JP2002065645A - 非侵襲血糖計 - Google Patents

非侵襲血糖計

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JP2002065645A JP2000258245A JP2000258245A JP2002065645A JP 2002065645 A JP2002065645 A JP 2002065645A JP 2000258245 A JP2000258245 A JP 2000258245A JP 2000258245 A JP2000258245 A JP 2000258245A JP 2002065645 A JP2002065645 A JP 2002065645A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リファレンス信号を再現性良く測定すること
で、高精度のグルコース濃度の定量分析を可能とする。 【解決手段】 生体信号を測定する為の生体信号用光学
経路と、リファレンス信号を測定する為のリファレンス
信号用光学経路を別個に設ける。上記生体信号用光学経
路は光ファイババンドル6aとその中途に設けたセンシ
ング部7aにより構成してあり、リファレンス信号用光
学経路も同様の構成である。更に生体信号用光学経路に
ついては被検体31を、リファレンス信号用光学経路に
ついては基準板32を一旦経由させることで、それぞれ
の経路から生体信号及びリファレンス信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近赤外領域におけ
る光の吸収を利用した生体組織中あるいは体液中の化学
成分を分光分析する体液成分濃度の分析装置に関するも
のであり、具体的には皮膚組織中のグルコース濃度の定
量分析を行なうことにより血糖値測定を行なう為の装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自身の血糖値を知ることは特に糖尿病患
者にとって非常に重要である。というのも糖尿病をその
原因から完全に治療する方法の未だ発見されていない今
日では、血糖値の上昇にはインシュリン投与により血糖
値を低下させるといった対処法を取らざるを得ないから
である。そこで患者は血糖値を随時測定する必要がある
のだが、その方法としては大きく侵襲法と非侵襲法に分
類することができる。侵襲法とは患者から直接採血した
血液を用いて血糖値を求める方法であり、確実な測定方
法ではあるが、患者に対しては毎回の採血により大きな
負担を強いることになる。
【0003】そこで非侵襲的な方法、つまり直接採血す
ることなく患者の血糖値を求める方法が従来から提案さ
れてきた。それらは、皮膚組織中のグルコース濃度が血
液中のグルコース濃度との間に有する高い相関関係を利
用して、血糖値測定の代用値として上記皮膚組織中のグ
ルコース濃度を非侵襲的に測定するという方法である。
具体的には皮膚組織に近赤外線領域の光を照射し、そこ
で透過もしくは拡散した光を検出することで、皮膚組織
中における光の吸収強度を測定する。近赤外線領域にお
いて光の吸収強度はグルコースの存在により大きな影響
を受ける為、上記光の吸収強度測定により体内のグルコ
ース濃度を測定することができる。
【0004】しかしながら、グルコース濃度は数十〜数
百mg/dlと微量である為に、グルコース濃度の定量
には皮膚組織を透過あるいは拡散反射した光、つまり生
体反応を、S/N良く捉える必要がある。その為には吸
光度やベースラインの変動をできるだけ抑制すること
で、スペクトル測定に高い安定性を持たせることが要求
される。ここで、測定されるスペクトルに変動を与える
装置的な要素としては、光源や受光素子ユニットといっ
た部品間の位置関係における変動や、装置の周囲環境温
度における時間的変動が挙げられる。これら変動を補正
する為に、上記生体信号とは別途にセラミック板等の基
準板を反射したリファレンス信号を測定し、それを基準
光とするのが一般的である。従ってスペクトル測定を安
定的に実現する為に装置に要求される性能としては、上
記リファレンス信号の安定的測定が非常に重要となる。
【0005】従来提案されてきたグルコース濃度の定量
分析装置の一例として、特願平10−308817号記
