JP2002062727A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002062727A
JP2002062727A JP2000246690A JP2000246690A JP2002062727A JP 2002062727 A JP2002062727 A JP 2002062727A JP 2000246690 A JP2000246690 A JP 2000246690A JP 2000246690 A JP2000246690 A JP 2000246690A JP 2002062727 A JP2002062727 A JP 2002062727A
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patch
forming apparatus
developer
developing roller
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JP2000246690A
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Nobuyasu Tamura
暢康 田村
Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Kimio Nishizawa
公夫 西沢
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G13/08Developing using a solid developer, e.g. powder developer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像のカスレなどの画質の低下を抑制できる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】感光体ドラム8に対するスリーブ22aの
相対速度(Vs/Vp)と、感光体ドラム8とスリーブ
22a間の距離(Dsd(μm))と、スリーブ22a
上の現像剤搬送量(Dws(mg/cm2))との間
に、以下の関係を成立させることで、画質を高く維持で
きる 1<(Vs/Vp)≦(Dsd/Dws)×0.129

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像のカスレを抑
止できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】形成すべき画像に応じて帯電させること
により、トナー粉とキャリヤとを含む二成分現像剤を、
現像ローラ周囲に磁力を用いて付着させ、かかる現像ロ
ーラを像担持体としての転写紙に転圧させることによ
り、転写紙にトナー像を形成する画像形成装置が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像ローラ
の周囲に付着した現像剤は、磁力により現像ローラ周面
に付着しているので、例えば磁石上の砂鉄のように、現
像ローラ周面から半径方向にトゲ状に延びることがあ
る。これを現像剤の穂という。現像剤の穂が生じると、
その先端で、像担持体上のトナー像(特に画像の後端)
を掻き取られる恐れがあり、それにより画像の後端カス
レなどの画質の低下を生じさせることとなる。特に、近
年においては、画像のカラー化や高画質化が要求される
傾向が強く、画質を低下させる要因は、極力排除する必
要がある。
【0004】そこで、本発明は、かかる従来技術の問題
点に鑑み、画像のカスレなどの画質の低下を抑制できる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
第1の本発明の画像形成装置は、二成分現像剤を保持し
た現像ローラから像担持体に現像剤を接触させて現像を
行う画像形成装置において、前記像担持体に対する前記
現像ローラの相対速度(Vs/Vp)と、前記像担持体
と前記現像ローラ間の距離(Dsd(μm))と、前記
現像ローラ上の現像剤搬送量(Dws(mg/c
2))との間に、 1<(Vs/Vp)≦(Dsd/Dws)×0.129 (1) の関係が成り立つことを特徴とする。
【0006】第2の本発明の画像形成装置は、二成分現
像剤を保持した現像ローラから像担持体に現像剤を接触
させて現像を行う画像形成装置において、少なくとも1
個、又は濃度の異なる数個のパッチ画像を像担持体上に
作成し、前記作成したパッチ画像に対し、画像進行方向
で画像パッチ濃度をスキャンしたパッチスキャンデータ
を検出し、前記パッチスキャンデータから、パッチ中央
部所定範囲の第1の画像濃度データと、パッチ後端部所
