JP2002064495A - ネットワークシステム、及びネットワーク管理方法 - Google Patents

ネットワークシステム、及びネットワーク管理方法

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JP2002064495A
JP2002064495A JP2000250216A JP2000250216A JP2002064495A JP 2002064495 A JP2002064495 A JP 2002064495A JP 2000250216 A JP2000250216 A JP 2000250216A JP 2000250216 A JP2000250216 A JP 2000250216A JP 2002064495 A JP2002064495 A JP 2002064495A
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network
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Makoto Sato
佐藤  誠
Toshihiro Nishi
俊弘 西
Shohei Uchikawa
昌平 内川
Shigetaka Okubo
成隆 大久保
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なった2個以上のネットワークシステムの
それぞれに存在するコンピュータを、同一のドメイン名
で管理するネットワークシステム、及びネットワーク管
理方法を提供する。 【解決手段】 RADIUSサーバ_A12は、RAS
_A11へ、要求されたネットワークB利用者端末3の
認証と同時に、そのユーザサービスクラスに従い、割り
当てるドメインネームサーバ、DNS_AB14の情報
を回答する。RAS_A11は、ネットワークB利用者
端末3へ、DNS_AB14のIPアドレスを通知す
る。ネットワーク_B利用者端末3は、FQDN”my
menu.entt.com”を指定し、マイメニュー
サーバのIPアドレスをDNS_AB14へ要求する。
DNS_AB14は、ネットワークB利用者端末3がア
クセスするべきマイメニューサーバ_B25のIPアド
レスを回答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドメインネーム
システムを用いて、異なった2個以上のネットワークシ
ステムのそれぞれに存在するコンピュータを、同一のド
メイン名で管理するネットワークシステム、及びネット
ワーク管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CP(Contents Provider )の提供する
インターネット上に配置された情報サーバから情報を取
得する場合、利用者はISP(Internet Service Provi
der )の提供するネットワークシステムを介して情報サ
ーバにアクセスする。ISPの提供するネットワークシ
ステムには、CPの情報サーバへ接続するための機能を
持つサーバの他、ISP自身が提供する情報サーバ等が
ある。利用者は、インターネット上のCPの提供する情
報サーバ、あるいはISPの提供する情報サーバが保有
する情報の所在を、URL(Uniform Resource Locato
r)と呼ばれる、記号的にコンピュータの名前を表した
FQDN(完全修飾ドメイン名)を含む、HTTP(Hy
per Text Transfer Protocol)等の書式にしたがった文
字列で指定して、その情報を取得する。インターネッ
ト、あるいはISPのネットワークシステム上では、こ
の記号的にコンピュータの名前を表したFQDNを、イ
ンターネット、あるいはISPのネットワークシステム
上に配置されたドメインネームサーバにおいて、インタ
ーネット、あるいはISPのネットワークシステム上で
一意にコンピュータを特定するIP(Internet Protoco
l )アドレスに変換して扱うことにより、コンピュータ
をFQDNで管理することを可能とするDNS(Domain
name system)が用いられる。このDNSは、1個のコ
ンピュータネットワーク上に1個のドメインネームサー
バを配置し、一意のFQDNから一意のIPアドレスに
割り当てる機能、一意のFQDNから複数のIPアドレ
スを割り当てる機能、複数のFQDNを一意のIPアド
レスに割り当てる機能、他のコンピュータネットワーク
からのFQDN・IPアドレス間の変換要求に対して、
コンピュータネットワークの条件により変換を禁止する
機能等を有し、FQDNとIPアドレス間の名前解決を
実行するデータベースシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、インターネッ
トに接続された、地域によって異なるISPが提供する
複数のネットワークシステムが存在した場合、利用者
は、居住する地域においてネットワークシステムを提供
しているISPと契約し、契約したISPの提供するネ
ットワークシステムを介してインターネットへ接続す
る。そのため、各ISPの提供するネットワークシステ
ムにおけるサービスが同一であった場合でも、利用者
は、居住する地域を変える度にISPとの契約をしなお
さなければならないという問題があった。また、旅行や
出張といった一時的な地域の変更の場合に、行った先の
地域において提供されているネットワークシステムから
インターネット接続を行ったり、自分の契約するISP
の提供する情報サーバへ接続を行うローミングサービス
を利用する場合、利用者は、あくまで行った先の地域に
おいてネットワークシステムを提供するISPの設備を
借用する形になる。しかし、現行のDNSが持つ同一の
FQDNに対して複数のIPアドレスを割り当てる機能
は、複数のIPアドレスに順位を付け、割り当ての要求
に対して順次1個ずつIPアドレスを割り当てるラウン
ドロビンと呼ばれるアルゴリズムであるため、利用者の
条件によって割り当てるIPアドレスを決定することが
できなかった。そのため、利用者側の端末の設定を、行
った先の地域のISPの設備のFQDNに合わせて、そ
の都度設定し直す必要があるという問題があった。更
に、インターネット上に配置された情報サーバを運営す
るCPにおいては、同一の情報を提供するにも関わら
ず、各ISPの提供するネットワークシステム上に個別
に用意された同一機能のサーバへ情報を提供する場合、
個別に用意されたサーバのFQDNを含む、個別のコン
テンツをそれぞれ用意して対応する必要があるという問
題があった。例えば、提供するコンテンツに対する課金
を、各ISPの提供するネットワークシステム上に個別
に用意された課金サーバで一括して処理する場合、CP
側は、どのネットワークシステム上に用意された課金サ
ーバへ情報を送出すれば良いか判別するために、利用者
に、その都度課金サーバ別に用意された同一情報のコン
テンツを選ばせる等の処理が必要であった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ドメインネームシステムを用いて、異なった2個
以上のネットワークシステムのそれぞれに存在するコン
ピュータを、同一のドメイン名で管理するネットワーク
システム、及びネットワーク管理方法を提供することを
目的とする。より具体的には、コンピュータを同一のド
メイン名で管理する、異なった2個以上のネットワーク
システムのいずれからでも、あるコンピュータのドメイ
ン名を与えると、利用者毎の条件により、利用者が契約
しているネットワークシステム上の、コンピュータを一
意に特定するアドレスが自動設定され、利用者側に意識
させずとも、利用者の契約するネットワークシステム上
のサーバが利用されるネットワークシステム、及びネッ
トワーク管理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、ネットワークシステム上で管理される