載のグルコース濃度の定量分析装置が挙げられる。図2
1に示した概略図に基づいて、まずそのリファレンス信
号の測定方法について説明する。ハロゲンランプから成
る光源90により発せられた光は、集光レンズ91によ
り収束された後に光ファイババンドル92内を伝達し
て、センシング部92aから基準板96に照射される。
該基準板96内を透過あるいは拡散反射した光、つまり
リファレンス信号は再びセンシング部92aから光ファ
イババンドル92内を伝達して、回折格子を収めた回折
格子ユニット93において分光された後にInGaAs
アレイ型受光素子ユニット94にて検出される。
【0006】次に生体信号の測定方法について説明す
る。まず位置決め治具(図示せず)を用いてセンシング
部92aと被検体97の接触圧力を9800〜4900
0Paに設定して当接させ、上記リファレンス信号の検
出方法と同様の方法により、被検体97を透過もしくは
反射した光、つまり生体信号を検出する。しかして得ら
れたリファレンス信号及び生体信号を基に演算ユニット
95にてグルコース濃度が演算される。
【0007】このように、上記定量分析装置ではリファ
レンス信号及び生体信号を同一の光学経路を用いて測定
している。従って、リファレンス信号測定の場合にはセ
ンシング部92aを標準板96に当接させ、次に生体信
号測定の場合には上記センシング部92aを被検体97
に当接させる必要がある。しかし、センシング部92a
と基準板96との位置再現性の問題、更にリファレンス
信号と生体信号の測定時差の問題を考慮した場合に、測
定毎の上記作業の繰返しがリファレンス信号の安定的測
定を困難にすることは、想像するのに容易である。この
為、上記定量分析装置ではリファレンス信号変動による
スペクトル測定の不安定性を十分には補正できず、従っ
て精度良くグルコース濃度分析を行なうことは困難であ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、装
置における不安定性の抑制によってリファレンス信号を
再現性良く測定し、安定したスペクトル測定を可能とし
た、高精度のグルコース濃度の定量分析装置を提供する
ことを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明を、波長1000nm〜2500
nmの近赤外光を発生させる為の光源と、該光源から照
射した光を、中途にて被検体を経由した生体信号として
伝達する為の光学経路と、補正の際に基準とするリファ
レンス信号として伝達する為の光学経路と、該光学経路
で伝達された光を検出する為の受光素子ユニットと、該
受光素子ユニットからの信号を受けてグルコース濃度を
算出する為の演算部を具備した非侵襲血糖計であり、上
記光学経路については生体信号を伝達する為の生体信号
用光学経路と、リファレンス信号を伝達する為のリファ
レンス信号用光学経路とで別途に設けることを特徴とす
る非侵襲血糖計とすることで、生体信号とリファレンス
信号の測定を略同時あるいは全く同時に行なうことがで
き、且つ、リファレンス信号の測定を再現性良く行なう
ことができる。
【0010】また請求項2記載の発明を、生体信号用光
学経路を、光を伝達する為の光ファイバを受発光間距離
2mm以下として埋設した光ファイババンドルと、該光
ファイババンドルの中途において光を被検体に経由させ
る為のセンシング部によって構成し、リファレンス信号
用光学経路を上記光ファイババンドルと、該光ファイバ
バンドルの中途において光を基準板に経由させる為のセ
ンシング部によって構成することを特徴とする請求項1
記載の非侵襲血糖計とすることで、生体信号用光学経路
においてセンシング部から一旦被検体に出射した光を該
被検体内で伝播させた後に再びセンシング部にて受光す
ると共に、リファレンス信号用光学経路においてはセン
シング部から一旦出射した光を基準板にて反射させた後
に再びセンシング部にて受光することができる。
【0011】請求項3記載の発明を、生体信号用光学経
路を、光を伝達する為の光ファイバを受発光間距離2m
m以下として埋設した光ファイババンドルと、該光ファ
イババンドルの中途において光を被検体に経由させる為
のセンシング部によって構成し、リファレンス信号用光
学経路を、光を直接伝達する為の上記光ファイババンド
