JP2002057978A - 電子カメラ装置 - Google Patents

電子カメラ装置

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JP2002057978A
JP2002057978A JP2000239831A JP2000239831A JP2002057978A JP 2002057978 A JP2002057978 A JP 2002057978A JP 2000239831 A JP2000239831 A JP 2000239831A JP 2000239831 A JP2000239831 A JP 2000239831A JP 2002057978 A JP2002057978 A JP 2002057978A
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JP2000239831A
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Toshiya Nakamura
俊也 中村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】必要な画像をなるべく残しながら記録媒体の残
容量が少ない場合であっても撮影の継続を可能とすると
ともに、実際に撮影が実行されない限りは撮影継続に必
要な画像消去を実行しないようにする。 【解決手段】記録媒体29に記録されている複数の画像
の中から操作キー23及び確定ボタン24の操作によっ
て仮消去指定すべき画像が選択されると、仮消去指定・
解除部20eの制御により、その選択画像が仮消去指定
されたものであることを示す仮消去フラグ情報が記録媒
体29内に書き込まれる。この時、保存優先順位を手動
又は自動で指定することができ、仮消去フラグ情報に
は、保存優先順位の情報も含まれる。撮影時に、その撮
影画像の記録のための容量が不足する場合には、仮消去
指定画像の内で保存優先順位の低い画像が実際に消去さ
れ、新しい撮影画像を記録媒体29に記録するための空
き容量が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラ装置に関
し、特に撮像素子を用いて被写体像を撮影しその撮影に
よって得られた画像を記録媒体に記録するように構成さ
れた電子カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD等の半導体撮像素子を利用
して被写体像を撮影する電子カメラ装置が広く用いられ
ている。この電子カメラ装置には着脱自在な記録媒体が
設けられており、半導体撮像素子から得られた画像信号
は各種デジタル信号処理を得た後に撮影画像として記録
媒体に記録される。
【0003】記録媒体には、主としてフラッシュメモリ
を用いたメモリカードが用いられている。また、最近で
は磁気ディスク装置をメモリカード形状の媒体に格納し
たものや、光磁気ディスクを用いた電子カメラ用の記録
媒体も開発されている。
【0004】電子カメラで用いられる記録媒体には小型
化が要求されるため、その記録容量の問題から多数の画
像を一つの記録媒体に記録することは困難である。撮影
画像の画質を向上させるとこの問題は益々顕著になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方で、撮影され、記
録媒体に格納された画像の中には比較的重要度の低いも
のも多く、たとえこれらを消去する事態が生じても、新
たなシャッタチャンスでの撮影実施を確保したい場合が
ある。しかし、重要度が低いといっても、このようなシ
ャッタチャンスが生じなければ、その撮影画像を消去し
たくない場合も多い。
【0006】このような状況は、記録媒体の残記録可能
枚数が少なくなれば必ず生じる問題であるため、光磁気
ディスクのような記録容量が大きな媒体においても共通
して生じ得ることである。
【0007】また、シャッタチャンスを逃すくらいなら
消去しても構わない画像の中にも、消去してもほとんど
問題がない画像からできるだけ消去したくない画像ま
で、種々のものが含まれる。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、記録媒体の残容量が少ない場合であって
