JP2002064316A - アンテナ装置及び携帯無線機 - Google Patents

アンテナ装置及び携帯無線機

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JP2002064316A
JP2002064316A JP2000247617A JP2000247617A JP2002064316A JP 2002064316 A JP2002064316 A JP 2002064316A JP 2000247617 A JP2000247617 A JP 2000247617A JP 2000247617 A JP2000247617 A JP 2000247617A JP 2002064316 A JP2002064316 A JP 2002064316A
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conductor
short
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radiation
power supply
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JP2000247617A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Kanayama
佳貴 金山
Masatoshi Sawamura
政俊 澤村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射導体の所定の給電位置及び短絡位置から
精度良く給電導体や短絡導体を精度良く導出でき、共振
周波数やインピーダンスのずれが生じ難いと共に、外部
からの衝撃により、共振周波数やインピーダンスのずれ
が生じたり、給電が行えなくなることを防止できるよう
にする。 【解決手段】 放射導体2をガイド部材3に固定し、こ
の放射導体2の所定の給電位置及び短絡位置に、給電用
の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸縮コネクタ23を取
り付けて、このガイド部材3を回路基板1に取り付け
る。放射導体2上の給電位置及び短絡位置の精度は、取
り付け用の穴24、25の位置精度により決められるの
で、精度良く給電及び短絡を行うことができる。ガイド
部材3により放射導体2が取り付けられており、給電用
の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸縮コネクタ23の先
端は外部に突出する方向に付勢されている。このため、
衝撃が加わっても、放射導体と回路基板との間のスペー
スが変化することはなく、また、電気的な接続が断たれ
るというようなことが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線機の内
蔵アンテナとして用いられるアンテナ装置及びこのよう
なアンテナ装置を有する携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯無線機として、内蔵アンテナ
を有するものが数多く出現している。内蔵アンテナは、
それまで一般的であった、携帯無線機の外側にアンテナ
を取り付けたものに対して、落下などに至る破損の可能
性が低く、携帯無線機のデザインが向上する等のメリッ
トがある。
【0003】携帯無線機の内蔵アンテナとしては、板状
逆Fアンテナを用いたものが知られている。
【0004】板状逆Fアンテナは、図8に示すように、
地導体101と、地導体101に対向して設けられる長
方形状の放射導体102と、放射導体102と地導体1
01とを短絡させる短絡導体103と、放射導体102
から導出される給電導体104とからなる。給電導体1
04は、携帯無線機の給電回路(図示せず)に接続され
る。
【0005】このような板状逆Fアンテナの共振周波数
は、放射導体102のサイズにより決まり、一般的に
は、放射導体102の2辺(長さ及び幅)の和がλ/4
(λは波長)となるところに共振周波数がある。また、
放射導体102にスリットを構成することによって、ア
ンテナの共振周波数を変化させたり、二共振特性をもた
せたりすることが可能である。
【0006】放射導体102と地導体101との間の距
離は、アンテナの帯域幅に影響を与え、放射導体102
と地導体101との専有体積が増加する程、帯域幅は増
加する傾向にある。
【0007】なお、放射導体102と地導体101の間
に誘電体を充填すると、この誘電体の比誘電率によって
アンテナを小型化することが可能になるが、小型化され
たアンテナは帯域幅が減少する傾向にある。
【0008】短絡導体103は、板状逆Fアンテナ特有
の構造である。板状逆Fアンテナは、基本形状のマイク
ロストリップアンテナの放射導体の一部を地導体と接触
させたものである。短絡導体103は、この放射導体1
02と地導体101との間を接続するために設けられて
いる。これより、短絡導体のないマイクロストリップア
