JP2002074000A - 情報通信ネットワークを介した資金決済処理支援システム - Google Patents

情報通信ネットワークを介した資金決済処理支援システム

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JP2002074000A
JP2002074000A JP2000257282A JP2000257282A JP2002074000A JP 2002074000 A JP2002074000 A JP 2002074000A JP 2000257282 A JP2000257282 A JP 2000257282A JP 2000257282 A JP2000257282 A JP 2000257282A JP 2002074000 A JP2002074000 A JP 2002074000A
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徹 生駒
Takeshi Shinnichi
剛 深日
Tatsuji Takemoto
達治 竹本
Yasuki Okamura
安起 岡村
Yoshiyuki Hirose
義行 広瀬
Yoshio Hirako
惠生 平子
Nobuaki Tsuchiya
宣明 土屋
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    • F16K11/02Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
    • F16K11/06Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
    • F16K11/065Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with linearly sliding closure members
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    • F16K11/0708Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with linearly sliding closure members with cylindrical slides comprising means to avoid jamming of the slide or means to modify the flow
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報通信ネットワークを介した資金決済処理
支援システムであって、安全かつ迅速で手間を要しない
効率的なシステムを提供する。 【解決手段】 情報通信ネットワークを介して双方向情
報伝送可能なサーバを有する銀行にそれぞれ口座をもつ
受取人と支払人との間の資金決済処理支援システムにお
いて、受取人が自己の銀行のサーバのウェブ・サイトか
ら読み出したウェブ・ページを通して決済請求情報等を
サーバへ伝送し、サーバは、決済請求情報を支払人に伝
送する。支払人が、自己の銀行のサーバに対して振込指
示情報を伝送すると、サーバは支払人の口座から受取人
の口座への振込を実行する。振込状況はサーバから受取
人へ伝送可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人又は法人の間
での取引等における決済処理を支援するためのシステム
に関し、特に情報通信ネットワークを介して決済処理を
支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】個人又は法人間での取引等が行われる
と、互いの間で金銭の支払い及び回収すなわち決済処理
が必要となる。ここで個人又は法人とは、文字通りの個
人から個人商店のような小規模店舗、さらに法人企業ま
で幅広く含むものとする。これらの間での決済処理は、
例えば、企業間での取引に伴う決済、企業や商店から個
人への商品等の販売による代金支払い、複数の人からな
るグループ内における精算、個人的な金銭の貸し借り
等、様々な態様で発生する。
【0003】従来は、このような決済処理を実行する場
合、受取人(例えば、債権者、立替払い人、個人商店
等)が各支払人(例えば、債務者、未払い人、購入者)
に対し、個別に支払い請求することにより回収を行って
いた。最も一般的には、受取人が支払人に対し請求書を
発行し、請求金額及び請求内容等を通知し、支払人は、
受取人により指定された支払方法、例えば、現金の直接
的な受渡し若しくは送付、受取人口座への現金振込、支
払人口座から受取人口座への振込、クレジットカード払
い等によりその請求された金額を支払っていた。昨今で
は、口座振込やクレジットカード払いの利用が一般的と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受取人
口座への振込による回収においては、受取人がその都
度、金融機関に赴き通帳等で口座への入金を確認し、自
己の帳簿における未収金の消し込み等の決済処理を行わ
なければならず、非常に手間がかかり、時間も要してい
た。特に、個人商店の商品販売における代金支払いにお
いては、通常、支払人が多数存在するため、請求書の発
行、入金の確認及び消し込み処理は、大きな負担とな
る。支払人にとっても、振込を行える場所は、金融機関
やATM等に限られているため、いつでもどこでも支払
いをすることができない。振込手続も面倒である。
【0005】また、最近では、インターネットへ接続さ
れたウェブ・サーバ上のウェブ・サイトの提示するウェ
ブ・ページを介して契約の申込の誘引、申込、承諾、支
払等を行ういわゆる仮想店舗における電子商取引が盛ん
になりつつあり、その決済方法としてはクレジットカー
ド払いや口座引落しが一般的である。しかしながら、支
払人にとっては、未知の取引相手に対してクレジットカ
ード番号や口座番号をウェブ・ページで公開することに
セキュリティ上の不安を感じることがある。また、店舗
側にしても支払が保証されるのかどうか等、双方とも相
手方が見えないため決済時の不安が大きい。
【0006】以上の現状に鑑み、本発明は、インターネ
ットを含む情報通信ネットワークを介した決済支援シス
テムであって、安全かつ迅速で手間のかからない効率的
なシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く、本発明による情報通信ネットワークを介した資金決
済処理支援システムは、次の構成を有する。
【0008】(1)本発明による資金決済処理支援シス
テムは、資金決済処理に係る受取人と支払人とがそれぞ
れ異なる銀行に口座を保有する場合に、情報通信ネット
ワークを介し両者間の資金決済処理を支援するためのシ
ステムである。基本的構成要素として、受取人及び支払
人がそれぞれ、情報通信ネットワークを介した双方向情
報伝送を行うための受取人側及び支払人側の各情報通信
端末と、各銀行に設けられる資金決済処理支援手段とが
ある。資金決済処理支援手段は、自己の銀行に存する当
該資金決済処理に係る口座に対する決済関連処理を実行
する機能を有すると共に、受取人側端末、前記支払人側
端末及び他の銀行の前記資金決済処理支援手段の各々と
情報通信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とす
るネットワーク処理手段を具備する。本システムでは、
先ず、受取人側端末が、1又は複数の支払人に対する決
済請求情報及び支払人の特定情報を受取人取引銀行の資
金決済処理支援手段に対して伝送する。決済請求情報及
び支払人の特定情報を受信した受取人取引銀行の資金決
済処理支援手段は、支払人の特定情報に基づき支払人側
端末に対して前記決済請求情報を伝送する。そして、決
済請求情報を受信した支払人側端末は、支払人取引銀行
