JP2002070463A - サンルーム用日よけ - Google Patents

サンルーム用日よけ

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JP2002070463A JP2001147942A JP2001147942A JP2002070463A JP 2002070463 A JP2002070463 A JP 2002070463A JP 2001147942 A JP2001147942 A JP 2001147942A JP 2001147942 A JP2001147942 A JP 2001147942A JP 2002070463 A JP2002070463 A JP 2002070463A
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Justus Schmitz
シュミッツ ユストゥス
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Schmitz Werke GmbH and Co KG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布地ロール（巻き布）を形成しながら日よけ
布を巻き上げる布軸と繰り出す際に日よけ布をガイドす
るための側面乃至横方向のガイドレールとを備えてなる
サンルーム（サンルーム）用日よけにおいて、日よけを
繰り出した際に大きな落し幅を達成し、新しい日よけ装
置の形状を実現し、従来の引っ張り機構の欠陥を排除す
ること。 【解決手段】 日よけ布（２）が該日よけ布と共に巻き
上げ可能で、且つ繰り出し方向において独自の硬度を有
する押出し帯（９）を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、布地ロール（シー
トロール）を形成しながら日よけ布を巻き上げる布軸
（ロールバー）と繰り出す際に日よけ布をガイドするた
めの側方乃至横方向のガイドレールとを備えてなるサン
ルーム（温室）用日よけ乃至オーニングに関するもので
ある。
【０００２】この種のサンルーム用日よけはサンルー
ム、あるいは大きなガラス面を有する建物部分に日陰を
形成するのに利用される。
【０００３】
【従来の技術】この種の日よけには通常、レールにガイ
ドされた逆張力引っ張り機構が備え付けられている。す
なわち、日よけ布の前面端部に配設された落しレール
（drop out rail）が引っ張り出される。もしくはその
代わりに、広く市販されているジョイントアーム日よけ
が用いられる。
【０００４】公知の引っ張り機構は、解かれた状態の外
周と巻き上げられた状態の外周の長さの違いを引っ張り
機構における弾性によって埋めなくてはならないという
欠点を有する。これには費用がかかり、またこの種の装
置の最大落し幅を制限することとなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから本発明
の根底をなす課題は、この種のサンルーム用日よけを従
来の日よけの欠陥を排除し、デザインの可能性を広げる
ように形成することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、日よけ布が、該日よけ布と共に巻き上げ可能で且つ
繰り出し方向において固有の硬度を有する押出し帯（pu
sh strap）を備えることにより解決される。これに従
い、駆動可能な布軸（ロールバー）を介して、専ら押出
し帯の作用のみに基づいて、日よけ布の繰り出しを行う
ことが出来る。この種の機構により、従来の引っ張り機
構の欠陥が排除され、よって大きな落し幅を達成し、ア
ーチ状の日陰を形成する系（arched shade systems）を
具現化することが出来る。
【０００７】本発明の更なる実施態様では、押出し帯が
ステンレス鋼製、炭素化合物材料製などであることが考
えられている。押出し帯は連続した接触面、あるいは個
々の点において日よけ布と結合され得る。
【０００８】押出し帯がレールあるいはレール部分にガ
イドされていればより好ましい。レールあるいはレール
部分が、該押出し帯と出来るだけ形状拘束的に当接（形
状的に適合して、付加的な接着剤やねじのような接続手
段を要することなく連結し得るような態様）していれば
有利である。
【０００９】押出し帯の厚みが日よけ布の厚みとほぼ一
致していれば有利である。
【００１０】対応する駆動手段、ガイド手段及び／又は
安定化手段と係合するために、押出し帯が一連の穿孔
穴、打ち抜き部、鋸歯状刻み目を備えていても良い。
【００１１】好適な実施態様においては、押出し帯の巻
きロールの外周に沿って、放射状内側へ弾性力の作用す
る装置を備えている。これにより巻きロールを安定化乃
至固定させ、均一な押出しが達成される。
【００１２】上記装置は弾性的に装着された押圧ロー
ル、弾性的に装着された押圧滑りブロック、あるいは巻
きロールを取り巻くばね付勢されたフランジ・シェル型
により形成可能である。もしくはその代わりに、押出し
帯巻きロールの周囲に延在し、特に接線方向にばね付勢
された張り帯（tightening strap）を配設していても良
い。
【００１３】長手方向におけるより大きな安定性を獲得
するために、押出し帯がその縦軸線の回りで迫り上がり
（表面湾曲）、また場合によっては、これに対応したア
ーチ型のガイドレールにガイドされるようになっていて
も良い。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を好適な実施例を
基に、図面を用いて詳細に説明する。図示されたサンル
ーム用日よけ１は、布地ロール４を形成しながら布軸３
