JP2002073666A

JP2002073666A - 情報提供システム及び情報提供サーバ及び情報受信端末並びに情報提供プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number: JP2002073666A
Application number: JP2000258416A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Ozawa; 泰生小澤; Keisuke Tsuji; 啓介辻; Soichi Nitta; 壮一仁田; Tadashi Hiroshima; 規廣嶋
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 2000-08-29
Filing date: 2000-08-29
Publication date: 2002-03-12

Abstract

(57)【要約】【課題】情報提供システムにおいて、提供すべき情報
は一度に全てを送信しているため、送信する際のデータ
容量が大きくなり通信時間が長くなってしまうという問
題があった。【解決手段】情報受信者の次の行動を予測する予測手
段と、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推薦
文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成する
リコメンド情報生成手段と、上記リコメンド情報を送信
する送信手段とを有する情報提供サーバと、上記リコメ
ンド情報を受信する受信手段と、上記返答文が選択され
るとその返答文に対応する広告情報を出力する出力手段
とを有する情報受信端末と、からなる情報提供システム
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、受信者の状況に応
じた効果的な広告付き情報を提供する情報提供システ
ム、情報提供サーバ、情報受信端末、及びプログラムを
記録した記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、携帯型の情報端末に対して通
信回線を介して広告付き情報を提供するサービスが実施
されている。携帯型の情報端末は、可搬性に優れてお
り、また、ユーザ毎に個別に保持する形態が主流である
ため、ユーザの状況に応じた内容の広告付き情報を個別
に提供することにより、ユーザにとってはさらに価値の
高い情報を取得することが可能である。

【０００３】特開平１１−６５４３４号公報には、移動
中のユーザが利便性の高い情報を得られるよう、ユーザ
の現在位置情報を含む個人情報に応じた情報を提供する
技術が開示されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平１１−６５４３４号公報に開示された技術では、ユ
ーザの位置情報に応じた内容の広告付き情報を提供する
ことは可能であるが、提供すべき情報は一度に全てを送
信しているため、送信する際のデータ容量が大きくなり
通信時間が長くなってしまうという問題、あるいは、受
信すべきデータ容量が大きくなり情報端末の必要なメモ
リ容量が増大するという問題が発生する。

【０００５】さらに、提供された情報はユーザに提示さ
れるのみであり、その情報に対するユーザの応答をサー
バに返信して、その応答内容に応じた内容の情報を再度
ユーザに提供するという情報交換形式の情報提供を行な
うことはできない。

【０００６】本発明の目的は、情報受信装置が例えば携
帯電話のように入力手段、表示サイズ、メモリ容量に制
限がある場合にも、簡単な操作かつ少ないデータ量によ
り、ユーザの状況に応じた効果的な情報を提供可能な情
報提供システムを提供するところにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、情報受信者の次の行動を予測する予測手
段と、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推薦
文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成する
リコメンド情報生成手段と、上記リコメンド情報を送信
する送信手段とを有する情報提供サーバと、上記リコメ
ンド情報を受信する受信手段と、上記返答文が選択され
るとその返答文に対応する広告情報を出力する出力手段
とを有する情報受信端末と、からなる情報提供システム
を提供する。

【０００８】本発明によれば、情報提供サーバは、まず
初めに情報受信者の次の行動を促す文章を送信し、次に
情報受信者が希望した場合にのみ、その文章に対応する
広告情報を提供するため、無駄なデータの送信を排除す
ることが可能である。また、情報受信端末は、返答文を
選択するという行為のみで情報提供サーバに答えを返す
ことができるため、情報受信端末が例えば携帯電話のよ
うに入力手段に制限があるような場合でも、返答文を選
択するという手段のみで、容易に実行することができ、
ユーザインタフェースを向上させることが可能である。

【０００９】また、本発明は、上記予測手段は、時間情
報又は位置情報あるいはそれらの組合せに基づいて予測
することを特徴とする情報提供システムを提供する。

【００１０】本発明によれば、情報提供サーバは、情報
受信者の次の行動を時間情報や位置情報から予測するこ
とができ、情報受信者の現在の状況に応じた適切な広告
情報を提供することが可能である。さらに、現在時間情
報に基づいて情報受信者の次の行動を予測するため、受
信者にとってタイムリーな情報を提供することが可能で
ある。

【００１１】また、本発明は、上記情報受信端末にサー
ビス情報を提供するサービス提供装置をさらに備え、上
記サービス提供装置は、上記リコメンド情報を受信し、
該リコメンド情報を上記サービス情報に付加して上記情
報受信端末に提供することを特徴とする情報提供システ
ムを提供する。

【００１２】本発明によれば、受信者の所望の情報を受
信者に定期的に配信しているサービス提供装置は、該情
報に上記リコメンド情報を添付して受信者に提供するこ
とができるため、既存のサービス提供装置に付加価値を
付けることが可能である。さらに、上記情報提供サーバ
は上記サービス提供装置から利用者のＩＤ情報又は上記
サービス情報を特徴付けるキーワード情報あるいはそれ
らの組合せを受信できるようにしておくことにより、情
報提供サーバは、利用者のＩＤ情報に基づいて予め登録
された該利用者の趣味や嗜好情報を参照してリコメンド
情報を生成することができるため、受信者の期待する広
告情報を精度良く提供することが可能である。また、情
報提供サーバは、サービス提供装置から該サービス提供
装置が配信しているサービス情報を特徴付けるキーワー
ド情報に基づいてリコメンド情報を生成することができ
るため、サービス情報に合致した内容の広告情報を提供
することが可能である。

【００１３】また、本発明は、上記リコメンド情報生成
手段は、上記返答文に対応するデータを、上記推薦文の
内容に応じた広告ＷｅｂサイトのＵＲＬ情報と対応付け
てリコメンド情報を生成することを特徴とする情報提供
システムを提供する。

【００１４】本発明によれば、返答文に対応するデータ
が推薦文の内容に応じた広告ＷｅｂサイトのＵＲＬ情報
と対応付けられているため、情報受信者が情報受信端末
において、該返答文を選択すると、リンクの張られた上
記広告Ｗｅｂサイトにアクセスして、そのページを表示
することが可能である。この構成により、情報提供サー
バは、予め広告Ｗｅｂサイトの表示データを蓄積してお
く必要がなくなる。また、広告Ｗｅｂサイトの内容が更
新されても常に最新の内容を受信者に提供することが可
能である。

【００１５】また、本発明は、上記リコメンド情報生成
手段は、予め登録された上記情報受信端末の表示画面に
一度に表示可能な文字数を示す情報に基づいてリコメン
ド情報を生成することを特徴とする情報提供システムを
提供する。

【００１６】本発明によれば、情報受信端末は、リコメ
ンド情報の全ての文章を一度に表示画面に表示すること
ができるため、受信者にとって見やすい表示形態を提供
することができ、ユーザインタフェースを向上させるこ
とが可能である。

【００１７】また、本発明は、上記リコメンド情報生成
手段は、予め登録された上記情報受信端末の表示画面の
１行に表示可能な文字数情報に基づいてリコメンド情報
を生成することを特徴とする情報提供システムを提供す
る。

【００１８】本発明によれば、情報受信端末は、リコメ
ンド情報の推薦文及び返答文をそれぞれ１行で表示する
ことができるため、受信者にとって見やすい表示形態を
提供することができ、ユーザインタフェースを向上させ
ることが可能である。さらに、推薦文及び返答文をそれ
ぞれ１行で表示させる場合、例えば推薦文は「・・・す
る？」、「・・・はどう？」、といった表現の短文に、
また、返答文は「するする！」、「それいいね！」、と
いった表現の短文でそれぞれ表現される。そのため、あ
たかも受信者は第３者と会話をするような感覚でスムー
ズに情報交換を行うことができ、ユーザインタフェース
を向上させることが可能である。

