JP2002070536A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2002070536A JP2000254027A JP2000254027A JP2002070536A JP 2002070536 A JP2002070536 A JP 2002070536A JP 2000254027 A JP2000254027 A JP 2000254027A JP 2000254027 A JP2000254027 A JP 2000254027A JP 2002070536 A JP2002070536 A JP 2002070536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】触媒付きパティキュレートフィルタの目詰まり
状態を解消してタービンの正常回転を保障することがで
きる内燃機関の排気浄化装置を提供する。 【解決手段】排気通路20,70 に設置されたターボチャー
ジャ14と、このターボチャージャ14の排気通路上流の排
気圧を検出する入口側圧力検出手段82と、ターボチャー
ジャ14により加圧吸気された空気流量を検出する出口側
空気流量検出手段81と、排気通路70に設置され、酸化触
媒を担持し排気ガス中の微粒子を捕獲可能なフィルタ22
と、排気ガスがフィルタ22及びターボチャージャ14を迂
回するように排気通路20,70 に分岐して設置された迂回
通路90と、この迂回通路90を開閉するバイパス弁91と、
前記排気圧の値と前記空気流量に基づいてバイパス弁91
の開閉を制御する制御手段30と、を備えたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置、詳しくは、排気ガス中に含まれる煤等の微粒子
を除去するために機関排気通路内にフィルタを配置した
内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりディーゼルエンジンにおいて
は、排気ガス中に含まれる煤等の微粒子を除去するため
に機関排気通路内に排気ガス中の微粒子を捕獲可能なパ
ティキュレートフィルタを配置しこのパティキュレート
フィルタにより排気ガス中の微粒子を一旦捕集して、パ
ティキュレートフィルタが捕集した微粒子を着火燃焼し
て除去することによりパティキュレートフィルタの再生
を図っている。
【0003】ところが前記捕集した微粒子は600°C程度
以上の高温にならないと着火せず、これに対してディー
ゼルエンジンの排気ガス温は通常、600°Cよりもかなり
低く、高負荷運転状態の場合でもその排気ガス温は350
°Cから400°C程度でしかない。したがって排気ガス熱
だけで微粒子に着火させるのは困難である。
【0004】そこで、パティキュレートフィルタ上に触
媒を担持することで微粒子の着火温度を低下させて排気
ガス熱だけで微粒子に着火させるようにした技術がある
(なお、パティキュレートフィルタ上に触媒を担持した
フィルタを以下「触媒付きパティキュレートフィルタま
たは単にフィルタと表記する。)。例えば、特公平7−1
06290号公報記載の技術は、白金族金属およびアルカリ
土類金属酸化物の混合物からなる触媒をパティキュレー
トフィルタに担持させることで前記問題に対処してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
触媒付きパティキュレートフィルタであっても一部の微
粒子のみしか着火せずよって微粒子が燃え残る場合があ
る。詳しくは、排気ガス中に含まれる微粒子の量が少な
い場合は問題ないが、内燃機関の運転状態によっては多
量の微粒子が発生する場合があり、その場合はパティキ
ュレートフィルタに付着した微粒子が完全に燃焼する前
に微粒子上に別の微粒子が堆積して積層状態になる。す
ると、酸素と接触しやすい箇所にある例えば上層の微粒
子は燃焼しても、酸素と接触しづらい箇所にある例えば
下層の微粒子は燃焼せず斯くして微粒子が燃え残るとい
う現象を誘発し、微粒子の堆積による目詰まりで排気ガ
スが通過しずらくなってフィルタが使用できなくなるお
それがある。
【0006】また、ターボチャージャを備えた内燃機関
の場合、排気ガスのエネルギーによってタービンを回転
させるため、タービンにより排気ガス及びフィルタが冷
却され、微粒子を着火燃焼して除去することができず、
目詰まりが発生し易い。そして、フィルタに目詰まりが
発生すると、ターボチャージャは、タービンが回りにく
くなってコンプレッサによる過給が十分にできず、その
結果、エンジンの高出力を生み出すことができない。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