定範囲の第2の画像濃度データとを算出し、前記パッチ
中央部所定範囲の第1の画像濃度データとパッチ後端部
所定範囲の第2の画像濃度データから、パッチ後端部の
エッジが強調又はカスレ気味と判断できる場合に、前記
パッチ後端部所定範囲の第2の画像濃度データが、パッ
チ中央部所定範囲の第1の画像濃度データに対して所定
濃度範囲内になるように、前記像担持体に対する前記現
像ローラの相対速度(Vs/Vp)を制御することを特
徴とする。
【0007】
【作用】図1は、像担持体と現像ローラ間の距離(Ds
d(μm))と、現像ローラ上の現像剤搬送量(Dws
(mg/cm2))との関係を示す図である。本発明者
らの研究によれば、現像剤の穂の長さには限界があるた
め、図1に示すように、像担持体と現像ローラ間の距離
すなわち隙間(Dsd)を大きくすればするほど、画像
が現像剤の穂によって掻き取られる可能性が低くなり、
画質が向上することが判った。また、現像ローラ上の現
像剤搬送量(Dws)を大きくすればするほど、現像剤
の穂が高く伸びやすいため、画質が低下することが判っ
た。
【0008】一方、像担持体に対する前記現像ローラの
相対速度(Vs/Vp)を大きくすると、像担持体と現
像ローラ間の距離(Dsd(μm))と、現像ローラ上
の現像剤搬送量(Dws)が同一であっても、画質が悪
くなる傾向があることが判明した。
【0009】これらの関係を式で表すと、以下のように
なる。 ((Vs/Vp)×Dws)/Dsd=a (aは定数) (1)
【0010】本発明者らは、試験により定数aを求め
た。 (供試条件) 二成分現像剤(トナー:粒径5〜10μm+キャリヤ:
粒径40〜100μm、 磁化量30〜
60emu/g) トナー濃度:4〜8% 帯電量:10〜50μC/g カサ密度:1.5〜2.0g/cm2 以上の条件下で、Dws、Dsd、Vs/Vpを変え
て、後端カスレの評価を目視にて行い、表1に示す結果
を得た。表中、○はカスレなし、×はカスレあり、△は
どちらともいえないという結果を示している。
【表1】
【0011】以上の試験結果より、カスレが発生する限
界は、a=0.129のときであることが判明したの
で、(1)式は、 ((Vs/Vp)×Dws)/Dsd=0.129 (1’) と表せる。ここで、Vs/Vpを1以下にすると、画像
ノイズが増大することが判っているから、それと
(1’)式から、以下の(2)式が得られる。 1<(Vs/Vp)≦(Dsd/Dws)×0.129 (2)
【0012】すなわち、第1の本発明の画像形成装置の
ように、前記像担持体に対する前記現像ローラの相対速
度(Vs/Vp)と、前記像担持体と前記現像ローラ間
の距離(Dsd(μm))と、前記現像ローラ上の現像
剤搬送量(Dws(mg/cm2))との間に、(2)
式の関係を成立させることで、画質を高く維持できるこ
とが判ったのである。
【0013】特に、現像剤の穂に起因する画像のカスレ
は、画像のハーフトーン部において明確に表れることか
ら、画像形成装置が、写真などの高精細な画像を現像す
る高画質モードを有している場合に、かかる高画質モー
ドで画像を形成する場合に、上式(2)の関係を成立さ
せることが画質を維持する上できわめて有効となる。
【0014】さらに、現像剤搬送量は、前記現像ローラ
の摺動距離に応じて変動する。そこで、前記現像ローラ
の摺動距離を積算計測し、積算計測された摺動距離に基
づき、前記現像剤搬送量(Dws)を決定するようにす
れば、現像剤搬送量を直接求めることなく、その制御が
可能となる。尚、例えば試験的に前記現像ローラの摺動
距離と前記現像剤搬送量との関係を求めて、不揮発性メ
モリにテーブルとして記憶しておけば、現時点での摺動
距離が判れば、かかるテーブルから直ちに現像剤搬送量
を求めることができる。
【0015】又、現像剤搬送量は、雰囲気温度や湿度の
変化に応じても変動する。そこで、雰囲気温度及び湿度
の少なくとも一方を検出し、検出された温度及び湿度の
少なくとも一方に基づき、前記現像剤搬送量(Dws)
を決定するようにすれば、現像剤搬送量を直接求めるこ
となく、その制御が可能となる。尚、例えば試験的に雰
囲気温度・湿度と前記現像剤搬送量との関係を求めて、
不揮発性メモリにテーブルとして記憶しておけば、現在
の雰囲気温度・湿度が判れば、かかるテーブルから直ち
に現像剤搬送量を求めることができる。
【0016】第2の本発明の画像形成装置は、二成分現
像剤を保持した現像ローラから像担持体に現像剤を接触
させて現像を行う画像形成装置であって、少なくとも1
個、又は濃度の異なる数個のパッチ画像を像担持体上に
作成し、前記作成したパッチ画像に対し、画像進行方向
で画像パッチ濃度をスキャンしたパッチスキャンデータ