コンピュータのドメイン名を与えると、該ネットワーク
システム上でコンピュータを一意に特定するアドレスに
変換して出力する第1のドメインネームサーバを持ち、
該アドレスによりネットワークシステム上のコンピュー
タを管理するドメインネームシステムを用いたネットワ
ークシステムにおいて、該ネットワークシステム上で管
理されるコンピュータと同一のドメイン名を与えると、
該ネットワークシステム以外のネットワークシステムで
利用されるアドレスに変換して出力する第2のドメイン
ネームサーバと、利用者が該ネットワークシステムに接
続する際に、予め設定された条件により、該利用者がど
のドメインネームサーバを利用するかを決定するネーム
サーバ割り当て手段とを設けたことを特徴とする。以上
の構成により、ドメインネームシステムを用いて、異な
った2個以上のネットワークシステムのそれぞれに存在
するコンピュータを、同一のドメイン名で管理すること
を可能とする。
【0006】本発明は、上記ネットワークシステムにお
いて、利用者が該ネットワークシステムに接続する際に
入力する認証情報に関連付けて、利用者がどのネットワ
ークシステムの所属であるかを表す所属情報を予め記録
し、該利用者の認証と同時にその所属情報を出力する認
証手段を更に設け、ネームサーバ割り当て手段は、認証
手段の出力する該利用者の所属情報により、該利用者が
利用するドメインネームサーバを決定することを特徴と
する。以上の構成により、どこのネットワークシステム
上からでも、利用者が契約しているネットワークシステ
ム上のコンピュータを一意に特定するアドレスが自動設
定され、利用者に異なるネットワークの存在を意識させ
ることなく、利用者の契約するネットワークシステム上
のサーバを利用することを可能とする。
【0007】本発明は、上記ネットワークシステムにお
いて、ドメインネームサーバは、名前解決を行う2個以
上のネットワークシステム、またはサービスクラスの数
に対応して、その数と同じ数だけ用意され、与えられた
同一のドメイン名を、それぞれのネットワークシステ
ム、またはサービスクラスで利用されるアドレスに変換
して出力することを特徴とする。以上の構成により、複
数のネットワークシステム、またはサービスクラス(ネ
ットワークシステムの提供者が決定する、利用者に提供
するネットワークシステム内のリソース割り当て方法の
区分)間で、それぞれのネットワークシステム、または
サービスクラスをローミングさせてサービスを行うこと
を可能とする。
【0008】本発明は、ネットワークシステム上で管理
されるコンピュータのドメイン名を与えると、該ネット
ワークシステム上でコンピュータを一意に特定するアド
レスに変換して出力する第1の名前解決処理を含み、該
アドレスによりネットワークシステム上のコンピュータ
を管理するドメインネームシステムを用いたネットワー
ク管理方法において、該ネットワークシステム上で管理
されるコンピュータと同一のドメイン名を与えると、該
ネットワークシステム以外のネットワークシステムで利
用されるアドレスに変換して出力する第2の名前解決処
理と、利用者が該ネットワークシステムを利用する際
に、予め設定された条件により、該利用者がどの名前解
決処理を利用するかを決定する処理とを含み、決定され
た名前解決処理によって名前解決を行うことを特徴とす
る。
【0009】本発明は、上記ネットワーク管理方法にお
いて、利用者が該ネットワークシステムに接続する際に
入力する認証情報に関連付けて、利用者がどのネットワ
ークシステムの所属であるかを表す所属情報を予め記録
し、該利用者の認証と同時にその所属情報を出力する認
証処理を更に含み、該利用者がどの名前解決処理を利用
するかを決定する処理は、認証処理の出力する該利用者
の所属情報により、該利用者が利用する名前解決処理を
決定することを特徴とする。
【0010】本発明は、上記ネットワーク管理方法にお
いて、名前解決処理は、名前解決を行う2個以上のネッ
トワークシステム、またはサービスクラスの数に対応し
て、その数と同じ数だけ用意され、与えられた同一のド
メイン名を、それぞれのネットワークシステム、または
サービスクラスで利用されるアドレスに変換して出力す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1〜図4、図11を用い
て、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本
発明の第1の実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム以外から自分の契約するネッ
トワークシステム上の情報サーバへアクセスする場合の
構成要素の接続を説明したブロック図である。図2は、
本発明の第1の実施の形態において、利用者が自分の契
約するネットワークシステム上の情報サーバへアクセス
する場合の構成要素の接続を説明したブロック図であ
る。
【0012】図1、及び図2において、符号1は、本実
施の形態を説明するネットワークシステム_Aである。
符号2は、ネットワークシステム_A1からローミング
によりアクセスするネットワークシステム_Bである。
符号3は、ネットワークシステム_B2と利用契約を結
ぶ利用者が使用する、ネットワークB利用者端末であ
る。符号4は、ネットワークシステム_A1と利用契約
を結ぶ利用者が使用する、ネットワークA利用者端末で
ある。符号5は、ネットワークB利用者端末3、もしく
はネットワークA利用者端末4とネットワークシステム
_A1を接続する、PSTN( Public Switch Telepho
ne Network)やISDN(Integrated Services Digita
l Network )等の公衆回線網である。符号6は、ネット
ワークシステム_A1やネットワークシステム_B2が
接続される、インターネットに代表されるコンピュータ
ネットワークである。
【0013】また、ネットワークシステム_A1は、R
AS_A11と、RADIUSサーバ_A12と、メイ
ンメニューサーバ_A13と、DNS_AB14と、D
NS_AA15と、マイメニューサーバ_A16とから
構成されている。RAS_A11は、利用者が、ネット
ワークB利用者端末3、もしくはネットワークA利用者
端末4を、公衆回線網5を介したダイヤルアップIP
(InternetProtocol )接続によりネットワークシステ
ム_A1へ接続する場合のネットワークシステム_A1
と公衆回線網5とのインターフェース機能と、ネットワ
ークシステム_A1とコンピュータネットワーク6を接
続する場合のインターフェース機能を有するRAS(Re
mote access server)である。RADIUSサーバ_A
12は、RAS_A11からのネットワークB利用者端
末3、もしくはネットワークA利用者端末4を使用する
利用者の認証要求に対して、接続時間情報や課金情報、
利用者のユーザサービスクラス等を管理する他の利用者
管理データベース(図示せず)と連動して認証動作を実
行し、かつ、ネットワークB利用者端末3、もしくはネ
ットワークA利用者端末4の利用者の認証情報に関連付
けて、利用者がどのネットワークシステムの所属である
かを表す所属情報を予め記録し、利用者の認証と同時に
その所属情報を出力する認証サーバ(認証手段)であ
る。メインメニューサーバ_A13は、ネットワークシ
ステム_A1において提供されるサービスの一覧をネッ
トワークB利用者端末3、もしくはネットワークA利用
者端末4へ与えるメニューサーバであり、ここで表示さ
れるサービスを選択することで、それぞれのサービスが
実行される。DNS_AB14は、記号的にコンピュー
タの名前を表したFQDNを、インターネット、あるい
はISPのネットワークシステム上で一意にコンピュー
タを特定するIPアドレスに変換するドメインネームサ
ーバであって、ネットワークシステム_A1とネットワ
ークシステム_B2の両方のIPアドレス情報を有す
る。DNS_AA15は、記号的にコンピュータの名前
を表したFQDNを、インターネット、あるいはISP