【００１９】また、本発明は、情報受信者の次の行動を
予測する予測手段と、上記予測された次の行動を促す推
薦文とその推薦文に対応する返答文とを含むリコメンド
情報を生成するリコメンド情報生成手段と、上記リコメ
ンド情報を送信する送信手段とを有することを特徴とす
る情報提供サーバを提供する。

【００２０】本発明によれば、情報提供サーバは、まず
初めに情報受信者の次の行動を促す文章を送信し、次に
情報受信者が希望した場合にのみ、その文章に対応する
広告情報を提供するため、無駄なデータの送信を排除す
ることが可能である。

【００２１】また、本発明は、情報受信者の次の行動を
促す推薦文とその推薦文に対応する返答文とを含むリコ
メンド情報を受信する受信手段と、上記返答文が選択さ
れるとその返答文に対応する広告情報を表示する表示手
段とを有することを特徴とする情報受信端末を提供す
る。

【００２２】本発明によれば、情報受信端末は、返答文
を選択するという行為のみで情報提供サーバに答えを返
すことができるため、情報受信端末が例えば携帯電話の
ように入力手段に制限があるような場合でも、返答文を
選択するという手段のみで、容易に実行することがで
き、ユーザインタフェースを向上させることが可能であ
る。

【００２３】また、本発明は、情報受信者に情報を提供
するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、情報受信者の次の行動を予測するス
テップと、上記予測された次の行動を促す推薦文とその
推薦文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成
するステップと、上記リコメンド情報を送信するステッ
プと、をコンピュータに実行させる情報提供プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供
する。

【００２４】本発明によれば、上記記録媒体をコンピュ
ータに実行させることにより、まず初めに情報受信者の
次の行動を促す文章を送信し、次に情報受信者が希望し
た場合にのみ、その文章に対応する広告情報を提供する
ことができるため、無駄なデータの送信を排除すること
が可能な情報提供サーバを実現することが可能である。

【００２５】また、本発明は、情報受信者の次の行動を
予測する予測手段と、上記予測された次の行動を促す推
薦文とその推薦文に対応する返答文とを含むリコメンド
情報を生成するリコメンド情報生成手段と、上記リコメ
ンド情報を送信する第１の送信手段とを有する情報提供
サーバと、上記リコメンド情報を受信する第１の受信手
段と、上記返答文が選択されるとその返答文に対応する
レスポンス情報を送信する第２の送信手段とを有する情
報受信端末と、を備える情報提供システムであって、上
記情報提供サーバは、上記レスポンス情報を受信する第
２の受信手段をさらに備え、上記リコメンド情報生成手
段は上記レスポンス情報に基づいて上記リコメンド情報
を再生成することを特徴とする情報提供システムを提供
する。

【００２６】本発明によれば、情報提供サーバは、まず
初めに情報受信者の次の行動を促す文章及びその返答を
示す文章を含むリコメンド情報を送信し、次に情報受信
者からのレスポンス情報を受信した場合には、その情報
に基づいてリコメンド情報を再生成して、再度、受信者
に送信するため、情報交換形式の情報提供が可能であ
る。

【００２７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。本実施の形態では情報受信端末を
携帯電話に適用した例で説明する。

【００２８】まず、本発明の基本となる考え方を第１の
実施の形態、第２の実施の形態で説明する。＜第１の実施の形態＞本発明では、所定の時刻にサービ
ス情報を携帯電話に配信するサービス提供システムの利
用者に対して、例えば、正午頃街中を歩いているとき
に、「お腹すいた？」、「すいた！」という情報が付加
されたサービス情報を利用者の携帯電話に受信させて表
示させることが可能である。その際、受信者がちょうど
お腹がすいている場合、「すいた！」を選択すると、受
信者の現在位置の近くのファーストフード店の広告情報
を表示させることが可能である。

【００２９】図１は本実施の形態におけるシステム構成
例であり、図２は上記説明のような場合における携帯電
話の表示画面例である。図１において、１０１は携帯電
話であり、キャリアゲートウェイ１０２を介して情報提
供サーバ１０３及びサービス提供サーバ１０４と通信可
能である。情報提供サーバ１０３には予め利用者の趣
味、嗜好情報などの個人情報が登録されている。この例
では、利用者の好きな食べものが「ファーストフード」
である旨が登録されている。また、情報提供サーバ１０
３は、サービス提供サーバ１０４がサービス情報を利用
者に配信する際、利用者の名前やＩＤなどの利用者を特
定する情報をサービス提供サーバ１０４から受取る。こ
の例では利用者のＩＤを受取る。情報提供サーバ１０３
では、現在の時間情報と情報受信者の現在の位置情報と
に基づいて情報受信者の次の行動を予測して、次の行動
を促す推薦文及びそれに対応する返答文を生成する。こ
の例では、時間情報が正午であるため、食事を取りたい
かもしれないと予測し、「お腹すいた？」という推薦文
及び「すいた！」という返答文を生成する。

【００３０】次に、情報提供サーバ１０３は、利用者の
ＩＤ情報に基づいて利用者の個人情報が検索され、その
結果、この利用者の好きな食べ物は「ファーストフー
ド」であるという情報を取得する。次に、情報提供サー
バ１０３は、返答文とファーストフード店の広告情報と
を対応付ける。この際、情報受信者の現在位置情報が既
知の場合は、その場所に最も近いファーストフード店の
広告情報と対応付けるようにしておくことが好ましい。
また、対応付けの方法としては、返答文に対応するデー
タを、上記推薦文の内容に応じた広告ＷｅｂサイトのＵ
ＲＬ情報と対応付けておく方法（以下、第１の広告対応
付けの方法という）がある。また、他の方法としては、
予め広告Ｗｅｂサイトのページ情報などの広告情報を情
報提供サーバ１０３に蓄積しておき、携帯電話１０１に
おいて上記返答文が選択された際に情報提供サーバ１０
３に送信されてくるデータと、当該広告情報とを識別子
などで１対１に対応可能にしておく方法（以下、第２の
広告対応付けの方法という）があるなお、情報提供サー
バ１０３はサービス提供サーバ１０４から、配信する情
報のタイトルなどのサービス情報を特徴付けるキーワー
ド情報をさらに受取るようにしておくことも可能であ
る。例えば、配信情報のタイトル「特選シネマ情報」に
相当するデータを受取ることにより、利用者の趣味や嗜
好情報をさらに詳しく知ることができるため、より利用
者のニーズに合致した広告情報を提供することが可能で
ある。

【００３１】図２（ａ）において、２０１は受信したサ
ービス情報であり、２０２は受信者の次の行動を促す推
薦文であり、２０３は推薦文に対応する返答文である
（以下、２０２に対応するデータと２０３に対応するデ
ータとを合わせてリコメンド情報と言う）。ここで、上
記第１の広告対応付けの方法の場合、返答文２０３に対
応するデータは、推薦文２０２の内容に応じた広告Ｗｅ
ｂサイトのＵＲＬ情報と予め対応付けられているため、
受信者が返答文２０３をクリックして選択すると、携帯
電話１０１は上記ＵＲＬにアクセスして、図２（ｂ）に
示すような広告情報２０４が表示される。受信者は、こ
の広告情報２０４を持って店頭で提示することにより、
該当商品の購入に際して割引きサービスを受けることが
できる。

