JP2002058349A - 植木鉢用内容器 - Google Patents

植木鉢用内容器

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JP2002058349A
JP2002058349A JP2000289564A JP2000289564A JP2002058349A JP 2002058349 A JP2002058349 A JP 2002058349A JP 2000289564 A JP2000289564 A JP 2000289564A JP 2000289564 A JP2000289564 A JP 2000289564A JP 2002058349 A JP2002058349 A JP 2002058349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市販の植木鉢、特にプラスチック鉢や化粧鉢
と組み合わせて用いることによって、過剰に散水しても
植物の根腐れを防止でき、真夏の直射日光の下でも鉢土
を外気温以下に保つことができ、植物にダメージを与え
ることなく鉢交換が自由に行え、しかも、周囲から鉢土
の様子を観察することもできる内容器の提供を目的とし
たものである。 【解決手段】 上端外周には鍔部を、壁部には複数の孔
を、底部には複数の排水孔を設け、市販の植木鉢に容易
に出し入れできる形状を有する有色もしくは透明色から
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、草花、樹木、野菜など
(以下植物と称す)の園芸等に用いる植木鉢用内容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、植物の園芸に用いる容器として植
木鉢は公知のものであり、素焼き鉢、プラスチック鉢、
化粧鉢などの種類がある。大きさは植木鉢業界の規格に
よって口径を「号」で表示し、号数に3を掛けると鉢上
端直径の大きさがcm単位で分るようになっている。高
さに関しては「標準鉢、浅鉢、深鉢」などで表示され、
口径と高さがほぼ同じものを標準鉢、高さが口径の半分
より低いものを浅鉢、口径より高いものを深鉢というよ
うに称されている。
【0003】さて、そのなかで土を練固め700℃〜1
000℃前後で焼いた素焼き鉢は素材である土が多孔質
なため、容器そのものに水や空気を通す性質があり、容
器に盛られた土(以下鉢土と称す)の水はけを良くし、
植物の根に必要な空気を補給できるので植物栽培に適し
た容器である。しかし、プラスチック鉢に比べ見栄えが
悪く、重く壊れやすい欠点がある。
【0004】一方、プラスチック鉢は素焼き鉢のように
水や空気を通す性質が無いため、植えられた植物に散水
した場合、余水は鉢の底面に設けた排水用の孔から流れ
出るか、鉢土表面の土(以下表土と称す)から蒸散させ
る以外水はけをする手段が無かった。水はけが悪いと鉢
土の中の空気が不足し、植物の根は酸欠を起こし水分や
肥料分を吸収し茎から葉へ送る働きを弱めてしまい、水
はけの悪い状態が続くと植物は根腐れを起こし枯れてし
まう。鉢土の乾き具合は一般的な目安として、プラスチ
ック鉢は素焼き鉢より夏で3〜4日、冬で5〜7日以上
も遅いため、四季によって水を与える周期を変えなけれ
ばならない。しかしながら、プラスチック鉢は安価で、
軽く、壊れにくく、種類も豊富という利点の他、近年の
プラスチック成形技術の進歩により飾り鉢として使用で
きる見栄えの良さも備わってきているので、最近はプラ
スチック鉢の使用が大半を占めるようになってきた。
【0005】化粧鉢は練固めた土に上ぐすりをかけ12
00℃前後の高温で焼いたもので、そのまま飾り鉢とし
て使用でき、汚れてもすぐ拭き取ることができる利点は
あるが、プラスチック鉢と同様水や空気を通す性質がな
く重く壊れやすく、しかも、他の鉢に比べ高価である。
【0006】このように素焼き鉢、プラスチック鉢、化
粧鉢(以下市販の植木鉢と称す)にはそれぞれ長所欠点
があり、室内などの観賞用に用いる場合は化粧鉢やプラ
スチック鉢を使用し、樹木など根の発育が植物の成長を
左右するものには素焼き鉢を使用するというように目的
に応じた使い方がされてきた。そして、市販の植木鉢に
植えられた植物は最初に用いた鉢を栽培が完了するまで
使用するのが一般的であり、鉢の交換はその手間の煩わ
しさや植物へのダメージを考慮し、植物が成長し鉢が手
狭になった時、鉢土が腐敗するなど鉢土に起因する異常
を見つけた時、鉢を破損させた時など以外ほとんど行な
われることは無かった。又、市販の植木鉢のうち容器を
透明にすることが可能なプラスチック鉢でも、鉢土が見
えると見栄えが悪いとか、植物の根に光が当たっている
