JP2002067767A - リヤシートアームレスト装置 - Google Patents

リヤシートアームレスト装置

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JP2002067767A JP2000262055A JP2000262055A JP2002067767A JP 2002067767 A JP2002067767 A JP 2002067767A JP 2000262055 A JP2000262055 A JP 2000262055A JP 2000262055 A JP2000262055 A JP 2000262055A JP 2002067767 A JP2002067767 A JP 2002067767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急制動時などにおけるリヤシートアームレス
トの飛び出しを防止するとともにアームレスト取付部の
強度の増強を不要とする。 【解決手段】 リヤシートAのシートバックCの前側中
央に収納凹部Dを形成し、この収納凹部内の下部に位置
する横方向軸線O回りにアームレスト20を回転可能に
支持して、同アームレストを収納凹部内に位置する収納
状態とその下部より前方に突出する使用状態の間で起伏
可能とする。アームレストとこれを回転可能に支持する
アームレストヒンジ15の間には、アームレストの回転
に粘性摩擦抵抗を与えるダンパ40を設ける。ダンパ
は、アームレストヒンジに取り付けたステータ41と、
アームレストとともに回転するロータ45よりなる円盤
形として、アームレストヒンジとアームレストとの間に
横方向軸線と同軸的に配置するのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端部をリヤシー
トのシートバックフレームに起伏可能に取り付けたリヤ
シートアームレストに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリヤシートアームレスト(以下
単にアームレストという)は、例えば図1に示すよう
に、リヤシートAのシートバックCの中央に形成された
収納凹部D内の下部に、アームレストの一端部を回転可
能に支持して、矢印Yに示すように、収納凹部D内に位
置する収納状態とその下部より前方に突出する使用状態
の間で起伏可能としている。通常のこの種のアームレス
トは、収納状態ではその外側面と収納凹部Dの内面との
間の摩擦力によりその位置に保持されるようになってい
る。このようなアームレストは収納状態における保持力
が小さくまた不安定であるので、急制動時に回転中心回
りに回転して前方に飛び出すという問題がある。この飛
び出しはアームレストに加わる慣性力によるものである
ので、重量が大きい多機能のアームレストの場合は、こ
のような飛び出しが頻繁に生じるようになる。
【0003】これを解決するには収納状態でアームレス
トをロックするロック装置を設ければよいが、それでは
アームレストの操作性が悪くなるので、急制動時にのみ
自動的にロックする慣性ロック装置を設けることも行わ
れている。これによればアームレストの操作性を悪くす
ることなしに、急制動によるアームレストの飛び出しを
防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、慣性ロ
ック装置は構造が複雑になるのでアームレスト装置の製
造コストが増大するという問題がある。また、多機能の
アームレストのように重量が大きい場合には、慣性ロッ
ク装置に加わる力が大きくなるので、ロック装置それ自
体およびロック装置の取付部分(アームレストのフレー
ムおよびその支持ブラケット)の強度を増大させなけれ
ばならないという問題も生じる。本発明はこのような各
問題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるリヤシート
アームレスト装置は、リヤシートのシートバックフレー
ムの前側に設けたシートバックパッドとこれを覆うシー
トバックカバーによりシートバックの前側中央に収納凹
部を形成し、この収納凹部内の下部に位置する横方向軸
線回りにアームレストを回転可能に支持して同アームレ
ストを収納凹部内に位置する収納状態とその下部より前