ンテナの放射導体面積を1/4程度に小型化することが
できる。
【0009】図9は、このような板状逆Fアンテナを携
帯無線機に内蔵させる場合の従来の構成を示すものであ
る。
【0010】図9において、201及び202は携帯無
線機の表側及び裏側の筐体である。裏側の筐体202の
内側には、板金からなる放射導体204が取り付けられ
る。筐体202の内側に放射導体204が配設されるた
め、筐体201及び筐体202のうち、少なくとも、筐
体202の放射導体204の近傍の部分は、樹脂等の非
導電性の物質で構成される。また、図示していないが、
表側の筐体201には、各種のキースイッチや、ディス
プレイ等を配設するための取り付け穴が形成されてい
る。
【0011】筐体201と筐体202との間に、回路基
板203が配設される。回路基板203は、その全面が
導体パターンとなっている。この回路基板203の導電
パターンにより、地導体が形成される。
【0012】なお、この例では、回路基板の導電パター
ンを地導体としているが、回路基板全体を覆うシールド
ケースを地導体としたり、内部領域の一部をシールドす
るシールドケースを設け、このシールドケースを地導体
とする場合もある。
【0013】回路基板203には、給電用スプリングコ
ネクタ205及び短絡用スプリングコネクタ206がは
んだ付け等の手法により植立される。この給電用スプリ
ングコネクタ205及び短絡用スプリングコネクタ20
6が植立される位置は、放射基板203上での所定の給
電位置及び短絡位置に対応している。給電用スプリング
コネクタ206は、給電回路207に接続される。短絡
用スプリングコネクタ206は、回路基板203の導電
パターンに接続される。
【0014】表側の筐体201と裏側の筐体202との
間に、回路基板203が配置され、筐体201と筐体2
02とが固定される。このように、筐体201と筐体2
02との間に回路基板203を配置して、表側の筐体2
01と裏側の筐体202とを固定すると、回路基板20
3から植立された給電用スプリングコネクタ205及び
短絡用スプリングコネクタ206の上端が、放射導体2
04の給電位置及び短絡位置にそれぞれ接触され、電気
的な接続がなされる。
【0015】このように、この例では、回路基板203
の導電パターンにより地導体が構成され、筐体202の
内側に設けられた板金により放射導体204が構成され
る。そして、表側の筐体201と裏側の筐体202とを
固定したときに、回路基板203から植立された給電用
スプリングコネクタ205及び短絡用スプリングコネク
タ206の先端が放射導体204の給電位置及び短絡位
置にそれぞれ接触される。以上の構造とすることで、携
帯無線機の内部に、板状逆Fアンテナの構成の内蔵アン
テナが配設される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、板状逆
Fアンテナでは、放射導体と地導体との間の距離がアン
テナの帯域幅に影響を与え、帯域を広げるためには、ア
ンテナの体積を大きくした方が有利である。しかしなが
ら、近年の携帯無線機は小型軽量化が強く望まれてお
り、アンテナサイズを十分な大きさにすることができな
い場合が多い。よって、小型、軽量化された携帯無線端
末では、アンテナが小型化されており、比較的帯域幅に
余裕がない場合が多い。
【0017】図9に示したように、携帯無線機に内蔵さ
れる従来の板状逆Fアンテナでは、回路基板203から
給電用のスプリングコネクタ205及び短絡用のスプリ
ングコネクタ206を植立し、これら給電用のスプリン
グコネクタ205及び短絡用のスプリングコネクタ20
6を、放射導体204の給電位置及び短絡位置に接触さ
せる構造となっている。このような構造では、給電用の
スプリングコネクタ205及び短絡用のスプリングコネ
クタ206が放射導体204の給電位置及び短絡位置に
正確に接触していないと、アンテナの共振周波数がずれ
たり、インピーダンスの整合がとれなくなったりすると
いう問題が生じてくる。
【0018】ところが、図9に示した従来の構成では、
給電用のスプリングコネクタ205及び短絡用のスプリ
ングコネクタ206を回路基板203に実装する際の位
置ずれが起きたり、給電用のスプリングコンネタ205
及び短絡用のスプリクコネクタ206が垂直に植立でき
なかったり、放射導体204を筐体202に取り付ける
際に位置ずれが起きたりするため、給電用のスプリング
コネクタ205及び短絡用のスプリングコネクタ206
の先端を、放射導体204の所定の給電位置及び短絡位
置に精度良く接触させることは困難である。
【0019】給電用のスプリングコネクタ205の位置
及び短絡用のスプリングコネクタ206の位置に対する
放射導体204の給電位置及び短絡位置の精度が問題と
ならないように、アンテナの帯域幅を広くしておくこと
が考えられる。ところが、前述したように、アンテナの
帯域幅を広げるために、アンテナの専有体積を大きくす
る必要があり、小型化の障害となる。アンテナの専有体
積を大きくして帯域幅を広げられない場合には、給電用
のスプリングコネクタ205の位置及び短絡用のスプリ
