JP2002063559A - データキャリア装置および管理システム - Google Patents

データキャリア装置および管理システム

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JP2002063559A
JP2002063559A JP2000252410A JP2000252410A JP2002063559A JP 2002063559 A JP2002063559 A JP 2002063559A JP 2000252410 A JP2000252410 A JP 2000252410A JP 2000252410 A JP2000252410 A JP 2000252410A JP 2002063559 A JP2002063559 A JP 2002063559A
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JP
Japan
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data carrier
carrier device
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attraction
unit
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JP2000252410A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nakayama
正之 中山
Makoto Nishimuta
誠 西牟田
Takeshi Hayakawa
剛 早川
Toshihiro Nakamura
敏宏 中村
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データキャリアが高額で売買されるダフ屋行
為や無理矢理交換させられたりするなどの不正行為を防
止可能なデータキャリア装置を提供する。 【解決手段】 バンド部20に設けた切れ込み5〜5に
対応したバンド部20内の位置にデータキャリア1が配
設され、バンド部20は対象物に巻かれた状態で空洞部
20c内に差込部20aを差し込み保護紙20d2を引
っ張って両面接着テープ20d1の接着面を露出させ空
洞形成部20cを押圧して両面接着テープ20d1の接
着面と差込部20aを固着することで対象物に装着され
る。データキャリア装置10を取り外す場合、切り込み
5〜5に挟まれた取り外し部を引っ張りバンド部20を
切断する。この際、データキャリア1も同時に切断され
るのでデータキャリア1は動作不能となり、再利用等の
不正使用を防止可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、非接触で外部装置との間
で信号を送受信するデータキャリアをバンド部を用いて
対象物に装着可能としたデータキャリア装置において、
バンド部が切断されて対象物から取り外された際にデー
タキャリアの動作を不能とするものおよびこのデータキ
ャリア装置を用いた管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データキャリアシステムは、移動体など
に取り付けられる応答器(データキャリア)と質問器
(コントローラ)から構成されて、応答器と質問器の間
で無線を使用した非接触データ通信を行うものであり、
現在さまざまな分野で利用され始めている。
【0003】従来、このようなデータキャリアシステム
を用いたメッセージ通知システムとして、例えば特開平
9−204581号公報に開示されているようなアミュ
ーズメント施設のアトラクションの予約者の認証等に用
いられるものがある。以下、この開示技術を簡単に説明
する。所定の識別情報が記憶されているデータキャリア
を入場者に携帯させ、入場者はこのデータキャリアを用
いて希望のアトラクションの予約を行う。アトラクショ
ンの入口ゲートでは先に予約された入場者と入口ゲート
に訪れた入場者が同じ人物か否かを入場者が携帯してい
るデータキャリアが有する識別情報に基づき識別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のものは、データ
キャリアから送出される識別情報によって個人識別を行
うが、このデータキャリアが常に同一の入場者に携帯さ
れているという保証がないために、例えばアトラクショ
ンの予約等を事前に行ったデータキャリアが高額で売買
されたり(いわゆる、ダフ屋行為)、無理矢理交換させ
られたりするなどの不正行為により、予約した者と異な
る者がアトラクションを楽しんでしまうという状況が生