の資金決済処理支援手段に対して資金決済処理に係る支
払人の口座に対する決済関連処理を指示する指示情報を
伝送する。この指示情報を受信した支払人取引銀行の資
金決済処理支援手段は、支払人の口座に対する決済関連
処理を実行すると共に、その決済関連処理に係る情報を
受取人取引銀行の資金決済処理支援手段へ伝送し、決済
関連処理に係る情報を受信した受取人取引銀行の資金決
済処理支援手段は、受取人の口座に対する決済関連処理
を実行する。
【0009】(2)上記(1)の構成において、受取人
取引銀行の資金決済処理支援手段が支払人側端末に対し
て、決済請求情報を伝送する替わりに、決済請求情報の
発生通知を伝送してもよい。その場合、決済請求情報の
発生通知を受信した支払人側端末は、受取人取引銀行の
資金決済処理支援手段に対して当該決済請求情報を要求
してその決済請求情報を受信する。その後、支払人側端
末は、支払人取引銀行の資金決済処理支援手段に対して
当該資金決済処理に係る支払人の口座に対する決済関連
処理を指示する指示情報を伝送する。この指示情報を受
信した支払人取引銀行の資金決済処理支援手段は、支払
人の口座に対する決済関連処理を実行すると共に、その
決済関連処理に係る情報を受取人取引銀行の資金決済処
理支援手段へ伝送し、決済関連処理に係る情報を受信し
た受取人取引銀行の資金決済処理支援手段は、受取人の
口座に対する決済関連処理を実行する。
【0010】(3)本発明による資金決済処理支援シス
テムは、資金決済処理に係る受取人と支払人とが同一の
銀行に口座を保有する場合には次の構成となる。先ず、
受取人側端末が、1又は複数の前記支払人に対する決済
請求情報及び該支払人の特定情報を、銀行に設けられた
資金決済処理支援手段に対して伝送する。決済請求情報
及び支払人の特定情報を受信した資金決済処理支援手段
は、支払人の特定情報に基づき支払人側端末に対して決
済請求情報を伝送する。決済請求情報を受信した支払人
側端末は、資金決済処理支援手段に対して当該資金決済
処理に係る支払人の口座に対する決済関連処理を指示す
る指示情報を伝送する。この指示情報を受信した資金決
済処理支援手段は、支払人の口座及び受取人の口座に対
する決済関連処理をそれぞれ実行する。
【0011】(4)上記(3)の構成において、資金決
済処理支援手段が支払人側端末に対して決済請求情報を
伝送する替わりに、決済請求情報の発生通知を伝送して
もよい。その場合、決済請求情報の発生通知を受信した
支払人側端末は、資金決済処理支援手段に対して決済請
求情報を要求してその決済請求情報を受信する。その
後、支払人側端末は、資金決済処理支援手段に対して当
該資金決済処理に係る支払人の口座に対する決済関連処
理を指示する指示情報を伝送する。この指示情報を受信
した資金決済処理支援手段は、支払人の口座及び受取人
の口座に対する決済関連処理をそれぞれ実行する。
【0012】(5)上記(1)〜(4)の構成におい
て、決済請求情報を受信した資金決済処理支援手段が、
決済請求情報に基づき受取人の口座に関する未決済情報
を記録し、その受取人の口座に対する決済関連処理を実
行する際に当該未決済情報に対して決済完了の消し込み
処理を行うことが好適である。
【0013】(6)上記(1)〜(4)の構成におい
て、資金決済処理支援手段は、受取人の口座に対する決
済関連処理を実行した後、受取人側端末に対して当該決
済関連処理に係る完了情報を伝送可能とすることが好適
である。
【0014】(7)上記(1)〜(4)の構成におい
て、資金決済処理支援手段が、ウェブ・サーバを含み、
かつ資金決済処理支援手段と受取人側端末又は支払人側
端末との間の双方向情報伝送において、それぞれの端末
からウェブ・サーバに置かれたウェブ・サイトにアクセ
スし、該ウェブ・サイト内の情報をそれぞれの端末上に
表示可能であることが好適である。
【0015】(8)上記(1)〜(4)の構成におい
て、資金決済処理支援手段が、メール・サーバを含み、
かつ資金決済処理支援手段と受取人側端末又は支払人側
端末との間の双方向情報伝送において、電子メールによ
る情報伝送が可能であることが好適である。
【0016】(9)上記(1)〜(4)の構成におい
て、支払人を特定するための支払人特定情報が、当該支
払人の有する電子メール・アドレスを含むことが好適で
ある。
【0017】(10)上記(1)〜(4)の構成におい
て、決済請求情報に、受取人から支払人へのメッセージ
情報を含めることができることが好適である。
【0018】(11)上記(1)〜(4)の構成におい
て、決済請求情報又は決済請求情報の発生通知を受信し
た支払人側端末が、資金決済処理支援手段に対して当該
決済請求情報に関する確認を受取人に求める確認要求情
報を伝送し、この確認要求情報を受信した資金決済処理
支援手段は、その確認要求情報を受取人側端末へ伝送す
ることが好適である。を特徴とする請求項1〜4のいず
れか一に記載の情報通信ネットワークを介した資金決済
処理支援システム。
【0019】(12)上記(1)〜(4)の構成におい
て、資金決済処理支援手段が資金決済処理に係る支払人
の口座に対する決済関連処理を指示する指示情報を受信
した後、当該決済関連処理が実行不能となった場合、支
払人側端末に対してその旨を通知する情報を伝送するこ
とが好適である。
【0020】(13)上記(1)〜(4)の構成におい
て、決済請求情報が決済期日を含む場合において、資金
決済処理に係る支払人の口座に対する決済関連処理を指
示する指示情報を受信することなく当該決済期日を経過
したとき、資金決済処理支援手段は、受取人側端末に対
してその旨を通知する情報を伝送する共に、支払人側端
末に対して再度、決済請求情報又は決済請求情報の発生
通知を伝送することが好適である。
【0021】(14)少なくとも資金決済処理に係る受
取人が銀行に口座を保有する場合に、情報通信ネットワ
ークを介し該受取人と支払人との間の資金決済処理を支
援する、本発明の資金決済処理支援システムは、次の構
成とする。基本的構成要素として、受取人及び支払人が
それぞれ、情報通信ネットワークを介した双方向情報伝
送を行うための受取人側及び支払人側の各情報通信端末
と、各銀行に設けられる資金決済処理支援手段とがあ
る。資金決済処理支援手段は、自己の銀行に存する当該
資金決済処理に係る口座に対する決済関連処理を実行す
る機能を有すると共に、受取人側端末、前記支払人側端
末及び他の銀行の前記資金決済処理支援手段との間で情
報通信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とする
ネットワーク機能を有する。先ず受取人側端末は、1又
は複数の前記支払人に対する決済請求情報及び支払人の
特定情報を資金決済処理支援手段に対して伝送する。こ
の決済請求情報及び前記支払人の特定情報を受信した資
金決済処理支援手段は、支払人の特定情報に基づき支払
人側端末に対して決済請求情報を伝送する。決済請求情
報を支払人側端末にて受信した支払人が、当該決済請求
情報に係る決済を任意の手段及び経路により完了した場
合には、この決済完了の事実を受取人が認知し、その
後、受取人側端末から資金決済処理支援手段に対して決
済完了を通知する情報を伝送する。
【0022】(15)上記(14)の構成において、支
払人が、決済請求情報に係る決済をクレジットカードを
利用して完了してもよい。
【0023】(16)上記(14)の構成において、決
済請求情報を受信した資金決済処理支援手段が、その決
済請求情報に基づき受取人の口座に関する未決済情報を
記録し、受取人側端末からの決済完了を通知する情報を
受信した後に、当該未決済情報に対して決済完了の消し
込み処理を行うことが好適である。
【0024】(17)上記(14)の構成において、受
取人側端末からの決済請求情報及び支払人の特定情報を
受信した資金決済処理支援手段が、支払人の特定情報に
基づき支払人側端末に対して決済請求情報を伝送すると
共に、当該決済請求情報に基づき受取人の口座に関する
