JP2002070344A - 飲食店用店舗 - Google Patents

飲食店用店舗

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JP2002070344A
JP2002070344A JP2000262389A JP2000262389A JP2002070344A JP 2002070344 A JP2002070344 A JP 2002070344A JP 2000262389 A JP2000262389 A JP 2000262389A JP 2000262389 A JP2000262389 A JP 2000262389A JP 2002070344 A JP2002070344 A JP 2002070344A
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JP
Japan
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cooking
restaurant
kitchen
customer
counter
Prior art date
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Application number
JP2000262389A
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English (en)
Inventor
Jiro Okawa
次郎 大川
Hirotaka Yamada
裕崇 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全かつ快適な環境で、調理風景を眺めな
がら食事ができる飲食店用店舗を提供する。 【解決手段】 厨房(2)と客席(3)とを仕切る仕切壁(2
1)に、客席(3)側から厨房(2)側での調理の様子を目視
可能とする透光部材(23)を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼き物や揚げ物
など加熱調理をする飲食店用店舗に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、焼き物や揚げ物といった加熱
調理や、生け作りなどの調理を行う飲食店においては、
客から見えるところで調理を行い、店の雰囲気を演出し
たり、客に料理が完成していく課程を楽しんでもらうこ
とで味わいを増加させたりすることがなされていた。特
に、焼き鳥屋や割烹料理屋などでは、オープンカウンタ
ー越しに鳥を焼いたり魚を捌いたりして、火の粉が上が
ったり魚が跳ねたりするような演出効果の高い調理風景
を客に見せることで、客の食欲増進を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加熱や生け作
り等の調理をオープンカウンター越しに行う場合は、カ
ウンター席に座る客の方へ火の粉や油が飛んで火傷を負
わせたり、魚の血が飛んで衣類を汚したり、煙が流れて
目が滲みたりすることがあった。また、加熱調理で発す
る大量の熱気や、生き作りの調理で発する魚の臭いで客
席を不快にするといった不具合も生じていた。
【0004】そのため、オープンカウンターとは反対側
に調理部を設け、カウンターから少し離れた位置で調理
をせざるを得ず、演出効果が半減していた。
【0005】そこで、この発明は、上記に鑑み、安全か
つ快適に調理の様子を眺めながら、食事を楽しむことが
できる演出効果に優れた飲食店用店舗を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明の飲食店用店舗は、厨房側の調理部
と客席とを仕切る仕切壁に、客席側から調理部での調理
の様子を目視可能とし、かつ、調理時に発生する油等の
客席側への侵入を防止する耐熱ガラス等からなる透光部
材を設けるようにしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明の飲食店用店舗は、
厨房と客席を隔てるオープンカウンターに、焼き物や揚
げ物などの加熱調理を行う調理部と、この調理部と客席
とを仕切る仕切壁とを設け、 この仕切壁に客席側から
調理部での調理の様子を目視可能とし、かつ、調理時に
発生する油等の客席側への侵入を防止する耐熱ガラス等
からなる透光部材を設けるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図2に示す飲食店におい
て、(1)は、客が席に案内されるまでの間待機しておく
ための待合室、(2)は、調理が行われる厨房、(3)は、
カウンター席(4)とテーブル席(5)(5)…からなる客席
である。
【0009】厨房(2)は、主厨房(6)とカウンター内厨
房(7)とに分かれている。主厨房(6)は、仕込みなどの
時間のかかる調理をしたり、食材を保存したりしておく
場所であり、カウンター内厨房(7)に通じる開口部(8)
と、外部へ通じる勝手口(9)とが形成されている。開口
部(8)には、ドアが取り付けられておらず、料理などを
持って両手がふさがった状態でも、主厨房(6)とカウン
ター内厨房(7)との間を簡単に行き来できるようになっ
ている。なお、開口部(8)には、のれんが掛けられてお
り、カウンター内厨房(7)側から主厨房(6)内が覗き難
くなっている。
【0010】カウンター内厨房(7)は、主に調理の仕上
げや盛りつけをするための場所で、客席(3)側との間に
は、図1に示すように、オープンカウンター(25)が設け
られている。また、客席(3)と反対側の壁には、食器棚
(11)が取り付けられており、待合室(1)側の壁面には、
その壁面に沿って収納棚(12)が取り付けられている。な
お、この収納棚(12)の上にはレジ(13)が置かれており、
