JP2002064370A - エッジ検出回路 - Google Patents

エッジ検出回路

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JP2002064370A JP2000252597A JP2000252597A JP2002064370A JP 2002064370 A JP2002064370 A JP 2002064370A JP 2000252597 A JP2000252597 A JP 2000252597A JP 2000252597 A JP2000252597 A JP 2000252597A JP 2002064370 A JP2002064370 A JP 2002064370A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャタリングによる誤動作を防止できるエッ
ジ検出回路を提供する。 【解決手段】 チャタリング検出部100によってエッ
ジ検出対象信号INの状態を検出する。タイマ部200
は、チャタリング検出部100の出力信号に基づき、エ
ッジ検出対象信号INがローレベルのときにリセットさ
れるとともに、エッジ検出対象信号INがハイレベルの
ときにリセットが解除されて計時を行うことにより、エ
ッジ検出対象信号INがハイレベルとなっている時間を
計測し、エッジ検出対象信号INが継続してハイレベル
となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアク
ティブとする。エッジ検出信号作成部300は、タイマ
部200の出力信号がアクティブ状態となっている時間
がさらに所定時間継続したときにエッジ検出信号を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャタリングを含
んだ入力信号、すなわちエッジ検出対象信号をデジタル
システムに取り込む際に、チャタリングによる誤動作を
発生させないエッジ検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルシステムに非同期な入力信号の
到来をデジタルシステムに取り込む場合、入力信号のエ
ッジ検出を行い、その出力信号をよく利用する。ところ
が、入力信号のエッジにチャタリングがあるとエッジ検
出が誤動作し、その結果デジタルシステムも誤動作に到
ってしまう。
【0003】非同期な入力信号というのは、例えば図6
でクロック信号CLKの周期に対して、入力信号INの
到来エッジが任意の時刻であるということである。外部
入力信号と内部クロック(CLK)とが非同期である場
合が多いので、非同期な入力信号と記述している。
【0004】図5は従来のエッジ検出回路の構成を示す
回路図である。このエッジ検出回路は、2個のDフリッ
プフロップ1,2で構成されている。Dフリップフロッ
プ1は、電源電圧VCCをデータ入力Dとし、入力端子5
0より入力されるエッジ検出対象信号INをクロック入
力CKとしている。また、Dフリップフロップ2は、D
フリップフロップ1の非反転出力Qをデータ入力Dと
し、クロック端子60より入力されるクロック信号CL
Kをクロック入力CKとし、非反転出力Qを出力端子7
0よりエッジ検出信号OUTとして外部へ出力するよう
にしている。Dフリップフロップ2の非反転出力QはD
フリップフロップ1のリセット入力Rとして与えられ
る。
【0005】このように構成された従来のエッジ検出回
路の動作を図6に示す波形図を用いて説明する。図6に
は、クロック端子60より入力されるクロック信号CL
Kと、入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号
INと、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S
1と表記している)と、Dフリップフロップ2の非反転
出力Qすなわちエッジ検出信号OUTとを示している。
図6において、クロック信号CLKの波形の各立ち上が
りエッジに近接して示している数字n(n=1〜20)
はクロック信号CLKのn番目のパルスの時刻を意味
し、以下の説明で用いている時刻tn(n=1〜20)
に対応している。
【0006】時刻t2から時刻t3までの間に到来した
エッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジがDフリッ
プフロップ1のクロック入力CKとなるので、Dフリッ
プフロップ1の非反転出力Q、すなわち信号S1はロー
レベルからハイレベルへ移行する。
【0007】時刻t3の直前ではDフリップフロップ2
のデータ入力D(信号S1)がハイレベルとなっている
ので、時刻t3のクロック信号CLKの立ち上がりエッ
ジでDフリップフロップ2の非反転出力Q、すなわちエ
ッジ検出信号OUTがローレベルからハイレベルへ移行
する。このとき、Dフリップフロップ2の非反転出力Q
がDフリップフロップ1にリセット入力Rとして加えら
れるので、Dフリップフロップ1の非反転出力Q、すな
わち信号S1がハイレベルからローレベルへ復帰する。
【0008】つぎに、時刻t4のクロック信号CLKの
立ち上がりエッジでDフリップフロップ2の非反転出力
Qもハイレベルからローレベルへ復帰する。
【0009】したがって、エッジ検出対象信号INの立
ち上がりエッジを検出しクロック信号CLKの1周期を
パルス幅とするエッジ検出信号OUTを得ることができ
ている。
【0010】このエッジ検出信号OUTがエッジ検出対
象信号INのエッジに対応した信号としてデジタルシス
テムに用いられることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のエッ
ジ検出回路は、エッジ検出対象信号INのエッジにチャ
タリングがあると、エッジ検出に誤動作が発生し、その
結果デジタルシステムも誤動作に到ってしまうという問
題があった。
【0012】図6に示すように、時刻t11から時刻t
12までの間にエッジ検出対象信号INの立ち上がりエ
ッジが到来し、時刻t13以後エッジ検出対象信号IN
がローレベルに戻り、再度時刻t14から時刻t15ま
での間に立ち上がりエッジが到来するというチャタリン
グが含まれた場合、エッジ検出対象信号INの各々の立
ち上がりエッジで、時刻t2から時刻t3までの間に到
来したエッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジと同
様にしてエッジ検出が行われ、エッジ検出信号OUTが
出力されることになる。
