JP2002072997A - モニタシステム - Google Patents

モニタシステム

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JP2002072997A
JP2002072997A JP2000265402A JP2000265402A JP2002072997A JP 2002072997 A JP2002072997 A JP 2002072997A JP 2000265402 A JP2000265402 A JP 2000265402A JP 2000265402 A JP2000265402 A JP 2000265402A JP 2002072997 A JP2002072997 A JP 2002072997A
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Minako Morisato
美奈子 森里
Atsushi Mochizuki
望月  淳
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OSに依存せずに個々の表示デバイスの色情
報を入手することができるようにすること。 【解決手段】 個々の表示デバイスの評価時に、表示デ
バイスの表示部の多数個所の色情報を取得し、これを電
子部品や添付物によって保持させ、表示デバイスに1対
1に対応して付随させるように、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーモニター、
カラー表示が可能な表示デバイスのためのモニタシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】カラーマネージメントにおいては、各機
器間の色情報を共有化することが重要とされている。色
情報の共有化の例として、ICCによって提案されたカ
ラーマネージメントプロファイルフォーマット(以下、
ICCプロファイルと記す)等がある。このICCプロ
ファイルは、表示デバイスの色情報を3原色と白色とに
おける色度座標x,y,zによって管理するものであ
り、管理する色度座標数は各色でそれぞれ1つである
(表示デバイスの表示部の中心位置における3原色と白
色の色度座標によって管理する)。
【0003】また、表示デバイス(表示装置)の色情報
をICCプロファイルに対応した形式で提供する方法と
しては、Windows(登録商標)98のようにメー
カ別或いは機種別に限られた色情報を予めOSに登録す
ることのできるものや、プリファービジョン(中央無線
株式会社)のように、カラーマネージメント用の表示装
置と付属の測色器で構成し、表示部の測色値を入力して
対応するようにしたもの等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同機種の表示
装置であっても、個別の表示装置では同一の画像信号に
対して色情報が異なる場合もあり、必ずしも同じ色情報
を持つとは限らない。従って、個々の表示装置の色情報
の相違を考慮しなければ、より適切なカラーマネージメ
ントを実現することができないという課題があった。
【0005】また、全面同一色を表示させた場合でも、
表示装置の表示部(表示面)の異なる場所で異なる色情
報をもつ場合は、一点の色情報だけでは、表示部全体に
対して正確なカラーマネージメントを行うことができな
いという課題があった。例えば、表示部の位置によって
色表示状態が異なっていれば、表示部上で画像を表示す
る位置を変えてしまうと色も変わってしまうため、色に
関して正確な作業ができないといった問題や、表示部の
ほぼ全面に画像を表示して画像全体の色を比較する場合
に、正確な比較ができないといった問題であり、表示部
全面の色バランスが崩れてしまうといった課題があっ
た。
【0006】また、OSやコンピュータに依存して色情
報を管理しているので、コンピュータ本体と異なるメー
カの製品や新機種の表示装置を使用する場合には、容易
に対応することができないといった課題があった。
【0007】なお、特開平9−181926号公報に
は、予め保持してある色データと入力カラー画像データ
とを比較して、同色のカラー画像データが入力画像デー
タに存在するか否かを判定し、そのカラーデータが存在
している範囲(エリア情報)を認識するようして(つま
り、入力画像の各部がどのような色であるかを自動認識
するようにして)、この認識結果に基づいて、異なるア
ルゴリズムの複数の色再現領域変換手段から何れかを択
一選択するようにした、カラーマネージメント装置が開
示されている。しかしながら、この先願公報に開示され
たカラーマネージメント装置においては、同機種の表示
装置であっても、個別の表示装置では同一の画像信号に
対して色情報が異なることがあることや、全面同一色を
表示させた場合でも、表示装置の表示部(表示面)の異
なる場所で異なる色情報をもつことについては、何らの
配慮もなされていない。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、OSに依存せずに個々の表示
デバイス(表示装置)の色情報を入手することができる
ようにし、これにより、ICCプロファイル等を利用し
たカラーマネジメントにおいて、個々の表示デバイスの
状況(個性)に対応した、より精度の高いカラーマッチ
ングを行うことを可能とすることにある。また、本発明
の目的とするところは、表示デバイス(表示装置)の表
示部(表示面)全体に対して、より正確なカラーマッチ
ングを行うことができるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】個々の表示デバイス(表
示装置)の色情報の相違を考慮しなければ、より適切な
カラーマネージメントを実現することができないという
課題を解決すると同時に、全面同一色を表示させた場合
でも表示部の異なる場所で異なる色情報をもつ場合は、
一点の色情報だけでは表示部全体に対してより正確なカ
ラーマネージメントを行うことができないという課題を
解決するために、個々の表示デバイスの評価時に、少な
くとも3原色と白色とにおける表示デバイスの表示部の
多数個所の色情報を測色器を用いて測定し、この測定結
果に基づく色情報を、電子部品や添付物によって保持さ
せ、表示デバイスに1対1に対応して付随させるよう
に、構成する。
【0010】また、OSやコンピュータに依存して色情
報を管理すると、コンピュータ本体と異なるメーカの製
品や新機種の表示装置を使用する場合には、容易に対応
することができないといった課題に対応するために、表
示デバイスに色情報の出力命令を与えるための操作入力
手段と、表示部(表示面)上の位置を特定・指示するた
めの操作入力手段とを設ける。
【0011】個々の表示デハイス(表示装置)の評価時
に測定した色情報を、表示部の位置情報と対応づけて電
子部品や添付物によって保持させ、電子部品や添付物を
