JP2002063791A - 半導体記憶装置およびメモリシステム - Google Patents

半導体記憶装置およびメモリシステム

Info

Publication number
JP2002063791A
JP2002063791A JP2000249229A JP2000249229A JP2002063791A JP 2002063791 A JP2002063791 A JP 2002063791A JP 2000249229 A JP2000249229 A JP 2000249229A JP 2000249229 A JP2000249229 A JP 2000249229A JP 2002063791 A JP2002063791 A JP 2002063791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
write
read
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000249229A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fudeyasu
吉雄 筆保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000249229A priority Critical patent/JP2002063791A/ja
Priority to US09/769,417 priority patent/US20020023191A1/en
Priority to KR10-2001-0050107A priority patent/KR100396944B1/ko
Publication of JP2002063791A publication Critical patent/JP2002063791A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1087Data input latches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/1045Read-write mode select circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスの使用効率を改善しかつデータ転送効率
を改善する。 【解決手段】 書込データを転送するバス(3)と読出
データを転送するバス(4)を別々に設け、かつこれら
のバス幅を互いに異ならせる(M≠N)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
およびこれを用いたメモリシステムに関し、特に、デー
タの転送のための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図21は、従来のメモリシステムの構成
を概略的に示す図である。図21において、メモリシス
テムは、メモリIC910と、このメモリIC910に
対するCPU(中央演算処理装置)などのプロセサから
のアクセス要求に応じてメモリIC910へのアクセス
を制御するメモリコントローラ900とを含む。メモリ
コントローラ900とメモリIC910の間には、動作
制御バス912およびデータバス914が設けられる。
動作制御バス912は、メモリコントローラ900から
の制御信号CTLおよびアドレス信号ADDをメモリI
C910へ転送する。データバス914は、メモリIC
910に対する書込データおよびメモリIC910から
読出されたデータをメモリコントローラ900とメモリ
ICとの間で転送する。
【0003】動作制御バス912を介してメモリコント
ローラ900が、データアクセスに必要な制御信号CT
Lおよびアドレス信号ADDをメモリIC910へ転送
する。データ書込時においては、メモリコントローラ9
00は、また、データバス912を介してメモリIC9
10へ書込データを転送する。データ読出時において
は、メモリIC910は、動作制御バス912を介して
与えられる制御信号CTLおよびアドレス信号ADDに
従ってメモリセルの選択およびデータの読出動作を行な
い、読出データをデータバス912を介してメモリコン
トローラ900へ転送する。したがって、データバス9
14上では、メモリコントローラ900からのメモリI
C910への書込データの転送と、メモリIC910か
らメモリコントローラ900への読出データの転送とい
う双方向のデータ転送が行なわれる。一方、動作制御バ
ス912は、メモリコントローラ900からメモリIC
910へ制御信号およびアドレス信号を転送するだけで
あり、単方向バスである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図22は、この図21
に示すメモリIC910へのアクセスシーケンスを示す
タイミングチャート図である。メモリIC910は、ク
ロック信号CLKに同期してデータの入出力(転送)お
よび制御/アドレス信号の取り込みを行なう。
【0005】今、クロックサイクル♯Aにおいて、デー
タの書込を指示するライトコマンドCWが、メモリコン
トローラ900からメモリIC910へ与えられた場合
を考える。ここで、ライトコマンドCWは、図21に示
す制御信号CTLおよびアドレス信号ADD両者を含む
とする。データの書込時においては、ライトコマンドC
Wと同時に、書込データD0がデータバス914を介し
てメモリコントローラ900からメモリIC910へ転
送される。バースト長が4の場合、書込データD0−D
3が、クロックサイクル♯Aから各サイクルにおいてク
ロック信号CLKに同期して順次メモリIC910へデ
ータバス914を介して転送されてメモリIC910に
書込まれる。
【0006】次いで、クロックサイクル♯Bにおいてデ
ータの読出を指示するリードコマンドCRが、メモリコ
ントローラ900からメモリIC910へ与えられる。
このリードコマンドCRも、制御信号CTLおよびアド
レス信号ADD両者を含むとする。データの読出時にお
いては、メモリIC910は、リードコマンドCRが与
えられてから内部でメモリセルの選択およびデータの内
部読出を行なう必要があり、コラムレイテンシと呼ばれ
る期間の経過後に、メモリIC910からデータQ0−
Q3がクロック信号CLKに同期して順次読出されてメ
モリコントローラ900へ転送される。このデータ読出
時においても、バースト長が4の場合を一例として示
す。
【0007】このデータバス914が双方向データバス
であり、ある時点では、このデータバスには書込データ
Dまたは読出データQを転送することができるだけであ
る。双方向データバス914における書込データと読出
データの競合(衝突)を防止するために、データバスに
は空き時間が設けられる。特に、双方向データバス91
4に、複数のメモリIC910が並列に接続される場
合、メモリコントローラ900とメモリIC910との
距離が異なるため、そのデータ伝搬時間にも差が生じ、
この時間差を考慮して、データバスに空き時間を設ける
必要がある。また、データの書込/読出に合わせ、これ
らの書込/読出を示すコマンドを印加する場合において
も、コマンドは必要なときのみ転送されるだけであり、
このデータバス914に比べて使用頻度が少なく、動作
制御バス912の使用効率が、双方向データバス910
の使用効率に比べて低いという問題がある。
【0008】図23は、パケット形式でコマンドおよび
データを転送するメモリICの動作を示すタイミングチ
ャート図である。この図23に示すように、動作制御バ
ス912は、行選択に関連するコマンドおよび行アドレ
スを伝達する行アドレスバスと、列選択に関連するコマ
ンドおよび列アドレスを伝達するバスに分割される。行
アドレスおよび列アドレスが、時分割多重化して伝達さ
れる。また、クロック信号CLKに同期して、たとえば
4クロックサイクルにわたって行選択動作を活性化する
アクティブコマンドパッケージACTが与えられる。こ
のメモリIC910は、アドレスコマンドパッケージA
CTが与えられると、そのパッケージに含まれるアドレ
ス信号に従って行選択動作を行なう。
【0009】次いで、列アドレス/コマンドバスを介し
て、データの書込を示すライトコマンドパケットWRが
与えられる。このパケット形式の信号/データ転送時に
おいては、書込データDは、ライトコマンドパケットW
Rが与えられてから所定クロックサイクル(図23にお
いては6クロックサイクル)経過後に与えられる(内部
での書込動作レイテンシを考慮するためである)。この
書込コマンドパケットWRに続いて、データ読出を指示
するリードコマンドパケットRDが与えられる。このリ
ードコマンドパケットRDが与えられた後、所定のクロ
ックサイクル(図23では6クロックサイクル)経過後
に、読出データQが出力される。このデータの読出が行
なわれた後、行アドレスバスを介してプリチャージコマ
ンドパケットPREが与えられる。プリチャージコマン
ドパケットPREに従って、メモリIC910が、プリ
チャージ状態に復帰する。
【0010】このようなパケット形式で信号/データを
転送する場合においても、データの書込/読出を指示す
るアクセスコマンドパケットは、データの書込/読出を
行なうときのみに転送されるため、この動作制御バス9
12の使用効率が悪いという問題が生じる。
【0011】このようなバスの使用効率を改善し高速ア
クセスを実現するために、メモリIC910に複数のバ
ンクを設け、バンクをインターリーブ態様で順次アクセ
スすることが行われる。しかしながら、バンク数にも上
限があり、また、1つのバンクを選択状態に維持する時
間の上限は、DRAMセルのデータ保持時間により予め
定められる、数多くのバンクを設けて順次バンクにアク
セスするにも限度がある。
【0012】また、データバス914においては、書込
データDおよび読出データQが、ともに転送されるた
め、競合を防止するために、データバスの空き時間が生
じる。このパケット方式のメモリシステムにおいても、
メモリICが複数個並列に設けられるため、このデータ
バスの配線長の相違による信号伝搬遅延時間の相違に基
づき、データの衝突を防止するために、必要最小限の、
データの書込/読出時におけるパケット間の時間スロッ
ト(空き時間)を設ける必要がある。したがって、従来
のメモリシステムにおいては、動作制御バスおよびデー
タバスの使用効率が悪く、高速でデータを転送すること
ができないという問題がある。
【0013】それゆえ、この発明の目的は、バスの使用
効率を改善して効率的にデータ転送を行なうことのでき
る半導体記憶装置を提供することである。
【0014】この発明の他の目的は、バスの使用効率を
改善して効率的にデータを転送することのできるメモリ
システムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、書込データ、制御信号およびアドレス信号を
受ける複数の入力端子と、読出データを出力するための
少なくとも1つの出力端子を含む。書込データおよび読
出データのビット数が互いに異ならされる。
【0016】好ましくは、入力端子として機能する端子
の数と出力端子として機能する端子の数を変更するため
のデータ制御回路が設けられる。
【0017】また、好ましくは、入力端子は第1のバス
に結合され、出力端子は、第2のバスに結合される。こ
れら第1および第2のバスは、それぞれ、一方方向に沿
って信号またはデータを転送する単方向バスである。
【0018】好ましくは、さらに、内部データバスと入
力端子との間に結合され、入力端子に与えられた書込デ
ータを内部データバスのビット幅に等しいビット数の内
部書込データに変換して出力する書込変換回路と、内部
データバスと出力端子との間に結合され、内部データバ
スに読出された内部読出データを出力端子のビット数に
等しいビット幅のデータに変換して出力端子へ転送する
読出変換回路が設けられる。
【0019】好ましくは、書込変換回路は、入力端子に
与えられた書込データを順次受けてこれらの受けた書込
データを並列に内部データバスに転送する直/並変換回
路を含む。また、読出変換回路は、内部データバスに並
列に読出された複数ビットのデータを受け、これら複数
のビットを直列データに変換して順次出力端子に転送す
る並/直変換回路を含む。
【0020】好ましくは、さらに、直/並変換回路の入
力データビット幅および並/直変換回路の出力データビ
ット幅を変更するためのデータビット制御回路が設けら
れる。
【0021】書込変換回路の入力データビット数および