のネットワークシステム上で一意にコンピュータを特定
するIPアドレスに変換するドメインネームサーバであ
って、ネットワークシステム_A1のみのIPアドレス
情報を有する。マイメニューサーバ_A16は、ISP
が提供する情報サーバで、利用者が利用者自身に必要な
情報を登録しておくサーバである。なお、DNS_AB
14と、DNS_AA15の違いは、この後記述する、
接続の動作の説明で詳細に述べる。
【0014】また、ネットワークシステム_B2は、R
AS_B21と、RADIUSサーバ_B22と、メイ
ンメニューサーバ_B23と、DNS_B24と、マイ
メニューサーバ_B25とから構成されている。RAS
_B21は、ネットワークシステム_B2上に配置され
たRASであり、前述のネットワークシステムA1上に
配置されたRAS_A11に相当する。RADIUSサ
ーバ_B22は、ネットワークシステム_B2上に配置
された認証サーバであり、前述のネットワークシステム
A1上に配置されたRADIUSサーバ_A12に相当
する。メインメニューサーバ_B23は、ネットワーク
システム_B2上に配置されたメニューサーバであり、
前述のネットワークシステムA1上に配置されたメイン
メニューサーバ_A13に相当する。DNS_B24
は、ネットワークシステム_B2上に配置されたドメイ
ンネームサーバであり、前述のネットワークシステムA
1上に配置されたDNS_AA15に相当する。マイメ
ニューサーバ_B25は、ネットワークシステム_B2
上に配置された情報サーバであり、前述のネットワーク
システムA1上に配置されたマイメニューサーバ_A1
6に相当する。ここで、ネットワークシステム_B2に
おいて、RAS_B21と、RADIUSサーバ_B2
2と、メインメニューサーバ_B23と、DNS_B2
4は、ネットワークシステム_B2がネットワークシス
テム_A1と同等のネットワークシステムであることを
示すために記述した。また、マイメニューサーバ_B2
5とネットワークシステム_A1との関係は、後述す
る。
【0015】なお、ネットワークシステム_A1を構成
するRAS_A11と、RADIUSサーバ_A12
と、メインメニューサーバ_A13と、DNS_AB1
4と、DNS_AA15と、マイメニューサーバ_A1
6の各装置と、ネットワークシステム_B2を構成する
RAS_B21と、RADIUSサーバ_B22と、メ
インメニューサーバ_B23と、DNS_B24と、マ
イメニューサーバ_B25の各装置、及びネットワーク
B利用者端末3とネットワークA利用者端末4は、それ
ぞれネットワークシステム_A1、ネットワークシステ
ム_B2、ネットワークB利用者端末3、ネットワーク
A利用者端末4において、専用のハードウェアにより実
現されるものであってもよく、また、メモリおよびCP
U(中央演算装置)により構成され、上記の各部の機能
を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行
することによりその機能を実現させるものであってもよ
い。
【0016】また、図1、及び図2に示すネットワーク
システム_A1、あるいはネットワークシステム_B2
を構成する各装置、及びネットワークB利用者端末3、
ネットワークA利用者端末4には、周辺機器として入力
装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるも
のとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等
の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Ca
thode Ray Tube)ディスプレイ装置や液晶表示装置等の
ことをいう。
【0017】次に、図1、及び図2における構成要素の
接続の違いに着目しながら、第1の実施の形態の動作を
図3、及び図4、図11を用いて説明する。図3は、本
発明の第1の実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム以外から自分の契約するネッ
トワークシステム上の情報サーバへアクセスする場合の
動作を説明したシーケンス図である。図4は、本発明の
第1の実施の形態において、利用者が自分の契約するネ
ットワークシステム上の情報サーバへアクセスする場合
の動作を説明したシーケンス図である。
【0018】まず、図1は、ネットワークB利用者端末
3が、ネットワークシステム_A1とネットワークシス
テム_B2の意識なく、自分の契約するネットワークシ
ステム_B2ではなく、ネットワークシステム_A1か
らネットワークシステム_B2上のマイメニューサーバ
_B25へアクセスする場合を示している。図1では、
ネットワークB利用者端末3からのアクセスであるの
で、ドメインネームサーバは、ネットワークシステム_
A1とネットワークシステム_B2の両方のIPアドレ
ス情報を有するDNS_AB14が使用され、これによ
り、ネットワークB利用者端末3は、RAS_A11を
介して、ネットワークシステム_B2のマイメニューサ
ーバ_B25に対してアクセスしている。この、ネット
ワークB利用者端末3が、RAS_A11を介して、ネ
ットワークシステム_B2のマイメニューサーバ_B2
5に対してアクセスするまでの動作を図3により説明す
る。まず、ネットワークB利用者端末3からRAS_A
11へ、ネットワークシステム_A1に対するダイヤル
アップIP接続による接続要求が送信される(ステップ
S1)。RAS_A11は、接続要求を受けたネットワ
ークB利用者端末3の認証要求をRADIUSサーバ_
A12へ送信する(ステップS2)。RADIUSサー
バ_A12は、認証を行うと同時に、図11に示す情報
を利用者ごとに記録しており、ユーザID、パスワード
等によって認証した利用者のユーザサービスクラス(ネ
ットワークシステムの提供者が決定する、利用者に提供
するネットワークシステム内のリソース割り当て方法の
区分)に従い、割り当てるドメインネームサーバ(ここ
では、DNS_AB14)を含むネットワーク情報をR
AS_A11へ回答する(ステップS3)。利用者の接
続認証とドメインネームサーバの情報を受けたRAS_
A11は、ネットワークB利用者端末3へ、PPP(Po
int to Point Protocol )により、使用するDNS_A
B14のIPアドレスを通知する(ステップS4)。同
時に、ネットワークB利用者端末3が使用する、その他
のネットワーク情報も通知する(ステップS5)。
【0019】次に、ネットワークB利用者端末3から、
FQDN”mainmenu.entt.com”を指
定して、メインメニューサーバのIPアドレスを要求す
る信号がDNS_AB14へ送出される(ステップS
6)。IPアドレスの要求を受けたDNS_AB14で
は、ネットワークB利用者端末3がネットワークシステ
ムで最初にアクセスするメニューは、認証を受けたネッ
トワークシステム_A1のメニューとし、予め記録して
あるメインメニューサーバ_A13のIPアドレス”1
0.0.0.1”を、ネットワークB利用者端末3へ回
答する(ステップS7)。メインメニューサーバ_A1
3のIPアドレスが判明すると、ネットワーク_B利用
者端末3からメインメニューサーバ_A13へ、目的の
マイメニューサーバのリンクを記述してあるメニューが
要求される(ステップS8)。メニューの要求に対し
て、メインメニューサーバ_A13がマイメニューサー
バのリンクを記述したメニューを回答する(ステップS
9)。次に、メニューを受けたネットワーク_B利用者
端末3から、FQDN”mymenu.entt.co
m”を指定して、目的のマイメニューサーバのIPアド
レスを要求する信号がDNS_AB14へ送出される
(ステップS10)。IPアドレスの要求を受けたDN
S_AB14では、ネットワークB利用者端末3がアク
セスするマイメニューは、自分の契約するISPが提供
するネットワークシステム_B2上に記録したマイメニ