【００３２】また、上記第２の広告対応付けの方法の場
合、携帯電話１０１において上記返答文２０３が選択さ
れた際に情報提供サーバ１０３に送信されてくるデータ
と、推薦文２０２の内容に応じた広告情報とが予め情報
提供サーバ１０３において識別子などで１対１に対応付
けられているため、受信者が返答文２０３をクリックし
て選択すると、携帯電話１０１は返答文２０３が選択さ
れたことを示すデータ（以下、レスポンス情報という）
を情報提供サーバ１０３に送信し、該データを受けた情
報提供サーバ１０３は、該データに対応する広告情報を
検索し、該広告情報を携帯電話１０１に送り返す。その
結果、携帯電話１０１において、図２（ｂ）に示すよう
な広告情報２０４が表示される。

【００３３】図３は、情報提供装置１０３においてリコ
メンド情報を生成する際の構成を示す図である。３０１
は個人プロファイルデータベースであり、情報受信者の
趣味、嗜好などの個人プロファイルに関するデータが個
人ＩＤごとに蓄積されている。３０２は受信者状況デー
タベースであり、現在時間情報や現在位置情報などの情
報受信者の次の行動を予測するために必要なデータが蓄
積されている。現在時間情報とは、情報受信者にリコメ
ンド情報を配信する際の時間のことであり、情報提供サ
ーバに内蔵のクロックで計測可能である。また、現在位
置情報とは、情報受信者の現在の位置を示す情報のこと
であり、携帯電話１０１に内蔵のＧＰＳ機能により取得
可能である。

【００３４】予測手段（図示せず）では、受信者状況デ
ータベース３０２に蓄積されているデータに基づいて情
報受信者の次の行動を予測する。上記の例では、現在時
間が正午であり、現在位置が街中であるので、予測手段
は、情報受信者の次の行動を「昼食を取る」と予測す
る。なお、予測の方法については、時間情報だけから予
測してもよいし、位置情報だけから予測してもよいし、
時間情報と位置情報との組合せから予測してもよい。時
間情報から予測する場合は、例えば「正午ごろならば昼
食を取る」というふうに、人間の標準的な一日の行動パ
ターンについて予め統計を取っておき、予測手段はその
情報に基づいて予測するように設定しておけばよい。ま
た、位置情報から予測する場合については、例えば情報
受信者が「家に居る場合はくつろいでいる」、「街中に
居る場合はお店を探している」、「職場に居る場合は仕
事をしている」というふうに、場所に応じた人間の標準
的な行動パターンについて予め統計を取っておき、予測
手段はその情報に基づいて予測するように設定しておけ
ばよい。また、時間情報と位置情報との組合せから予測
する場合は、例えば「正午ごろ街中に居る場合は、昼食
を取るお店を探している」というふうに、予測手段は両
者の関連性を考慮して予測するように設定しておけばよ
い。

【００３５】３０３はリコメンド内容データベースであ
り、「お腹すいた？」などの推薦文及び「すいた！」な
どの応答文を含むリコメンド情報が蓄積されている。な
お、リコメンド情報は、情報受信者の次の行動を促すた
めの適切なリコメンド情報を検索するために、リコメン
ド情報検索用のキーワードと対になって蓄積されてい
る。上記の例では、現在時間情報を示すキーワードであ
る「昼」、情報受信者の現在位置情報を示すキーワード
である「外出」、及び情報受信者の嗜好を示すキーワー
ドである「ファーストフード」と、「お腹すいた？」の
推薦文及び「すいた！」の応答文を含むリコメンド情報
と、推薦文の内容に対応する広告ＷｅｂサイトのＵＲＬ
情報とが、対になって蓄積されている。すなわち、「昼
・外出・ファーストフード＝お腹すいた？／すいた！／
ＵＲＬ」というデータ構造で蓄積されている。

【００３６】リコメンド情報生成部３０４では、サービ
ス提供サーバ１０４から受取った個人ＩＤに基づいて個
人プロファイルデータベース３０１を検索し、情報受信
者の趣味、嗜好情報（この例では「ファーストフード」
というキーワード）を取得する。また、受信者状況デー
タベース３０２からは現在時間情報及び情報受信者の現
在位置情報（この例では「昼」及び「外出」というキー
ワード）を取得する。次に、これらの検索されたキーワ
ードとリコメンド内容データベース３０３に蓄積されて
いるキーワードとを比較し、最適のリコメンド情報を検
索する。この例では「お腹すいた？」及び「すいた！」
というリコメンド情報が選択され、出力される。なお、
この例では、キーワードが完全に一致している場合の例
を示したが、完全に一致していない場合は、相関の高い
順に抽出するように検索を行うようにすればよい。この
際、各キーワードに意味ベクトルを持たせて、その意味
ベクトルに基づいてあいまい検索を行うなどの従来から
知られている技術を利用すればよい。

【００３７】個人プロファイルデータベース３０１、受
信者状況データベース３０２、及びリコメンド内容デー
タベース３０３の各内容については、定期的に更新する
ようにしておいてもよい。

【００３８】図４は、情報提供サーバ１０３において、
上記第２の広告対応付けの方法を処理する際の構成を示
す図である。４０１はＷｅｂページのデータなどのコン
テキストを蓄積するコンテキストデータベースである。
４０２はコンテキストデータベース４０１に蓄積されて
いるＷｅｂページに関連する情報を取得する関連情報処
理部である。４０３は情報受信端末１０１において返答
文が選択されたときに送信されてくるレスポンス情報を
受信して解析し、結果を出力するレスポンス処理部であ
る。レスポンス処理部４０３は、レスポンス情報を受信
すると、レスポンス情報に対応するコンテキストをコン
テキストデータベース４０１から選択する。選択された
コンテキストに関連する情報（この例では割引券を発行
する店舗の情報や、割引券の画像情報など）が必要な場
合は、関連情報処理部４０２において、これらの情報を
取得する処理を行う。すなわち、関連するＷｅｂページ
にアクセスして所望のテキストデータや画像データを取
得する。レスポンス処理部４０３は、コンテキストデー
タベース４０１から選択された情報、又はその情報と関
連情報処理部４０２で取得した情報とから生成された情
報を広告情報として出力する。

【００３９】なお、本実施の形態では、携帯電話１０１
と情報提供サーバ１０３とサービス提供サーバ１０４と
からなる構成を示したが、サービス提供サーバ１０４を
除いた構成も可能である。この場合、上記説明でサービ
ス提供サーバ１０４から情報提供サーバ１０３に渡して
いた利用者のＩＤは予め情報提供サーバ１０３に登録す
るように設定しておけばよい。また、リコメンド情報を
送信するタイミングは、所定の時刻（例えば１時間間隔
や利用者が予め設定しておいた時刻など）に配信するよ
うにしておけばよい。また、利用者からの配信要求に従
って配信するように設定しておくことも可能である。＜第２の実施の形態＞本発明では、知人の誕生日などの
スケジュールに関する情報を通知するサービス提供シス
テムの利用者に対して、例えば、「今日は○○さんの誕
生日。おめでとう！」というスケジュール情報に「贈り
物する？」、「するする！」という情報が付加されたサ
ービス情報を利用者の携帯電話に受信させて表示させる
ことが可能である。その際、受信者が知人に贈り物をし
ようとした場合、「するする！」を選択すると、花屋の
広告情報に「買っちゃう？」、「買う！」という情報が
付加されたサービス情報を引き続き受信させることが可
能である。さらに、その際、受信者が花束を購入しよう
とした場合、「買う！」を選択すると、決済画面に「支
払う？」、「支払います！」という情報が付加されたサ
ービス情報をさらに引き続き受信させることが可能であ
る。

【００４０】図５は本実施の形態におけるシステム構成
例であり、図６は上記説明のような場合における携帯電
話の表示画面例である。図５において、図１と同じ構成
については同一符号を付した。また、図５と図１と異な
る点は、サービス提供サーバ１０４の代わりに、スケジ
ュール通知サーバ１０５、ギフトショップサーバ１０
６、及び決済サーバ１０７を備える点である。