読出変換回路の出力データビット数を変更するためのデ
ータビット制御回路がさらに好ましくは設けられる。
【0022】また、書込変換回路および読出変換回路を
並列に動作させるための制御回路が設けられる。
【0023】この発明に係るメモリシステムは、情報を
記憶するメモリと、このメモリへのアクセスを制御する
ためのメモリコントローラと、メモリコントローラから
の書込データおよび制御信号およびアドレス信号をメモ
リに転送するための第1の単方向バスと、メモリから読
出された読出データをメモリコントローラへ転送するた
めの第2の単方向バスを含む。読出データは、ビット数
が書込データと異なる。
【0024】メモリは、好ましくは、書込データを受け
て、内部書込データを生成する書込回路と、内部で読出
された内部読出データから読出データを生成する読出回
路と、書込回路の入力データビット数および読出回路の
出力データビット数を変更するためのデータビット変更
回路が好ましくはさらに設けられる。
【0025】また、メモリコントローラは、書込データ
および読出データのビット数を変更するための回路を含
む。
【0026】また、メモリには、好ましくは書込データ
および読出データを同時に入出力するための回路が設け
られる。
【0027】好ましくは、メモリコントローラは、書込
データおよび読出データを同時に転送するための回路を
備える。
【0028】書込データビット数および読出データビッ
ト数を互いに異ならせる。書込データなどの転送が行な
われた場合には、読出データのビット数を増加させて、
できるだけ多くのバス線を利用する。データ転送の方向
および頻度に応じて、効率的にバスを使用して、データ
を転送することができ、高速のデータ転送を実現するこ
とができる。
【0029】特に、書込データを転送するバスと制御信
号およびアドレス信号を転送するバスを同一バス線で構
成することにより、より効率的に、バスを使用して、デ
ータを転送することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従うメモリシステムの構成を概略的
に示す図である。図1において、メモリシステムは、メ
モリコントローラ1とメモリIC2とを含む。メモリコ
ントローラ1は、第1のバス3を介して制御信号CT
L、アドレス信号ADDおよび書込データDをメモリI
C2へ転送する。また、メモリIC2は、読出データQ
を第2のバス4を介してメモリコントローラ1へ転送す
る。この第1のバス3は、Mビット幅であり、第2のバ
ス4は、Nビット幅であり、これらのバス3および4の
ビット幅は、互いに異なる(M≠N)。これらのバス3
および4は、それぞれ一方方向にのみ信号/データを転
送しており、単方向バスである。この第1のバス3にお
いては、制御信号CTLおよびアドレス信号ADDを転
送するバス線と、書込データDを転送するバス線が共用
される。書込データDと読出データQのビット幅が、こ
のメモリIC2の仕様値に応じて、バス3および4の使
用効率が最も高くなるように決定される。
【0031】今、図2に示すように、メモリIC2の第
1のバス3に結合される入力ピンが、4ビットの入力ピ
ンPI1−PI4を含む場合を考える。アドレス信号を
含むコマンドパケットが16ビットであり、またデータ
パケットも16ビットの場合を考える。この場合、図2
に示すように、まず、データの書込を指示するコマンド
パケットが、クロック信号CLKに同期して4ビット単
位で転送される。したがって、コマンドパケットの16
ビットC1−C16は、クロック信号CLKの4サイク
ルにわたってメモリコントローラ1から第1のバス3を
介してメモリIC2へ転送される。続いて、同じ第1の
バス3を介して、書込データDが転送される。この書込
データDが、16ビットI1−I16であり、同様、ク
ロック信号CLKに同期して4ビット単位でメモリIC
2へ第1のバス3を介して転送される。したがって、こ
のデータ書込において、合計8クロックサイクルが必要
となる。
【0032】一方、図3に示すように、第1のバス3
を、5ビットバスに設定し、第2のバス4を3ビット幅
に設定する。第1のバス3および第2のバス4の合計ビ
ット数は8ビットであり、この合計ビット幅は変更され
ない。第1のバス3を5ビット幅とした場合、16ビッ
トのコマンドパケットは、4クロックサイクルにわたっ
て転送される。一方、第4クロックサイクルにおいて書
込データビットI1をコマンドアドレスビットC16と
ともに転送することにより、データパケットは、実質的
に、3クロックサイクルで転送することができる。した
がって、合計7クロックサイクルで、コマンドパケット
およびデータパケットを転送することができる。このと
き、第2のバス4に結合されるメモリIC2の出力端子
PO1−PO3から、16ビットのデータQを、3ビッ
ト単位で、順次転送する。したがって、データの書込と
並行して、第1のバス4を介して16ビットO1−O1
6の読出データQをメモリコントローラ1へ転送するこ
とができる。これにより、第1のバス3および第2のバ
ス4両者におけるバスの空き時間を短縮することができ
る。
【0033】データ読出時においては、データ書込を指
示するコマンドパケットの前に、データ読出を指示する
リードコマンドパケットを転送する。リードコマンドパ
ケット転送後、コラムレイテンシ経過後に、データビッ
トO1−O16がメモリIC2から3ビット単位で読出
される。すなわち、メモリIC2においては、データの
入力回路およびデータの出力回路は同時に動作する。内
部においてメモリセルの選択、書込動作および読出動作
が、コマンドの印加順序に従って実行される。単に、こ
のメモリIC2の、バス3および4に結合されるインタ
ーフェイス回路において、データの書込/読出が同時に
実行される。
【0034】図4は、図1に示すメモリIC2の構成を
概略的に示す図である。図4において、メモリIC2
は、行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リセルアレイ5と、このメモリセルアレイ5の行の選択
に関連する動作を行なう行系回路6と、メモリセルアレ
イ5の列選択に関連する動作を行なう列系回路7を含
む。メモリセルアレイ5においては、メモリセル行に対
応してワード線が配設され、メモリセル列に対応してビ
ット線が配設される。
【0035】行系回路6は、行アドレスをデコードする
ロウデコーダ、ロウデコーダからのデコード信号に従っ
てアドレス指定された行に対応するワード線を選択状態
へ駆動するワード線ドライブ回路、ビット線を所定電圧
レベルにプリチャージしかつイコライズするプリチャー
ジ/イコライズ回路、およびメモリセルデータの検知、
増幅およびラッチを行なうセンスアンプ回路等を含む。
【0036】列系回路7は、列アドレスをデコードして
列選択信号を生成するコラムデコーダ、選択列のメモリ
セルへのデータの書込を行なうライトドライブ回路、お
よび選択メモリセルのデータを増幅するプリアンプ等を
含む。
【0037】メモリIC2は、Mビットの第1のバス3
に結合される入力ピン端子群PIGを介してメモリコン
トローラ1からのコマンドパケットおよび書込データを
受ける入力バッファ10と、入力バッファ10からのコ
マンドパケットをデコードし、内部動作を指定する動作
モード指示信号を生成するコマンドデコーダ11と、コ
マンドデコーダ11からの書込動作モード指示信号WR
ITEに従って入力バッファ10からのMビットのデー
タをPビットの書込データに変更して内部データバス1
3上に伝達するビット幅拡張回路12と、内部データバ
ス13からのPビット幅の内部読出データを受け、コマ
ンドデコーダ11からの読出動作モード指示信号REA
Dに従ってこの内部データバス13上に読出されたPビ
ットの読出データをNビットデータに変換するビット幅
縮小回路15と、このビット幅縮小回路15からのデー
タをNビットの出力端子群POGを介して順次出力する
出力バッファ16と、コマンドデコーダ11からの動作
モード指示信号に従って指定された動作に必要な制御信
号を生成する制御回路14を含む。この制御回路14
は、図4において行系回路6および列系回路7に対する
制御信号を発生するように示す。この制御回路14から
また、出力バッファ16に対し出力イネーブル信号が与
えられてもよい。
【0038】図4に示すように、ビット幅拡張回路12
を利用して、たとえば、図3に示すように4クロックサ
イクルにわたって伝達される16ビットの書込データ
を、内部の16ビットの書込データにして一度に内部デ
ータバス13上に転送する(P=16の場合)。一方、
ビット幅縮小回路15は、出力端子群POGのビット幅
N(=3)に合わせて、内部データバス13に読出され
たP(=16)ビットのデータのビット幅を縮小し、順
次クロック信号に従って出力バッファ16に転送する。
これにより、メモリICの仕様に応じて、入力ピン端子
群PIGおよび出力ピン端子群POGのビット幅を設定
して、効率的に、データの転送を行なうことができる。
【0039】内部データバス13は、たとえば16ビッ
ト幅であり、メモリセルアレイ5においてコマンドパケ
ットに含まれるアドレス信号に従って選択された16ビ
ットのメモリセルに対し同時にデータの書込または読出
が、与えられたコマンドに従って制御回路14の制御の
もとに実行される。
【0040】図5は、図4に示すビット幅拡張回路12
の構成を概略的に示す図である。図5において、ビット
幅拡張回路12は、図4に示すコマンドデコーダ11か
らの書込動作モード指示信号WRITEとクロック信号
CLKとに従って、転送クロック信号T0−T3を順次
発生する書込転送制御回路22と、書込転送制御回路2
2からの転送クロック信号T0−T3にそれぞれ従って
導通し、入力バッファ10からのデータビットを転送す
るトランスファーゲート20a−20dと、トランスフ
ァーゲート20a−20dそれぞれに対応して設けら
れ、対応のトランスファーゲート20a−20dから転
送されたデータビットをラッチするラッチ回路21a−
21dを含む。これらのラッチ回路21a−21dは、
書込転送制御回路22からの書込活性化信号φWRの活
性化時ラッチしたデータビットを内部データバス13に
並列に転送する。この内部データバス13上のデータビ
ットが、図4に示す列系回路7に含まれるライトドライ
バへ与えられる。
【0041】この図5に示すビット幅拡張回路12にお
いて、図3に示すようなデータビットの構成の場合、ト
ランスファーゲート20aは1ビットデータを転送しラ
ッチ回路21aが1ビットデータのラッチおよび出力を
行なう。トランスファーゲート20b−20dは、それ
ぞれ5ビットのデータの転送を行ない、ラッチ回路21
b−21dが、5ビットのデータのラッチおよび出力を
行なう。トランスファーゲート20aは、入力バッファ
10の5ビットの出力のうち、予め定められたデータビ
ットに結合される。残りのトランスファーゲート20b
−20dは、入力バッファ10の内部出力ノードにそれ
ぞれ結合される。次に、この図5に示すビット幅拡張回
路12の動作について図6に示すタイミングチャート図
を参照して説明する。
【0042】ライトコマンドパケットが与えられると、
このライトコマンドパケットに含まれるライトコマンド
に従って、コマンドデコーダ11が書込動作モード指示
信号WRITEを活性化する。この書込動作モード指示
信号WRITEが活性化されると、書込転送制御回路2
2は、クロック信号CLKに従って、転送クロック信号
T0−T3を順次活性化(Hレベルに駆動)する。これ
により、トランスファーゲート20a−20dが順次導
通し、入力バッファ10へ与えられたデータをそれぞれ
転送し、対応のラッチ回路21a−21dにラッチさせ
る。
【0043】この書込動作モード指示信号WRITEが
活性化されてから所定の時間tCWD(CAS−書込遅
延時間)が経過すると、書込活性化信号φWRが活性化
され、ラッチ回路21a−21dは、ラッチしたデータ
ビットを並列に内部データバス13に伝達する。したが
って、転送クロック信号T0−T3に従って、転送され
た1ビットデータ、5ビットデータ、5ビットデータお
よび5ビットデータが、それぞれラッチ回路21a−2
1dにラッチされた後、並列に16ビット幅の内部デー
タバス13に転送される。メモリセルの選択はライトコ
マンドパケットに含まれるアドレス信号に従って行なわ
れる。
【0044】ここで、入力バッファ10へは、ライトコ
マンドパケットおよび書込データ両者が直列に与えられ
ており、ライトコマンドパケットに続いて、書込データ
パケットが転送される。しかしながら、ライトコマンド