未決済情報を記録する。そして、決済請求情報を支払人
側端末にて受信した支払人が、受取人の口座に対する振
込により決済完了した場合に、当該未決済情報に対して
決済完了の消し込み処理を行うことが好適である。これ
により自動消し込み処理が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明による情報通信ネ
ットワークを介した資金決済処理支援システムの一実施
形態を説明するための模式的な構成図である。図1の情
報通信ネットワーク30は、種々の企業や団体のLAN
等の専用線ネットワークやプロバイダネットワーク等を
互いに接続したインターネットと称される通信ネットワ
ーク集合体を云う。また、「情報通信ネットワークを介
して情報伝送可能」というときは、インターネットへ接
続するために必要なソフトウェア及びハードウェアを搭
載するサーバ若しくはクライアント等のコンピュータ及
びそれらの通信環境を全て含むものとする。
【0026】図1に示す本発明の第1の実施形態は、資
金決済処理を行う必要のある資金の受取人と支払人が、
それぞれ別の銀行36、38に口座を保有する場合にお
ける本システムの形態である。本明細書中では、受取人
の口座の存する銀行を「受取人取引銀行」と、支払人の
口座の存する銀行を「支払人取引銀行」と称する。ここ
で、「銀行」とは、現実の店舗の有無によらず、通常の
銀行業務を部分的であってもその業務として含む企業体
を称する(以下、同様)。
【0027】また、本システムにおいて「別の銀行」と
は、必ずしも経営主体の異なる銀行同士を称するもので
はない。すなわち、本システムに関する限りにおいて
は、以下に説明する1つの「資金決済処理支援手段」に
より管轄される口座を保有する店舗(店舗群)を一単位
として同一であるか否かを区別する。従って、例えば、
A銀行では全支店の保有する口座全てを1つの「資金決
済処理支援手段」により管轄している場合は、A銀行全
体が、本システムにおける1つの銀行である。また、例
えば、B銀行ではa支店とb支店がそれぞれの保有する
口座をそれぞれ別の「資金決済処理支援手段」により管
轄している場合は、a支店とb支店は、本システムにお
ける別の銀行となる。
【0028】図1において、受取人は、情報通信端末3
2を用いて情報通信ネットワーク30を介して双方向に
情報伝送可能である。本明細書中では、受取人が双方向
情報伝送のために用いる情報通信端末32を「受取人側
端末」と称する。一方、支払人が情報通信ネットワーク
30を介して双方向情報伝送のために用いる情報通信端
末34を「支払人側端末」と称することとする。受取人
側端末32及び支払人側端末34は、以下に示す本シス
テムを実行可能な情報通信端末であればワークステーシ
ョン、パーソナル・コンピュータ等の汎用コンピュー
タ、携帯電話、PHS等のいずれであってもよい。個人
の場合は、インターネット接続プロバイダ(ISP)を
介してインターネットへ接続することが一般的であり、
企業等の場合は企業内LANのサーバを介してインター
ネットへ接続される等、種々の形態をとり得る。また、
図1においては、受取人側端末及び支払人側端末をそれ
ぞれ1台のみ描いているが、このことは、受取人及び支
払人にとっての端末が特定の一つのみ、という意味では
なく、受取人及び支払人は、時によって自宅のパーソナ
ル・コンピュータを用いて、あるいは、外出先から携帯
電話を用いて、本システムを利用することができる。ま
た、企業内LANでは、通常多数のコンピュータからイ
ンターネットへ接続可能であり、特定の端末に限られな
い。
【0029】受取人が口座を開設する銀行すなわち受取
人取引銀行36は、本システムを実施するための資金決
済処理支援手段40を設けており、資金決済処理支援手
段40は、情報通信ネットワーク30を介して本システ
ムによるサービスを実行するための機能を担う種々のサ
ーバ44及び適宜のデータ記憶装置46等を具備する。
同様に、支払人が口座を開設する銀行すなわち支払人取
引銀行38もまた、本システムを実施する資金決済処理
支援手段42を設けており、その内容は受取人側銀行3
6の資金決済処理支援手段40と同じである。すなわ
ち、本システムに参加することを前提とする各銀行は、
いずれも、受取人取引銀行としても支払人取引銀行とし
ても機能することができる。
【0030】資金決済処理支援手段40、42は、情報
通信ネットワーク30を介して受取人側端末32及び支
払人側端末34のいずれとも双方向に情報伝送可能とす
るネットワーク処理機能を具備する。一実施例では、資
金決済処理支援手段40、42が、ウェブ・サーバ及び
メール・サーバを含む種々のサーバにより実施され、こ
のウェブ・サーバに置かれたウェブ・サイトを通して種
々の情報を提示する。端末32、34は、ウェブ・ブラ
ウザを搭載しておりウェブ・ブラウザを通してウェブ・
サイトへアクセスし、ウェブ・サイトに提示された情報
を読み出しすなわち受信して端末32、34の具備する
表示装置の画面に表示させ、また保存することもでき
る。更に、画面に表示されたウェブ・サイトの情報いわ
ゆるウェブ・ページに対して種々の入力操作を行うこと
により、入力情報を端末32、34からウェブ・サーバ
へ伝送することができる。
【0031】尚、ウェブ・ページを介して双方向情報伝
送を可能とする、また、対話型若しくは会話型の双方向
情報伝送を可能とする種々のウェブ技術が知られており
(CGI等)、本システムの実施においては、これらの
技術を利用することも好適である。
【0032】資金決済処理支援手段40、42がメール
・サーバを含む場合、いわゆる電子メールを受取人又は
支払人に対して送信することができる。受取人又は支払
人は、それぞれメール・ソフトウェアを搭載する受取人
側端末32又は支払人側端末34にて電子メールを受信
しこれを画面上に表示させ、また保存することができ
る。また、各端末からメール・サーバに対して電子メー
ルを伝送することもできる。
【0033】このように、本システムにおいて各銀行に
設けられた資金決済処理支援手段は、受取人側端末又は
支払人側端末と情報通信ネットワークを介して双方向に
情報伝送可能なネットワーク処理機能を具備することに
より、各端末との間でリアルタイムで情報を授受するこ
とが可能である。尚、実施においては、上記の、及び公
知の技術のいずれを利用してもよい。現在、パーソナル
コンピュータ及びそれに搭載されたアプリケーション・
ソフトウェアを用いてオンラインにて銀行口座の振込や
残高照会等の手続を実行できるシステムが知られている
が、このような既存のシステムに本システムの機能を追
加することにより、本システムを実施してもよい。
【0034】更に、本システムにおいて各銀行に設けら
れた資金決済処理支援手段40、42は、それぞれの管
轄する口座に対して当該資金決済処理に係る決済関連処
理を実行する機能を具備する。これは、本システム利用
者(受取人と支払人)の最終目的である資金移動に直接
関係する機能である。具体的には、決済請求に基づく未
収金扱いの記録、決済指示に基づく口座からの出金処
理、口座への入金すなわち振込処理、未収金扱いの消し
込み処理等が含まれる。これらの決済関連処理を実行す
る機能は、既存の銀行業務システムの機能をそのまま利
用する形態で実施することもできる。また、異なる銀行
間の振込処理に伴って必要となる銀行間の情報伝送につ
いては、既存の情報媒体及び経路を利用してもよい。
【0035】以上の通り、本システムにおける資金決済
処理支援手段40、42とは、情報通信ネットワークを
介して双方向に情報伝送可能なネットワーク処理機能
と、銀行口座に対して資金決済処理に係る決済関連処理
を実行する機能とを具備するものである。好適例では、
ウェブ・サーバ、メール・サーバ、銀行業務システム、
その他種々のサーバの組み合わせにより実施化される。
その他種々のサーバとは、例えば、実際の情報通信ネッ
トワークを介して双方向情報伝送を実行する際に必要と
なる、ウェブ・サーバ及びメール・サーバ以外の各種の
