JP2002073834A - 図面管理システム - Google Patents

図面管理システム

Info

Publication number
JP2002073834A
JP2002073834A JP2000259109A JP2000259109A JP2002073834A JP 2002073834 A JP2002073834 A JP 2002073834A JP 2000259109 A JP2000259109 A JP 2000259109A JP 2000259109 A JP2000259109 A JP 2000259109A JP 2002073834 A JP2002073834 A JP 2002073834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
internet
creation
unit
transmission path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000259109A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Sato
昭一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000259109A priority Critical patent/JP2002073834A/ja
Publication of JP2002073834A publication Critical patent/JP2002073834A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】図面納入時における迅速化、図面管理の合理
化、検索の容易化、電子情報の再利用による費用の削減
を図ること。 【解決手段】伝送路4に接続され、図面発注側Aからの
指示内容である図面の作成仕様情報の書き込みを図面発
注側Aから受け付け、書き込まれた作成仕様情報を、図
面発注側Aによって認証された図面受注側Cに閲覧可能
とする図面作成仕様書込部9と、認証された図面受注側
Cに備えられ、伝送路4に接続され、図面作成仕様書込
部9に書き込まれた作成仕様情報を閲覧し、閲覧した作
成仕様情報に基づいて図面を作成し、この図面データを
伝送路4を介して送信する図面作成部1と、伝送路4に
接続され、図面作成部1から送信された図面データを受
信し、保存する図面保存部10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公団や、自
治体、企業等が運営・管理する施設、あるいは設備に関
するシステムを発注し、入札した業者からそのシステム
に関する図面を受け取り、その図面を管理する図面管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】公団や、自治体、企業等においては、各
種の施設や設備に関するシステムを発注した場合、その
システムの完成図面は、紙ベースで業者に納入させてい
る。そして、納入された完成図面を書棚に整理して保管
することにより管理している図面管理システムが一般的
である。企業等が保管している図面は、機密保持が必須
条件であり、複製コピー等を防止するためには、紙ベー
スが適しているからである。
【0003】したがって、業者では、発注を受けた内容
に対して、最適なデータ形式で図面を作成しているにも
かかわらず、指示に従って、紙に出力して完成図面を作
成している。図面の納入方法としても、作成された紙ベ
ースの完成図面を業者の担当者が直接持参したり、ある
いは、郵送や宅配等によって納入している。
【0004】しかしながら、公団や、自治体、企業等が
年度毎の更新工事を発注する場合、前年度工事を担当し
た業者が毎回受注できるとは限らない。仮に前年度に工
事を行った業者とは別の業者が受注した場合、発注側か
ら前年度工事の完成図面のコピーをもらい、この図面に
基づいて新たに図面を作成しなければならない。この図
面を作成する場合、図面のデータ形式は、受注した業者
が使用しているソフトに依存したものになる。これで
は、企業等の発注側において前年度工事における図面の
履歴管理が困難になるばかりか、同じ工事対象に対して
年度毎に別々のデータ形式の図面が存在する可能性があ
る。このことは、図面管理を煩雑にしているのみなら
ず、前年度図面作成にかけた費用が無駄になるばかりか
資源を浪費してしまうという問題がある。
【0005】一方、最近、インターネットの環境が整備
され、電子データ交換が盛んに行われており、完成図面
の納入、管理についても電子化およびネットワークを利
用して行うことが検討されている。
【0006】電子化およびネットワークの導入により、
図面納入時における作業のスピード化や、図面更新時に
おける作業の効率化が期待される。また、インターネッ
トの特徴を生かすことによって、公団や、自治体、企業
等は、図面の納入および更新作業に限らず、より多くの
業者との取引も可能となり、より良いシステムをより安
い価格で発注することができるという副作用も予想され
る。
【0007】公団や、自治体、企業等が、施設の管理シ