を検出し、前記パッチスキャンデータから、パッチ中央
部所定範囲の第1の画像濃度データと、パッチ後端部所
定範囲の第2の画像濃度データとを算出し、前記パッチ
中央部所定範囲の第1の画像濃度データとパッチ後端部
所定範囲の第2の画像濃度データから、パッチ後端部の
エッジが強調又はカスレ気味と判断できる場合に、前記
パッチ後端部所定範囲の第2の画像濃度データが、パッ
チ中央部所定範囲の第1の画像濃度データに対して所定
濃度範囲内になるように、前記像担持体に対する前記現
像ローラの相対速度(Vs/Vp)を制御するので、自
動的に画質を調整できるため、調整の手間がかからない
という利点がある。
【0017】さらに、前記像担持体に対する前記現像ロ
ーラの相対速度(Vs/Vp)の制御の代わりに、現像
AC周波数又は現像ACバイアスの制御を行うこともで
きる。
【0018】又、前記制御後において、前記パッチ中央
部所定範囲の画像濃度データを、第3の画像濃度データ
として検出し、前記第3の画像濃度データが、前記第1
の画像濃度データから所定濃度範囲内になるように、現
像DCバイアスもしくは露光量にフィードバック制御を
行うと好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は、本実施の形態にかかる画
像形成装置の概略構成図である。図2において、画像形
成装置1は、給紙カセット2内に収納する転写材である
転写紙3を給紙ローラ4及び重走防止手段5により1枚
ずつ送り出す。それにより転写紙3は、図示しないガイ
ド板に導かれて搬送ローラ6に挿入される。さらに、搬
送ローラ6から送り出される転写紙3は、レジストロー
ラ7に挿入され、転写処理部の転写領域に送り出され
る。
【0020】これと並行して、感光体ドラム8の周面に
は、帯電器20で電荷が付与され、露光系21を介して
画像光が照射されることにより、感光体ドラム8の周面
に静電潜像が形成される。さらに、現像器22から供給
される二成分現像剤で現像することにより、感光体ドラ
ム8の周面にはトナー画像が形成される。
【0021】その後、転写紙3は、感光体ドラム8、転
写チャージャ9、剥離チャージャ10を通過してトナー
画像を担持し、分離爪11を経て搬送ベルト12に上載
され、定着部13に送り込まれる。この定着部13内で
加熱・加圧された転写紙3はトナー像を定着し、図示し
ない排紙トレイに送られるようになっている。
【0022】図3は、現像器22を拡大して示す図であ
る。図3において、現像剤Dが収容された筐体22f内
には、一対の現像剤搬送スクリュー22c、22dが回
転可能に配置され、それに隣接して供給ローラ22bが
回転可能に配置され、さらに像担持体である感光体ドラ
ム8と、供給ローラ22bとの間には、現像ローラであ
るスリーブ22aが回転可能に配置されている。スリー
ブ22aの上方には、現像規制板22eが隣接配置され
ている。
【0023】現像剤搬送スクリュー22c、22dを回
転させると、不図示の現像剤貯蔵部より現像剤Dが、供
給ローラ22bの近傍まで搬送される。さらに、供給ロ
ーラの回転により、現像剤Dは、スリーブ22aの近傍
に供給され、スリーブ22aが回転すると、その回転速
度に応じて適量の現像剤Dがスリーブ22aの周面を介
して、感光体ドラム8の周囲に供給されるようになって
いる。
【0024】図4は、本実施の形態にかかる画像形成装
置の現像器制御系を示すブロック図である。図4におい
て、スリーブ22aの回転速度を制御するスリーブ制御
部101と、感光体ドラム8の回転速度を制御するドラ
ム制御部102と、雰囲気温度及び湿度を測定する温度
/湿度センサ103と、スリーブ22aの回転数を検出
して摺動距離を求めるカウンタ104と、エッジ検出部
105と、現像剤搬送量変化を記憶した不揮発性メモリ
106は、CPU100に接続され個々に制御されるよ
うになっている。
【0025】具体的に、本実施の形態の画像形成装置で
行われるカスレ制御について説明すると、現像器22の
仕様を、感光体ドラム8−スリーブ22a間距離(Ds
d):500μmスリーブ22aの初期現像剤搬送量
(Dws):35mg/cm2としたときに、上式
(2)に基づき、感光体ドラム8に対するスリーブ22
aの相対速度(Vs/Vp)を、 1<Vs/Vp≦1.84 (3) を満たすように、スリーブ制御部101とドラム制御部
102とが回転制御を行うことで、画像後端カスレをな
くすことが可能である。
【0026】又、スリーブ22aの摺動距離が増大する
と、現像剤搬送量が低下することに鑑みて、Vs/Vp
値を変更させると好ましい。より具体的には、スリーブ
22aの摺動距離をカウンタ104で求め、例えば6k
m経過したことを検知したら、不揮発メモリ106に格