サーバ機能等を意味するが、これらについては既存の技
術を用いるものとする。以下の説明では、これらの本発
明の実施に必要なサーバ又はシステム等を単に「サー
バ」と略称する。
【0036】尚、図1における両矢印付き実線は、図2
に説明する本システムの第1の実施形態のフローにおけ
る情報の流れを示している。
【0037】図2は、図1に模式的に示した本発明の第
1の実施形態における操作若しくは処理フローの一例を
概略的に示す図である。図示のフローは、支払人口座か
ら受取人口座への振込による資金決済処理を支援する場
合である。一点波線で縦に分けられた各区画は、それぞ
れ受取人、受取人取引銀行、支払人取引銀行、及び支払
人が実行する処理を示している。実際には、受取人側と
支払人側の各端末と、各取引銀行における資金決済処理
支援手段が処理を実行する。
【0038】図2のステップ1において、受取人(すな
わち債権者、立替払い人、企業・商店等)は、決済請求
書を作成する。好適例における決済請求書の作成手順は
次の通りである。先ず、受取人側端末から、受取人取引
銀行における本システムのサーバが管理するウェブ・サ
イトへアクセスし、ウェブ・サイトの提示するウェブ・
ページを読み出し受取人側端末の画面上に表示させる。
本システムに係るウェブ・ページの一つには、決済請求
書作成ページが含まれる。受取人は、画面上に決済請求
書作成ページを表示させ、決済請求書の書式中の所定欄
に対して必要な決済請求情報を入力する。尚、決済請求
書の書式中には、請求先すなわち支払人の電子メールア
ドレスを含むメールリストが含まれる。
【0039】図3は、決済請求書作成時の受取人側端末
の画面イメージの一例を示した図である。このように決
済請求書作成画面には、受取人が入力すべき決済請求情
報の項目の枠組みが提示されており、受取人は必要な事
項を適宜の欄に容易に入力することができる。
【0040】図3の画面イメージ例において、「件
名」、「コメント」に記載される情報は、専ら支払人に
対するメッセージとして用いられる。「期日」は、支払
期日すなわち決済期日である。「請求内容」の欄は、複
数の支払人の存在を考慮してリスト形式となっている。
各支払人毎に、「支払人名」、「口座番号」、「メール
アドレス」、及び「請求金額」の欄が設けられている。
これらの項目は例として挙げたものであり、別の項目構
成であってもよい。尚、請求書である以上、少なくとも
決済金額は通常必須項目と考えられるが、決済期日につ
いては必ずしも常に厳格に指定されるとは限らない。例
えば、私的な決済などでは省かれることもある。
【0041】また、この例に関しては、「口座番号」
は、受取人が支払人の口座番号を知っている場合にのみ
入力するようになっているが、No.2の支払人について
「−」と表示されているのは、同一銀行に口座を有して
いるが口座番号が不明であることを意味し、また、No.
4の支払人について「(なし)」と表示されているのは、
同一銀行に口座がないことを意味する。これは、この例
に限った入力方法であり、必ずしもこの方法に限定され
ない。例えば、支払人の口座が異なる銀行にあっても口
座番号がわかっていれば、その銀行及び支店名等と併せ
て入力するようにしてもよい。
【0042】また、図3の画面イメージ例における入力
欄には、支払人を特定する情報として、「口座番号」と
「メールアドレス」の2つが示されている。支払人が同
一銀行に口座を有していない場合、支払人の電子メール
アドレスは支払人の特定情報として必須入力項目とな
る。支払人が異なる銀行に口座を有しておりかつ電子メ
ールアドレスが不明の場合は、一般的には本システムの
対象とならない。一方、後述するように同一銀行に口座
を有する場合は、「口座番号」又は「電子メールアドレ
ス」のいずれか一方が入力されていれば、支払人を特定
可能であり(例えば、No.2及びNo.3の支払人)、本シ
ステムを適用することができる。
【0043】もっとも、口座の存する銀行が同一である
か否かによらず、本システムを利用する意思のある口座
保有者が予め電子メールアドレスを含む個人情報を登録
し、その登録データを本システムに参加する全ての銀行
が共有する等の特別のシステムを付加するならば、必ず
しも電子メールアドレスを常に入力する必要ない。しか
しながら、その場合であっても、特定の人の電子メール
アドレスを抽出するために個人特定可能な何らかの情報
を入力することは必要である。
【0044】また、任意であるが、受取人のウェブ・ペ
ージ画面に対する操作に関して入力支援手段を設けても
よい。例えば、支払人名の入力の際は、以前に入力され
た請求先一覧を画面表示してその中から受取人が選択す
るようにしてもよい。さらに、支払人名が入力されたな
らば(同姓同名の可能性もあるので)、その支払人名に
該当する個人番号及び電子メールアドレスの候補一覧を
画面表示して正しいものを選択するようにしてもよい。
このような入力支援手段により、入力誤りを少なくし、
また速やかな入力が可能となる。
【0045】図3の決済請求書に対して必要な請求情報
を全て入力し終えた受取人は、受取人側端末からウェブ
・サイトへ、入力した決済請求情報及び支払人特定情報
を伝送する。ウェブ・サイトを管理するサーバは、受取
人側端末からの決済請求情報及び支払人特定情報を適宜
のデータベース等の記録手段に記録する。このとき、各
支払人毎にその請求金額を未決済扱いとして記録するこ
とが好適である。
【0046】図2のステップ2において、受取人側端末
から伝送された支払人特定情報に基づき、受取人取引銀
行のサーバは、各支払人に対して電子メールを送信す
る。図2のステップ3において支払人は、支払人側端末
によりこの電子メールを受信する。図4(A)に、各支
払人に対する決済請求電子メールの文例を端末画面上で
の画面イメージ例として示す。この電子メールには、受
取人からの決済請求情報の内容が含まれる。図2のステ
ップ4において、支払人は、決済請求情報の内容を確認
する。この電子メールには、支払人がその後に行う操作
を容易とするための機能が含まれる。
【0047】例えば、図4(A)中の「振込実行」と表
示された区画をマウスでクリックすることにより、即座
に支払人取引銀行における本システムのサーバへアクセ
スすることができる。図5は、支払人側端末から支払人
取引銀行のサーバへアクセスし、そのウェブ・サイトに
提示された振込指示に係るウェブ・ページを読み出し表
示した画面イメージ例である。このウェブ・ページ上に
表示された「振込実行」の区画をクリックすることによ
り、支払人取引銀行のサーバに対して、支払人口座から
受取人口座への振込を指示する指示情報を伝送する。
【0048】また、別の例として、図4(A)中の「振
込実行」と表示された区画を選択することにより、支払
人取引銀行のサーバのウェブ・サイトへアクセスする替
わりに、支払人取引銀行のサーバに対して直接、振込指
示情報を伝送するようにしてもよい。
【0049】図2のステップ3及び4において可能な別
の実施例では、受取人取引銀行から支払人への電子メー
ルでは、決済請求情報の内容を通知するのみとし、支払
人取引銀行のサーバへ即座にアクセスできる機能を含め
ない。支払人は、電子メールを受信し決済請求情報を確
認したならば、改めて受取人取引銀行のサーバへアクセ
スし、本システムに係るウェブ・サイトに含まれる当該
決済請求情報に関するウェブ・ページを読み出し、端末
画面上に表示する。尚、受取人取引銀行のサーバへアク
セスするために必要な情報は電子メールに含まれるもの
とする。その際のウェブ・ページ画面内に、例えば、図
4(A)の「振込実行」と同様の区画を表示し、この区
画をクリックするだけで支払人取引銀行のサーバにアク
セスできるようにする。その後は、上記と同様である。
【0050】図2のステップ3及び4において可能な更
に別の実施例では、図4(B)に例示するように、受取
人取引銀行から支払人への電子メールでは、決済請求情
報の内容を通知せず、決済請求があったこと(決済請求
の発生)のみを通知する。これは、受信した電子メール