じる可能性がある。また、退場者が捨てたデータキャリ
アを再利用して予約を行い、そのデータキャリアを高額
で売買する(いわゆる、ダフ屋行為)ような不正行為等
も生じる可能性がある。
【0005】本発明は、上記のような不正行為を防止可
能なデータキャリア装置および当該装置を利用した管理
システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、識別情報を記
憶する記憶部と上記識別情報を無線信号で送出する送信
部とを備えるデータキャリアと、上記データキャリアが
配設されているとともに対象物に装着可能なバンド部と
を含むデータキャリア装置であって、上記バンド部は、
上記対象物に巻かれた状態で上記バンド部の異なる箇所
同士が固着または取り外し不能に連結されることにより
上記対象物に装着されるものであり、上記データキャリ
アは、上記バンド部の一部が切断された際に動作不能に
なるものとしている。したがって、バンド部の一部を切
断しない限り対象物から取り外すことができないデータ
キャリア装置となり、データキャリア装置を切断して対
象物から取り外した場合にデータキャリアの再使用が困
難となって不正行為を防止可能となる。また、例えば本
発明のデータキャリア装置を遊園地やテーマパーク等の
アミューズメント施設の予約システムに用いた場合、利
用者がアミューズメント施設から退場してデータキャリ
ア装置を切断して取り外すだけでデータキャリアが動作
不要となるので、退場者が捨てたデータキャリア装置が
再利用されるという不正行為を防止可能になる。また、
データキャリアを貼り付けることなく対象物に装着でき
るので、データキャリアを対象物から取り外す際、デー
タキャリアの残骸等が対象物に貼りついて残ってしまう
という不都合を解消できる。
【0007】上記バンド部には、所定の数の切れ目が設
けてあり、上記データキャリアが上記バンド部の上記切
れ目に対応した位置に配設されていれば、バンド部に切
り易い箇所を設けることができ、しかもこの切り易い切
れ目からバンド部を切断した際にデータキャリアも切断
される。よって、データキャリア装置を対象物から取り
外し易くなるとともに取りはずした際にデータキャリア
の再使用が困難となり、上記と同様に不正行為を防止可
能となる。
【0008】上記送信部を、上記バンド部の上記切れ目
に対応した位置に配設すれば、バンド部を切れ目から切
断した際にデータキャリアの送信部も切断される。よっ
て、データキャリア装置を対象物から取り外した場合に
は再使用が困難となり、上記と同様に不正行為を防止可
能となる。
【0009】上記データキャリアは、封止材にて封止さ
れたものであり、上記封止材に所望の数の切れ目が設け
てあれば、バンド部を切れ目から切断した際にデータキ
ャリアが容易に切断可能となる。よって、データキャリ
ア装置を対象物から取り外した場合には再使用が困難と
なり、上記と同様に不正行為を防止可能となる。また、
封止材を用いることで、データキャリアをバンド部に配
設する際にデータキャリアを破壊してしまうという不都
合を低減可能となる。
【0010】上記バンド部は、第1の部材と、上記第1
の部材よりも小さい力で切断可能な上記第1の部材と異
なる第2の部材とを含み、上記データキャリアが、上記
第2の部材に対応した位置に配設されていれば、バンド
部に切り易い箇所を設けることができ、この切り易い第
2の部材を切断してデータキャリア装置を対象物から取
り外した際にデータキャリアが切断され、データキャリ
ア装置の再使用が困難となり、上記と同様に不正行為を
防止可能となる。
【0011】上記データキャリアは、上記バンド部の長
手方向全域に配設されていれば、バンド部のいずれの箇
所を切断してもデータキャリアが確実に切断される。よ
って、データキャリア装置を対象物から取り外した場合
には再使用が不可能となり、上記と同様に不正行為を防
止できる。
【0012】上記データキャリア装置と、上記データキ
ャリア装置から送出される識別情報に基づき上記データ
キャリア装置が装着されている対象物を識別する識別部
とを含むので、上記のような不正行為を防止可能な管理
システムが可能となる。
【0013】上記データキャリア装置から送出される識
別情報に基づき上記データキャリア装置が装着されてい
る対象物の所望の予約を登録する予約登録部をさらに含
み、上記識別部を、上記データキャリア装置から送出さ
れる識別情報に基づき上記識別情報を送出するデータキ
ャリア装置を装着している対象物が上記予約管理部で登
録された上記所望の予約に対応した上記対象物と同一で
あるか否か識別するものとすれば、上記のような不正行