ステムを発注する場合、従来から取引のある業者だけに
入札資格を与えるよりは、インターネットを用いて公開
入札にした方が、自由競争原理に則りよりコストの安い
業者に発注することが可能となると予想される。従来入
札に恵まれなかった業者側においても、ビジネスチャン
スを広げることができ、技術力の向上につなげられるよ
うになり好影響を与えるものと予想される。
【0008】しかしながら、インターネット等のネット
ワークを図面の管理に利用する場合、適切なセキュリテ
ィ対策を講じなければ、ネットワークを介して、部外者
がその情報にアクセスし不正コピーが行われてしまう危
険性があるという問題がある。
【0009】また、インターネットを利用した電子デー
タの交換には、現在、HTML(Hyper Text Mark-up L
anguage)という言語を用い、HTTPというプロトコ
ルを使用して行われている。HTML言語はWWW(Wo
rld Wide Web)ブラウザの普及を促進した言語である。
しかしながら、このHTML言語は、決められた規定に
基づいた表現しかできず、その表現できる内容も限られ
ているという問題がある。
【0010】更に、インターネットを用いて行う電子デ
ータの交換方法は、特定の方法であり、データ交換した
い相手側においても、データ交換を行うためのハードウ
エアとソフトウエアを備えなければならないという問題
がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、従
来紙ベースで納入されていた図面を電子情報化し、その
納入をネットワークを経由して受け付け、更に、納入さ
れた図面を電子情報のまま管理するようにし、もって、
業者からの図面納入時における迅速化、図面管理の合理
化、検索の容易化、電子情報の再利用による費用の削減
を図ることが可能な図面管理システムを提供することに
ある。
【0012】また、その第2の目的は、ネットワークと
してインターネットを利用し、送受信する電子情報の規
定や表現内容の限定を無くし、もって、容易に、かつ、
より汎用的に電子情報を送受信することができる図面管
理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0014】すなわち、請求項1の発明では、伝送路に
接続され、図面発注側からの指示内容である図面の作成
仕様情報の書き込みを図面発注側から受け付け、書き込
まれた作成仕様情報を、図面発注側によって認証された
図面受注側に伝送路を介して閲覧可能とする図面作成仕
様書込部と、認証された図面受注側に備えられ、伝送路
に接続され、図面作成仕様書込部に書き込まれた作成仕
様情報を伝送路を介して閲覧し、閲覧した作成仕様情報
に基づいて図面を作成し、この作成した図面の図面デー
タを伝送路を介して送信する図面作成部と、伝送路に接
続され、図面作成部から送信された図面データを伝送路
を介して受信し、保存する図面保存部とを備える。
【0015】従って、請求項1の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
従来紙ベースで納入されていた図面を、電子化してネッ
トワーク経由で納入することができる。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の発明の図
面管理システムにおいて、図面発注側は、伝送路に接続
され、図面作成部から送信された図面データを伝送路を
介して受信し、図面データに基づく図面が、作成仕様情
報に基づいて作成されているものと判定した場合には、
受信した図面データを伝送路を介して送信し、図面保存
部は、図面発注側から送信された図面データを伝送路を
介して受信し、保存する。
【0017】従って、請求項2の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
図面が仕様通りに作成されているかを確認してから保存
することができる。
【0018】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明の図面管理システムにおいて、図面保存部
は、受信した図面データのデータ形式を、XMLに変換
してから保存する。
【0019】従って、請求項3の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
データ形式に依存したソフトが不要となり、ソフト購入
費を削減することができる。
【0020】請求項4の発明では、インターネットに接
続され、図面の作成仕様情報をXMLデータに変換して
インターネットを介して送信するとともに、図面の作成
を委託する委託先に対して認証を行うWWWサーバから
なる図面発注側と、インターネットに接続され、図面発
注側から送信される作成仕様情報をインターネットを介
して受信し、受信した作成仕様情報を、図面発注側によ
って認証された委託先にインターネットを介して閲覧可
能とする第1のWebサーバからなる図面作成仕様表示
部と、認証された委託先に備えられ、インターネットに
接続され、図面作成仕様表示部で表示された作成仕様情
報をインターネットを介して閲覧し、閲覧した作成仕様
情報に基づいて図面を作成し、この作成した図面のデー
