JP2002077538A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JP2002077538A
JP2002077538A JP2000263958A JP2000263958A JP2002077538A JP 2002077538 A JP2002077538 A JP 2002077538A JP 2000263958 A JP2000263958 A JP 2000263958A JP 2000263958 A JP2000263958 A JP 2000263958A JP 2002077538 A JP2002077538 A JP 2002077538A
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light
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auxiliary
light source
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JP2000263958A
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Motoyuki Itoyama
元幸 糸山
Yoshihiro Mizuguchi
義弘 水口
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿面上での照度分布を容易に読み取り位置
の走査方向前後で対称にすることのできる画像読み取り
装置を提供する。 【解決手段】 リフレクタ基台12の湾曲部12a内側
の表面と、補助リフレクタ基台13の湾曲部13a内側
の表面とを、それぞれの長手方向と直交する断面が、短
軸を読み取り光の光路上に置いて一方の焦点に光源11
が配置される同じ楕円の一部となるように設ける。そし
て、リフレクタ基台12の上記表面でリフレクタ42の
形成箇所および非形成箇所を選択するとともに、補助リ
フレクタ基台13の上記表面で補助リフレクタ43の形
成箇所および非形成箇所を選択して、リフレクタ基台1
2側からの光量に支配される照度分布d1と、補助リフ
レクタ基台13側からの光量に支配される照度分布d2
とを原稿面上の読み取り位置Pに対して走査方向の前後
で対称とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、複合機などに搭載されたり単体で用いられる
光学式の画像読み取り装置に係り、特に原稿面での照度
分布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置、複合機など
の画像形成装置には、フラットベット型スキャナなど光
学式の画像読み取り装置が搭載される。また、このよう
な画像読み取り装置は単体でも用いられる。図10に上
記画像読み取り装置の構成の一部を示す。同図は原稿面
に光照射を行う光源ユニット付近の構成を示している。
原稿は平坦なガラス台2上に載置され、平面状となった
原稿面に対し、ガラス台2の下方で光源ユニットが、例
えば光源11の長手方向と直交するとともにガラス台2
と平行となる矢印A方向に移動して光走査を行う。
【0003】光源ユニットは光源11、リフレクタ5
2、リフレクタ基台12、および囲み壁31を有してい
る。光源11は走査面内で走査方向と直交する方向を長
手方向とする蛍光灯やハロゲンランプであり、ガラス台
2を介して原稿面に照射する光を発する。リフレクタ基
台12および囲み壁31は、それぞれガラス台2から離
れる方向に凸形状をなす湾曲部12a・31aを有して
いる。湾曲部12aと湾曲部31aとは走査方向に対向
しており、両者はガラス台2との間に光源11を長手方
向に沿って走査方向の前後から略内包している。また、
リフレクタ基台12は湾曲部12aの最上部から走査方
向後方にガラス台2と平行に延設された平坦部12bを
有しており、囲み壁31は湾曲部31aの最上部から走
査方向前方にガラス台2と平行に延設された平坦部31
bを有している。リフレクタ基台12および囲み壁31
は、このような構成により、原稿が載置された状態で光
源11以外からの光が原稿面に照射されないように外光
を遮光する。また、リフレクタ基台12の湾曲部12a
の最下部と囲み壁31の湾曲部31aの最下部との間に
は、原稿面からの反射光のうち、読み取るべき光、すな
わち原稿面上の読み取り位置Pから後続の光学系へと導
かれる反射光である読み取り光が通過する開口部32が
設けられている。
【0004】そして、リフレクタ基台12の湾曲部12
a内側の表面は、長手方向に直交する断面が走査方向に
平行な長軸を有して焦点の一方(同図の場合は左側の焦
点)に光源11が配置される楕円の一部をなしており、
リフレクタ52がこの表面に沿って形成されている。こ
れにより、リフレクタ52は、リフレクタ基台12の湾
曲部12a内側の表面形状に従って、長手方向に直交す
