JP2002067685A - 車両用窓材の組付構造 - Google Patents

車両用窓材の組付構造

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JP2002067685A
JP2002067685A JP2000255852A JP2000255852A JP2002067685A JP 2002067685 A JP2002067685 A JP 2002067685A JP 2000255852 A JP2000255852 A JP 2000255852A JP 2000255852 A JP2000255852 A JP 2000255852A JP 2002067685 A JP2002067685 A JP 2002067685A
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vehicle
vehicle window
window
opening flange
window material
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JP2000255852A
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English (en)
Inventor
Shoji Takeda
尚司 竹田
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J1/00Windows; Windscreens; Accessories therefor
    • B60J1/008Windows; Windscreens; Accessories therefor of special shape, e.g. beveled edges, holes for attachment, bent windows, peculiar curvatures such as when being integrally formed with roof, door, etc.

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水没事故の場合には車両用窓材を車内側に容
易に外せるようにして脱出できるようにする。 【解決手段】 車両用窓材2と、車両の窓開口フランジ
1とを備え、車両用窓材2の周縁が窓開口フランジ1に
固着された車両用窓材の組付構造において、車両用窓材
2の周縁が窓開口フランジ1よりも車内側に配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の窓などの
車両用窓材の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の車両用窓材の組付構造の
一例を示す縦断面図であり、1は車両の窓開口フラン
ジ、2は、ガラス、合成樹脂製の透明板などの車両用窓
材である。車両用窓材2の表面と窓開口フランジ1の表
面とを面一にして車両の見栄えを向上させるために、窓
開口フランジ1の周縁部を車内側に屈曲して車外側から
車両用窓材2を窓開口フランジ1に嵌め、ウレタンシー
ラントなどの接着材3を用いて車両用窓材2の周縁部を
窓開口フランジ1に接着し、車両用窓材2の固定とシー
ル性とを保つようにしている。
【0003】自動車の水没事故などの緊急時には、水圧
や車体の損傷に起因してドアやウインドガラスの開放が
困難になる場合がある。このような場合には、緊急に車
両から脱出するために、車両用窓材2を破壊できるハン
マを車内に常備することが従来から行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、軽量で強度が優
れていることから、合成樹脂製の透明板を車両用窓材2
として使用することが提案されている。しかし、このよ
うな樹脂板は強度が強いため、緊急時にハンマで破壊す
ることが困難であり、水没事故の場合には図5に矢印で
示すように大きな水圧が車外から負荷されるため、車両
用窓材2を車外側に押し外すこともできなくなる。
【0005】本発明はこのような実情に鑑みてなしたも
ので、水没事故の場合には車両用窓材を車内側に容易に
外せるようにして脱出できるようにした車両用窓材の組
付構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の車両用窓材の組付構造は、車両用窓材と、車両
の窓開口フランジとを備え、車両用窓材の周縁が窓開口
フランジに固着された車両用窓材の組付構造において、
車両用窓材の周縁が窓開口フランジよりも車内側に配置
されていることを特徴としている。
【0007】そして上記の構成により本発明の車両用窓
材の組付構造では、水没事故の場合に車外から負荷され
る水圧は、車両用窓材を窓開口フランジから車内へ向け
て押圧するようになり、周縁が窓開口フランジよりも車
内側に配置されている車両用窓材は、車内側に外しやす
くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例とともに説明する。
【0009】図1は、本発明の実施の形態の一例を示す
縦断面図であって、窓開口フランジ1は平らな面に製作
されており、合成樹脂製の透明板2’からなる車両用窓
材2の周縁部は、車内側に屈曲させた形状に作られてい
る。そして、この車両用窓材2を車内側から窓開口フラ
ンジ1に嵌め、ウレタンシーラントなどの接着材3を用
いて車両用窓材2の周縁部を窓開口フランジ1の車内側
に接着すると、車両用窓材2の表面と窓開口フランジ1
の表面とは面一になる。図1に示した断面形状の車両用
窓材2は、合成樹脂によれば、容易に製造することがで
きる。
【0010】図1の車両用窓材の組付構造を備えた車両
が水没事故を起こした場合には、矢印で示すように車外