為を防止可能な予約機能付管理システムが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示した実施例に基づき説明する。図1(a)は本例の
データキャリア装置10の一部破断平面図、図1(b)
は図1(a)のA−A線断面図、図2(a)はデータキ
ャリア1の平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線
断面図、図3はデータキャリア1のブロック回路であ
る。
【0015】図1において、データキャリア1は図2に
示すようにIC101と、基板フィルム102に印刷さ
れたアンテナ部103と、IC101とアンテナ部10
3を覆い基板フィルム102の周辺部と固着してある保
護フィルム104とを備える。基板フィルム102と保
護フィルム104により封止部を構成し、基板フィルム
102と保護フィルム104が固着されている周辺部の
うち長手方向の周辺部105には複数の切り込み106
が形成してある。
【0016】図3はデータキャリア1の回路構成を示し
たブロック回路図である。なお、同図において、図1と
同一構成のものには同一符号を附してある。図3におい
て、送信部としてのアンテナ部103は後述する予約登
録部等の質問器から送られる質問信号を受信したり、質
問器に識別情報を含んだ応答信号を送信したりする。復
調回路107はアンテナ部103で受信した質問信号を
復調し制御回路108へ送る。制御回路108は復調回
路107から送られてくる質問信号に応じて種々の動作
を行い、質問器への送信時は変調回路109へ識別情報
に応じた送信データを出力する。なお、識別情報は記憶
回路110に予め記憶されており、この内容は質問器か
ら送られる信号により書き換え可能なものである。電源
回路111はアンテナ部103が受信した信号から電源
を得て上述した種々の回路に電源を供給する。なお、復
調回路107、制御回路108、変調回路109、記憶
回路110、電源回路111はIC101内に設けてあ
る。
【0017】図1に戻って、バンド部20は、データキ
ャリア1およびスペーサ2を2枚の可撓性フィルム3
a、3bで挟み込んで封止してある。バンド部20の長
手方向の両周辺部4、4には切り込み5〜5がそれぞれ
対向するように設けてある。データキャリア1はこの対
向する切り込み5の間に位置するよう位置決めされてい
る。言い換えれば、データキャリア1は切り込み5に対
応した位置に配設されている。よって、切り込み5に基
づきバンド部20を切断する際、データキャリア1も同
時に切断されて動作不能となる。なお、本例では切れ込
み5を対向するように設けてあるが、切れ込み5は対向
するように設けなくてもよく、片側の周辺部4にのみ設
けるようにしてもよく、周辺部4に1つだけ設けてもよ
い。このような場合も、データキャリア1を切れ込み5
の近くに配置しておけば、切り込み5からバンド部20
を切断する際、データキャリア1も同時に切断されて動
作不能となる。バンド部20の一端には差込部20aが
形成してあり、差込部20aはバンド部20の要部20
bよりも幅を狭くしている。バンド部20の他端には差
込部20aを差し込むことができる空洞部20cを形成
する空洞形成部20dが配設してある。図4は空洞部2
0c付近の拡大図で、空洞形成部20dの内側には両面
接着テープ20d1が貼り付けてあり、この両面接着テ
ープ20d1の空洞形成部20dの内側と貼り付いてる
面の反対側の面には保護紙20d2が設けてある。保護
紙20d2は、図4に示したように空洞部20c内で折
り曲げた構造になっている。
【0018】次に、図5、図6を参照してデータキャリ
ア装置10を装着および切断して取り外す場合の例を説
明する。
【0019】データキャリア装置10を対象物に装着す
る場合、バンド部20を対象物に巻きつけ、空洞部20
c内に差込部20aを差し込み、対象物との装着状態を
確認した上で保護紙20d2を引っ張って両面接着テー
プ20d1の接着面を露出させ、空洞形成部20cを押
圧して両面接着テープ20d1の接着面と差込部20a
を固着する。つまり、バンド部20の異なる箇所同士が
固着され、対象物にデータキャリア装置10が装着され
る。換言すれば、バンド部20の異なる箇所同士が取り
外し不能に連結されて対象物にデータキャリア装置10
が装着される。よって、バンド部20の一部を切断しな
い限り対象物から取り外すことができないデータキャリ
ア装置となる。
【0020】データキャリア装置10を対象物から取り
外す場合、図6に示すように切り込み5〜5に挟まれた
取り外し部20eを引っ張り、切り込み5からバンド部
20を切断して取り外す。この際、データキャリア1も
切断されるので、取り外された後のデータキャリア1は
動作不能となり、再利用等の不正使用を防止可能とな