ングコネクタ206の位置に対する放射導体204の給
電位置及び短絡位置のずれは、アンテナの共振周波数の
ずれや整合のずれを生じ、アンテナの特性劣化に直結す
る。
【0020】また、このような内蔵アンテナは、携帯無
線機が落下する等、大きな衝撃を受けても回路基板への
ダメージを低減する目的で、ある程度の遊びを持たせて
固定されているのが一般的である。
【0021】上述の従来の構造では、給電用のスプリン
グコネクタ205及び短絡用のスプリングコネクタ20
6が放射導体204の給電位置及び短絡位置に接触し
て、電気的な導通が保たれている。このため、機器の落
下などによって、回路基板203と筐体202との間の
クリアランスが変化した場合、共振周波数が動いたり、
インピーダンスのマッチングが狂ったりして、アンテナ
の放射特性が劣化してしまう可能性が高い。更に、最悪
の場合、回路基板203に設けられたスプリングコネク
タ205や短絡用のスプリングコネクタ206とアンテ
ナの放射導体204との間が機械的に離れてしまい、ア
ンテナへの給電が全く行われなくなり、携帯無線機とし
て機能しなくなる可能性がある。
【0022】したがって、この発明の目的は、放射導体
の所定の給電位置及び短絡位置から精度良く給電導体や
短絡導体を精度良く導出でき、共振周波数やインピーダ
ンスのずれが生じ難いと共に、外部からの衝撃により、
共振周波数やインピーダンスのずれが生じたり、給電が
行えなくなることを防止できるようにしたアンテナ装置
及び携帯無線機を提供することにある。
【0023】この発明の他の目的は、生産性の向上が図
れると共に、特性のばらつきが生じ難いようにしたアン
テナ装置及び携帯無線機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明は、地導体を構
成する部材と、放射導体を構成する部材と、放射導体を
構成する部材を地導体を構成する部材の所定の位置に取
り付けるためのガイド部材とからなり、地導体を構成す
る部材には、給電用の接続部が設けられ、放射導体を構
成する部材の給電位置に、その先端が伸縮自在とされた
導電性の伸縮コネクタが取り付けられ、ガイド部材に放
射部材を構成する部材を取り付け又は形成し、放射部材
が取り付け又は形成されたガイド部材を地導体を構成す
る部材に取り付け、放射導体の給電位置に取り付けられ
た伸縮コネクタの先端を地導体の給電用の接続部に接触
させるようにしたことを特徴するアンテナ装置及びこの
ようなアンテナ装置が内蔵された携帯無線機である。
【0025】放射導体をガイド部材に固定し、この放射
導体の所定の給電位置及び短絡位置に、給電用の伸縮コ
ネクタ及び短絡用の伸縮コネクタを取り付けて、このガ
イド部材を回路基板に取り付けている。この場合、放射
導体上の給電位置及び短絡位置の精度は、取り付け用の
穴の位置精度により決められるので、放射導体の所定の
給電位置及び短絡位置から精度良く給電及び短絡を行う
ことができる。
【0026】そして、ガイド部材により放射導体2が取
り付けられており、給電用の伸縮コネクタ及び短絡用の
伸縮コネクタの先端は外部に突出する方向に付勢されて
いる。このため、衝撃が加わっても、放射導体と回路基
板との間のスペースが変化することはなく、また、給電
用の伸縮コネクタの先端及び短絡用の伸縮コネクタの先
端が給電部パターン及び短絡部パターンから浮いて、電
気的な接続が断たれるというようなことが防止できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
された携帯無線機の内蔵アンテナの構成を示す分解斜視
図である。この実施の形態は、例えば、GSM(Global
System for Mobile Communication)方式の携帯電話の
端末として用いられる携帯無線機に適用されたものであ
る。
【0028】図1において、1は回路基板、2は放射導
体、3はガイド部材である。回路基板1には全面に渡っ
て導電パターンが形成されており、この導電パターンが
地導体となっている。
【0029】回路基板1には、給電部パターン11及び
短絡部パターン12が設けられる。給電部パターン11
は、給電回路14に接続される。短絡部パターン12
は、回路基板1の導電パターンに接続される。
【0030】なお、回路基板1の全面に渡って導電パタ
ーンがあるので、この導電パターンの一部を短絡部パタ
ーンとしても良い。また、ここでは、回路基板1の導電
パターンを地導体としているが、全体を覆うシールド板
や、一部の領域を覆うシールド板を地導体としても良
い。
【0031】また、回路基板1の周縁には、例えば、4
つの切欠13、13、…が設けられる。これらの切欠1
3、13、…は、放射導体2が取り付けられたガイド部
材3を回路基板1に固定するために用いられる。
【0032】放射導体2は、板金を加工して形成されて
おり、設定周波数に応じた大きさの長方形の形状とされ
ている。放射導体2には、例えば4つの位置決め穴2
1、21、…が形成される。また、放射導体2には、給
電用の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸縮コネクタ23