ューなので、予め記録してあるマイメニューサーバ_B
25のIPアドレス”10.0.1.2”を、ネットワ
ークB利用者端末3へ回答する(ステップS11)。マ
イメニューサーバ_B25のIPアドレスが判明する
と、ネットワーク_B利用者端末3からマイメニューサ
ーバ_B25へ、目的の情報を取得するべくHTTP等
による接続が要求される(ステップS12)。マイメニ
ューサーバ_B25は、それに答えてネットワークB利
用者端末3へ回答する(ステップS13)。
【0020】また、上述の説明では、ネットワークシス
テム_A1からネットワークシステム_B2に対するロ
ーミングにおける動作、手順を説明したが、ネットワー
クシステム_B2に、ネットワークシステム_A1に用
意したDNS_AA15、及びDNS_AB14と、そ
れぞれ同一の機能を実現するDNS_BB、DNS_B
Aを設けることにより、上述の動作と同様の手順により
ネットワークシステム_B2からネットワークシステム
_A1に対するローミングが可能となる。
【0021】次に、図2は、ネットワークA利用者端末
4が、ネットワークシステム_A1とネットワークシス
テム_B2の意識なく、自分の契約するネットワークシ
ステム_A1上のマイメニューサーバ_A16へアクセ
スする場合を示している。図1では、ネットワークA利
用者端末4からのアクセスであるので、ドメインネーム
サーバは、ネットワークシステム_A1のみIPアドレ
ス情報を有するDNS_AA15が使用され、これによ
り、ネットワークA利用者端末4は、RAS_A11を
介して、ネットワークシステム_A1のマイメニューサ
ーバ_A16に対してアクセスしている。この、ネット
ワークA利用者端末4が、RAS_A11を介して、ネ
ットワークシステム_A1のマイメニューサーバ_A1
6に対してアクセスするまでの動作を図4により説明す
る。まず、ネットワークA利用者端末4からRAS_A
11へ、ネットワークシステム_A1に対するダイヤル
アップIP接続による接続要求が送信される(ステップ
S21)。RAS_A11は、接続要求を受けたネット
ワークA利用者端末4の認証要求をRADIUSサーバ
_A12へ送信する(ステップS22)。RADIUS
サーバ_A12は、認証を行うと同時に、図11に示す
利用者ごとに記録した情報から、ユーザID、パスワー
ド等によって認証した利用者のユーザサービスクラスに
従い、割り当てるドメインネームサーバ(ここでは、D
NS_AA15)を含むネットワーク情報をRAS_A
11へ回答する(ステップS23)。利用者の接続認証
とドメインネームサーバの情報を受けたRAS_A11
は、ネットワークA利用者端末4へ、PPPにより、使
用するDNS_AA15のIPアドレスを通知する(ス
テップS24)。同時に、ネットワークA利用者端末4
が使用する、その他のネットワーク情報も通知する(ス
テップS25)。
【0022】次に、ネットワークA利用者端末4から、
FQDN”mainmenu.entt.com”を指
定して、メインメニューサーバのIPアドレスを要求す
る信号がDNS_AA15へ送出される(ステップS2
6)。IPアドレスの要求を受けたDNS_AA15で
は、ネットワークA利用者端末4がネットワークシステ
ムで最初にアクセスするメニューは、認証を受けたネッ
トワークシステム_A1のメニューとし、予め記録して
あるメインメニューサーバ_A13のIPアドレス”1
0.0.0.1”を、ネットワークA利用者端末4へ回
答する(ステップS27)。メインメニューサーバ_A
13のIPアドレスが判明すると、ネットワーク_A利
用者端末4からメインメニューサーバ_A13へ、目的
のマイメニューサーバのリンクを記述してあるメニュー
が要求される(ステップS28)。メニューの要求に対
して、メインメニューサーバ_A13がマイメニューサ
ーバのリンクを記述したメニューを回答する(ステップ
S29)。次に、メニューを受けたネットワーク_A利
用者端末4から、FQDN”mymenu.entt.
com”を指定して、目的のマイメニューサーバのIP
アドレスを要求する信号がDNS_AA15へ送出され
る(ステップS30)。IPアドレスの要求を受けたD
NS_AA15では、ネットワークA利用者端末4がア
クセスするマイメニューは、自分の契約するISPが提
供するネットワークシステム_A1上に記録したマイメ
ニューなので、予め記録してあるマイメニューサーバ_
A16のIPアドレス”10.0.0.2”を、ネット
ワークA利用者端末4へ回答する(ステップS31)。
マイメニューサーバ_A16のIPアドレスが判明する
と、ネットワーク_A利用者端末4から、マイメニュー
サーバ_A16へ、目的の情報を取得するべくHTTP
等による接続が要求される(ステップS32)。マイメ
ニューサーバ_A16は、それに答えてネットワークA
利用者端末4へ回答する(ステップS33)。
【0023】(第2の実施の形態)次に、図5〜図8を
用いて、本発明の第2の実施の形態を説明する。図5
は、本発明の第2の実施の形態において、利用者が自分
の契約するネットワークシステム以外から、コンピュー
タネットワーク上の、CPが提供する情報サーバへアク
セスする場合の構成要素の接続を説明したブロック図で
ある。図6は、本発明の第2の実施の形態において、利
用者が自分の契約するネットワークシステムから、コン
ピュータネットワーク上の、CPが提供する情報サーバ
へアクセスする場合の構成要素の接続を説明したブロッ
ク図である。
【0024】図5、及び図6において、図1、及び図2
と同一の符号を付与した符号3から符号6までの各構成
要素は、第1の実施の形態と同一の動作をする構成要素
であるので、ここでは説明を省略する。符号7は、本実
施の形態を説明するネットワークシステム_Aである。
符号8は、ネットワークシステム_A7からローミング
によりアクセスするネットワークシステム_Bである。
符号9は、コンピュータネットワーク6上に配置され
た、CPの提供する情報サーバを含むCPシステムであ
る。なお、図5、及び図6において、CPシステム9
は、コンピュータネットワーク6上に1個、または複数
個存在するものとする。
【0025】また、ネットワークシステム_A7は、R
AS_A11と、RADIUSサーバ_A12と、メイ
ンメニューサーバ_A13と、DNS_AB14と、D
NS_AA15と、課金処理サーバ_A17とから構成
されている。ネットワークシステム_A7を構成する構
成要素の内、第1の実施の形態で説明したネットワーク
システム_A1を構成する構成要素と同じ符号を付与し
たものは、第1の実施の形態のネットワークシステム_
A1の説明と同一の動作をする構成要素であるので、こ
こでは説明を省略する。課金処理サーバ_A17は、ネ
ットワークシステム_A7を提供するISPと契約をし
ている利用者の、CPシステム9の提供する有料コンテ
ンツ利用に対する課金処理を一括して行う。
【0026】また、ネットワークシステム_B8は、R
AS_B21と、RADIUSサーバ_B22と、メイ
ンメニューサーバ_B23と、DNS_B24と、マイ
メニューサーバ_B25とから構成されている。ネット
ワークシステム_B8を構成する構成要素の内、第1の
実施の形態で説明したネットワークシステム_B2を構
成する構成要素と同じ符号を付与したものは、第1の実
施の形態のネットワークシステム_B2の説明と同一の
動作をする構成要素であるので、ここでは説明を省略す
る。課金処理サーバ_B26は、ネットワークシステム
_B8上に配置された課金処理サーバであり、前述のネ
ットワークシステムA7上に配置された課金処理サーバ
_A17に相当する。ここで、ネットワークシステム_
B8において、RAS_B21と、RADIUSサーバ
_B22と、メインメニューサーバ_B23と、DNS
_B24は、ネットワークシステム_B8がネットワー
クシステム_A7と同等のネットワークシステムである
ことを示すために記述した。また、課金処理サーバ_B
26とネットワークシステム_A7との関係は、後述す
る。