で、その解決しようとする課題は、排気管にターボチャ
ージャと触媒付きパティキュレートフィルタを設置した
内燃機関の排気浄化装置において、触媒付きパティキュ
レートフィルタの目詰まり状態を解消してタービンの正
常回転を保障することができる内燃機関の排気浄化装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の内燃機関の排気浄化装置は、以下の手段を
採用した。すなわち、本発明の内燃機関の排気浄化装置
は、排気通路に設置され、排気圧を用いて吸気を加圧す
るターボチャージャと、このターボチャージャの前記排
気通路上流の排気圧を検出する入口側排気圧検出手段
と、前記ターボチャージャにより加圧吸気された空気流
量を検出する出口側空気流量検出手段と、前記排気通路
に設置され、酸化触媒を担持し排気ガス中の微粒子を捕
獲可能なフィルタと、前記排気ガスが前記フィルタ及び
前記ターボチャージャを迂回するように前記排気通路に
分岐して設置された迂回通路と、この迂回通路を開閉す
るバイパス弁と、前記入口側排気圧検出手段が検出する
排気圧の値と前記出口側空気流量検出手段が検出する空
気流量に基づいて前記バイパス弁の開閉を制御する制御
手段と、を備えたことを特徴とする(請求項1に対
応)。
【0009】この構成によれば、ターボチャージャに流
入してタービンを回転させる排気圧の値とタービンに直
結したコンプレッサにより生じる空気流量との圧損差に
基づきフィルタの目詰まり状態を制御手段により判定
し、目詰まり状態が著しい場合は、制御手段がバイパス
弁を開いて排気ガスの一部をターボチャージャ及びフィ
ルタを迂回して排気通路下流に逃すことで、フィルタ内
に流入する排気ガスの量を減らし、フィルタ内の温度を
上げることで、微粒子を燃焼させて目詰まりを解消させ
る。そして、制御手段は、前記圧損差により目詰まり状
態が解消されたと判定した場合は、バイパス弁を閉じて
ターボチャージャに通常の過給動作をさせる。
【0010】ここで、内燃機関全体の制御を行うECU
(制御手段)について簡単に述べるとともに、本発明の
構成要素について説明する。ECUは、周知のごとくデ
ジタルコンピュータからなり、双方向性バスによって相
互に接続された、中央処理制御装置CPU,読み出し専
用メモリROM,ランダムアクセスメモリRAM,バッ
クアップRAM,入力インタフェース回路,出力インタ
フェース回路等から構成される。
【0011】入力インタフェース回路は、内燃機関や車
輌に取り付けられた各種センサと電気的に接続され、こ
れら各種センサの出力信号が入力インタフェース回路か
らECU内に入るとこれらのパラメータは一時的にラン
ダムアクセスメモリRAMに記憶される。そして、これ
らのパラメータに基づいてCPUが必要とする演算処理
を行うが、この演算処理の実行にあたり、CPUは双方
向性バスを通じてランダムアクセスメモリRAMに記憶
しておいた前記パラメータを必要に応じて呼び出す。ま
た、出力インタフェース回路は、内燃機関や車輌に取り
付けられたバイパス弁等の各種出力機器と電気的に接続
され、出力インタフェース回路からECUの指令が出力
される。
【0012】「入口側排気圧検出手段」としては圧力セ
ンサを例示できる。「出口側空気流量検出手段」として
はエアフロメータを例示できる。「微粒子」とは、内燃
機関がディーゼルエンジンの場合は、カーボンスーツ,
未燃燃料,オイル等を例示できる。「フィルタ」は内燃
機関がディーゼルエンジンの場合は、ディーゼルエンジ
ンから排出される微粒子を捕集するフィルタいわゆるDi
esel Particulate Filter:DPFを例示できる。
【0013】「バイパス弁」はウェイストゲートバルブ
(Waste Gate Valve:WGV)を例示できる(請求項4
に対応)。ウェイストゲートバルブWGVは、ターボチ
ャージャの排気バイパス弁のことであり、通常は過給圧
が設定した圧力を越えることを防止し、タービン流入排
気ガスの一部をタービン出口にバイパスしてタービン出
力を制御し、過給圧をコントロールするものである。本
発明において、ウェイストゲートバルブWGVは、フィ
ルタ目詰まりの際にタービン出口及びフィルタを迂回し
て排気ガスの一部を排気通路下流に逃すことで、フィル
タ内に流入する排気ガスの量を減らし、フィルタ内の温
度を上げることで、微粒子を燃焼させて目詰まりを解消
させる。
【0014】また、本発明の内燃機関の排気浄化装置に
おいて、前記制御手段は、前記入口側排気圧検出手段の
排気圧の値及び前記出口側空気流量検出手段の空気流量
