JP2002064424A - 通信端末装置、基地局装置および無線通信方法 - Google Patents

通信端末装置、基地局装置および無線通信方法

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JP2002064424A JP2000249554A JP2000249554A JP2002064424A JP 2002064424 A JP2002064424 A JP 2002064424A JP 2000249554 A JP2000249554 A JP 2000249554A JP 2000249554 A JP2000249554 A JP 2000249554A JP 2002064424 A JP2002064424 A JP 2002064424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロット信号から測定した下り回線の
回線品質に基づいて各通信端末に通信リソースが時分割
で割り振られる通信システムにおいて、下り回線のスル
ープットの低下を防止すること。 【解決手段】 再送要求信号作成部119が、誤り検出
部118での誤り検出結果に基づいてACK信号または
NACK信号をNACK信号計数部120に出力し、N
ACK信号計数部120が、再送要求信号作成部119
からACK信号が出力されるまでに出力されたNACK
信号の個数(すなわち、データの再送回数)を通信モー
ド毎に計数し、テーブル書き換え部121が、NACK
信号計数部120にて計数された再送回数と再送回数の
所定のしきい値とを比較し、比較結果に基づいて通信モ
ードテーブル102の内容を書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー通信シス
テムに用いられる通信端末装置、基地局装置および無線
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラー通信システムは、1つの基地局
が複数の通信端末と同時に無線通信を行うもので、近年
の需要増加に伴い、伝送効率を高めることが要求されて
いる。
【0003】基地局から通信端末への下り回線の伝送効
率を高める技術としてHDR(HighData Rate)が提案
されている。HDRは、基地局が通信リソースを時間分
割して各通信端末に割り振るスケジューリングを行い、
さらに下り回線の回線品質に従って通信端末毎に伝送レ
ートを設定してデータを送信する方法である。
【0004】以下、基地局と通信端末とが、HDRにお
いて無線通信を行う動作について、説明する。まず、基
地局が各通信端末にパイロット信号を送信する。各通信
端末は、パイロット信号に基づくCIR(希望波対干渉
波比)等により下り回線の回線品質を測定し、通信可能
な伝送レートを求める。そして、各通信端末は、通信可
能な伝送レートに基づいて、パケット長、符号化方式お
よび変調方式の組み合わせである通信モードを選択し、
通信モードを示すデータレートコントロール(以下「D
RC」という。)信号を基地局に送信する。
【0005】なお、各システムにおける選択可能な変調
方式の種類は、BPSK、QPSK、16QAM、64
QAM等、予め決められている。また、各システムにお
ける選択可能な符号化の種類は、1/2ターボ符号、1
/3ターボ符号、3/4ターボ符号等、予め決められて
いる。そして、これらパケット長、変調方式、符号化方
式の組み合わせにより、各システムにおける選択可能な
伝送レートが複数定められている。各通信端末は、それ
らの組み合わせの中から、下り回線の現在の回線品質に
おいて最も効率よく通信を行える組み合わせを選択し、
選択した通信モードを示すDRC信号を基地局に送信す
る。一般的にDRC信号は1〜Nの番号により表されて
おり、番号が大きくなるほど下り回線の回線品質が良い
ことを示す。
【0006】基地局は、各通信端末から送信されたDR
C信号に基づいてスケジューリングを行ない、通信端末
毎に伝送レートを設定し、コントロールチャネルを通し
て各通信端末に各通信端末への通信リソースの割り振り
を示す信号を報知する。
【0007】そして、基地局は、割り振った時間におい
て該当する通信端末に対してのみデータを送信する。例
えば、時間t1を通信端末Aに割り振った場合、基地局
は、時間t1においては通信端末Aに対してのみデータ
を送信し、通信端末A以外の通信端末に対してはデータ
を送信しない。
【0008】このように、従来から、HDRにより回線
品質に従って通信端末毎に伝送レートを設定し、通信可
能な伝送レートが高い通信端末に優先的に通信リソース
を割り振ることにより、システム全体としてデータの伝
送効率を高めている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通信端
末における下り回線の回線品質の測定は、受信信号のう
ちパイロット部分の信号に基づいて行われているため、
パイロット部分の信号の長さがデータ部分の信号の長さ
に比べ短い場合には、データ部分の信号を受信している
間に、フェージングの影響等により、測定した回線品質
と現在の回線品質との間にずれが生じてしまうことがあ
る。通信モードの選択は測定した回線品質に基づいて行
われるため、このようなずれが生じると、現在の回線品
質において最も効率よく通信を行える通信モードが選択
されなくなり、下り回線のスループットが低下してしま
うという問題がある。
【0010】また、回線品質の測定回路に誤差が生じて
いる場合にも、測定した回線品質と実際の回線品質との
間にずれが生じてしまい、上記同様の問題が発生する。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、パイロット信号から測定した下り回線の回線品質
に基づいて各通信端末に通信リソースが時分割で割り振
られる通信システムにおいて、下り回線のスループット
の低下を防止することができる通信端末装置、基地局装
置および無線通信方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の通信端末装置
は、下り回線の回線品質を測定する測定手段と、前記回
線品質と通信モードとの対応関係を示すテーブルと、前
記テーブルを参照して前記回線品質に基づいて通信モー
ドを選択する選択手段と、前記回線品質と現在の実際の
回線品質との間にずれが生じた場合に、前記対応関係を
書き換える書き換え手段と、を具備する構成を採る。
【0013】本発明の通信端末装置は、書き換え手段
が、受信データの受信品質に基づいてずれが生じている
ことを検出する構成を採る。
【0014】本発明の通信端末装置は、書き換え手段
が、受信データの受信品質が所定の受信品質よりも良い
場合には、測定手段によって測定される同一の回線品質
に対してより高い伝送レートの通信モードが選択される
ように対応関係を書き換え、受信データの受信品質が所
定の受信品質よりも悪い場合には、測定手段によって測
定される同一の回線品質に対してより低い伝送レートの
通信モードが選択されるように対応関係を書き換える構
成を採る。
【0015】これらの構成によれば、受信データの受信
品質に基づいて、測定した回線品質と現在の実際の回線
品質との間にずれが生じていることを検出した場合に、
下り回線の回線品質と通信モードとの対応関係を書き換
えるため、現在の実際の回線品質において最も効率よく
通信を行える通信モードを選択することができる。
【0016】本発明の通信端末装置は、所定の受信品質
が、通信システムにおいて求められる所望の受信品質で
ある構成を採る。
【0017】この構成によれば、対応関係の書き換えが
通信システムにおいて求められる所望の受信品質を基準
にして行われるため、通信システムにおいて求められる
所望の受信品質を保ちながら下り回線のデータ通信を行
うことができる。
【0018】本発明の通信端末装置は、受信データの誤
りを検出する誤り検出手段と、前記検出手段にて誤りが
検出された場合に、前記受信データと同一のデータの再
送を基地局装置に対して要求する信号である再送要求信
号を送信する送信手段と、前記再送要求信号の送信回数
を計数する計数手段と、を具備し、書き換え手段が、前
記作成回数と所定の回数との比較結果に基づいて対応関
係を書き換える構成を採る。
【0019】この構成によれば、CRC等に基づく再送
回数によりデータ部分の信号の受信品質を判定するた
め、受信品質の判定を簡易かつ高速に行うことができる
ので、対応関係の書き換えを回線品質の変動に追従させ
て高速に行うことができる。
【0020】本発明の通信端末装置は、計数手段が、送
信回数の所定の区間における平均値を算出し、書き換え
手段が、前記平均値と所定の回数との比較結果に基づい
て対応関係を書き換える構成を採る。
【0021】この構成によれば、送信回数の信頼性が向