【0013】このエッジ検出信号OUTをデジタルシス
テムに用いると、システムとして誤動作をまねく場合が
ある。たとえば、エッジ検出対象信号INの周波数をエ
ッジ検出信号OUTをカウントすることにより計測する
ようなシステムでは、本来より多くのカウントがなさ
れ、エッジ検出対象信号INの正確な周波数を取り込め
なくなってしまっていた。
【0014】したがって、本発明の目的は、チャタリン
グによる誤動作を防止できるエッジ検出回路を提供する
ことである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
エッジ検出回路は、チャタリング検出部と、タイマ部
と、エッジ検出信号作成部とを備えている。
【0016】チャタリング検出部は、エッジ検出対象信
号の状態を検出する機能を有する。
【0017】タイマ部は、チャタリング検出部の出力信
号に基づきエッジ検出対象信号が非アクティブ状態のと
きにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号がア
クティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行う
ことにより、エッジ検出対象信号がアクティブ状態とな
っている時間を計測し、エッジ検出対象信号が継続して
アクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後
出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
【0018】エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力
信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超
えたときにエッジ検出信号を作成する機能を有する。
【0019】以上の構成によれば、エッジ検出対象信号
がアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間
が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号をアク
ティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ状態
となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出
信号を作成するので、チャタリングが収まった後でエッ
ジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッジ
検出対象信号にチャタリングが含まれている場合でもエ
ッジ検出が正確に行われるという作用があり、デジタル
システムに用いてもシステムが誤動作しないという利点
を有する。
【0020】本発明の請求項2記載のエッジ検出回路
は、請求項1記載のエッジ検出回路において、チャタリ
ング検出部とエッジ検出信号作成部とが以下のように構
成されている。
【0021】上記のチャタリング検出部は、電源電圧を
データ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とす
る第1のDフリップフロップと、エッジ検出対象信号と
第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2
入力否定論理積回路とからなり、2入力否定論理積回路
の出力をチャタリング検出部の出力とする。
【0022】エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力
信号をデータ入力としクロック信号をクロック入力とす
る第2のDフリップフロップからなり、第2のDフリッ
プフロップの非反転出力を第1のDフリップフロップへ
リセット入力として供給し、第2のDフリップフロップ
の非反転出力をエッジ検出信号作成部の出力とする。
【0023】この構成によれば、タイマ部の出力信号が
アクティブ状態となっている時間が所定時間(クロック
信号が発生するまで)継続すると、そのときに発生する
クロック信号に応答してエッジ検出信号が発生すること
になる。その他の作用は請求項1と同様である。
【0024】本発明の請求項3記載のエッジ検出回路
は、請求項2記載のエッジ検出回路において、タイマ部
が以下のように構成されている。
【0025】タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各
々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれ
ぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップか
らなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのク
ロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップ
の反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック
入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を
タイマ部の出力信号としている。
【0026】この構成によれば、請求項2と同様の作用
を有する。
【0027】本発明の請求項4記載のエッジ検出回路
は、チャタリング検出部と、タイマ部と、エッジ検出信
号作成部とを備えている。
【0028】チャタリング検出部は、エッジ検出対象信
号の状態を検出する機能を有する。
【0029】タイマ部は、チャタリング検出部の出力信
号に基づきエッジ検出対象信号が非アクティブ状態のと
きにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号がア
クティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行う
ことにより、エッジ検出対象信号がアクティブ状態とな
っている時間を計測し、エッジ検出対象信号が継続して
アクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後
出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
【0030】エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力