納された摺動距離6kmに対する変化後のDws値30
mg/cm2(実験的に予め求めテーブルとして記憶し
ておく)を検索し、上式(2)に、初期現像剤搬送量で
あるDws値35mg/cm2の代わりに、変化後のD
ws値30mg/cm2を代入することで、以下のよう
な最適なVs/Vp値を得ることができる。 1<Vs/Vp≦2.15 (4)
【0027】ここで、Vs/Vp値を変更すると、画像
の濃度が調整前に対して変化する恐れがある。そこで、
濃度の異なる数個のパッチ画像を感光体ドラム8上に作
成して、調整前後で各パッチ濃度を検出し、調整後のパ
ッチ濃度が、調整前のパッチ濃度と等しくなるように、
現像Dcバイアスにフィードバック制御する。それによ
り、画像の濃度変化を防止しつつも、摺動距離が増大し
た場合に応じて最適なVs/Vp値を設定することによ
り後端カスレを抑制することができる。
【0028】一方、温度や湿度に応じて、現像剤搬送量
は変化する。そこで、温度及び湿度を検出する温度/湿
度センサ103により、例えば温度/湿度が(20℃/
30%)から(10℃/10%)に変化したことを検出
したときは、不揮発メモリ106に格納された温度/湿
度に対するDwsデータから、(10℃/10%)の時
のDws値40mg/cm2(実験的に予め求めテーブ
ルとして記憶しておく)を読み出し、上式(2)に、
(20℃/30%)の時のDws値35mg/cm2
代わりに、(10℃/10%)のDws値40mg/c
2を代入することで、以下のように最適なVs/Vp
値を得ることができる。 1<Vs/Vp≦1.61 (5)
【0029】スリーブ22aの摺動距離が増大した場合
と同様に、濃度の異なる数個のパッチ画像を感光体ドラ
ム8上に作成して、調整前後で各パッチ濃度を検出し、
調整後のパッチ濃度が、調整前のパッチ濃度と等しくな
るように、現像Dcバイアスにフィードバック制御する
と好ましい。それにより、画像の濃度変化を防止しつ
つ、最適なVs/Vp値を設定することにより後端カス
レを抑制することができる。
【0030】ところで、例えば経時的な搬送量変化など
に伴う画像のエッジ強調もしくは後端カスレについて
は、上述した構成では、抑制することが困難である。そ
こで、本実施の形態においては、エッジ検出部105を
設けて、以下のような動作を行っている。尚、前準備と
して、均一濃度の原画像に基づき、感光体ドラム8上に
おのおの濃度の異なる複数の(1個でも可)のパッチ画
像(図5)を形成しておく。
【0031】エッジ検出部105は光学的読取部を有
し、感光体ドラム8上に形成されたパッチ画像Pをスキ
ャンすることによって、その濃度に応じたパッチスキャ
ンデータを検出する。CPU100は、かかるパッチス
キャンデータから、パッチ中央部所定範囲の画像濃度平
均値CD1と、パッチ後端部所定範囲の画像濃度平均値
CD2を算出し、前記CD1とCD2とが、下記条件を
外れるような濃度差がある場合、 CD1×0.97 ≦ CD2 ≦ CD1×1.03 (6) CD1とCD2が上記条件になるように、Vs/Vpに
フィードバック制御を行うようになっている。
【0032】さらに、エッジ検出部105の光学的読取
部は、フィードバック制御後のパッチ中央部所定範囲の
画像濃度平均値CD3を検出し、CD3とCD1とが、
下記条件範囲になるように、 CD1×0.97 ≦ CD3 ≦ CD1×1.03 (7) 現像DCバイアスによりフィードバック制御を行うこと
により、画像濃度を維持しつつ、画像後端部のエッジ強
調とエッジカスレを改善することができる。
【0033】尚、フィードバック制御の対象となるVs
/Vpの代わりに、現像ACバイアス、現像AC周波
数、Dsd値、もしくはDws値を用いてフィードバッ
クすることにより、同様に画像後端部のエッジ強調とエ
ッジカスレを改善することができる。又、そのときの画
像濃度に関しては、同様に現像DCバイアス又は露光量
によりフィードバック制御することで、画像濃度を維持
しつつ、画像後端部のエッジ強調とエッジカスレを改善
することができる。現像ACバイアス、現像AC周波
数、現像DC周波数、露光量のフィードバック制御に関
しては、よく知られているので、その説明を省略する。
【0034】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、画像のカスレなどの画
質の低下を抑制できる画像形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】像担持体と現像ローラ間の距離(Dsd(μ
m))と、現像ローラ上の現像剤搬送量(Dws(mg
/cm2))との関係を示す図である。
【図2】本実施の形態にかかる画像形成装置の概略構成
図である。