る。
【0021】図7は、データキャリア装置10の他の例
を示した一部破断平面図であり、この例ではデータキャ
リア1のアンテナ部103をバンド部20の長手方向全
域に配設してある。さらに説明すると、バンド部20を
対象物に巻きつけて装着する際、アンテナ部103が重
なって送受信が不能になるのを回避するために、アンテ
ナ部103をバンド部20の幅方向の中心線に対して所
定の角度傾けて配設してある。なお、同図において、図
1、図2と同一構成のものには同一符号を附してある。
この場合、切り込み5に対応した位置でないところでベ
ルト部20が切断されてもデータキャリア1が切断され
るので、対象物から取り外された際に確実にデータキャ
リア1が動作不能となる。また、この場合、切り込み5
を設けなくてもよいが、バンド部20の切断の容易性を
考慮すると切り込み5を設けることが望ましい。
【0022】図8は、データキャリア装置10の他の例
を示した一部破断平面図であり、ベルト部20をプラス
チック成形部20fとプラスチック成形部20fより厚
みが薄く小さい力で切断可能なフィルム部20gを用い
て形成してあり、データキャリア1をフィルム部20g
に対応した位置に配設してある。なお、同図において、
図1、図2と同一構成のものには同一符号を附してあ
る。この場合、フィルム部20gを切断してデータキャ
リア装置10を対象物から取り外す際にデータキャリア
1も同時に切断される。
【0023】なお、上記では両面接着テープを使ってバ
ンド部20の異なる箇所同士を固着(取り外し不能に連
結)する例を示したが、バンド部20の異なる箇所同士
を固着(取り外し不能に連結)する構成は、これに限る
ものではない。例えば、超音波圧接や紫外線硬化型樹脂
を利用してバンド部20の異なる箇所同士を固着しても
よい。また、差込部20aの側面と空洞形成部20dの
側面に図9に示すような歯部20a1、20d3を設け
て連結するようにしてもよい。この場合、差込部20a
を空洞部20c内に矢印X方向に挿入可能となるととも
に、一度挿入されると歯部20a1の係止部20a1a
と歯部20d3の係止部20d3aが係合するので、差
込部20aは空洞部20c内を矢印Y方向に動くことは
できなくなる。つまり、バンド部20の異なる箇所同士
を取り外し不能に連結することとなる。
【0024】次に、上述した各々のデータキャリア装置
10を利用した遊園地やテーマパーク等のアミューズメ
ント施設におけるアトラクション順番予約システムの例
を図10に基づき説明する。
【0025】同図において、入場登録部40、予約登録
部50、アトラクション入場確認部60、予約状況確認
部70およびセンターサーバ80は、有線または無線の
LANにより接続されている。
【0026】入場登録部40は、アミューズメント施設
の入場門に設けてあり、質問器40aおよび端末装置4
0bを備える。質問器40aは、データキャリア装置1
0内のデータキャリア1に対して質問信号を送信すると
ともに、データキャリア装置10内のデータキャリア1
からの質問信号に応じた応答信号を受信し、その応答信
号に含まれる識別情報を読み込み端末装置40bに出力
する。端末装置40bは表示部40b1を備え、質問器
40aから送られてくる識別情報をセンターサーバ80
に送る。センターサーバ80は、入場登録部40から送
られてくる識別情報をデータベース80b内に設けた入
場登録記憶部80b1に順次登録する。
【0027】予約登録部50は、アミューズメント施設
の複数の場所に設置され、質問器50aおよび端末装置
50bを備える。質問器50aは、データキャリア装置
10内のデータキャリア1に対して質問信号を送信する
とともに、データキャリア装置10内のデータキャリア
1からの質問信号に応じた応答信号を受信し、その応答
信号に含まれる識別情報を読み込み端末装置50bに出
力する。端末装置50bは表示部50b1、アトラクシ
ョン指定部50b2等を備える。アトラクション指定部
50b2は予約したいアトラクションを指定するもの
で、所定のアトラクションが指定されるとその指定され
たアトラクションに対応するアトラクション予約識別情
報を出力する。端末装置50bは質問器50aから送ら
れてくる識別情報とアトラクション指定部50b2で指
定されたアトラクションに対応するアトラクション予約
識別情報等とを関連づけてセンターサーバ80に送る。
センターサーバ80は予約登録部50から送られてきた
情報をデータベース80b内に各アトラクションごとに
設けた予約登録記憶部80b2に順次登録する。
【0028】アトラクション入場確認部60は、所定の
アトラクションごとに対応させて設置してある入場ゲー
トにそれぞれ設けてあり、質問器60aと端末装置60