を挿通させるための取付け穴24及び25が形成され
る。
【0033】ガイド部材3は、回路基板1上の定められ
た位置に放射導体2を確実に配置させるための部材であ
る。ガイド部材3は、樹脂等の非導電性の物質で形成さ
れる。
【0034】ガイド部材3の上面には、放射導体2の位
置決め穴21、21、…と対応する位置に、例えば4つ
の突部32、32、…が設けられる。また、ガイド部材
3の上面には、給電用コネクタ22及び短絡用の伸縮コ
ネクタ23を取り付けるための取付け穴34及び35が
形成される。
【0035】また、ガイド部材3には、例えば4つの脚
部31、31、…が設けられる。これらの脚部31、3
1、…の先端には、回路基板1の切欠13、13、…と
係合する例えば4つの爪部36、36、…が形成され
る。
【0036】給電用の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸
縮コネクタ23は、その先端に伸縮自在のコネクト部を
有するコネクタで、その先端のコネクト部を回路基板1
の給電パターン11及び短絡パターン12に接触させ
て、電気的な導通を行うものである。このような伸縮コ
ネクタ22及び23は、例えば、図2に示すように構成
される。
【0037】図2は、伸縮コネクタ22及び23の一例
を示す断面図である。図2に示すように、伸縮コネクタ
22及び23は、パイプ部51と、コネクト部52と、
ばね部53とからなる。
【0038】パイプ部51は中空の金属部材からなる。
このパイプ部51内の中空部54の一方の端は壁部55
により閉塞されており、他方の端は挿通口56により開
放されている。この挿通口56の部分の内径は、中空部
54の部分の内径より細くされている。
【0039】また、このパイプ部51の一端の外周に
は、伸縮コネクタ全体を取り付けるための取り付け部5
9が設けられる。この取り付け部59の外径は、パイプ
部51の外周の径より大きくされている。
【0040】コネクト部52は、中空部54の内径と対
応する外径の摺動部57と、挿通口56の内径と対応す
る外径の接触ピン部58とからなる。接触ピン部58
は、回路基板1の給電部パターン11や短絡パターン1
2と接触される部分であり、電気抵抗の少ない金属から
形成される。
【0041】図2に示すように、パイプ部51の中空部
54内に、コネクト部52の摺動部57が配置され、コ
ネクト部52の摺動部57と中空部54の壁部55との
間に、ばね部53が介設される。コネクト部52の摺動
部57の外径は、中空部54の内径と対応しているた
め、コネクト部52は、パイプ部51内で摺動自在とな
る。そして、コネクト部52の摺動部57と中空部54
の壁部55との間にばね部53が介設されるため、ばね
部53の張力により、コネクト部52が付勢される。パ
イプ部51の挿通口56からは、コネクト部52の接触
ピン部58が伸縮自在に突出される。
【0042】図1において、ガイド部材3の上面に放射
導体2が載置され、放射導体2の位置決め穴21、2
1、…に、ガイド部材3の上面の突部34、34、…が
嵌合される。そして、突部32、32、…とが熱と圧力
により溶着され、ガイド部材3の上面に放射導体2が固
定される。
【0043】放射導体2には給電用の伸縮コネクタ22
の取り付け穴24及び短絡用の伸縮コネクタ23の取り
付け穴25が設けられ、ガイド部材3には給電用の伸縮
コネクタ22の取り付け穴34及び短絡用の伸縮コネク
タ23の取り付け穴35が設けられ、これらは対応した
位置にある。したがって、ガイド部材3の上部に放射導
体2を固定すると、放射導体2の取り付け穴24及び取
り付け穴25と、ガイド部材3の取り付け穴34及び取
り付け穴35とが合わさり、貫通穴が生じる。
【0044】これらの貫通穴に、給電用の伸縮コネクタ
22及び短絡用の伸縮コネクタ23が挿入される。そし
て、給電用の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸縮コネク
タ23は、放射導体2に固定される。
【0045】なお、放射導体2の給電用の伸縮コネクタ
22の取り付け穴24及び給電用の伸縮コネクタ23の
取り付け穴25の周辺にボスを形成しておき、ガイド部
材3の給電用の伸縮コネクタ22の取り付け穴34及び
短絡用の伸縮コネクタ23の取り付け穴35に嵌合でき
るようにしておくと、位置決めが行い易い。
【0046】そして、図3に示すように、放射導体2が
取り付けられたガイド部材3が回路基板1上に配置さ
れ、ガイド部材3の爪部36、36、…が回路基板1の
切欠13、13、…に係合され、放射導体2が取り付け
られたガイド部材3が回路基板1上に固定される。
【0047】放射導体2が取り付けられたガイド部材3
が回路基板1上に配置されると、給電用コネクタ22及
び短絡用コネクタ23の先端が回路基板1の給電部パタ
ーン11及び短絡部パターン12に押しつけられる。こ
の給電用コネクタ22及び短絡用コネクタ23の先端は
伸縮自在であり、外部に突出する方向に付勢されてい
る。したがって、給電用コネクタ22及び短絡用コネク