ルによって構成していることを特徴とする請求項1記載
の非侵襲血糖計とすることで、生体信号用光学経路にお
いてセンシング部から一旦被検体に出射した光を該被検
体内で伝播させた後に再びセンシング部で受光すると共
に、リファレンス信号用光学経路においては基準板を経
由することなく直接光を伝達することができる。
【0012】請求項4記載の発明を、光源と光ファイバ
バンドルの入射端の間に、光学経路に均一な光を入射さ
せる為の拡散板を設けることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか記載の非侵襲血糖計とすることで、光源から
の光を拡散させて略均一な強度分布を有する光とするこ
とができる。
【0013】請求項5記載の発明を、生体信号用光学経
路によって伝達された光と、リファレンス信号用光学経
路によって伝達された光のいずれかを、受光素子ユニッ
トに選択的に検出させる為の光路遮断手段を有すること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の非侵襲血糖
計とすることによって、生体信号用光学経路とリファレ
ンス信号用光学経路の一部を共用することができる。
【0014】請求項6記載の発明を、光路遮断手段がス
ライド式であることを特徴とする請求項5記載の非侵襲
血糖計とすることによって、簡単な仕組みで生体信号と
リファレンス信号を選択して測定することができる。
【0015】請求項7記載の発明を、光路遮断手段が回
転板式であることを特徴とする請求項5記載の非侵襲血
糖計とすることによって、同じく簡単な仕組みで生体信
号とリファレンス信号を選択して測定することができ
る。
【0016】請求項8記載の発明を、光路遮断手段と受
光素子ユニットの間に分光手段を有することを特徴とす
る請求項5〜7のいずれか記載の非侵襲血糖計とするこ
とによって、所定の波長における生体信号及びリファレ
ンス信号を測定することができる。
【0017】請求項9記載の発明を、分光手段が干渉フ
ィルターであることを特徴とする請求項8記載の非侵襲
血糖計とすることによって、単素子を用いて受光素子ユ
ニットを構成することができる。
【0018】請求項10記載の発明を、分光手段が回折
格子であることを特徴とする請求項8記載の非侵襲血糖
計とすることによって、上記干渉フィルタの様な駆動部
を用いる必要がなくなる。
【0019】請求項11記載の発明を、受光素子ユニッ
トが受光素子を複数有していることを特徴とする請求項
1〜10のいずれか記載の非侵襲血糖計とすることによ
って、生体信号とリファレンス信号を個別に測定するこ
とができる。
【0020】請求項12記載の発明を、受光素子がアレ
イ型素子であることを特徴とする請求項11記載の非侵
襲血糖計とすることによって、分光手段によって波長毎
に分けられた光を夫々対応した受光素子において個別に
測定する事ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形
態における一例の非侵襲血糖計の概略図であり、図2は
センシング部7a,7bの正面図、また図3は出射部3
3a,33bの正面図を示している。更に図4は光遮断
手段の一例の概略図であり、図5〜7は夫々光遮断手段
の他例の概略図を示している。
【0022】図1に示す様に、波長1000nm〜25
00nmの近赤外線を発生させる為の光源としてハロゲ
ンランプ1を配し、そこから発した光を均一にする為の
拡散板2、及びその均一化された光を点光源にする為の
ピンホール3を順に配している。上記ピンホール3を通
過した光は、更に第一レンズホルダー11a内に配した
第一コリメートレンズ4にて平行化されたうえで第一集
光レンズ5にて集光される。その集められた光を伝達す
る為の光学経路として、上記レンズホルダー11aに設
けた入射部30から生体信号用光学経路とリファレンス
信号用光学経路が夫々延設されている。
【0023】上記生体信号用光学経路は、生体信号用光
ファイババンドル6aと、その中途に設けた生体信号用
センシング部7aにより構成されている。入射部30か
ら採り入れた光は、生体信号用光ファイババンドル6a
に複数本埋設された光ファイバ(図示せず)内を伝達さ
れ、生体信号用センシング部7aに達する。但し本例で