る断面が上記楕円の一部をなす。すなわち、光源11と
リフレクタ基台12とは、上述した原稿面から後続の光
学系へと導かれる読み取り光を避けるように、該読み取
り光の光路に対して同じ側、同図では原稿面上の読み取
り位置Pに対して走査方向後方側に設けられている。リ
フレクタ52およびリフレクタ基台12は、走査時に光
源と一体的に移動し、リフレクタ52は光源11の光を
原稿面に向けて反射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像読み取り装置では、光源11からの光によ
る原稿面上の照度分布dが、原稿面から後続の光学系へ
と導かれる読み取り光が得られる読み取り位置Pに対し
て、図10に示すように走査方向前方へ偏ってしまう。
光源11とリフレクタ基台12とが上記読み取り光に対
して同図とは反対側にある場合には、照度分布dは走査
方向後方へ偏る。これらの結果、原稿面に段差のあると
ころで影が発生するという問題が起る。
【0006】特開平9−219769号公報には、影の
発生を抑えるために、原稿面上の読み取り位置からの読
み取り光光路に対して走査方向の片側に光源およびリフ
レクタを設けた構成において、該読み取り光光路の反対
側に対向反射板を配置するようにした構成が記載されて
いる。ところがこの構成では対向反射板が平板であるた
めに、原稿面上での照度分布が読み取り位置の走査方向
前後で対称にならず影の発生を充分に抑制することが困
難である。上記公報にはこの構成が照明効率の低下およ
びコスト高を招くとして、所定の位置に開口部を形成し
た円筒状の反射鏡を用いる構成が開示されており、これ
により照度分布を読み取り位置の走査方向前後で対称と
して影の発生をも抑制することができるようになってい
る。ところがこの場合、円筒状の反射鏡を導入すること
による、光源位置や導波機構の新たな設定が必要であっ
て、構成の実現に困難を伴う。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的は、原稿面上での照度分布を容易
に読み取り位置の走査方向前後で対称にすることのでき
る画像読み取り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読み取り装
置は、上記課題を解決するために、平面状の原稿面を光
走査し、走査面内で走査方向と直交する方向を長手方向
とする光源と、上記光源と一体的に移動し、上記長手方
向と直交する断面が走査方向に平行な長軸を有して焦点
の一方に上記光源が配置される楕円の一部をなす表面を
有するリフレクタ基台と、上記リフレクタ基台の表面に
沿って形成され上記光源の光を原稿面に向けて反射する
リフレクタとを有し、上記光源と上記リフレクタ基台と
が原稿面から後続の光学系に導かれる反射光である読み
取り光の光路に対して同じ側に設けられている画像読み
取り装置において、上記読み取り光の光路に対して上記
光源および上記リフレクタ基台と反対側に設けられ、上
記長手方向と直交する断面が短軸を上記読み取り光の光
路上に置いた上記楕円の他の一部をなす表面を有する補
助リフレクタ基台と、上記補助リフレクタ基台の表面に
沿って形成され上記光源の光を原稿面に向けて反射する
補助リフレクタとをさらに有し、上記読み取り光が得ら
れる原稿面上の読み取り位置に対して、走査方向の前後
の一方に偏ったリフレクタ基台側からの光量に支配され
る照度分布と、他方に偏った補助リフレクタ基台側から
の光量に支配される照度分布とが対称となるように、上
記リフレクタ基台での上記リフレクタの形成箇所および
非反射面となる上記リフレクタの非形成箇所と、上記補
助リフレクタ基台での上記補助リフレクタの形成箇所お
よび非反射面となる上記補助リフレクタの非形成箇所と
が選択されていることを特徴としている。
【0009】上記の発明によれば、原稿面から後続の光
学系に導かれる読み取り光の光路に対して、光源および
リフレクタ基台と、補助リフレクタ基台とを互いに反対
側に設ける。そして、リフレクタ基台の表面の長手方向
に直交する断面と、補助リフレクタ基台の表面の長手方
向に直交する断面とが、それぞれ、走査方向に平行な長
軸を有するとともに短軸を読み取り光の光路上に置いた
楕円の焦点の一方、すなわちリフレクタ基台に近い側の
焦点に光源が配置される同じ楕円の異なる部分となるよ
うにする。リフレクタはリフレクタ基台の表面に沿っ
て、また補助リフレクタは補助リフレクタ基台の表面に
沿って形成する。これにより、読み取り光が得られる原
稿面上の読み取り位置に対して、走査方向の前後の一方
に偏ったリフレクタ基台側からの光量に支配される照度
分布と、他方に偏った補助リフレクタ基台側からの光量
に支配される照度分布とが得られる。
【0010】そして、上記2つの照度分布が読み取り位
置に対して走査方向前後で対称となるように、リフレク
タ基台の表面でのリフレクタの形成箇所および非形成箇
所と、補助リフレクタ基台の表面での補助リフレクタの