タ形式をXMLに変換してインターネットを介して送信
するWWWサーバからなる図面作成部と、インターネッ
トに接続され、図面作成部から送信された図面データを
インターネットを介して受信し、保存する第2のWeb
サーバからなる図面保存部とを備える。
【0021】従って、請求項4の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
WWWクライアントのソフトだけで情報交換が可能とな
るので、無駄なソフトを購入する必要が無く、経費を削
減することができる。
【0022】請求項5の発明では、請求項4の発明の図
面管理システムにおいて、図面保存部に保存されている
図面データを図面作成部において更新し、更新後の図面
データを図面保存部に保存する場合、図面作成部が、図
面保存部に保存されている図面データを更新可能なソフ
トウエアを備えていない場合には、図面保存部が、この
図面データを更新可能なソフトウエアをインターネット
を介して図面作成部に提供する。
【0023】従って、請求項5の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
業者側は、完成図面のデータ形式を取り扱うことのでき
るソフトをタイムリーに購入することができる。このこ
とにより、作成する図面のデータ形式調査に始まって、
そのソフトを購入するまでの時間を短縮することができ
る。
【0024】請求項6の発明では、請求項4または請求
項5の発明の図面管理システムにおいて、図面保存部に
保存されている図面データを図面作成部において更新
し、更新後の図面データを図面保存部に保存する場合、
更新後の図面データを、更新履歴情報を付加して保存す
る。
【0025】従って、請求項6の発明の図面管理システ
ムにおいては、以上のような手段を講じることにより、
例えば、年度毎の工事において、どのような工事が行わ
れたかの履歴管理をすることができる。このことによ
り、年度毎の差分が何であるかを確認することができ、
更には、その差分だけ保存することにより、保存するデ
ータ量を削減することも可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0027】本発明の実施の形態を図1から図5を用い
て説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態に係る図面管
理システムの全体構成の一例を示す構成図である。
【0029】図2は、業者側システムから送信された図
面データの保存時におけるデータの流れを示す図であ
る。
【0030】すなわち、本発明の実施の形態に係る図面
管理システムは、図1に示すように、企業側システム
A、管理センター側システムB、業者側システムCおよ
びこれらシステムを相互に接続するインターネット4か
ら構成している。
【0031】企業側システムAは、自己の管理する施設
や設備を管理・運営する企業に備えられたシステムであ
る。
【0032】ここでは、パソコン等からなる計算機1お
よびVPN(Virtual Private Network)対応ルータ2
を備えており、計算機1とVPN対応ルータ2とは、L
AN3を介して互いに接続しており、更にVPN対応ル
ータ2は、インターネット4に接続している。また、計
算機1には、WWWブラウザソフト5を備えている。
【0033】以上のような構成とすることによって、企
業側システムAにおいては、計算機1にインストールさ
れたWWWブラウザソフト5を用いることによって、業
者側システムCから送信された図面データを閲覧した
り、LAN3、VPN対応ルータ2を介してインターネ
ット4にアクセスできるようにしている。
【0034】管理センター側システムBは、企業(企業
側システムA)から依頼された図面を保管・管理する管
理センターに備えられたシステムである。
【0035】ここでは、サーバ7、VPN(Virtual Pr
ivate Network)対応ルータ2、及びデータベースエリ
ア10を備えており、サーバ7とVPN対応ルータ2と
は、LAN8を介して互いに接続しており、更にVPN
対応ルータ2は、インターネット4に接続している。サ
ーバ7とデータベースエリア10とは専用回線11を介
して接続している。また、サーバ7には、WWWブラウ
ザソフト5と、ホームページエリア9と、データベース
エリア10とを備えている。
【0036】サーバ7では、WWWブラウザソフト5を
用いることによって、LAN8、VPN対応ルータ2を
介してインターネット4にアクセスできるようにしてい
る。更に、データベースエリア10において図面を保存
・管理したり、WWWブラウザソフト5を介して、デー
タベースエリア10に保存している図面を企業側システ
ムAや業者側システムCへ送信する。
【0037】ホームページエリア9は、各業者向けのホ
ームページを登録・保存するエリアであり、この業者向
けのホームページには、図面を発注する側である企業
が、企業側システムAのWWWブラウザソフト5を用い
て作成した、図面の作成仕様情報等を登録している。図
面の受注側である業者は、業者側システムCのWWWブ
ラウザソフト5を用いてこのホームページの内容を閲覧
することにより、企業側からの指示内容である図面の作