パケット印加後、所定の時間経過後に、書込データパケ
ットが印加されてもよい。書込データパケットとライト
コマンドパケットの間の時間は予め定められているた
め、この書込動作モード指示信号WRITEが活性化さ
れてから所定時間経過後に、書込転送制御回路22の制
御の下に転送クロック信号T0−T3が順次活性化され
る。この場合、単に、転送クロック信号T0−T3の活
性化タイミングが所定時間遅れるだけである。
【0045】なお、ラッチ回路21a−21dの構成
は、トランスファーゲート20a−20dを介して与え
られるデータビットをラッチし、書込活性化信号φWR
に従ってラッチデータビットを転送する構成であればよ
い。これらのラッチ回路21a−21dは、たとえば、
トランスファーゲートとインバータラッチ回路とで構成
することができる。
【0046】また、書込転送制御回路22は、書込デー
タビットの幅が固定されている場合には、書込動作モー
ド指示信号WRITEに従って所定のクロックサイクル
期間クロック信号CLKを発生する構成であればよい。
たとえば、書込動作モード指示信号WRITEの活性化
に応答してセットされて4クロックサイクル経過すると
リセットされるフリップフロップを設け、このフリップ
フロップの出力信号とクロック信号CLKの論理積によ
り転送クロック信号T0−T3を生成することができ
る。
【0047】また、図6においては、転送クロック信号
T0−T3は、クロック信号CLKに同期して発生され
ている。これは、図3に示すように、クロック信号CL
Kの立下がりに同期して外部からのコマンドおよびデー
タビットのサンプリングが行なわれるためである。しか
しながら、このクロック信号CLKの立上がりに同期し
て転送クロック信号T0−T3が生成されてもよい。
【0048】また、クロック信号CLKの立上がりエッ
ジおよび立下がりエッジ両者を用いてデータパケットお
よびコマンドパケットの転送を行なうDDR(ダブル・
データ・レート)モードの場合、入力バッファ10にお
いて、このクロック信号CLKの立上がりエッジおよび
立下がりエッジで信号/データビットのサンプリングを
行なった後、クロック信号CLKの立上がりエッジまた
は立下がりエッジでこれらのサンプリングした信号/デ
ータビットを並列に出力する構成が用いられれば、図5
に示す構成をDDRモードにおいても利用することがで
きる。
【0049】図7は、図4に示すビット幅縮小回路15
の構成を概略的に示す図である。図7において、ビット
幅縮小回路15は、内部データバス13の異なるバス線
に設けられるラッチ回路31a−31fと、ラッチ回路
31a−31fそれぞれに対応して設けられ、転送クロ
ック信号Ta−Tfに従って対応のラッチ回路31a−
31fのラッチデータを出力バッファ16へ転送するト
ランスファーゲート30a−30fと、読出動作モード
指示信号READとクロック信号CLKとに従って転送
クロック信号Ta−Tfを生成しかつラッチ回路31a
−31fへ読出活性化信号φRDを与える読出転送制御
回路32を含む。
【0050】ラッチ回路31a−31eは、たとえば、
図3に示すデータ転送を実現するため3ビット幅を有
し、ラッチ回路31fは1ビット幅を有する。出力バッ
ファ16は、トランスファーゲート30a−30fから
与えられる3ビットデータを順次3ビットのデータ出力
端子群へ転送する。次に、この図7に示すビット幅縮小
回路15の動作を図8に示すタイミングチャート図を参
照して説明する。
【0051】まず、リードコマンドパケットが与えられ
ると、読出動作モード指示信号READが活性化され
る。読出転送制御回路32は、この読出動作モード指示
信号READの活性化に応答して、所定の期間(コラム
レイテンシ−1クロックサイクル)をカウントし、所定
の期間が経過すると、読出活性化信号φRDを活性化す
る。このコラムレイテンシ−1(tCAC−1)のサイ
クル期間は、内部でメモリセルアレイの列選択および選
択メモリセルデータの内部転送(プリアンプの活性化を
含む)に要する時間により決定される。
【0052】ラッチ回路31a−31fは、この読出活
性化信号φRDの活性化に従って内部データバス13に
与えられた16ビットのデータを、それぞれ、3ビッ
ト、3ビット、3ビット、3ビット、3ビットおよび1
ビットずつラッチする。
【0053】次いで、読出データ制御回路32は、次の
クロックサイクルから転送クロック信号Ta−Tfを順
次活性化する。ラッチ回路31a−31fにラッチされ
たデータが、トランスファーゲート30a−30fを介
して出力バッファ16へ順次転送される。出力バッファ
16が、3ビットデータを順次出力する。
【0054】したがってこの図7に示す構成の場合、1
6ビットデータを3ビットデータに変換して直列に順次
出力する。
【0055】なお、転送クロック信号Ta−Tfは、ク
ロック信号CLKに同期して発生されている。しかしな
がら、これらの転送クロック信号Ta−Tfは、クロッ
ク信号CLKと位相が180°異なっていてもよい。出
力バッファ16において、このデータビットをクロック
信号CLKの立上がりに同期して順次転送する。また、
出力バッファ16が、DDRモードでデータビットを転
送するように構成されてもよい。このDDRモードでの
転送時においては、転送クロック信号Ta−Tfは、ク
ロック信号CLKの半クロックサイクルずつ位相をずら
せて活性化する。またはこれに代えて、転送クロック信
号Ta−Tfの2つを組として同時に活性化し、出力バ
ッファ16において6ビットデータを3ビットデータに
変換してクロック信号CLKの立上がりエッジおよび立
下がりエッジに同期して転送する(出力バッファが6ビ
ット/3ビットの並/直変換を行なう。これらのデータ
転送時おけるクロック信号CLKと読出データビットの
位相関係は、用いられるメモリICの仕様に応じて適当
に定められればよい。
【0056】図8は、図3に示すデータの書込および読
出を行なう際のビット幅拡張回路12およびビット幅縮
小回路15の動作を示すタイミングチャート図である。
以下、図8を参照して、このデータの書込および読出動
作について説明する。
【0057】クロック信号CLKのサイクル♯0におい
てリードコマンドパケットに従って読出動作モード指示
信号READが活性化される。この読出動作モード指示
信号READが活性化されると、2クロックサイクル後
のクロックサイクル♯3において、読出活性化信号φR
Dが活性化され、図7に示すラッチ回路31a−31f
が内部データバス13上の内部読出データビットをそれ
ぞれラッチする。
【0058】続いて、クロックサイクル♯4から、転送
クロック信号Ta−Tfが順次活性化され、ラッチ回路
31a−31fのラッチデータがトランスファーゲート
30a−30fを介して出力バッファ16へ与えられ
る。
【0059】ライトコマンドパケットが4クロックサイ
クルにわたって印加されるため、クロックサイクル♯2
から、クロックサイクル♯5においてライトコマンドパ
ケットが印加される。このライトコマンドパケットに従
ってクロックサイクル♯6において書込動作モード指示
信号WRITEが活性化される。この書込動作モード指
示信号WRITEの活性化に従って、図5に示す書込転
送制御回路22が活性化され、転送クロック信号T0−
T3を、クロックサイクル♯7から♯10にわたって順
次活性化する。転送クロック信号T0−T3に従って図
5に示すラッチ回路21a−21dに書込データがラッ
チされる。クロックサイクル♯11において書込活性化
信号φWRが活性化され、このラッチ回路21a−21
dにラッチされたデータビットが内部データバス13に
並列に転送される。
【0060】したがって、このクロックサイクル♯4お
よび♯5においては、第1のバス3および第2のバス4
がともに信号およびデータをそれぞれ転送している。ま
た、クロックサイクル♯7からクロックサイクル♯9に
おいては、第1のバス3および第2のバス4が、それぞ
れデータビットを転送している。したがって、バスの空
き時間が短くなり、データ転送効率を改善することがで
きる。
【0061】この図8に示すように、転送クロック信号
Ta−Tfの活性化時にはラッチ回路31a−31f
(図7参照)に読出データビットがラッチされており、
内部でデータ読出のための列選択動作は完了する。した
がって、この読出動作活性化信号φRDに従って列系回
路を一旦リセットした後、再び、クロックサイクル♯1
1において書込活性化信号φWRを活性化する。この転
送クロック信号Ta−TfおよびT0−T3の発生時
に、内部で列選択を行なう。この列選択に要する時間
は、図8においては、2クロックサイクル期間であり、
内部で、転送クロック信号Ta−Tfを順次活性化して
いる際に、書込動作モード指示信号WRITEが活性化
されて内部で列選択を書込動作のために行なっても、何
ら内部データの衝突は生じない。
【0062】また、メモリICが複数のバンクを含む場
合、バンクへインターリーブ態様でアクセスすることに
より、よりバスの利用効率を改善することもできる。
【0063】図5に示す書込転送制御回路22および図
7に示す読出転送制御回路32は、互いに独立に動作可
能であり、この独立動作により、第1のバスおよび第2
のバスに、書込データおよび読出データを同時に転送す
ることができる。
【0064】なお、内部で書込データと読出データの衝
突の生じる可能性がある場合(データ書込および読出時
のコラムレイテンシがコマンドパケットの印加クロック
サイクル数よりも長い場合)、内部で、1つの列選択動
作が完了するまで、次の列選択動作を待機させる競合回
避回路を設けておけば、このような内部でのデータバス
でのデータの衝突は防止することができる。
【0065】図9は、図1に示すメモリコントローラ1
の構成を概略的に示す図である。図9において、メモリ
コントローラ1は、プロセサなどの処理装置とのアクセ
スを行なうインターフェイス回路40と、インターフェ
イス回路40に結合され、処理装置からのメモリICへ
のアクセス要求に従って必要なパケットを生成する制御
回路41と、制御回路41からのパケットを受け、その
ビット幅を縮小するビット幅縮小回路42と、ビット幅
縮小回路42により縮小された縮小パケットをクロック
信号CLKに同期して第1のバス3に伝達する出力回路
43と、第2のバス4から与えられるデータをクロック
信号CLKに同期して取込む入力回路44と、入力回路
44からのデータビットを所定のビット幅のデータパケ
ットに変換して制御回路41へ与えるビット幅拡張回路
45を含む。
【0066】この制御回路41は、メモリICの距離
(複数のメモリICが設けられているとき)に応じて、
データ読出指示を与えた場合の読出データの返送タイミ
ングを決定して入力回路44を活性化する。これらのビ
ット幅縮小回路42およびビット幅拡張回路45は、そ
れぞれ制御回路41の制御のもとに活性化される。この
メモリコントローラ1において、第1のデータバス3お
よび第2のデータバス4のビット幅に応じて、送受する
パケットのビット幅をおよびクロックサイクル数を調整
することにより、データバス3および4のビット幅変更
に容易に対応することができる。
【0067】図10は、図9に示すビット幅縮小回路4
2の構成を概略的に示す図である。図10において、ビ
ット幅縮小回路42は、制御回路41からのコマンドパ
ケットおよび書込データパケットを所定ビット(たとえ
ば4ビット)単位で受けてラッチするラッチ回路50a
−50dと、ラッチ回路50a−50dそれぞれに対応
して設けられ、出力転送制御回路51からの転送クロッ
ク信号T0−T3に従って対応のラッチ回路50a−5
0dのラッチ信号/データビットを出力回路43へ転送
するトランスファーゲート51a−51dを含む。
【0068】ラッチ回路50a−50dへは、コマンド
パケットは全ビット並列に与えられてラッチされる。出
力転送制御回路52は、制御回路41からの転送指示X
Fおよび書込指示WRに従って、転送活性化信号φXF
を活性化する。ラッチ回路50a−50dに、コマンド
のビットおよびデータビットがラッチされた後に、出力
転送制御回路52が、転送クロック信号T0−T3を順
次活性化する。したがって、5ビット単位で、4サイク
ルにわたってコマンドパケットが転送された後、データ
書込時においては、続いて、5ビット単位で、書込デー
タが出力回路43を介して転送される。データ読出を指
示するときには、書込指示信号WRは非活性状態であ
り、出力転送制御回路52は、リードコマンドパケット
のみをラッチ回路50a−50dにラッチさせた後、転
送クロック信号T0−T3を順次活性化する。これによ