上するため、対応関係の書き換えを誤りなく正確に行う
ことができる。
【0022】本発明の通信端末装置は、受信データの誤
り率を算出する誤り率算出手段を具備し、書き換え手段
が、前記誤り率と所定の誤り率との比較結果に基づいて
対応関係を書き換える構成を採る。
【0023】この構成によれば、受信データの受信品質
を誤り率により判定するため、受信データの受信品質を
より正確に判定することができるので、対応関係の書き
換えを誤りなく正確に行うことができる。
【0024】本発明の通信端末装置は、受信データのス
ループットを算出するスループット算出手段を具備し、
書き換え手段が、前記スループットと所定のスループッ
トとの比較結果に基づいて対応関係を書き換える構成を
採る。
【0025】この構成によれば、スループットは、通信
端末装置における実際の受信品質をより正確に示す値で
あるため、通信モードテーブルの書き換えをより正確に
行うことができる。
【0026】本発明の基地局装置は、通信端末装置から
通知される下り回線の回線品質と通信モードとの対応関
係を示すテーブルと、前記テーブルを参照して前記回線
品質に基づいて通信モードを選択する選択手段と、前記
回線品質と現在の実際の回線品質との間にずれが生じた
場合に、前記対応関係を書き換える書き換え手段と、を
具備する構成を採る。
【0027】本発明の基地局装置は、書き換え手段が、
通信端末装置における受信データの受信品質に基づいて
ずれが生じていることを検出する構成を採る。
【0028】本発明の基地局装置は、書き換え手段が、
通信端末装置における受信データの受信品質が所定の受
信品質よりも良い場合には、前記通信端末装置から通知
される同一の回線品質に対してより高い伝送レートの通
信モードが選択されるように対応関係を書き換え、前記
通信端末装置における受信データの受信品質が所定の受
信品質よりも悪い場合には、前記通信端末装置から通知
される同一の回線品質に対してより低い伝送レートの通
信モードが選択されるように対応関係を書き換える構成
を採る。
【0029】これらの構成によれば、通信端末装置にお
ける受信データの受信品質に基づいて、下り回線の回線
品質と通信モードとの対応関係を書き換えるため、現在
の実際の回線品質において最も効率よく通信を行える通
信モードを選択することができる。
【0030】本発明の基地局装置は、所定の受信品質
が、通信システムにおいて求められる所望の受信品質で
ある構成を採る。
【0031】この構成によれば、対応関係の書き換えが
通信システムにおいて求められる所望の受信品質を基準
にして行われるため、通信システムにおいて求められる
所望の受信品質を保ちながら下り回線のデータ通信を行
うことができる。
【0032】本発明の基地局装置は、通信端末装置が同
一のデータの再送を基地局装置に対して要求する信号で
ある再送要求信号の受信回数を計数する計数手段を具備
し、書き換え手段が、前記受信回数と所定の回数との比
較結果に基づいて対応関係を書き換える構成を採る。
【0033】この構成によれば、CRC等に基づく再送
回数によりデータ部分の信号の受信品質を判定するた
め、受信品質の判定を簡易かつ高速に行うことができる
ので、対応関係の書き換えを回線品質の変動に追従させ
て高速に行うことができる。
【0034】本発明の基地局装置は、計数手段が、受信
回数の所定の区間における平均値を算出し、書き換え手
段が、前記平均値と所定の回数との比較結果に基づいて
対応関係を書き換える構成を採る。
【0035】この構成によれば、受信回数の信頼性が向
上するため、対応関係の書き換えを誤りなく正確に行う
ことができる。
【0036】本発明の基地局装置は、通信端末装置から
通知された受信データの誤り率を検出する誤り率検出手
段を具備し、書き換え手段が、前記誤り率と所定の誤り
率との比較結果に基づいて対応関係を書き換える構成を
採る。
【0037】この構成によれば、受信データの受信品質
を誤り率により判定するため、受信データの受信品質を
より正確に判定することができるので、対応関係の書き
換えを誤りなく正確に行うことができる。
【0038】本発明の基地局装置は、通信端末装置から
通知された受信データのスループットを検出するスルー
プット検出手段を具備し、書き換え手段が、前記スルー
プットと所定のスループットとの比較結果に基づいて対
応関係を書き換える構成を採る。
【0039】この構成によれば、スループットは、通信
端末装置における実際の受信品質をより正確に示す値で
あるため、通信モードテーブルの書き換えをより正確に
行うことができる。
【0040】本発明の無線通信方法は、下り回線の回線
品質を測定する測定工程と、前記回線品質と通信モード
との対応関係を示すテーブルを参照して、前記回線品質
に基づいて通信モードを選択する選択工程と、前記回線
品質と現在の実際の回線品質との間にずれが生じた場合
に、前記対応関係を書き換える書き換え工程と、を具備
するようにした。
【0041】この方法によれば、測定した回線品質と現
在の実際の回線品質との間にずれが生じている場合に、
下り回線の回線品質と通信モードとの対応関係を書き換
えるため、現在の実際の回線品質において最も効率よく
通信を行える通信モードを選択することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明者らは、通信モードとデー
タ部分の信号の受信品質との関係に着目し、測定した回
線品質と現在の実際の回線品質との間にずれが生じ、現
在の実際の回線品質に最適な通信モードで通信が行われ
ていない場合には、データ部分の信号の受信品質が所望
の受信品質を満たさなくなるか、または、所望の受信品
質を超えてしまうことを見出し、本発明をするに至っ
た。
【0043】すなわち、本発明の骨子は、データ部分の
信号の受信品質に基づいて、測定した回線品質と現在の
実際の回線品質との間にずれが生じていることを検出し
た場合に、下り回線の回線品質と通信モードとの対応関
係を変更することにより、現在の実際の回線品質に最適
な通信モードで通信が行えるようにすることである。
【0044】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)データ通信が行われるシステムでは、
通常ARQ(Automatic Repeat reQuest)方式による誤
り制御が行われている。ARQ方式では、基地局がCR
C(Cyclic Redundancy Check)ビット等の誤り検出用
のチェックビットを付加したデータを通信端末に送信
し、通信端末は、受信されたデータに誤りが検出されな
い場合にはACK(ACKnowledgment)信号を基地局に返
すことにより次のデータを要求する。一方、受信された
データに誤りが検出された場合には、通信端末は、NA
CK(Negative ACKnowledgment)信号を基地局に返
し、基地局は、誤りが検出されたデータを再送信する。
基地局では、このような再送が、誤りが検出されたデー
タに対するACK信号が受信されるまで繰り返される。
【0045】本発明の実施の形態1に係る通信端末は、
このようなARQ方式による誤り制御が行われる通信シ
ステムに適用される通信端末であり、データ部分の信号
の受信品質をNACK信号の返信回数により判定し、N
ACK信号の返信回数に基づいて、下り回線の回線品質
と通信モードとの対応関係を示す通信モードテーブルの
内容を書き換えるものである。
【0046】図1は、本発明の実施の形態1に係る通信
端末の構成を示すブロック図である。図1において、通
信モード選択部101は、通信モードテーブル102を
参照して後述するCIR測定部114にて測定されたC
IRに基づいて通信モードを選択して、DRC信号作成
部103およびNACK信号計数部120に出力する。
また、通信モード選択部101は、選択した通信モード
に基づいて、適応復調部116に下り受信データの復調
方式を指示し、適応復号化部117に下り受信データの
復号化方式を指示する。なお、通信モードテーブル10
2の内容については後述する。
【0047】DRC信号作成部103は、通信モード選
択部101から出力された通信モードに対応する番号の
DRC信号を作成して、変調部104に出力する。
【0048】変調部104は、DRC信号を変調して拡
散部105に出力する。拡散部105は、変調部104
からの出力信号を拡散して多重部108に出力する。
【0049】変調部106は、後述する再送要求信号作
成部119にて作成されたACK信号またはNACK信
号を変調して拡散部107に出力する。拡散部107
は、変調部106からの出力信号を拡散して多重部10
8に出力する。
【0050】多重部108は、拡散後のDRC信号と、
拡散後のACK信号またはNACK信号とを多重し、送
信RF部109に出力する。送信RF部109は、多重
部108からの出力信号の周波数を無線周波数に変換し
て共用器110に出力する。