表示デバイスに付随させる構成とすれば、個々の表示デ
ハイスの表示部(表示面)の任意位置の色情報を、位置
情報との対応がわかるように出力することができる。こ
れにより、個々の表示デバイスの色情報の相違を考慮す
ることができ、さらに、表示部全体の色情報を得ること
も可能となるので、より正確なカラーマッチングを実現
することができる。
【0012】また、表示デバイスに、色情報出力命令の
操作入力手段と、表示部の位置情報の指示を行う操作入
力手段とを設ければ、OSやコンピュータに依存せず、
表示デバイス単独で色情報の出入力といった管理が可能
になる。
【0013】さらに、表示デバイス単独で色情報の出入
力といった管理が可能になれば、コンピュータ本体と異
なるメーカの製品(表示デバイス)や新機種の表示デバ
イスを使用する場合にも、容易に正確なカラーマッチン
グを実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。本発明によるモニタシステムの対
象となる表示デバイス(表示装置)は、2種類以上の原
刺激により表示色を生成するカラー表示デバイスであ
り、例えば、ブラウン管ディスプレイ装置、液晶ディス
プレイ装置、エレクトロルミネセンスディスプレイ装
置、プラズマディスプレイ装置、フィールドエミッショ
ンディスプレイ装置、投写型ブラウン管ディスプレイ装
置、液晶プロジェクタ装置等が挙げられる。本発明で
は、これらがディスプレイ装置やプロジェクタ装置に組
み込まれる前の表示ユニットとしての組立品の状態、ま
たは、ディスプレイやプロジェクタとして組み込まれた
状態における、表示部(表示面)の色情報を、電子部品
または添付物等に保持させるようになっている。
【0015】個々の表示デバイスにそれぞれ1対1に対
応付けられる電子部品または添付物には、表示デバイス
の表示部(表示面)全面のそれぞれの単位領域における
3原色(R,G,B)と白色の色情報、あるいは、表示
部上の所定複数個所(例えば、表示部をn分割した各領
域の中心部位)それぞれにおける3原色と白色の色情報
を、予め保持させておくようにする。
【0016】色情報の取得は、個々の表示デバイスの評
価時において、3原色(R,G,B)と白色でそれぞれ
全面表示させたときに、測色器などを用いて測定するこ
とによって行われ、取得した各色情報は、位置情報と対
応付けられて電子部品または添付物に書き込まれる。3
原色(R,G,B)と白色とにおける色情報があれば、
他のあらゆる色で表示させたときの色情報が演算によっ
て得ることが可能であるので、本発明によるシステムに
そのような演算処理機能を具備させてもよい。あるい
は、電子部品などの記憶容量が許容すれば、3原色
(R,G,B)と白色とにおける色情報以外にも、演算
で得た他の各色全面表示における色情報を、位置情報と
対応付けて書き込んでおくことも可能である。
【0017】位置情報と対応付けた上述の色情報を保持
する電子部品は、不揮発性の半導体メモリであることが
望ましく、電子部品は表示デバイスに内蔵されて出荷さ
れる。また、位置情報と対応付けた上述の色情報を保持
する添付物は、光学的または磁気的に読み取り可能な情
報が書き込まれたものであることが望ましく、添付物は
表示デバイスに添付されて出荷される。
【0018】まず、色情報を電子部品に保持した場合の
例について説明する。図1は、色情報を保持した電子部
品とブラウン管ディスプレイ装置とを用いたシステムの
構成例である。図1において、1は色情報の出力指令の
操作入力手段、2は表示部(表示面)上の位置を指示入
力するための操作入力手段、3は表示部の位置情報と色
情報を対応づけて保持した不揮発性半導体メモリよりな
る電子部品、4は、操作入力手段1、2からの入力指令
を解釈すると共に、電子部品3に書き込まれた情報を読
み出して適宜に変換処理を行う情報処理部、5は、電子
銃から出力した電子ビームの位置を偏向系により制御し
て表示光を制御する表示制御部、6はブラウン管よりな
る表示手段である。
【0019】操作入力手段1、2、電子部品3、情報処
理部4は、表示制御部5や表示手段6とともに、本例の
表示デバイス(ブラウン管ディスプレイ装置)に一体に
組付け乃至は内蔵される。また、図1に示した本例で
は、表示手段6が、表示手段6自身の表示部(表示面)
上の任意の位置における色情報を表示する、色情報の出
力手段として機能する。
【0020】液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプ
レイ装置、投写型ブラウン管ディスプレイ装置、フィー
ルドエミッションディスプレイ装置については、表示デ
バイスの構造や表示方法等異なる部分があるが、位置情
報と対応付けた色情報を保持した電子部品3と、操作入
力手段1、2とに関しては、ブラウン管ディスプレイ装
置の構成と同様のものにすることができる。また、液晶
プロジェクタ装置については、表示デバイス内に表示手
段を持たない構造であり、表示デバイスの外部のスクリ
ーンなどに表示することになるが、電子部品3と、操作
入力手段1、2とに関しては、ブラウン管ディスプレイ
装置の構成と同様のものにすることができる。
【0021】図2に、色情報が電子部品3に保持された
場合における、色情報の出力指令の入力から色情報の出
力までの基本的な流れを示す。まず、操作入力手段1に
より色情報の出力指令が入力されると、情報処理部4
は、電子部品3から位置情報に対応付けられた色情報を
読み出す。次に、表示部(表示面)上の位置(ここでい
う位置には領域が含まれる)を指定する命令が操作入力
手段2により入力される。なお、場合によっては、色情
報の出力指令が入力され、表示部上の位置を指定する指
令が入力された後、あるいは、表示部上の位置を指定す
る指令が入力され、色情報の出力指令が入力された後
に、指示された位置情報に対応する色情報のみが、情報
処理部4によって電子部品3から読み出される。そし
て、情報処理部4において、指示された位置情報に対応
する色情報は、表示や音声表現といった出力方法に応じ
て、適宜に変換処理される。図1に示したシステム例で
は、情報処理部4の出力を受けた表示制御部5が、表示
手段6の表示部上に、適宜の表現形態で色情報の表示を
行わせる。なお、ブラウン管ディスプレイ装置以外の表
示デバイスにおいては、各種表示デバイスの構成に応じ
て、表示部や補助表示部の表示状態や投射光を制御し
て、色情報の表示を行う。
【0022】図3は、図1に示したシステム構成に音声
出力手段7を付加したシステム例を示している。この図
3に示した例においては、色情報を音声表現によって出
力することが可能となる。すなわち、指示された位置
(利用域を含む)に対応する色情報を、情報処理部4が
音声データに変換し、スピーカ等の音声出力手段7に出
力することによって、色情報が音声により出力される。
なお、この場合は、電子部品3に記憶させる色情報を音
声データの形式としてもよい。なおまた、音声出力手段
7は表示デバイスに内蔵してもよいし、端子部を設けて