も撮影の継続を可能とするとともに、実際に撮影が実行
されない限りは撮影継続に必要な画像消去を実行しない
ようにすることができる電子カメラ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、撮像素子を用いて被写体像を撮影し、そ
の撮影によって得られた画像を記録媒体に記録する電子
カメラ装置において、前記記録媒体に記録されている画
像の中から、前記記録媒体における画像の記録用空き容
量が不足したときに消去すべき画像をその非消去優先度
とともに予め指定する仮消去指定手段と、前記撮像素子
による撮影時にその撮影画像を記録する前記記録媒体内
の空き容量が不足する場合には、前記仮消去指定手段に
より仮消去指定された画像を前記非消去優先度に従う順
番で消去して、当該撮影画像を前記記録媒体に記録する
画像消去記録手段とを具備することを特徴とする。
【0010】この電子カメラ装置においては、記録媒体
に記録されている画像の中の任意の画像に対して仮消去
指定を行うことができる。仮消去指定された画像は、撮
影時にその撮影画像を記録する記録媒体内の空き容量が
不足する場合に初めて消去され、それ以外は消去されず
に保持される。したがって、消したくはないが、シャッ
タチャンスを逃すくらいなら消しても構わない画像があ
るときには、これを仮消去指定しておくだけで、記録媒
体の残容量が少ない場合であっても撮影の継続が可能と
なり、無駄に画像消去を行うことなく、シャッタチャン
スに対応することが可能となる。また特に、仮消去指定
に際しては非消去優先度をも指定することができ、仮消
去指定された画像の消去は非消去優先度に従う順番で実
行される。よって、仮消去してもいいけれども、できる
だけ消したくない画像は、非消去優先度を高くしておい
て、仮消去対象の中でもできるだけ消さなくて済むよう
にすることが可能となる。
【0011】また、本発明は、撮像素子を用いて被写体
像を撮影し、その撮影によって得られた画像を記録媒体
に記録する電子カメラ装置において、前記記録媒体に記
録されている画像の中から、前記記録媒体における画像
の記録用空き容量が不足したときに消去すべき画像を予
め指定する仮消去指定手段と、前記仮消去手段により仮
消去指定された画像それぞれに対して非消去優先度を決
定する優先度決定手段と、前記撮像素子による撮影時に
その撮影画像を記録する前記記録媒体内の空き容量が不
足する場合には、前記仮消去指定手段により仮消去指定
された画像を前記非消去優先度に従う順番で消去して、
当該撮影画像を前記記録媒体に記録する画像消去記録手
段とを具備することを特徴とする。
【0012】この電子カメラ装置においては、仮消去手
段により仮消去指定された画像それぞれに対して非消去
優先度を決定する優先度決定手段が設けられており、こ
れにより仮消去指定された画像それぞれに対する非消去
優先度を自動的に決定することができる。よって、撮影
者は仮消去指定の操作を行うだけで済むので、より操作
性の向上を図ることが可能となる。特に記録媒体に記録
されている全ての画像を、前記空き容量が不足するとき
に消去すべき仮消去指定画像として指定できるように構
成することにより、仮消去指定の操作をも簡単化するこ
とが可能となる。
【0013】非消去優先度は、例えば、撮影画像に関す
る記録媒体への記録日時又は撮影日時を基準として決定
したり、あるいは撮影時における手振れ量、一連の撮影
での複数画像を代表する画像であるか否か、各画像それ
ぞれの画質、再生回数、などを基準として決定すること
が望ましい。
【0014】また、画像消去記録手段は、前記仮消去指
定手段により指定された画像を、容量不足を解消するの
に必要十分な枚数のみ消去するように構成することが好
ましい。これにより、新たな撮影画像の記録に必要な枚
数分のみを消去することができ、無駄な画像消去が無く
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
る電子カメラ装置のシステム構成が示されている。この
電子カメラ装置は、図示のように、撮像レンズ系11、
CCDカラー撮像素子12、撮像プロセス部13、A/
D(アナログ/デジタル)変換器14、タイミング生成
器15、AE(自動露出)・AF(オートフォーカス)
機構16、ジャイロセンサ17a、ジャイロ値検出部1
