシステム流体の過熱を防止する必要があるこ
とが多い。これは、通常、モータに組み込まれて、モー
タの低圧(戻り)側とシャトルポートとの間を流体連通さ
せるシャトル弁アセンブリ(「ホットオイルシャトル」)に
よって達成される。そして、シャトルポートは、冷却ラ
インによって熱交換器の入口接続され、分岐された流体
は、熱交換器を通過した後、ポンプの入口へ流れる。
【0005】一般的に、従来技術のホットオイルシャト
ルの設計は、シャトルアセンブリが中央(閉弁)位置から
開弁位置にシフトして戻り側からシャトルポートへの流
れを許容するために、入口圧力が戻り側の約2倍になる
ようにする必要がある。この従来技術の2:1の関係は、
メインシステムポンプが手動制御されて、負荷ポンプが
ループの低圧(戻り)側を約200psi(1.38MPa)に維持して
いるときは問題ない。この場合、モータの入口ポートに
入る流体が約400psi(2.76MPa)に達したとき、ホットオ
イルシャトルは、シフトしてシステム流体を冷却し始め
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、さらに
近年、推進装置に使用される多くのポンプは、手動制御
される代わりに、サーボ制御される流体圧力によって吐
出量が制御されるようになってきた。一般的なサーボ
は、そのようなシステムの負荷ポンプがループの低圧側
を400psi(2.76MPa)に維持するように、推進作動のため
に約400psi(2.76MPa)の範囲の圧力を必要とする。結果
として、上述の2:1の関係で作動する従来技術のホット
オイルシャトルを使用することは、ループの高圧側の流
体が約800psi(5.52MPa)に達するまで、シャトル弁が開
弁しないことを意味する。上述したような推進システム
の多くの用途において、システムは、システム圧力が従
来技術のホットオイルシャトルが開弁するのに必要な圧
力レベルに到達することなく、長時間にわたって作動さ
れることになる。その結果、システム流体が過熱して、
閉ループ油圧システムの様々な部品に実質的なダメージ
を与えるおそれがある。
【0007】したがって、本発明の目的は、従来技術の
上述の問題を解消するシャトル弁アセンブリを含む形式
の改良された流体圧装置を提供することである。
【0008】本発明のより具体的な目的は、戻り圧力
(低圧)側に対する入口圧力(高圧)側の関係が2:1より実
質的に小さくて開弁することができるシャトル弁アセン
ブリを提供することである。
【0009】さらに、本発明のより具体的な目的は、上
述の目的を達成し、かつ、シャトル弁ポペットがその閉
弁位置からその開弁位置へ移動するのを補助するために
(すなわち、低圧側に)、比較的に高められた戻り圧力が
利用される改良されたシャトル弁アセンブリを提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的および
他の目的は、高圧流体ポートおよび低圧流体ポートを形
成するハウジングを含む改良された流体圧装置を提供す
ることによって達成される。このハウジングは、さら
に、高圧ポートに流体連通する高圧室および低圧ポート
に流体連通する低圧室を含むシャトルボア、並びに、高
圧室と低圧室との軸方向中間に配置されてシャトルボア
に流体連通するシャトル出口ポートを形成している。シ
ャトルボアは、高圧室に隣接して配置された第1弁シー
トおよび低圧室に隣接して配置された第2弁シートを形
成する。シャトルアセンブリは、シャトルボア内に配置
され、シャトルアセンブリは、シャトルボア内に往復動
可能に配置されたシャトルスプールと、第1ポペット
と、第1ポペットを付勢して第1弁シートに係合させる第
1付勢手段と、第2ポペットと、シャトルスプールが中央
位置にあるとき、第2ポペットを付勢して第2弁シートに
係合させる第2付勢手段とを含む。シャトルスプール
は、軸方向に延びて、各ポペットに挿通され、これらに
よって囲まれ、また、シャトルスプールが高圧室の高圧
流体に応答して中央領域から第1作動位置へ移動したと