外付け可能な構成としてもよい。
【0023】操作入力手段1、2は、ここでは各種スイ
ッチや座標入力手段とし、これらの例としては、例えば
ボタン式、ダイヤル式、トグル式、ビット式、タッチ表
示部式などの他に、非接触式等を挙げることができる。
これらは構成については技術的に公知な手段であるので
説明を省略する。
【0024】図4は、表示デバイスの正面(表示手段6
の表示部(表示面)側)に配置した、操作入力手段1、
2の例を示したものである。操作入力手段1、2は、図
4の(a)のように表示部の下部に設けてもよいし、図
4の(b)のように表示部の右側に設けてもよいし、あ
るいは、図示していないが上部や左側でもよく、配置す
る位置は任意であり、そのときの意匠や構造に応じて配
置個所を変えることを制限するものではない。また、操
作入力手段1、2の形状は、図示では矩形であるが、こ
れは模式的に示したものであり、図示していない円形、
多角形、その他の形状でもよく、そのときの意匠や構造
に応じて適宜形状用を選択することを制限するものでは
ない。また、操作入力手段1、2の個数は一つ以上と
し、図4の(c)や図4の(d)のように、例えば操作
入力手段2を複数のスイッチで構成した場合、必ずし
も、操作入力手段1と操作入力手段2を近接配置する必
要や、複数のスイッチを同一線上に揃えて配置する必要
はなく、そのときの意匠や構造に応じて変更することを
制限するものではない。また、場合によっては、図5の
(a)のように表示デバイスの側面、図5の(b)のよ
うに表示デバイスの上面、図5の(c)のように表示デ
バイスの背面、図5の(d)のように表示デバイスの下
面等、表示デバイスの正面以外の面に、操作入力手段
1、2を配置してもよい。なおまた、図4、図5では示
していないが、操作入力手段1と操作入力手段2とを兼
用させる構成であっても、差し支えない。
【0025】また、図6に示したのは、タッチ表示部式
または非接触式スイッチによって操作入力手段1、2を
実現した例であり、表示部あるいは補助表示部に表現さ
れたスイッチにアクセスして、位置情報の指示と色情報
の出力の指示とを行うものである。図示したスイッチの
形状は矩形であるが、意匠や構成等に応じて形状が変わ
っても構わず、図示した形状に限られるものではない。
また、図示したスイッチの個数は複数であり、配置も整
列されているが、意匠や構成等によっては図示された個
数や配列に限るものではない。図6の(a)は、表示部
6に操作入力手段1、2を形成した場合の例であり、図
6の(b)は、表示部6とは別に表示デバイスに補助表
示部8を設け、補助表示部8上に操作入力手段1、2を
形成した例であり、図6の(a)では、操作入力手段1
と操作入力手段2とが兼用されたものとなっている(つ
まり、図6の(a)では、スイッチの一つを選択する
と、位置の指示と同時に、色情報の出力指示が行われ
る)。
【0026】なお、プロジェクタの場合は、図4、図5
において表示デバイスの表示手段6を投射光学系に置き
換えたものとし、操作入力手段1、2は、投射光学系の
投射面以外の位置に設けた構成とする。
【0027】次に、表示部上における位置(ここでいう
位置とは領域を含む)の指定と、色情報の出力指令の入
力手法について説明する。位置(または領域)の指示方
法には、大別して、選択式と教示式(表示を伴った入力
方式)とがある。位置(または領域)の指定は、表示部
の全面を一括指定する、表示部上の所定区画である特定
領域を指定する、座標値を用いて表示部上の特定位置を
指定する、などの手法が考えられる。これらは、操作入
力手段2の機能や操作入力形態などを適宜に設定してお
き、ユーザが操作入力手段2を、設定条件に応じて適宜
に操作することにより容易に実現される。また、位置
(または領域)の指示(または選択)と、指示した位置
(または領域)の確定とを、別個に行うようにした場合
であっても、操作入力手段2の機能や操作入力形態など
を適宜に設定しておき、ユーザが操作入力手段2を、設
定条件に応じて適宜に操作することにより容易に実現さ
れる。なお、操作入力手段1に色情報の出力指令を与え
る機能だけでなく、位置情報の入力指定機能をも併せ持
たせてもよい(つまり、例えば図6の(a)で示したよ
うに、操作入力手段1と操作入力手段2とを一つにして
もよい)。
【0028】位置(または領域)の指示手法が選択式で
ある場合において、例えば、操作入力手段2がボタン式
スイッチ等である際には、あるスイッチには表示部の全
面を一括指定する機能を持たせ、あるスイッチには表示
部上の所定区画である特定領域を指定する機能を持た
せ、表示部の全面を一括指定や、表示部上の特定領域の
指定を行うようにする。また、あるスイッチにはある数
字を対応させ、他のあるスイッチには他のある数字を対
応させ、10個のスイッチにより座標値の入力が可能な
ようにする、または、あるスイッチには数値をアップさ
せる機能を持たせ、他のあるスイッチには数値をダウン
させる機能を持たせ、これにより座標値の入力が可能な
ようにする。また、操作入力手段2がダイヤル式やビッ
ト式のスイッチ等の場合は、スイッチのある設定には表
示部の全面を一括指定する機能を持たせ、スイッチのあ
る設定には表示部上の所定区画である特定領域を指定す
る機能を持たせ、スイッチのある設定では座標値を入力
する機能を持たせる。もちろん、操作入力手段2として
のスイッチに、色情報の出力命令を与える操作入力手段
1としての機能を兼ね備えさせ、位置(または領域)の
指示と同時に色情報の出力命令を与えるようにしても構
わない。
【0029】ここで、表示部上の特定領域とは、表示部
(表示面)を分割して色情報を出力する際における表示
部の分割領域(区画領域)の一つであり、表示部をn分
割する場合は分割領域がn個となり、n個以上のスイッ
チまたはn個以上のスイッチの設定で対応する。また
は、例えば、あるスイッチに各種領域の指定用のメニュ
ーを出力する機能を持たせ、スイッチの設定や操作手法
に変化をつけてメニューの選択を行う方式を採用すれ
ば、1個以上n個以下のスイッチで対応することも可能
である。
【0030】このように、ユーザは色情報の出力を所望
する領域(または位置)に対応するスイッチを選択する
かスイッチの設定や操作手法を適宜に行うことにより、
表示部上の所望する位置(または領域)に関する情報
を、システムに対して与えることができる。
【0031】また、ユーザが領域選択や座標値入力によ
り表示部上の領域(または位置)を指示する場合、領域
や座標値の位置を示す画像、あるいは、領域や座標値の
位置の認識を助ける画像が、表示部や補助機器等に表示
してあれば、領域や座標値の指定がより容易となる。さ
らに、領域の指定範囲を示す画像や指定した座標値の位
置を示す画像が、表示部に対応して表示してあれば、指
定した領域や座標値の位置の確認もより容易となる。
【0032】図7に領域や座標値の位置を示す画像の例
を示す。これらは表示部を直線や曲線で分割して領域の
認識を促す画像であり、分割は表示部(表示面)の最小