タ23により、放射導体2の給電部及び短絡部と、回路
基板1の給電部パターン11及び短絡部パターン12と
の間で、電気的な接続がなされる。
【0048】なお、放射導体2の材質としては、ここで
は、ある程度の強度のある板金を用いる例を示したが、
箔状の板金をポリイミドなどの比較的強度のあるフィル
ム状の樹脂で積層した構造のものを用いても良い。この
ような構造のものを用いると、単なる板金を用いる場合
よりも軽量化を図ることができる。
【0049】また、放射導体2を構成する板金は、表面
処理をしておくことが望まれる。この板金の表面処理と
しては、基本的には導電性の良い錆びにくい金属めっき
を施すことが望ましい。
【0050】特に、給電用の伸縮コネクタ22及び短絡
用の伸縮コネクタ23が取り付けられる部分は、金めっ
きなどを行っておくと、錆が発生したり、異種金属接触
腐食が発生したりすることがなく、信頼性が向上する。
同様に、給電用の伸縮コネクタ22及び短絡用の伸縮コ
ネクタ23全体や、その先端の部分に金めっきなどを行
っておくと、錆が発生したり、異種金属接触腐食が発生
したりすることがなく、信頼性が向上する。異種金属接
触腐食は、異種の金属が接続されているときに発生する
電位差によって、卑な金属が腐食する現象である。
【0051】このように、この例では、放射導体2をガ
イド部材3に固定し、この放射導体2の所定の給電位置
及び短絡位置に、給電用の伸縮コネクタ22及び短絡用
の伸縮コネクタ23を取り付けて、このガイド部材3を
回路基板1に取り付けている。この場合、放射導体2上
の給電位置及び短絡位置の精度は、取り付け用の穴24
及び25の位置精度により決められるので、放射導体2
の所定の給電位置及び短絡位置から精度良く給電及び短
絡を行うことができる。
【0052】そして、ガイド部材3により放射導体2が
取り付けられており、給電用の伸縮コネクタ21及び短
絡用の伸縮コネクタ22の先端は外部に突出する方向に
付勢されている。このため、衝撃が加わっても、放射導
体2と回路基板1との間のスペースが変化することはな
く、また、給電用の伸縮コネクタ22の先端及び短絡用
の伸縮コネクタ23の先端が給電部パターン11及び短
絡部パターン12から浮いて、電気的な接続が断たれる
というようなことが防止できる。
【0053】なお、放射導体2の給電位置及び短絡位置
は、アンテナの特性を決める重要な要素となる。給電位
置を変えると、インピーダンスが変化するので、給電回
路とのインピーダンスの整合がとれるように、給電位置
が決められる。
【0054】なお、上述の例では、ガイド部材3の外側
(上側)に放射導体2を配置しているが、樹脂ガイド部
材3の内側(下側)に、放射導体を取り付けるようにし
ても良い。
【0055】ガイド部材3の外側に放射導体2を取り付
けた例と、ガイド部材3の内側に放射導体2を取り付け
た例とを比較すると、放射導体と地導体の距離が同一
で、放射導体の寸法が同一であった場合には、放射導体
がガイド部材の外側にあると、放射導体と地導体間の等
価比誘電率がガイド部材の比誘電率によって上昇するの
で、アンテナの共振周波数が低下する。放射導体がガイ
ド部材の内側にある場合でも、アンテナの共振周波数は
若干低下するが、放射導体と地導体間に誘電体がある方
が、共振周波数の低下は大きい。
【0056】また、アンテナ専有体積を同一とした場
合、放射導体がガイド部材の外側に構成された方が、ア
ンテナの厚さを大きくすることができるため、帯域幅な
どの観点からは有利な方向であるが、アンテナの放射導
体側を金属板などにおいて場合の特性劣化は、金属板と
放射導体の距離が小さいために、アンテナの特性劣化が
大きい傾向にある。
【0057】また、上述の例では、放射導体2に給電用
の伸縮コネクタ22と短絡用の伸縮コネクタ23とを取
り付けるて板状逆Fアンテナの構成としているが、この
発明は、板状逆Lアンテナの場合にも、同様に適用する
ことができる。
【0058】板状逆Lアンテナとした場合には、図4に
示すように、放射導体2から、給電用の伸縮コネクタ2
2が取り付けられる。板状逆Fアンテナの場合には、図
1に示したように、給電用の伸縮コネクタ22と短絡用
の伸縮コネクタ23とが設けられるのに対して、板状逆
Lアンテナの場合には、短絡用の伸縮コネクタは設けら
れないのが相違点である。
【0059】板状逆Lアンテナの場合には、整合回路が
必要な場合が多いが、使用周波数によっては、整合回路
が不要な場合がある。勿論、板状逆Fアンテナについて
も、整合回路が不要な場合と、整合回路が必要となる場
合もある。一般的には、板状逆Lアンテナに比べて、板
状逆Fアンテナの方がインピーダンスの整合がとりやす
い。また、板状逆Lアンテナの場合には、短絡導体が無
いことから、基板との接点を1点にできるため、信頼性
の点では有利である。
【0060】図5は、この発明の他の実施の形態を示す
ものである。前述の実施の形態では、ガイド部材に、板
金からなる放射導体を取り付けるようにしているが、こ
の例では、板金からなる放射導体の代わりに、ガイド部
材上にめっき等により放射導体を形成するようにしてい