形成箇所および非形成箇所とを選択する。この結果、そ
れらの照度分布を合成した全体の照度分布は読み取り位
置の走査方向前後で対称となる。このような照度分布を
得るためのリフレクタおよび補助リフレクタの導入は、
既に位置関係が分かっている光源とリフレクタ基台とを
基準にして補助リフレクタ基台の位置を決めれば行うこ
とができる。
【0011】このように、本発明によれば、位置関係が
既知の光源およびリフレクタ基台に対し、光源の長手方
向に直交する断面がリフレクタ基台の表面と同じ楕円の
一部となる表面を有する補助リフレクタ基台を設け、リ
フレクタと補助リフレクタとを、リフレクタ基台側から
の光量に支配される照度分布と、補助リフレクタ基台側
からの光量に支配される照度分布とが原稿面上の読み取
り位置の走査方向前後で対称となるように選択的に形成
するだけの構成とするので、容易に全体の照度分布を原
稿面上の読み取り位置の走査方向前後で対称にすること
ができる。
【0012】さらに本発明の画像読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記補助リフレクタ基台での上
記補助リフレクタの形成面積を基準として、上記リフレ
クタ基台での上記リフレクタの形成面積が上記補助リフ
レクタの形成面積よりも小さくなるように上記リフレク
タの形成箇所および非形成箇所が選択されていることを
特徴としている。
【0013】上記の発明によれば、補助リフレクタの形
成面積をまず決定しておき、これを基準としてリフレク
タの形成面積が補助リフレクタの形成面積よりも小さく
なるようにリフレクタの形成箇所および非形成箇所を選
択する。従って、光源がリフレクタ基台側に設けられて
いることにより、光源からリフレクタ基台に届く光量
が、光源から補助リフレクタ基台に届く光量よりも大き
くなっても、リフレクタ基台側からの光量に支配される
照度分布と、補助リフレクタ基台側からの光量に支配さ
れる照度分布とを、原稿面上の読み取り位置の走査方向
前後で容易に対称にすることができる。
【0014】さらに本発明の画像読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記リフレクタが、上記リフレ
クタの非形成箇所と交互に上記楕円に沿ったストライプ
模様をなし、上記走査面に垂直で上記リフレクタ基台を
上記走査方向に2等分する面に対して上記ストライプ模
様が対称となるように上記リフレクタ基台の表面に形成
されており、上記補助リフレクタが、上記補助リフレク
タ基台の表面の中心に設けられるとともに楕円に沿う幅
が上記長手方向の中心部よりも両端部側で小さい形状の
上記補助リフレクタの非形成箇所の周囲に、上記2等分
する面に対して対称となるように上記補助リフレクタ基
台の表面に形成されていることにより、上記読み取り位
置の照度が上記長手方向に沿って略一定となっているこ
とを特徴としている。
【0015】上記の発明によれば、リフレクタを上記の
ようなストライプ模様となるように形成し、また補助リ
フレクタを上記のような非形成箇所との関係をもって形
成するので、原稿面上の読み取り位置の照度が長手方向
に沿って略一定となるようにするのに、リフレクタ基台
側では各ストライプの幅や隣接するストライプ同士の間
隔を設定し、補助リフレクタ基台側では形成箇所の面積
および非形成箇所の面積を設定するだけでよい。従っ
て、照度分布を原稿面上の読み取り位置の長手方向に略
一定とするのも、容易に行うことができる。
【0016】さらに本発明の画像読み取り装置は、上記
課題を解決するために、上記リフレクタ基台の表面およ
び上記補助リフレクタ基台の表面に光反射シートが貼着
され、上記リフレクタの非形成箇所および上記補助リフ
レクタの非形成箇所が、上記光反射シートに黒色色材で
印刷されたパターンであり、上記リフレクタおよび上記
補助リフレクタが上記光反射シートの上記パターンを除
く箇所であることを特徴としている。
【0017】上記の発明によれば、リフレクタの形成箇
所および非形成箇所と、補助リフレクタの形成箇所およ
び非形成箇所とを、光反射シートに黒色色材のパターン
を印刷することにより得るので、低コスト化を図ること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の画像読み取り装置を具現
する一実施の形態について、図1ないし図9に基づいて
説明すれば以下の通りである。なお、前記従来の技術で
述べた構成要素と同一の機能を有する構成要素について
は同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0019】本実施の形態に係る画像読み取り装置の構
成例を図8に示す。同図の画像読み取り装置1は、ガラ
ス台2、第1キャリッジ3、第2キャリッジ4、結像レ
ンズ5、およびCCDラインセンサ6を有している。さ
らに第1キャリッジ3は、光源11、リフレクタ基台1
2、リフレクタ42、補助リフレクタ基台13、補助リ