はクラッド径が200μm、コア径が180μmの光フ
ァイバを使用する。伝達された光は、図2に示す様に生
体信号用センシング部7aに輪状に配設された、上記光
ファイバと連通した複数のセンシング部出射端15から
一旦出射される。接触位置を一定化させる為の位置決め
治具(図示せず)によって接触圧力9800〜4900
0Paで生体信号用センシング部7aと当接させた被検
体31の内部において光が反射または拡散した後に、そ
の光は再び被検体31の外部へと出射される。出射され
た光は生体信号用センシング部7aの中心に設けたセン
シング部入射端16aから生体信号として採り入れら
れ、生体信号用光ファイババンドル6aに埋設された光
ファイバ内を伝わって、生体信号出射部33aにまで達
する。図3に示すように、上記生体信号出射部33aの
中央にはセンシング部入射端16aと連通した出射部出
射端16bを有しており、該出射部出射端16bから外
部へと生体信号が出射される。本例ではセンシング部出
射端16aを中心に、受発光間距離L=650μmとし
て輪を形成する様にセンシング部出射端15を設けてい
るが、受発光間距離としてはL=0.1〜2mmの範囲
であれば良い。
【0024】リファレンス信号用光学経路も同様に、リ
ファレンス信号用光ファイババンドル6bとリファレン
ス信号用センシング部7bにより構成され、リファレン
ス信号用センシング部7bから出射される光は基準板3
2にて反射された後に再びリファレンス信号用センシン
グ部7bから採り込まれ、光ファイバを通じてリファレ
ンス信号出射部33bにまで伝達される。そして上記リ
ファレンス信号出射部33bに設けた出射部出射端16
bからリファレンス信号としての光が外部へと出射され
る。
【0025】このように生体信号出射部33aからは生
体信号、リファレンス信号出射部33bからはリファレ
ンス信号としての光が夫々出射されるので、その出射方
向に配したシャッター8により選択的に光を遮断するこ
とによって、両信号の検出の切り換えをおこなう。本例
における光の遮断手段について、図4に基づいて説明す
る。(a)は、生体信号用シャッター8aとリファレン
ス信号用シャッター8bの両方が閉じた状態であり、こ
の場合、後述する受光素子ユニット13では暗出力が検
出される。(b)は(a)と比較して生体信号用シャッ
ター8aが開いた状態であり、生体信号出射部33aか
らの生体信号のみを検出することができる。対して
(c)は(a)と比較してリファレンス信号用シャッタ
ー8bが開いた状態であり、リファレンス信号出射部3
3bからのリファレンス信号のみを検出することができ
る。上記のように長板状の二つのシャッター8a,8b
の開閉を切り換えることで、生体信号とリファレンス信
号を選択的に検出することが可能となる。但し、光の遮
断手段については、図5〜7に示す他の遮断手段によっ
ても構わない。
【0026】図5の概略図は光の遮断方法の他例を示し
ており、フレーム窓17のスライドにより生体信号とリ
ファレンス信号の検出を切り替えるものである。例えば
(a)に示す様にフレーム窓17がA側に位置している
ときは生体信号出射部33aからの生体信号が検出さ
れ、(a)の状態からフレーム17がB側にスライドし
て(b)に示す状態に至った場合には、リファレンス信
号出射部33bからのリファレンス信号が検出される。
【0027】図6の概略図は光の遮断方法の他例を示し
ており、穴18aを設けた回転板18の回転により生体
信号とリファレンス信号の検出を切り替えるものであ
る。(a)に示す様に穴18aが生体信号出射部33a
の前を通過する際には生体信号が検出され、(a)の状
態から回転板18が回転して(b)に示すように穴18
aがリファレンス信号出射部33bの前を通過する際に
はリファレンス信号が検出される。
【0028】図7の概略図は光の遮断方法の他例を示し
ており、遮光板19の位置を円弧状に変化させることで
生体信号とリファレンス信号の検出を切り替えるもので
ある。(a)に示す様に遮光板19がリファレンス信号
出射部33bの前を通過する際には生体信号出射部33
aより出射される生体信号が検出され、(b)に示すよ
うに生体信号出射部33aの前を通過する際にはリファ
レンス信号出射部33bより出射されるリファレンス信
号が検出される。