とから前記フィルタの目詰まり異常を判断し、前記バイ
パス弁の開閉を制御するように構成することもできる
(請求項2に対応)。この構成によれば、排気圧の値及
び空気流量に基づきフィルタの目詰まり異常が判定でき
るので、制御手段の目詰まり異常判定処理を容易にする
ことができる。
【0015】更に、本発明の内燃機関の排気浄化装置に
おいて、前記制御手段は、前記検出した排気圧の値及び
空気流量から前記フィルタの目詰まり異常であると判断
するとき、前記バイパス弁を開き排気ガスを迂回させる
と共にアラームを発生させるように構成してもよい(請
求項3に対応)。この構成によれば、目詰まり異常の
際、運転者に対してアラームにより異常を報知すること
ができるので、バイパス弁による迂回処理でも目詰まり
が解消できなかった場合でも、人為的な再生操作等事前
の対処が可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明内燃機関の排気浄化
装置の実施形態を添付した図面に基づいて説明する。図
1は本発明内燃機関の排気浄化装置を圧縮着火式内燃機
関であるディーゼルエンジンに適用した場合を示す。図
1を参照すると、1は機関本体、2はシリンダブロッ
ク、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、
6は電気制御式燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポー
ト、9は排気弁、10は排気ポートを示す。
【0017】吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介
してサージタンク12に連結され、サージタンク12は
吸気ダクト13を介して排気ターボチャージャ14のコ
ンプレッサ15に連結される。また、コンプレッサ15
近傍の吸気ダクト13にはエアフローメータ(出口側空
気流量検出手段)81が取り付けてあり、エアフローメ
ータ81の出力信号に基づいてコンプレッサ15の出口
側の空気流量が検出される。一方、コンプレッサ15を
取り付けてある吸気管71にはエアクリーナ80が設け
られている。
【0018】吸気ダクト13内にはステップモータ16
により駆動するスロットル弁17を配置し、更に吸気ダ
クト13周りには吸気ダクト13内を流れる吸入空気を
冷却するための冷却装置18を配置してある。図1に示
す実施の形態では機関冷却水が冷却装置18内に導びか
れ、機関冷却水によって吸入空気を冷却するようになっ
ている。
【0019】一方、排気ポート10は排気マニホールド
19および排気管20を介してターボチャージャ14の
タービン21に連結される。また、タービン21近傍の
排気管20には排気圧センサ(入口側排気圧検出手段)
82が取り付けてあり、排気圧センサ82の出力信号に
基づいてタービン21の入口側の排気圧が検出される。
一方、タービン21の出口は排気通路である排気管70
に設けた排気浄化装置Aに連結してある。また、排気ポ
ート10には燃料供給手段である図示しない燃料添加ノ
ズルを取り付けてある。よって、燃料添加ノズルは、排
気管70のうち排気浄化装置Aよりも上流に位置する。
【0020】排気浄化装置Aは、DPFに酸化触媒を担
持しかつ排気ガス中の微粒子を捕獲可能なフィルタであ
る触媒付きパティキュレートフィルタ(以下、フィルタ
という)22をケース体23内に包蔵してなるものであ
る。この排気浄化装置Aを用いて排気ガス中の煤等の微
粒子を除去するために微粒子をフィルタ22で一旦捕集
し、当該捕集した微粒子を着火燃焼する。微粒子を着火
燃焼するには、排気ガス熱を利用する他、前記燃料添加
ノズルから排気中に燃料を供給し、燃料の酸化反応によ
って発生する反応熱を利用する。このようにして微粒子
を燃焼除去することでフィルタ22から微粒子を除去し
フィルタ22の再生を図る。
【0021】排気管20と排気管(排気通路)70との
間には、排気ガスがターボチャージャ14のタービン2
1及び排気浄化装置A(あるいはフィルタ22)を迂回
するように排気管20,70から分岐した迂回通路90
が設けられている。この迂回通路90には、バイパス弁
であるウェイストゲートバルブ(Waste Gate Valve:W
GV)91が設けられている。
【0022】WGV91は、ターボチャージャ14の排
気バイパス弁のことであり、通常は過給圧が設定した圧
力を越えることを防止し、タービン流入排気ガスの一部
をタービン21出口に迂回してタービン出力を制御し、
過給圧をコントロールするものである。本発明におい
て、このWGV91は上記過給圧の制御に加えて、後述
するフィルタ目詰まり異常判定に基づき、弁を開くこと