から負荷される水圧は、車両用窓材2を車内側に押圧す
る。この水圧が加勢することにより、接着材3の接着力
に打ち勝って車両用窓材2を車内側に容易に外すことが
でき、車両から脱出することが可能になる。
【0011】図2は、本発明の実施の形態の他の例を示
す縦断面図であって、窓開口フランジ1は平らな面に製
作されている。車両用窓材2は、窓開口フランジ1の開
口部よりもやや小さい外形で平らな形状に作られた透明
板2’と透明板2’の全周に接合された熱可塑性樹脂ま
たはゴムなどからなる枠材4とを備えてなる。車両用窓
材2は、車内側から窓開口フランジ1に嵌める。枠材4
は透明板2’周縁の車内側ならびに外周端面と密着し、
かつ、車両用窓材2の車内側の面の延長面上で車両用窓
材2から外方に張り出す形状に作られている。枠材4の
外方に張り出している部分が接着材3を用いて窓開口フ
ランジ1の車内側に接着されることにより、車両用窓材
2の周縁が窓開口フランジ1よりも車内側に配置されて
いる。なお、透明板2’の表面と窓開口フランジ1の表
面とは面一になっている。
【0012】図2の車両用窓材の組付構造を備えた車両
が水没事故を起こした場合にも、矢印で示すように車外
から負荷される水圧は車両用窓材2を車内側に押圧する
ため、接着材3の接着力に打ち勝って車両用窓材2を車
内側に容易に外すことができ、車両から脱出することが
可能になる。
【0013】図3は、本発明の実施の形態のさらに他の
例を示す縦断面図であって、平らな面に製作されている
窓開口フランジ1の開口部外側には、開口部周縁に沿っ
て適宜間隔ごとに小さな取付孔5が穿設されており、図
3では、その取付孔5の1つを示している。
【0014】車両用窓材2は、上述した取付孔5が穿設
されている位置よりも外方まで延びて重なる寸法で平ら
な形状に作られた透明板2’からなる。車両用窓材2の
周縁には、取付孔5の穿設位置とそれぞれ一致するよう
に取付孔6が穿設されている。そして車内側から車両用
窓材2を窓開口フランジ1に当てて、車両用窓材2の取
付孔6の位置を窓開口フランジ1の取付孔5の位置に合
わせるとともに、窓開口フランジ1の裏面と車両用窓材
2の表面との間に樹脂またはゴム製などのシール材7を
必要に応じて介装し、車両用窓材2を窓開口フランジ1
の裏面に押しつけた状態にして、樹脂またはゴム製など
のクリップ8を窓開口フランジ1の外側から取付孔5、
6に嵌め込み、車両用窓材2の周縁部を窓開口フランジ
1の車内側に固定する。なお、シール材7の介装は、省
略してもよい。図3に示す車両用窓材2には、ガラスま
たは合成樹脂の透明板を用いることができる。
【0015】図3の車両用窓材の組付構造を備えた車両
が水没事故を起こした場合にも、車外から負荷される水
圧は車両用窓材2を車内側に押圧するため、車両用窓材
2を車内側に容易に外すことができ、車両から脱出する
ことが可能になる。
【0016】図4は、本発明の実施の形態のさらに他の
例を示す縦断面図であって、平らな面に製作されている
窓開口フランジ1の開口部外側には、開口部周縁に沿っ
て適宜間隔ごとに小さな取付孔5が穿設されている。車
両用窓材2は、上述した取付孔5が穿設されている位置
よりも外方まで延びて重なる寸法で平らな形状に作られ
た透明板2’からなる。車両用窓材2の車外側になる面
の周縁には、樹脂またはゴム製などのクリップ9が、窓
開口フランジ1の取付孔5の穿設位置とそれぞれ一致す
るように接着などの手段で固着されている。そして車内
側から車両用窓材2を窓開口フランジ1に当てて、クリ
ップ9を窓開口フランジ1の取付孔5の位置に合わせる
とともに、窓開口フランジ1の裏面と車両用窓材2の表
面との間にシール材7を必要に応じて介装し、車両用窓
材2を窓開口フランジ1の裏面に押しつけてクリップ9
を取付孔5に嵌め込むと、車両用窓材2の周縁部を窓開
口フランジ1の車内側に固定することができる。なお、
シール材7の介装は、省略してもよい。図4に示す車両
用窓材2には、ガラスまたは合成樹脂の透明板を用いる
ことができる。
【0017】図4の車両用窓材の組付構造を備えた車両
が水没事故を起こした場合にも、車外から負荷される水
圧は車両用窓材2を車内側に押圧するため、車両用窓材
2を車内側に容易に外すことができ、車両から脱出する
ことが可能になる。
【0018】
【発明の効果】本発明の車両用窓材の組付構造は、車両
が水没事故を起こした場合に車外から負荷される水圧
が、車内側に配置した車両用窓材を車内側に押圧するた
め、車両用窓材を車内側に容易に外すことができ、車両
から脱出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の他の例を示す縦断面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態のさらに他の例を示す縦断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態のさらに他の例を示す縦断
面図である。
【図5】従来の車両用窓材の組付構造の一例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 窓開口フランジ 2 車両用窓材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用窓材と、車両の窓開口フランジと
    を備え、車両用窓材の周縁が窓開口フランジに固着され
    た車両用窓材の組付構造において、車両用窓材の周縁が
    窓開口フランジよりも車内側に配置されていることを特
    徴とする車両用窓材の組付構造。
JP2000255852A 2000-08-25 2000-08-25 車両用窓材の組付構造 Pending JP2002067685A (ja)

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