【0051】共用器110は、送信RF部109からの
出力信号をアンテナ111から基地局に無線送信する。
また、共用器110は、基地局から無線送信され、アン
テナ111に無線受信された信号を受信RF部112に
出力する。
【0052】受信RF部112は、共用器110から出
力された無線周波数信号の周波数をベースバンドに変換
し、逆拡散部113および逆拡散部115に出力する。
【0053】逆拡散部113は、ベースバンド信号のパ
イロット信号成分を逆拡散してCIR測定部114に出
力する。CIR測定部114は、逆拡散部113から出
力されたパイロット信号のCIRを測定して通信モード
選択部101に出力する。
【0054】逆拡散部115は、ベースバンド信号のデ
ータ成分を逆拡散して適応復調部116に出力する。適
応復調部116は、通信モード選択部101の指示に従
って、逆拡散部115からの出力信号を復調して適応復
号化部117に出力する。適応復号化部117は、通信
モード選択部101の指示に従って、適応復調部116
からの出力信号を復号して、受信データを得る。
【0055】誤り検出部118は、受信データに対して
CRCを行い、CRC結果を示す信号を再送要求信号作
成部119に出力する。すなわち、誤り検出部118
は、CRCの結果、受信データに誤りが検出されない場
合には、誤りが検出されないことを示すOK信号を再送
要求信号作成部119に出力し、受信データに誤りが検
出された場合には、誤りが検出されたことを示すNG信
号を再送要求信号作成部119に出力する。再送要求信
号作成部119は、誤り検出部118からOK信号が出
力された場合にはACK信号を作成し、誤り検出部11
8からNG信号が出力された場合にはNACK信号を作
成し、それぞれNACK信号計数部120および変調部
106に出力する。
【0056】NACK信号計数部120は、再送要求信
号作成部119からACK信号が出力されるまでに出力
されたNACK信号の個数を通信モード毎に計数する。
換言すれば、NACK信号計数部120は、通信モード
毎にデータの再送回数を計数する。テーブル書き換え部
121は、NACK信号計数部120にて計数された再
送回数と再送回数の所定のしきい値とを比較し、比較結
果に基づいて通信モードテーブル102の内容を書き換
える。
【0057】次に、上記構成を有する通信端末の動作に
ついて説明する。基地局から無線送信された無線信号
は、通信端末のアンテナ111に受信され、共用器11
0を介し、受信RF部112にてベースバンドに周波数
変換される。ベースバンド信号は逆拡散部113にて逆
拡散されて、CIR測定部114に出力される。
【0058】CIR測定部114では、逆拡散部113
から出力されたパイロット信号のCIRが測定される。
そして、通信モード選択部101にて、通信モードテー
ブル102が参照され、CIR測定部114にて測定さ
れたCIRに基づいて通信モードが選択される。
【0059】ここで、通信モードテーブル102の設定
内容について説明する。図2は、本発明の実施の形態1
に係る通信端末が備える通信モードテーブルの内容を示
す図である。なお、ここでは説明の便宜上、通信モード
は変調方式のみにより示されるものとし、符号化方式は
各通信モードで同一のものが使用されるものとする。
【0060】図2に示すように、通信モードテーブル1
02には、CIR測定部114で測定されたパイロット
信号のCIRに基づいて通信モードが選択されるよう
に、CIRに対応して通信モードが設定されている。
今、例えば、CIR測定部114にて測定されたCIR
がA[dB]≦CIR<B[dB]である場合には、通信モード
選択部101では、変調方式がQPSKである通信モー
ドが選択され、DRC信号作成部103にて、通信モー
ドに対応する番号のDRC信号が作成される。
【0061】DRC信号は、変調部104にて変調さ
れ、拡散部105にて拡散され、多重部108に出力さ
れる。なお、この段階では多重部108からはDRC信
号のみが出力される。
【0062】多重部108から出力されたDRC信号
は、送信RF部109にて無線周波数に周波数変換さ
れ、共用器110を介してアンテナ111から基地局に
無線送信される。
【0063】次いで、通信端末から要求された通信モー
ドによって基地局から送信された無線信号が、通信端末
のアンテナ111に受信され、共用器110を介し、受
信RF部112にてベースバンドに周波数変換される。
ベースバンド信号は逆拡散部115にて逆拡散されて、
データ部分の信号が適応復調部116に出力される。
【0064】また、ベースバンド信号は逆拡散部113
にて逆拡散されて、パイロット信号がCIR測定部11
4に出力される。そして、CIR測定部114におい
て、パイロット信号のCIRが測定され、通信モード選
択部101へ出力される。通信モード選択部101で
は、上述したのと同様にして通信モードが選択される。
【0065】データ部分の信号は、適応復調部116に
て通信モード選択部101から指示された復号化方式で
復調され、適応復号化部117にて通信モード選択部1
01から指示された復号化方式で復号されて、誤り検出
部118に出力される。
【0066】データ部分の信号にはCRCビットが付加
されているため、誤り検出部118では、データ部分の
信号にCRCが行われる。これにより、データ部分の信
号に誤りがあるか否かが検出され、検出結果を示す信号
(すなわち、OK信号またはNG信号)が再送要求信号
作成部119に出力される。
【0067】再送要求信号作成部119では、誤り検出
部118から出力された信号がOK信号の場合にはAC
K信号が、誤り検出部118から出力された信号がNG
信号の場合にはNACK信号がそれぞれ作成されて、N
ACK信号計数部120および変調部106に出力され
る。
【0068】ACK信号またはNACK信号は、変調部
106にて変調され、拡散部107にて拡散され、多重
部108にてDRC信号と多重され、送信RF部109
に出力される。多重部108からの出力信号は、送信R
F部109にて無線周波数に周波数変換され、共用器1
10を介してアンテナ111から基地局に無線送信され
る。
【0069】また、NACK信号計数部120では、再
送要求信号作成部119からNACK信号が出力された
回数が、現在選択されている通信モードについて計数さ
れる。
【0070】次いで、基地局では、ACK信号が受信さ
れた場合には次のデータが通信端末に送信され、NAC
K信号が受信された場合には、前回送信されたデータと
同一のデータが通信端末に再送される。
【0071】以上ような動作が繰り返される結果、NA
CK信号計数部120では、現在選択されている通信モ
ードについて、再送要求信号作成部119からACK信
号が出力されるまでに出力されたNACK信号の個数が
計数されていく。すなわち、NACK信号計数部120
では、基地局から送信されるデータの再送回数が、現在
選択されている通信モードについて計数されていく。な
お、NACK信号計数部120での計数結果は、再送要
求信号作成部119からARQ信号が出力された時点
で、0にリセットされる。
【0072】そして、テーブル書き換え部121では、
NACK信号計数部120にて計数された再送回数と所
定のしきい値N回とが比較され、比較結果に基づいて通
信モードテーブル102の内容が書き換えられる。ここ
で、テーブル書き換え部121の動作について説明す
る。図3は、本発明の実施の形態1に係る通信端末のテ
ーブル書き換え部の動作を説明するための動作フロー図
である。
【0073】テーブル書き換え部121では、まずステ
ップ(以下「ST」と省略する。) 201において、NACK信号計数部120で計数され
た再送回数と所定のしきい値N回とが比較される。ここ
で、所定のしきい値N回は、システムにおいて許容され
る最大の再送回数であり、この許容値Nは、システムに
おいて要求されるデータ部分の信号の所望の受信品質に
基づいて予め決定される。
【0074】ST201において、再送回数がN回より
も小さい場合には、データ部分の信号の受信品質はシス
テムにおいて要求される所望の受信品質を超えた過剰な
品質になっているといえる。つまり、現在の実際の下り
回線の回線品質は、CIR測定部114で回線品質が測
定された時点よりも良くなっていると考えることができ
る。よって、現在の実際の下り回線の回線品質において
は、パイロット信号のCIRに基づいて選択された通信
モードよりも高い伝送レートの通信モードで通信を行え
ると判断することができる。
【0075】そこで、ST201において再送回数がN
回よりも小さい場合には、テーブル書き換え部121に
よって、図2に示した通信モードテーブル102の内容
がST202に示すように書き換えられる。つまり、図
2に示す通信モードテーブル102に設定されたA[d
B]、B[dB]およびC[dB]が、それぞれ所定の値X[dB]、