に巻き上げられる日よけ布２を備えてなっている。
【００１５】日よけ布２の前面端部５はひも状体６とひ
も溝７を介して落しレール３３に結び付けられている。
【００１６】落しレール３３は両サイドに夫々１つのＬ
字型のスライド部材８を備えている。該スライド部材
は、落しレール３３に対し垂直に延在し且つの縦軸線の
回りでやや***した押出し帯９と連結されている。スラ
イド部材８と押出し帯９は合計２本のガイドレールの内
の中で形状適合するように滑りながらガイドされる。こ
れにより押出し方向における押出し帯９の必要とされる
硬さが保証される。
【００１７】押出し帯９は独自の巻きロール１９を形成
している。該巻きロールは、図１から３による実施形態
においては、ロールを取り囲む２つのシェル型１２，１
３から成るクランプガイド１１を用いてガイドされてい
る。両シェル型はネジ１６に貫通されたフランジ突出部
１４，１５を有している。ネジ１６のネジ頭１７とフラ
ンジ１４の間にはコイルばね１８が配設されており、シ
ェル型１２，１３は互いに近づくように、また押出し帯
の巻きロール１９には抗するように常に付勢されてい
る。その結果、押出し帯９の均一な押出し動作が保証さ
れる。
【００１８】日よけ布を繰り出している間の駆動推力
（drive thrust）の伝達は、押出し帯９の押出しに作用
する布軸の駆動を介して行われる。その結果、従来の技
術とは対照的に、それに付随して引張り帯などを作動さ
せることがない。
【００１９】図４による実施形態では、布軸３に巻き上
げられた押出し帯の巻きロール１９は、コイルばね２１
により作用される押圧ロール２０を介して、放射状内側
に向かって付勢される。
【００２０】図５による実施形態では、押圧ロール２０
の代わりに滑りブロック２２が配設されている。該滑り
ブロックは押出し帯の巻きロール１９の回りに周方向に
部分的に延在している。
【００２１】図６に図示された実施形態では、押出し帯
の巻きロール１９の周方向に延在する張り帯２３が配設
されている。張り帯２３の第１の端部２４は、ひも溝２
６に固定されたひも状体２５と連結されている。別の端
部２７はフック２８を介してほぼ接線に配設されたコイ
ルばね２９と連結されている。この時コイルばね２９の
別の端はフック３０を介して固定されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に従うサンルーム用日よけの平面図であ
る。
【図２】図１における切断線II-IIに沿ったサンルーム
用日よけの断面図である。
【図３】図２における切断線III-IIIに沿った側面部分
の断面図である。
【図４】押圧装置の代替的な実施形態の概略図である。
【図５】別の実施形態の図４に対応する図である。
【図６】第３の実施形態の図４に対応する図である。
【符号の説明】
２ 日よけ布 ４ 布地ロール ３ 布軸 ９ 押出し帯 １０ ガイドレール １９ 押出し帯の巻きロール ３３ 落しレール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 布地ロールを形成しながら日よけ布を巻
    き上げるための布軸と繰り出す際に日よけ布をガイドす
    るための側面乃至横方向のガイドレールとを備えてなる
    サンルーム用日よけにおいて、 日よけ布（２）が該日よけ布と共に巻き上げ可能で且つ
    繰り出し方向において独自の硬さを有する押出し帯
    （９）を備えることを特徴とするサンルーム用日よけ。
  2. 【請求項２】 押出し帯（９）がステンレス鋼、カーボ
    ン混合材などから成ることを特徴とする、請求項１に記
    載のサンルーム用日よけ。
  3. 【請求項３】 押出し帯（９）が連続した接触面あるい
    は個々の点において日よけ布と結合されていることを特
    徴とする、請求項１に記載のサンルーム用日よけ。
  4. 【請求項４】 押出し帯（９）がレール（１０）あるい
    はレール部分にガイドされていることを特徴とする、請
    求項１に記載のサンルーム用日よけ。
  5. 【請求項５】 押出し帯（９）の厚みが日よけ布（２）
    の厚みとほぼ一致していることを特徴とする、請求項１
    に記載のサンルーム用日よけ。
  6. 【請求項６】 対応する駆動手段、ガイド手段及び／又
    は安定化手段と係合するために、押出し帯（９）が一連
    の穿孔穴、打ち抜き部、鋸歯状刻み目を備えていること
    を特徴とする、請求項１に記載のサンルーム用日よけ。
  7. 【請求項７】 押出し帯の巻きロール（１９）の外周に
    沿って、該巻きロールに放射状内側へ弾性力の作用する
    装置を備えていることを特徴とする、請求項１に記載の
    サンルーム用日よけ。
  8. 【請求項８】 上記弾性力作用装置が、弾性的に装着さ
    れた押圧ロール（２０）、弾性的に装着された押圧滑り
    ブロック（２２）、あるいは巻きロールを取り巻くばね
    付勢されたフランジ・シェル型（１２，１３）により形
    成されていることを特徴とする、請求項７に記載のサン
    ルーム用日よけ。
  9. 【請求項９】 押出し帯（９）がその縦軸線の回りで湾
    曲していることを特徴とする、請求項１に記載のサンル
    ーム用日よけ。
  10. 【請求項１０】 押出し帯の巻きロール（１９）の外周
    にばね付勢された張り帯（２３）が延在することを特徴
    とする、請求項７に記載のサンルーム用日よけ。
JP2001147942A 2000-07-08 2001-05-17 サンルーム用日よけ Pending JP2002070463A (ja)

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