フレクタ43、および第1ミラー14を有している。リ
フレクタ42、補助リフレクタ基台13、および補助リ
フレクタ43の構成と、それらと光源11、リフレクタ
基台12との位置関係については後述する。また、第2
キャリッジ4は、第2ミラー15および第3ミラー16
を有している。
【0020】第1キャリッジ3は原稿画像の読み取り時
に、光源11の長手方向と直交するとともにガラス台2
と平行となる矢印A方向に移動する。このとき光源11
がガス台2に載置された原稿面を光走査し、原稿面から
の反射光のうちリフレクタ基台12と補助リフレクタ基
台13との間の開口部44から取り出された読み取り光
を第1ミラー14で第2キャリッジ4の第2ミラー15
に向けて反射する。同図ではこの光路は矢印A方向と一
致する。第2キャリッジ4は原稿画像の読み取り時に、
第1キャリッジ3に対して所定の速度で第1キャリッジ
3と同じ矢印A方向に移動する。第2ミラー15は第1
ミラー14からの光を第3ミラー16へ向けて反射し、
第3ミラー16はこの光を矢印A方向とは逆方向に反射
して結像レンズ5に導く。結像レンズ5とCCDライン
センサ6とは画像読み取り装置1の本体に固定されてい
て、結像レンズ5は第3ミラー16からの光をCCDラ
インセンサ6に結像する。CCDラインセンサ6は受光
信号を電気信号に変換して出力する。画像読み取り装置
1が複写機やファクシミリ装置、複合機などに搭載され
ている場合には、この電気信号が画像処理装置などに入
力される。
【0021】また、本実施の形態に係る画像読み取り装
置の他の構成例を図9に示す。同図の画像読み取り装置
21は、ガラス台2および光学ヘッド22を有してい
る。さらに光学ヘッド22は、光源11、リフレクタ基
台12、リフレクタ42、補助リフレクタ基台13、補
助リフレクタ43、第1ミラー23、第2ミラー24、
第3ミラー25、結像レンズ5、およびCCDラインセ
ンサ6を有している。この画像読み取り装置21では、
上記光学ヘッド22の各構成要素が互いの位置関係を変
化させることなく、光学ヘッド22全体が図8と同じ矢
印A方向およびその逆方向の矢印B方向に移動すること
により、原稿面の光走査を行う。第1ミラー23、第2
ミラー24、および第3ミラー25は、リフレクタ基台
12と補助リフレクタ基台13との間の開口部44から
取り出された読み取り光を上記順序で反射して結像レン
ズ5に導くよう配置されている。
【0022】次に、上記画像読み取り装置1・21のよ
うなフラットベット型の画像読み取り装置の光源11付
近の構成を図1に示す。同図において、リフレクタ基台
12の湾曲部12a内側の表面は、前述したように、長
手方向に直交する断面が走査方向に平行な長軸を有して
焦点の一方に光源11が配置される楕円の一部をなして
いる。リフレクタ42はリフレクタ基台12の上記表面
に沿って形成される薄い反射部材であり、長手方向に直
交する断面が上記表面の形状に従って上記楕円の一部を
なす。
【0023】補助リフレクタ基台13は、ガラス台2と
離れる方向に凸形状をなしてリフレクタ基台12の湾曲
部12aと走査方向に対向する湾曲部13aを有し、該
湾曲部13aは湾曲部12aとともに、ガラス台2との
間に光源11を長手方向に沿って走査方向前後から略内
包する。さらに補助リフレクタ基台13は、湾曲部13
aの最上部から走査方向前方にガラス台2と平行に延設
された平坦部13bを有している。リフレクタ基台12
と補助リフレクタ基台13とは、このような構成によ
り、原稿が載置された状態で光源11以外からの光が原
稿面に照射されないように外光を遮光する。また、湾曲
部12aの最下部と湾曲部13aの最下部との間には、
原稿面からの反射光のうち、読み取るべき光、すなわち
原稿面上の読み取り位置Pから後続の光学系へと導かれ
る反射光である読み取り光が通過する開口部44が設け
られている。
【0024】そして、補助リフレクタ基台13の湾曲部
13a内側の表面は、長手方向と直交する断面が、前述
した楕円の短軸を読み取り光の光路上に置いた場合の同
じ楕円の他の一部をなしている。同図では補助リフレク
タ基台13の湾曲部13a内側の表面は、読み取り光で
形成される面に対して、リフレクタ基台12の湾曲部1
2a内側の表面と対称な配置となっている。この他、湾
曲部12a内側の表面と湾曲部13a内側の表面とが読
み取り光で形成される面に対して対称でなく、上記長
軸、短軸、および焦点の位置関係を保った上で、それぞ
れが同じ楕円の異なる一部となる構成でも構わない。な
お、リフレクタ基台12と補助リフレクタ基台13と
は、湾曲部12a内側の表面以外の形状と、湾曲部13
a内側の表面以外の形状とが対称であってもなくてもよ
い。そして、補助リフレクタ43は、リフレクタ42と
同様に薄い反射部材であり、補助リフレクタ基台13の
湾曲部13a内側の表面に沿って形成されることによ
り、長手方向に直交する断面が上記表面の形状に従っ
て、前述した楕円と同じ楕円の一部をなす。