bを備える。質問器60aは、データキャリア装置10
内のデータキャリア1に対して質問信号を送信するとと
もに、データキャリア装置10内のデータキャリア1か
らの質問信号に応じた応答信号を受信し、その応答信号
に含まれる識別情報を読み込み端末装置60bに出力す
る。端末装置60bは表示部60b1、アトラクション
情報記憶部60b2および入場者カウンタ60b3等を
備える。アトラクション情報記憶部60b2は、対応す
る所定のアトラクションに応じたアトラクション入場識
別情報を記憶してある。入場者カウンタ60b3は、後
述する入場判定処理により入場が許可された利用者の数
をカウントする。端末装置60bは質問器60aから送
られてくる識別情報と入場者カウンタ60b3のカウン
ト値およびアトラクション情報記憶部60b2に記憶し
てあるアトラクション入場識別情報等を関連づけてセン
ターサーバ80に送る。センターサーバ80はアトラク
ション入場確認部60から送られてきた情報をデータベ
ース80b内に各アトラクションごとに設けたアトラク
ション入場確認記憶部80b3に順次書換えながら登録
する。
【0029】予約状況確認部70は、質問器70aと端
末装置70bを備え、アミューズメント施設の複数の場
所に設置される。質問器70aは、データキャリア装置
10内のデータキャリア1に対して質問信号を送信する
とともに、データキャリア装置10内のデータキャリア
1からの質問信号に応じた応答信号を受信し、その応答
信号に含まれる識別情報を読み込み端末装置70bに出
力する。端末装置70bは表示部70b1、状況確認操
作部70b2を備え、質問器70aから送られてくる識
別情報をセンターサーバ80に送信し、センターサーバ
80で識別情報に基づきデータベース80bを用いて照
合される利用者の各アトラクションの予約状況を表示部
70b1で表示する。また、状況確認操作部70b2を
操作された際には各アトラクションの予約状況を表示す
る。
【0030】センターサーバ80は、ホスト81と各ア
トラクションごとの収容人数情報と単位時間あたりの処
理人数情報等の情報を記憶する記憶部80aとデータベ
ース80bを備え、ホスト81が記憶部80aとデータ
ベース80bを利用しながら入場登録部40、予約登録
部50、アトラクション入場確認部60や予約状況確認
部70から送られてくる情報に基づき入場登録、予約登
録、アトラクション入場確認、予約状況確認等の処理を
行う。なお、ホスト81は現在時刻を計時する。
【0031】
【動作説明】入場時、利用者はアミューズメント施設の
受付でデータキャリア装置10を受け取り、これを上述
したような方法で腕等に装着する。この際、データキャ
リア装置10が確実に利用者の腕等に装着されるように
するためアミューズメント施設側でデータキャリア装置
10を利用者に装着するようにしてもよい。このように
すれば、不正行為を防止できる確率がさらに向上する。
【0032】データキャリア装置10を装着した利用者
は、入場門をくぐってアミューズメント施設に入場す
る。この際、入場門に設けてある入場登録部40から送
信される質問信号に応じて利用者に装着されたデータキ
ャリア装置10内のデータキャリア1から識別情報が送
信される。入場登録部40はこの識別情報を受信すると
受信した識別情報をセンターサーバ80に送る。
【0033】センターサーバ80は入場登録部40から
送られてくる識別情報をデータベース80b内の入場登
録記憶部80b1に登録する。この登録により、利用者
の入場登録が完了する。
【0034】所定のアトラクションヘの入場を希望する
場合、予約登録部50のアトラクション指定部50b2
を操作して所定のアトラクションを指定する。この際、
予約登録部50から送信される質問信号に応じて利用者
に装着されたデータキャリア装置10内のデータキャリ
ア1から識別情報が送信される。予約登録部50はこの
識別情報を受信すると、受信した識別情報とアトラクシ
ョン指定部50b2で指定されたアトラクションに対応
するアトラクション予約識別情報等とを関連づけてセン
ターサーバ80に送る。
【0035】センターサーバ80は予約登録部50から
識別情報とアトラクション予約識別情報を受けると、受
け取ったアトラクション予約識別情報が特定するアトラ
クションに対応する予約登録記憶部80b2を選択し、
選択した予約登録記憶部80b2に受け取った識別情報
を登録するとともに、その登録した情報に通し番号を付
加する。この通し番号は、各アトラクションに対応する
予約登録記憶部80b2ごとに独立して付加される。図
11は予約登録記憶部80b2の一例を示すものであ
る。
【0036】続いて、センターサーバ80は、これらの