を画面上に表示した際に決済請求情報の内容が表示され
るのを望しくないとする支払人もいると思われ、そのよ
うな場合に対応する実施例である。支払人は、決済請求
があったことを知ったならば、受取人取引銀行のサーバ
へアクセスし、本システムに係るウェブ・サイトに含ま
れる当該決済請求情報に関するウェブ・ページを読み出
し、端末画面上に表示する。尚、受取人取引銀行のサー
バへアクセスするために必要な情報は電子メールに含ま
れるものとする。これにより、支払人は決済請求情報の
内容を確認する。その後は、例えば、ウェブ・ページ画
面内の「振込実行」と表示された区画をクリックするこ
とにより、即座に支払人取引銀行のサーバへアクセス
し、指示情報の伝送を実行する。
【0051】図2のステップ3において、もし、支払人
が即座に振込を実行したくないとき、決済請求情報の内
容について受取人に確認したい場合には、図4(A)の
画面イメージ例に「確認メール」と表示された区画をク
リックすることにより、支払人側端末から受取人取引銀
行におけるサーバに対して、確認メール指示情報を伝送
することができる(図2のステップ13)。図2のステ
ップ11において、受取人取引銀行のサーバが確認メー
ル指示情報を受信したならば、図2のステップ12にお
いて受取人に対して確認メールを送信する。
【0052】図2のステップ5において、支払人取引銀
行のサーバは、支払人側端末からの振込指示情報を受信
する。これに基づいてサーバは、支払人口座から受取人
口座への振込を実行する。この振込実行については、既
存の他行間振込処理システムを利用してもよい。図2の
ステップ6において受取人取引銀行における受取人口座
への振込を完了する。同時に、受取人取引銀行における
サーバは、決済請求情報に関して記録した未決済扱い記
録のうち、当該支払人についての記録に消し込み処理を
行う。
【0053】次に図2のステップ7において、受取人取
引銀行のサーバは、受取人に対して振込完了を通知する
電子メールを送信する。これは、各支払人毎に個別に振
込完了したときに送信することが好適である。支払人か
らのメッセージがある場合は、そのメッセージを含めて
送信する。図2のステップ10において、受取人は受取
人側端末にてサーバからの振込完了の電子メールを受信
する。受取人は、個々の支払人の振込完了状況を確認し
たい場合、受取人側端末から受取人取引銀行のサーバへ
アクセスし、ウェブ・サイトに提示された当該決済請求
に係る振込状況情報のウェブ・ページを読み出し、端末
画面上に表示することができる。
【0054】図6は、振込状況情報のウェブ・ページを
表示した画面イメージ例である。「請求内容」の欄の右
端3列に振込状況が示されている。振込が完了したもの
については、「振込金額」、「入金・返信日時」、「ST
ATUS(状況)」の各欄に入力されている。これは、受取人
取引銀行による消し込み処理が行われた結果である。
【0055】さらに図2のステップ8において、支払人
が複数の場合、その全ての支払人について振込が完了す
る。そして、図2のステップ9において、一件の決済請
求情報に係る全ての支払人について振込完了したことを
通知する電子メールを受取人に対して送信する。
【0056】図2のステップ10において受取人は、受
取人側端末にて全ての振込完了を通知する電子メールを
受信する。尚、このとき受取人側端末から受取人取引銀
行のサーバにアクセスし、図6に示す振込状況情報のウ
ェブ・ページを読み出したならば、図6の画面イメージ
例の表の最下欄「合計」の右端が「決済完了」となって
いることが確認できる。
【0057】以上が、決済が期日までに順調に行われた
場合のフローであるが、種々の要因により決済が正常に
行われない場合がある。例えば、図2のステップ2にお
いて、受取人取引銀行が支払人に決済請求に関する電子
メールを送信したが、支払人が振込を実行しないまま支
払期日が過ぎてしまう場合(図2のステップ14)があ
る。このとき、図2のステップ15において受取人取引
銀行のサーバは、受取人に対して「期日越え」を通知す
る電子メールを送信する一方、支払人に対して再度決済
請求の電子メールを送信する。図2のステップ16にお
いて受取人は、その電子メールを受信する。一方、図2
のステップ17において支払人も再度決済請求に関する
電子メールを受信する。その後、支払人は、図2のステ
ップ4からフローを続行することとなる。ここで再度、
期日を過ぎてしまった場合(図2のステップ14)は、
受取人取引銀行は、図2のステップ15を繰り返すこと
になるが、別の処置をとってもよい。
【0058】また、支払人による支払期日徒過や支払人
による再確認要求以外にも何らかの理由で振込が完了し
ない事態が発生することがある(図2のステップ1
8)。例えば、図2のステップ4において、支払人から
振込指示があったが、口座残高不足で振込ができなかっ
たような場合である。このようなときは、支払人に対し
て振込処理不能の旨を通知する電子メールを送信する。
一方、図2のステップ11において、受取人に対しても
このような事情を電子メールにて通知するようにしても
よい。図2のステップ12において、受取人はこの電子
メールを受信する。
【0059】正常なフローから外れた場合の処理につい
ては、図示のフローを繰り返すのではなく、適宜別の処
理を行うようにしてもよい。
【0060】次に図7のフロー図を参照して、本発明の
第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、資金決
済処理を行う必要のある資金の受取人と支払人が、同一
の銀行に口座を保有する場合における本システムの態様
である。
【0061】この場合、上記の図3の説明で触れた通
り、受取人が決済請求書を作成する際、「口座番号」又
は「電子メールアドレス」のいずれか一方が入力されて
いれば、支払人を特定することが可能である(例えば、
図3のNo.2及びNo.3の支払人)。銀行は、少なくとも
自行の口座名義人の口座番号を当然認知しているからで
ある。また、本システムによるサービスを利用する口座
保有者は、予め自己の電子メールアドレスを銀行に知ら
せていることを前提とする。従って、いずれか一方がわ
かれば、支払人を特定することができる。
【0062】図7のステップ1において受取人は、受取
人端末から自己の口座のある銀行のサーバへアクセス
し、ウェブ・サイトから読み出した決済請求書作成ペー
ジを用いて決済請求情報及び支払人特定情報を入力し、
サーバへ伝送する。図7のステップ2において、受取人
側端末から伝送された支払人特定情報に基づき、サーバ
は、各支払人に対して電子メールを送信する。図8に、
各支払人に対する決済請求電子メールの文例を端末画面
上での画面イメージ例として示す。この画面から実行で
きる操作については、上記の図4(A)で説明したとお
りである。
【0063】以降の図7のフローにおいて、図2のフロ
ーと異なる点は、ステップ5における支払人口座から受
取人口座への振込処理が、他行間ではなく同行間で行わ
れることである。その他の点は、前述の図2のフロー及
び図2〜図6の説明において、受取人取引銀行が支払人
取引銀行と一致しているとして読み替えればよい。
【0064】以上では、資金決済処理が口座間の振込に
より行われる場合を説明したが、支払人がクレジットカ
ード決済を望む場合にも本システムを適用することは可
能である。例えば、図4(A)及び図8の画面イメージ
例において、電子メール表示画面上に「振込実行」ボタ
ンの他に「クレジットカード払い」ボタンを設け、クレ
ジットカード決済を望む支払人は、この「クレジットカ
ード払い」ボタンをクリック等することにより、サーバ
のウェブ・サイトにアクセスし、「クレジットカード」
処理のためのウェブ・ページへ移動する。その画面上
で、支払人はクレジットカード番号を入力する。入力
後、カード番号情報を支払人側端末から受取人取引銀行
のサーバへ伝送する。このとき支払人は、カード番号情
報と共に受取人へのメッセージを添付できるようにして