成仕様情報を取得するようにしている。なお、このホー
ムページは、例えばディジタル認証技術を用いることに
よって、許可された業者のみしかアクセスされないよう
にしており、情報の機密性を保持している。
【0038】業者側システムCは、企業(企業側システ
ムA)からの発注依頼を受けた業者側に備えられたシス
テムである。
【0039】ここでは、業者ごとにパソコン等からなる
計算機1およびVPN(Virtual Private Network)対
応ルータ2を備えており、計算機1とVPN対応ルータ
2とは、LAN12を介して互いに接続しており、更に
VPN対応ルータ2は、インターネット4に接続してい
る。また、計算機1には、WWWブラウザソフト5を備
えている。
【0040】なお、図1には、業者側システムCの一例
として、2社の業者、すなわち業者aと業者bのみにつ
いて示しているが、2社に限るものではない。
【0041】以上のような構成とすることによって、業
者側システムCにおいては、計算機1にインストールさ
れたWWWブラウザソフト5を用いることによって、L
AN3、VPN対応ルータ2を介してインターネット4
にアクセスできるようにしている。
【0042】次に、管理センター側システムBにおいて
行う図面の保存方法について説明する。
【0043】業者側システムCでは、計算機1に、図示
しないソフトウエアを備えており、企業から発注される
図面を、それぞれ最適なソフトウエアを使用して作成す
る。例えば、文書データであればdoc形式、図データ
であればAutocad形式である。更に、このように
作成した図面を、WWWブラウザソフト5を用いること
により、FTP等のプロトコルによってインターネット
4を介して企業側システムAまたは管理センター側シス
テムBに送信する。
【0044】管理センター側システムBでは、業者側シ
ステムCから直接的に、またはいったん企業側システム
Aを経由して送信された図面を、サーバ7で受信し、さ
らにサーバ7からデータベースエリア10に転送してこ
こで保存する。このとき、保存される図面のデータ形式
は、業者側システムCで作成されたデータ形式のままで
もよく、また、後述するようにXMLに変換してから保
存するようにしても良い。
【0045】データベースエリア10に図面を保存管理
する場合、一般的には、業者側システムC、または企業
側システムAから送信された図面を、その内容によって
分類し、所定のサブディレクトリに保存する方法が考え
られる。しかしながら、これは、管理センター側におい
てオペレータが意図的に設計しなければならない。取り
扱う図面の量が少ない場合、この方法でも十分管理可能
であるが、多数の業者との間で、多種多様の図面を取り
扱うこともある場合においては不十分である。
【0046】そこで、本発明の実施の形態においては、
図2のルート1に示すように、サーバ7において、企業
側システムAまたは業者側システムCから送信されてき
た図面データ14の管理情報(ディレクトリ名、ファイ
ル名、履歴情報)を記録したリストを作成し、このリス
トに従って分類したデータベースエリア10に図面デー
タ14を保存する。このことにより、どこにどのような
図面データ14が保存されているかを容易に検索するこ
とが可能となる。
【0047】また、別の方法としては、図2のルート2
に示すように、サーバ7とデータベースエリア10との
間に、サーバ7が受信した図面データ14を、次世代H
TMLのデータ形式であるXMLに変換するXML変換
手段16を備え、このXML変換手段16によってXM
L変換した図面データ14をデータベースエリア10に
保存するようにする。XMLは、次世代のHTMLとし
て統一したデータ形式であるために、図面データをXM
Lに変換して保存することによって、インターネット環
境を利用した本システムの汎用性を、将来に亘って確保
する。
【0048】更に別の方法としては、図2のルート3に
示すように、ルート2に示すXML変換手段16とデー
タベースエリア10との間に、XMLデータを圧縮する
圧縮手段17を更に備え、XML変換手段16によって
XML変換された図面データ14を圧縮手段17で圧縮
してからデータベースエリア10に保存するようにす
る。
【0049】これによって、データベースエリア10の
記憶容量を効率よく使用するようにしている。
【0050】なお、上述した図2に示すルート2および
ルート3のように、図面データ14をXML変換してデ
ータベースエリア10に保存する場合においても、サー
バ7において、図面データ14の管理情報(ディレクト
リ名、ファイル名、履歴情報)を記録したリストを作成
し、このリストに従って図面データ14を分類したデー
タベースエリア10に保存することにより、検索を容易
としている。
【0051】管理センター側システムBでは、このよう
に、データベースエリア10に保存した図面を、アクセ
ス頻度によりDAT等の磁気テープからなる2次媒体で
あるデータ保存媒体19へ保存する。しかしながら、磁
気テープは、10年程度しか寿命がもたないために、寿
命が近くなると媒体を更新する必要がある。その場合に
は、マイクロフィルム20に保存する。
【0052】マイクロフィルム20は100年ベースで
管理することができるため、寿命の心配が実質的になく