情報に基づき入場OKか否かの判定を行う。具体的に
は、アトラクション予約識別情報により特定されたアト
ラクションに対応する入場者カウンタ60b3のカウン
ト値をアトラクション入場確認記憶部80b3から読み
出すとともに収容人数情報を記憶部80aからそれぞれ
読み出し、それらといま付加した通し番号とを利用して
(1)式に示した計算を行う。 (通し番号)−(入場者カウンタ60b3のカウント値)<(収容人数)・・・ (1)式 センターサーバ80は上記(1)式が成立するか否かに
より入場OKか否かの判定を行う。
【0037】上記(1)式が成立する場合、センターサ
ーバ80は入場OKと判断し、識別情報を送ってきた予
約登録部50の表示部50b1に入場OKを示す表示を
行わせる。
【0038】上記(1)式が成立しない場合、すなわち
予約して待っている人がアトラクションの収容人数を越
えている場合、センターサーバ80は特定されたアトラ
クションに対応する単位時間あたりの処理人数情報を記
憶部80aから読み出し(2)式に示した計算を行って
待ち時間を求め、識別情報を送ってきた予約登録部50
の表示部50b1に求めた待ち時間を表示させる。 (待ち時間)=((通し番号)−(入場者カウンタ60b3のカウント値))/ (単位時間あたりの処理人数)・・・(2)式 なお、(2)式で求めた待ち時間を利用して(3)式に
示した計算を行ってアトラクション入場予定時刻を求
め、識別情報を送ってきた予約登録部50の表示部50
b1に求めた入場予定時刻を表示させてもよい。 (入場予定時刻)=(現在時刻)+(待ち時間)・・・(3)式 このように、所定のアトラクションへの入場を予約で
き、その待ち時間を表示するので、従来のようにアトラ
クションの前に行列することなく、予定時間まで有効に
過ごすことができる。
【0039】利用者が予約した所定のアトラクションに
対応する入場ゲートを通過すると、入場ゲートに設けて
あるアトラクション入場確認部60から送信される質問
信号に応じて利用者に装着されたデータキャリア装置1
0内のデータキャリア1から識別情報が送信される。ア
トラクション入場確認部60はこの識別情報を受信する
と、受信した識別情報と入場者カウンタ60b3のカウ
ント値およびアトラクション入場識別情報等とを関連づ
けてセンターサーバ80に送る。
【0040】センターサーバ80はアトラクション入場
確認部60から識別情報と入場者カウンタ60b3のカ
ウント値およびアトラクション入場識別情報等を受ける
と、受け取ったアトラクション入場識別情報が特定する
アトラクションに対応するアトラクション入場確認記憶
部80b3に受け取った識別情報と入場者カウンタ60
b3のカウント値を登録する。なお、この登録は、受け
取ったアトラクション入場識別情報に応じたアトラクシ
ョン入場確認記憶部80b3の登録内容を更新していく
ものである。よって、アトラクション入場確認記憶部8
0b3に登録される入場者カウンタ60b3のカウント
値は入場ゲートで入場が許可された最新の値となる。図
12はアトラクション入場確認記憶部80b3の一例を
示すものである。
【0041】続いて、入場ゲートを通過した利用者が予
約した利用者であるかの判定等を行う。具体的には、ア
トラクション入場確認部60から受け取ったアトラクシ
ョン入場識別情報が特定するアトラクションに対応する
予約登録記憶部80b2を選択し、アトラクション入場
確認部60より受け取った識別情報と同一の識別情報が
選択した予約登録記憶部80b2に登録されているか否
か判定する。アトラクション入場確認部60より受け取
った識別情報と同一の識別情報が登録されていれば、入
場ゲートを通過した利用者が予約した利用者であると判
断する。すなわち、データキャリア1が有する識別情報
に基づき利用者を識別する。この際、データキャリア装
置10は利用者からはずされると動作不能となるので、
入場ゲートを通過した利用者が予約した利用者であると
いう判定は非常に高精度となる。よって、不正行為を防
止できる。アトラクション入場確認部60より受け取っ
た識別情報と同一の識別情報が登録されていないと、入
場ゲートを通過した利用者が予約した利用者でないと判
断し、アトラクション入場確認部60の表示部60b1
に入場禁止表示を行わせる。
【0042】入場ゲートを通過した利用者が予約した利
用者であると判断されると、続いて入場ゲートを通過し
た利用者が入場OKの状態であるか判定する。具体的に
は、先に選択した予約登録記憶部80b2に登録されて
いる識別情報に対応する通し番号とアトラクション入場
確認部60から受け取った入場者カウンタ60b3のカ
ウント値と記憶部80aに記憶されている収容人数情報
に基づき上記(1)式の計算を行い、この式が成立して