もよい。また、受取人へのメッセージについては、電子
メールでサーバへ送信し、サーバから受取人へ送信する
ようにしてもよい。
【0065】クレジットカード番号を受信した受取人取
引銀行のサーバは、支払人の入力したクレジットカード
番号を受取人へ電子メールで送信する。このときメッセ
ージがあれば併せて送信する。あるいは、受取人への電
子メールではクレジットカード番号そのものを送信せ
ず、カード番号の通知があったことのみを通知し、その
後、受取人側端末から銀行サーバへアクセスし、ウェブ
・サイトを通してクレジットカード番号を受信してもよ
い。
【0066】この場合、受取人はクレジットカード会社
の加盟店であるので、通知されたクレジットカード番号
に基づき通常のクレジットカード処理を行い、クレジッ
トカード会社から支払いを受ける。その後、受取人は、
受取人側端末から銀行サーバへアクセスし、図6に示す
振込状況情報のウェブ・ページを読み出し、自身で画面
上の該当欄に決済完了を入力することにより銀行サーバ
へ決済完了情報を伝送する。この場合、銀行サーバによ
る自動的消し込み処理は行われない。後日、支払人の口
座からクレジットカード会社へ支払金額が引き落としさ
れる。
【0067】尚、クレジットカード決済の場合、支払人
はクレジットカード番号をウェブ・ページを通して伝送
することになるが、従来のインターネットを介した電子
ショッピングのように全く未知の相手に直接クレジット
カード番号を知らせるのではなく、社会的信用のある銀
行を介するので不安が低減される。本発明によるシステ
ムを利用する相手方は、銀行に口座を開設しているから
である。
【0068】支払人が、本システムのサービスを行うい
ずれの銀行の口座も有していない場合、または口座を有
していても本システムのサービスを利用しない場合につ
いても、支払人が、支払人側端末により受取人取引銀行
のサーバとの情報伝送可能であれば、本システムを適用
することができる。受取人側端末から決済請求情報及び
支払人の特定情報(電子メール・アドレス)を受け取っ
た受取人取引銀行のサーバは、支払人側端末に対して決
済請求情報を電子メールにて送信する。支払人側端末に
て決済請求情報を受信した支払人は、決済請求情報の確
認後(このとき、前述の例と同様に確認のために改めて
受取人取引銀行のウェブ・サイトにアクセスしてもよ
い)、任意の手段及び経路により受取人へ支払を完了す
る。これは、受取人取引銀行の口座への振込とは限らな
い。従って、決済を完了した後に受取人が、受取人側端
末から受取人取引銀行のウェブ・サイトへアクセスして
未決済情報に対して受取人自ら消し込み処理を行うか、
又は、電子メールにて受取人取引銀行へ通知する。尚、
この場合においても、支払人が、受取人取引銀行の受取
人口座への振込により支払を完了した場合には、未決済
情報への消し込み処理を自動で行うことができる。
【0069】注記すると、以上に述べた本システムの各
実施形態において、受取人側若しくは支払人側の端末と
各銀行との間で、電子メールによる情報伝送を行う各ス
テップ及びウェブ・ページを経由して情報伝送を行う各
ステップは、必ずしも電子メール及びウェブ・ページに
よってのみ実施可能なわけではなく、実施例として示し
たものである。言い換えるならば、電子メールによる情
報伝送を行うステップは、ウェブ・ページを経由した情
報伝送によっても実施可能である。例えば、常時インタ
ーネットへ接続した状態にある端末を利用する場合、端
末からのアクセスを待つことなくウェブ・サイト側から
の情報伝送が可能である。また逆に、ウェブ・ページを
経由して情報伝送を行うステップは、例えば高度グラフ
ィック機能等をサポートするメール・サーバ及びメール
・ソフトウェアによれば電子メールによる情報伝送によ
っても実施可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明による情報通信ネットワークを介
した資金決済処理支援システムにおいては、受取人と支
払人の間の資金決済処理において、受取人が受取人側端
末から受取人取引銀行のサーバにアクセスすることによ
り決済請求情報等を伝送し、受取人取引銀行は支払人へ
決済請求情報等を伝送すると共に資金決済状況を監視し
消し込み処理を行い、また、受取人は、端末からサーバ
へアクセスし資金決済状況のウェブ・ページを読み出す
ことにより閲覧することができる。支払人もまた資金決
済のための振込手続又はクレジットカード手続を、支払
人取引銀行又は受取人取引銀行のサーバへそれぞれ指示
情報を伝送することにより、容易に行うことができる。
【0071】本発明のシステムによれば、受取人が複数
の支払人に対して一度に決済請求を送ることができ、入
金・決済状況についても逐次通知されあるいは確認する
ことが可能であり、かつ銀行サーバによる自動的消し込
み処理もされるため、大幅な効率化が図れる。
【0072】また、支払人は、ウェブ・ページを読み出
して決済請求の内容を確認し、表示画面上のボタンを選
択するのみで資金決済処理手続が完了するので、非常に
簡単に手続を行える。時間に依らず、また、特定の場所
に赴くことなく手続を行うことができる。
【0073】さらに、本発明のシステムは、銀行という
社会的信用度の高い第三者が仲介するので、公的書類等
による本人確認手続を経て口座開設をした者同士が取引
当事者であることから、相互の信頼補完機能を有する。
また、決済請求を通知する情報の発信元が銀行であるこ
とにより、その請求内容は受取人に対しある程度の牽制
力としての効果があると思われる。
【0074】また、個人情報としては、最低限電子メー
ルアドレスのみをウェブ・ページを通して伝送すれば足
りるため、セキュリティに対する安心感がある。
【0075】以上の通り、本発明による資金決済処理支
援システムは、多様な取引局面においてその効率化に有
用であり、特にインターネット上での電子商取引の進展
と活性化に多大に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報通信ネットワークを介した資
金決済処理支援システムの一実施形態を説明するための
模式的な構成図である。
【図2】図1に模式的に示した本発明の第1の実施形態
における操作若しくは処理フローの一例を概略的に示す
図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における、決済請求書
作成時の受取人側端末の画面イメージの一例を示した図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態における、(A)及び
(B)は、各支払人に対する決済請求電子メールの文例
を端末画面上での画面イメージ例として示した図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施形態における、支払人取引
銀行のサーバによるウェブ・サイトに提示された振込指
示に係るウェブ・ページを表示した画面イメージ例を示
した図である。
【図6】本発明の第1の実施形態における、振込状況情
報のウェブ・ページの画面イメージ例を示した図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態における操作若しくは
処理フローの一例を概略的に示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における、各支払人に
対する決済請求電子メールの文例を端末画面上での画面
イメージ例として示した図である。
【符号の説明】