なる。このことにより、媒体更新における作業費及び媒
体費を削減することができる。
【0053】次に、管理センター側システムBと、企業
側システムAおよび業者側システムCとの間の図面デー
タの送受信方法について説明する。
【0054】管理センター側システムBと、企業側シス
テムAおよび業者側システムCとの間の図面データの送
受信においては、XML言語を用いて行う。このXLM
言語は、HTMLの拡張言語として規定されたものであ
り、HTMLで行えないような内容のデータであっても
送受信を可能とする言語である。管理センター側システ
ムBと、企業側システムAおよび業者側システムCとの
間の図面データの送受信においては、このXML言語を
用いて行うことによって、容易に、かつ、将来に亘って
もより汎用的にデータの送受信を行うことを可能として
いる。
【0055】次に、データベースエリア10に管理され
ている図面データを再利用する場合の方法について説明
する。
【0056】本実施の形態に係る図面管理システムにお
いては、データベースエリア10に管理されている図面
データを再利用して業者側に提供する場合、図面データ
に電子透かし技術を施すようにしている。これによっ
て、不正なコピーを防止するようにしている。
【0057】また、管理センター側システムBは、図面
を作成するために必要なソフトを、多くのソフト販売会
者と提携することにより、より安くソフトを業者へ提供
できるようにしている。
【0058】電子データのデータ形式は、そのデータが
作成されたソフトウエアに依存する。すなわち、保存さ
れている図面を更新する場合、その図面を作成したソフ
トが必要となる。所望のソフトウエアを既に所有してい
る場合には問題ないが、持っていなければ、企業または
業者はそのソフトウエアを購入する必要があるが、本実
施の形態に係る図面管理システムにおいては、上述した
ように、図面を作成するために必要なソフトを、多くの
ソフト販売会者と提携することにより、より安く企業ま
たは業者へインターネット4を介してオンラインで提供
できるようにしている。
【0059】なお、請求項でいう伝送路、図面発注側、
図面受注側、図面作成部、図面保存部は、本発明の実施
の形態においてインターネット4、企業側システムA、
業者側システムC、計算機1、データベースエリア10
にそれぞれ相当する。また、請求項でいう図面作成仕様
書込部および図面作成仕様表示部は、本発明の実施の形
態において管理センター側システムBのホームページエ
リア9に相当する。
【0060】次に、以上のように構成した本発明の実施
の形態に係る図面管理システムの動作について説明す
る。
【0061】本発明の実施の形態に係る図面管理システ
ムの動作は、図3から図5にその動作の流れのパターン
を示すように、1)図面の登録、2)図面の検索および
閲覧、3)図面の更新の3つに分類される。よって、こ
れら各分類毎にその動作について説明する。
【0062】1)図面の登録 業者が作成した図面を登録する場合における動作の流れ
は、図3に示すように2通りあり、ケースaに示すよう
に、業者から企業にインターネット4を介して納入さ
れ、企業で、その図面の内容について確認した後に、管
理センターに送信されデータベースエリア10に保存さ
れる場合と、ケースbに示すように、業者から管理セン
ターに直接送信される場合とがある。
【0063】業者側システムCにおいては、最適なソフ
トウエアによって図面が作成される。そしてこの作成さ
れた図面データは、インターネット4を介してケースa
に示すように企業側システムAに、またはケースbに示
すように管理センター側システムBに送信される。
【0064】ケースaの場合、業者側システムCから送
信されたこの図面データは、企業側システムAにおいて
その内容が確認された後に、企業側システムAから管理
センター側システムBへとインターネット4を介して送
信される。
【0065】このように管理センター側システムBへと
送信された図面データは、サーバ7によって受信され、
ここで管理情報(ディレクトリ名、ファイル名、履歴情
報)を記録したリストが作成された後にデータベースエ
リア10に転送される。そして、データベースエリア1
0では、この管理情報に基づいて保存される。このよう
にデータベースエリア10に保存された図面データに
は、電子透かし技術が適用され、不正コピーが防止され
る。
【0066】なお、図面データがデータベースエリア1
0に保存される場合には、XML変換された後に保存さ
れても良い。また、XML変換された後に更に圧縮され
てから保存されても良い。
【0067】2)図面の検索および閲覧 管理センターのデータベースエリア10に保存されてい
る図面の検索および閲覧時における動作の流れは、図4
に示す通り3通りある。
【0068】ケースaは、企業が管理センターから所定
の図面データを検索して閲覧する場合であり、ケースb
は、業者が閲覧する図面を企業が管理センターから検索
し、業者に転送する場合であり、ケースcは、業者が管
理センターから直接検索して閲覧する場合である。
【0069】管理センター側システムBのデータベース
エリア10に保存されている図面データは、サーバ7が
蓄えている管理情報(ディレクトリ名、ファイル名、履