【００４１】スケジュール通知サーバ１０５は、所定の
日時に受信者に対して、知人の誕生日を知らせる内容の
情報を配信する。また、情報提供サーバ１０３は、スケ
ジュール通知サーバ１０５が情報を利用者に配信する
際、利用者の名前やＩＤなどの利用者を特定する情報及
び知人の誕生日を知らせる内容などのキーワード情報を
スケジュール通知サーバ１０５から受取る。この例では
利用者のＩＤを受取り、また、キーワード情報としては
「今日は○○さんの誕生日。おめでとう！」という情報
を受取る。情報提供サーバ１０３では、予め登録されて
いる利用者の趣味や嗜好に関する情報を利用者のＩＤか
ら検索し、その検索結果とキーワード情報とに基づいて
利用者へのリコメンド情報を生成する。この例では、キ
ーワード情報が知人の誕生日の通知であるため、利用者
は知人に何かプレゼントを贈りたいのではないかと予測
し、「贈り物する？」という推薦文及び「するする」と
いう返答文を生成する。また、利用者の趣味、嗜好情報
の検索結果からは、利用者のよく贈る贈り物は花束であ
るという情報を取得しているため、情報提供サーバ１０
３は、返答文と花屋の広告情報とを対応付ける。対応付
けの方法としては、第１の実施の形態で示した２つの方
法を適用可能であるが、この例では、利用者からのレス
ポンス情報に基づいてリコメンド情報を再生成するとい
う処理を実行するため、第２の広告対応付けの方法がよ
り好ましい。

【００４２】図６（ａ）において、６０１は受信したス
ケジュール通知情報であり、６０２は受信者の次の行動
を促す推薦文であり、６０３は推薦文に対応する返答文
（合わせてリコメンド情報）である。この例では、第２
の広告対応付けの方法を採用しているため、利用者が返
答文６０３をクリックして選択すると、携帯電話１０１
は返答文６０３が選択されたことを示すデータ（レスポ
ンス情報）を情報提供サーバ１０３に送信する。情報提
供サーバ１０３では、このレスポンス情報と、利用者の
趣味、嗜好情報から検索された推薦文の内容に応じた広
告情報（この例では花屋の広告情報）とを予め識別子な
どで１対１に対応付けているため、レスポンス情報を受
信した情報提供サーバ１０３は、レスポンス情報から該
広告情報を検索する。さらに、情報提供サーバ１０３で
は、このレスポンス情報に基づいて、利用者のさらに次
の行動を促すリコメンド情報を再生成する。すなわち、
レスポンス情報の内容を検出し、その内容に応じた情報
受信者の次の行動を促すためのリコメンド情報を生成す
る。この例では、レスポンス情報が「するする」という
同意を示す内容であるため、花束を本当に購入するかど
うかの確認を示す内容のリコメンド情報「買っちゃう
？」、「買う！」を生成する。なお、この例のようにレ
スポンス情報の内容が１種類しかないような場合は、予
めレスポンス情報「するする」と次のリコメンド情報
「買っちゃう？」、「買う！」を１対１に対応付けてお
けばよい。また、レスポンス情報が複数種類ある場合
は、それぞれのレスポンス情報に対して、その内容に応
じたリコメンド情報を予め１対１に対応付けておけばよ
い。

【００４３】情報提供サーバ１０３は、再生成されたリ
コメンド情報を検索された広告情報に付加して、利用者
に送信する。これを受信した携帯電話１０１は、図６
（ｂ）に示す画面が表示され、花束を購入する場合は、
「買う！」をクリックして選択する。携帯電話１０１は
上記説明と同様にレスポンス情報を情報提供サーバ１０
３に送信する。情報提供サーバ１０３では、このレスポ
ンス情報に予め対応付けられた推薦文の内容（この場合
は「買っちゃう？」）に応じた広告情報（この例ではカ
ード決済を行うカード会社）を検索する。また、情報提
供サーバ１０３では、このレスポンス情報に基づいて、
利用者のさらに次の行動を促すリコメンド情報を再生成
する。この例では、レスポンス情報が「買う！」という
購入を希望する回答であるため、決済を行うかどうかの
確認を示す内容のリコメンド情報「支払う？」、「支払
います！」を生成する。この際、カード会社での決済を
カード会社のＷｅｂサイトで直接実行できるようにする
ために、返答文「支払います！」とカード会社の広告情
報とは、上記第１の広告対応付けの方法で行っておくこ
とが好ましい。また、決済手段としてのカード会社は、
予め利用者ごとに登録を行っておく。決済手段を登録し
ていない利用者に対しては、いくつかのカード会社を利
用者に提示し、その中から選択してもらうようにしてお
いても良い。

【００４４】情報提供サーバ１０３は、再生成されたリ
コメンド情報を検索された広告情報に付加して利用者に
送信し、携帯電話１０１では、図６（ｃ）に示すような
画面が表示される。利用者は決済を行う場合は、「支払
います！」をクリックして選択する。このような操作に
より、利用者は知人に誕生日の贈り物の選定から決済ま
での処理をスムーズにしかも短時間で実行することがで
きる。

【００４５】第１の実施の形態及び第２の実施の形態で
は、図１及び図５にそれぞれ示す通り、サービス提供サ
ーバ１０４と情報提供サーバ１０３、及びスケジュール
通知サーバ１０５とギフトショップサーバ１０６と決済
サーバ１０７と情報提供サーバ１０３とはそれぞれ別の
サーバとして構成されているが、これらの全てあるいは
一部が情報提供サーバ１０３に含まれる構成であっても
よい。

【００４６】第１の実施の形態及び第２の実施の形態に
おいて、情報提供サーバ１０３に、予め情報受信端末１
０１の表示画面に一度に表示可能な文字数を示す情報、
又は情報受信端末１０１の表示画面の１行に表示可能な
文字数を示す情報を登録しておき、その情報をさらに参
照してリコメンド情報を生成するようにしてもよい。こ
れにより、情報受信端末１０１では、リコメンド情報の
全ての文章を一度に表示画面に表示することができ、ま
た、さらにリコメンド情報の推薦文２０２及び返答文２
０３を１行で表示することができるため、受信者にとっ
て見やすい表示形態を提供することができる。なお、上
記文字数情報を含む情報受信端末１０１に関する情報
は、受信者が情報提供サーバ１０３によるサービスの会
員になる際の会員登録時に登録してもよいし、本サービ
スを利用する際の情報提供サーバ１０３と情報受信端末
１０１とのネゴシエーション時に登録するようにしても
よい。

【００４７】また、情報提供サーバに予め受信者の情報
受信端末１０１に関する情報を登録しておかないで、例
えば情報受信端末を携帯電話と仮定して、市場に出回っ
ている携帯電話について、その表示画面に一度に表示可
能な文字数、又は１行に表示可能な文字数の平均などを
予め算出しておき、そのデータに基づいてリコメンド情
報の文章を生成するような構成にしておいてもよい。

【００４８】また、第１の実施の形態及び第２の実施の
形態において、返答文を選択する手段は、表示一体型タ
ブレット等によるペンタッチで選択する方法、携帯電話
のスクロールボタンで仮選択して決定ボタン押下で選択
する方法、携帯電話のダイヤルボタン押下で選択する方
法、音声認識を利用する方法など、利用者が容易に選択
できる方法が望ましい。