り、リードコマンドパケットのみが転送される。また、
書込データビットの位置も、制御回路41の制御のもと
に、予め定められ、ラッチ回路50a−50dには、そ
れぞれ所定の位置のコマンドパケットの信号およびデー
タビットが格納される。
【0069】図11は、図9に示すビット幅拡張回路4
5の構成の一列を概略的に示す図である。図11におい
て、ビット幅拡張回路45は、入力回路44に並列に結
合されるトランスファーゲート55a−55fと、トラ
ンスファーゲート55a−55fそれぞれに対応して設
けられるラッチ回路56a−56fと、読出動作モード
指示信号READの活性化に応答して、コラムレイテン
シおよびデータ伝搬遅延時間およびデータ入力クロック
サイクル数が経過した後に、転送指示信号φLTを活性
化する読込転送制御回路57を含む。ラッチ回路56a
−56fのラッチデータビットは転送指示信号φLTの
活性化に応答して並列に制御回路へ与えられる。入力回
路44へは、3ビットの読出データが順次メモリICか
ら転送される。
【0070】読込転送制御回路57は、制御回路41か
ら読出動作モード指示信号READの活性化時、まず転
送クロック信号Ta−Tfを、順次活性化する。トラン
スファーゲート55fは入力回路44の所定の内部出力
ノードに結合され、1ビットのデータを転送する。した
がって、ラッチ回路56a−56eには、3ビットのデ
ータが格納され、ラッチ回路56fには、1ビットのデ
ータが格納される。この入力回路44を介して転送され
たデータビットがラッチ回路56a−56fに転送され
てラッチされると、読込転送制御回路57は、転送指示
信号φLTを活性化する。これにより、ラッチ回路56
a−56fにラッチされた16ビットのデータが、制御
回路41へ並列に与えられる。
【0071】転送クロック信号Ta−Tfの活性化順序
を、メモリICにおける転送クロック信号Ta−Tfの
活性化順序と同じとすることにより、制御回路41に対
し、データビットの位置をメモリICにおいて読出され
る内部読出データ(16ビット)の位置と異ならせるこ
となく与えることができる。メモリコントローラ1およ
びメモリIC2においてそれぞれ内部で16ビットのデ
ータが処理される場合、5ビットの第1のバスおよび3
ビットの第2のバスを介してデータ転送を行ない、バス
使用効率を改善でき効率的にデータ転送を行なうことが
できる。
【0072】なお、上述の説明においては、第1のバス
を介して転送される書込データビットの数を読出データ
ビットの数よりも大きくしている。しかしながら、逆
に、読出動作が頻繁に行なわれるなどの場合、この第2
のデータバス4のビット幅を、第1のデータバス3のビ
ット幅よりも大きくしてもよい。
【0073】なお、上述の説明においては、16ビット
のコマンドが、4ビット幅のパケットで4クロックサイ
クルにわたって転送されており、また16ビットのデー
タが転送されている。しかしながらこれらのビット幅
は、単なる一例であり、たとえば32ビットまたは64
ビットのなどのビット幅のコマンドおよびデータが転送
されてもよい。また、内部データバスの幅も16ビット
以外の64ビットまたは256ビットなどの幅であって
も良い。
【0074】なお、コマンドおよびアドレスもビット幅
が変換されてコマンドデコーダおよびアドレスデコーダ
へ与えられる。
【0075】[変更例]図12は、この発明の実施の形
態1のメモリシステムの変更例の構成を概略的に示す図
である。図12においては、メモリコントローラ1とメ
モリIC2とは、制御/アドレスバス3aおよび書込デ
ータバス3bおよび読出データバス4により結合され
る。書込データバス3bはmビット幅であり、読出デー
タバス4は、nビット幅である。これらのデータバス3
bおよび4のビット幅mおよびnは互いにその値が異な
る。制御/アドレスバス3aは、そのビット幅が固定さ
れている。このようなリード/ライト分離の構成におい
ても、データバス3bおよび4のビット幅mおよびnを
それぞれ適当な値に設定することにより、バスの使用効
率を改善することができる。この場合においても、メモ
リコントローラ1およびメモリIC2においては、ビッ
ト幅拡張回路およびビット幅縮小回路が同様に、データ
ビットに対して設けられる。制御/アドレスバス3aに
対しては、このようなビット幅拡張/縮小回路は設けら
れない。
【0076】図13は、図12に示すメモリシステムの
データの書込/読出を示すタイミングチャート図であ
る。クロックサイクル♯Aにおいてデータ読出を示すリ
ードコマンドR1が与えられる。コラムレイテンシが2
であり、クロックサイクル♯Bから、データビットQA
1−QA4が順次読出される。これらは、メモリICの
内部データバスのビット幅よりも小さなビット幅を有す
るデータである。クロックサイクル♯Bにおいてデータ
の書込を示すライトコマンドWを与える。データ書込時
において、書込データバス3bを介して書込データDA
1−DA4がクロックサイクル♯Bから与えられる。メ
モリICにおいては、内部のラッチ回路によりデータビ
ットがすべてラッチされており、このクロックサイクル
♯Bにおいては、内部の列選択動作は完了している。し
たがってクロックサイクル♯Bにおいてライトコマンド
Wを与えて、書込データビットDA1−DA4を順次内
部でラッチしても、何らメモリセルを読出すための列選
択動作に悪影響を及ぼさない。内部でリードコマンドに
よる列選択動作が完了すると、次いでライトコマンドに
よるデータ列選択が行なわれて、このデータビットDA
4の格納後、内部で選択メモリセルへのデータの書込が
実行される。
【0077】このように書込データバスおよび読出デー
タバスを別々に設けることにより、互いに同時に、書込
データビットおよび読出データビットを転送することが
できる。この図13に示す構成の場合、たとえば内部の
データバスが256ビットの幅を有し、データの入出力
回路部において、32ビットのデータが選択されて入出
力される構成の場合において、たとえば読出が頻繁に行
なわれる場合には、データのビット幅を、たとえば48
ビットとし、書込データバスの幅を、16ビットに低減
する。書込データバスと読出データバスのビット幅の合
計は変化しない。これにより、データ読出が頻繁に行な
われる回路において、データ読出を高速で効率的に行な
うことができる。また、書込が頻繁に行なわれる場合に
は、この書込データバスのビット幅を読出データバスの
ビット幅よりも大きくする。この場合も、読出データバ
スと書込データバスのビット幅は同じとする。
【0078】したがって、内部メモリICにおいて内部
で転送可能なデータビットの数よりも、外部でのデータ
転送可能なビット数が少ない場合、本発明を適用して、
効率的なデータ転送を行なうことができる。この内部2
56ビット、外部32ビット構成の場合、メモリIC内
において256:32選択を行なうデコーダを非活性状
態として、256ビットを同時に選択する状態に設定す
る。これにより、256ビットのデータをラッチして、
48ビット単位で外部へ読出ことができる。また、書込
データを16ビット単位で受けて直列/並列変換を行な
うことにより、256ビットのデータバスへ内部書込デ
ータを転送することができる。
【0079】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、書込データを転送するバスと読出データを転送
するバスを別々に設けかつそれらのバス幅を異ならせて
おり、処理用途において効率的にバス幅を設定して、効
率的にデータ転送を行なうことができ、バスの使用効率
を改善することができる。
【0080】[実施の形態2]図14は、この発明の実
施の形態2に従うメモリICの要部の構成を概略的に示
す図である。図14において、メモリIC2は、第1の
バス3にピン端子群PGAを介して結合されかつ第2の
バス4に、ピン端子群PGBを介して結合される入力バ
ッファ回路70と、入力バッファ回路70の出力データ
ビット幅を変換して内部データバス13に伝達するビッ
ト幅変換回路72と、ピン端子群PGAおよびPGBに
結合される出力バッファ回路74と、内部データバス1
3に読出されたビット幅Pのデータのビット幅を出力バ
ッファ回路70のビット幅に変換して内部読出データを
転送するビット幅変換回路76と、入力バッファ回路7
0およびビット幅変換回路72のビット幅ならびに出力
バッファ回路74およびビット幅変換回路76のビット
幅を設定するモードレジスタ78を含む。
【0081】モードレジスタ78は、モードレジスタセ
ットコマンドMRSが与えられると、ピン端子群PGA
およびPGBの所定のピン端子に与えられたデータを取
込み(この回路は示されず)、入力データビット数設定
信号IBSおよび出力データビット数設定信号OBSを
生成する。入力バッファ回路70のビット幅が、この入
力ビット数設定信号IBSにより設定され、またビット
幅変換回路72も、変換ビット幅が、入力バッファ回路
70と内部データバス13のビット幅に応じて設定され
る。出力バッファ回路74は、そのビット幅が、出力デ
ータビット数設定信号OBSに設定され、またビット幅
変換回路76も、出力データビット数設定信号OBSに
従ってビット幅変換処理内容が決定される。
【0082】この図14に示すように、書込データビッ
ト数および読出データビット数をモードレジスタ78に
格納されたデータに従って変更することにより、プロセ
サなどのデータ処理時において、読出が連続して行なわ
れる場合には、読出データビットの数を多くし、また書
込が多く行なわれる処理モード時においては、書込デー
タビットの幅を広くする。ただし、この場合において
は、内部データバス13のビット幅Pは、データバス3
および4のビット幅の合計(M+N)よりも広いという
条件が要求される。また、全ピン端子数M+Nは一定で
ある。
【0083】ビット幅変換回路72および76のビット
幅および入力バッファ回路70および出力バッファ回路
74のビット幅をプログラム可能とすることにより、処
理内容に応じて、最適なデータビット数を設定すること
ができ、効率的なデータ転送を実現することができる。
【0084】図15は、図14に示す入力バッファ回路
70およびビット幅変換回路72の構成を概略的に示す
図である。図15において、入力バッファ回路70は、
ピン端子群PGAおよびPGBに結合される入力回路7
0aと、入力ビット幅設定信号IBSに従ってこの入力
回路70aのビット幅を設定する入力幅設定回路70b
を含む。入力回路70aは、Mビット幅の端子群PGA
に結合されるトライステートバッファ回路79a−79
mと、Nビット幅の端子群PGBに結合されるトライス
テートバッファ回路79n−79sを含む。これらのト
ライステートバッファ回路79a−79sの各々は、入
力幅設定回路70bからのイネーブル信号ENa−EN
sに従って選択的に活性化される。入力幅設定回路70
bは、入力ビット幅設定信号IBSをデコードして、イ
ネーブル信号ENa−ENsを選択的に活性化する。
【0085】ビット幅変換回路72は、入力回路70a
からの(M+N)ビットのバス線をPビットの内部信号
線群72eに結合するバス線選択回路72aと、このバ
ス線選択回路72aのPビットの出力信号を転送する転
送回路72cと、転送回路72cから転送されたデータ
ビットをラッチしかつPビットの内部データバス13に
並列に転送する書込ラッチ回路72dと、バス線選択回
路72a、転送回路72cおよび書込ラッチ回路72d
の動作を制御する書込転送制御回路72bを含む。
【0086】バス線選択回路72aは、その構成は後詳
細に説明するが、スイッチマトリックスで構成され、書
込転送制御回路72bからのデータビット幅設定信号に
従って、選択的に、(M+N)ビットのトライステート
バッファを選択的にPビットの信号線群72eに結合す
る。
【0087】転送回路72cは、Pビットの内部信号線
群72eの信号線それぞれに対応して設けられるトラン
スファーゲート81a−81pを含む。これらのトラン
スファーゲート81a−81pは、それぞれ個別に書込
転送制御回路72bによりその導通/非導通が制御され
る。
【0088】書込ラッチ回路72dも、このトランスフ
ァーゲート81a−81pそれぞれに対応して設けられ
るラッチ回路82a−82pを含む。これらのラッチ回
路82a−82pは、与えられたデータをラッチし、か
つ書込転送制御回路72bからの書込活性化信号φWR
に従ってラッチデータを並列に内部データバス13に転
送する。
【0089】転送回路72cにおいて、その入力データ
ビット幅単位でトランスファーゲートを活性化すること