と根の発育が悪くなり植物がよく育たないなどの理由か
ら透明色を用いた容器は無かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べてきたように
市販の植木鉢にはそれぞれ容器に特徴があり、なかでも
素焼き鉢の空気や水を通す性質は鉢土のなかに酸素や水
に溶けた養分をより多く供給させ、根の発育を増し植物
の成長を高める優れた効果を発揮する。従って、どんな
種類の植物も初めて開花したり結実するまでの成長期間
は素焼き鉢を用いて育てることが理想であるが、素焼き
鉢から化粧鉢やプラスチック鉢などへ移し替える鉢交換
の手間の煩わしさや、鉢交換時に根を損傷させて、せっ
かく育てた植物の成長を遅らせたり枯れさせてしまう失
敗を恐れ、この操作はほとんど行われることは無かっ
た。又、成熟した植物を室内などで観賞する際、観賞効
果を高めるため他の鉢に移し変えることが行われないの
も、鉢交換の煩わしさや交換時の根の損傷による失敗を
恐れるためで、TPO(時、場所、場合)に合わせ鉢を
自由に交換することは誰もが望むにもかかわらずほとん
ど行われることは無かった。
【0008】プラスチック鉢や化粧鉢を使用する場合、
鉢土に含まれる水分の蒸散は表土と鉢底の排水孔だけな
ので、湿度の高い夏季に長時間屋外に置くと、壁面から
の蒸散が無い分日光の熱が鉢土にこもり、日の当たる側
の鉢土は外気温以上になる。植物の根は鉢土がおおよそ
30℃以上になると成育できず、植木鉢という狭い器の
中で鉢土の温度がおおよそ15℃〜25℃部分の根だけ
が成育するので植物に十分な栄養が行き渡らず、植物を
弱らせたり成長を遅らせたりした。そして、外気温以上
になる日が続くと鉢土は絶えず蒸れた状態となり遂には
腐敗し、その結果、植物は根腐れを起こし枯れてしま
う。そのため、設置時間や設置場所の管理が可能な人
は″すだれ″などの遮光用具を用いて日に当てる時間を
調節したり、鉢を日陰に移し変えたりする煩わしい作業
を実施するが、管理することのできない人はやむを得ず
そのまま放置し、生き長らえた植物を育てるということ
が多々見られた。
【0009】その他の問題として、市販の植木鉢には鉢
土が透けて見えるよう透明色を用いた容器が無いので、
鉢土に起因して植物が弱ったり枯れたりした場合、その
原因(例えば、鉢土が腐敗し根腐れを起こしている、鉢
土に害虫が寄生し根を枯らせてしまっている、植物の根
や株が成長し増殖することによって器が手狭になり根詰
まりを起こしているなど)を判断するには、表土の状態
や植物の様子を観察して鉢土に何が起きたかを推測する
か、植えられた植物を鉢土ごと鉢から取り出し直接鉢土
を観察することによって確認する以外に方法が無かっ
た。その結果、熟練した診断力のない素人には的確な対
策が取れず、鉢土の入れ換えや薬剤散布が遅れたり、あ
るいは他の原因にもかかわらず植えられた植物を鉢土ご
と鉢から取り出すことによって植物に余計なダメージを
与えてしまい、せっかく育ててきた植物の成長を遅らせ
たり枯らせてしまうことがしばしば起きた。本発明は上
述したそれぞれの植木鉢の長所を活かしつつ、問題点を
解決するため特にプラスチック鉢や化粧鉢に収めて使用
する容器を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の容器は上端外周に鍔部を備え、壁部には孔
を複数設け、底部には排水孔を複数設け、鍔部を除いた
壁部の外径が組み合わせて使用する任意の植木鉢壁部の
内径より小さく、且つ、当該植木鉢に収めた時、鍔部の
位置が当該植木鉢の上端部より高めとなる形状を有する
ことを特徴とした植木鉢用の内容器であり、容器に透明
色を用いると課題解決の範囲を広げることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図3に基
づいて説明する。図1は本発明の基本構造を示す断面
図、図2はその平面図であり、図3は本発明の使用状態
を示す一部断面図である。図1、2で示すように本発明
の容器本体(1)は容器上端の鍔部(2)、孔(4)を
複数設けた容器の壁部(3)、排水孔(6)を複数設け
た容器の底部(5)からなる。
【0012】容器上端の鍔部(2)は図3に示すように
植物(10)と鉢土(12)を収め重くなった本発明の
容器本体(1)を植木鉢(7)に出し入れする際、指を
掛けてその操作をし易くするためと、出し入れの際指先
の力による容器変形を防止する補強効果を持たせるため
に設けたものである。
【0013】本発明の容器本体(1)は図3に示すよう
に本発明容器本体(1)と組み合わせて使用する植木鉢
(7)に対し鍔部(2)を除いた壁部(3)の外径を当
該植木鉢の壁部(8)内径よりおおよそ10%程度小さ