【0029】上記の様な遮光手段によって選択された生
体信号若しくはリファレンス信号は、続いて、第二レン
ズホルダー11bに内装した第二コリメートレンズ9で
平行化された後に第二集光レンズ10にて集光され、回
折格子(図示せず)を収めた回折格子ユニット12へと
入射する。入射した信号は該回折格子ユニット12内で
分光されたうえで、InGaAsアレイ型受光素子ユニ
ットである受光素子ユニット13において検出される。
検出された信号は増幅後、AD変換されて演算ユニット
14に伝達される。該演算ユニット14は伝達された信
号を基に重回帰分析あるいは主成分回帰分析によって検
量式によりグルコース濃度を算出する。このように、生
体信号のみならずリファレンス信号も同時に検出するこ
とで、光源や受光素子ユニット、その他の光学部品など
の位置関係における変動や周囲環境温度の時間的な変動
を精度良く補正することができる。
【0030】図8は本発明の実施の形態における他の例
である非侵襲血糖計の概略図を示している。基本構成は
図1の例と同様であるが、生体信号出射部33aとリフ
ァレンス信号出射部33bを隣接させることにより、第
二コリメートレンズ9を用いずとも、効率よく両出射部
33a,33bからの光を第二集光レンズ10へと導く
ことができる。更に両出射部33a,33bを一つの出
射部(図示せず)としてまとめ、生体信号出射部33a
に設けていた出射部出射端16bとリファレンス信号出
射部33bに設けていた出射部出射端16bを隣接させ
れば、更に効率よく光を導くことができる。このように
すれば光学システムの簡素化が可能となる。
【0031】図9は本発明の実施の形態における更に他
の例である非侵襲血糖計の概略図を示している。基本構
成は図1の例と同様であるが、分光手段としては図1と
異なり、回折格子12ではなくフィルタホイール20を
第二コリメートレンズ9と第二集光レンズ10の間に配
し、更に、受光素子ユニット13としてはInGaAs
アレイ型受光素子ではなく単素子であるInGaAsP
INフォトダイオード40を用いている。上記フィルタ
ホイール20には干渉フィルタ20aを2個配してあ
り、自身の回転により検出する光の波長を選択すること
ができる。但し干渉フィルタ20aの数としては2個に
限定するものではない。本例によれば、数個の干渉フィ
ルタ20aと1個の単素子による受光素子ユニット13
によって分光及び受光の手段を構成できるので、更なる
光学システムの簡素化及び低コスト化が可能となる。
【0032】図10は本発明の実施の形態におけるまた
更に他の例である非侵襲血糖計の概略図を示している。
基本構成は図9の例と同様であるが、生体信号出射部3
3aとリファレンス信号出射部33bを隣接させること
により、第二コリメートレンズ9を用いずとも、効率よ
く両出射部33a,33bからの光を第二集光レンズ1
0へと導くことができる。本例によれば光学システムの
更なる簡素化が可能となる。
【0033】図11は本発明の実施の形態における別の
例である非侵襲血糖計の概略図を示している。基本構成
は図10の例と同様であるが、受光素子ユニット13に
おいては、1つの単素子を生体信号受光用とリファレン
ス信号受光用に使い分けるのではなく、2個の単素子で
あるInGaAsPINフォトダイオード41,42を
それぞれ生体信号受光用と生体信号受光用として別個に
使用するものである。このようにすればシャッター8を
用いずとも、生体信号とリファレンス信号の両方を検知
することができるので、更なる光学システムの簡素化が
可能となる。また生体信号とリファレンス信号を同時に
検知、測定する事ができるので、より精度の良いグルコ
ース濃度の定量分析が可能となる。
【0034】図12は本発明の実施の形態における更に
別の例である非侵襲血糖計の概略図を示している。基本
構成は図11の例と同様であるが、分光及び受光の手段
としては、フィルタホイール20を通過した所定の波長
を有する生体信号やリファレンス信号を単素子であるI
nGaAsPINフォトダイオード41,42にて受光
するのでなく、フィルタ板21に配したアレイ型干渉フ
ィルタ43aを通過した生体信号をアレイ型受光素子で
ある画素数128個又は256個のInGaAsリニア
イメージセンサ43にて受光し,アレイ型干渉フィルタ
44aを通過した生体信号を同様にリニアイメージセン