で、排気ガスの一部を迂回通路90を介して排気管70
の下流に流し、弁を閉じることで迂回通路90を閉鎖す
る。
【0023】また、排気マニホールド19とサージタン
ク12とは、排気ガス再循環装置(以下、EGRと称
す)の構成部材であるEGR通路24を介してお互いに
連結されている。また、EGR通路24は電気制御式E
GR制御弁25を有する。加えてEGR通路24にはそ
の中を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置26
を配置してある。図1に示す実施の形態では機関冷却水
を冷却装置26内に導びき、機関冷却水によってEGR
ガスを冷却するようになっている。
【0024】一方、燃料噴射弁6は、燃料供給管6aを
介して燃料リザーバであるコモンレール27に連結して
ある。コモンレール27内へは電気制御式の吐出量可変
な燃料ポンプ28によって燃料を供給する。そして、コ
モンレール27内に供給した燃料は燃料供給管6aを介
して燃料噴射弁6に供給される。コモンレール27には
コモンレール27内の燃料圧を検出するための燃料圧セ
ンサ29を取り付けてあり、燃料圧センサ29の出力信
号に基づいてコモンレール27内の燃料圧が目標燃料圧
となるように燃料ポンプ28の吐出量を制御する。
【0025】なお、燃料噴射弁6からの噴射燃料の量
は、アクセルペダル40の踏み込み量と機関回転数の関
数としてマップの形で、次に述べる電子制御ユニット
(以下「ECU」)30のROM32内に記憶しておい
た要求トルク算出マップ(図示せず)からアクセルペダ
ル40の踏み込み量および機関回転数に応じた要求トル
クを求め、この要求トルクに基づいて算出するようにな
っている。
【0026】ECU30はデジタルコンピューターから
なり、双方向性バス31によって互いに接続したROM
(リードオンリメモリ)32、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)33、CPU(マイクロプロセッサ)34、
入力ポート35および出力ポート36を具備する。
【0027】燃料圧センサ29、エアフロメータ81及
び排気圧センサ82の出力信号は対応するAD変換器3
7を介して入力ポート35に入力する。
【0028】また、排気管70のうち排気浄化装置Aの
下流側近傍には排気浄化装置Aから排出される排気ガス
温度(出ガス温度)Toを検出する排気温度センサ79
を取り付けてある。そして排気温度センサ79よりも下
流箇所には排気浄化装置A(フィルタ)から排出される
排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ(または空
燃比センサ)83を取り付けてある。そして、温度セン
サ79や酸素センサ83の出力信号も、対応するAD変
換器37を介して入力ポート35に入る。
【0029】更に、排気管70のうち酸素センサ81よ
りも下流には、ケース体内に例えば吸蔵還元型NOx触
媒を包蔵する触媒コンバータや排気絞り弁(共に図示せ
ず)を取り付けてある。
【0030】アクセルペダル40にはアクセルペダル4
0の踏み込み量に比例した出力電圧を発生する負荷セン
サ41を接続してあり、負荷センサ41の出力電圧は対
応するAD変換器37を介して入力ポート35に入る。
更に入力ポート35には、図示しないクランクシャフト
が例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクラ
ンク角センサ42を接続してある。
【0031】一方、出力ポート36は、対応する駆動回
路38を介して、燃料噴射弁6、スロットル弁駆動用ス
テップモータ16,EGR制御弁25、燃料ポンプ2
8、WGV91と接続してある。
【0032】次に図2のフローチャートを用いて、本実
施の形態に係る排気浄化装置Aに含まれるフィルタに目
詰まり異常があるか否かを判定し、目詰まり状態を回避
するためのフィルタ目詰まり異常判定及び回避制御処理
を実現するためのプログラムを説明する。本プログラム
は、以下に述べるステップ101〜ステップ108から
なる。また、これらのステップからなるプログラムは、
ECU30のROM32に記憶してあり必要に応じて呼
び出される。前記各ステップにおける処理は、すべてE
CU30のCPU34による。
【0033】なお、このフィルタ目詰まり異常判定で
は、図3に示す異常判定マップMを用いる。この異常判
定マップMは圧損差及び空気流量をパラメータとし、こ
のパラメータからフィルタの目詰まり異常との関係を予
め実験値に基づき設定したマップであり、ECU30の
ROM32に予め記憶されている。この圧損差はターボ