により、書込ラッチ回路72bに、必要なデータをラッ
チさせることができる。すなわち、書込転送制御回路7
2bは、この入力データビット幅設定信号IBSに従っ
て、転送クロック信号TCa−TCpを、入力ビット幅
単位で順次活性化する。
【0090】図16は、図15に示すバス線選択回路7
2aの構成の一例を示す図である。図16においては、
この端子群PGAおよびPGBの合計ビットが8ビット
であり、内部データバス13のビット幅Pが16ビット
の場合の構成を一例として示す。
【0091】図16において、バス線選択回路72a
は、内部信号線群72eに結合される信号線L1−L1
6と、これらの信号線L1−L16に対応して設けられ
るスイッチング素子SWを含むスイッチング回路SWG
1−SWG8を含む。
【0092】スイッチング回路SWG1は、選択信号φ
1に応答して信号線L1を、信号線L2−L16に結合
するスイッチング素子SWを含む。このスイッチング素
子SWは、トランスファーゲートで構成されてもよく、
またトランスミッションゲートで構成されてもよい。ス
イッチング回路SWG2は、選択信号φ2に応答して、
信号線L1を、信号線L3、L5、L7L9、L11、
L13、およびL15に接続するスイッチング素子群
と、信号線L2を、信号線L4、L6、L8、L10、
L12、L14、およびL16に接続するスイッチング
素子群とを含む。
【0093】スイッチング回路SWG3は、選択信号φ
3に応答して、信号線L1を信号線L7、L3、および
L16に接続するスイッチング素子群と、選択信号φ3
に応答して信号線L2を、信号線L14に接続するスイ
ッチング素子群と、選択信号φ3に応答して信号線L3
を、信号線L6、L9、L12、L15に接続するスイ
ッチング素子群を含む。
【0094】スイッチング回路SWG4は、選択信号φ
4に応答して信号線L1を、信号線L5、L13に接続
するスイッチング素子群と、信号線L2を、信号線L
6、L10、およびL14に接続するスイッチング素子
群と、信号線L3を、信号線L7、L11、およびL1
5に接続するスイッチング素子群と、信号線L4を、信
号線L8、L12およびL16に接続するスイッチング
素子群とを含む。
【0095】以下、同様にして、入力データビット幅に
応じて、スイッチング素子群が配置される。最終的に、
スイッチング回路SWG8は、信号線L1−L8を、そ
れぞれ信号線L9−L16に接続するスイッチング素子
群を含む。
【0096】データビット幅に応じて、スイッチング回
路を選択的に導通状態とすることにより、バス線選択回
路72aにおいて、選択信号φ1−φ8に従って入力デ
ータビット幅に応じたバス線の接続を実現することがで
きる。
【0097】入力バッファ回路70aにおいては、ピン
端子PA1−PA4およびPB1−PB4に対して、ト
ライステートバッファ回路V1−V8(79)が配置さ
れる。これらのトライステートバッファ回路V1−V8
は、入力データビット幅に応じて、選択的に活性化され
る。非活性状態のトライステートバッファは、出力ハイ
インピーダンス状態である。したがって、スイッチング
素子SWにより信号線L1−L16を選択的に接続して
も、非選択状態のトライステートバッファがこのデータ
ビット転送に悪影響を及ぼすことはない。
【0098】選択信号φ1−φ8は、入力ビット幅設定
信号IBSをデコードして、選択的に活性化される。
【0099】図17は、図15に示す書込転送制御回路
72bの構成を概略的に示す図である。図17におい
て、書込転送制御回路72bは、入力データビット数設
定信号IBSをデコードし、選択信号φ1−φ8を生成
するデコード回路80と、選択信号φ1−φ8に従って
クロック発生シーケンスを決定するクロックシーケンス
決定回路81と、このクロックシーケンス決定回路81
により決定されたクロック発生シーケンスに従って、書
込動作モード指示信号WRITEおよびクロック信号C
LKに従って転送クロック信号TC1−TC16を発生
しかつ書込活性化信号φWRを発生する転送クロック発
生回路82を含む。
【0100】クロックシーケンス決定回路81は、たと
えばバレルシフタで構成され、選択信号φ1−φ8に従
って、転送クロック信号TC1−TC16の発生シーケ
ンスを決定する。たとえば、バレルシフタのシフト幅
を、選択信号φ1−φ8に従って決定する。たとえば、
選択信号φ1が活性化された場合には、通常のシフトレ
ジスタより、転送クロック信号TC1−TC16を順次
活性化するようにシフト動作を行なう。一方、選択信号
φ8が決定された場合には、バレルシフタにおいて、8
ビット単位で、シフト動作を行なうようにそのシフト幅
を設定する。この場合、クロック信号CLKに従って転
送クロック発生回路82において転送クロック信号TC
1−TC8がまず活性化された後、続いて、転送クロッ
ク信号TC9−TC16が活性化される。この図17に
示すような書込転送制御回路72bを用い、クロックシ
ーケンス決定回路81により、入力データビット幅が変
更された場合においても、容易に転送クロック信号の発
生シーケンスを決定でき、内部信号線群72e上の入力
データビットを正確にラッチすることができる。この転
送クロック発生回路82は、転送クロック信号TC1−
TC16がすべて活性化された後、続いて書込活性化信
号φWRを活性化する。
【0101】図18は、図14に示すビット幅変換回路
76および出力バッファ回路74の構成を概略的に示す
図である。図18において、ビット幅変換回路76は、
内部データバス13上のPビットのデータを並列にラッ
チするラッチ回路92a−92pと、ラッチ回路92a
−2pのラッチデータビットを、出力転送制御回路76
bからの転送クロック信号XCa−XCpに従って転送
する転送回路76cと、転送回路76cから内部信号線
群76e上に転送されたデータビットを、出力バッファ
回路74aに選択的に伝達するバス線選択回路(スイッ
チマトリックス)76dを含む。出力転送制御回路76
bは、出力ビット幅選択信号OBSと読出動作モード指
示信号READに従って、転送クロック信号XCa−X
Cpを生成しかつバス線選択回路76dにおける接続経
路を設定する。
【0102】出力バッファ回路74は、バス線選択回路
76dからのデータビットをピン端子群PGAおよびP
GBに選択的に伝達する出力回路と、出力データビット
数設定信号OBSに従って、選択的にこの出力回路74
aの出力ビット幅を設定する出力幅設定回路74bを含
む。
【0103】出力回路74aは、ピン端子群PGBのピ
ン端子それぞれに対応して設けられるトライステートバ
ッファ回路94a−94mと、ピン端子群PGBのピン
端子それぞれに対応して設けられるトライステートバッ
ファ回路94n−94sを含む。これらのトライステー
トバッファ回路94a−94sが選択的に、出力幅設定
回路74bからのイネーブル信号OENa−OENsに
従って活性化される。このイネーブル信号OENa−O
ENsにより、出力データビット幅が決定される。
【0104】バス線選択回路76dにおいて、出力デー
タビット幅に応じて、転送回路76cからの転送データ
ビットを選択的に活性状態のトライステートバッファ回
路へ結合する。すなわち、読出ラッチ回路76aにおい
て、ラッチ回路92a−92pが、読出活性化信号φR
Dに従って内部データビットを並列にラッチした後、転
送クロック信号XCa−XCpを、出力データビット幅
に応じて選択的に順次活性化して、トランスファーゲー
ト91a−91pを活性導通状態とすることにより、出
力データビット幅に応じたデータ転送を読出ラッチ回路
76aと出力回路74aの間で行なうことができる。
【0105】図19は、図18に示すバス線選択回路7
6dの構成の一例を示す図である。この図19において
も、内部データバス13が16ビット幅を有し、ピン端
子群PGAおよびPGBがそれぞれ4ビットの場合の構
成を一例として示す。
【0106】図19において、バス線選択回路76d
は、ピン端子PB4−PB1およびPA4−PA1に対
応して設けられるトライステートバッファ回路F1−F
8と、選択信号oφ1−oφ8に従って、内部信号線群
76eを選択的にトライステートバッファ回路F1−F
8に結合するスイッチング回路OSWG1−OSWG8
を含む。これらのスイッチング回路OSWG1−OSW
G8の構成は、先の図16に示す72aに含まれるスイ
ッチング回路SWG1−SWG8の構成と対応する。選
択信号OF1−OF8により、スイッチング回路OSW
G1−OSWG8のスイッチング素子SWを選択的に導
通状態とし、活性状態にされたトライステートバッファ
回路F1−F8へ結合する。
【0107】ピン端子群PGBの端子PB4−PB1は
順次信号線LL1−LL4に結合し、またピン端子群P
BAのピン端子PA4−PA1を信号線LL5−LL8
に結合する。これは、書込データおよび読出データを並
列に転送し、1つのピン端子は、書込データを受けるか
または読出データを出力するピン端子となる、この書込
データビットは、ピン端子PA1からPA4およびPB
1からPB4に向かってそのビット幅が増大されるのに
併せて、この読出データビット幅の設定を、ピン端子P
B4からPB1およびPA4からPA1に向かって増大
させる。これにより、データビットの競合を防止する。
【0108】選択信号OF1−OF8の発生シーケンス
は、書込データビットに対する選択信号のそれと同じで
ある。これは、図17に示す構成と同様の構成で実現さ
れる。読出活性化信号φRDが活性化された後、選択信
号oφ1−oφ8に従って転送クロック信号XCa−X
Cpを所定のシーケンスで活性化する。
【0109】図20は、この発明の実施の形態2に従う
メモリコントローラ1の構成を概略的に示す図である。
図20において、メモリコントローラ1は、メモリIC
へのアクセスに必要な動作を行なう内部回路100と、
内部回路100からのパッケージのビット幅を変換する
ビット幅変換回路101と、ビット幅変換回路101か
らの信号/データビットをバス3および/または4に伝
達する出力回路102と、バス3および/または4から
のデータビットを受ける入力回路103と、入力回路1
03からのデータビットのビット幅を変換して内部回路
100へ与えるビット幅変換回路104と、出力回路1
02および入力回路103のビット幅を設定するビット
幅設定回路105を含む。
【0110】ビット幅変換回路101は、このメモリI
Cにおけるデータ書込時のビット幅変換を行なうビット
幅変換回路72の逆の変換動作を行ない、またビット幅
変換回路104は、メモリICにおけるデータ出力時の
ビット幅を変換するビット幅変換回路76と逆のビット
幅変換動作を行なう。したがって、これらのビット幅変
換回路101および104は、それぞれ、図19に示す
データ読出用のビット幅変換回路76および図16に示
すデータ書込時のビット幅変換回路と同様の構成を備え
る(ただしビット幅が異なる)。ビット幅設定回路10
5は、メモリICのモードレジスタに対応し、出力回路
102および入力回路103に対し、イネーブル信号を
与え選択的に出力バッファ回路および入力バッファ回路
を活性化する。出力回路102および入力回路103
は、メモリICの出力回路および入力回路と同様の構成
を備える。
【0111】この図20に示すメモリコントローラ1の
構成を利用し、ビット幅変換をビット幅変換回路101
および104で行なうことにより、動作モードに応じて
データビットの幅を変更することができる。たとえば、
バーストモードでデータの転送が行なわれる場合、転送
されるデータのビット幅を最大値に設定し、効率的にデ
ータ転送を行なう。
【0112】なお、この実施の形態2も、制御信号およ
びアドレス信号と書込データとが別々のバスを介して伝
達される構成であっても同様に適用することができる。
【0113】また、メモリシステムに用いられるメモリ
ICとしては、クロック信号CLKに同期して動作する
メモリでなくてもよい。書込データと読出データとが別
々のバス線を介して転送される構成であれば本発明は適
用可能である。
【0114】また、このデータビット幅の変更は、1ビ
ット単位で行なわれている。しかしながら、たとえば3
2ビットデータを転送する構成において、たとえば4ビ
ット単位でデータビット幅を変更する構成が用いられて
もよい。この場合、図16および図19に示す各信号線
を、4ビットの信号線と考えれば、このような複数ビッ
ト単位でのデータビット幅変更の構成に対応することが
できる。
【0115】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、書込