7b、メモリコントローラ18、メモリ19、メインプ
ロセッサ20、管理プロセッサ21、レリーズボタン2
2、操作キー23、確定ボタン24、コントロールパネ
ル25、記録/再生インターフェース27、記録媒体ス
ロット28、および表示用液晶パネル30から構成され
ている。
【0016】被写体からの光束は撮像レンズ系11を介
してCCDカラー撮像素子12に入射される。本撮影時
には、撮像レンズ系11は、AE・AF機構16による
制御により、合焦点位置への位置設定および絞り機構の
制御が行われ、AF、AE制御された後の被写体像がC
CDカラー撮像素子12の撮像面に結像されることにな
る。
【0017】CCDカラー撮像素子12は光電変換を行
なう複数の画素を2次元のマトリクス状に配列して撮像
面を構成し、さらに撮像面にカラーフィルタを配置した
ものであり、光学像を電気信号に変換するための固体撮
像素子(半導体撮像素子)として機能する。CCDカラ
ー撮像素子12はタイミング生成器15からの駆動パル
ス信号によって駆動制御され、これによって露光、読み
出し、素子シャッタ等の制御がなされる。CCDカラー
撮像素子12からの撮像出力信号は撮像プロセス部13
にてゲイン調整(ISO設定)等の処理を受けた後、A
/D変換器14にてデジタル信号に変換される。このデ
ジタル信号はデータバス10を経てDRAMからなるメ
モリ19に送られ、その作業領域19aにデジタル画像
信号として格納される。作業領域19aはメインプロセ
ッサ20がデジタル画像信号に対して各種ディジタル信
号処理を施すためのメモリ領域であり、作業領域19a
上で行われるディジタル信号処理によって記録媒体29
に記録するための最終的なデジタル画像データが生成さ
れる。
【0018】メインプロセッサ20には、図示のよう
に、画像処理部20a、圧縮伸長処理部20b、表示制
御部20c、及び制御部20dが設けられている。制御
部20dは、タイミング生成器15、撮像プロセス部1
3、メモリ19(実際にはメモリコントローラ18)、
画像処理部20a、圧縮伸長処理部20bを制御するこ
とによって撮影動作の制御を行うと共に、メモリ19、
圧縮伸長処理部20b、記録/再生インタフェース2
7、表示制御部20cを制御することによって画像の記
録、再生及び消去を制御する。
【0019】すなわち制御部20dは、記録媒体29に
対するファイル制御を行う機能を有しており、そのため
に仮消去指定・解除部20e、本消去実行部20f、お
よび優先順位自動生成部20gを備える。仮消去指定・
解除部20eは、撮影によって得られた記録媒体29上
の複数の撮影画像データの中から仮消去すべき画像デー
タの指定、およびその解除を行うものである。仮消去指
定された画像データは、撮影時にその撮影画像を記録す
る記録媒体29内の空き容量が不足する場合に初めて本
消去実行部20fによって記録媒体29から消去され、
それ以外の場合は消去されずに保持される。仮消去指定
された画像データが複数存在する場合、本消去実行部2
0fによって消去すべき画像は優先順位にしたがって決
定される。優先順位は、仮消去指定時に撮影者が設定し
たり、あるいは優先順位自動生成部20gによって自動
的に決定することができる。
【0020】画像処理部20aはホワイトバランス処
理、カラー処理、ガンマ補正、シャープネス調整等のデ
ジタル画像処理を行う。また、圧縮伸長処理部20b
は、JPEG圧縮処理又は伸長処理を実行する。具体的
には、A/D変換後にメモリ19の作業領域19aに格
納された画像は、画像処理部20aによって記録用の画
像データに変換され、さらに圧縮伸長処理部20bによ
り圧縮処理(JPEG)されて、メモリ19内の画像保
持領域19bに格納される。この画像保持領域19b
は、圧縮後の画像を一時的に格納し、また、再生画像を
保持するためのバッファであり、n枚の画像を記録可能
に構成される。なお、画像保持領域19bは状況(非圧
縮記録選択時や再生時など)により非圧縮状態の画像も
保持する。
【0021】画像保持領域19bに格納された記録用の
画像は、制御部20dの制御に従い、ヘッダ情報及びサ
ムネイル画像とともに、記録/再生インターフェース2
7を介して記録媒体29に格納される。
【0022】記録/再生インターフェース27は、メモ
リ19と記録媒体29との間のデータ入出力を行うもの