【0025】上記の構成により、原稿面上には、読み取
り位置Pに対して、走査方向の前後の一方(同図の場合
は走査方向前方)に偏ったリフレクタ基台12側からの
光量に支配される照度分布d1と、他方(同図の場合は
走査方向後方)に偏った補助リフレクタ基台13側から
の光量に支配される照度分布d2とが存在する。ここ
で、リフレクタ基台12の湾曲部12a内側の表面にお
けるリフレクタ42の形成箇所および非形成箇所と、補
助リフレクタ基台13の湾曲部13a内側の表面におけ
る補助リフレクタ43の形成箇所および非形成箇所とを
選択して、照度分布d1と照度分布d2とを読み取り位
置Pに対して走査方向の前後で対称とする。リフレクタ
42の非形成箇所および補助リフレクタ43の非形成箇
所は、非反射面とする。
【0026】リフレクタ42および補助リフレクタ43
の形成箇所および非形成箇所の選択の仕方は様々であっ
て、光源11の放射光強度分布や、湾曲部12a内側の
表面および湾曲部13a内側の表面が設けられている範
囲などに依存する。同図の断面では、湾曲部12a内側
の表面の全てがリフレクタ42の形成箇所として、また
湾曲部13a内側の表面の全てが補助リフレクタ43の
形成箇所として選択されている。これは、光源11がリ
フレクタ基台12に近い側の焦点に配置されていても照
度分布d1に寄与する光量と照度分布d2に寄与する光
量とにあまり差が生じないような場合や、リフレクタ基
台12および補助リフレクタ基台13の長手方向の他の
部分に非形成箇所が存在するような場合の選択例として
挙げることができる。
【0027】上述のように照度分布d1と照度分布d2
とを読み取り位置Pに対して走査方向の前後で対称とし
た結果、それらの照度分布を合成した全体の照度分布d
0は読み取り位置Pの走査方向前後で対称となる。同図
では、読み取り位置Pで最大の照度となり、照度分布d
0がその走査方向前後で対称となっている例が示されて
いる。このような照度分布d0を得るためのリフレクタ
42および補助リフレクタ43の導入は、既に位置関係
が分かっている光源11とリフレクタ基台12とを基準
にして補助リフレクタ基台13の位置を決めれば行うこ
とができる。
【0028】このように、本実施の形態によれば、位置
関係が既知の光源11およびリフレクタ基台12に対
し、光源11の長手方向に直交する断面がリフレクタ基
台12の表面と同じ楕円の一部となる表面を有する補助
リフレクタ基台13を設け、リフレクタ42と補助リフ
レクタ43とを、リフレクタ基台12側からの光量に支
配される照度分布d1と、補助リフレクタ基台13側か
らの光量に支配される照度分布d2とが原稿面上の読み
取り位置Pの走査方向前後で対称となるように選択的に
形成するだけの構成とするので、容易に全体の照度分布
d0を原稿面上の読み取り位置Pの走査方向前後で対称
にすることができる。
【0029】また、光源11がリフレクタ基台12に近
い側の焦点に配置されていることにより、照度分布d1
に寄与する光量と照度分布d2に寄与する光量とに差が
生じる場合、補助リフレクタ基台13の表面での補助リ
フレクタ43の形成面積を基準として、リフレクタ基台
12の表面でのリフレクタ42の形成面積が補助リフレ
クタ43の形成面積よりも小さくなるようにリフレクタ
42の形成箇所を選択するとよい。図2では、まず、補
助リフレクタ43の形成箇所を楕円に沿って距離bの幅
となるように、すなわち補助リフレクタ基台13の湾曲
部13a内側の表面全体とするように決定しておき、こ
れを基準としてリフレクタ42の形成箇所をリフレクタ
基台12の表面の最上部から楕円に沿って距離a(a<
b)の幅となるように選択している。従って、光源11
からリフレクタ基台12に届く光量が、光源11から補
助リフレクタ13に届く光量よりも大きくなっても、リ
フレクタ基台12側からの光量に支配される照度分布d
1と、補助リフレクタ基台13側からの光量に支配され
る照度分布d2とを原稿面上の読み取り位置Pの走査方
向前後で容易に対称にすることができる。すなわち、容
易に全体の照度分布d0を原稿面上の読み取り位置Pの
走査方向前後で対称にすることができる。
【0030】次に、全体の照度分布d0を原稿面上の読
み取り位置Pの走査方向前後で対称としながら、読み取
り位置Pの照度を長手方向に沿って略一定とする構成に
ついて説明する。このような構成とするために、リフレ
クタ42および補助リフレクタ43の形成箇所と非形成
箇所とを選択する構成を利用する。図3に示すように、
リフレクタ42については、リフレクタ42の非形成箇
所と交互に前記楕円に沿ったストライプ模様を形成す
る。同図においてリフレクタ42の形成箇所は白部42
aで、非形成箇所は斜線部42bである。このストライ
プ模様は走査面に垂直でリフレクタ基台12を走査方向
に2等分する面Sに対して対称となるように、すなわち
同図で左右対称となるようにリフレクタ基台12の表面
に形成されている。
【0031】上記2等分する面Sの両側のそれぞれでは