単位(色情報を測定した最小の単位領域)と一致するよ
うに行ってもよいし、単位領域が複数入るように行って
もよい。図7では、線によって境界を表現してあるが、
実画面では境界に線はなく、隣り合う領域の色や輝度や
模様や画像で差別化する場合もある。図7は、表示部に
対して矩形や線状の形状や円状の形状や多角形の形状等
に分割する線を表示した例である。示した領域や境界線
の数は、表示部の大きさや状況に応じて決定するので、
ここに示した画像が決定的なものとなるわけではない。
【0033】図7の(a)と図7の(b)は直線で境界
線9を示した例であり、各領域(各分割領域)10が分
離している場合であり、領域10の形状は矩形と六角形
をその一例として図示したものである。領域の形状は、
この他の多角形や閉曲線でもよく、各領域が等面積でな
くてもよい。また、曲線で境界線を示してもよい。図7
の(c)は同じ中心上に配置した図形を境界線とした例
であり、図形は図示した矩形以外の他の多角形や閉曲線
等でもよい。図7の(d)は各領域10に重なる部分が
ある例であり、各領域10の形状は図示した円形以外の
他の多角形や閉曲線等でもよい。図7の(e)と図7の
(f)は帯状の形状に分割した領域10の例を示してい
る。なお、上記したような画像を、表示部の大きさに対
して等倍に表示すれば認識が容易であるが、大きさの異
なる画像を表示した場合であっても、表示部の外枠モデ
ルや倍率を表示したりすれば、実際の表示部に対応する
位置関係が容易に認識できる。ユーザは、分割された各
領域10を認識し、操作入力手段2を適宜に操作するこ
とによって、所望の領域を選択して指定する(または、
所望の座標値を入力して指定する)。
【0034】なお、色相や輝度や走査タイミング等の調
整を行えば、指定した領域と非指定の領域との区別も可
能となり、指定領域の確認が容易となる。例えば、図7
の(a)〜(f)において、領域を選択した場合、選択
した領域を10A(図では黒ベタの領域)のように示
し、非選択の領域10(図では白抜きの領域)と区別し
て表示して、選択した領域の確認を容易にし、また、必
要に応じて、操作入力手段2を適宜に操作することによ
り、選択した領域の変更や確定を行うことも可能であ
る。
【0035】また、ユーザが指定できる領域の最小単位
は、記憶してある色情報の測定ピッチ(単位領域)と一
致することが望ましいが、ユーザが指定できる領域の最
小単位が、記憶してある色情報の測定ピッチより大きい
場合は、領域内の色情報を平均化したもの、または重心
位置を求めたり、統計処理を行うなどして色情報を出力
する。なおこれは、ユーザが指定できる領域の最小単位
を複数含む領域を指定した場合も同様である。
【0036】次に、教示式による領域の指示手法につい
て説明する。教示式では、表示部や補助器具に対して、
指やツールを接触または接近させて領域を表現し、領域
に関する指示を与える。例えば、表示部がタッチ表示部
のように、表示部で指定したい領域に指やツールを接触
させて、接触した表示部の位置情報が得られるような手
段や、非接触式の座標入力装置等のように、指やツール
を接近させて表示部を反応させて、表示部の位置情報が
得られるような手段を用いることを前提とする。領域に
関する指示は、接触した表示部の位置情報と、表示部の
サイズや領域表示倍率などの事前に設定した条件等によ
り、与える。また、表示部に、実際の表示部とは大きさ
の異なる表示部の画像や模式図を表示し、これをモデル
として指やツールにより接触させたり接近させたりして
領域を教示する方法もある。この場合、モデルとして表
示した表示部の画像や模式図と、実際の表示部との比率
が既知であれば、接触したり接近した位置と指定する領
域を対応づけることは容易である。これらの教示は、場
合によっては表示部に対してではなく、教示用シートや
補助表示部等の補助機器を介して行ってもよい。
【0037】図8を用いて、表示部に指やツールを接触
または接近させて領域を表現する場合の、領域の指定方
法を説明する。図8の(a)は、直線を境界線とした、
ユーザが指定できる最小単位の大きさとなる矩形のグリ
ッド領域12を表示した例を示しており、表示部に指や
ツールを接触または接近させてグリッド領域12を指定
する。なお、グリッド領域12の形状は、図7に示した
ものを含めたその他の形態でも構わない。図8の(b)
における13、14、15は、表示部に指やツールを接
触または接近させて教示したときの軌跡を示している。
ここでは、閉曲線の軌跡で囲まれた領域、または軌跡そ
のものの外形を、概略指定された領域とする。13のよ
うな軌跡の場合は、閉曲線の軌跡で囲まれた領域を概略
指定された領域とし、14や15のような軌跡の場合
は、軌跡そのものを概略指定された領域とする。なお、
15の軌跡のように、グリッド領域12より小さい軌跡
の場合は、その小さい軌跡が存在するグリッド領域12
を指定領域とする。図8の(c)は、図8の(a)のよ
うなグリッド領域12をもつ表示部に対して、図8の
(b)の軌跡13、14、15が入力された場合におけ
る、指定された領域13’、14’、15’をそれぞれ
示している。このように、指定された領域(図では黒ベ
タの領域)を他の領域と区別して表示することで、選択
した領域の確認を容易にし、また、必要に応じて、表示
部のメニュー入力部や座標軌跡入力部に指やツールを接
触または接近させることにより、選択した領域の変更や
確定を行うことも可能である。
【0038】次に、色情報の表示例について説明する。
色情報は、CIE1931表色系、またはCIE196
4表色系に基づいた色度座標x,y,z、またはCIE
1976UCS色度座標u’,v’で出力する。あるい
は、マンセル表色系またはJISZ8721に記載の三
属性による表示記号を用いたHV/CまたはNV/(H
C)の形式、「10YR 9/1」のように出力しても
よい。あるいは、JISZ8102に記載の系統色名に
変換して、「黄みの白」、「うすい赤」等と出力しても
よい。あるいは、慣用色名に変換して「きなり色」、
「ピンク」等と表現してもよい。更に、色度座標値、三
属性による表示、系統色名、慣用色名等、各種の色情報
や図を複数を混在させて表示させても、差し支えない。
【0039】また、色情報を出力させる指定範囲が表示
部(表示面)全面の場合は、色度座標値をレベル分けし
た等高線図で出力し、レベル区分の差別化は、色や輝度
や画像や模様により行なう。図9に、等高線で色情報の
レベルを区分した例を示す。図示した例では、等高線で
区切られた領域に模様や色はないが、表示部上では色や
輝度や画像や模様により差別化を図ることは可能であ
る。例えば、図9の等高線図が、表示部(表示面)の全
面を白色表示させたときの各部の色情報を示すものであ
る場合、等高線で区切られた各領域を色や輝度や画像や
模様により差別化し、かつ、表示部の一部に、等高線で
区切られた各領域の色情報を、色度座標値として数字や
文字で表示させることで、ユーザの識別性を高めること