き、第2ポペットに係合し、第2ポペットを移動させて第
2弁シートとの係合を解除する係合手段を含む。
【0011】改良された流体圧装置は、シャトルスプー
ルが中央領域の端部に近づいたとき、低圧室からシャト
ル出口ポートに流体連通させるように配置された流体通
路を形成するシャトルスプールによって特徴付けられて
いる。その結果として、係合手段が係合し、第2ポペッ
トを移動させて第2弁シートとの係合を解除したとき、
低圧室の流体圧力が、シャトルスプールの周りのシャト
ルボアに導通されて、第2ポペットに対して、付勢手段
が第2ポペットを付勢するのとは反対に作用する。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、本発明を限定
することを意図しないが、図1は、従来技術のシャトル
弁アセンブリを組み込んだジェロータモータを示してい
る。例示に過ぎないが、図1に示されるモータは、米国
特許第5,211,551号および第5,624,248号の教示にしたが
って製造することができ、これらの特許は、本発明の譲
受人に譲渡されており、参考として本説明に含まれる。
しかしながら、高圧ポートおよび低圧ポートを有し、流
体の一部を低圧ポートから他の場所へ分岐することが望
まれる他のいかなる流体圧装置にも本発明を同様に適用
できることは、当業者には理解することができる。「従
来の技術」において説明したように、「他の場所」は、外
部の熱交換器とすることができる。しかしながら、「他
の場所」は、米国特許第4,645,438号の教示にしたがっ
て、モータ潤滑回路等の流体圧装置の内部とすることも
でき、この特許も本発明の譲受人に譲渡されており、参
考として本説明に含まれる。本発明によれば、「他の場
所」の具体例および分岐された流体の特定の用途は、本
発明の本質的な特徴ではない。
【0013】図1において、破断して示されたモータ
は、図1において1つのみ示される複数のボルト等によっ
て、一体に締結された複数の部分からなる。モータは、
エンドキャップ13、固定されたバルブプレート15、全体
として符号17で示されるジェロータギヤセット、バラン
スプレート19および前方ハウジング部材21を含んでい
る。ジェロータギヤセット17は、当該技術において公知
であり、上述の特許に詳細が記述されており、本発明の
本質的な特徴ではなく、このため、ここでは簡単にのみ
説明する。ギヤセット17は、内歯付リング部材23と、リ
ング部材23内に偏心して配置された外歯付スター部材25
とからなり、スター部材25は、一般的には、内歯の数よ
り1つ少ない外歯を有している。その結果、スター部材2
5がリング部材23に対して軌道および回転運動し、これ
により、複数の拡張および収縮流体容積室(ここでは図
示せず)を形成する。スター部材25は、内側スプライン
を形成し、この内側スプラインは、主駆動軸29の後端の
外側に形成された1組の冠状スプラインに係合される。
一般的に、駆動軸29の前端は、ホイールハブ等の出力装
置にスプライン結合することができる。
【0014】エンドキャップ13は、図1には図示されて
いない流体入口ポートおよび流体出口ポートを含んでい
る。流体入口ポートは、環状室31に流体を供給するの対
して、流体出口ポートは、中央の円筒状室33から流体を
受入れる。これにより、以下の説明および特許請求の範
囲における入口ポートおよび出口ポートは、これらの室
31,33をそれぞれ意味し、また、これらを含み、これら
の参照符号に関係していることがわかるであろう。
【0015】エンドキャップ13には、軸方向に沿ったシ
ャトルボア35が形成され、その後端がねじ付プラグ37に
よってシールされている。シャトルボア35内には、全体
として符号39で示されるシャトル弁アセンブリが配置さ
れており、ここでは、シャトル弁アセンブリ39は、米国
特許第4,343,601号の教示によって製造されるものとし
て示されるが、この特許は、本出願の譲受人に譲渡され
ており、その内容は、参考として本説明に含まれる。シ
ャトル弁アセンブリの出口は、全体として符号41で示さ