データビットおよび読出データビットを互いに異ならす
ように構成しており、使用環境に応じて、効率的にデー
タ転送を行なうことができ、パス使用効率が改善された
メモリシステムを構築することができる。
【0116】データビット数変更をプログラマブルにし
ており、動作モードに応じて、効率的なデータ転送を実
現することができる。
【0117】また、書込データバスおよび読出データバ
スを、それぞれ単方向バスで構成することにより、書込
データおよび読出データの同時転送が可能となり、効率
的なデータ転送が実現される。
【0118】また、書込時のデータビットのビット幅変
換および読出時のデータビット幅変換を設けておくこと
により、内部データバス幅が一定の場合においても、入
出力部のインターフェイス部においてビット幅変換を行
なうことができ、内部構成を複雑化することなく容易に
データビット幅の変換を行なうことができる。
【0119】また、このインターフェイス回路において
書込/読出用の回路を同時に活性化することにより、書
込データおよび読出データの同時転送を容易に実現する
ことができる。
【0120】また、書込変換回路として、直/並変換回
路で構成し、読出変換回路として、並/直変換回路で実
現することにより、内部データバスのバス幅が、転送デ
ータビット幅よりも大きい場合においても、容易にビッ
ト幅変換を行なって効率的にデータ転送を容易に行なう
ことができる。
【0121】また、直/並変換回路および並/直変換回
路のデータビット幅を変更可能とすることにより、動作
モードに応じて、最適なデータビット幅でデータ転送を
行なうことができる。
【0122】また、書込および読出のビット幅変換回路
のビット幅変換を変更可能とすることにより、容易に、
内部データバスのバス幅が一定の場合においても、外部
で転送されるデータビット幅を容易に変更することがで
きる。
【0123】また、これらのインターフェイス部の書込
および読出変換回路を同時に動作させることにより、書
込データおよび読出データを同時に転送でき、効率的な
データ転送およびバス使用効率を改善することができ
る。
【0124】また、メモリシステムにおいて、単方向バ
スを介してビット幅の異なる書込データおよび読出デー
タを転送することにより、効率的なデータ転送を行なう
ことができる。
【0125】また、このメモリの書込データおよび読出
データのビット幅を変更可能とすることにより、動作モ
ードに応じて、最適なビット幅でデータ転送を行なうこ
とができ、バス使用効率が改善される。
【0126】また、メモリコントローラにおいても、こ
れらの書込データおよび読出データのビット幅を変更す
ることにより、このメモリコントローラ内部において
は、従来と同様に、プロセサなどの装置のバス幅に応じ
て効率的に高速でデータ転送を行なうことができる。
【0127】また、このメモリコントローラにおいて書
込データおよび読出データを同時に転送することによ
り、効率的なデータ転送を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従うメモリシステ
ムの構成を概略的に示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるデータおよ
び信号の転送シーケンスの一例を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に従う制御信号、書
込データおよび読出データの転送シーケンスの一例を示
す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に従うメモリICの
全体の構成を概略的に示す図である。
【図5】 図4に示すビット幅拡張回路の構成を概略的
に示す図である。
【図6】 図5に示すビット幅拡張回路の動作を示すタ
イミングチャート図である。
【図7】 (A)は、図4に示すビット幅縮小回路の構
成の一例を示し、(B)は図7(A)に示す回路の動作
を示すタイミングチャート図である。
【図8】 図4に示すメモリICの他の動作シーケンス
例を示すタイミングチャート図である。
【図9】 この発明の実施の形態1に従うメモリICの
構成の一例を示す図である。
【図10】 図9に示すビット幅縮小回路の構成の一例
を示す図である。
【図11】 図9に示すビット幅拡張回路の構成の一例
を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態1に従うメモリシス
テムの変更例を概略的に示す図である。
【図13】 図12に示すメモリシステムのデータ転送
動作シーケンスを示すタイミングチャート図である。
【図14】 この発明の実施の形態2に従うメモリIC
の要部の構成を概略的に示す図である。
【図15】 図14に示す入力バッファ回路およびビッ
ト幅変換回路の構成を概略的に示す図である。
【図16】 図15に示すバス線選択回路の構成の一例
を示す図である。
【図17】 図15に示す書込転送制御回路の構成を概
略的に示す図である。
【図18】 図14に示すビット幅変換回路および出力
バッファ回路の構成を概略的に示す図である。
【図19】 図18に示すバス線選択回路の構成の一例
を示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態2に従うメモリコン
トローラの構成を概略的に示す図である。
【図21】 従来のメモリシステムの構成を概略的に示
す図である。
【図22】 従来のメモリシステムの動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図23】 従来のメモリシステムの他のデータ転送シ
ーケンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリコントローラ、2 メモリIC、3 第1の
バス、4 第2のバス、5 メモリセルアレイ、6 行
系回路、7 列系回路、10 入力バッファ、12 ビ
ット幅拡張回路、13 内部データバス、15 ビット
幅縮小回路、16 出力バッファ、20a−20e ト
ランスファーゲート、21a−21dラッチ回路、22
書込転送制御回路、30a−30f トランスファー
ゲート、31a−31f ラッチ回路、32 読出転送
制御回路、42 ビット幅縮小回路、43 出力回路、
44 入力回路、45 ビット幅拡張回路、50a−5
0d ラッチ回路、51a−51d トランスファーゲ
ート、52 出力転送制御回路、55a−55f トラ
ンスファーゲート、56a−56f ラッチ回路、57
読込転送制御回路、3a 制御/アドレスバス、3b
書込データバス、70 入力バッファ回路、72 ビ
ット幅変換回路、74 出力バッファ回路、76 ビッ
ト幅変換回路、78 モードレジスタ、70a 入力回
路、72aバス線選択回路、72c 転送回路、72d
書込ラッチ回路、72b 書込転送制御回路、94a
−94s トライステートバッファ回路、76a 読出
ラッチ回路、76b 出力転送制御回路、76c 転送
回路、76d バス線選択回路、101,104 ビッ
ト幅変換回路、102 出力回路、103 入力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/401 G11C 11/34 362Z

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込データ、制御信号およびアドレス信
    号を受ける複数の入力端子、および読出データを出力す
    るための少なくとも1つの出力端子を備え、前記書込デ
    ータおよび前記読出データのビット数は互いに異なる、
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記入力端子として機能する端子の数と
    前記出力端子として機能する端子の数を変更するための
    データ制御回路をさらに含む、請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  3. 【請求項3】 前記入力端子は第1のバスに結合され、
    かつ前記出力端子は第2のバスに結合され、前記第1お
    よび第2のバスは、それぞれ、一方方向に沿って信号ま
    たはデータを転送する単方向バスである、請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 内部データバスと前記入力端子との間に
    結合され、前記入力端子に与えられた書込データを前記
    内部データバスのビット幅に等しいビット数の内部書込
    データに変換して出力する書込変換回路と、 前記内部データバスと前記出力端子との間に結合され、
    前記内部データバスに読出された内部読出データを前記
    出力端子のビット数に等しいビット幅のデータに変換し
    て前記出力端子へ転送する読出変換回路をさらに備え
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記書込変換回路は、前記入力端子に与
    えられた書込データを順次受けてこれらの受けた書込デ
    ータを並列に前記内部データバスに転送する直/並変換
    回路を備え、 前記読出変換回路は、前記内部データバスに並列に読出
    された複数ビットのデータを受け、前記複数ビットを直
    列データに変換して順次前記出力端子に転送する並/直
    変換回路を備える、請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記直/並変換回路の入力データビット
    幅および前記並/直変換回路の出力データビット幅を変
    更するためのデータビット制御回路をさらに備える、請
    求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記書込変換回路の入力データビット数
    および前記読出変換回路の出力データビット数を変更す
    るためのデータビット制御回路をさらに備える、請求項
    4記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記書込変換回路および前記読出変換回
    路を並列に動作させるための制御回路をさらに備える、
    請求項4記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 情報を記憶するためのメモリ、 前記メモリへのアクセスを制御するためのメモリコント
    ローラ、 前記メモリコントローラからの書込データおよび制御信
    号およびアドレス信号を前記メモリに転送するための第
    1の単方向バス、および前記メモリから読出された前記
    書込データビットとビット数の異なる読出データを前記
    メモリコントローラへ転送するための第2の単方向バス
    を備える、メモリシステム。
  10. 【請求項10】 前記メモリは、 前記書込データを受けて内部書込データを生成する書込
    回路と、 内部で読出された内部読出データから前記読出データを
    生成する読出回路と、 前記書込回路の入力データビット数および前記読出回路
    の出力データビット数を変更するためのデータビット変
    更回路を備える、請求項9記載のメモリシステム。
  11. 【請求項11】 前記メモリコントローラは、前記書込
    データおよび前記読出データのビット数を変更するため
    の回路を含む、請求項9記載のメモリシステム。
  12. 【請求項12】 前記メモリは、前記書込データおよび
    前記読出データを同時に入出力するための回路を含む、
    請求項9記載のメモリシステム。
  13. 【請求項13】 前記メモリコントローラは、前記書込
    データおよび前記読出データを同時に転送するための回
    路を備える、請求項9記載のメモリシステム。
JP2000249229A 2000-08-21 2000-08-21 半導体記憶装置およびメモリシステム Withdrawn JP2002063791A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000249229A JP2002063791A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体記憶装置およびメモリシステム
US09/769,417 US20020023191A1 (en) 2000-08-21 2001-01-26 Semiconductor memory device and memory system using the same