信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号を
作成する機能を有する。
【0031】以上の構成によれば、エッジ検出対象信号
がアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間
が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号をアク
ティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ状態
となったときにエッジ検出信号を作成するので、チャタ
リングが収まった後でエッジ検出信号が作成されること
になる。その結果、エッジ検出対象信号にチャタリング
が含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われると
いう作用があり、デジタルシステムに用いてもシステム
が誤動作しないという利点を有する。
【0032】本発明の請求項5記載のエッジ検出回路
は、請求項4記載のエッジ検出回路において、チャタリ
ング検出部とエッジ検出信号作成部とが以下のように構
成されている。
【0033】上記のチャタリング検出部は、電源電圧を
データ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とす
る第1のDフリップフロップと、エッジ検出対象信号と
第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2
入力否定論理積回路とからなり、2入力否定論理積回路
の出力をチャタリング検出部の出力とする。
【0034】エッジ検出信号作成部は、電源電圧をデー
タ入力としタイマ部の出力信号をクロック入力とする第
2のDフリップフロップと、第2のDフリップフロップ
の非反転出力をデータ入力としクロック信号をクロック
入力とする第3のDフリップフロップとからなり、第3
のDフリップフロップの非反転出力を第1および第2の
Dフリップフロップへリセット入力として供給し、第2
のDフリップフロップの非反転出力をエッジ検出信号作
成部の出力とする。
【0035】この構成によれば、タイマ部の出力信号が
アクティブ状態となった直後にエッジ検出信号が発生す
ることになる。その他の作用は請求項4と同様である。
【0036】本発明の請求項6記載のエッジ検出回路
は、請求項5記載のエッジ検出回路において、タイマ部
が以下のように構成されている。
【0037】タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各
々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれ
ぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップか
らなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのク
ロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップ
の反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック
入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を
タイマ部の出力信号としている。
【0038】この構成によれば、請求項5と同様の作用
を有する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0040】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るエッジ検出回路の構成を示す回路
図である。このエッジ検出回路は、チャタリング検出部
100と、タイマ部200とエッジ検出信号作成部30
0とで構成されている。
【0041】チャタリング検出部100は、エッジ検出
対象信号INの状態を検出する機能を有する。
【0042】タイマ部200は、チャタリング検出部1
00の出力信号に基づきエッジ検出対象信号INが非ア
クティブ状態(例えば、ローレベル)のときにリセット
されるとともに、エッジ検出対象信号INがアクティブ
状態(例えば、ハイレベル)のときにリセットが解除さ
れて計時を行うことにより、エッジ検出対象信号INが
アクティブ状態となっている時間を計測し、エッジ検出
対象信号INが継続してアクティブ状態となっている時
間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とす
る機能を有する。
【0043】エッジ検出信号作成部300は、タイマ部
200の出力信号がアクティブ状態となっている時間が
所定時間を超えたときにエッジ検出信号OUTを作成す
る。
【0044】ここで、チャタリング検出部100と、タ
イマ部200とエッジ検出信号作成部300の各構成を
具体的に説明する。
【0045】上記のチャタリング検出部100は、電源
電圧VCCをデータ入力Dとし入力端子50より入力され
るエッジ検出対象信号INをクロック入力CKとする第
1のDフリップフロップ1と、エッジ検出対象信号IN
と第1のDフリップフロップ1の非反転出力Qを入力と
する2入力否定論理積回路40とからなり、2入力否定
論理積回路40の出力をチャタリング検出部100の出
力とする。
【0046】エッジ検出信号作成部300は、タイマ部
200の出力信号をデータ入力Dとし、クロック端子6
0より入力されるクロック信号CLKをクロック入力C
Kとする第2のDフリップフロップ2からなり、第2の
Dフリップフロップ2の非反転出力Qを第1のDフリッ
プフロップ1へリセット入力Rとして供給し、第2のD
フリップフロップ2の非反転出力Qをエッジ検出信号作
成部300の出力とし、出力端子70へ供給する。
【0047】タイマ部200は、反転出力/Q(/は反
転を意味する)とデータ入力Dとを各々接続するととも
に2入力否定論理積回路40の出力をそれぞれリセット
入力Rとする複数段(2以上)のDフリップフロップ1
0,20,30からなり、クロック信号CLKを初段の
Dフリップフロップ10のクロック入力CKとし、初段
以降の各段のDフリップフロップ10,20の反転出力
/Qを各々次段のDフリップフロップ20,30のクロ
ック入力CKとし、最終段のDフリップフロップ30の
非反転出力Qをタイマ部200の出力信号としている。
上記のタイマ部200はクロック信号CLKの個数を計
数するカウンタとして機能している。
【0048】以上のように構成された本発明の第1の実