れる圧力リリーフ弁の入口である。リリーフ弁41の出口
は、エンドキャップ13、バルブプレート15、リング部材
23およびハウジング21を通して軸方向に延びる流体通路
43である。流体通路43は、径方向通路45に接続して、分
岐された流体を当業者には公知のように、駆動軸29の周
囲のケースドレン領域に導通する。
【0016】次に、主に図2を参照して、本発明に従っ
て製造される全体として符号51で示されるシャトル弁ア
センブリについて説明する。シャトルボア35の右端内に
は、シールプラグ53が配置されて、固定されたバルブプ
レート15の隣接する端面に、流体圧力によって押付けら
れる。シャトルボア35は、その右端が高圧室55に連通
し、その左端が低圧室57に連通している。シャトルボア
35は、シャトル弁シート59(第1弁シート)によって高圧
室55と仕切られ、また、同様に、シャトル弁シート61
(第2弁シート)によって低圧室57と仕切られている。
【0017】シャトル弁アセンブリ51は、一体に形成さ
れた一対の肩部65,67(係合手段)を含む軸方向に移動可
能なスプール部材63を備え、その機能については後で説
明する。図2に参照されるように、シャトルスプール63
は、その中央部よりも幾分大径の軸方向両端部69および
71を有している。上述の米国特許第4,343,601号に含ま
れる教示に従って製造される従来技術のシャトル弁アセ
ンブリでは、スプール部材は、スプールの軸方向に沿っ
たあらゆる点における縦断面が円形であるということに
おいて「一様」である。以下に詳述するように、本発明の
スプール部材63の場合は、そのようになっていない。
【0018】一対のポペット部材73(第1ポペット)およ
び75(第2ポペット)が、それぞれスプール63の両端部69
および71に対して移動可能に配置されている。ポペット
部材73は、付勢ばね77(第1付勢手段)によって、弁シー
ト59との係合に向けて付勢され、また、同様に、ポペッ
ト部材75は、付勢ばね79(第2付勢手段)によって、弁シ
ート61との係合に向けて付勢されている。圧力室55,57
の流体圧力がほぼ等しいとき、これは、モータが作動し
ていない場合に主に生じるが、シャトル弁アセンブリ
は、図2に示される中立すなわち中央位置となる。シャ
トル弁アセンブリ51の中立位置においては、両方のポペ
ット部材73,75は、付勢されて、それらのシート59,61に
それぞれ係合して、スプール部材63は、圧力室55および
57の等しい圧力によって、ボア35内の中央に位置する。
【0019】スプールの端部69と付勢ばね77との径方向
の間には、ダンプスリーブ81が配置され、同様に、スプ
ールの端部71と付勢ばね79との径方向の間には、ダンプ
スリーブ83が配置されている。ダンプスリーブ81および
83は、それぞれ径方向に広がるフランジ部を有し、これ
らがプラグ53および37にそれぞれ着座されていることが
わかる。これらのフランジ部は、それぞれ付勢ばね77,7
9のばね座として働く。ダンプスリーブ81,83の機能は、
特に上述の特許に含まれる教示を考慮すれば、シャトル
弁技術の当業者には公知であり、また、スリーブ81,83
の機能は、本発明の本質的な特徴ではないので、スリー
ブ81,83については、ここではこれ以上説明しない。
【0020】本実施形態では、シャトル弁アセンブリ51
は、クローズドセンタ形式であり、すなわち、スプール
部材63が中央にあるとき、両方のポペット部材73,75が
閉弁して、圧力室55または57のいずれからシャトル出口
ポート85への流れをも阻止する。本発明のシャトル弁ア
センブリ51が図1に示す態様に使用された場合、シャト
ル出口ポート85は、圧力リリーフ弁41の入口になること
がわかる。以下の説明および特許請求の範囲において、
スプール部材63の「中央領域位置」およびそのような用語
は、スプール63が図2に示される完全な中央位置から、
いずれかの方向に、肩部67がポペット部材75に最初に係
合する図3に示されるような位置へ移動する範囲の位置