が可能となる。なお、三属性による表示、系統色名、慣
用色名についても、それぞれの区分に応じて類別して等
高線図で出力し、それぞれの区分の差別化は、色や輝度
や画像や模様により行うことが可能である。また、これ
らの等高線図は、表示部の大きさに対して等倍に出力す
れば認識が容易であるが、大きさの異なる表示において
も、表示部の外枠モデルを表示したり、倍率を表示した
りすれば、表示部に対応する位置関係は容易に把握でき
る。
【0040】色情報を出力させる指定範囲が表示部(表
示面)の一部の領域である場合には、図9に示した例の
ように、色度座標値をレベル分けした等高線図で出力し
て、レベル区分の差別化は色や輝度や画像や模様で行っ
てもよいが、領域内の平均値、重心位置の色度座標値、
統計値等を出力するようになすと、ユーザにとって指定
した分割領域の色情報の把握が直截的で、使い勝手のよ
いものとなる。色度座標値は数字や文字で表示してもよ
いし、色度図を表示して色度座標値を示してもよい。指
定された領域内の重心位置についての色情報を数字や文
字で表示するようにしてもよい。
【0041】図10に、色情報を数字や文字で表示した
例を示す。図10の(a)は、表示部をユーザが指定可
能な最小単位となる矩形のグリッド領域12で細分化し
た際において、先に述べた適宜の手法によって指定した
領域16、17を示したものである。図10の(b)
は、領域16、17の色情報を色度座標x,yで示した
例であり、ここでは図示していないが、色度座標zも含
めて表示を行う場合もある。図10の(c)は、領域1
6、17の色情報を色度座標u’,v’で表示した例で
あり、図10の(d)は、領域16、17の色情報をマ
ンセル表色系またはJISZ8721に記載の三属性に
よる表示記号を用いて表示した例である。また、図10
の(e)は、領域16、17の色情報を系統色名で表示
した例であり、図10の(f)は、領域16、17の色
情報を慣用色名で表示した例である。ここで、図10の
(b)〜(f)は、例えば表示部(表示面)の全面を白
色表示させたときにおける、指定された領域16、17
の色情報を示すものであり、色度座標や表示記号はここ
では必ずしも正確なものではなく、また、系統色名や慣
用色名は理解し易いために非常に誇張した色名として記
載されていることを、理解されたい。
【0042】なお、図10では、指定した領域と色情報
を表示したものを複数例を挙げているが、数字や文字の
形態や大きさ、レイアウト等は、図10に示した例に限
られるものではない。さらに、図示していないが、色度
座標値、三属性による表示、系統色名、慣用色名等、各
種の色情報や図を複数を混在させて表示することも、も
ちろん可能である。
【0043】なおまた、座標値を用いて指定した位置の
場合においても、図10に示したの同様に、指定された
座標位置の表示と共に、色度座標値、三属性による表
示、系統色名、慣用色名を、数字や文字で表示したり、
あるいは、色度図を表示して色度座標値を示すようすれ
ばよい。また、表示部の大きさに対して等倍で座標を設
定し、指定の座標位置を表示すれば認識が容易である
が、大きさの異なる表示においても、表示部の外枠モデ
ルを表示したり、倍率を表示したりすれば、表示部に対
応する位置は容易に把握できる。さらに、色度座標値、
三属性による表示、系統色名、慣用色名等、各種の色情
報や図を複数を混在させて表示するようにしても、差し
支えない。
【0044】表示部上の所定区画である特定領域を指定
した場合、あるいは、座標値を用いて表示部上の特定位
置を指定する場合のいずれにおいても、上述したよう
に、色情報の表示だけではなく、領域または座標値に関
する指示を与える場合に用いた、領域や座標の位置を示
す画像を同時に表示すると、ユーザにとって識別性のよ
いものとなる。
【0045】なお、表示デバイスの表示部の色温度は、
3000K〜15000Kの範囲が適当である。
【0046】次に、音声による色情報の出力例について
説明する。この場合は、前述した図3のように、音声出
力手段7を含んだシステム構成をとっていることを前提
とする。前述した適宜の手法を用いて、分割領域や座標
値で表わされる位置を指定し、指定した領域または位置
における色情報の出力指令を入力すると、音声出力手段
7は、指定された領域または位置の色情報を、CIE1
931表色系、またはCIE1964表色系に基づいた
色度座標x,y,zで出力し、「えっくすは、れいてん
にいはちさん、わいは、れいてん……」等のように、音
声で出力する。または、CIE1976UCS色度座標
u’,v’を出力し、「ゆーぷらいむは、れいてん…
…、ぶいぷらいむは、れいてん……」等のように、音声
で出力する。あるいまたは、JISZ8102に記載の
物体色の色名に変換して、「黄みの白」、「うすい赤」
等と、音声で出力したり、または、慣用色名に変換し
て、「きなり色」、「ピンク」等と、音声で出力する。
あるいはまた、マンセル表色系またはJISZ8721
に記載の三属性による表示記号を用いたHV/Cまたは
NV/(HC)の形式で「10YR 9/1」のように
出力する場合は、「じゅうわいあーる、きゅうのいち」
のように、音声で出力する。
【0047】なお、英語を含む各種外国語での音声出力
についても、各国語の音声データをメモリ等の電子部品
に記憶させておけば、日本語と同様に出力が可能である
ので、その説明は省略する。
【0048】次に、添付物に色情報を保持した場合の例
について説明する。図11は、色情報を保持した添付物
を用いたシステムの構成例であり、同図において、図1
のシステムと均等な構成要素には同一符号を付し、その
説明は重複を避けるため割愛する。図11において、1
8は、光学的または磁気的に読み取り可能な形態で、位
置情報と対応付けた色情報が書き込まれた(または印刷
された)添付物、19は、添付物18に書き込まれた情
報を読み取る読み取り手段である。
【0049】操作入力手段1、2、情報処理部4は、表
示制御部5や表示手段6とともに、本例の表示デバイス
に一体に組付け乃至は内蔵される。また、添付物18
は、表示デバイスの筐体などの邪魔にならない個所に、
分離せぬように添付しておくようにされる。また、読み
取り手段19は、表示デバイスに一体に組付け乃至は内
蔵されたものであってもよいが、外付けで必要時にのみ
表示デバイスと接続するようにした構成である方が、読
み取り手段19を汎用的に使用できるで、コスト的に有
利である。
【0050】図12に、色情報が添付物に保持された場
合における、色情報の出力指令の入力から色情報の出力
までの基本的な流れを示す。操作入力手段1により色情
報の出力指令が入力され、表示部(表示面)上の位置
(または領域)を指定する指示命令が操作入力手段2に
より入力されると、少なくとも指示された位置(または
領域)に対応する色情報が、情報処理部4によって、読
み取り手段19を介して添付物18から読み出される。
そして、情報処理部4において、指示された位置情報に