サ44にてそれぞれ受光するものである。このようにす
ればフィルタホイール20のような駆動部を設ける必要
がなくなり、光学システムの更なる簡素化が可能とな
る。
【0035】図13は本発明の実施の形態におけるまた
更に別の例である非侵襲血糖計の概略図を示している。
基本構成は図12の例と同様であるが、分光及び受光手
段としては、アレイ型干渉フィルタ43a,44aを通
過した光をアレイ型受光素子43,44で受光するので
はなく、アレイ状に配された4個の干渉フィルタ45
a,46a,47a,48aのうち干渉フィルタ45a
〜47aを通過した各々所定の波長を有した生体信号
を、単素子の受光素子であるInGaAsPINフォト
ダイオード45〜47にてそれぞれ受光すると共に、干
渉フィルタ48aを通過したリファレンス信号をInG
aAsPINフォトダイオード48にて受光するもので
ある。このようにすれば、図12の例と同様にフィルタ
ホイール20を設けることなく、且つ、複数個の単一素
子を用いて受光素子ユニット13を構成する事ができる
ので、更なる低コスト化が可能となる。本例では4個の
干渉フィルタ45a〜48aを配したが、特に4個に限
定するものではない。また生体信号用光ファイババンド
ル6aの分岐本数は上記干渉フィルタの数と対応させ
る。
【0036】図14〜20の順に示す実施の形態の例
は、上記図1、8〜13の順に示した例を夫々、リファ
レンス信号用光学経路を基準板32経由とせず、リファ
レンス信号用光ファイババンドル6bによって入射部3
0からリファレンス信号出射部33bへ直接信号を伝達
するようにしたものである。このようにすることで光が
基準板32にて反射される際の熱的変動要因を考慮する
必要がなくなり、リファレンス信号のより安定的な測定
が可能となる。また、リファレンス信号用光ファイババ
ンドル6bの構成を簡素化できる。更に、生体信号用光
ファイババンドル6aとリファレンス信号用光ファイバ
バンドル6bの位置関係に余裕が生じる為に、被検体3
2を経由して生体信号を測定する行為が容易となる。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、生体信号とリファレンス信号の測定を略
同時あるいは全く同時に行なうことができ、且つ、リフ
ァレンス信号の測定を再現性良く行なうことができるの
で、精度の良いグルコース濃度分析が可能となる。
【0038】また、請求項2記載の発明にあっては、生
体信号用光学経路においてセンシング部から一旦被検体
に出射した光を該被検体内で伝播させた後に再びセンシ
ング部にて受光すると共に、リファレンス信号用光学経
路においてはセンシング部から一旦出射した光を基準板
にて反射させた後に再びセンシング部にて受光すること
ができる。従って、生体信号を被検体経由で得ると共
に、リファレンス信号を基準板経由で得ることが可能と
なる。
【0039】請求項3記載の発明にあっては、生体信号
用光学経路においてセンシング部から一旦被検体に出射
した光を該被検体内で伝播させた後に再びセンシング部
にて受光すると共に、リファレンス信号用光学経路にお
いては基準板を経由することなく直接光を伝達すること
ができる。従って、リファレンス信号用光学経路におい
ては、基準板に照射される光の熱的変動要因を考慮する
必要がなくなる為に、安定的にリファレンス信号を測定
することが可能となる。更にリファレンス信号用光学経
路はその簡素化が可能となり、且つ、生体信号用光学経
路との位置関係に余裕が生じる為に被検体からの生体信
号の測定が容易になる。
【0040】請求項4記載の発明においては、光源から
の光を拡散させることで強度分布を略均一とすることが
できるので、安定した強度の光を得ることが可能とな
る。
【0041】請求項5記載の発明においては、生体信号
用光学経路とリファレンス信号用光学経路の一部を共用
することができるので、光学システムの簡素化および低
コスト化が可能となる。
【0042】請求項6および7記載の発明においては、
簡単な仕組みで生体信号とリファレンス信号を選択して
測定することができるので、光学システムの簡素化およ
び低コスト化が可能となる。
【0043】請求項8記載の発明においては、所定の波
長における生体信号及びリファレンス信号を測定すれ