方に突出する使用状態の間で起伏可能としてなるリヤシ
ートアームレスト装置において、アームレストの回転に
粘性摩擦抵抗を与えるダンパをアームレストとシートバ
ックフレームの間に設けたことを特徴とするものであ
る。急制動時にはアームレストは慣性により横方向軸線
回りに急激に回転しようとするが、急激な回転に対して
はダンパの粘性摩擦抵抗はきわめて大きいのでアームレ
ストはほとんど回転しない。手動によりアームレストの
出し入れ操作を行う場合には回転速度が遅く、したがっ
てダンパによる粘性摩擦抵抗は小さくなる。
【0006】前項の発明は、アームレストを回転可能に
支持するアームレストヒンジをシートバックフレームに
取り付け、アームレストはそのインサートフレームに横
方向軸線と同軸的に固着したヒンジピンを介してアーム
レストヒンジに回転可能に支持し、ダンパは、アームレ
ストヒンジに掛止めされたステータと、ヒンジピンとと
もに回転するように連結されたロータよりなる円盤形と
して、アームレストヒンジとインサートフレームの間に
配置することが好ましい。
【0007】また前項の発明は、ステータはアームレス
トヒンジに掛止めされたフレームディスクとこれに一体
的に結合されて複数の第1環状突起が横方向軸線と同軸
的に形成された第1作動ディスクよりなるものとし、ロ
ータはヒンジピンとともに回転するように連結されたボ
ス部とこれに一体的に結合されて各第1環状突起と多少
の隙間をおいて相対回転可能に係合する複数の環状突起
が形成された第2作動ディスクよりなるものとし、各第
1及び第2環状突起の間には粘性抵抗を与える粘性流体
を介在させることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図4に示す実施の
形態により、本発明の説明をする。この実施の形態のリ
ヤシートアームレスト装置が適用されるリヤシートA
は、図1に示すようにベンチタイプで、シートクッショ
ンBの後部から立ち上がるシートバックCの中央には収
納凹部Dが形成されている。アームレスト20は、その
一端部が収納凹部D内の下部に位置して横方向軸線O
(図2参照)回りに回転可能に支持され、矢印Yに示す
ように、収納凹部D内に位置する収納状態とその下部よ
り前方に突出する使用状態の間で起伏可能である。この
実施の形態のリヤシートアームレスト装置は、アームレ
スト20と、これを回転可能に支持するアームレストヒ
ンジ15と、この両部材15,20の間に設けられてア
ームレスト20の回転に粘性摩擦抵抗を与えるダンパ4
0を主要な構成部材としている。
【0009】主として図2に示すように、シートバック
Cのフレーム10(中央の一部のみを示す)の前側に設
けたシートバックパッド12は、周辺部がシートバック
フレーム10に取り付けられたシートバックカバー11
により覆われ、前側中央部には収納凹部Dが形成されて
いる。シートバックパッド12は軟質ポリウレタンフォ
ームなどの成形品であり、シートバックカバー11は、
数ミリメートル厚の軟質ポリウレタンフォームなどより
なるスラブ材の表面及び裏面にファブリックまたは合成
皮革等の表層材及びポリエステル繊維等の裏基布をラミ
ネートした3層構造のシートを縫い合わせたものであ
る。
【0010】アームレスト20を回転可能に支持するア
ームレストヒンジ15は、主として図2に示すように、
平面形状が略コ字状に折曲された板金製である。このア
ームレストヒンジ15は収納凹部D内の下部に位置して
おり、その中央部は溶着された2本の取付ボルト16お
よびナット17を介してシートバックフレーム10に固
定され、その両側部15a,15bは収納凹部Dの両内
側面にそって前方に延びている。各側部15a,15b
の前部には、横方向軸線Oと同軸的にブッシュ32,3
7を装着する孔が形成されている。
【0011】アームレスト20は上側が開放された細長
い箱状で、板金製などのインサートフレーム21の外側
に軟質ポリウレタンフォームなどよりなるパッド材23
の成型品を接着し、その外周面をファブリックなどの柔
軟な表皮22により覆ったものである。アームレスト2
0の上側に設けるアームレスト蓋20aも、板金製など
のインサートフレームの上側にパッド材を設けて柔軟な
表皮で覆ったものであり、横方向軸線O側となる一端部
に設けたヒンジによりアームレスト20に対し開閉自在