対応する色情報は、表示や音声表現といった出力方法に
応じて、適宜に変換処理される。図12に示したシステ
ム例では、情報処理部4の出力を受けた表示制御部5
が、表示手段6の表示部上に、前述したような適宜の表
現形態で、色情報の表示を行わせる。なお、添付物18
の読み取りは、図12に示した順序に限るものではな
く、出力信号に変換する前に行われればよい。
【0051】図13は、図11に示したシステム構成に
音声出力手段7を付加したシステム例を示している。こ
の図13に示した例においては、前記した図3のシステ
ム例と同様に、色情報を音声表現によって出力すること
が可能となる。すなわち、指示された位置情報に対応す
る色情報を、情報処理部4が音声データに変換し、スピ
ーカ等の音声出力手段7に出力することによって、色情
報が音声によって出力される。なお、この場合は、添付
物18に保持させる色情報を音声データの形式としても
よい。なおまた、音声出力手段7は表示デバイスには内
蔵せず、端子部を設けて外付け可能な構成としてもよ
く、さらにはこの場合には、音声出力手段7に、読み取
り手段19を内蔵させる構成であってもよい。
【0052】図14に、添付物の具体例の概要を示す。
添付物18は、図14の(a)に模式的に示したバーコ
ードや、図14の(b)に模式的に示した2次元のパタ
ーン等で情報を表現した光学的に読み取り可能な印刷物
や、あるいは、図示しないが、磁気的に情報が書き込み
/再生可能なカード状などの磁気記録媒体とする。
【0053】図15に、添付物18の表示デバイスへの
添付例を示す。表示デバイスの筐体部20の適宜個所
に、添付物18を保持し、かつ、添付物18の内容を読
み取ることのできるようにした、保持部21を設ける。
この保持部21には例えば透明窓を設けて、この窓を通
して添付物18の内容を読み取り可能なように構成した
り、あるいは、保持部21に、読み取り時以外は閉であ
り、読み取り時に解放したり取り外したりできる蓋部材
あるいはシャッタ部材を設けた構成とする。かような構
成とすると、添付物18を紛失する虞がない上、表示デ
バイスに添付物18を保持させたまま、読み取り手段1
9によって添付物18の内容を読み取ることが可能とな
る。
【0054】次に、添付物18の読み取り方法について
説明する。添付物18の読み取りは、添付物の構成や形
態に対応した読み取り手段19を用いて行う。例えば、
添付物がバーコード記録された印刷物の場合、バーコー
ドリーダー等を用いて読み取り、添付物18が磁性体を
印刷した媒体の場合、磁気リーダ等を用いて読み取る。
【0055】図16に、添付物18を読み取る場合の、
読み取り手段19と表示デバイスとの関係を示す。図1
6の(a)は、読み取り手段19と表示デバイスが接続
線で直接接続された構成を示している。また、図16の
(b)は、読み取り手段19と表示デバイスが、無線や
光通信等を利用して通信を行うように構成された例を示
している。なお、図16において、各機器が接続線によ
って接続されていない場合は、無線や光通信等を利用し
て通信を行うようになっている。図16の(c)、図1
6の(d)、図16の(e)、図16の(f)は、いず
れも読み取り手段19と表示デバイスの間に変換器等の
中継機器22を配置した構成である。これらの配置は、
添付物18を読み取る際のみに構築すればよく、必要が
ない時は、読み取り手段19や中継機器22を他の用途
に用いるようにすれば、汎用性が高まって、コストパフ
ォーマンスがよくなる。
【0056】なお、表示部上における位置(領域)の入
力指定手法、色情報の表示手法、音声による色情報の出
力手法等については、色情報を電子部品に保持した場合
と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0057】図17に、表示色の調整方法の流れを示
し、これを図1のシステム構成に基づき説明する。表示
色の調整命令が適宜の操作手段により入力され(これか
ら調整して表示したい色の色情報に関するデータが入力
され)、次に、位置(または領域)に関する指示が操作
入力手段2によって入力されると、情報処理部4が、電
子部品3から位置情報と対応付けられた色情報を読み取
る。情報処理部4では、これから調整して表示したい色
の色情報と、電子部品3から読み取った色情報とを比較
して、制御量を算出し、これに基づき表示制御部5を制
御して、表示手段6に調整後の色を表示させる。
【0058】次に、本発明のシステムを有する複数のモ
ニタ対してプリンタや印刷機やFAX等の出力デバイス
Pのカラーマッチングを行う方法を説明する。モニタA
の表示面の点(i,j)のRの色情報をAr、Gの色情
報をAg、Bの色情報をAbとし、モニタBの表示面の点
(i,j)のRの色情報をBr、Gの色情報をBg、Bの
色情報をBbとする。以後これらをAe、Be(eは表示
デバイスの各原色)で示す。出力デバイスの原色がCM
YK(またはCMY)の場合には、出力デバイスPの出力
面の点(i,j)のCの色情報をPc、Mの色情報を
m、Yの色情報をPy、Kの色情報をPkとし、以後こ
れらをPe1(e1は出力デバイスの各原色)で示す。
【0059】モニタAの色情報とモニタBの色情報は本
発明により出力されるので(1)式を満たすTBeを求
めることができる。
【0060】 Ae=Be・TBe (1)式 即ち、モニタBの色情報はモニタAの色情報にTBe~1
を施してあらわすことができる。
【0061】一方、出力デバイスPとモニタAのカラー
マッチングは、(2)式または(3)式などを満たす色
変換処理He1またはGe1を介して行われる。
【0062】 Pe1=He1(k,Fe1k(Ae)) 但しk=0,…,K (2)式 Pe1=Ge1(Ae) (3)式 従って、出力デバイスPとモニタBのカラーマッチング
は、(4)式または(5)式などを満たす色変換処理H
e1またはGe1を介して行うことができる。
【0063】 Pe1=He1(k,Fe1k(Ae・TBe~1)) (4)式 Pe1=Ge1(Ae・TBe~1) (5)式 このようにして、各点で処理を行えば、表示部全面にわ
たってカラーマッチングを行うことができ、各表示デバ
イスの状況に応じたカラーマッチングを行うことができ
る。
【0064】表示部の大きさが異なる場合は、位置情報
を最大のものに合わせ、色情報の足りない部分を補充す
るなどの処理を行う。
【0065】また、上記は出力デバイスがCMYK(ま
たはCMY)の場合であるが、RGB,CMYKRGB
などの場合にも適用でき、モニタが3個以上ある場合に
ついても同様にしてカラーマッチングを行う。また、モ
ニタの色情報の出力が色度座標以外で出力される場合
は、色度座標への変換処理を通した後に上記カラーマッ
チングを行ってもよい。
【0066】更に、各モニタシステムにUSBポートや
RS232C等の端子を付加しておけば、必要に応じて
中継機器を設置し、各モニタシステムの色情報を送信す
ることができ、カラーマッチング処理の効率を向上する
ことができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、表示デバイスに設けら
れた操作入力手段の操作により、OSに依存せずに個々
の表示デバイスに固有の色情報を入手することができ
る。従って、ICCプロファイル等を利用したカラーマ
ネジメントにおいて、個々の表示デバイスの状況(個
性)に対応した、より精度の高いカラーマッチングを行
うことができる。
【0068】また、個々の表示デバイスの全面または一
部の領域の色情報を入手することができるので、表示部
(表示面)の位置と色情報の対応が可能となる。従っ
て、全面同一色を表示させた場合において、表示部上の
異なる場所で異なる色情報をもつ場合であっても、表示
部全体に対してより正確なカラーマッチング行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るモニタシステムの構成
の1例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による色情報出力処理の流れ
の1例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態に係るモニタシステムの構成
の1例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおい
て、表示デバイスに配置される操作入力手段の配置例を
示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおい
て、表示デバイスに配置される操作入力手段の配置例を
示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおい
て、表示デバイスに配置される操作入力手段の配置例を
示す説明図である。
【図7】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおけ
る、指定領域の教示画面例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおけ
る、指定領域の教示画面例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施形態に係るモニタシステムにおけ
る、色情報の表示画面例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施形態に係るモニタシステムにお
ける、色情報の表示画面例を示す説明図である。
【図11】本発明の実施形態に係るモニタシステムの構
成の1例を示すブロック図である。
【図12】本発明の実施形態による色情報出力処理の流
れの1例を示す説明図である。
【図13】本発明の実施形態に係るモニタシステムの構
成の1例を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施形態に係るモニタシステムにお
ける、添付物の例を示す説明図である。
【図15】本発明の実施形態に係るモニタシステムにお
いて、表示デバイスに添付される添付物の保持・配置例
を示す説明図である。
【図16】本発明の実施形態に係るモニタシステムにお
ける、添付物の読み取り手段の配置構成例を示す説明図
である。
【図17】本発明の実施形態に係るモニタシステムにお
ける、表示色調整処理の流れの1例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 操作入力手段 2 操作入力手段 3 電子部品 4 情報処理部 5 表示制御部 6 表示手段 7 音声出力手段 18 添付物 19 読み取り手段 20 筐体部 21 保持部 22 中継機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/00 550 G09G 5/00 550C H04N 9/64 H04N 9/64 Z Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 5B069 BA04 HA13 5C066 AA03 CA08 EA13 KE07 KM11 5C082 AA01 AA22 AA24 AA27 AA31 AA32 BA12 BA34 CA12 CA54 MM06 MM09

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー表示が可能な表示デバイスと、該
    表示デバイスの個々と1対1に対応付けられるととも
    に、前記表示デバイスの表示部の少なくとも複数点の位
    置情報と色情報とを対応付けて予め保持した電子部品
    と、色情報の出力命令を与えるための操作入力手段と、
    前記表示デバイスの表示部上の位置を指示するための操
    作入力手段と、色情報を出力可能な出力手段とを具備
    し、 色情報の出力命令を与えることにより、前記表示デバイ
    スの表示部の任意の表示位置における色情報を出力する
    ことを特徴とするモニタシステム。
  2. 【請求項2】 カラー表示が可能な表示デバイスと、該
    表示デバイスの個々と1対1に対応付けられるととも
    に、前記表示デバイスの表示部の少なくとも複数点の位
    置情報と色情報とを対応付けて予め保持した電子部品
    と、色情報の出力命令を与えるための操作入力手段と、
    前記表示デバイスの表示部上の位置を指示するための操
    作入力手段と、色情報を出力可能な出力手段とを具備
    し、 色情報の出力命令を与えることにより、前記表示デバイ
    スの表示部の複数の異なる表示位置における色情報を出
    力することを特徴とするモニタシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載において、 前記電子部品は、前記表示デバイスに内蔵された半導体
    メモリであることを特徴とするモニタシステム。
  4. 【請求項4】 カラー表示が可能な表示デバイスと、該
    表示デバイスの個々と1対1に対応付けられるととも
    に、前記表示デバイスの表示部の少なくとも複数点の位
    置情報と色情報とを対応付けて予め保持した添付物と、
    該添付物の読み取り手段と、色情報の出力命令を与える
    ための操作入力手段と、前記表示デバイスの表示部上の
    位置を指示するための操作入力手段と、色情報を出力可
    能な出力手段とを具備し、 色情報の出力命令を与えることにより、前記表示デバイ
    スの表示部の任意の表示位置における色情報を出力する
    ことを特徴とするモニタシステム。
  5. 【請求項5】 カラー表示が可能な表示デバイスと、該
    表示デバイスの個々と1対1に対応付けられるととも
    に、前記表示デバイスの表示部の少なくとも複数点の位
    置情報と色情報とを対応付けて予め保持した添付物と、