ここで会計が済まされる。
【0011】オープンカウンター(25)は、厨房(2)と客
席(3)を仕切るためのもので、カウンター内厨房(7)側
の調理台(15)と客席(3)側のカウンター台(10)とを嵌設
してなる。このオープンカウンター(25)の待合室(1)側
の端部は、壁面との間に隙間(14)をあけるようにして配
置されており、この隙間(14)は、厨房(2)から客席(3)
へ通じる通路となっている。調理台(15)には、主厨房
(6)側に、炭火焼き用の焜炉(16)とてんぷら用のフライ
ヤー(17)とを備えた調理部(18)が備え付けられ、待合室
(1)側に、シンク(19)が設けられている。また、調理部
(18)の上方には、大型の換気扇(20)が取り付けられてい
る。
【0012】さらに、オープンカウンター(25)の主厨房
(6)側には、調理部(18)とカウンター台(10)とを仕切る
仕切壁(21)が取り付けられている。この仕切壁(21)は、
オープンカウンター(25)上面から天井までの高さを有
し、主厨房(6)側の壁面に連続している。また、仕切壁
(21)には、その下端付近から中央やや上方寄りにかけて
方形の開口部(22)が形成され、その開口部(22)に透光部
材としての耐熱ガラス(23)が嵌め込まれている。
【0013】耐熱ガラス(23)は、客席(3)側に火や油が
入って来るのを防ぐため、客席(3)側では安心して食事
をとることができる。そして、食事をしながら耐熱ガラ
ス(23)越しに、調理部(18)側の焜炉(16)やフライヤー(1
7)を眺めることができる。また、仕切壁(21)が調理部(1
8)と客席(3)との間を遮断しているため、調理部(18)で
発生した煙や熱気は、換気扇(20)によって取り除かれ、
客席(3)側に直接入って来ることがない。なお、オープ
ンカウンター(25)の待合室(1)側には、仕切壁(21)は取
り付けられておらず、客が料理人と会話できるようにな
っている。
【0014】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、仕
切壁の透光部材を、強化プラスチックなどの透明の樹脂
とすることが考えられる。また、仕切壁の全面を透光部
材で構成することも考えられる。さらに、図3に示すよ
うに、仕切壁(21)の開口部(22)に、開閉式となる透光部
材(24)(24)を取り付けても良い。
【0015】
【発明の効果】この発明の飲食店用店舗は、厨房と客席
を、透光部材を設けた仕切壁で間仕切ったため、演出効
果を高めるために客席から見える場所で加熱調理や生け
作りの調理を行っても、客席の方へ火の粉、油、血など
が飛んだりすることがなく、透光部材を通して安全かつ
快適に調理の様子を眺めながら食事を楽しむことが出来
る。さらに、仕切壁は、厨房内の煙、熱、臭気などが直
接客席の方へ入ってくるのを防ぐため、客席の環境を快
適に保つことができる。
【0016】また、透光部材を設けた仕切壁をオープン
カウンターに設けることで、カウンター席の客は、調理
の様子を間近で眺めながら食事を楽しむことができ、演
出効果をさらに高めることができる。
【0017】さらに、仕切壁の透光部材は、耐熱ガラス
からなるため、火や油が付いても透光部材が破損するこ
とがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る飲食店用店舗のオ
ーブンカウンター周辺を示す斜視図である。
【図2】同じく、間取り図である。
【図3】この発明の別の実施形態に係る飲食店用店舗の
オープンカウンター周辺を示す斜視図である。
【符号の説明】
(2) 厨房 (3) 客席 (18) 調理部 (21) 仕切壁 (23) 透光部材 (25) オープンカウンター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房側の調理部と客席とを仕切る仕切壁
    に、客席側から調理部での調理の様子を目視可能とし、
    かつ、調理時に発生する油等の客席側への侵入を防止す
    る透光部材を設けるようにしたことを特徴とする飲食店
    用店舗。
  2. 【請求項2】 厨房と客席を隔てるオープンカウンター
    に、焼き物や揚げ物などの加熱調理を行う調理部と、こ
    の調理部と客席とを仕切る仕切壁とを設け、 この仕切壁に客席側から調理部での調理の様子を目視可
    能とし、かつ、調理時に発生する油等の客席側への侵入
    を防止する透光部材を設けるようにしたことを特徴とす
    る飲食店用店舗。
  3. 【請求項3】 透光部材は、耐熱ガラスからなる請求項
    1又は2記載の飲食店用店舗。
JP2000262389A 2000-08-31 2000-08-31 飲食店用店舗 Pending JP2002070344A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017075747A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社 ゼンショーホールディングス 無菌店舗システム
CN107424083A (zh) * 2017-07-27 2017-12-01 任强 一种共享餐厅***及其运作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017075747A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 株式会社 ゼンショーホールディングス 無菌店舗システム
CN107424083A (zh) * 2017-07-27 2017-12-01 任强 一种共享餐厅***及其运作方法

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Effective date: 20050624