ば、波長によって被検体における吸光度は異なることを
利用して正確なグルコース濃度分析が可能となる。
【0044】請求項9記載の発明においては、単素子を
用いて受光素子ユニットを構成することができるので、
受光素子ユニットの簡素化および低コスト化が可能とな
る。
【0045】請求項10記載の発明においては、干渉フ
ィルタの様な駆動部を用いる必要がなくなるので、装置
の簡素化が可能となる。
【0046】請求項11記載の発明においては、生体信
号とリファレンス信号を個別に測定することでリファレ
ンス信号を安定的に測定すること可能となり、且つ、双
方の測定を全く同時に行なうことによりグルコース濃度
分析をより精度良く行なうことが可能となる。
【0047】請求項12記載の発明においては、分光手
段によって波長毎に分けられた光を、夫々対応した受光
素子において個別に測定する事ができるので、それらを
総合的に判断することにより、更に精度の良いグルコー
ス濃度分析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例である非侵襲
血糖計の全体の概略図である。
【図2】同上の光ファイババンドルに設けたセンシング
部の正面図である。
【図3】同上の光ファイババンドルに設けた出射部の正
面図である。
【図4】(a)、(b)は同上の光遮断手段における一
例の概略図である。
【図5】(a)、(b)は同上の光遮断手段における他
例の概略図である。
【図6】(a)、(b)は同上の光遮断手段における他
例の概略図である。
【図7】(a)、(b)は同上の光遮断手段における他
例の概略図である。
【図8】本発明の実施の形態における他の例である非侵
襲血糖計の全体の概略図である。
【図9】本発明の実施の形態における更に他の例である
非侵襲血糖計の全体の概略図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるまた更に他の例
である非侵襲血糖計の全体の概略図である。
【図11】本発明の実施の形態における別の例である非
侵襲血糖計の全体の概略図である。
【図12】本発明の実施の形態における更に別の例であ
る非侵襲血糖計の全体の概略図である。
【図13】本発明の実施の形態におけるまた更に別の例
である非侵襲血糖計の全体の概略図である。
【図14】図1に示す一例において、リファレンス信号
用光学経路に基準板を介さない場合の非侵襲血糖計の概
略図である。
【図15】図8に示す他の例において、リファレンス信
号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵襲血糖計の
概略図である。
【図16】図9に示す更に他の例において、リファレン
ス信号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵襲血糖
計の概略図である。
【図17】図10に示すまた更に他の例において、リフ
ァレンス信号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵
襲血糖計の概略図である。
【図18】図11に示す別の例において、リファレンス
信号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵襲血糖計
の概略図である。
【図19】図12に示す更に別の例において、リファレ
ンス信号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵襲血
糖計の概略図である。
【図20】図13に示すまた更に別の例において、リフ
ァレンス信号用光学経路に基準板を介さない場合の非侵
襲血糖計の概略図である。
【図21】従来例におけるグルコース濃度定量分析装置
の概略図である。
【符号の説明】