    該添付物の読み取り手段と、色情報の出力命令を与える
    ための操作入力手段と、前記表示デバイスの表示部上の
    位置を指示するための操作入力手段と、色情報を出力可
    能な出力手段とを具備し、 色情報の出力命令を与えることにより、前記表示デバイ
    スの表示部の複数の異なる表示位置における色情報を出
    力することを特徴とするモニタシステム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載において、 前記添付物は、光学的または磁気的に読み取り可能な情
    報が書き込まれたものとされ、前記添付物の読み取り手
    段は、前記添付物に書き込まれた情報を光学的または磁
    気的に読み取るものであることを特徴とするモニタシス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載において、 前記添付物は、表示デバイスの筐体に保持された状態
    で、前記読み取り手段によって読み取り可能とされたこ
    とを特徴とするモニタシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の何れか1項に
    記載において、 前記色情報を、色度座標x,y,zにより出力すること
    を特徴とするモニタシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項7の何れか1項に
    記載において、 前記色情報を、CIE 1976 UCS色度図の座標
    u’,v’により出力することを特徴とするモニタシス
    テム。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項7の何れか1項
    に記載において、 前記色情報を、系統色名により出力することを特徴とす
    るモニタシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項7の何れか1項
    に記載において、 前記色情報を、慣用色名により出力することを特徴とす
    るモニタシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項7の何れか1項
    に記載において、 前記色情報を、三属性により出力することを特徴とする
    モニタシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12の何れか1
    項に記載において、 前記色情報を、表示によって出力することを特徴とする
    モニタシステム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載において、 前記色情報を出力可能な出力手段は、前記表示デバイス
    であることを特徴とするモニタシステム。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載において、 前記色情報を等高線で表示することを特徴とするモニタ
    システム。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし請求項7の何れか1項
    に記載において、 前記色情報を、音声で出力することを特徴とするモニタ
    システム。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし請求項16の何れか1
    項に記載において、 前記表示デバイスの表示部の色温度を、3000K〜1
    5000Kとすることを特徴とするモニタシステム。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし請求項17の何れか1
    項に記載において、 前記電子部品または前記添付物には、前記表示デバイス
    の表示部の複数個所それぞれにおける、3原色(R,
    G,B)と白色の色情報が予め保持されていることを特
    徴とするモニタシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18記載において、 前記電子部品または前記添付物には、前記表示デバイス
    の表示部全面のそれぞれの単位領域における、3原色
    (R,G,B)と白色の色情報が予め保持されているこ
    とを特徴とするモニタシステム。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし請求項19の何れか1
    項に記載において、 前記表示デバイスの表示部上の任意の表示位置における
    表示色の調整命令を与える操作入力手段と、前記表示デ
    バイスの表示制御部とを具備し、 表示色の調整命令を与えることにより、前記表示デバイ
    スの表示部の任意の表示位置における表示色の調整を行
    うことを特徴とするモニタシステム。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし請求項3、請求項8な
    いし請求項20の何れか1項に記載のモニタシステムに
    用いられる電子部品であって、 カラー表示が可能な表示デバイスの個々と1対1に対応
    付けられるとともに、対応する表示デバイスの表示部の
    少なくとも複数点の位置情報と色情報とを対応付けて保
    持したことを特徴とする電子部品。
  22. 【請求項22】 請求項4ないし請求項20の何れか1
    項に記載のモニタシステムに用いられる添付物であっ
    て、 カラー表示が可能な表示デバイスの個々と1対1に対応
    付けられるとともに、対応する表示デバイスの表示部の
    少なくとも複数点の位置情報と色情報とを対応付けて保
    持したことを特徴とする添付物。
  23. 【請求項23】 請求項1ないし請求項3、請求項8な
    いし請求項20の何れか1項に記載のモニタシステムと
    出力デバイスを有し、該モニタシステムの出力する表示
    デバイスの表示部の少なくとも複数点の色情報を用いて
    表示デバイスと出力デバイスの任意の領域のカラーマッ
    チングを行うことを特徴とするカラーマネジメントシス
    テム。
  24. 【請求項24】 請求項4ないし請求項20の何れか1
    項に記載のモニタシステムと出力デバイスを有し、該モ
    ニタシステムの出力する表示デバイスの表示部の少なく
    とも複数点の色情報を用いて表示デバイスと出力デバイ
    スの任意の領域のカラーマッチングを行うことを特徴と
    するカラーマネジメントシステム。
JP2000265402A 2000-09-01 2000-09-01 モニタシステム Pending JP2002072997A (ja)

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