施の形態のエッジ検出回路の動作を図2の波形図を用い
て説明する。
【0049】なお、図2では図1の回路構成図における
タイマ部200を構成するカウンタとして説明を簡単に
するためDフリップフロップ10とDフリップフロップ
20のみとしている。
【0050】図2には、クロック端子60より入力され
るクロック信号CLKと、入力端子50より入力される
エッジ検出対象信号INと、Dフリップフロップ1の非
反転出力Q(信号S1と表記している)と、2入力否定
論理積回路40の出力信号(信号S40と表記してい
る)と、Dフリップフロップ10,20の非反転出力Q
(それぞれ信号S10,S20と表記している)と、D
フリップフロップ2の非反転出力Qすなわちエッジ検出
信号OUTとを示している。図2において、クロック信
号CLKの波形の各立ち上がりエッジに近接して示して
いる数字n(n=1〜20)はクロック信号CLKのn
番目のパルスの時刻を意味し、以下の説明で用いている
時刻tn(n=1〜20)に対応している。
【0051】まず、チャタリングがない場合の動作を説
明する。
【0052】時刻t2,t3間にエッジ検出対象信号I
Nの立ち上がりが到来すると、Dフリップフロップ1の
非反転出力Q(信号S1)はローレベルからハイレベル
へ移行するとともに2入力否定論理積回路40の出力は
ハイレベルからローレベルに移行する。するとタイマ部
200のDフリップフロップ10、Dフリップフロップ
20はリセットが解除される。
【0053】その後時刻t3でDフリップフロップ10
の非反転出力Qが、時刻t4でDフリップフロップ20
の非反転出力Qがローレベルからハイレベルに移行す
る。
【0054】つぎに、時刻t4でタイマ部200の出力
すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qがハイ
レベルとなっているので、時刻t5ではエッジ検出信号
作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qが
ローレベルからハイレベルへ移行するとともに、チャタ
リング検出部100のDフリップフロップ1がリセット
され、2入力否定論理積回路40を介してタイマ部20
0もリセットされる。
【0055】時刻t5でタイマ部200の出力すなわち
Dフリップフロップ20の非反転出力Qはローレベルと
なっているので、時刻t6ではエッジ検出信号作成部3
00のDフリップフロップ2の非反転出力Qがハイレベ
ルからローレベルへ戻ることになる。
【0056】このように、時刻t5から時刻t6の期
間、エッジ検出信号OUTがハイレベルとなって出力端
子70より出力されることになる。すなわち、エッジ検
出信号OUTは、タイマ部200が出力信号を発生した
後に発生するクロック信号CLKに応答して発生するこ
とになる。
【0057】つぎに、チャタリングがある場合の動作を
説明する。
【0058】時刻t11,t12間にエッジ検出対象信
号INのチャタリングエッジである立ち上がりが到来す
ると、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S
1)はローレベルからハイレベルへ移行するとともに2
入力否定論理積回路40の出力はハイレベルからローレ
ベルに移行する。するとタイマ部200のDフリップフ
ロップ10、Dフリップフロップ20はリセットが解除
される。
【0059】その後時刻t12でDフリップフロップ1
0の非反転出力Qが、時刻t13でDフリップフロップ
20の非反転出力Qがローレベルからハイレベルに移行
する。
【0060】しかし、時刻t13の後にエッジ検出対象
信号INにローレベルレベルが到来するので、2入力否
定論理積回路40の出力はローレベルからハイレベルに
戻り、Dフリップフロップ20の非反転出力Qはハイレ
ベルからローレベルに復帰する。
【0061】時刻t14,時刻t15間で再度エッジ検
出対象信号INの立ち上がりが到来すると、2入力否定
論理積回路ゲート40の出力が再度ハイレベルからロー
レベルに移行し、Dフリップフロップ10、Dフリップ
フロップ20のリセットが再び解除される。
【0062】その後時刻t15、時刻t16でDフリッ
プフロップ10、Dフリップフロップ20の非反転出力
Qが各々ローレベルからハイレベルへ移行する。
【0063】つぎに、時刻t16でタイマ部200の出
力すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qがハ
イレベルとなっているので、時刻t17ではエッジ検出
信号作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力
Qがローレベルからハイレベルへ移行するとともに、チ
ャタリング検出部100のDフリップフロップ1がリセ
ットされ、2入力否定論理積回路40を介してタイマ部
200もリセットされる。
【0064】時刻t17でタイマ部200の出力すなわ
ちDフリップフロップ20の非反転出力Qはローレベル
となっているので、時刻t18ではエッジ検出信号作成
部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qがハイ
レベルからローレベルへ戻ることになる。
【0065】このように、時刻t17から時刻t18の
期間、エッジ検出信号OUTがハイレベルとなって出力
端子70より出力されることになる。すなわち、エッジ
検出信号OUTは、タイマ部200が出力信号を発生し
た後に発生するクロック信号CLKに応答して発生する
ことになる。
【0066】以上の説明のように、本発明の第1の実施
の形態のエッジ検出回路におけるエッジ検出信号OUT
はタイマ部200での時間設定の分だけ出力されるタイ
ミングが遅れることになるが、デジタルシステムにとっ
てこの遅延が問題になることはない。非同期で入力され
る信号INをクロック信号CLKでデジタルシステムに
取り込む場合、いったん取り込んだ後はすべて同期化さ
れるからである。
【0067】なお、この実施の形態の場合、タイマ部2
00の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所
定時間(クロック信号CLKが発生するまで)継続する
と、そのときに発生するクロック信号CLKに応答して
エッジ検出信号が発生することになる。
【0068】この実施の形態のエッジ検出回路によれ
ば、エッジ検出対象信号INがアクティブ状態となって
いる時間を計測し、その時間が所定時間を超えたとき
に、タイマ部200の出力信号をアクティブ状態とし、