歴情報)に基づいて保存されている。したがって、企業
側システムAまたは業者側システムCからWWWブラウ
ザソフト5を利用してこの管理情報の内容を参照するこ
とによって、所望の図面データの検索が容易になされ
る。
【0070】このように検索した図面データは、インタ
ーネット4を介して企業側システムAまたは業者側シス
テムCに取り込まれる。更に、ケースbの場合には、企
業側システムAによって取り込まれた図面データは、企
業側システムAから業者側システムCへと転送される。
【0071】企業側システムAまたは業者側システムC
においては、自己が備えているWWWブラウザソフト5
またはその他のソフトウエアを用いてその内容が閲覧さ
れる。
【0072】3)図面の更新 管理センターのデータベースエリア10に保存されてい
る図面を再利用して更新する場合における動作の流れ
は、図5に示す通り4通りある。
【0073】ケースaは、企業が管理センターから所定
の図面を検索して更新した後に再登録する場合、ケース
bは、企業が管理センターから図面を取り出して業者に
転送し、業者側で更新された図面を業者が直接、あるい
は企業を介して管理センターに再登録する場合、ケース
cは、業者が管理センターから図面を取り出して更新
し、企業を介して管理センターに再登録する場合、ケー
スdは、業者が管理センターから図面を取り出して更新
し、更新後に管理センターに再登録する場合である。
【0074】このようにデータベースエリア10に保存
されている図面データを再利用して更新し、更新後の図
面データを再登録する場合においては、先ず、所望の図
面データをデータベースエリア10から取り出す必要が
あるが、データベースエリア10からの図面の取り出し
方法については、上述した2)図面の検索および閲覧で
説明したものと同様であるのでここではその説明を省略
する。
【0075】管理センター側システムBのデータベース
エリア10から取り出された図面データは、取り出し先
の企業側システムAまたは業者側システムCにおいて、
所定のソフトウエアによって加工あるいは変更作業等が
なされることによって更新される。
【0076】なお、図面データを更新する企業側システ
ムAまたは業者側システムCが、取り出した図面データ
を更新するためのソフトウエアを備えていない場合に
は、必要なソフトウエアもまた管理センター側システム
Bから、インターネット4を介して提供される。
【0077】このようにして更新された図面データは、
上述した1)図面の登録において説明したものと同様の
動作によって管理センター側システムBのデータベース
エリア10に保存される。
【0078】本発明の実施の形態に係る図面管理システ
ムにおいては、上述したように、企業側システムAと管
理センター側システムBと業者側システムCとを互いに
インターネット4を介して接続し、これら相互間でイン
ターネット4を介して、図面の作成仕様情報の提示や、
電子情報化した図面データの納入・保存や、保存された
図面データの検索・閲覧・再利用を行うことにより、業
者からの図面納入時における迅速化、図面管理の合理
化、検索の容易化、電子情報の再利用による費用削減を
図ることが可能となる。
【0079】なお、インターネット4という自由な情報
交換の場では、情報が他に漏れる可能性も懸念される
が、本発明による図面管理システムでは、VPN対応ル
ータ2を適用することによって、高いセキュリティの実
現が可能となる。また、図面データを保存する場合に
は、電子透かし技術を用いているので、不正コピーも防
止も可能となる。
【0080】また、本図面管理システムは、HTMLの
拡張言語であり、次世代の言語として位置づけられてい
るXLMにも対応しているので、送受信する電子情報の
規定や表現内容の限定を無くし、図面データの送受信が
容易に、かつ、将来に亘った汎用的な図面データの送受
信環境の実現が可能となる。
【0081】更に、管理センター側システムBは、多く
のソフト販売会者と提携し、図面を作成するために必要
なソフトを入手できるので、企業や業者が適切なソフト
を持っていない場合であっても、それをインターネット
4を介して即座に提供することが可能となる。
【0082】記録媒体の寿命対策も講じており、100
年ベースでの保存が可能なマイクロフィルム20をバッ
クアップ用の2次記録媒体として用いることによって、
実質的に永久的な記録が可能となる。
【0083】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来紙ベースで納入されていた図面を電子情報化し、そ
の納入をネットワークを経由して受け付け、更に、納入
された図面を電子情報のまま管理することができる。
【0085】以上により、業者からの図面納入時におけ
る迅速化、図面管理の合理化、検索の容易化、電子情報
の再利用による費用の削減を図ることが可能な図面管理
システムを実現することができる。
【0086】また、本発明によれば、ネットワークとし
てインターネットを利用し、送受信する電子情報の規定
や表現内容の限定を無くすことができる。
【0087】以上により、電子情報の送受信を容易に、
かつ、より汎用的に行うことが可能な図面管理システム