に取り付けられている。図示の実施の形態のアームレス
ト20は上側の開口がアームレスト蓋20aにより開閉
される小物入れとしたが、アームレスト20はこのよう
な小物入れをなくして上側を閉じてもよいし、あるいは
各種の操作スイッチを設けてもよい。
【0012】インサートフレーム21の後部一側には、
横方向軸線Oと同軸的にヒンジピン30が突出して固着
されている。このヒンジピン30は、一端部から順にフ
ランジ部30aと角棒部30bと丸棒部30cとねじ部
30dを一体的にかつ同軸的に形成したもので、各部3
0b〜30dが後部一側に設けた小孔から突出するよう
にフランジ部30aをインサートフレーム21の内面に
当てて溶接固着されている。また横方向軸線O上となる
インサートフレーム21の後部他側内面にもナット36
が溶接固着され、小孔が設けられている。ヒンジピン3
0の周辺となるパッド材23は、後述するダンパ40を
取り付けるスペースを与えるために、円形に切除して表
皮22をインサートフレーム21の外面に接近させてい
る。反対側のパッド材23も横方向軸線Oの周辺を円形
に切除して表皮22をインサートフレーム21の外面に
接近させている。
【0013】次に主として図3および図4により、ダン
パ40の説明をする。このダンパ40はステータ41と
ロータ45とこの両部材の間に介在させた粘性流体より
なるもので、全体として円盤形に形成されている。ステ
ータ41は、軸方向フランジにより中央孔42bが形成
されたフレームディスク42と、中央に孔を設けた浅い
ハット状のカバー43と、第1作動ディスク44により
構成され、またロータ45は、ヒンジピン30の角棒部
30bと軸方向摺動可能に係合する角孔46aを中心に
有するボス部46と、これと一体的に形成されて半径方
向に突出する第2作動ディスク47により構成されてい
る。第1および第2作動ディスク44,47の互いに対
向する各側面には、多少の隙間をおいて相対回転可能に
互いに係合する各4個の第1および第2環状突起44
a,47aが、それぞれ中央孔42bおよび角孔46a
の各中心軸線と同軸的に(したがって何れも横方向軸線
Oと同軸的に)形成されている。またフレームディスク
42の外縁近くの一部には、中央孔42bの中心軸線と
平行に突出するボルト49が予め溶接固着されている。
【0014】ダンパ40を組み立てるには、先ず中央孔
42bと角孔46aの各中心軸線が一致しかつ各第2環
状突起47aが外向きとなるようにロータ45をフレー
ムディスク42の上に置き、各第2環状突起47aの間
にシリコンオイル等の粘度が大きい粘性流体を入れる。
次いでロータ45の第2作動ディスク47の上に、第1
環状突起44aと第2環状突起47aが互いに係合する
ように第1作動ディスク44を置き、さらに第1作動デ
ィスク44を覆うようにカバー43をかぶせる。そして
カバー43の4個の丸孔43bに第1作動ディスク44
の上面の4個の円形突起44bを係合させながら、裾部
の6箇所の切欠き43aをフレームディスク42外周部
の6個の折曲突出部42aに係止し、折曲突出部42a
をさらに内向きに曲げることにより、ステータ41の3
部材42〜44を一体的に結合する。この組立の際に、
第2作動ディスク47の内周部とフレームディスク42
および第1作動ディスク44の間は、それぞれオーリン
グ48a,48bにより回転可能にシールされ、また第
1作動ディスク44の外周部とフレームディスク42と
の間はオーリング48cによりシールされる。これによ
り相対回転可能なステータ41とロータ45の各環状突
起44a,47aの間に粘性摩擦抵抗を与える粘性流体
が液密に封入されたダンパ40が組み立てられる。
【0015】アームレスト20をアームレストヒンジ1
5に支持させる際には、図2に示すように、インサート
フレーム21の後部一側から突出したヒンジピン30の
角棒部30bに、ダンパ40のロータ45の角孔46a
を予め嵌合挿入しておく。このようにサブ組み付けした
アームレスト20のヒンジピン30先端の丸棒部30c
を、アームレストヒンジ15の一方の側部15aの孔に
装着したブッシュ32に挿入し、ねじ部30dにナット
31をねじ込み、ブッシュ32を介してヒンジピン30
を側部15aに回転可能に支持させる。この組み付けと
同時に、ステータ41のボルト49を側部15aに形成