チャージャ14に流入してタービン21を回転させる排
気圧の値とタービン21に直結したコンプレッサ15に
より生じる空気流量との圧損差をいうが、負荷センサ4
1より決まる前記燃料噴射量に応じた排気圧の目標値と
前記空気流量との差値を演算して圧損差としてもよい。
【0034】ECU30は、エアフロメータ81による
空気流量のデータと排気圧センサ82による排気圧のデ
ータから、ターボチャージャ14に流入してタービン2
1を回転させる排気圧の値とタービン21に直結したコ
ンプレッサ15により生じる空気流量との圧損差を演算
し、この異常判定マップMを参照してフィルタ目詰まり
異常判定を行う。
【0035】即ち、この異常判定マップMは圧損差を縦
軸とし、コンプレッサ15により生じる空気流量を横軸
とした座標平面からなる。この座標平面は2本の境界線
により3つのエリア(モード1E1,モード2E2,モー
ド3E3) に分けられている。圧損差が小さいエリアで
あるモード1E1 は、目詰まりが少ない通常モードを示
し、圧損差が大きいエリアであるモード3E3 は、目詰
まり異常を示すモードである。そして、モード1E1
モード3E3との中間に位置するモード2E2 は、多少
目詰まり状態にあるが通常のフィルタ再生処理を実施す
ることにより、微粒子を燃焼除去可能であるDPF再生
モードである。
【0036】処理がスタートすると、ECU30は、R
OM30から異常判定マップMを読み出す(ステップ1
01)と共に、エアフロメータ81による空気流量と排
気圧センサ82による排気圧を常に監視し、空気流量の
データと排気圧のデータから圧損差を演算する(ステッ
プ102)。
【0037】次に、ECU30は、読み出した異常判定
マップMを参照して、演算した圧損値および検出した空
気流量に基づきフィルタ目詰まり異常判定を行う(ステ
ップ103)。
【0038】ステップ103の判定において、圧損値及
び空気流量がモード1E1 のエリア内であれば、ECU
30は目詰まりが少ない通常モードと判定し(ステップ
104)、スタート位置にリターンする。
【0039】ステップ103の判定において、圧損値及
び空気流量がモード2E2 のエリア内であれば、ECU
30はDPF再生モードと判定して通常のフィルタ再生
処理により微粒子を燃焼除去し(ステップ105)、ス
タート位置にリターンする。
【0040】ステップ103の判定において、圧損値及
び空気流量がモード3E3 のエリア内であれば、ECU
30は異常モードと判定する(ステップ106)。異常
モードの場合、フィルタ22は通常のフィルタ再生処理
では再生困難な程、目詰まり状態が著しいので、ECU
30はWGV弁91を開く(ステップ107)とともに
フィルタ22の目詰まり異常を示すダイアグラム(アラ
ーム)を点灯し(ステップ108)、スタート位置にリ
ターンする。
【0041】ステップ107において、WGV弁91を
開くと、排気ガスの一部がターボチャージャ14及びフ
ィルタ22を迂回する迂回通路90に流れる。すると、
フィルタ22内に流入する排気ガスの量が減少し、フィ
ルタ22内の温度を上げるように作用し、微粒子を燃焼
させて目詰まりを解消させることができる。
【0042】また、ステップ108において、ダイアグ
ラムの点灯により、運転者はフィルタ22内で目詰まり
異常が発生していることをリアルタイムで把握できる。
従って、ダイアグラム点灯が繰り返される場合は、WG
V91による迂回処理でも目詰まりが解消できなかった
ことを意味するので、フィルタ22を交換する等人為的
再生操作が必要となる。このようにフィルタ目詰まり異
常に対し、早期に対策が講じられるので、フィルタ目詰
まり異常を放置した場合により生じる運転中の機関停止
等の危険や、排気浄化装置自体の破損を防止することが
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明の内燃機関の排気浄化装置では、
ターボチャージャに流入してタービンを回転させる排気
圧の値とタービンに直結したコンプレッサにより生じる
空気流量との圧損差に基づきフィルタの目詰まり状態を
判定し、目詰まり状態が著しい場合は、制御手段がバイ
パス弁を開いて排気ガスの一部をターボチャージャ及び
フィルタを迂回して排気通路下流に逃すことで、フィル
タ内に流入する排気ガスの量を減らし、フィルタ内の温
度を上げることができ、微粒子を燃焼させて目詰まりを
解消させることができる。従って、本発明は、触媒付き
パティキュレートフィルタの目詰まり状態を解消してタ
ービンの正常回転を保障することができる内燃機関の排
気浄化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関の排気浄化装置を適用した内