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る図面管理システムの
全体構成の一例を示す構成図
【図2】業者側システムから送信された図面データの保
存時におけるデータの流れを示す図
【図3】本発明の実施の形態に係る図面管理システムに
おいて図面の登録を行う場合における動作の流れを示す
【図4】本発明の実施の形態に係る図面管理システムに
おいて図面の検索および閲覧を行う場合における動作の
流れを示す図
【図5】本発明の実施の形態に係る図面管理システムに
おいて図面の更新を行う場合における動作の流れを示す
【符号の説明】 A…企業側システム B…管理センター側システム C…業者側システム 1…計算機 2…VPN対応ルータ 3、8、12…LAN 4…インターネット 5…WWWブラウザソフト 7…サーバ 9…ホームページエリア 10…データベースエリア 11…専用回線 14…図面データ 16…XML変換手段 17…圧縮手段 19…データ保存媒体 20…マイクロフィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路に接続され、図面発注側からの指
    示内容である図面の作成仕様情報の書き込みを前記図面
    発注側から受け付け、前記書き込まれた作成仕様情報
    を、前記図面発注側によって認証された図面受注側に前
    記伝送路を介して閲覧可能とする図面作成仕様書込部
    と、 前記認証された図面受注側に備えられ、前記伝送路に接
    続され、前記図面作成仕様書込部に書き込まれた作成仕
    様情報を前記伝送路を介して閲覧し、前記閲覧した作成
    仕様情報に基づいて図面を作成し、この作成した図面の
    図面データを前記伝送路を介して送信する図面作成部
    と、 前記伝送路に接続され、前記図面作成部から送信された
    図面データを前記伝送路を介して受信し、保存する図面
    保存部とを備えたことを特徴とする図面管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の図面管理システムにお
    いて、 前記図面発注側は、前記伝送路に接続され、前記図面作
    成部から送信された図面データを前記伝送路を介して受
    信し、前記図面データに基づく図面が、前記作成仕様情
    報に基づいて作成されているものと判定した場合には、
    前記受信した図面データを前記伝送路を介して送信し、 前記図面保存部は、前記図面発注側から送信された図面
    データを前記伝送路を介して受信し、保存するようにし
    たことを特徴とする図面管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の図面管
    理システムにおいて、 前記図面保存部は、前記受信した図面データのデータ形
    式を、XMLに変換してから保存するようにしたことを
    特徴とする図面管理システム。
  4. 【請求項4】 インターネットに接続され、図面の作成
    仕様情報をXMLデータに変換して前記インターネット
    を介して送信するとともに、前記図面の作成を委託する
    委託先に対して認証を行うWWWサーバからなる図面発
    注側と、 前記インターネットに接続され、前記図面発注側から送
    信される前記作成仕様情報を前記インターネットを介し
    て受信し、前記受信した作成仕様情報を、前記図面発注
    側によって認証された委託先に前記インターネットを介
    して閲覧可能とする第1のWebサーバからなる図面作
    成仕様表示部と、 前記認証された委託先に備えられ、前記インターネット
    に接続され、前記図面作成仕様表示部で表示された作成
    仕様情報を前記インターネットを介して閲覧し、前記閲
    覧した作成仕様情報に基づいて図面を作成し、この作成
    した図面のデータ形式をXMLに変換して前記インター
    ネットを介して送信するWWWサーバからなる図面作成
    部と、 前記インターネットに接続され、前記図面作成部から送
    信された図面データを前記インターネットを介して受信
    し、保存する第2のWebサーバからなる図面保存部と
    を備えたことを特徴とする図面管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の図面管理システムにお
    いて、 前記図面保存部に保存されている図面データを前記図面
    作成部において更新し、前記更新後の図面データを前記
    図面保存部に保存する場合、前記図面作成部が、前記図
    面保存部に保存されている図面データを更新可能なソフ
    トウエアを備えていない場合には、前記図面保存部が、
    この図面データを更新可能なソフトウエアを前記インタ
    ーネットを介して前記図面作成部に提供するようにした
    ことを特徴とする図面管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の図面管
    理システムにおいて、 前記図面保存部に保存されている図面データを前記図面
    作成部において更新し、前記更新後の図面データを前記