1 ハロゲンランプ 2 拡散板 3 ピンホール 6a 生体信号用光ファイババンドル 6b リファレンス信号用光ファイババンドル 7a 生体信号用センシング部 7b リファレンス信号用光ファイババンド 8 シャッター 12 回折格子ユニット 13 受光素子ユニット 14 演算ユニット 17 フレーム窓 18 回転板 20a 干渉フィルタ 31 被検体 32 基準板 40 InGaAsPINフォトダイオード 43 InGaAsリニアイメージセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 雅美 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G059 BB12 CC16 EE02 FF08 GG10 HH01 HH06 JJ03 JJ05 JJ11 JJ17 JJ23 JJ26 KK02 KK04 MM01 MM05 MM09 MM12 NN01 NN02 4C038 KK10 KL05 KL07 KX02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長1000nm〜2500nmの近赤外
    光を発生させる為の光源と、該光源から照射した光を、
    中途にて被検体を経由した生体信号として伝達する為の
    光学経路と、補正の際に基準とするリファレンス信号と
    して伝達する為の光学経路と、該光学経路で伝達された
    光を検出する為の受光素子ユニットと、該受光素子ユニ
    ットからの信号を受けてグルコース濃度を算出する為の
    演算部を具備した非侵襲血糖計であり、上記光学経路に
    ついては生体信号を伝達する為の生体信号用光学経路
    と、リファレンス信号を伝達する為のリファレンス信号
    用光学経路とで別途に設けることを特徴とする非侵襲血
    糖計。
  2. 【請求項2】 生体信号用光学経路を、光を伝達する為
    の光ファイバを受発光間距離2mm以下として埋設した
    光ファイババンドルと、該光ファイババンドルの中途に
    おいて光を被検体に経由させる為のセンシング部によっ
    て構成し、リファレンス信号用光学経路を上記光ファイ
    ババンドルと、該光ファイババンドルの中途において光
    を基準板に経由させる為のセンシング部によって構成す
    ることを特徴とする請求項1記載の非侵襲血糖計。
  3. 【請求項3】 生体信号用光学経路を、光を伝達する為
    の光ファイバを受発光間距離2mm以下として埋設した
    光ファイババンドルと、該光ファイババンドルの中途に
    おいて光を被検体に経由させる為のセンシング部によっ
    て構成し、リファレンス信号用光学経路を、光を直接伝
    達する為の上記光ファイババンドルによって構成してい
    ることを特徴とする請求項1記載の非侵襲血糖計。
  4. 【請求項4】 光源と光ファイババンドルの入射端の間
    に、光学経路に均一な光を入射させる為の拡散板を設け
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の非侵
    襲血糖計。
  5. 【請求項5】 生体信号用光学経路によって伝達された
    光と、リファレンス信号用光学経路によって伝達された
    光のいずれかを、受光素子ユニットに選択的に検出させ
    る為の光路遮断手段を有することを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか記載の非侵襲血糖計。
  6. 【請求項6】 光路遮断手段が、スライド式であること
    を特徴とする請求項5記載の非侵襲血糖計。
  7. 【請求項7】 光路遮断手段が、回転板式であることを
    特徴とする請求項5記載の非侵襲血糖計。
  8. 【請求項8】 光路遮断手段と受光素子ユニットの間に
    分光手段を有することを特徴とする請求項5〜7のいず
    れか記載の非侵襲血糖計。
  9. 【請求項9】 分光手段が干渉フィルターであることを
    特徴とする請求項8記載の非侵襲血糖計。
  10. 【請求項10】 分光手段が回折格子であることを特徴
    とする請求項8記載の非侵襲血糖計。
  11. 【請求項11】 受光素子ユニットが受光素子を複数有
    していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか記
    載の非侵襲血糖計。
  12. 【請求項12】 受光素子がアレイ型素子であることを
    特徴とする請求項11記載の非侵襲血糖計。
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