を含む意味であることがわかるであろう。この「中央領
域位置」という用語の重要性は、本発明の主な特徴の説
明に関連して、以下に説明する。
【0021】主に図3を参照して、本発明の重要な特徴
によれば、スプール部材63は、軸方向に沿って延びる流
体通路87を形成し、ここでは、流体通路87は、フライス
加工等の適当なあらゆる機械加工等よってスプール部材
63上に形成される平坦面からなるものとして示されてい
る。流体通路87の寸法に関して最も重要なことは、その
軸方向長さである。図2に最もよく示されるように、シ
ャトル弁アセンブリ51が中央にあるとき、流体通路87の
軸方向両端部は、ポペット部材73および75によって「遮
断」されて、圧力室55または57から流体通路87へのいず
れの流体接続をも生じない。
【0022】再び図1を参照して、当業者には公知のよ
うに、環状室31(流体入口ポート)から高圧室55へ接続す
るために流体通路89があり、同様に、円筒状の室33(流
体出口ポート)から低圧室57へ接続するための流体通路9
1がある。流体通路89,91は、本発明の本質的な特徴では
なく、また、図1の従来技術の場合と同様に本発明に使
用することができるので、図1において概略的にのみ示
されている。
【0023】再び図3を主に参照して、スプール部材63
が中央領域位置の端部に接近して、肩部67がポペット部
材75に係合する直前に、流体通路87の左端がポペット部
材75の左端を通り越し、これにより、低圧室57から流体
通路87への流体連通が開く。
【0024】従来の技術において、概して説明したよう
に、例えば、システム負荷ポンプがシステムの低圧側を
400psi(2.76MPa)に維持したとき、出口ポート33および
低圧室57における流体圧力も約400psi(2.76MPa)にな
る。この場合、従来技術のシャトル弁アセンブリ39を使
用すると、シャトル弁は、入口ポート31および圧力室55
における流体圧力が約800psi(5.52MPa)に達するまで、
低圧室57からシャトル出口ポート85への連通を開き始め
ない。これは、シャトル弁を開かせるための力(すなわ
ち、ポペット部材75をそのシート61から付勢ばね79の対
抗力に抗して離座させる力)がスプール部材63の端部69
の断面積に作用する800psi(5.52MPa)の圧力になるだけ
だからである。
【0025】しかしながら、本発明の重要な特徴によれ
ば、図3に示すように、スプール部材63が中央領域位置
の端部に接近したとき、低圧室57から流体通路87への流
体連通が、スプール部材63の中央部分の周囲のシャトル
ボア35内の圧力を上昇させ、シャトル出口ポート85内も
同じ圧力にする。本発明が図1に示される態様に使用さ
れた場合、シャトル出口ポート85の圧力は、圧力リリー
フ弁の設定によって決定され、その圧力は、例示に過ぎ
ないが、一般的に約200psi(1.38MPa)になる。本発明が
適切に作動するためには、シャトル出口ポート85の下流
に絞りの類を設けて、シャトルの出口およびスプール63
の中央部の周囲に、適当な背圧を生じさせる必要がある
ことは、当業者には理解されるであろう。
【0026】低圧室57の流体圧力が流体通路87を介して
シャトル出口ポート85に連通されることによって、増圧
されたスプール63の中央部の圧力がポペット部材75の右
端に作用して、シャトルスプール63および肩部67によっ
てポペット部材75に作用する付勢力を補助する。その結
果、本発明によれば、シャトル弁アセンブリ51は、図3
に示される中央領域位置の端部から、図4に示される作
動(開)位置へ移動する。従来技術のシャトル弁アセンブ
リ39が高圧室55に約800psi(5.52MPa)の圧力を必要とす
る代わりに、本発明のシャトル弁63は、シャトル弁高圧
室55が実質的に800psi(5.52MPa)よりも低い圧力で、図3
の中央位置から図4の開位置へ移動する。例示に過ぎな
いが、本発明の実施形態の実施に関連して、ポペット部
材75は、背圧室55の圧力が低圧室57の圧力を約75psi(0.