く成形すると良い。これにより植木鉢(7)に容易に出
し入れできるばかりでなく、植木鉢(7)ごと持ち運び
する際、中に収めた本発明の容器本体(1)が鉢内で傾
いたり倒れたりすることも防止できる。
【0014】壁部(3)の孔(4)の大きさは盛られた
鉢土(12)がこの孔を通してこぼれ出ないおおよそ
0.1mm〜3.2mm程度が望ましく、孔(4)
の形状はどんな形でもよい。又、孔(4)の数は壁部
(3)の強度を保つため、もしくは透明度を損なわない
ことを考慮し1cm当たりおおよそ4〜25個程度が
望ましい。又、孔(4)は壁部(3)全面に設けるより
図1に示すように壁部(3)の下端から本発明容器本体
(1)全高のおおよそ10分の1から6分の1上がった
位置まで、同じく壁部(3)の上端から全高のおおよそ
10分の1から6分の1下がった位置まで設けないほう
が望ましい。その理由のうち、壁部(3)の下端部分に
関しては図3に示すように本発明容器本体(1)の排水
孔(6)から鉢土(12)がこぼれ出ないように、又、
散水時の余水が鉢土(12)内に滞留することなく限ら
れた排水孔(6)から流れ出るようにゴロ土(13)を
容器底部(5)から容器全高の10分の1から6分の1
ぐらいの高さまで一面に敷詰めるので、水や空気を通す
効果を必要としないゴロ土(13)部分の壁部(3)の
孔(4)は不要となる。又、壁部(3)の上端部分に関
しては壁部(3)の上端から容器全高の10分の1から
6分の1ぐらい下がった位置が表土となるよう鉢土(1
2)を盛ることによって、できた空間部に散水した水を
一時的に貯め、鉢土(12)内に均一に浸透させること
ができるので、この部分の壁部(3)に水が漏れてしま
う孔(4)は無いほうが良いという理由からである。
【0015】容器底部(5)の排水孔(6)は図3に示
すよう植えられた植物(10)に散水した際の余水を本
発明容器本体(1)の外に流し出すために設けたもの
で、排水孔(6)の大きさはゴロ土(13)がこぼれ出
ない概ね12mm〜180mm程度が望ましく、排
水孔(6)の形状はどんな形でもよい。排水孔(6)の
数は孔の大きさによって変わってくるが、本発明容器本
体(1)内の植物(10)や鉢土(12)、ゴロ土(1
3)などの重さによって底部(5)が変形しない強度を
保つことができ、しかも、散水時の余水が速やかに容器
外に流出できるのであれば少ない方が望ましい。因み
に、排水孔(6)の総面積は底面積のおおよそ8%〜1
2%あれば充分である。尚、排水孔(6)から流出した
余水は植木鉢の排水孔(9)、(9′)を通して鉢外へ
排出される。
【0016】本発明容器本体(1)の全高、即ち、容器
下端から上端までの高さに関しては、鍔部(2)に指を
掛けて市販の任意の植木鉢(7)に出し入れできるよ
う、植木鉢(7)に収めた時鍔部(2)が植木鉢(7)
の上端より高めとなる寸法に成形されている。高目の寸
法の目安として5号ぐらいまでの植木鉢に対しておおよ
そ5mm〜10mm、それ以上の号数の植木鉢に対して
は10mm〜20mm程度あれば充分である。
【0017】図4、図5は本発明の一実施例を示す断面
図と平面図で、容器各部位の変形を防止するため、鍔部
(2)は周縁を下向きに折り込み、壁部(3)には内側
もしくは外側に突出したリング状のリブ(14)、(1
4′)を、底部(5)にはリング状の凸部(15)や盤
状の凸部(16)をそれぞれ設けたものである。尚、リ
ング状のリブ(14)やリング状の凸部(15)の数は
変形防止に見合う数があればよい。
【0018】図6、図7は本発明の他の実施例を示す断
面図と平面図で、鍔部(2)の変形を防止するため鍔部
(2)周囲数箇所に補強板(17)を一体成形により設
け、壁部(3)は円筒形から多角形の筒状にすることに
より壁部(3)の変形を防止したものであり、底部
(5)は盤状の凸部を大きくすることによって変形を防
止したものである。尚、図2、図5、図7の壁部に孔
(4)を描くと図が見ずらくなるので孔(4)の図示を
省略した。
【0019】以上の説明により、本発明の容器は当該容
器に鉢土を盛りそのなかに植物を植え、市販の任意の植
木鉢、特にプラスチック鉢や化粧鉢などに収めて使用す
る容器であるから、容器壁面に水や空気を通す性質のな
いプラスチック鉢や化粧鉢を使用しても内容器である本
発明の容器壁面から鉢土内に水や空気を出入りさせるこ
とができる。又、本発明容器の鍔部を除いた外径が組み
合わせて使用する市販の任意の植木鉢の内径より小さ
く、且つ、当該植木鉢に収めた時、鍔部が当該植木鉢の
上端より高い位置にあるので、鍔部に指を掛けて当該植
木鉢の中に出し入れできる。本発明の容器は組み合わせ
て用いる市販の任意の植木鉢に収めると、本発明容器の