【0027】なお、第1の実施の形態と同様に、ネット
ワークシステム_A7を構成する課金処理サーバ_A1
7と、ネットワークシステム_B8を構成する課金処理
サーバ_B26も、それぞれネットワークシステム_A
7、ネットワークシステム_B8において、専用のハー
ドウェアにより実現されるものであってもよく、また、
メモリおよびCPUにより構成され、上記の各部の機能
を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行
することによりその機能を実現させるものであってもよ
い。
【0028】また、第1の実施の形態と同様に、図7、
及び図8に示すネットワークシステム_A7、あるいは
ネットワークシステム_B8を構成する各装置、及びネ
ットワークB利用者端末3、ネットワークA利用者端末
4にも、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれ
も図示せず)が接続されるものとする。
【0029】次に、図5、及び図6における構成要素の
接続の違いに着目しながら、第2の実施の形態の動作を
図7、及び図8、図11を用いて説明する。図7は、本
発明の第2の実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム以外から、コンピュータネッ
トワーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスす
る場合の動作を説明したシーケンス図である。図8は、
本発明の第2の実施の形態において、利用者が自分の契
約するネットワークシステムから、コンピュータネット
ワーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスする
場合の動作を説明したシーケンス図である。
【0030】まず、図5は、ネットワークB利用者端末
3が、ネットワークシステム_A7とネットワークシス
テム_B8の意識なく、自分の契約するネットワークシ
ステム_B8ではなく、ネットワークシステム_A7か
らコンピュータネットワーク6上のCPシステム9が提
供する有料コンテンツを利用し、その課金処理がネット
ワークB利用者端末3の契約するネットワークシステム
_B8上の課金処理サーバ_B26で行われる場合を示
している。図5では、ネットワークB利用者端末3から
のアクセスであるので、ドメインネームサーバは、ネッ
トワークシステム_A7とネットワークシステム_B8
の両方のIPアドレス情報を有するDNS_AB14が
使用され、これにより、ネットワークB利用者端末3
は、RAS_A11を介して、ネットワークシステム_
B8の課金処理サーバ_B26に対してアクセスしてい
る。この、ネットワークB利用者端末3のCPシステム
9利用の際の課金処理が、ネットワークシステム_B8
の課金処理サーバ_B26により行われる動作を図7に
より説明する。まず、ネットワークB利用者端末3から
RAS_A11へ、ネットワークシステム_A7に対す
るダイヤルアップIP接続による接続要求が送信される
(ステップS41)。RAS_A11は、接続要求を受
けたネットワークB利用者端末3の認証要求をRADI
USサーバ_A12へ送信する(ステップS42)。R
ADIUSサーバ_A12は、認証を行うと同時に、図
11に示す利用者ごとに記録した情報から、ユーザI
D、パスワード等によって認証した利用者のユーザサー
ビスクラスに従い、割り当てるドメインネームサーバ
(ここでは、DNS_AB14)を含むネットワーク情
報をRAS_A11へ回答する(ステップS43)。利
用者の接続認証とドメインネームサーバの情報を受けた
RAS_A11は、ネットワークB利用者端末3へ、P
PPにより、使用するDNS_AB14のIPアドレス
を通知する(ステップS44)。同時に、ネットワーク
B利用者端末3が使用する、その他のネットワーク情報
も通知する(ステップS45)。
【0031】次に、ネットワークB利用者端末3から、
FQDN”cp.entt.com”を指定して、メイ
ンメニューサーバのIPアドレスを要求する信号がDN
S_AB14へ送出される(ステップS46)。IPア
ドレスの要求を受けたDNS_AB14では、予め記録
してある”cp.entt.com”に対応したIPア
ドレス”192.168.20.11”を、ネットワー
クB利用者端末3へ回答する(ステップS47)。CP
システム9の情報サーバのIPアドレスが判明すると、
ネットワーク_B利用者端末3から、利用料金を支払う
ために、課金処理サーバのリンクを記述してあるメニュ
ーが要求される(ステップS48)。メニューの要求に
対して、CPシステム9の情報サーバが課金処理サーバ
のリンクを記述したメニューを回答する(ステップS4
9)。次に、メニューを受けたネットワーク_B利用者
端末3から、FQDN”kakin.entt.co
m”を指定して、課金処理サーバのIPアドレスを要求
する信号がDNS_AB14へ送出される(ステップS
50)。IPアドレスの要求を受けたDNS_AB14
では、ネットワークB利用者端末3の課金処理を行う課
金処理サーバは、自分の契約するISPが提供するネッ
トワークシステム_B8上に配置された課金処理サーバ
なので、予め記録してある課金処理サーバ_B26のI
Pアドレス”10.0.1.10”を、ネットワークB
利用者端末3へ回答する(ステップS51)。課金処理
サーバ_B26のIPアドレスが判明すると、ネットワ
ーク_B利用者端末3から課金処理サーバ_B26へ、
ネットワーク_B利用者端末3の利用者に対する課金処
理が要求される(ステップS52)。課金処理サーバ_
B26は、予めネットワーク_B利用者端末3の利用者
がISPと契約している、例えばクレジットカードやク
ーポン等の費用支払い方法により課金処理を行い、ネッ
トワーク_B利用者端末3へ回答する(ステップS5
3)。
【0032】次に、図6は、ネットワークA利用者端末
4が、ネットワークシステム_A7とネットワークシス
テム_B8の意識なく、自分の契約するネットワークシ
ステム_A7からコンピュータネットワーク6上のCP
システム9が提供する有料コンテンツを利用し、その課
金処理がネットワークA利用者端末4の契約するネット
ワークシステム_B8上の課金処理サーバ_B26で行
われる場合を示している。図6では、ネットワークA利
用者端末4からのアクセスであるので、ドメインネーム
サーバは、ネットワークシステム_A7のみのIPアド
レス情報を有するDNS_AA15が使用され、これに
より、ネットワークA利用者端末4は、RAS_A11
を介して、ネットワークシステム_A7の課金処理サー
バ_A17に対してアクセスしている。この、ネットワ
ークA利用者端末4のCPシステム9利用の際の課金処
理が、ネットワークシステム_A7の課金処理サーバ_
A17により行われる動作を図8により説明する。ま
ず、ネットワークA利用者端末4からRAS_A11
へ、ネットワークシステム_A7に対するダイヤルアッ
プIP接続による接続要求が送信される(ステップS6
1)。RAS_A11は、接続要求を受けたネットワー
クA利用者端末4の認証要求をRADIUSサーバ_A
12へ送信する(ステップS62)。RADIUSサー
バ_A12は、認証を行うと同時に、図11に示す利用
者ごとに記録した情報から、ユーザID、パスワード等
によって認証した利用者のユーザサービスクラスに従
い、割り当てるドメインネームサーバ(ここでは、DN
S_AA15)を含むネットワーク情報をRAS_A1
1へ回答する(ステップS63)。利用者の接続認証と
ドメインネームサーバの情報を受けたRAS_A11
は、ネットワークA利用者端末4へ、PPPにより、使
用するDNS_AA15のIPアドレスを通知する(ス
テップS64)。同時に、ネットワークA利用者端末4
が使用する、その他のネットワーク情報も通知する(ス
テップS65)。
【0033】次に、ネットワークA利用者端末4から、
FQDN”cp.entt.com”を指定して、メイ