した孔(図示省略)に挿入し、ナット39により側部1
5aに締め付け固定する。
【0016】次いで、アームレストヒンジ15の他方の
側部15bの孔に装着したブッシュ37に外側からヒン
ジスクリュー35の丸棒部35aを挿入し、先端のねじ
部35cにナット36をねじ込み、ブッシュ37を介し
てヒンジスクリュー35を側部15bに回転可能に支持
させる。これによりアームレスト20は、ヒンジピン3
0およびヒンジスクリュー35を介して横方向軸線O回
りに回転可能にアームレストヒンジ15に支持される。
アームレスト20がアームレストヒンジ15に対して回
転すれば、ステータ41とロータ45が相対的に回転し
て、粘性摩擦抵抗が与えられる。アームレストヒンジ1
5とアームレスト20の間には、収納凹部D内に位置す
る収納状態と収納凹部Dの下部より前方に突出する使用
状態の間にアームレスト20の回転範囲を制限するスト
ッパ(図示省略)が設けられている。
【0017】上述した実施の形態のリヤシートアームレ
スト装置では、アームレスト20を収納した状態で急制
動を行えば、アームレスト20は慣性により横方向軸線
O回りに急激に回転して前方に飛び出そうとするが、急
激な回転に対してはダンパ40の粘性摩擦抵抗はきわめ
て大きく、またこのような急制動の時間はきわめて短い
のでアームレスト20はほとんど回転しない。したがっ
てアームレストの重量が大きい場合でもアームレストの
回転角度は僅かであるので、問題となることはない。ま
たこの場合には、急制動の程度が強くなって生じる慣性
力が大きくなろうとすればそれに応じてアームレストの
回転角度も自動的に大きくなり、これにより慣性力の増
大は抑制されるので、ダンパ40それ自体およびダンパ
40の取付部分に加わる力の増大は僅かとなり、これら
の部分の強度を増大させる必要はない。
【0018】また手動によりアームレスト20の出し入
れ操作を行う場合には回転速度が遅く、したがってダン
パ40による粘性摩擦抵抗は小さくなるので、アームレ
ストは適度な抵抗をともなって操作される。またアーム
レスト20を収納状態からある程度引き出して手を離せ
ば、ダンパ40の粘性摩擦抵抗によりアームレスト20
はほゞ一定速度で使用状態まで倒れて停止する。これら
によりこの実施の形態のリヤシートアームレスト装置は
高級感のあるものとなる。
【0019】上述した実施の形態では、ダンパ40は円
盤形として、アームレストヒンジ15とインサートフレ
ーム21の間の狭い空間内に配置したので無駄な空間が
なくなり、アームレスト20の支持部を小形に構成する
ことができる。さらにステータ41の第1作動ディスク
44とロータ45の第2作動ディスク47には相対回転
可能に互いに係合する第1環状突起44aと第2環状突
起47aを設けたので、ダンパ40は容積に比して各第
1及び第2環状突起44a,47aの間の対向面積が大
きく、したがって粘性摩擦抵抗が大きいものとなるの
で、アームレスト20の支持部はさらに一層小型化され
る。
【0020】なお上述した実施の形態では、ヒンジピン
30とロータ45は角棒部30bおよび角孔46aによ
りともに回転するように連結されているが、キーとキー
溝により連結してもよいし、スプラインにより連結して
もよい。またアームレストヒンジ15に対するステータ
41の掛止めもボルト49に限らず、ピンその他の突出
物により行ってもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、急制動時にはダンパの
粘性摩擦抵抗がきわめて大いので、アームレストの重量
が大きい場合でもアームレストの回転角度は僅かとな
り、問題となることはない。またこの場合には、生じる
慣性力が大きくなろうとすればそれに応じてアームレス
トの回転角度が自動的に大きくなり、これにより慣性力
の増大は抑制されるので、ダンパそれ自体およびダンパ
の取付部分に加わる力の増大は僅かとなり、したがって
これらの部分の強度を増大させる必要はない。また手動
によりアームレストの出し入れ操作を行う場合には、ア
ームレストは適度な抵抗をともなって操作されるので、
高級感のあるアームレストが得られる。
【0022】前項の発明において、アームレストはその
インサートフレームに横方向軸線と同軸的に固着したヒ
ンジピンによりアームレストヒンジに回転可能に支持
し、ダンパは、アームレストヒンジに掛止めされたステ