る。
【0061】図5において、回路基板61には全面に渡
って導電パターンが形成されており、この導電パターン
が地導体となっている。
【0062】回路基板61には、給電部パターン71及
び短絡部パターン72が設けられる。給電部パターン7
1は、給電回路74に接続される。短絡部パターン72
は、回路基板61の導電パターンに接続される。
【0063】また、回路基板61の周縁には、例えば4
つの切欠73、73、…が設けられる。これらの切欠7
3、73、…は、放射導体62が形成されたガイド部材
63を回路基板61に固定するために用いられる。
【0064】ガイド部材63は、その上面に形成された
放射導体62を回路基板61上の定められた位置に確実
に配置させるための部材である。ガイド部材63は、樹
脂等の非導電性の物質で形成される。
【0065】ガイド部材63の上面は設定周波数に応じ
た大きさの長方形の形状とされており、このガイド部材
63の上面にめっきが施され、放射導体62が形成され
る。そし、放射導体62が形成されたガイド部材63の
給電位置及び短絡位置からは、中空の延長部81及び8
2が延出される。
【0066】これらの延長部81及び82は、図6に示
すように、放射導体62とされためっき部分と続くよう
に、スルーホールのメッキ83が施されている。そし
て、延長部81及び82の先端部には、コネクタ取り付
け部84が設けられ、このコネクタ取り付け部84の周
囲は、スルーホールのメッキ83に続いて、メッキが施
されている。したがって、ガイド部材63の上面のめっ
きにより形成された放射導体62と、コネクタ取り付け
部84の周囲とは、延長部81及び82内のスルーホー
ルのメッキ83を介して電気的に接続されている。
【0067】図5において、ガイド部材63には、例え
ば4つの脚部85、85、…が設けられる。これらの脚
部85、85、…の先端には、回路基板61の切欠7
3、73、…と係合して、例えば4つの爪部89、8
9、…が形成される。
【0068】延長部81及び82には、給電用の伸縮コ
ネクタ64及び短絡用の伸縮コネクタ65が嵌合され
る。給電用の伸縮コネクタ64及び短絡用の伸縮コネク
タ65は、その先端に伸縮自在のコネクト部を有するコ
ネクタで、その先端のコネクト部を回路基板61の給電
パターン71及び短絡パターン72に接触させて、電気
的な導通を行うものである。このような伸縮コネクタ6
4及び65は、例えば、図7に示すように構成される。
【0069】図7は、伸縮コネクタ64及び65の一例
を示す断面図である。図7に示すように、伸縮コネクタ
64及び65は、パイプ部91と、コネクト部92と、
ばね部93とからなる。
【0070】パイプ部91は中空の金属部材からなる。
このパイプ部91内の中空部94の一方の端は壁部95
により閉塞されており、他方の端は挿通口96により開
放されている。この挿通口96の部分の内径は、中空部
94の部分の内径より細くされている。
【0071】また、このパイプ部95の一端には、伸縮
コネクタ64及び65全体を延長部81及び82に固定
するための取り付け部99が設けられる。この取り付け
部99の内径は、延長部81及び82の先端84の外径
と対応している。この取り付け部99内側には、延長部
81及び82に伸縮コネクタ64及び65を固定させる
めの摺動ばね部90が設けられる。
【0072】コネクト部92は、中空部94の内径と対
応する外径の摺動部97と、挿通口96の内径と対応す
る外径の接触ピン部98とからなる。接触ピン部98
は、回路基板61の給電部パターン71や短絡パターン
72と接触される部分であり、電気抵抗の少ない金属か
ら形成される。また、この接触ピン部98は、金メッキ
等の処理をすることが望まれる。
【0073】図7に示すように、パイプ部91の中空部
94内に、コネクト部92の摺動部97が配置され、コ
ネクト部92の摺動部97と中空部94の壁部95との
間に、ばね部93が介設される。
【0074】コネクト部92の摺動部97の外径は、中
空部94の内径と対応しているため、コネクト部92
は、パイプ部91に対して摺動自在となる。そして、コ
ネクト部92の摺動部97と中空部94の壁部95との
間にばね部93が介設されるため、ばね部93の張力に
より、コネクト部92が付勢され、コネクタ部92の先
端の接触ピン98が伸縮自在に突出される。
【0075】図5において、メッキにより放射導体62
が形成されたガイド部材63は、回路基板61上に配置
され、ガイド部材63の爪部89、89、…が回路基板
61の切欠73、73、…に係合され、ガイド部材63
が回路基板61上に固定される。
【0076】放射導体62が形成されたガイド部材63
が回路基板61上に配置されると、給電位置及び短絡位
置に形成された延長部81及び82に嵌合された給電用
の伸縮コネクタ64及び短絡用の伸縮コネクタ65の先
端が回路基板61の給電部パターン71及び短絡部パタ
ーン72に押しつけられる。この給電用の伸縮コネクタ
64及び短絡用の伸縮コネクタ65の先端は伸縮自在で
あり、外部に突出する方向に付勢されている。これによ
り、ガイド部材63の上部に形成された放射導体62の