ストライプ模様の幅および間隔は一定ではなく、リフレ
クタ基台12の長手方向の一端側を画像読み取り装置1
・21の前側、他端側を後ろ側とすると、前側から後ろ
側へかけて読み取り位置Pの照度が一定に近づくように
決定される。例えば、リフレクタ42および補助リフレ
クタ43が存在しない場合の読み取り位置Pの照度が、
図4(a)に示すように長手方向の中央部から前側およ
び後ろ側へ近づくにつれて急激に低下していたとする
と、上記ストライプ模様の幅および間隔を調整したリフ
レクタ42を設けることにより、同図(b)のように照
度を一定に近づけることができる。
【0032】本実施の形態では補助リフレクタ43を用
いるので、上記ストライプ模様のリフレクタ42と組み
合わせて読み取り位置Pの照度を略一定とするために、
さらに補助リフレクタ43の形成箇所を図5のように規
定する。同図では、補助リフレクタ43の非形成箇所を
補助リフレクタ基台13の表面の中心に設けて、前記楕
円に沿う幅が長手方向の中心部よりも両端部側で小さく
なる形状とする。そして、この非形成箇所の周囲に、上
記2等分する面Sに対して対称となるように補助リフレ
クタ43が補助リフレクタ基台13の表面に形成されて
いる。同図では、補助リフレクタ43の形成箇所が白部
43aで、非形成箇所が斜線部43bである。上記のよ
うな補助リフレクタ43の非形成箇所の形状は、図6
(a)に示すような補助リフレクタ基台13の表面の上
部に向かって凸となる台形、同図(b)に示すような補
助リフレクタ基台13の表面の下部に向かって凸となる
台形、同図(c)に示すような六角形、同図(d)に示
すような向かい合う2つの円弧などの曲線で囲まれた形
状など、様々である。
【0033】一例として、補助リフレクタ43の非形成
箇所の形状を図6(a)に示す台形とした場合の、読み
取り位置Pの照度分布に対する改善効果を図7に示す。
リフレクタ基台12には、前述したストライプ模様のリ
フレクタ42が形成されている。同図(a)は、補助リ
フレクタ43の非形成箇所を設けなかった場合、すなわ
ち補助リフレクタ43の形成箇所を補助リフレクタ基台
13の表面全体とした場合の読み取り位置Pの照度分布
を表す。この場合、長手方向の中心部から画像読み取り
装置1・21の前側および後ろ側に向かって照度が大き
く減少している。同図(b)は、補助リフレクタ43の
非形成箇所を長方形として中心に設けた場合の読み取り
位置Pの照度分布を表す。この場合、長手方向の中央部
側で照度が略一定となる範囲が現れるが、前側および後
ろ側で大きく増減している箇所が現れる。同図(c)は
補助リフレクタ43の非形成箇所の形状を上記台形とし
た場合の読み取り位置Pの照度分布を表す。この場合は
前側から後ろ側にかけて広範囲に照度が略一定となって
いる。なお、図6で示した他の形状の補助リフレクタ4
3の形成箇所および非形成箇所でも、略同等の照度分布
の改善効果が得られる。
【0034】このように、本実施の形態では、原稿面上
の読み取り位置Pの照度が長手方向に沿って略一定とな
るようにするのに、リフレクタ基台12側では各ストラ
イプの幅や隣接するストライプ同士の間隔を設定し、補
助リフレクタ基台13側では形成箇所の面積および非形
成箇所の面積を設定するだけでよい。従って、照度分布
を原稿面上の読み取り位置Pの長手方向に一定とするの
も、容易に行うことができる。
【0035】また、以上に述べたリフレクタ42および
補助リフレクタ43の形成箇所と非形成箇所とは、アル
ミニウム蒸着膜が形成された拡散シートなどの光反射シ
ートを用いて容易に提供することができる。上記のよう
な光反射シートに、黒色インクなどの黒色色材でリフレ
クタ42および補助リフレクタ43の非形成箇所のそれ
ぞれのパターンを印刷し、該パターンを除く箇所をリフ
レクタ42および補助リフレクタ43の形成箇所とすれ
ばよい。このような光反射シートをリフレクタ基台12
の表面および補助リフレクタ基台13の表面に貼着する
ことにより、リフレクタ42および補助リフレクタ43
の形成箇所と非形成箇所とを得る際に低コスト化を図る
ことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の画像読み取り装置は、以上のよ
うに、上記読み取り光の光路に対して上記光源および上
記リフレクタ基台と反対側に設けられ、上記長手方向と
直交する断面が短軸を上記読み取り光の光路上に置いた
上記楕円の他の一部をなす表面を有する補助リフレクタ
基台と、上記補助リフレクタ基台の表面に沿って形成さ
れ上記光源の光を原稿面に向けて反射する補助リフレク
タとをさらに有し、上記読み取り光が得られる原稿面上
の読み取り位置に対して、走査方向の前後の一方に偏っ
たリフレクタ基台側からの光量に支配される照度分布
と、他方に偏った補助リフレクタ基台側からの光量に支
配される照度分布とが対称となるように、上記リフレク
タ基台での上記リフレクタの形成箇所および非反射面と
なる上記リフレクタの非形成箇所と、上記補助リフレク