    図面保存部に保存する場合、前記更新後の図面データ
    を、更新履歴情報を付加して保存するようにしたことを
    特徴とする図面管理システム。
JP2000259109A 2000-08-29 2000-08-29 図面管理システム Pending JP2002073834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259109A JP2002073834A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 図面管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000259109A JP2002073834A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 図面管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002073834A true JP2002073834A (ja) 2002-03-12

Family

ID=18747326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000259109A Pending JP2002073834A (ja) 2000-08-29 2000-08-29 図面管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002073834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015450A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-17 Kenneth Malcolm Keys Quotation system and apparatus thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005015450A1 (en) * 2003-08-08 2005-02-17 Kenneth Malcolm Keys Quotation system and apparatus thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ramachandran et al. Towards a decentralized data marketplace for smart cities
JP4011243B2 (ja) 電子原本管理装置および方法
US7743427B2 (en) System for dynamically encrypting information for secure internet commerce and providing embedded fulfillment software
US20040193630A1 (en) System and method for efficient integration of government administrative and program systems
KR20100105643A (ko) 네트워크 상의 포맷된 지적 재산권 데이타 교환
CN102640162A (zh) 云计算环境内对电子通信中的文档的动态访问控制
JP5059245B1 (ja) 芸術作品のギャラリー間取引システム
CN107071001A (zh) 智能交通Web信息共享服务平台架构方法
KR20060084032A (ko) 전자 문서 관리 시스템 및 그 운영 방법
JP4550087B2 (ja) 検索仲介システム
KR20020033380A (ko) 기업간 업무 수행을 위한 엑스엠엘/이디아이 처리 시스템및 그 방법
JP2002073834A (ja) 図面管理システム
JPWO2002061645A1 (ja) コンテンツデータベースを用いたページデータ作成のためのブックオンデマンド・システム
JP4900469B2 (ja) 検索仲介システム
JP2002245264A (ja) Xmlのdtd管理システムと方法およびxmlのdtd流通システムと方法ならびにプログラム
Bellwood et al. UDDI Version 2.03 data structure reference
Xiu et al. Study of integrated information platform of 4PL based on collaborative environment
JP4011593B2 (ja) 電子原本管理装置および方法
JP2001243103A (ja) 文書管理支援システム
JP4603644B2 (ja) 情報処理装置、記憶媒体
JP3974145B2 (ja) 電子原本管理装置および方法
JP3676649B2 (ja) 訃報配信システムおよびその方法
JP3974144B2 (ja) 電子原本管理装置および方法
JP2002024609A (ja) 情報提供モール・システム
JP4698012B2 (ja) ドキュメント提供システムおよび提供方法