給電位置及び短絡位置と、回路基板61の給電部パター
ン71及び短絡部パターン72との間が電気的に接続さ
れる。
【0077】なお、上述の例では、放射導体62をガイ
ド部材63の外部(上面)にメッキにより形成している
が、ガイド部材の内部(下面)に放射導体62を形成す
るようにしても良い。ガイド部材63の内部に放射導体
62をメッキにより形成した場合には、延長部の外周に
メッキを施して、伸縮コネクタと電気的に接続できる。
【0078】アンテナの厚さは回路基板上の地導体から
放射導体までの距離となり、このパラメータは非常に重
要である。延長部81及び82と伸縮ばねのストローク
はアンテナの厚さに対して最適な長さに設定されること
が望ましい。すなわち、ガイド部材61を回路基板61
に取り付けた際に伸縮コネクタ64及び65の先端が回
路基板61の給電部パターン71及び短絡部パターン7
2に最適な圧力で接する必要がある。
【0079】なお、上述までの例では、放射導体の形状
として、長方形の形状を示したが、その形状を限定する
ものではない。また、放射導体にスリットを入れたり、
開放端部を地導体板に近づけたりして、アンテナの小型
化を図ったり、複素周波数で差動する構造とするなどの
応用例が考えられる。また、放射導体の厚み方向に凹凸
を設けたり、湾曲させたりしても良く、アンテナとして
の性能が保たれるなら、放射導体の形状はどのような形
状としても良い。
【0080】また、この例では、GSM方式の携帯電話
システムの端末として用いられる携帯無線機にアンテナ
を内蔵させる例について説明したが、勿論、PDC(Pe
rsonal Digital Cellular )方式やCDMA(Code Div
ision Multiple Access )方式等、他の方式の携帯電話
システムの端末として用いる場合にも同様に適用でき
る。また、内蔵アンテナの他にホイップアンテナを設
け、ダイバシティを行う場合にも同様に適用できる。
【0081】
【発明の効果】この発明によれば、放射導体をガイド部
材に固定し、この放射導体の所定の給電位置及び短絡位
置に、給電用の伸縮コネクタ及び短絡用の伸縮コネクタ
を取り付けて、このガイド部材を回路基板に取り付けて
いる。この場合、放射導体上の給電位置及び短絡位置の
精度は、取り付け用の穴の位置精度により決められるの
で、放射導体の所定の給電位置及び短絡位置から精度良
く給電及び短絡を行うことができる。
【0082】そして、ガイド部材により放射導体2が取
り付けられており、給電用の伸縮コネクタ及び短絡用の
伸縮コネクタの先端は外部に突出する方向に付勢されて
いる。このため、衝撃が加わっても、放射導体と回路基
板との間のスペースが変化することはなく、また、給電
用の伸縮コネクタの先端及び短絡用の伸縮コネクタの先
端が給電部パターン及び短絡部パターンから浮いて、電
気的な接続が断たれるというようなことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図2】この発明の一実施の形態における伸縮コネクタ
の一例の説明に用いる断面図である。
【図3】この発明の一実施の形態の斜視図である。
【図4】放射導体の他の例の説明に用いる斜視図であ
る。
【図5】この発明の一実施の形態の分解斜視図である。
【図6】この発明の他の実施の形態における延長部の説
明に用いる断面図である。
【図7】この発明の他の実施の形態における伸縮コネク
タの一例の説明に用いる断面図である。
【図8】平板逆Fアンテナの基本構成を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の携帯無線機の内蔵アンテナの説明に用い
る分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・回路基板,2・・・放射導体,3・・・ガイド
部材,22A及び22B・・・伸縮コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J045 AA21 AB05 AB06 AB07 DA08 DA12 EA07 HA06 MA04 NA01 5J046 AA04 AA08 AA09 AA10 AA19 AB13 PA07 QA02 5J047 AA04 AA08 AA09 AA10 AB13 FD01 5K023 AA07 BB12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地導体を構成する部材と、 放射導体を構成する部材と、 上記放射導体を構成する部材を上記地導体を構成する部
    材の所定の位置に取り付けるためのガイド部材とからな
    り、 上記地導体を構成する部材には、給電用の接続部が設け
    られ、 上記放射導体を構成する部材の給電位置に、その先端が
    伸縮自在とされた導電性の伸縮コネクタが取り付けら
    れ、 上記ガイド部材に上記放射部材を構成する部材を取り付
    け又は形成し、上記放射部材が取り付け又は形成された
    上記ガイド部材を上記地導体を構成する部材に取り付