Y[dB]およびZ[dB]だけ減少される。このようにするこ
とにより、CIR測定部114にて測定されるパイロッ
ト信号のCIRが同じであっても、通信モード選択部1
01では、前回選択された通信モードよりも高い伝送レ
ートの通信モードが選択されることになる。
【0076】また、ST201において、再送回数がN
回よりも大きい場合には、データ部分の信号の受信品質
はシステムにおいて要求される所望の受信品質を満たさ
ない品質になっているといえる。つまり、現在の実際の
下り回線の回線品質は、CIR測定部114で回線品質
が測定された時点よりも悪くなっていると考えることが
できる。よって、現在の実際の下り回線の回線品質にお
いては、パイロット信号のCIRに基づいて選択された
通信モードよりも低い伝送レートの通信モードで通信を
行う必要があると判断することができる。
【0077】そこで、ST201において再送回数がN
回よりも大きい場合には、テーブル書き換え部121に
よって、図2に示した通信モードテーブル102の内容
がST204に示すように書き換えられる。つまり、図
2の通信モードテーブル102に設定されたA[dB]、B
[dB]およびC[dB]が、それぞれ所定の値X[dB]、Y[dB]
およびZ[dB]だけ増加される。このようにすることによ
り、CIR測定部114にて測定されるパイロット信号
のCIRが同じであっても、通信モード選択部101で
は、前回選択された通信モードよりも低い伝送レートの
通信モードが選択される。
【0078】なお、ST201において再送回数がN回
に等しい場合には、データ部分の信号の受信品質はシス
テムにおいて要求される所望の受信品質になっていると
いえるため、ST203に示すように、通信モードテー
ブルの内容は書き換えられない。
【0079】以上説明した通信モードテーブルの書き換
え動作を具体的に示すと、図4に示すようになる。図4
は、本発明の実施の形態1に係る通信端末のテーブル書
き換え部による通信モードテーブルの書き換え動作の一
例を示す図である。なお、ここでは、図2の通信モード
テーブル102に現在設定されているA[dB]、B[dB]お
よびC[dB]をそれぞれ4[dB]、8[dB]および12[dB]と
し、各変動量X[dB]、Y[dB]およびZ[dB]をすべて1[d
B]とした場合について説明する。
【0080】まず、図4(a)では、A[dB]、B[dB]お
よびC[dB]がそれぞれ4[dB]、8[dB]および12[dB]に
設定されている。そして、再送回数がN回よりも小さい
場合には、A[dB]、B[dB]およびC[dB]がすべて1[dB]
づつ減少されて、通信モードテーブル102は図4
(b)に示すように書き換えられる。また、再送回数が
N回よりも大きい場合には、A[dB]、B[dB]およびC[d
B]がすべて1[dB]づつ増加されて、通信モードテーブル
102は図4(c)に示すように書き換えられる。この
ようにして、テーブル書き換え部121によって、デー
タ部分の信号の再送回数(すなわち、データ部分の信号
の受信品質)に基づいて、CIR測定部114にて測定
された回線品質と現在の実際の回線品質との間にずれが
生じていることが検出されて、通信モードテーブル10
2の内容が書き換えられる。
【0081】このように、本実施の形態によれば、デー
タ部分の信号の受信品質をNACK信号の返信回数によ
り判定し、NACK信号の返信回数に基づいて下り回線
の回線品質と通信モードとの対応関係を示す通信モード
テーブルの内容を書き換えるため、現在の実際の回線品
質において最も効率よく通信を行える通信モードを選択
することができる。
【0082】また、本実施の形態によれば、CRCに基
づく再送回数によりデータ部分の信号の受信品質を判定
するため、受信品質の判定を簡易かつ高速に行うことが
できるので、通信モードテーブルの書き換えを回線品質
の変動に追従させて高速に行うことができる。
【0083】また、本実施の形態によれば、通信モード
テーブルの書き換えはシステムにおいて許容される最大
の再送回数を基準にして行われる。換言すれば、通信モ
ードテーブルの書き換えはシステムにおいて求められる
所望の受信品質を基準にして行われる。よって、本実施
の形態によれば、システムにおいて求められる所望の受
信品質を保ちながら下り回線のデータ通信を行うことが
できる。
【0084】なお、本実施の形態においては、NACK
信号計数部120が、各通信モード毎に、所定の間隔に
おける再送回数の平均値を算出し、テーブル書き換え部
121が、その再送回数の平均値と所定のしきい値N回
との比較結果に基づいて、通信モードテーブル102を
書き換えるようにしてもよい。このように再送回数の平
均値を求めることにより再送回数の信頼性が向上するた
め、通信モードテーブルの書き換えを誤りなく正確に行
うことができる。
【0085】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る通信端末は、データ部分の信号の受信品質を誤り率
により判定し、この誤り率に基づいて、下り回線の回線
品質と通信モードとの対応関係を示す通信モードテーブ
ルの内容を書き換えるものである。
【0086】図5は、本発明の実施の形態2に係る通信
端末の構成を示すブロック図である。この図に示すよう
に本実施の形態に係る通信端末は、図1に示す誤り検出
部118、再送要求信号作成部119、NACK信号計
数部120およびテーブル書き換え部121に代えて、
誤り率算出部301およびテーブル書き換え部302を
備えて構成される。なお、以下の説明では、図1と同じ
構成には図1と同じ符号を付してその詳しい説明は省略
する。
【0087】図5において、通信モード選択部101
は、通信モードテーブル102を参照してCIR測定部
114にて測定されたCIRに基づいて通信モードを選
択して、DRC信号作成部103および誤り率算出部3
01に出力する。
【0088】誤り率算出部301は、適応復号化部11
7から出力されたデータ部分の信号の誤り率を通信モー
ド毎に算出して、テーブル書き換え部302に出力す
る。ここで、誤り率算出部301が算出する誤り率とし
ては、ビットエラー率(Bit Error Rate;BER)やブ
ロックエラー率(BLock Error Rate;BLER)を用い
る。ビットエラー率は、データ部分の信号を誤り訂正前
後で比較して誤りが発生しているビットを検出すること
により算出することができ、また、ブロックエラー率は
CRCを行って誤りが発生しているブロックを検出する
ことにより算出することができる。なお、ビットエラー
率は、ブロックエラー率に比べデータ部分の信号の受信
品質をより正確に示すことができるという利点がある。
また、ブロックエラー率は、ビットエラー率に比べ簡易
な装置構成にて算出することができるという利点があ
る。
【0089】テーブル書き換え部302は、誤り率算出
部301にて算出された誤り率と誤り率の所定のしきい
値とを比較し、比較結果に基づいて通信モードテーブル
102の内容を書き換える。ここで、所定のしきい値
は、システムにおいて許容される誤り率であり、この許
容値は、システムにおいて要求されるデータ部分の信号
の所望の受信品質に基づいて予め決定される。
【0090】誤り率算出部301にて算出された誤り率
が所定のしきい値よりも低い場合には、データ部分の信
号の受信品質はシステムにおいて要求される所望の受信
品質を超えた過剰な品質になっているといえる。つま
り、現在の実際の下り回線の回線品質は、CIR測定部
114で回線品質が測定された時点よりも良くなってい
ると考えることができる。よって、現在の実際の下り回
線の回線品質においては、パイロット信号のCIRに基
づいて選択された通信モードよりも高い伝送レートの通
信モードで通信を行えると判断することができる。
【0091】そこで、誤り率算出部301にて算出され
た誤り率が所定のしきい値よりも低い場合には、テーブ
ル書き換え部302によって、図2に示した通信モード
テーブル102に設定されているA[dB]、B[dB]および
C[dB]が、上記実施の形態1と同様に、それぞれ所定の
値X[dB]、Y[dB]およびZ[dB]だけ減少される。
【0092】また、誤り率算出部301にて算出された
誤り率が所定のしきい値よりも高い場合には、データ部
分の信号の受信品質はシステムにおいて要求される所望
の受信品質を満たさない品質になっているといえる。つ
まり、現在の実際の下り回線の回線品質は、CIR測定
部114で回線品質が測定された時点よりも悪くなって
いると考えることができる。よって、現在の実際の下り
回線の回線品質においては、パイロット信号のCIRに
基づいて選択された通信モードよりも低い伝送レートの
通信モードで通信を行う必要があると判断することがで
きる。
【0093】そこで、誤り率算出部301にて算出され
た誤り率が所定のしきい値よりも高い場合には、テーブ