52MPa)上回る圧力に達すると、その弁シート61から離間
され、上記の例に関しては、高圧室55の圧力が約275psi
(1.9MPa)になると、ポペット部材75が弁シート61から離
間される。これにより、入口ポート31の圧力が約275psi
(1.9MPa)を超えれば、本発明のシャトル弁アセンブリ51
は、確実にシャトル流れを生じる。
【0027】以上に本発明を詳細に説明してきたが、本
明細書を読んで理解することにより、当業者は、本発明
の様々な変形および修正に想到すると思われる。全ての
そのような変形および修正は、特許請求の範囲の技術的
範囲内にある限り、本発明に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有利に利用することができる形式の一
般的な従来のシャトル弁アセンブリを含む低速高トルク
ジェロータモータの一部の軸方向に沿った縦断面図であ
る。
【図2】本発明のシャトル弁アセンブリが中央位置にあ
る状態を示す軸方向縦断面図である。
【図3】本発明のシャトル弁アセンブリが開位置の直前
にある状態を示す軸方向縦断面図である。
【図4】本発明のシャトル弁アセンブリが開位置にある
状態を示す軸方向縦断面図である。
【符号の説明】
13 ハウジング 31 高圧流体ポート 33 低圧流体ポート 35シャトルボア 55 高圧室 57 低圧室 59 弁シート(第1弁シート) 61 弁シート(第2弁シート) 63 シャトルスプール 73 ポペット部材(第1ポペット) 75 ポペット部材(第2ポペット) 77 付勢ばね(第1付勢手段) 79 付勢ばね(第2付勢手段) 85 シャトル出口ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 マービン ロイド バーンストローム アメリカ合衆国、ミネソタ 55347、エデ ン プレーリー、レッド オーク ドライ ブ 8611 Fターム(参考) 3H001 AA01 AA03 AB01 3H002 BA02 BB08 3H067 AA02 BB04 BB13 CC45 DD12 DD33 EA15 GG15 GG22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧流体ポート(31)および低圧流体ポー
    ト(33)を形成するハウジング(13)を含む流体圧装置であ
    って、前記ハウジング(13)は、さらに、前記高圧流体ポ
    ート(31)に流体連通する高圧室(55)と、前記低圧流体ポ
    ート(33)に流体連通する低圧室(57)と、前記高圧室(55)
    と前記低圧室(57)との軸方向の中間位置に流体連通する
    シャトル出口ポート(85)とを含むシャトルボア(35)とを
    形成し、該シャトルボア(35)は、前記高圧室(55)に隣接
    して配置された第1弁シート(59)および前記低圧室(57)
    に隣接して配置された第2弁シート(61)を形成し、前記
    シャトルボア(35)内に配置されたシャトルアセンブリ
    が、前記シャトルボア(35)内に往復動可能に配置された
    シャトルスプール(63)と、第1ポペット(73)と、該第1ポ
    ペットを付勢して前記第1弁シート(59)に係合させる第1
    付勢手段(77)と、第2ポペット(75)と、前記シャトルス
    プール(63)が中央領域位置にあるとき、前記第2ポペッ
    トを付勢して前記第2弁シート(61)に係合させる第2付勢
    手段(79)とを含み、前記シャトルスプール(63)は、前記
    第1および第2ポペット(73,75)をそれぞれ軸方向に貫通
    して、これらによって周囲を囲まれ、また、係合手段(6
    7)を含み、該係合手段(67)は、前記シャトルスプール(6
    3)が前記高圧室(55)内の高圧流体に応答して前記中央領
    域位置から第1作動位置へ移動したとき、前記第2ポペッ
    ト(75)に係合して、該第2ポペット(75)を移動させて前
    記第2弁シート(61)との係合を解除し、 (a)前記シャトルスプール(63)は、該シャトルスプール
    が前記中央領域位置の端部に接近したとき、前記低圧室
    (57)から前記シャトル出口ポート(85)への流体連通を提
    供するように配置された流体通路(87)を形成し、 (b)これにより、前記係合手段(67)が前記第2ポペット(7
    5)に係合し、該第2ポペットを移動させて前記第2弁シー
    ト(61)との係合を解除させるとき、前記低圧室(57)内の
    流体圧力が、前記シャトルスプール(63)の周囲の前記シ
    ャトルボア(35)に導通されて、前記第2ポペット(75)に
    対して、前記第2付勢手段(79)が前記第2ポペットを付勢
    するのとは反対に作用することを特徴とする流体圧装
    置。
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