いれば入場OKと判定し、入場ゲートを通過した利用者
が所定のアトラクションへ入場することを許可する。こ
の許可の判定により、アトラクション入場確認部60の
表示部60b1に入場許可表示を行わせ、入場者カウン
タ60b3の値に1を加える。上記(1)式が成立しな
いと入場ゲートを通過した利用者は未だ待ち状態である
と判定し、上記(2)式の計算を行い、その計算結果を
アトラクション入場確認部60の表示部60b1に表示
させる。
【0043】利用者が自身の予約状況を確認する場合
は、予約状況確認部70に近づくだけで表示部70b1
に利用者の予約状況が表示される。具体的には、予約状
況確認部70から送信される質問信号に応じて利用者に
装着されたデータキャリア装置10内のデータキャリア
1から識別情報が送信される。予約状況確認はこの識別
情報を受信すると、受信した識別情報をセンターサーバ
80に送る。センターサーバ80は、送られてくる識別
情報が登録されている予約登録記憶部80b2を検索
し、該当する予約登録記憶部80b2が見つかると、見
つかった予約登録記憶部80b2に対応するアトラクシ
ョンを予約済みアトラクションとして表示部60b1に
表示させる。
【0044】各アトラクションの予約状況を確認したい
場合は、予約状況確認部70の状況確認操作部70b2
を操作すればよい。この操作により予約状況確認信号が
センターサーバ80に送信され、この信号を受けたセン
ターサーバ80は、予約登録記憶部80b2とアトラク
ション入場確認記憶部80b3を参照して各アトラクシ
ョンごとに予約人数(最大通し番号に対応)と入場済み
人数(入場者カウンタ60b3のカウント値に対応)と
を表示部70b1に表示させる。すなわち、各アトラク
ションの予約状況を表示部70b1に表示させる。
【0045】このように、本発明のデータキャリア装置
を用いてデータキャリア装置を装着している対象物を識
別すれば、その識別精度が大幅に向上する。
【0046】これまで待ち時間対策としての予約システ
ムは、いわゆるダフ屋行為等の不正行為や経済性の問題
で普及が遅れ、多くの人が時間を有効に利用できなかっ
たが、本システムの実用化により待ち時間対策としての
予約システムの導入が可能となる。
【0047】なお、上記では管理システムとして、アミ
ューズメント施設におけるアトラクション順番予約シス
テムに用いる例を示したが、管理システムとしては上記
に限るものではなく、バンド部の異なる箇所同士が固着
または取り外し不能に連結されることによりデータキャ
リアが装着される対象物の管理や識別に関するものであ
ればよい。例えば、イベント会場における順番予約シス
テムや物品の管理システム等に適用可能である。ただ、
上記の例のように使い終わったら必ず対象物から取り外
すものに適用すれば、簡単に取り外せる上に対象物にデ
ータキャリアの残骸が残らずしかもデータキャリアが動
作不能となるので、不正行為の防止のみならず対象物か
らきれいに取り外すことが容易に可能となる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、対象物に巻かれた状態
でバンド部の異なる箇所同士が固着または取り外し不能
に連結されることによりデータキャリアを対象物に装着
し、バンド部の一部が切断されて対象物から取り外され
た際にデータキャリアが動作不能となるので、対象物に
装着しているときのみ有効となるデータキャリア装置お
よび当該装置を利用した管理システムが可能となり、例
えば、予約等のシステムにおいて不正な付け替えや不正
な交換等の不正行為を防止可能となる。また、データキ
ャリアを貼り付けることなく対象物に装着できるので、
データキャリアを対象物から取り外す際、データキャリ
アの残骸が対象物に残ってしまうという不都合を解消で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した説明図。
【図2】図1のデータキャリアを示した説明図。
【図3】図1のデータキャリア1のブロック回路。
【図4】図1の要部拡大図。
【図5】本発明のデータキャリア装置の使用例を示した
説明図。
【図6】本発明のデータキャリア装置の使用例を示した
説明図。
【図7】本発明の他の実施例を示した説明図。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示した説明図。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示した説明図。
【図10】本発明の一実施例のネットワーク構成図。
【図11】図10の予約登録記憶部80b2の一例を示
した説明図。
【図12】図10のアトラクション入場確認記憶部80
b3の一例を示した説明図。