タイマ部200の出力信号がアクティブ状態となってい
る時間がさらに所定時間を超えたときにエッジ検出信号
OUTを作成するので、チャタリングが収まった後でエ
ッジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッ
ジ検出対象信号INにチャタリングが含まれている場合
でもエッジ検出が正確に行われることになり、デジタル
システムに用いてもシステムが誤動作しないという利点
を有する。
【0069】〔第2の実施の形態〕図3は、本発明の第
2の実施の形態に係るエッジ検出回路の構成を示す回路
図である。このエッジ検出回路では、チャタリング検出
部100と、タイマ部200とは図1の実施の形態と同
一であり、エッジ検出信号作成部310だけが異なって
いる。
【0070】すなわち、このエッジ検出信号作成部31
0は、タイマ部200の出力信号がアクティブ状態とな
ったときにエッジ検出信号OUTを作成する。
【0071】具体的に説明すると、電源電圧VCCをデー
タ入力Dとしタイマ部200の出力信号をクロック入力
CKとする第2のDフリップフロップ2Aと、第2のD
フリップフロップ2Aの非反転出力Qをデータ入力Dと
しクロック信号CLKをクロック入力CKとする第3の
Dフリップフロップ3Aとからなり、第3のDフリップ
フロップ3Aの非反転出力Qを第1および第2のDフリ
ップフロップ1,2Aへリセット入力Rとして供給し、
第2のDフリップフロップ2Aの非反転出力Qをエッジ
検出信号作成部310の出力とする。
【0072】このエッジ検出信号作成部310はタイマ
部200の出力でトリガされた出力がエッジ検出出力信
号OUTとなるので、タイマ部200が出力信号を発生
した直後にDフリップフロップ2Aがエッジ検出信号が
発生することになり、図1の実施の形態のエッジ検出信
号OUTよりクロック信号CLKの1周期分だけ早く出
力されることになる。
【0073】つぎのクロック信号CLKでフリップフロ
ップ3Aの出力信号によりフリップフロップ2Aを含め
て、チャタリング検出部100のDフリップフロップ1
がリセットされ、エッジ検出信号作成部310以外は図
1の実施の形態と同じ動作となる。
【0074】図4に図3のエッジ検出回路の各部の波形
図を示す。図4には、クロック端子60より入力される
クロック信号CLKと、入力端子50より入力されるエ
ッジ検出対象信号INと、Dフリップフロップ1の非反
転出力Q(信号S1と表記している)と、2入力否定論
理積回路40の出力信号(信号S40と表記している)
と、Dフリップフロップ10,20の非反転出力Q(そ
れぞれ信号S10,S20と表記している)と、Dフリ
ップフロップ2Aの非反転出力Qすなわちエッジ検出信
号OUTと、Dフリップフロップ3Aの非反転出力Qと
を示している。図4において、クロック信号CLKの波
形の各立ち上がりエッジに近接して示している数字n
(n=1〜20)はクロック信号CLKのn番目のパル
スの時刻を意味し、以下の説明で用いている時刻tn
(n=1〜20)に対応している。
【0075】この実施の形態によれば、エッジ検出対象
信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、その
時間が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号を
アクティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ
状態となったときにエッジ検出信号を作成するので、チ
ャタリングが収まった後でエッジ検出信号が作成される
ことになる。その結果、エッジ検出対象信号にチャタリ
ングが含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われ
ることになり、デジタルシステムに用いてもシステムが
誤動作しないという利点を有する。この実施の形態のエ
ッジ検出回路の場合、エッジ検出信号OUTが第1の実
施の形態よりも1クロック分早く出力されることになる
ので、タイマ回路200の設定時間が1クロック分短く
なる。
【0076】
【発明の効果】上述したように本発明のエッジ検出回路
によれば、チャタリングを含んだエッジ検出対象信号に
おいてもタイマ部での設定時間を適切に設定することに
より安定なエッジ検出を行うことができ、デジタルシス
テムの誤動作を回避できるエッジ検出信号を得ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のエッジ検出回路の
構成を示す回路図である。
【図2】図1のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のエッジ検出回路の
構成を示す回路図である。
【図4】図3のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【図5】従来のエッジ検出回路の構成を示す回路図であ
る。
【図6】図5のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【符号の説明】
1,2,2A,3A Dフリップフロップ 10,20,30 Dフリップフロップ 40 2入力否定論理積回路 50 入力端子 60 クロック端子 70 出力端子 100 チャタリング検出部 200 タイマ部 300,310 エッジ検出信号作成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッジ検出対象信号の状態を検出するチ
    ャタリング検出部と、 前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記エッジ
    検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされ
    るとともに、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態
    のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、
    前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている
    時間を計測し、前記エッジ検出対象信号が継続してアク
    ティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力
    信号をアクティブ状態とするタイマ部と、 前記タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている
    時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成す
    るエッジ検出信号作成部とを備えたエッジ検出回路。
  2. 【請求項2】 チャタリング検出部は、電源電圧をデー
    タ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第
    1のDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と
    前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とす
    る2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論
    理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力とし、 前記エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号をデ
    ータ入力としクロック信号をクロック入力とする第2の
    Dフリップフロップからなり、前記第2のDフリップフ
    ロップの非反転出力を前記第1のDフリップフロップへ
    リセット入力として供給し、前記第2のDフリップフロ
    ップの非反転出力を前記エッジ検出信号作成部の出力と
    した請求項1記載のエッジ検出回路。
  3. 【請求項3】 タイマ部は、反転出力とデータ入力とを
    各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそ
    れぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップ
    からなり、クロック信号を初段のDフリップフロップの
    クロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロッ
    プの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロッ
    ク入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力
    を前記タイマ部の出力信号とした請求項2記載のエッジ
    検出回路。
  4. 【請求項4】 エッジ検出対象信号の状態を検出するチ
    ャタリング検出部と、 前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記エッジ
    検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされ
    るとともに、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態
    のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、
    前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている
    時間を計測し、前記エッジ検出対象信号が継続してアク
    ティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力
    信号をアクティブ状態とするタイマ部と、 前記タイマ部の出力信号がアクティブ状態となったとき
    にエッジ検出信号を作成するエッジ検出信号作成部とを
    備えたエッジ検出回路。
  5. 【請求項5】 チャタリング検出部は、電源電圧をデー
    タ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第
    1のDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と
    前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とす
    る2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論
    理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力とし、 前記エッジ検出信号作成部は、電源電圧をデータ入力と
    しタイマ部の出力信号をクロック入力とする第2のDフ
    リップフロップと、前記第2のDフリップフロップの非
    反転出力をデータ入力としクロック信号をクロック入力
    とする第3のDフリップフロップとからなり、前記第3
    のDフリップフロップの非反転出力を前記第1および第
    2のDフリップフロップへリセット入力として供給し、
    前記第2のDフリップフロップの非反転出力を前記エッ
    ジ検出信号作成部の出力とした請求項4記載のエッジ検
    出回路。
  6. 【請求項6】 タイマ部は、反転出力とデータ入力とを
    各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそ
    れぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップ
    からなり、クロック信号を初段のDフリップフロップの
    クロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロッ
    プの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロッ
    ク入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力
    を前記タイマ部の出力信号とした請求項5記載のエッジ
    検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010141499A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Toshiba Corp トリガー信号検出装置
CN108880255A (zh) * 2018-08-30 2018-11-23 上海艾为电子技术股份有限公司 升压电路

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