【００４９】次に本発明の詳細な実施例について説明す
る。＜実施例＞図７は本発明に係る情報提供システム又は情
報提供システムを利用した商取引システムの全体構成の
一例を示す。１は受信者の保持する情報受信端末の集合
体を示している。情報受信端末の集合体１(端末１〜端
末ｎ)は携帯電話、携帯情報端末、パソコンなど情報を
送受信可能な端末であれば何であっても構わないが、表
示画面のサイズが小さい場合に本発明は特に有効であ
る。本実施例では、端末１〜端末ｎを携帯電話に適用し
た場合で説明する。２は情報提供システム又は商取引シ
ステムを構成するサーバの集合体（サーバ１〜サーバ
ｎ）を示している。上記端末と上記サーバとはネットワ
ーク３を介して接続される。ネットワーク３は、インタ
ーネットや電話網などの通信回線のことであり、その形
態は有線、無線を問わない。

【００５０】図８は端末の内部構成の主要部を示す一例
である。１０は端末の各種制御を行うＣＰＵ（Ｃｅｎｔ
ｒａｌＰｒｏｃｅｓｓｏｒＵｎｉｔ）であり、１１
は情報を蓄積しておくメモリであり、１２は液晶などで
構成される情報を表示するための表示手段であり、１３
はキー入力、音声入力、ペンタッチによる入力など端末
への各種入力を行うための入力手段であり、１４はネッ
トワークを介してサーバとの情報の送受信を行うための
送受信手段であり、１５は上記各構成を電気的に接続す
るための内部バスである。

【００５１】図９はサーバの内部構成の主要部を示す一
例である。２０はサーバの各種制御を行うＣＰＵであ
り、２３は情報を蓄積しておくためのメモリ２１やハー
ドディスク２２で構成された蓄積手段である。２４は商
取引を行うための商取引手段である。２８は情報生成手
段であり、端末の表示機能や性能を調べ、その性能や機
能に応じた広告を生成するための端末情報処理手段２５
と、複数回の応答から端末保有者の次の行動を予測する
シナリオ処理手段２６と、広告情報の送信あるいは停止
を制御する送信制御手段２７とから構成されている。２
９は各構成要素を電気的に接続するための内部バスであ
り、３０はキーボード、マウス、音声認識などの入力手
段であり、３１は液晶などで構成される表示手段であ
り、３２は磁気テープなどの外部メモリ用のメディアド
ライブであり、３３はネットワーク３を介して端末と情
報を送受信するための送受信手段である。

【００５２】図１０は本発明のサーバ側の処理の概略を
示すフローチャートの一例である。Ｓ１は処理を開始す
る処理モジュールである。Ｓ２はサーバの蓄積手段２３
に予め蓄積された端末情報、個人情報、環境情報、又は
時間情報を参照する処理モジュールである。環境情報に
は、天気、気温、湿度などの気候情報、又は地図、地域
の道路、商店などの地理情報が含まれている。Ｓ３は広
告主からの広告が存在するか否かを照合する処理モジュ
ールである。広告主から広告が無い場合は、サーバがデ
フォルトで設定している広告を設定し（Ｓ４）、広告が
有る場合は、広告主からの広告を選択できるように設定
する（Ｓ５）。次にサーバはＳ２で参照した端末情報、
個人情報、環境情報、又は時間情報と上記広告とを合わ
せて、端末に応じた形態の情報を提示する（Ｓ７）。

【００５３】端末保有者は提示された情報を参照し応答
する。サーバ側で応答の存在を確認し（Ｓ８）、一定時
間内に応答が無い場合は、別の広告を含んだ情報を設定
し（Ｓ１６）、応答が有る場合は、Ｓ２で参照した端末
情報の値が満たされているか否かを判断する（Ｓ９）。
端末情報が満たされていればＳ１１へ進み、端末情報が
満たされていない場合は、応答時に端末情報を取得する
（Ｓ１０）。次に、端末保有者からの要求が情報提供サ
ービス停止であるか否かを確認し（Ｓ１１）、停止の要
求がある場合は、情報提供サービスを停止して処理を終
了させる（Ｓ１２）。なお、端末情報の存在を確認して
取得するＳ９及びＳ１０の処理をＳ５とＳ６の間で処理
するようにしても構わない。

【００５４】情報提供サービスの停止が無い場合は、提
供した情報と端末保有者の応答履歴とを蓄積し、端末保
有者の次の行動を予測する（Ｓ１３）。予測した情報
は、より参照確率の高い広告情報あるいは質問を設定す
るためにＳ２の個人情報に統合する（Ｓ１７）。

【００５５】提供された情報には商取引に結びつくもの
が含まれる場合は、端末保有者は所望に応じて商取引を
行う。商取引の中には、端末にクーポン情報が提供され
るものがあり、このクーポン情報を広告主あるいは広告
主の指定する店で提示することにより割引きを実行する
などのサービスが受けられる（Ｓ１４）。

【００５６】商取引の有り無し、応答の有り無しなどの
一連の情報交換の結果の個人情報を更新し、蓄積手段に
蓄積する（Ｓ１５）。更新した情報に基づいて次に提示
する情報を設定する（Ｓ１８）。

【００５７】次に、受信者が、定期的に情報を配信する
サービスであるメールマガジン（メルマガ）を購読して
いる場合の例について説明する。

【００５８】図１１は受信者が購読しているメルマガ本
文に受信者の趣味、嗜好、置かれた状況に応じた広告を
付加して受信者の端末に表示させた例を示している。メ
ルマガ本文３４の下に「お腹すいた？」、「すいた！」
の表示３５が付加されている。表示例は、サーバの蓄積
手段２３に蓄積された個人情報から、このメルマガの受
信者は、ファーストフードが好きな嗜好があり、同じく
時間情報からメルマガの配信時刻が正午頃であり、環境
情報から受信者の現在位置は街中であることを想定して
いる。

【００５９】受信者がこの問いかけに応答した場合の表
示例を示したのが図１１（ｂ）である。図１１（ｂ）は
図１１（ａ）の下線部を入力手段で選択すると、端末に
搭載されたメーラーが連携するＵＲＬのＷｅｂページを
参照するようになっており、参照先の本文に受信者の嗜
好に合致するファーストフード店の割引券が提示される
例を示している。

【００６０】次に、図１１（ａ）から図１１（ｂ）に至
る内部処理について、図１２及び図１３を参照して説明
する。

【００６１】図１２は本発明に係る情報提供サーバに蓄
積される各種データベースのデータ構造を示す。図１２
（ａ）は端末情報データベースの一例を示す。端末情報
データベースは、端末に関する情報を蓄積したデータベ
ースであり、端末の種類（携帯電話、ＰＤＡなど）、機
種名、機能（画像表示、音声送信など）、性能（表示サ
イズ、ステレオ再生など）等の情報が端末ＩＤごとに蓄
積されている。

【００６２】図１２（ｂ）は個人情報データベースを示
す。個人情報データベースは、個人に関する情報を蓄積
したデータベースであり、一般的情報（性別、年齢な
ど）、趣味・嗜好に関する情報等が個人ＩＤごとに蓄積
されている。趣味・嗜好はジャンル別に区分した構造で
整理しておくとにより、より高速にかつ細かなサービス
を提供することが可能になる。

【００６３】図１２（ｃ）は環境情報データベースを示
す。環境情報データベースは、気象情報（天気、気温、
湿度など）、地理情報（地図など）等が環境ＩＤごとに
蓄積されている。

【００６４】図１２（ｄ）は広告情報データベースを示
す。広告情報データベースは、対象顧客情報（広告対象
となる顧客層や、対象顧客を表現するキーワードな
ど）、対応端末、広告コンテンツ（実際に送信する広告
の内容、顧客とのインタラクティブなやり取りをする場
合は複数の連続的な広告を含む）に関する情報等が広告
ＩＤごとに蓄積されている。また、広告情報をクループ
化し別ファイルとして蓄積しておいてもよい。広告ＩＤ
には、時間情報あるいは地域情報の項目が対応して蓄積
されているため、広告主は、これらの情報に従って、例
えば、「ある地域で急に雨が降り出したため、雨具のセ
ールスを地域限定で行う」、「タイムサービスやパンの
焼きあがり時刻を予告して焼きあがりのパンを広告す
る」、といった時間依存型あるいは地域依存型の広告を
配信することも可能である。