タ基台での上記補助リフレクタの形成箇所および非反射
面となる上記補助リフレクタの非形成箇所とが選択され
ている構成である。
【0037】それゆえ、全体の照度分布を原稿面上の読
み取り位置の走査方向前後で対称にするのに、位置関係
が既知の光源およびリフレクタ基台に対し、光源の長手
方向に直交する断面がリフレクタ基台の表面と同じ楕円
の一部となる表面を有する補助リフレクタ基台を設け、
リフレクタと補助リフレクタとを、リフレクタ基台側か
らの光量に支配される照度分布と、補助リフレクタ基台
側からの光量に支配される照度分布とが原稿面上の読み
取り位置の走査方向前後で対称となるように選択的に形
成するだけでよい。従って、容易に全体の照度分布を原
稿面上の読み取り位置の走査方向前後で対称にすること
ができるという効果を奏する。
【0038】さらに本発明の画像読み取り装置は、以上
のように、上記補助リフレクタ基台での上記補助リフレ
クタの形成面積を基準として、上記リフレクタ基台での
上記リフレクタの形成面積が上記補助リフレクタの形成
面積よりも小さくなるように上記リフレクタの形成箇所
が選択されている構成である。
【0039】それゆえ、光源がリフレクタ基台側に設け
られていることにより、光源からリフレクタ基台に届く
光量が、光源から補助リフレクタ基台に届く光量よりも
大きくなっても、リフレクタ基台側からの光量に支配さ
れる照度分布と、補助リフレクタ基台側からの光量に支
配される照度分布とを、原稿面上の読み取り位置の走査
方向前後で容易に対称にすることができるという効果を
奏する。
【0040】さらに本発明の画像読み取り装置は、以上
のように、上記リフレクタが、上記リフレクタの非形成
箇所と交互に上記楕円に沿ったストライプ模様をなし、
上記走査面に垂直で上記リフレクタ基台を上記走査方向
に2等分する面に対して上記ストライプ模様が対称とな
るように上記リフレクタ基台の表面に形成されており、
上記補助リフレクタが、上記補助リフレクタ基台の表面
の中心に設けられるとともに楕円に沿う幅が上記長手方
向の中心部よりも両端部側で小さい形状の上記補助リフ
レクタの非形成箇所の周囲に、上記2等分する面に対し
て対称となるように上記補助リフレクタ基台の表面に形
成されていることにより、上記読み取り位置の照度が上
記長手方向に沿って略一定となっている構成である。
【0041】それゆえ、原稿面上の読み取り位置の照度
が長手方向に沿って略一定となるようにするのに、リフ
レクタ基台側では各ストライプの幅や隣接するストライ
プ同士の間隔を設定し、補助リフレクタ基台側では形成
箇所の面積および非形成箇所の面積を設定するだけでよ
い。従って、照度分布を原稿面上の読み取り位置の長手
方向に略一定とするのも、容易に行うことができるとい
う効果を奏する。
【0042】さらに本発明の画像読み取り装置は、以上
のように、上記リフレクタ基台の表面および上記補助リ
フレクタ基台の表面に光反射シートが貼着され、上記リ
フレクタの非形成箇所および上記補助リフレクタの非形
成箇所が、上記光反射シートに黒色色材で印刷されたパ
ターンであり、上記リフレクタおよび上記補助リフレク
タが上記光反射シートの上記パターンを除く箇所である
構成である。
【0043】それゆえ、リフレクタおよび補助リフレク
タの形成箇所と非形成箇所とを得る際に、低コスト化を
図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像読み取り装置
の主要部の構成を、走査方向の照度分布とともに示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る画像読み取り装置
の主要部の他の構成を、走査方向の照度分布とともに示
す断面図である。
【図3】図1あるいは図2の主要部におけるリフレクタ
の構成を示す平面図である。
【図4】(a)および(b)は、図3のリフレクタを用
いた場合の読み取り位置の照度分布の改善を説明するグ
ラフである。
【図5】図3のリフレクタと組み合わされる補助リフレ
クタの構成を示す平面図である。
【図6】(a)ないし(d)は、図5の補助リフレクタ
として用いられる構成の種類を説明する平面図である。
【図7】(a)ないし(c)は、図5の補助リフレクタ
を図3のリフレクタとともに用いた場合の読み取り位置
の照度分布の改善を説明するグラフである。
【図8】図1あるいは図2の主要部を備える画像読み取
り装置の構成を示す断面図である。
【図9】図1あるいは図2の主要部を備える画像読み取
り装置の他の構成を示す断面図である。