30 情報通信ネットワーク 32 受取人側端末 34 支払人側端末 36 受取人取引銀行 38 支払人取引銀行 40 受取人取引銀行の資金決済処理支援手段 42 支払人取引銀行の資金決済処理支援手段 44 サーバ 46 データ記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 達治 東京都千代田区大手町1丁目1番1号株式 会社三和銀行内 (72)発明者 岡村 安起 東京都千代田区大手町1丁目1番1号株式 会社三和銀行内 (72)発明者 広瀬 義行 東京都千代田区大手町1丁目1番1号株式 会社三和銀行内 (72)発明者 平子 惠生 東京都千代田区大手町1丁目1番1号株式 会社三和銀行内 (72)発明者 土屋 宣明 東京都千代田区大手町1丁目1番1号株式 会社三和銀行内 Fターム(参考) 5B055 CA00 CB09 EE27 FA00 FB00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資金決済処理に係る受取人と支払人とが
    それぞれ異なる銀行に口座を保有する場合に、情報通信
    ネットワークを介し両者間の資金決済処理を支援する資
    金決済処理支援システムにおいて、 各銀行に設けられかつ自己の銀行に存する前記資金決済
    処理に係る口座に対する決済関連処理を実行する資金決
    済処理支援手段が、受取人側端末、支払人側端末及び他
    の銀行の資金決済処理支援手段の各々と前記情報通信ネ
    ットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネットワ
    ーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から受取人取引銀行の前記資金決済処
    理支援手段に対して、1又は複数の前記支払人に対する
    決済請求情報及び該支払人の特定情報を伝送し、 前記受取人取引銀行の前記資金決済処理支援手段から前
    記支払人側端末に対して、前記支払人の特定情報に基づ
    き前記決済請求情報を伝送し、 前記支払人側端末から支払人取引銀行の前記資金決済処
    理支援手段に対して、前記資金決済処理に係る前記支払
    人の口座に対する決済関連処理を指示する指示情報を伝
    送し、 前記支払人取引銀行の前記資金決済処理支援手段は、前
    記支払人の口座に対する決済関連処理を実行すると共
    に、該決済関連処理に係る情報を前記受取人取引銀行の
    前記資金決済処理支援手段へ伝送し、 前記受取人取引銀行の前記資金決済処理支援手段は、前
    記受取人の口座に対する決済関連処理を実行することを
    特徴とする情報通信ネットワークを介した資金決済処理
    支援システム。
  2. 【請求項2】 資金決済処理に係る受取人と支払人とが
    それぞれ異なる銀行に口座を保有する場合に、情報通信
    ネットワークを介し両者間の資金決済処理を支援するた
    めの資金決済処理支援システムであって、 各銀行に設けられかつ自己の銀行に存する前記資金決済
    処理に係る口座に対する決済関連処理を実行する資金決
    済処理支援手段が、受取人側端末、支払人側端末及び他
    の銀行の資金決済処理支援手段の各々と前記情報通信ネ
    ットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネットワ
    ーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から受取人取引銀行の前記資金決済処
    理支援手段に対して、1又は複数の前記支払人に対する
    決済請求情報及び該支払人の特定情報を伝送し、 前記受取人取引銀行の前記資金決済処理支援手段から前
    記支払人側端末に対して、前記支払人の特定情報に基づ
    き前記決済請求情報の発生通知を伝送し、 前記支払人側端末は、前記受取人取引銀行の前記資金決
    済処理支援手段に対して該決済請求情報を要求しかつ該
    決済請求情報を受信した後、前記支払人取引銀行の前記
    資金決済処理支援手段に対して前記資金決済処理に係る
    該支払人の口座に対する決済関連処理を指示する指示情
    報を伝送し、 前記支払人取引銀行の前記資金決済処理支援手段は、前
    記支払人の口座に対する決済関連処理を実行すると共
    に、該決済関連処理に係る情報を前記受取人取引銀行の
    前記資金決済処理支援手段へ伝送し、 前記受取人取引銀行の前記資金決済処理支援手段は、前
    記受取人の口座に対する決済関連処理を実行することを
    特徴とする情報通信ネットワークを介した資金決済処理
    支援システム。
  3. 【請求項3】 資金決済処理に係る受取人と支払人とが
    同一の銀行に口座を保有する場合に、情報通信ネットワ
    ークを介し両者間の資金決済処理を支援するための資金
    決済処理支援システムであって、 前記銀行に設けられかつ前記資金決済処理に係る口座に
    対する決済関連処理を実行する資金決済処理支援手段
    が、受取人側端末及び支払人側端末の各々と前記情報通
    信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネッ
    トワーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て、1又は複数の前記支払人に対する決済請求情報及び
    該支払人の特定情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段から前記支払人側端末に対し
    て、前記支払人の特定情報に基づき前記決済請求情報を
    伝送し、 前記支払人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て、前記資金決済処理に係る該支払人の口座に対する決
    済関連処理を指示する指示情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段は、前記支払人の口座及び前
    記受取人の口座に対する決済関連処理をそれぞれ実行す
    ることを特徴とする情報通信ネットワークを介した資金
    決済処理支援システム。
  4. 【請求項4】 資金決済処理に係る受取人と支払人とが
    同一の銀行に口座を保有する場合に、情報通信ネットワ
    ークを介し両者間の資金決済処理を支援するための資金
    決済処理支援システムであって、 前記銀行に設けられかつ前記資金決済処理に係る口座に
    対する決済関連処理を実行する資金決済処理支援手段
    が、受取人側端末及び支払人側端末の各々と前記情報通
    信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネッ
    トワーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て、1又は複数の前記支払人に対する決済請求情報及び
    該支払人の特定情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段から前記支払人側端末に対し
    て、前記支払人の特定情報に基づき前記決済請求情報の
    発生通知を伝送し、 前記支払人側端末は、前記資金決済処理支援手段に対し
    て該決済請求情報を要求しかつ該決済請求情報を受信し
    た後、前記資金決済処理支援手段に対して前記資金決済
    処理に係る該支払人の口座に対する決済関連処理を指示
    する指示情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段は、前記支払人の口座及び前
    記受取人の口座に対する決済関連処理をそれぞれ実行す
    ることを特徴とする情報通信ネットワークを介した資金
    決済処理支援システム。
  5. 【請求項5】 前記受取人側端末から前記決済請求情報
    を受信した前記資金決済処理支援手段が、該決済請求情
    報に基づき前記受取人の口座に関する未決済情報を記録
    し、該受取人の口座に対する前記決済関連処理を実行す