ル書き換え部302によって、図2に示した通信モード
テーブル102に設定されているA[dB]、B[dB]および
C[dB]が、上記実施の形態1と同様に、それぞれ所定の
値X[dB]、Y[dB]およびZ[dB]だけ増加される。
【0094】このようにして、テーブル書き換え部30
2によって、データ部分の信号の誤り率(すなわち、デ
ータ部分の信号の受信品質)に基づいて、CIR測定部
114にて測定された回線品質と現在の実際の回線品質
との間にずれが生じていることが検出されて、通信モー
ドテーブル102の内容が書き換えられる。
【0095】このように、本実施の形態によれば、デー
タ部分の信号の受信品質を誤り率により判定し、この誤
り率に基づいて、下り回線の回線品質と通信モードとの
対応関係を示す通信モードテーブルの内容を書き換える
ため、現在の実際の回線品質において最も効率よく通信
を行える通信モードを選択することができる。
【0096】また、本実施の形態によれば、データ部分
の信号の受信品質を誤り率により判定するため、データ
部分の信号の受信品質をより正確に判定することができ
る。よって、通信モードテーブルの書き換えを誤りなく
正確に行うことができる。
【0097】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
係る通信端末は、データ部分の信号の受信品質をデータ
部分の信号のスループットにより判定し、このスループ
ットに基づいて、下り回線の回線品質と通信モードとの
対応関係を示す通信モードテーブルの内容を書き換える
ものである。
【0098】図6は、本発明の実施の形態3に係る通信
端末の構成を示すブロック図である。この図に示すよう
に本実施の形態に係る通信端末は、図1に示す誤り検出
部118、再送要求信号作成部119、NACK信号計
数部120およびテーブル書き換え部121に代えて、
スループット算出部401およびテーブル書き換え部4
02を備えて構成される。なお、以下の説明では、図1
と同じ構成には図1と同じ符号を付してその詳しい説明
は省略する。
【0099】図6において、通信モード選択部101
は、通信モードテーブル102を参照してCIR測定部
114にて測定されたCIRに基づいて通信モードを選
択して、DRC信号作成部103、スループット算出部
401およびテーブル書き換え部402に出力する。
【0100】スループット算出部401は、適応復号化
部117から出力されたデータ部分の信号の所定の間隔
における平均スループットを通信モード毎に算出して、
テーブル書き換え部402に出力する。スループットの
単位は通常[Mbps]で示されるため、スループット算出部
401は、1秒間あたりに受信されたデータ部分の信号
の平均ビット数を求めることにより、データ部分の信号
の平均スループットを算出することができる。
【0101】テーブル書き換え部402は、スループッ
ト算出部401にて算出された平均スループットとスル
ープットの所定のしきい値とを比較し、比較結果に基づ
いて通信モードテーブル102の内容を書き換える。こ
こで、スループットの所定のしきい値の算出方法の一例
について説明する。
【0102】基地局と現在同時に通信している端末数
(以下「同時通信端末数」という。)がNである場合、
基地局から送信される信号のうち、平均して1/Nは自
端末に送信される信号であると考えられる。したがっ
て、例えば、1.2[Mbps]のスループットが得られると
期待される通信モードが選択された場合には、その通信
モードを選択した通信端末では、平均して1.2/N[Mb
ps]のスループットが得られると考えられる。この1.2
/N[Mbps]のスループットが、上記所定のしきい値とな
る。
【0103】そこで、テーブル書き換え部402は、通
信モード選択部101から出力された通信モードと同時
通信端末数とに基づいて、通信モード毎に所定のしきい
値を算出し、スループット算出部401にて通信モード
毎に算出された平均スループットとその所定のしきい値
とを比較する。なお、同時通信端末数は、基地局から通
信端末に通知されるものとする。
【0104】なお、スループットの所定のしきい値は上
述したものに限られるものではなく、例えば、上記実施
の形態1および2と同様に、システムにおいて要求され
るデータ部分の信号の所望の受信品質に基づいて予め決
定してもよい。
【0105】スループット算出部401にて算出された
平均スループットが所定のしきい値よりも高い場合に
は、現在の実際の下り回線の回線品質は、CIR測定部
114で回線品質が測定された時点よりも良くなってい
ると考えることができる。よって、現在の実際の下り回
線の回線品質においては、パイロット信号のCIRに基
づいて選択された通信モードよりも高い伝送レートの通
信モードで通信を行えると判断することができる。
【0106】そこで、スループット算出部401にて算
出された平均スループットが所定のしきい値よりも高い
場合には、テーブル書き換え部402によって、図2に
示した通信モードテーブル102に設定されているA[d
B]、B[dB]およびC[dB]が、上記実施の形態1と同様
に、それぞれ所定の値X[dB]、Y[dB]およびZ[dB]だけ
減少される。
【0107】また、スループット算出部401にて算出
された平均スループットが所定のしきい値よりも低い場
合には、現在の実際の下り回線の回線品質は、CIR測
定部114で回線品質が測定された時点よりも悪くなっ
ていると考えることができる。よって、現在の実際の下
り回線の回線品質においては、パイロット信号のCIR
に基づいて選択された通信モードよりも低い伝送レート
の通信モードで通信を行う必要があると判断することが
できる。
【0108】そこで、スループット算出部401にて算
出された平均スループットが所定のしきい値よりも低い
場合には、テーブル書き換え部402によって、図2に
示した通信モードテーブル102に設定されているA[d
B]、B[dB]およびC[dB]が、上記実施の形態1と同様
に、それぞれ所定の値X[dB]、Y[dB]およびZ[dB]だけ
増加される。
【0109】このようにして、テーブル書き換え部40
2によって、データ部分の信号の平均スループット(す
なわち、データ部分の信号の受信品質)に基づいて、C
IR測定部114にて測定された回線品質と現在の実際
の回線品質との間にずれが生じていることが検出され
て、通信モードテーブル102の内容が書き換えられ
る。
【0110】このように、本実施の形態によれば、デー
タ部分の信号の受信品質をデータ部分の信号のスループ
ットにより判定し、このスループットに基づいて、下り
回線の回線品質と通信モードとの対応関係を示す通信モ
ードテーブルの内容を書き換えるため、現在の実際の回
線品質において最も効率よく通信を行える通信モードを
選択することができる。
【0111】また、スループットは、再送回数や誤り率
に比べ、通信端末における実際の受信品質をより正確に
示す値である。よって、スループットに基づいて通信モ
ードデーブルを書き換えることにより、通信モードテー
ブルの書き換えをより正確に行うことができる。
【0112】(実施の形態4)上記実施の形態1〜3で
は、通信端末が、パイロット信号のCIRに基づいて通
信モードを選択して、その選択した通信モードに対応す
るDRC信号を基地局に送信した。DRC信号は、下り
回線の回線品質を示す他の情報(例えば、下り回線のC
IR)に比べ非常に少ないビット数で表すことができる
ため、DRC信号を用いることにより、上り回線の回線
使用効率を高めることができるという長所がある。一
方、通信端末は、通信モードを選択してDRC信号を作
成する必要があり、また、通信モード選択用のテーブル
やDRC信号作成用のテーブル等を備える必要があるた
め、通信端末の消費電力が増大し、装置規模が大きくな
ってしまうという短所がある。
【0113】そこで、以下に説明する実施の形態では、
通信端末が、パイロット信号のCIRを示すCIR信号
を基地局に送信し、基地局が、通信モードテーブルを参
照してCIRに基づいて通信モードを選択する。このよ
うにすることにより、上り回線の回線使用効率が多少低
くなってしまうという短所があるが、通信端末は、通信
モードを選択してDRC信号を作成する必要がなくな
り、また、通信モード選択用のテーブルやDRC信号作
成用のテーブル等を備える必要がなくなるため、通信端
末の消費電力を削減でき、装置規模を小さくすることが
できるという大きな長所がある。また、以下に説明する
実施の形態では、基地局において複数の端末から送信さ
れたCIRを比較して正確な通信モードを確実に選択す
ることができるため、以下に説明する実施の形態は、各
通信端末においてCIRから通信モードを単純に選択す
ることができない場合等に、特に有効である。
【0114】以下、本実施の形態について説明する。本
発明の実施の形態4に係る基地局は、通信端末から返信