燃機関の全体図である。
【図2】本実施の形態に係る排気浄化装置Aに含まれる
フィルタの目詰まり異常があるか否かを判定する処理と
目詰まり状態を回避するための処理を示すフローチャー
トである。
【図3】異常判定マップの説明図である。
【符号の説明】
1 機関本体 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 4 ピストン 5 燃焼室 6 電気制御式燃料噴射弁 6a 燃料供給管 7 吸気弁 8 吸気ポート 9 排気弁 10 排気ポート 11 吸気枝管 12 サージタンク 13 吸気ダクト 14 排気ターボチャージャ 15 コンプレッサ 16 ステップモータ 17 スロットル弁 18 冷却装置 19 排気マニホールド 20 排気管 21 タービン 22 触媒付きパティキュレートフィルタ
(フィルタ) 23 ケース体 24 EGR通路 25 電気制御式EGR制御弁 26 冷却装置 27 コモンレール 28 燃料ポンプ 29 燃料圧センサ 30 ECU(制御手段) 31 双方向性バス 32 ROM 33 RAM 34 CPU 35 入力ポート 36 出力ポート 37 AD変換器 38 駆動回路 40 アクセルペダル 41 負荷センサ 42 クランク角センサ 70 排気管(排気通路) 79 排気温度センサ 80 エアクリーナ 81 エアフロメータ(出口側空気流量検出
手段) 82 排気圧センサ(入口側排気圧検出手
段) 83 酸素センサ 90 迂回通路 91 WGV(バイパス弁) A 排気浄化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/24 F01N 3/24 E F02M 25/07 570 F02M 25/07 570P // F02B 37/18 F02B 37/12 301A Fターム(参考) 3G005 DA02 EA16 FA04 GB26 GB28 HA12 HA18 JA02 JA28 JA39 JA45 JA51 JB07 3G062 AA01 AA05 EA10 ED08 GA01 GA04 GA05 GA06 GA09 GA15 GA17 GA22 3G090 AA01 BA01 CA01 CA03 CB22 DA00 DA03 DA09 DA10 DA12 DA20 EA01 EA05 EA06 3G091 AA02 AA10 AA11 AA18 BA13 BA31 CA12 CA13 CA18 CB02 EA00 EA05 EA17 EA32 EA34 HA14 HA36 HA37 HB03 HB05 HB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路に設置され、排気圧を用いて吸
    気を加圧するターボチャージャと、 このターボチャージャの前記排気通路上流の排気圧を検
    出する入口側排気圧検出手段と、 前記ターボチャージャにより加圧吸気された空気流量を
    検出する出口側空気流量検出手段と、 前記排気通路に設置され、酸化触媒を担持し排気ガス中
    の微粒子を捕獲可能なフィルタと、 前記排気ガスが前記フィルタ及び前記ターボチャージャ
    を迂回するように前記排気通路に分岐して設置された迂
    回通路と、 この迂回通路を開閉するバイパス弁と、 前記入口側排気圧検出手段が検出する排気圧の値と前記
    出口側空気流量検出手段が検出する空気流量に基づいて
    前記バイパス弁の開閉を制御する制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記入口側排気圧検出
    手段の圧力値及び前記出口側空気流量検出手段の空気流
    量とから前記フィルタの目詰まり異常を判断し、前記バ
    イパス弁の開閉を制御する請求項1記載の内燃機関の排
    気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出した排気圧の
    値及び空気流量から前記フィルタの目詰まり異常である
    と判断するとき、前記バイパス弁を開き排気ガスを迂回
    させると共にアラームを発生させる請求項2記載の内燃
    機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記バイパス弁はウェイストゲートバル
    ブである請求項1から請求項3のいずれかに記載の内燃
    機関の排気浄化装置。
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