ンメニューサーバのIPアドレスを要求する信号がDN
S_AA15へ送出される(ステップS66)。IPア
ドレスの要求を受けたDNS_AA15では、予め記録
してある”cp.entt.com”に対応したIPア
ドレス”192.168.20.11”を、ネットワー
クA利用者端末4へ回答する(ステップS67)。CP
システム9の情報サーバのIPアドレスが判明すると、
ネットワーク_A利用者端末4から、利用料金を支払う
ために、課金処理サーバのリンクを記述してあるメニュ
ーが要求される(ステップS68)。メニューの要求に
対して、CPシステム9の情報サーバが課金処理サーバ
のリンクを記述したメニューを回答する(ステップS6
9)。次に、メニューを受けたネットワーク_A利用者
端末4から、FQDN”kakin.entt.co
m”を指定して、課金処理サーバのIPアドレスを要求
する信号がDNS_AA15へ送出される(ステップS
70)。IPアドレスの要求を受けたDNS_AA15
では、ネットワークA利用者端末4の課金処理を行う課
金処理サーバは、自分の契約するISPが提供するネッ
トワークシステム_A7上に配置された課金処理サーバ
なので、予め記録してある課金処理サーバ_A17のI
Pアドレス”10.0.0.10”を、ネットワークA
利用者端末4へ回答する(ステップS71)。課金処理
サーバ_A17のIPアドレスが判明すると、ネットワ
ーク_A利用者端末4から課金処理サーバ_A17へ、
ネットワーク_A利用者端末4の利用者に対する課金処
理が要求される(ステップS72)。課金処理サーバ_
A17は、予めネットワーク_A利用者端末4の利用者
がISPと契約している、例えばクレジットカードやク
ーポン等の費用支払い方法により課金処理を行い、ネッ
トワーク_A利用者端末4へ回答する(ステップS7
4)。
【0034】(第3の実施の形態)次に、図9、及び図
10を用いて、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態において、利用者が
自分の契約するネットワークシステムから、コンピュー
タネットワーク上の、CPが提供する情報サーバへアク
セスする場合であって、DHCP( Dynamic host conf
iguration protocol)機能を利用したシステムを説明し
たブロック図である。第3の実施の形態は、第2の実施
の形態と利用者端末とネットワークシステム間のプロト
コルが違うだけで他は同一なため、利用者が自分の契約
するネットワークシステムから、コンピュータネットワ
ーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスする場
合のみを説明する。図9において、図5、及び図6と同
一の符号を付与した符号3から符号6、及び符号8、符
号9の各構成要素は、第2の実施の形態と同一の動作を
する構成要素であるので、ここでは説明を省略する。符
号30は、本実施の形態を説明するネットワークシステ
ム_Aである。なお、第2の実施の形態と同様に、図9
において、CPシステム9は、コンピュータネットワー
ク6上に1個、または複数個存在するものとする。
【0035】また、ネットワークシステム_A30は、
メインメニューサーバ_A13と、DNS_AB14
と、DNS_AA15と、課金処理サーバ_A17とモ
デム_A18と、DHCPサーバ_A19と、DB20
とから構成されている。ネットワークシステム_A30
を構成する構成要素の内、第1、または第2の実施の形
態で説明したネットワークシステム_A1、またはネッ
トワークシステム_A7を構成する構成要素と同じ符号
を付与したものは、第1、または第2の実施の形態のネ
ットワークシステム_A1、またはネットワークシステ
ムA7の説明と同一の動作をする構成要素であるので、
ここでは説明を省略する。モデム_A18は、公衆回線
網5とネットワークシステム_A30の間に配置され、
通信の形態を変換するインターフェースである。DHC
Pサーバ_A19は、通常のDHCP機能に認証サーバ
の機能を併せ持つサーバで、端末の認証を行うと同時
に、端末上で実行されるDHCPクライアントからの要
求に対して、ドメインネームサーバのIPアドレスを含
む、ネットワーク情報を回答する。DB20は、DHC
PサーバA_19が端末の認証時に必要な情報や、DH
CPクライアントに回答するネットワーク情報が予め記
録されたデータベースである。
【0036】なお、ネットワークシステム_A30を構
成するDB20は、ハードディスク装置や光磁気ディス
ク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、C
D−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM
(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あ
るいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取
り、書き込み可能な記録媒体より構成されるものとす
る。また、第1、及び第2の実施の形態と同様に、ネッ
トワークシステム_A30を構成するモデム_A18
と、DHCPサーバ_A19も、ネットワークシステム
_A30において、専用のハードウェアにより実現され
るものであってもよく、また、メモリおよびCPUによ
り構成され、上記の各部の機能を実現するためのプログ
ラムをメモリにロードして実行することによりその機能
を実現させるものであってもよい。
【0037】また、第1、及び第2の実施の形態と同様
に、図9に示すネットワークシステム_A30、あるい
はネットワークシステム_B8を構成する各装置、及び
ネットワークB利用者端末3、ネットワークA利用者端
末4にも、周辺機器として入力装置、表示装置等(いず
れも図示せず)が接続されるものとする。
【0038】次に、DHCP機能の動作に着目して、第
3の実施の形態の動作を図10を用いて説明する。図1
0は、本発明の第3の実施の形態において、利用者が自
分の契約するネットワークシステムから、コンピュータ
ネットワーク6上の、CPが提供する情報サーバへアク
セスする場合であって、DHCP機能を利用したシステ
ムの動作を説明したシーケンス図である。まず、ネット
ワークA利用者端末4からDHCPサーバ_A19へ、
ネットワークシステム_A30に対するダイヤルアップ
IP接続による接続要求が送信される(ステップS8
1)。DHCPサーバ_A19は、接続要求を受けたネ
ットワークA利用者端末4の認証要求を行うために、ネ
ットワークA利用者端末4のMACアドレスをDB20
へ送出し(ステップS82)、図11に示す利用者情報
を取得する(ステップS83)。DHCPサーバ_A1
9は、取得した利用者情報により認証を行うと同時に、
ユーザID、パスワード等によって認証した利用者に対
して、その利用者のユーザサービスクラスに従い、割り
当てるドメインネームサーバ(ここでは、DNS_AA
15)を含むネットワーク情報を、DHCPにより、ネ
ットワークA利用者端末4へ回答する(ステップS8
4)。同時に、ネットワークA利用者端末4が使用す
る、その他のネットワーク情報も通知する(ステップS
85)。この後、ネットワークA利用者端末4から、F
QDN”cp.entt.com”を指定して、メイン
メニューサーバのIPアドレスを要求する信号がDNS
_AA15へ送出され(ステップS66)、課金処理サ
ーバ_A17から、ネットワークA利用者端末4へ、課
金処理に対する回答が送出される(ステップS73)ま
での一連の動作は、第2の実施の形態で説明した動作と
同一なので、ここでは説明を省略する。
【0039】なお、上述の第1から第3の実施の形態で
説明したDNS_AB14とDNS_AA15の間で
は、それぞれが管理するFQDNとIPアドレスの関係
は、お互いの間で問い合わせることは行わない(お互い
に名前の問い合わせはしない)ものとする。
【0040】また、上述の第1から第3の実施の形態で