ータと、ヒンジピンとともに回転するように連結された
ロータよりなる円盤形として、アームレストヒンジとイ
ンサートフレームの間に配置したものによれば、ダンパ
はアームレストヒンジとインサートフレームの間の狭い
空間内に配置されて無駄な空間がなくなるので、アーム
レストの支持部を小形に構成することができる。
【0023】また前項の発明において、ステータはアー
ムレストヒンジに掛止めされたフレームディスクとこれ
に一体的に結合されて複数の第1環状突起が横方向軸線
と同軸的に形成された第1作動ディスクよりなるものと
し、ロータはヒンジピンとともに回転するように連結さ
れたボス部とこれに一体的に結合されて各第1環状突起
と相対回転可能に係合する複数の環状突起が形成された
第2作動ディスクよりなるものとし、各第1及び第2環
状突起の間に粘性抵抗を与える粘性流体を介在させたも
のによれば、ダンパは容積に比して各第1及び第2環状
突起の間の対向面積が大きく、したがって粘性摩擦抵抗
が大きいものとなるので、アームレストの支持部をさら
に一層小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリヤシートアームレスト装置の
一実施形態を備えたリヤシートの全体斜視図である。
【図2】 図1の2−2線にそった部分拡大断面図であ
る。
【図3】 本発明によるリヤシートアームレスト装置に
使用するダンパの拡大正面図である。
【図4】 図3の4−4断面図である。
【符号の説明】
10…シートバックフレーム、11…シートバックカバ
ー、12…シートバックパッド、15…アームレストヒ
ンジ、20…アームレスト、21…インサートフレー
ム、30…ヒンジピン、40…ダンパ、41…ステータ
41、42…フレームディスク、44…第1作動ディス
ク、44a…第1環状突起、45…ロータ、46…ボス
部、47…第2作動ディスク、47a…第2環状突起、
A…リヤシート、C…シートバック、D…収納凹部、O
…横方向軸線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートのシートバックフレームの前
    側に設けたシートバックパッドとこれを覆うシートバッ
    クカバーによりシートバックの前側中央に収納凹部を形
    成し、この収納凹部内の下部に位置する横方向軸線回り
    にアームレストを回転可能に支持して同アームレストを
    前記収納凹部内に位置する収納状態とその下部より前方
    に突出する使用状態の間で起伏可能としてなるリヤシー
    トアームレスト装置において、前記アームレストの回転
    に粘性摩擦抵抗を与えるダンパを前記アームレストとシ
    ートバックフレームの間に設けたことを特徴とするリヤ
    シートアームレスト装置。
  2. 【請求項2】 前記アームレストを回転可能に支持する
    アームレストヒンジを前記シートバックフレームに取り
    付け、前記アームレストはそのインサートフレームに前
    記横方向軸線と同軸的に固着したヒンジピンを介して前
    記アームレストヒンジに回転可能に支持し、前記ダンパ
    は、前記アームレストヒンジに掛止めされたステータ
    と、前記ヒンジピンとともに回転するように連結された
    ロータよりなる円盤形として、前記アームレストヒンジ
    とインサートフレームの間に配置したことを特徴とする
    請求項1に記載のリヤシートアームレスト装置。
  3. 【請求項3】 前記ステータは前記アームレストヒンジ
    に掛止めされたフレームディスクとこれに一体的に結合
    されて複数の第1環状突起が前記横方向軸線と同軸的に
    形成された第1作動ディスクよりなり、前記ロータは前
    記ヒンジピンとともに回転するように連結されたボス部
    とこれに一体的に結合されて前記各第1環状突起と多少
    の隙間をおいて相対回転可能に係合する複数の第2環状
    突起が形成された第2作動ディスクよりなり、前記各第
    1及び第2環状突起の間には粘性抵抗を与える粘性流体
    を介在させたことを特徴とする請求項2に記載のリヤシ
    ートアームレスト装置。
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