されたNACK信号の返信回数に基づいて、下り回線の
回線品質と通信モードとの対応関係を示す通信モードテ
ーブルの内容を書き換えるものである。
【0115】図7は、本発明の実施の形態4に係る基地
局と無線通信を行う通信端末の構成を示すブロック図で
ある。なお、以下の説明では、図1と同じ構成には図1
と同じ符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0116】図7において、CIR信号作成部501
は、CIR測定部114にて測定されたパイロット信号
のCIRを示すCIR信号を作成して、変調部104に
出力する。変調部104は、CIR信号を変調して拡散
部105に出力する。
【0117】逆拡散部502は、ベースバンド信号を、
通信モードを示す信号を拡散している拡散コードで逆拡
散して、逆拡散後の信号を通信モード検出部503に出
力する。通信モード検出部503は、逆拡散部502か
らの出力信号を復調して、通信モードを検出する。そし
て、通信モード検出部503は、検出した通信モードに
基づいて、適応復調部116に下り受信データの復調方
式を指示し、適応復号化部117に下り受信データの復
号化方式を指示する。
【0118】図8は、本発明の実施の形態4に係る基地
局の構成を示すブロック図である。図8において、割り
当て部601は、後述する復調部616にて抽出された
CIR信号が示すCIRに基づいて各通信端末への通信
リソースの割り振りを決定する。そして、割り当て部6
01は、決定した通信リソースの割り振りに基づいて、
バッファ606に下り送信データの出力を指示し、CI
R信号を通信モード選択部602に出力する。
【0119】通信モード選択部602は、通信モードテ
ーブル603を参照し、割り当て部601から出力され
たCIR信号が示すCIRに基づいて通信モードを選択
し、その通信モードを示す信号を変調部604およびN
ACK信号計数部619に出力する。また、通信モード
選択部602は、選択した通信モードに基づいて、適応
符号化部607に下り送信データの符号化方式を指示
し、適応変調部608に下り送信データの変調方式を指
示する。なお、通信モードテーブル603の設定内容に
ついては、図2に示すものと同一になるため、説明を省
略する。また、通信モードテーブル603は、各通信端
末毎に用意される。
【0120】変調部604は、通信モードを示す信号を
変調し、拡散部605に出力する。拡散部605は、変
調部604からの出力信号を拡散して多重部610に出
力する。
【0121】バッファ606は、下り送信データを保持
し、割り当て部601からの指示に従って、所定の通信
端末に対する下り送信データを適応符号化部607に出
力する。適応符号化部607は、通信モード選択部60
2の指示に従って、バッファ606からの出力信号を符
号化して適応変調部608に出力する。適応変調部60
8は、通信モード選択部602の指示に従って、適応符
号化部607からの出力信号を変調して拡散部609に
出力する。拡散部609は、適応変調部608からの出
力信号を拡散して多重部610に出力する。
【0122】多重部610は、下り送信データに通信モ
ードを示す信号を多重して、送信RF部611に出力す
る。送信RF部611は、多重部610からの出力信号
の周波数を無線周波数に変換して共用器612に出力す
る。
【0123】共用器612は、送信RF部611からの
出力信号をアンテナ613から通信端末に無線送信す
る。また、共用器612は、各通信端末から無線送信さ
れ、アンテナ613に無線受信された信号を受信RF部
614に出力する。
【0124】受信RF部614は、共用器612から出
力された無線周波数信号の周波数をベースバンドに変換
して逆拡散部615および逆拡散部617に出力する。
逆拡散部615は、ベースバンド信号を、CIR信号を
拡散している拡散コードで逆拡散して復調部616に出
力する。復調部616は、逆拡散部615からの出力信
号を復調してCIR信号を抽出し、割り当て部601に
出力する。
【0125】逆拡散部617は、ベースバンド信号を、
ACK信号およびNACK信号を拡散している拡散コー
ドで逆拡散して復調部618に出力する。復調部618
は、逆拡散部618からの出力信号を復調してACK信
号およびNACK信号を抽出し、NACK信号計数部6
19に出力する。NACK信号計数部619は、復調部
618からACK信号が出力されるまでに出力されたN
ACK信号の個数を通信モード毎に計数する。換言すれ
ば、NACK信号計数部619は、通信モード毎にデー
タの再送回数を計数する。
【0126】なお、逆拡散部615、復調部616、逆
拡散部617、復調部618およびNACK信号計数部
619は、通信端末ごとに設けられており、それぞれの
復調部616から通信端末ごとのCIR信号が出力さ
れ、それぞれのNACK信号計数部619にて通信端末
毎および通信モード毎にデータの再送回数が計数され
る。
【0127】テーブル書き換え部620は、NACK信
号計数部619にて計数された再送回数と再送回数の所
定のしきい値とを比較し、比較結果に基づいて該当する
通信端末の通信モードテーブル603の内容を書き換え
る。
【0128】次に、上記構成を有する基地局の動作につ
いて説明する。通信端末から送信されたACK信号また
はNACK信号は、復調部618にて復調されてNAC
K信号計数部619に出力される。NACK信号計数部
619では、現在選択されている通信モードについて、
復調部618からACK信号が出力されるまでに出力さ
れたNACK信号の個数が計数されていく。すなわち、
NACK信号計数部619では、通信端末へのデータの
再送回数が、現在選択されている通信モードについて計
数されていく。なお、NACK信号計数部619での計
数結果は、復調部618からARQ信号が出力された時
点で、0にリセットされる。
【0129】そして、テーブル書き換え部620では、
NACK信号計数部619にて計数された再送回数と所
定のしきい値N回とが比較され、比較結果に基づいて、
該当する通信端末の通信モードテーブル603の内容が
書き換えられる。なお、テーブル書き換え部620によ
る通信モードテーブル603の書き換え動作は、上記実
施の形態1において説明したものと同一となるため説明
を省略する。
【0130】このように、本実施の形態によれば、上記
実施の形態1と同様に、通信端末から返信されたNAC
K信号の返信回数に基づいて、下り回線の回線品質と通
信モードとの対応関係を示す通信モードテーブルの内容
を書き換えるため、上記実施の形態1と同様の効果を呈
する。
【0131】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
係る基地局は、通信端末から通知されたデータ部分の信
号の誤り率に基づいて、下り回線の回線品質と通信モー
ドとの対応関係を示す通信モードテーブルの内容を書き
換えるものである。
【0132】以下、本実施の形態に係る基地局について
説明する。図9は、本発明の実施の形態5に係る基地局
と無線通信を行う通信端末の構成を示すブロック図であ
る。なお、以下の説明では、図7と同じ構成には図7と
同じ符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0133】図9において、誤り率算出部701は、適
応復号化部117から出力されたデータ部分の信号の誤
り率を算出して、通知信号作成部702に出力する。な
お、誤り率算出部701の詳しい動作については、上記
実施の形態2において説明したものと同一となるため、
説明を省略する。
【0134】通知信号作成部702は、誤り率を示す信
号を作成して変調部106に出力する。誤り率を示す信
号は、変調部106にて変調され、拡散部107にて拡
散され、多重部108にてCIR信号と多重されて、基
地局へ送信される。
【0135】図10は、本発明の実施の形態5に係る基
地局の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明
では、図8と同じ構成には図8と同じ符号を付してその
詳しい説明は省略する。
【0136】図10において、通信モード選択部602
は、選択した通信モードを示す信号を、復調部604お
よび誤り率検出部802に出力する。逆拡散部801
は、ベースバンド信号を、誤り率を示す信号を拡散して
いる拡散コードで逆拡散して誤り率検出部802に出力
する。誤り率検出部802は、逆拡散部801からの出
力信号を復調して誤り率を示す信号を抽出し、通信端末
におけるデータ部分の信号の誤り率を通信モード毎に検
出する。
【0137】なお、逆拡散部615、復調部616、逆
拡散部801および誤り率検出部802は、通信端末ご
とに設けられており、それぞれの復調部616から通信
端末ごとのCIR信号が出力され、それぞれの誤り率検
出部802にて通信端末毎および通信モード毎にデータ