【符号の説明】
1 データキャリア 5 切れ目 10 データキャリア装置 20 バンド部 20e 第1の部材 20f 第2の部材 103 送信部 106 切れ目 102、104 封止材 110 記憶部 60、80 識別部 50、80 予約管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 剛 栃木県下都賀郡都賀町家中1864 セイコー プレシジョン株式会社栃木事業所内 (72)発明者 中村 敏宏 東京都江東区福住二丁目4番3号 セイコ ープレシジョン株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA04 MB07 NA08 PA02 PA14 QC09 QC20 SA30 5B035 AA13 BA02 BB09 CA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を記憶する記憶部と上記識別情
    報を無線信号で送出する送信部とを備えるデータキャリ
    アと、上記データキャリアが配設されているとともに対
    象物に装着可能なバンド部とを含むデータキャリア装置
    であって、 上記バンド部は、上記対象物に巻かれた状態で上記バン
    ド部の異なる箇所同士が固着または取り外し不能に連結
    されることにより上記対象物に装着されるものであり、 上記データキャリアは、上記バンド部の一部が切断され
    た際に動作不能になるものであることを特徴とするデー
    タキャリア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記バンド部には、
    所定の数の切れ目が設けてあり、上記データキャリアは
    上記バンド部の上記切れ目に対応した位置に配設されて
    いることを特徴とするデータキャリア装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記送信部は、上記
    バンド部の上記切れ目に対応した位置に配設されている
    ことを特徴とするデータキャリア装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、上記データ
    キャリアは、封止材にて封止されたものであり、上記封
    止材には所望の数の切れ目が設けてあることを特徴とす
    るデータキャリア装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記バンド部は、第
    1の部材と、上記第1の部材よりも小さい力で切断可能
    な上記第1の部材と異なる第2の部材とを含み、上記デ
    ータキャリアは、上記第2の部材に対応した位置に配設
    されていることを特徴とするデータキャリア装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、上記データキャリア
    は、上記バンド部の長手方向全域に配設されていること
    を特徴とするデータキャリア装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて記載
    されたデータキャリア装置と、上記データキャリア装置
    から送出される識別情報に基づき上記データキャリア装
    置が装着されている対象物を識別する識別部とを含むこ
    とを特徴とする管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記データキャリア
    装置から送出される識別情報に基づき上記データキャリ
    ア装置が装着されている対象物の所望の予約を登録する
    予約管理部をさらに含み、 上記識別部は、上記データキャリア装置から送出される
    識別情報に基づき上記識別情報を送出するデータキャリ
    ア装置を装着している対象物が上記予約管理部で登録さ
    れた上記所望の予約に対応した上記対象物と同一である
    か否か識別するものであることを特徴とする管理システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087999A1 (ja) * 2005-02-15 2006-08-24 Tac Kasei Co., Ltd. Rfid粘着ラベル
JP2010198154A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Fujitsu Ltd Rfidタグ

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