【図3】現像器22を拡大して示す図である。
【図4】現像器22の制御系を示すブロック図である。
【図5】パッチ画像の例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 給紙カセット 3 転写紙 4 給紙ローラ 5 重走防止手段 6 搬送ローラ 7 レジストローラ 8 感光体ドラム 9 転写チャージャ 10 剥離チャージャ 11 分離爪 12 搬送ベルト 13 定着部 20 帯電部 22 現像器 22a スリーブ 100 CPU 101 スリーブ制御部 102 ドラム制御部 103 温度/湿度センサ 104 カウンタ 105 エッジ検出部 106 不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA04 DA07 DA10 DA11 DA14 DA50 DE01 DE07 EA02 EA04 EA05 EA20 EC03 EC06 EC07 EC09 ED02 ED09 EE03 FB15 JC06 2H073 AA02 BA02 BA03 BA13 BA28 BA33 CA03 2H077 AD06 AD36 BA03 BA07 DA03 DA18 DB08 DB13 DB14 DB25 EA01 EA15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二成分現像剤を保持した現像ローラから
    像担持体に現像剤を接触させて現像を行う画像形成装置
    において、 前記像担持体に対する前記現像ローラの相対速度(Vs
    /Vp)と、前記像担持体と前記現像ローラ間の距離
    (Dsd(μm))と、前記現像ローラ上の現像剤搬送
    量(Dws(mg/cm2))との間に、 1<(Vs/Vp)≦(Dsd/Dws)×0.129 の関係が成り立つことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 高精細な画像を現像する高画質モードを
    有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像ローラの摺動距離を積算計測
    し、 積算計測された摺動距離に基づき、前記現像剤搬送量
    (Dws)を決定することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 雰囲気温度及び湿度の少なくとも一方を
    検出し、 検出された温度及び湿度の少なくとも一方に基づき、前
    記現像剤搬送量(Dws)を決定することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 二成分現像剤を保持した現像ローラから
    像担持体に現像剤を接触させて現像を行う画像形成装置
    において、 少なくとも1個、又は濃度の異なる数個のパッチ画像を
    像担持体上に作成し、前記作成したパッチ画像に対し、
    画像進行方向で画像パッチ濃度をスキャンしたパッチス
    キャンデータを検出し、 前記パッチスキャンデータから、パッチ中央部所定範囲
    の第1の画像濃度データと、パッチ後端部所定範囲の第
    2の画像濃度データとを算出し、 前記パッチ中央部所定範囲の第1の画像濃度データとパ
    ッチ後端部所定範囲の第2の画像濃度データから、パッ
    チ後端部のエッジが強調又はカスレ気味と判断できる場
    合に、前記パッチ後端部所定範囲の第2の画像濃度デー
    タが、パッチ中央部所定範囲の第1の画像濃度データに
    対して所定濃度範囲内になるように、前記像担持体に対
    する前記現像ローラの相対速度(Vs/Vp)を制御す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体に対する前記現像ローラの
    相対速度(Vs/Vp)を制御する代わりに、現像AC
    周波数又は現像ACバイアスを制御することを特徴とす
    る請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御後において、前記パッチ中央部
    所定範囲の画像濃度データを、第3の画像濃度データと
    して検出し、 前記第3の画像濃度データが、前記第1の画像濃度デー
    タから所定濃度範囲内になるように、現像DCバイアス
    もしくは露光量にフィードバック制御を行うことを特徴
    とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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