【００６５】図１２（ｅ）は提示メディアに関する情報
を蓄積したデータベースを示す。提示メディアとは、例
えばメルマガのことであり、この場合はＩＤの先頭に
「Ｍ」のサフィックスを付すことにより他の提示メディ
アと区別を行っている。この他に、タイトル、キーワー
ド、購読者ＩＤ等が提示メディアＩＤごとに蓄積されて
いる。提示メディアにはメルマガ以外にスケジュール通
知サービスなど各種のサービスが存在する。

【００６６】図１３は本発明に係る情報提供サーバの内
部処理の概要を示すフローチャートであり、図１０のＳ
１〜Ｓ７、Ｓ９、及びＳ１０に相当する処理の詳細を示
している。

【００６７】端末保有者（ここでは図１２（ａ）におけ
る個人ＩＤが「１」の場合を想定する）は提示メディア
（ここでは図１２（ｅ）における提示メディアＩＤが
「Ｍ＿１」の場合を想定する）を購読しており、定期的
に情報が配信されているものとする。

【００６８】サーバは個人ＩＤ及び提示メディアＩＤを
取得し、サーバの蓄積手段２３に蓄積されたメルマガ情
報データベースを検索し、提示メディアＩＤが「Ｍ＿
１」のメルマガ（特選シネマ情報）を参照する。その結
果、図１２（ｅ）に示すメルマガ購読者ＩＤ（個人ＩＤ
＝１）とキーワード情報（シネマ、映画、外出など）を
取得する（Ｓ２２）。なお、キーワードはキーとなる語
句の他にこれらの語句を意味、関連語、ベクトルで拡張
した対象も含めることも可能である。

【００６９】次に、取得した個人ＩＤ（ＩＤ＝１）をキ
ーとして図１２（ｂ）の個人情報を参照し、性別、趣味
・嗜好等の情報を取得する（Ｓ２３）。この場合、嗜好
として「ファーストフード」、「ジーンズ」が好きな２
８歳の女性であるという情報を取得する。次にサーバ
は、これまでに取得したメルマガ情報からのキーワード
と個人情報の趣味属性とから得られるキーワードとを融
合し、広告を検索するためのキーワードを設定する（こ
の場合、映画、外出、ファーストフード、ジーンズな
ど）（Ｓ２４）。

【００７０】次に、設定したキーワードと図１２（ｄ）
に示す広告情報のキーワードとを比較照合し、一致度の
ランク付けを行う（Ｓ２５）。キーワードを含む広告が
存在し（Ｓ２６）、かつ、候補が一つだけの場合（Ｓ２
７）、該広告をキーワードに則った提示広告の候補とし
て抽出する（Ｓ２８）。

【００７１】次に、広告提示モードを参照する（Ｓ２
９）。広告提示モードには、例えば端末モード、機種モ
ード、個人モード、地域モード、オールモードなどがあ
り、これらを組み合わせたモードもある。

【００７２】次に、個人情報及び端末情報が確定できる
かどうかを検査する（Ｓ３０）。この例では、個人情報
については提示メディアＩＤのＭ＿１に対応する購読者
情報に購読者「１」が存在するので、メルマガの購読者
であることを確認することができる。また、端末情報に
ついては、情報が不足しているため、この情報を取得す
るためにインタラクティブな情報交換を行う（Ｓ３
３）。これは、例えば、図１１（ｃ）の３６に示すよう
に端末情報送信ボタンを提示し、購読者がこれをクリッ
クして選択すると、購読者ＩＤ、端末情報、地域情報な
どがサーバに送信されることにより行われ、これによ
り、広告提示を提示する対象の端末が確定する（Ｓ３
４）。なお、一度に全ての端末情報を取得するのではな
く、複数回に分けて取得するようにしてもよい。また、
インタラクティブな情報交換で得られた新たな情報、例
えば個人ＩＤ「１」の所有する端末は携帯端末であるな
どの情報は、図６に示すデータベースに追加しておくよ
うにすると、次回から同じ問い合わせをする手間が省け
る。

【００７３】次に、広告情報の時間情報と場所情報とを
参照し、抽出した広告情報を配信するタイミングとエリ
アを調整する。配信時間あるいはエリアが確定しない場
合は、広告情報に記載された時刻を参考にして、タイマ
を参照して配信のタイミングを調整する（Ｓ５５）。

【００７４】なお、エリア情報の取得はＧＰＳで可能で
ある。ＧＰＳによる位置情報の取得は端末で起動して行
ってもよいし、例えば、ＧＰＳサービスに加入している
場合は、サーバから定期的に位置情報取得の信号を送信
し、位置情報を取得するようにしてもよい。同様の方法
で環境情報についても取得可能であり、これらの情報を
利用して端末に最適の広告の抽出を行うことが可能にな
る。

【００７５】次に、端末情報を確認し（Ｓ３５）、合致
しない場合は、該広告のページ情報を取得した端末情報
に対応するように情報調整を行う（Ｓ３６）。これは、
例えば、受信者の保有する携帯端末のブラウザで表示可
能なフォーマットに変換することで可能である。次に、
メルマガ購読者の端末が広告対象の端末であるかどうか
を確認し、該当端末である場合は、「ページ１」の広告
情報を抽出する。次に抽出された広告情報をどの位置に
提示するかを設定する（Ｓ３７）。広告の提示位置は、
メルマガの表示途中に割り込ませる方法や、広告情報を
下段から表示できるエリアだけ取得し、残りをメルマガ
の情報にする方法や、メルマガの続きに広告情報を配置
させる方法、新しいページに広告情報を配置させる方法
などが選択できるようになっている。図１１（ａ）は、
広告情報を下段から表示できるエリアだけ取得し、残り
をメルマガの情報にする方法であり、これは広告情報を
優先させて表示させるという効果がある。

【００７６】Ｓ２６において、一致度のランク付けで候
補が無い場合、すなわち、図１２（ｄ）に示す広告情報
の広告主の情報が無い場合は、デフォルトの広告を選択
する（Ｓ３１）。また、検索キーワードの一致度のラン
ク付けで候補が複数存在する場合は、広告提示戦略デー
タベース（図示せず）を参照して、複数候補の提示方法
あるいは提示順を決定する（Ｓ３２）。広告提示の戦略
方法としては、最も得点（一致度）の高い広告のみ抽出
する方法、ある得点以上の広告を提示する方法、複数候
補を引き続き抽出する方法、複数候補を一定時間間隔で
提示する方法、広告提示制限情報の制限の厳しい順に抽
出する方法などがあり、これらを組み合わせる方法も可
能である。

【００７７】図１４は本発明に係る情報提供サーバの内
部処理の概要を示すフローチャートであり、図１０のＳ
８、図１３のＳ３８以降に相当する処理の詳細を示して
いる。

【００７８】Ｓ３９でサーバはメルマガの情報と広告情
報とを端末に提示する。それと共にユーザの応答時間を
測定するためのタイマの設定を行う（Ｓ４０）。応答が
あり、その応答が停止要求でなければ（Ｓ４２）、情報
提示から応答までの時間情報を蓄積する（Ｓ４３）。こ
の例では、図１１（ａ）の「お腹すいた？」の問いかけ
に「すいた！」を選択するまでの時間が計測される。こ
のように広告情報と応答リンク見出し（リコメンド情
報）とを対にして配置することにより、応答の行動を容
易に行うこができる。リコメンド情報の文章の長さには
制限は無いが表示画面の１行に収まるようにすることが
望ましい。