部分の信号の誤り率が検出される。
【0138】テーブル書き換え部803は、誤り率検出
部802にて検出された誤り率と誤り率の所定のしきい
値とを比較し、比較結果に基づいて該当する通信端末の
通信モードテーブル603の内容を書き換える。
【0139】次に、上記構成を有する基地局の動作につ
いて説明する。通信端末から送信された誤り率を示す信
号は、誤り率検出部802にて復調される。これによ
り、通信端末におけるデータ部分の信号の誤り率が検出
される。検出された誤り率は、テーブル書き換え部80
3に出力される。
【0140】そして、テーブル書き換え部803では、
誤り率検出部802にて検出された誤り率と所定のしき
い値とが比較され、比較結果に基づいて、該当する通信
端末の通信モードテーブル603の内容が書き換えられ
る。なお、テーブル書き換え部803による通信モード
テーブル603の書き換え動作は、上記実施の形態2に
おいて説明したものと同一となるため説明を省略する。
【0141】このように、本実施の形態によれば、上記
実施の形態2と同様に、通信端末から通知されたデータ
部分の信号の誤り率に基づいて、下り回線の回線品質と
通信モードとの対応関係を示す通信モードテーブルの内
容を書き換えるため、上記実施の形態2と同様の効果を
呈する。
【0142】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
係る基地局は、通信端末から通知されたデータ部分の信
号のスループットに基づいて、下り回線の回線品質と通
信モードとの対応関係を示す通信モードテーブルの内容
を書き換えるものである。
【0143】以下、本実施の形態に係る基地局について
説明する。図11は、本発明の実施の形態6に係る基地
局と無線通信を行う通信端末の構成を示すブロック図で
ある。なお、以下の説明では、図7と同じ構成には図7
と同じ符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0144】図11において、スループット算出部90
1は、適応復号化部117から出力されたデータ部分の
信号の所定の間隔における平均スループットを算出し
て、通知信号作成部902に出力する。平均スループッ
トの算出方法は、上記実施の形態3において説明したも
のと同一となるため、説明を省略する。
【0145】通知信号作成部902は、平均スループッ
トを示す信号を作成して変調部106に出力する。平均
スループットを示す信号は、変調部106にて変調さ
れ、拡散部107にて拡散され、多重部108にてCI
R信号と多重されて、基地局へ送信される。
【0146】図12は、本発明の実施の形態6に係る基
地局の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明
では、図8と同じ構成には図8と同じ符号を付してその
詳しい説明は省略する。
【0147】図12において、通信モード選択部602
は、選択した通信モードを示す信号を、復調部604お
よびスループット検出部1002に出力する。逆拡散部
1001は、ベースバンド信号を、平均スループットを
示す信号を拡散している拡散コードで逆拡散してスルー
プット検出部1002に出力する。スループット検出部
1002は、逆拡散部1001からの出力信号を復調し
て平均スループットを示す信号を抽出し、通信端末にお
けるデータ部分の信号の平均スループットを通信モード
毎に検出する。
【0148】なお、逆拡散部615、復調部616、逆
拡散部1001およびスループット検出部1002は、
通信端末ごとに設けられており、それぞれの復調部61
6から通信端末ごとのCIR信号が出力され、それぞれ
のスループット検出部1002にて通信端末毎および通
信モード毎にデータ部分の信号の平均スループットが検
出される。
【0149】テーブル書き換え部1003は、スループ
ット検出部1002にて検出された平均スループットと
スループットの所定のしきい値とを比較し、比較結果に
基づいて該当する通信端末の通信モードテーブル603
の内容を書き換える。
【0150】次に、上記構成を有する基地局の動作につ
いて説明する。通信端末から送信された平均スループッ
トを示す信号は、スループット検出部1002にて復調
される。これにより、通信端末におけるデータ部分の信
号の平均スループットが検出される。検出された平均ス
ループットは、テーブル書き換え部1003に出力され
る。
【0151】そして、テーブル書き換え部1003で
は、スループット検出部1002にて検出された平均ス
ループットと所定のしきい値とが比較され、比較結果に
基づいて、該当する通信端末の通信モードテーブル60
3の内容が書き換えられる。なお、テーブル書き換え部
1003による通信モードテーブル603の書き換え動
作は、上記実施の形態3において説明したものと同一と
なるため説明を省略する。
【0152】このように、本実施の形態によれば、上記
実施の形態3と同様に、通信端末から通知されたデータ
部分の信号のスループットに基づいて、下り回線の回線
品質と通信モードとの対応関係を示す通信モードテーブ
ルの内容を書き換えるため、上記実施の形態3と同様の
効果を呈する。
【0153】なお、上記実施の形態1〜6では、下り回
線の回線品質を示す値としてパイロット信号のCIRを
用いたが、これに限られるものではなく、回線品質を示
せる値であればいかなる値を用いても構わない。
【0154】また、上記実施の形態1〜6では、下り回
線の回線品質の多少の変動により通信モードテーブルが
頻繁に書き換えられてしまうことを防止するために、再
送回数、誤り率または平均スループットと比較される各
しきい値として、所定の幅を持たせたしきい値を設定し
てもよい。例えば、上記実施の形態1〜6において用い
られたしきい値に対して±Xだけ増減した新たな2つの
しきい値を設定し、再送回数、誤り率または平均スルー
プットが、上記実施の形態1〜6において用いられたし
きい値に対して±Xの範囲にある場合には、通信モード
テーブルの書き換えを行わないようにしてもよい。
【0155】また、上記実施の形態1〜6では、再送回
数、誤り率または平均スループットと比較される各しき
い値を、通信モード毎に設定してもよい。
【0156】また、上記実施の形態1〜3では、再送回
数、誤り率または平均スループットと比較される各しき
い値を、基地局から通信端末に通知するようにしてもよ
い。
【0157】また、上記実施の形態1〜6では、通信モ
ードテーブルを書き換える際に、通信モードテーブルに
設定されているCIR値をすべて書き換えたが、いずれ
か1つまたは複数のCIR値を書き換えてもよい。
【0158】また、上記実施の形態1〜6では、通信モ
ードテーブルに設定されているCIR値の変動幅を固定
値(X[dB]、Y[dB]およびZ[dB])としたが、測定した
回線品質と現在の実際の回線品質との間のずれの大きさ
に応じて変動幅を適応的に変化させることも可能であ
る。
【0159】また、上記実施の形態1〜6では、測定し
た回線品質と現在の実際の回線品質との間にずれが生じ
ていることをデータ部分の信号の受信品質に基づいて検
出したが、これに限られるものではなく、すれが生じて
いることを検出できる方法であればいかなる方法を用い
ても構わない。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パイロット信号から測定した下り回線の回線品質に基づ
いて各通信端末に通信リソースが時分割で割り振られる
通信システムにおいて、測定した回線品質と現在の実際
の回線品質との間にずれが生じている場合に、下り回線
の回線品質と通信モードとの対応関係を書き換えるた
め、現在の実際の回線品質において最も効率よく通信を
行える通信モードを選択することができる。よって、本
発明によれば、下り回線のスループットの低下を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信端末の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る通信端末が備える
通信モードテーブルの内容を示す図
【図3】本発明の実施の形態1に係る通信端末のテーブ
ル書き換え部の動作を説明するための動作フロー図
【図4】本発明の実施の形態1に係る通信端末のテーブ
ル書き換え部による通信モードテーブルの書き換え動作
の一例を示す図
【図5】本発明の実施の形態2に係る通信端末の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3に係る通信端末の構成を
示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態4に係る基地局と無線通信
を行う通信端末の構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態4に係る基地局の構成を示