外壁面と当該植木鉢の内壁面との間に空間部ができるの
で、直射日光に当たって熱せられた当該植木鉢壁部の熱
は本発明容器内の鉢土に直接伝わらないばかりか、空間
部内の熱せられた空気は空間部上端開放部から外部に放
出され、代りに外容器である当該植木鉢の排水孔から外
気が入ってくるので、鉢土の温度は外気温以上には上が
らず、容器内鉢土のどの部分も一定した温度を保つこと
ができる。しかも、本発明容器壁面に設けた複数の孔か
ら蒸散された鉢土内の水分も同じく空間部上端から放出
されるので鉢土が蒸れることは無く、更に、蒸散時に熱
を奪うので鉢土を外気温より低い温度に保つことができ
る。本発明の容器は内容器であるから見栄えは不要であ
り、機能を優先した構造や材質を採択することができ、
容器に透明色を用いると容器周囲から壁面付近の鉢土を
観察することも可能となる。尚、本発明容器が透明であ
っても外容器である市販の植木鉢が遮光の働きをするの
で光を嫌う植物の根の成長を妨げることはない。
【0020】
【発明の効果】本発明容器を組み合わせて用いる植木鉢
に収めて使用した場合次のような効果を発揮する。効果
の一つは、壁面に水や空気を通す性質のないプラスチッ
ク鉢や化粧鉢を外容器として用いても、内容器である本
発明の容器壁面に設けた複数の孔が水や空気を通すの
で、植物の根に酸素や肥料を充分供給することができ、
プラスチック鉢や化粧鉢に直接植えた植物よりもその成
長を高めることができる。しかも鉢土内の余水を壁面の
孔から蒸散させるので、散水のし過ぎによって植えた植
物を弱らせたり枯らせてしまう失敗も防ぐことができ
る。効果の二つ目は、本発明の容器は組み合わせて使用
する植木鉢から容易に出し入れできるので煩わしい手間
をかけずに、且つ、植えられた植物にダメージを与える
ことなく外容器である植木鉢を交換することができる。
例えば生育期間は戸外で育て観賞期間は室内で育てる場
合、生育期間は使い古した、あるいは多少傷の入った本
来なら捨ててしまうような鉢を外容器として使用し、観
賞期間は見栄えのする鉢に交換したり時々鉢を換えたり
して観賞効果を高め、そして、観賞期間終了後は再び古
い鉢や傷の入った鉢に入れ換えるといった扱い方が可能
となる。効果の三つ目は、組み合わせて使用する植木鉢
と本発明容器との間にできた空間部が真夏の鉢土の温度
を外気温以下に下げ、しかも、鉢土全域をほぼ一定温度
に保つので、植物の根腐れを防ぎ、植物の根は鉢土内全
体に成長することができるので、設置場所や設置時間の
管理ができない人でも植物を弱らせたり枯れさせてしま
う失敗を防ぐことができる。効果の四つ目は、本発明の
容器は見栄えの不要な内容器であるから、容器に鉢土が
透けて見える透明色を用いたり、容器素材にリサイクル
したプラスチック材を使用することもできる。そして、
本発明の容器を透明色もしくは透明色に近いものにする
と、植えられた植物を鉢土ごと鉢から取り出す煩わしい
手間を掛けずに何時でも必要に応じて容器周囲から壁面
近くの鉢土の様子を観察できるので、鉢土が腐敗し変色
していたり、虫が寄生していたり、植物の根が容器壁面
近くに数多く見られるなど、鉢土に起因した植物の異変
の原因を直接目で確認することができる。その結果、素
人でも的確な処置を手後れになる前に施すことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図。
【図2】本発明の平面図。
【図3】本発明の使用状態を示す一部断面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図7】図6の平面図。
【符号の説明】
1…容器本体 2…鍔部 3…壁部 4…孔 5…底部 6…排水孔 7…植木鉢 8…植木鉢の壁部 9,9′…植木鉢の排水孔 10…植物 11…根 12…鉢土 13…ゴロ土 14,14′…リング状リブ 15…リング状凸部 16…盤状凸部 17…補強板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端外周に鍔部(2)を備え、壁部
    (3)には孔(4)を複数設け、底部(5)には排水孔
    (6)を複数設け、鍔部(2)を除いた壁部(3)の外
    径が組み合わせて使用する任意の植木鉢(7)の壁部
    (8)の内径より小さく、且つ、当該植木鉢(7)に収
    めた時、鍔部(2)の位置が当該植木鉢(7)の上端よ
    り高めとなる形状を有することを特徴とする植木鉢用内
    容器。
  2. 【請求項2】 透明色もしくは透明色に近いことを特徴
    とする請求項1の植木鉢用内容器。
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