【００７９】図１１（ａ）に示すように、「すいた！」
に関連付けられたＵＲＬがある場合は、ＵＲＬでリンク
される情報を端末に表示させる。ＵＲＬが、図１２
（ｄ）に示すように対象端末と合致する場合はリンクさ
れた情報を提示する（Ｓ４５）。なお、広告情報は現在
表示している広告ページ番号で管理される。通常、「ペ
ージ１」から開始し、提示された情報がクリックされる
ごとに次の広告ページがリンクされて表示されるように
なっている。なお、図１２（ｄ）の広告に限らず、リン
ク先をネット上のアドレスに設定することも可能であ
る。また、リンクされた広告情報の対応端末と端末情報
とが異なる場合、あるいは、端末の指定が無い情報の場
合は、端末の表示能力に合わせた広告情報の調整を行っ
た後に情報を提示するようにしてもよい。

【００８０】次にサーバは、これまでに提示された広告
情報に対する行動結果を蓄積する（Ｓ４６）。次に、個
人情報データベースを検索し、これまでに蓄積された行
動履歴情報があるか否かを照合する（Ｓ４７）。行動履
歴情報が存在する場合には、先に蓄積した行動結果を行
動履歴に追加更新する（Ｓ４８）。

【００８１】図１５（ａ）、（ｂ）は行動履歴を蓄積し
たシナリオデータベースのデータ構造の一例を示してい
る。図１５（ａ）は、時間順に発信した広告に対する応
答状況を蓄積したものであり、これらのデータを基に広
告ＩＤごとに反応をまとめたものが図１５（ｂ）であ
る。図１５（ｂ）に蓄積される情報には応答の有り無し
の回数、最長最短応答時間、平均応答時間などが含まれ
る。

【００８２】次にサーバはシナリオデータベースを解析
し、受信者の過去の履歴に基づいて広告受信者の行動を
予測する（Ｓ４９）。予測した受信者の行動に適合する
リコメンドあるいは広告情報を広告データベースから選
択し、端末に提示する（Ｓ５０）とともに、提示した情
報に対する反応を調べるためにタイマをセットする。

【００８３】提示された広告情報からクーポンによる割
引を実行する、あるいは、商品を購入するなどの商取引
を行う場合（Ｓ５３）は、端末との対話的な情報交換で
処理を行う。例えば、図１１（ｂ）の場合、端末保有者
は提示されたクーポン情報を参照し、提示された広告主
あるいは広告主の指定する店でそれを提示することによ
り割引を実行する。また、店頭にてクーポンを提示する
個人を認識する手段（携帯電話のＩＤによる認証、又は
バーコード等）にて、クーポン使用者を特定できる場合
は、クーポンを使用した情報をサーバに送信し（Ｓ５
４）、行動データベースの更新を行う。

【００８４】次に本発明に係る情報提供システムを利用
して商取引を行う場合について説明する。

【００８５】図１６（ａ）で、受信者が贈り物をするこ
とに同意し、「贈り物する？」に対して「するする！」
を選択した場合（図１０（ｂ））、サーバと提携してい
るギフトショップの商品が端末に提示され、さらに、
「買う！」を選択すると、図１６（ｃ）が表示され、提
示される支払い方法で支払う場合、「支払います！」を
選択することにより、商取引を行うことができる。

【００８６】図１７はこの例を実現するために必要な個
人情報のデータ構造を示しており、図１２（ｂ）に示す
個人情報のデータベースを拡張したものである。拡張さ
れた項目は、趣味３〜趣味５、氏名、誕生日、メモリア
ル、サービス、及び関係の情報である。

【００８７】図１７に示すサービス１（メモリアル通
知）は、メモリアルやイベントの内容とメモリアル日付
と通信相手とを予め設定しておくと、指定日時にメッセ
ージを指定した相手に送付するサービスである。メモリ
アルの内容は免許の更新や結婚記念日など自分自身に関
するものだけでなく、知人の受験の合否結果など他人に
関するものであってもよい。例えば、図１７を参照し
て、個人ＩＤが３の人は、知人Ｍの誕生日を自分自身に
知らせてもらうサービスを受けている。

【００８８】図１８は、行動予測（Ｓ４９）を実現する
ための行動予測関連図を示し、図１９はその処理のフロ
ーチャートを示している。行動予測関連図は、提示した
情報に対する受信者の反応で次に受信者が取ると予測さ
れる行動と、行動に関するキーワードとを関連付けてい
る。例えば、ｋ１ｐ１を提示したｒｅｓ１１の応答があ
った場合、次に受信者の取る可能性の高い行動はａｃｔ
１１であり、それにはｋｅｙ１１のキーワードが関連付
けられている。

【００８９】まず、サーバは行動予測関連図及び個人情
報を参照する（Ｓ６０）。サービス申し込みがあるか否
かを確認し（Ｓ６１）、サービス申し込みがある場合
は、図１８に示す「応答１」とサービス名との照合を行
い（Ｓ６３）、その他の場合はシナリオデータベースと
の照合を行う（Ｓ６２）。なお、通知サービスを利用す
る場合は、図１８に示す「情報提示１」の情報提示が省
略されたものとなり、「応答１」がサービスを選択した
事に相当するものとして扱われる。照合が一致した場合
は、次行動及び次行動キーワードを抽出し（Ｓ６５）、
一致しない場合は、リコメンド処理を中止する（Ｓ７
０）。広告情報を送信する場合は、本人へのリコメンド
か指定人へのリコメンドかが確認され（Ｓ６６）、確認
結果により、本人の個人情報を利用するか、指定人の個
人情報を利用するかが選択される（Ｓ６７、Ｓ６８）。
これらの個人情報から得られるキーワード及び次行動キ
ーワードを合わせ、広告データベースと照合し、一致す
る広告を広告情報として提示する。

【００９０】例えば、知人の誕生日通知サービスを申し
込んだ場合、次に予測される行動としてプレゼント、デ
ート、食事、連絡などの行動が予測され、これらの行動
に関連するキーワードとして、花、装身具、服などが抽
出され、個人ＩＤが「Ｍ」の人の趣味であるフラワーア
ートからキーワードが生成される。

【００９１】これらの各キーワードをキーにして、広告
情報データベースを検索し、最も多くのキーワードと一
致する広告ＩＤを選択する。この例では、「誕生日」、
「フラワー」が一致する広告ＩＤの「２」が選択され
る。広告ＩＤの「２」は行動予測に基づいたリコメンド
広告であるので、リコメンドの意味を表す「Ｒ」で区別
されている。

【００９２】以上の処理により、図１６に示す商取引を
行うことができる。

【００９３】図２０は本発明に係る情報提供サーバの内
部処理の概要を示すフローチャートであり、図１４のＳ
３９の処理に、広告発送戦略の処理を追加した場合のフ
ローチャートを示す。広告発送戦略とは、受信端末の行
動結果のデータベースに基づいて送付する広告を最適化
する処理のことである。

【００９４】Ｓ８０では、図１５（ｂ）に示す行動結果
データベースを参照する。時間に関する情報（図１５
（ｂ）に示す最短、最長、平均など）を参照し、応答時
間に関する閾値を計算する。この閾値は計算結果がデー
タベースの中に収められている場合は、その値を参照す
るようにしてもよい（Ｓ８１）。応答時間に関する閾値
は、例えば８割の端末が応答するまでの時間、過半数が
応答するまでの時間というようにシステムによって適切
な値が設定できるようになっている。今までの行動結果
から応答時間が閾値以下の端末を抽出する（Ｓ８２）。
また、広告が有効になる閾値の時間前に広告は発信する
ようにする。