    け、上記放射導体の給電位置に取り付けられた上記伸縮
    コネクタの先端を上記地導体の上記給電用の接続部に接
    触させるようにしたことを特徴するアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 更に、上記地導体を構成する部材には、
    短絡用の接続部が設けられ、 上記放射導体を構成する部材の短絡位置に、その先端が
    伸縮自在とされた導電性の伸縮コネクタが取り付けら
    れ、 上記ガイド部材に上記放射部材を構成する部材を取り付
    け又は形成し、上記放射部材が取り付け又は形成された
    上記ガイド部材を上記地導体を構成する部材に取り付
    け、上記放射導体の給電位置に取り付けられた上記伸縮
    コネクタの先端を上記地導体の上記給電用の接続部に接
    触させると共に、上記放射導体の短絡位置に取り付けら
    れた上記伸縮コネクタの先端を上記地導体の上記短絡用
    の接続部に接触させるようにした請求項1に記載のアン
    テナ装置。
  3. 【請求項3】 上記放射導体を構成する部材は、上記ガ
    イド部材の外側に取り付け又は形成されるようにした請
    求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記放射導体を構成する部材は、上記ガ
    イド部材の内側に取り付け又は形成されるようにした請
    求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 上記放射導体を構成する部材は、板金か
    ら形成されるようにした請求項1又は2に記載のアンテ
    ナ装置。
  6. 【請求項6】 上記放射導体を構成する部材は、上記ガ
    イド部材にメッキにより形成されるようにした請求項1
    又は2に記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 上記放射導体を構成する部材は、箔状の
    金属と樹脂とを積層して形成される請求項1又は2に記
    載のアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 上記ガイド部材は、非導電性の物質から
    なる請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 上記ガイド部材は、樹脂からなる請求項
    1又は2に記載のアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 上記伸縮コネクタは、中空のパイプ部
    と、上記中空のパイプ部に摺動自在に取り付けられコン
    タクト部と、上記コンタクト部を付勢するばね部とから
    なる請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 上記地導体を構成する部材は、回路基
    板の導体パターンからなる請求項1又2に記載のアンテ
    ナ装置。
  12. 【請求項12】 上記地導体を構成する部材は、シール
    ドケースからなる請求項1又2に記載のアンテナ装置。
  13. 【請求項13】 板状アンテナが内蔵された携帯無線機
    において、 上記板状アンテナは、 地導体を構成する部材と、 放射導体を構成する部材と、 上記放射導体を構成する部材を上記地導体を構成する部
    材の所定の位置に取り付けるためのガイド部材とからな
    り、 上記地導体を構成する部材には、給電用の接続部が設け
    られ、 上記放射導体を構成する部材の給電位置に、その先端が
    伸縮自在とされた導電性の伸縮コネクタが取り付けら
    れ、 上記ガイド部材に上記放射部材を構成する部材を取り付
    け又は形成し、上記放射部材が取り付け又は形成された
    上記ガイド部材を上記地導体を構成する部材に取り付
    け、上記放射導体の給電位置に取り付けられた上記伸縮
    コネクタの先端を上記地導体の上記給電用の接続部に接
    触させるようにしたことを特徴するアンテナ装置。
  14. 【請求項14】 更に、上記地導体を構成する部材に
    は、短絡用の接続部が設けられ、 上記放射導体を構成する部材の短絡位置に、その先端が
    伸縮自在とされた導電性の伸縮コネクタが取り付けら
    れ、 上記ガイド部材に上記放射部材を構成する部材を取り付
    け又は形成し、上記放射部材が取り付け又は形成された
    上記ガイド部材を上記地導体を構成する部材に取り付
    け、上記放射導体の給電位置に取り付けられた上記伸縮
    コネクタの先端を上記地導体の上記給電用の接続部に接
    触させると共に、上記放射導体の短絡位置に取り付けら
    れた上記伸縮コネクタの先端を上記地導体の上記短絡用
    の接続部に接触させるようにしたことを特徴する請求項
    13に記載の携帯無線機。
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