    る際に該未決済情報に対して消し込み処理を行うことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の情報通信
    ネットワークを介した資金決済処理支援システム。
  6. 【請求項6】 前記資金決済処理支援手段は、前記受取
    人の口座に対する決済関連処理を実行した後、前記受取
    人側端末に対して該決済関連処理に係る完了情報を伝送
    可能とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    に記載の情報通信ネットワークを介した資金決済処理支
    援システム。
  7. 【請求項7】 前記資金決済処理支援手段がウェブ・サ
    ーバを含み、かつ該資金決済処理支援手段と前記受取人
    側端末又は前記支払人側端末との間の双方向情報伝送に
    おいて、前記受取人側端末又は前記支払人側端末から該
    ウェブ・サーバに置かれたウェブ・サイトにアクセス
    し、該ウェブサイト内の情報を該受取人側端末又は該支
    払人側端末上に表示可能であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一に記載の情報通信ネットワークを介
    した資金決済処理支援システム。
  8. 【請求項8】 前記資金決済処理支援手段がメール・サ
    ーバを含み、かつ資金決済処理支援手段と前記受取人側
    端末又は前記支払人側端末との間の双方向情報伝送にお
    いて、電子メールによる情報伝送が可能であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の情報通信ネ
    ットワークを介した資金決済処理支援システム。
  9. 【請求項9】 前記支払人の特定情報が、該支払人に固
    有の電子メール・アドレスを含むことを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一に記載の情報通信ネットワークを
    介した資金決済処理支援システム。
  10. 【請求項10】 前記決済請求情報に、前記受取人から
    前記支払人へのメッセージ情報を包含可能であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の情報通信
    ネットワークを介した資金決済処理支援システム。
  11. 【請求項11】 前記決済請求情報又は前記決済請求情
    報の発生通知を受信した前記支払人側端末が、前記資金
    決済処理支援手段に対して該決済請求情報に関する確認
    を前記受取人に求める確認要求情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段は、前記確認要求情報を前記
    受取人側端末へ伝送することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか一に記載の情報通信ネットワークを介した資
    金決済処理支援システム。
  12. 【請求項12】 前記資金決済処理支援手段が前記支払
    人の口座に対する決済関連処理を指示する指示情報を受
    信した後、該決済関連処理が実行不能となった場合、前
    記支払人側端末に対してその旨を通知する情報を伝送す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の
    情報通信ネットワークを介した資金決済処理支援システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記決済請求情報が決済期日を含む場
    合において、前記支払人の口座に対する決済関連処理を
    指示する前記指示情報を受信することなく該決済期日を
    経過したとき、該資金決済処理支援手段は、前記受取人
    側端末に対してその旨を通知する情報を伝送する共に、
    前記支払人側端末に対して再度、前記決済請求情報又は
    前記決済請求情報の発生通知を伝送することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一に記載の情報通信ネットワ
    ークを介した資金決済処理支援システム。
  14. 【請求項14】 資金決済処理に係る受取人が銀行に口
    座を保有する場合に、情報通信ネットワークを介し該受
    取人と支払人との間の資金決済処理を支援するための資
    金決済処理支援システムであって、 前記銀行に設けられかつ前記資金決済処理に係る口座に
    対する決済関連処理を実行する資金決済処理支援手段
    が、受取人側端末及び支払人側端末の各々と前記情報通
    信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネッ
    トワーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て、1又は複数の前記支払人に対する決済請求情報及び
    該支払人の特定情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段から前記支払人側端末に対し
    て、前記支払人の特定情報に基づき前記決済請求情報を
    伝送し、 前記決済請求情報を前記支払人側端末にて受信した前記
    支払人が該決済請求情報に係る決済を完了した場合に、
    前記受取人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て決済完了を通知する情報を伝送することを特徴とする
    情報通信ネットワークを介した資金決済処理支援システ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記支払人が、前記決済請求情報に係
    る決済をクレジットカードにより完了することを特徴と
    する請求項14に記載の情報通信ネットワークを介した
    資金決済処理支援システム。
  16. 【請求項16】 前記決済請求情報を受信した前記資金
    決済処理支援手段が、前記決済請求情報に基づき前記受
    取人の口座に関する未決済情報を記録し、前記受取人側
    端末からの前記決済完了を通知する情報を受信した後
    に、該未決済情報に対して消し込み処理を行うことを特
    徴とする請求項14に記載の情報通信ネットワークを介
    した資金決済処理支援システム。
  17. 【請求項17】 資金決済処理に係る受取人が銀行に口
    座を保有する場合に、情報通信ネットワークを介し該受
    取人と支払人との間の資金決済処理を支援するための資
    金決済処理支援システムであって、 前記銀行に設けられかつ前記資金決済処理に係る口座に
    対する決済関連処理を実行する資金決済処理支援手段
    が、受取人側端末及び支払人側端末の各々と前記情報通
    信ネットワークを介し双方向に情報伝送可能とするネッ
    トワーク処理手段を具備し、 前記受取人側端末から前記資金決済処理支援手段に対し
    て、1又は複数の前記支払人に対する決済請求情報及び
    該支払人の特定情報を伝送し、 前記資金決済処理支援手段は、前記支払人の特定情報に
    基づき前記支払人側端末に対して前記決済請求情報を伝
    送すると共に、該決済請求情報に基づき前記受取人の口
    座に関する未決済情報を記録し、 前記決済請求情報を前記支払人側端末にて受信した前記
    支払人が、前記受取人の前記口座に対する振込により該
    決済請求情報に係る決済を完了した場合に、前記資金決
    済処理支援手段は、前記未決済情報に対して消し込み処
    理を行うことを特徴とする情報通信ネットワークを介し
    た資金決済処理支援システム。
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