KR10-2001-0050107A KR100396944B1 (ko) 2000-08-21 2001-08-20 반도체 기억 장치 및 그를 이용한 메모리 시스템

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000249229A JP2002063791A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体記憶装置およびメモリシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063791A true JP2002063791A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18739002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000249229A Withdrawn JP2002063791A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体記憶装置およびメモリシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020023191A1 (ja)
JP (1) JP2002063791A (ja)
KR (1) KR100396944B1 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006048690A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> バス速度を増倍するためのシステム、方法、およびプログラム
JP2006048226A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Fuji Photo Film Co Ltd 半導体集積回路及び撮像装置
JP2007528077A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 マイクロン テクノロジー,インコーポレイテッド レーン幅がプログラム可能なメモリハブアーキテクチャ
WO2007116483A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited メモリ装置、その制御方法、その制御プログラム、メモリ・カード、回路基板及び電子機器
WO2007116486A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited メモリ装置、その制御方法、その制御プログラム、メモリ・カード、回路基板及び電子機器
JP2007300612A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 通信リンクにおいて帯域幅制御を実施するための方法および装置
JP2008511904A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 マイクロン テクノロジー,インコーポレイテッド 単方向データバスを有するメモリシステムおよび方法
JP2008532140A (ja) * 2005-02-23 2008-08-14 マイクロン テクノロジー, インク. 複数内部データバス及びメモリバンクインターリービングを有するメモリデバイス及び方法
JP2008250802A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体集積回路装置およびそれへのモード設定方法
JP2012507795A (ja) * 2008-10-29 2012-03-29 シリコン イメージ,インコーポレイテッド シリアルポートメモリ通信の待ち時間および信頼性を改善するための方法およびシステム
JP2023090020A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 華邦電子股▲ふん▼有限公司 メモリシステム
KR20230115815A (ko) 2022-01-27 2023-08-03 윈본드 일렉트로닉스 코포레이션 메모리 시스템

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3937086B2 (ja) * 2000-12-28 2007-06-27 富士ゼロックス株式会社 データ列変換回路及びそれを用いたプリンタ
US6492881B2 (en) * 2001-01-31 2002-12-10 Compaq Information Technologies Group, L.P. Single to differential logic level interface for computer systems
US7343470B1 (en) * 2003-09-26 2008-03-11 Altera Corporation Techniques for sequentially transferring data from a memory device through a parallel interface
US7171508B2 (en) * 2004-08-23 2007-01-30 Micron Technology, Inc. Dual port memory with asymmetric inputs and outputs, device, system and method
US7050340B1 (en) * 2004-11-15 2006-05-23 Infineon Technologies, Ag Semiconductor memory system and method for the transfer of write and read data signals in a semiconductor memory system
US7884745B2 (en) * 2005-04-15 2011-02-08 Sony United Kingdom Limited Analogue to digital conversion
US20070028027A1 (en) * 2005-07-26 2007-02-01 Micron Technology, Inc. Memory device and method having separate write data and read data buses
US7414917B2 (en) * 2005-07-29 2008-08-19 Infineon Technologies Re-driving CAwD and rD signal lines
US7966446B2 (en) * 2005-09-12 2011-06-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory system and method having point-to-point link
US7930492B2 (en) 2005-09-12 2011-04-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory system having low power consumption
KR100799158B1 (ko) * 2005-09-21 2008-01-29 삼성전자주식회사 반도체 메모리 및 이를 포함하는 반도체 메모리 모듈
US20070130374A1 (en) * 2005-11-15 2007-06-07 Intel Corporation Multiported memory with configurable ports
US7610417B2 (en) * 2005-11-30 2009-10-27 Rambus Inc. Data-width translator coupled between variable-width and fixed-width data ports and supporting multiple data-width configurations
US7405949B2 (en) * 2005-12-09 2008-07-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory system having point-to-point (PTP) and point-to-two-point (PTTP) links between devices
US7990737B2 (en) 2005-12-23 2011-08-02 Intel Corporation Memory systems with memory chips down and up
US7673111B2 (en) * 2005-12-23 2010-03-02 Intel Corporation Memory system with both single and consolidated commands
JP2007243545A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nec Corp 多重化スイッチング回路及び多重化スイッチング方法
US7349233B2 (en) * 2006-03-24 2008-03-25 Intel Corporation Memory device with read data from different banks
WO2007116487A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited メモリ装置、そのエラー訂正の支援方法、その支援プログラム、メモリ・カード、回路基板及び電子機器
US7490186B2 (en) * 2006-07-26 2009-02-10 International Business Machines Corporation Memory system having an apportionable data bus and daisy chained memory chips
US7546410B2 (en) * 2006-07-26 2009-06-09 International Business Machines Corporation Self timed memory chip having an apportionable data bus
WO2008143937A2 (en) * 2007-05-17 2008-11-27 Rambus, Inc. Asymmetric transmit/receive data rate circuit interface
US7822936B2 (en) * 2007-06-27 2010-10-26 International Business Machines Corporation Memory chip for high capacity memory subsystem supporting replication of command data
US7921271B2 (en) * 2007-06-27 2011-04-05 International Business Machines Corporation Hub for supporting high capacity memory subsystem
US7921264B2 (en) * 2007-06-27 2011-04-05 International Business Machines Corporation Dual-mode memory chip for high capacity memory subsystem
US7818512B2 (en) * 2007-06-27 2010-10-19 International Business Machines Corporation High capacity memory subsystem architecture employing hierarchical tree configuration of memory modules
US8037258B2 (en) * 2007-06-27 2011-10-11 International Business Machines Corporation Structure for dual-mode memory chip for high capacity memory subsystem