説明したネットワークB利用者端末3、及びネットワー
クA利用者端末4は、インターネット等のコンピュータ
ネットワークに対する接続機能を持った端末であり、有
線通信により接続される端末に限らず、公衆回線網5に
無線通信基地局を介して接続される携帯電話やPHS
(Personal Handyphone System)を含む携帯端末、ある
いは移動通信端末も表すものとする。また、上述の有
線、あるいは無線通信を用いた端末において、簡易型の
コンピュータネットワーク接続機能を持った端末も含む
ものとする。
【0041】更に、上述の第1から第3の実施の形態で
は、ネットワークシステム_A1、ネットワークシステ
ム_B2、ネットワークシステム_A7、ネットワーク
システム_B8、ネットワークシステム_A30のそれ
ぞれを、複数の装置(サーバ)によりその機能を実現す
るように記述したが、1個の装置によりすべての機能を
実現しても良い。また、上述の第1から第3の実施の形
態では、2つのネットワークシステムにおいて、1つの
ネットワークシステムに、自分のネットワークシステム
と契約する利用者に対するサービスクラスの名前解決を
行うドメインネームサーバDNS_AA15と、もう一
方のネットワークシステムと契約する利用者に対するサ
ービスクラスの名前解決を行うドメインネームサーバD
NS_AB14を挙げて説明を行ったが、サービスクラ
スの数はこれに限らず、ネットワークシステムと利用者
の契約態様により複数存在し、従って、それに対応して
名前解決を行うドメインネームサーバも同じ数だけ用意
されるものとする。また、ネットワークシステムの数も
これに限らず、サービス提供地域やサービス提供業者の
違いにより複数存在するものとする。
【0042】なお、上述の第1から第3の実施の形態で
説明した、ネットワークシステム_A1、ネットワーク
システム_B2、ネットワークシステム_A7、ネット
ワークシステム_B8、ネットワークシステム_A30
のそれぞれを構成する複数の装置、もしくはこれらの機
能を1つにして実現した装置は、その機能を実現するた
めのプログラムを、コンピュータ読みとり可能な記録媒
体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを
コンピュータシステムに読み込ませ、実行することによ
り、上述の各装置における機能を実現しても良い。
【0043】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含み、さらにW
WW(World Wide Web)システムを利用
している場合であれば、ホームページ提供環境(あるい
は表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ
読みとり可能な記録媒体」とは、フロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM
等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハー
ドディスク等の記憶装置のことをいう。更に、「コンピ
ュータ読みとり可能な記録媒体」とは、インターネット
等のコンピュータネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送出する場合のように、短時間の
間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしく
は伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定
時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0044】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためのものであっても良く、更に前述し
た機能をコンピュータシステムに既に記憶されているプ
ログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差
分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0045】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、ドメインネ
ームシステムを用いたネットワークシステムにおいて、
該ネットワークシステム上で管理されるコンピュータと
同一のドメイン名を与えると、該ネットワークシステム
以外のネットワークシステムで利用されるアドレスに変
換して出力する第2のドメインネームサーバと、利用者
が該ネットワークシステムに接続する際に、予め設定さ
れた条件により、該利用者がどのドメインネームサーバ
を利用するかを決定するネームサーバ割り当て手段とを
設けた。これにより、ドメインネームシステムを用い
て、異なった2個以上のネットワークシステムのそれぞ
れに存在するコンピュータを、同一のドメイン名で管理
することが可能となる。従って、情報サーバを運営する
CPにおいては、各ISPの提供するネットワークシス
テム上に個別に用意された同一機能のサーバへ情報を提
供する場合、個別に用意されたサーバのFQDNを含
む、個別のコンテンツをそれぞれ用意して対応する必要
がなくなるという効果が得られる。
【0046】また、本発明は、利用者が該ネットワーク
システムに接続する際に入力する認証情報に関連付け
て、利用者がどのネットワークシステムの所属であるか
を表す所属情報を予め記録し、該利用者の認証と同時に
その所属情報を出力する認証手段を更に設け、ネームサ
ーバ割り当て手段は、認証手段の出力する該利用者の所
属情報により、該利用者が利用するドメインネームサー
バを決定する構成とした。これにより、どこのネットワ
ークシステム上からでも、利用者が契約しているネット
ワークシステム上のコンピュータを一意に特定するアド
レスが自動設定され、利用者に異なるネットワークの存
在を意識させることなく、利用者の契約するネットワー
クシステム上のサーバを利用することが可能となる。従
って、ネットワークサービスを受ける地域が、自分の契
約するISPのサービス提供地域でなくても、利用者側
の端末の設定を、行った先の地域のISPの設備のFQ
DNに合わせて、その都度設定し直す必要がなくなると
いう効果が得られる。
【0047】更に、本発明は、上記ネットワークシステ
ムにおいて、ドメインネームサーバは、名前解決を行う
2個以上のネットワークシステム、またはサービスクラ
スの数に対応して、その数と同じ数だけ用意され、与え
られた同一のドメイン名を、それぞれのネットワークシ
ステム、またはサービスクラスで利用されるアドレスに
変換して出力する構成とした。これにより、複数のネッ
トワークシステム、またはサービスクラス間で、それぞ
れのネットワークシステム、またはサービスクラスをロ
ーミングさせてサービスを行うことが可能となる。従っ
て、ネットワークシステムと利用者の契約態様にかかわ
らず、シームレスで広範囲におけるネットワークサービ
スを提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態において、利用者
が自分の契約するネットワークシステム以外から自分の
契約するネットワークシステム上の情報サーバへアクセ
スする場合の構成要素の接続を説明したブロック図であ
る。
【図2】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム上の情報サーバへアクセスす
る場合の構成要素の接続を説明したブロック図である。
【図3】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム以外から自分の契約するネッ
トワークシステム上の情報サーバへアクセスする場合の
動作を説明したシーケンス図である。
【図4】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム上の情報サーバへアクセスす