【図10】従来の画像読み取り装置の主要部の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 画像読み取り装置 11 光源 12 リフレクタ基台 13 補助リフレクタ基台 21 画像読み取り装置 42 リフレクタ 43 補助リフレクタ d0 照度分布 d1 照度分布 d2 照度分布 P 読み取り位置 S 2等分する面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 420 G06T 1/00 420F H04N 1/10 H04N 1/10 1/107 Fターム(参考) 2H052 BA03 BA09 BA13 2H108 AA01 CB01 GA02 GA09 HA05 2H109 AA02 AA15 AA55 AA59 AA69 5B047 AA01 BA02 BB02 BC09 BC12 5C072 AA01 BA20 CA02 CA15 DA04 DA21 MA01 XA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面状の原稿面を光走査し、走査面内で走
    査方向と直交する方向を長手方向とする光源と、上記光
    源と一体的に移動し、上記長手方向と直交する断面が走
    査方向に平行な長軸を有して焦点の一方に上記光源が配
    置される楕円の一部をなす表面を有するリフレクタ基台
    と、上記リフレクタ基台の表面に沿って形成され上記光
    源の光を原稿面に向けて反射するリフレクタとを有し、
    上記光源と上記リフレクタ基台とが原稿面から後続の光
    学系に導かれる反射光である読み取り光の光路に対して
    同じ側に設けられている画像読み取り装置において、 上記読み取り光の光路に対して上記光源および上記リフ
    レクタ基台と反対側に設けられ、上記長手方向と直交す
    る断面が短軸を上記読み取り光の光路上に置いた上記楕
    円の他の一部をなす表面を有する補助リフレクタ基台
    と、上記補助リフレクタ基台の表面に沿って形成され上
    記光源の光を原稿面に向けて反射する補助リフレクタと
    をさらに有し、上記読み取り光が得られる原稿面上の読
    み取り位置に対して、走査方向の前後の一方に偏ったリ
    フレクタ基台側からの光量に支配される照度分布と、他
    方に偏った補助リフレクタ基台側からの光量に支配され
    る照度分布とが対称となるように、上記リフレクタ基台
    での上記リフレクタの形成箇所および非反射面となる上
    記リフレクタの非形成箇所と、上記補助リフレクタ基台
    での上記補助リフレクタの形成箇所および非反射面とな
    る上記補助リフレクタの非形成箇所とが選択されている
    ことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】上記補助リフレクタ基台での上記補助リフ
    レクタの形成面積を基準として、上記リフレクタ基台で
    の上記リフレクタの形成面積が上記補助リフレクタの形
    成面積よりも小さくなるように上記リフレクタの形成箇
    所および非形成箇所が選択されていることを特徴とする
    請求項1に記載の画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】上記リフレクタが、上記リフレクタの非形
    成箇所と交互に上記楕円に沿ったストライプ模様をな
    し、上記走査面に垂直で上記リフレクタ基台を上記走査
    方向に2等分する面に対して上記ストライプ模様が対称
    となるように上記リフレクタ基台の表面に形成されてお
    り、上記補助リフレクタが、上記補助リフレクタ基台の
    表面の中心に設けられるとともに楕円に沿う幅が上記長
    手方向の中心部よりも両端部側で小さい形状の上記補助
    リフレクタの非形成箇所の周囲に、上記2等分する面に
    対して対称となるように上記補助リフレクタ基台の表面
    に形成されていることにより、上記読み取り位置の照度
    が上記長手方向に沿って略一定となっていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】上記リフレクタ基台の表面および上記補助
    リフレクタ基台の表面に光反射シートが貼着され、上記
    リフレクタの非形成箇所および上記補助リフレクタの非
    形成箇所が、上記光反射シートに黒色色材で印刷された
    パターンであり、上記リフレクタおよび上記補助リフレ
    クタが上記光反射シートの上記パターンを除く箇所であ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の画像読み取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006146136A (ja) * 2004-10-21 2006-06-08 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置及び画像読み取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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