US8019949B2 (en) * 2007-06-27 2011-09-13 International Business Machines Corporation High capacity memory subsystem architecture storing interleaved data for reduced bus speed
US7809913B2 (en) * 2007-06-27 2010-10-05 International Business Machines Corporation Memory chip for high capacity memory subsystem supporting multiple speed bus
US8037270B2 (en) * 2007-06-27 2011-10-11 International Business Machines Corporation Structure for memory chip for high capacity memory subsystem supporting replication of command data
US8037272B2 (en) * 2007-06-27 2011-10-11 International Business Machines Corporation Structure for memory chip for high capacity memory subsystem supporting multiple speed bus
US20090006774A1 (en) * 2007-06-27 2009-01-01 Gerald Keith Bartley High Capacity Memory Subsystem Architecture Employing Multiple-Speed Bus
US7996641B2 (en) * 2007-06-27 2011-08-09 International Business Machines Corporation Structure for hub for supporting high capacity memory subsystem
JP5127350B2 (ja) * 2007-07-31 2013-01-23 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP5597120B2 (ja) * 2010-12-13 2014-10-01 株式会社ザクティ メモリアクセス装置
US9792965B2 (en) 2014-06-17 2017-10-17 Rambus Inc. Memory module and system supporting parallel and serial access modes
KR102288539B1 (ko) 2015-01-08 2021-08-10 삼성전자주식회사 반도체 장치
US11379157B2 (en) 2020-07-10 2022-07-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Dynamic random access memory (DRAM) bandwidth increase without per pin bandwidth increase

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007528077A (ja) * 2004-03-08 2007-10-04 マイクロン テクノロジー,インコーポレイテッド レーン幅がプログラム可能なメモリハブアーキテクチャ
JP2006048690A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Internatl Business Mach Corp <Ibm> バス速度を増倍するためのシステム、方法、およびプログラム
JP2006048226A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Fuji Photo Film Co Ltd 半導体集積回路及び撮像装置
JP4540422B2 (ja) * 2004-08-02 2010-09-08 富士フイルム株式会社 半導体集積回路及び撮像装置
JP2008511904A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 マイクロン テクノロジー,インコーポレイテッド 単方向データバスを有するメモリシステムおよび方法
JP2008532140A (ja) * 2005-02-23 2008-08-14 マイクロン テクノロジー, インク. 複数内部データバス及びメモリバンクインターリービングを有するメモリデバイス及び方法
US8159886B2 (en) 2006-03-31 2012-04-17 Fujitsu Limited Memory device, control method for the same, control program for the same, memory card, circuit board and electronic equipment
WO2007116483A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited メモリ装置、その制御方法、その制御プログラム、メモリ・カード、回路基板及び電子機器
WO2007116486A1 (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujitsu Limited メモリ装置、その制御方法、その制御プログラム、メモリ・カード、回路基板及び電子機器
JP2007300612A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 通信リンクにおいて帯域幅制御を実施するための方法および装置
JP2008250802A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsumi Electric Co Ltd 半導体集積回路装置およびそれへのモード設定方法
JP2012507795A (ja) * 2008-10-29 2012-03-29 シリコン イメージ,インコーポレイテッド シリアルポートメモリ通信の待ち時間および信頼性を改善するための方法およびシステム
US8892825B2 (en) 2008-10-29 2014-11-18 Silicon Image, Inc. Method and system for improving serial port memory communication latency and reliability
US10056123B2 (en) 2008-10-29 2018-08-21 Lattice Semiconductor Corporation Method and system for improving serial port memory communication latency and reliability
JP2023090020A (ja) * 2021-12-17 2023-06-29 華邦電子股▲ふん▼有限公司 メモリシステム
JP7428689B2 (ja) 2021-12-17 2024-02-06 華邦電子股▲ふん▼有限公司 メモリシステム
KR20230115815A (ko) 2022-01-27 2023-08-03 윈본드 일렉트로닉스 코포레이션 메모리 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US20020023191A1 (en) 2002-02-21
KR20020015291A (ko) 2002-02-27
KR100396944B1 (ko) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002063791A (ja) 半導体記憶装置およびメモリシステム
US20210098033A1 (en) Memory with deferred fractional row activation
JP3317187B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100518397B1 (ko) 반도체 메모리 장치 및 제어 방법
US5892730A (en) Synchronous semiconductor memory device operable in a plurality of data write operation modes
US6928028B2 (en) Synchronous dynamic random access memory for burst read/write operations
KR100753698B1 (ko) 메모리 디바이스 및 데이터 교환 방법
US6804743B2 (en) Two step memory device command buffer apparatus and method and memory devices and computer systems using same
US7966446B2 (en) Memory system and method having point-to-point link
US6411128B2 (en) Logical circuit for serializing and outputting a plurality of signal bits simultaneously read from a memory cell array or the like
US20010026497A1 (en) Method and system for accessing rows in multiple memory banks within an integrated circuit
JPH11273335A (ja) 高速、高帯域幅ランダム・アクセス・メモリ
JP2010135065A (ja) ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ・システム
JP2726578B2 (ja) Dramの回復を制御する方法
US4769789A (en) Semiconductor memory device having serial data input and output circuit
US6396747B2 (en) Semiconductor memory device capable of high speed input/output of wide bandwidth data by improving usage efficiency of external data bus
US6542569B2 (en) Memory device command buffer apparatus and method and memory devices and computer systems using same
JP4145984B2 (ja) 半導体記憶装置
US7719922B2 (en) Address counter, semiconductor memory device having the same, and data processing system
US7668039B2 (en) Address counter, semiconductor memory device having the same, and data processing system
US7523283B2 (en) Memory control circuit in a memory chip
KR100317542B1 (ko) 반도체메모리장치
JP2008527604A (ja) 接近パッドオーダリングロジック
KR100532444B1 (ko) N 비트 프리패치 구조로 2n 비트 프리패치 스킴을구현하는 메모리 장치 및 이 메모리 장치의 2n 비트프리패치 방법 및 자동 프리차아지 방법
JP4824180B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106