る場合の動作を説明したシーケンス図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態において、利用者
が自分の契約するネットワークシステム以外から、コン
ピュータネットワーク上の、CPが提供する情報サーバ
へアクセスする場合の構成要素の接続を説明したブロッ
ク図である。
【図6】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステムから、コンピュータネットワ
ーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスする場
合の構成要素の接続を説明したブロック図である。
【図7】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステム以外から、コンピュータネッ
トワーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスす
る場合の動作を説明したシーケンス図である。
【図8】 同実施の形態において、利用者が自分の契約
するネットワークシステムから、コンピュータネットワ
ーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスする場
合の動作を説明したシーケンス図である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態において、利用者
が自分の契約するネットワークシステムから、コンピュ
ータネットワーク上の、CPが提供する情報サーバへア
クセスする場合であって、DHCP機能を利用したシス
テムを説明したブロック図である。
【図10】 同実施の形態において、利用者が自分の契
約するネットワークシステムから、コンピュータネット
ワーク上の、CPが提供する情報サーバへアクセスする
場合であって、DHCP機能を利用したシステムの動作
を説明したシーケンス図である。
【図11】 認証を担当するサーバが利用者毎に記録し
ている情報の一例を説明する図である。
【符号の説明】 1 ネットワークシステム_A 2 ネットワークシステム_B 3 ネットワークB利用者端末 4 ネットワークA利用者端末 5 公衆回線網 6 コンピュータネットワーク 7 ネットワークシステム_A 8 ネットワークシステム_B 9 CPシステム 11 RAS_A 12 RADIUSサーバ_A 13 メインメニューサーバ_A 14 DNS_AB 15 DNS_AA 16 マイメニューサーバ_A 17 課金処理サーバ_A 18 モデム_A 19 DHCPサーバ_A 20 DB 21 RAS_B 22 RADIUSサーバ_B 23 メインメニューサーバ_B 24 DNS_B 25 マイメニューサーバ_B 26 課金処理サーバ_B 30 ネットワークシステム_A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 昌平 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大久保 成隆 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA06 HC01 JT06 LB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークシステム上で管理されるコ
    ンピュータのドメイン名を与えると、該ネットワークシ
    ステム上でコンピュータを一意に特定するアドレスに変
    換して出力する第1のドメインネームサーバを持ち、該
    アドレスにより前記ネットワークシステム上のコンピュ
    ータを管理するドメインネームシステムを用いたネット
    ワークシステムにおいて、 該ネットワークシステム上で管理される前記コンピュー
    タと同一のドメイン名を与えると、該ネットワークシス
    テム以外の前記ネットワークシステムで利用される前記
    アドレスに変換して出力する第2のドメインネームサー
    バと、 利用者が該ネットワークシステムに接続する際に、予め
    設定された条件により、該利用者がどの前記ドメインネ
    ームサーバを利用するかを決定するネームサーバ割り当
    て手段と、 を設けたことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 利用者が該ネットワークシステムに接続
    する際に入力する認証情報に関連付けて、利用者がどの
    前記ネットワークシステムの所属であるかを表す所属情
    報を予め記録し、該利用者の認証と同時にその所属情報
    を出力する認証手段を更に設け、 前記ネームサーバ割り当て手段は、前記認証手段の出力
    する該利用者の所属情報により、該利用者が利用する前
    記ドメインネームサーバを決定することを特徴とする請
    求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記ドメインネームサーバは、名前解決
    を行う2個以上のネットワークシステム、またはサービ
    スクラスの数に対応して、その数と同じ数だけ用意さ
    れ、与えられた同一のドメイン名を、それぞれの前記ネ
    ットワークシステム、または前記サービスクラスで利用
    される前記アドレスに変換して出力することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載のネットワークシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 ネットワークシステム上で管理されるコ
    ンピュータのドメイン名を与えると、該ネットワークシ
    ステム上でコンピュータを一意に特定するアドレスに変
    換して出力する第1の名前解決処理を含み、該アドレス
    により前記ネットワークシステム上のコンピュータを管
    理するドメインネームシステムを用いたネットワーク管
    理方法において、 該ネットワークシステム上で管理される前記コンピュー
    タと同一のドメイン名を与えると、該ネットワークシス
    テム以外の前記ネットワークシステムで利用される前記
    アドレスに変換して出力する第2の名前解決処理と、 利用者が該ネットワークシステムを利用する際に、予め
    設定された条件により、該利用者がどの名前解決処理を
    利用するかを決定する処理とを含み、 決定された名前解決処理によって名前解決を行うことを
    特徴とするネットワーク管理方法。
  5. 【請求項5】 利用者が該ネットワークシステムに接続
    する際に入力する認証情報に関連付けて、利用者がどの
    前記ネットワークシステムの所属であるかを表す所属情
    報を予め記録し、該利用者の認証と同時にその所属情報
    を出力する認証処理を更に含み、 該利用者がどの名前解決処理を利用するかを決定する処
    理は、前記認証処理の出力する該利用者の所属情報によ
    り、該利用者が利用する前記名前解決処理を決定するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のネットワーク管理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記名前解決処理は、名前解決を行う2
    個以上のネットワークシステム、またはサービスクラス
    の数に対応して、その数と同じ数だけ用意され、与えら
    れた同一のドメイン名を、それぞれの前記ネットワーク
    システム、または前記サービスクラスで利用される前記
    アドレスに変換して出力することを特徴とする請求項4
    または請求項5に記載のネットワーク管理方法。
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