【００９５】次に応答率を計算する。図１５の例では、
応答有りの数／応答総数×１００で表される数である。
これに対しても適切な閾値を決定できるようになってお
り（Ｓ８３）、予め定められた応答率以上の端末を抽出
する（Ｓ８４）。以上の処理により、これらの条件を満
足したタイミング、端末にのみ広告情報を配信するこが
できる（Ｓ８５，Ｓ８６）。なお、この例では、時間閾
値、応答率閾値を連続して検証するようにしているが、
そのいずれか一方のみを適用するようにしてもよい。ま
た、実際に商取引を行った回数など、その他の条件と組
み合わせるようにしてもよい。

【００９６】第１の実施の形態、第２の実施の形態、及
び実施例において、各サーバ又は各端末で実行される処
理は、例えば、これらの処理の一部又は全部をフロッピ
ー（登録商標）ディスクやＣＤ−ＲＯＭ等のコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録して、あるいは、通信
回線を介して各サーバ又は各端末に読み込ませて実行す
るようにしてもよい。

【００９７】また、実施例におけるハードウエア構成、
処理のフローチャート、及びデータ構造の一部又は全部
は、第１の実施の形態または第２の実施の形態において
も、同様に適用することが可能である。

【００９８】

【発明の効果】本発明によれば、情報提供サーバは、ま
ず初めに情報受信者の次の行動を促す文章を送信し、次
に情報受信者が希望した場合にのみ、その文章に対応す
る広告情報を提供するため、無駄なデータの送信を排除
することが可能であり、通信時間を短くすることが出来
る共に、情報受信端末のメモリ容量を小さく設計するこ
とが可能である。また、情報受信端末は、返答文を選択
するという行為のみで情報提供サーバに答えを返すこと
ができるため、情報受信端末が例えば携帯電話のように
入力手段に制限があるような場合でも、返答文を選択す
るという手段のみで、容易に実行することができ、ユー
ザインタフェースを向上させることが可能である。

【００９９】また、本発明によれば、情報提供サーバ
は、まず初めに情報受信者の次の行動を促す文章及びそ
の返答を示す文章を含むリコメンド情報を送信し、次に
情報受信者からのレスポンス情報を受信した場合には、
その情報に基づいてリコメンド情報を再生成して、再
度、受信者に送信するため、情報交換形式の情報提供が
可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施の形態における情報提供シ
ステムの構成の一例を示す図である。

【図２】本発明の第１の実施の形態における情報受信端
末の表示画面の一例を示す図である。

【図３】本発明の第１の実施の形態における情報提供シ
ステムのリコメンド情報生成処理の構成の一例を示す図
である。

【図４】本発明の第１の実施の形態における情報提供シ
ステムのレスポンス処理を行う構成の一例を示す図であ
る。

【図５】本発明の第２の実施の形態における情報提供シ
ステムの構成の一例を示す図である。

【図６】本発明の第２の実施の形態における情報受信端
末の表示画面の一例を示す図である。

【図７】本発明の実施例における情報提供システムの構
成の一例を示す図である。

【図８】本発明の実施例における情報提供端末のハード
ウエア構成の一例を示す図である。

【図９】本発明の実施例における情報提供サーバのハー
ドウエア構成の一例を示す図である。

【図１０】本発明の実施例における処理の概要を示すフ
ローチャートである。

【図１１】本発明の実施例における情報受信端末の表示
画面の一例を示す図である。

【図１２】本発明の実施例における情報提供サーバで蓄
積されるデータの構造を示す図である。

【図１３】本発明の実施例における処理の概要を示すフ
ローチャートである。

【図１４】本発明の実施例における処理の概要を示すフ
ローチャートである。

【図１５】本発明の実施例における情報提供サーバで蓄
積されるデータの構造を示す図である。

【図１６】本発明の実施例における情報受信端末の表示
画面の一例を示す図である。

【図１７】本発明の実施例における情報提供サーバで蓄
積されるデータの構造を示す図である。

【図１８】本発明の実施例における情報提供サーバで蓄
積されるデータの構造を示す図である。

【図１９】本発明の実施例における処理の概要を示すフ
ローチャートである。

【図２０】本発明の実施例における処理の概要を示すフ
ローチャートである。１０１携帯端末１０３情報提供サーバ１０４サービス提供サーバ１０５スケジュール通知サーバ１０６ギフトショップサーバ１０７決済サーバ２０２推薦文２０３応答文

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｌ 12/54 Ｈ０４Ｌ 11/20 １０１Ｂ 12/58 (72)発明者仁田壮一大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャープ株式会社内 (72)発明者廣嶋規大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号シャープ株式会社内Ｆターム(参考） 5B049 AA01 BB49 CC01 FF01 GG00 5B075 PP03 PP13 PQ02 5K030 HA04 JT02 LC01 LE14

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】情報受信者の次の行動を予測する予測手
段と、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推薦
文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成する
リコメンド情報生成手段と、上記リコメンド情報を送信
する送信手段とを有する情報提供サーバと、上記リコメンド情報を受信する受信手段と、上記返答文
が選択されるとその返答文に対応する広告情報を出力す
る出力手段とを有する情報受信端末と、からなる情報提
供システム。
【請求項２】上記予測手段は、時間情報又は位置情報
あるいはそれらの組合せに基づいて予測することを特徴
とする請求項１に記載の情報提供システム。
【請求項３】上記情報受信端末にサービス情報を提供
するサービス提供装置をさらに備え、上記サービス提供
装置は、上記リコメンド情報を受信し、該リコメンド情
報を上記サービス情報に付加して上記情報受信端末に提
供することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の
情報提供システム。
【請求項４】上記リコメンド情報生成手段は、上記返
答文に対応するデータを、上記推薦文の内容に応じた広
告ＷｅｂサイトのＵＲＬ情報と対応付けてリコメンド情
報を生成することを特徴とする請求項１、請求項２、又
は請求項３に記載の情報提供システム。
【請求項５】上記リコメンド情報生成手段は、予め登
録された上記情報受信端末の表示画面に一度に表示可能
な文字数を示す情報に基づいてリコメンド情報を生成す
ることを特徴とする請求項１、請求項２、請求項３、又
は請求項４に記載の情報提供システム。
【請求項６】上記リコメンド情報生成手段は、予め登
録された上記情報受信端末の表示画面の１行に表示可能
な文字数情報に基づいてリコメンド情報を生成すること
を特徴とする請求項５に記載の情報提供システム。
【請求項７】情報受信者の次の行動を予測する予測手
段と、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推薦
文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成する
リコメンド情報生成手段と、上記リコメンド情報を送信
する送信手段とを有することを特徴とする情報提供サー
バ。
【請求項８】情報受信者の次の行動を促す推薦文とそ
の推薦文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を受
信する受信手段と、上記返答文が選択されるとその返答
文に対応する広告情報を出力する出力手段とを有するこ
とを特徴とする情報受信端末。
【請求項９】情報受信者に情報を提供するプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、情報受信者の次の行動を予測するステップと、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推薦文に対
応する返答文とを含むリコメンド情報を生成するステッ
プと、上記リコメンド情報を送信するステップと、をコンピュ
ータに実行させる情報提供プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項１０】情報受信者の次の行動を予測する予測
手段と、上記予測された次の行動を促す推薦文とその推
薦文に対応する返答文とを含むリコメンド情報を生成す
るリコメンド情報生成手段と、上記リコメンド情報を送
信する第１の送信手段とを有する情報提供サーバと、上記リコメンド情報を受信する第１の受信手段と、上記
返答文が選択されるとその返答文に対応するレスポンス
情報を送信する第２の送信手段とを有する情報受信端末
と、を備える情報提供システムであって、上記情報提供サーバは、上記レスポンス情報を受信する
第２の受信手段をさらに備え、上記リコメンド情報生成
手段は上記レスポンス情報に基づいて上記リコメンド情
報を再生成することを特徴とする情報提供システム。