すブロック図
【図9】本発明の実施の形態5に係る基地局と無線通信
を行う通信端末の構成を示すブロック図
【図10】本発明の実施の形態5に係る基地局の構成を
示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態6に係る基地局と無線通
信を行う通信端末の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態6に係る基地局の構成を
示すブロック図
【符号の説明】
101,602 通信モード選択部 102,603 通信モードテーブル 103 DRC信号作成部 114 CIR測定部 116 適応復調部 117 適応復号化部 118 誤り検出部 119 再送要求信号作成部 120,619 NACK信号計数部 121,302,402,620,803,1003
テーブル書き換え部 301,701 誤り率算出部 401,901 スループット算出部 501 CIR信号作成部 503 通信モード検出部 601 割り当て部 606 バッファ 607 適応符号化部 608 適応変調部 702,902 通知信号作成部 802 誤り率検出部 1002 スループット検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須増 淳 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 吉井 勇 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 平松 勝彦 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA13 AA23 BB03 BB04 DD45 DD46 EE02 EE10 FF16 GG11 HH23 LL11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下り回線の回線品質を測定する測定手段
    と、前記回線品質と通信モードとの対応関係を示すテー
    ブルと、前記テーブルを参照して前記回線品質に基づい
    て通信モードを選択する選択手段と、前記回線品質と現
    在の実際の回線品質との間にずれが生じた場合に、前記
    対応関係を書き換える書き換え手段と、を具備すること
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 書き換え手段は、受信データの受信品質
    に基づいてずれが生じていることを検出することを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 書き換え手段は、受信データの受信品質
    が所定の受信品質よりも良い場合には、測定手段によっ
    て測定される同一の回線品質に対してより高い伝送レー
    トの通信モードが選択されるように対応関係を書き換
    え、受信データの受信品質が所定の受信品質よりも悪い
    場合には、測定手段によって測定される同一の回線品質
    に対してより低い伝送レートの通信モードが選択される
    ように対応関係を書き換えることを特徴とする請求項2
    記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 所定の受信品質は、通信システムにおい
    て求められる所望の受信品質であることを特徴とする請
    求項3記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 受信データの誤りを検出する誤り検出手
    段と、前記検出手段にて誤りが検出された場合に、前記
    受信データと同一のデータの再送を基地局装置に対して
    要求する信号である再送要求信号を送信する送信手段
    と、前記再送要求信号の送信回数を計数する計数手段
    と、を具備し、書き換え手段は、前記作成回数と所定の
    回数との比較結果に基づいて対応関係を書き換えること
    を特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の
    通信端末装置。
  6. 【請求項6】 計数手段は、送信回数の所定の区間にお
    ける平均値を算出し、書き換え手段は、前記平均値と所
    定の回数との比較結果に基づいて対応関係を書き換える
    ことを特徴とする請求項5記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 受信データの誤り率を算出する誤り率算
    出手段を具備し、書き換え手段は、前記誤り率と所定の
    誤り率との比較結果に基づいて対応関係を書き換えるこ
    とを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載
    の通信端末装置。
  8. 【請求項8】 受信データのスループットを算出するス
    ループット算出手段を具備し、書き換え手段は、前記ス
    ループットと所定のスループットとの比較結果に基づい
    て対応関係を書き換えることを特徴とする請求項2から
    請求項4のいずれかに記載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 通信端末装置から通知される下り回線の
    回線品質と通信モードとの対応関係を示すテーブルと、
    前記テーブルを参照して前記回線品質に基づいて通信モ
    ードを選択する選択手段と、前記回線品質と現在の実際
    の回線品質との間にずれが生じた場合に、前記対応関係
    を書き換える書き換え手段と、を具備することを特徴と
    する基地局装置。
  10. 【請求項10】 書き換え手段は、通信端末装置におけ
    る受信データの受信品質に基づいてずれが生じているこ
    とを検出することを特徴とする請求項9記載の基地局装
    置。
  11. 【請求項11】 書き換え手段は、通信端末装置におけ
    る受信データの受信品質が所定の受信品質よりも良い場
    合には、前記通信端末装置から通知される同一の回線品
    質に対してより高い伝送レートの通信モードが選択され
    るように対応関係を書き換え、前記通信端末装置におけ
    る受信データの受信品質が所定の受信品質よりも悪い場
    合には、前記通信端末装置から通知される同一の回線品
    質に対してより低い伝送レートの通信モードが選択され
    るように対応関係を書き換えることを特徴とする請求項
    10記載の基地局装置。
  12. 【請求項12】 所定の受信品質は、通信システムにお
    いて求められる所望の受信品質であることを特徴とする
    請求項11記載の基地局装置。
  13. 【請求項13】 通信端末装置が同一のデータの再送を
    基地局装置に対して要求する信号である再送要求信号の
    受信回数を計数する計数手段を具備し、書き換え手段
    は、前記受信回数と所定の回数との比較結果に基づいて
    対応関係を書き換えることを特徴とする請求項10から
    請求項12のいずれかに記載の基地局装置。
  14. 【請求項14】 計数手段は、受信回数の所定の区間に
    おける平均値を算出し、書き換え手段は、前記平均値と
    所定の回数との比較結果に基づいて対応関係を書き換え
    ることを特徴とする請求項13記載の基地局装置。
  15. 【請求項15】 通信端末装置から通知された受信デー
    タの誤り率を検出する誤り率検出手段を具備し、書き換
    え手段は、前記誤り率と所定の誤り率との比較結果に基
    づいて対応関係を書き換えることを特徴とする請求項1
    0から請求項12のいずれかに記載の基地局装置。
  16. 【請求項16】 通信端末装置から通知された受信デー
    タのスループットを検出するスループット検出手段を具
    備し、書き換え手段は、前記スループットと所定のスル
    ープットとの比較結果に基づいて対応関係を書き換える
    ことを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか
    に記載の基地局装置。
  17. 【請求項17】 下り回線の回線品質を測定する測定工
    程と、前記回線品質と通信モードとの対応関係を示すテ
    ーブルを参照して、前記回線品質に基づいて通信モード
    を選択する選択工程と、前記回線品質と現在の実際の回
    線品質との間にずれが生じた場合に、前記対応関係を書
    き換える書き換え工程と、を具備することを特徴とする
    無線通信方法。
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