であり、記録媒体29への画像記録、記録媒体29から
メモリ19への画像読出し、記録媒体29内の画像の消
去等を実行する。
【0023】記録媒体29はカメラ本体に取り付けられ
た記録媒体スロット28に対して着脱自在に装着可能に
構成されており、この記録媒体29としては例えばフラ
ッシュメモリを用いたメモリカード、あるいは光磁気デ
ィスクカードや磁気ディスクカード等が利用される。記
録媒体29に記録された画像は、操作キー23による操
作に従い、記録/再生インタフェース27を介して記録
媒体29から読み出されて表示可能である。このとき、
読み出し画像はメモリ19の作業領域19aに一旦格納
された後、圧縮伸長処理部20bにより伸長され、さら
に表示制御部20cによってカメラ背面にモニタとして
設けられた表示用液晶パネル(TFTパネル)30に表
示される。
【0024】管理プロセッサ21は、メインプロセッサ
20に対して操作入力の結果を通知することにより、撮
影者からの撮影命令や操作命令を実行させる。このため
に、各種の操作ボタン(レリーズボタン22、操作キー
23、確定ボタン24等)からの各種操作入力を受け付
け、その入力に応じた制御を各部に対して行う。また、
撮影モードや撮影条件、残撮影可能枚数、仮消去指定さ
れた画像枚数に対応するリザーブ数(非常用撮影可能
数)等の各種情報をコントロールパネル25に表示させ
る。
【0025】なお、操作キー23は、各種の操作入力を
行うためのものであり、十字式の入力キーで左右上下に
入力できるように構成される。この操作キー23の操作
により、画像表示液晶パネル30に表示されるメニュー
画面上で機能選択が行われ、そして確定ボタン24によ
りその機能が選択確定される。また、レリーズボタン2
2を押すことにより撮影動作が実行される。
【0026】(仮消去指定機能)次に、本実施形態の電
子カメラ装置の特徴とする仮消去指定機能について具体
的に説明する。
【0027】仮消去指定機能は、消したくはないが、シ
ャッタチャンスを逃すくらいなら消しても構わない撮影
画像があるときに用いられるものである。このような撮
影画像を記録媒体29内の画像の中から予め選択して仮
消去指定しておくことにより、記録媒体29の残容量が
少ない場合であっても撮影の継続が可能となり、不要な
画像消去を行うことなく、シャッタチャンスに対応する
ことが可能となる。また仮消去指定した画像の中にも、
消去してもほとんど問題がない画像からできるだけ消去
したくない画像まで、種々のものが含まれるので、優先
順位の設定を行うことができる。
【0028】記録媒体29に記録されている複数の画像
の中から操作キー23及び確定ボタン24の操作によっ
て仮消去指定すべき画像が選択されると、仮消去指定・
解除部20eの制御により、その選択画像が仮消去指定
されたものであることを示す「仮消去フラグ」情報が記
録媒体29内に書き込まれる。この「仮消去フラグ」情
報は仮消去が指定されている旨の情報と、保存優先順位
の情報とからなっている。保存優先順位の情報は、本消
去しない保存優先順位(非消去優先度)を示すものであ
り、保存優先順位が低いものほど先に消去され、高いも
のほど後に消去される。保存優先順位の情報が特に存在
しない場合には、その画像の記録日時が保存優先順位の
情報として用いられる。
【0029】保存優先順位は、手動で付される場合と、
自動生成される場合がある。手動で付される場合には、
保存優先順位としてランク指定(Aランク、Bランク、
Cランク)がなされる。同一ランクの画像間では記録日
時の古いものほど先に本消去される。自動生成の場合に
は、保存優先順位として優先度が高い順に優先番号(#
1,#2,#3,#4,..)が付される。保存優先順
位の自動生成は、幾つかの基準に基づいて優先順位自動
生成部20gにて行われ、その生成された値が仮消去指
定・解除部20eに与えられて記録媒体29に記録され
る。
【0030】また、仮消去解除の入力操作が行われる
と、それに応じて記録媒体29内の該当する「仮消去フ
ラグ」情報をクリアする処理が仮消去指定・解除部20
eによって実行される。
【0031】撮影時に、その撮影画像の記録のための
(記録媒体29における)容量が不足する場合には、新
しい撮影画像を記録媒体29に記録できるようにするた
めに、本消去実行部20fによって仮消去指定画像が実
際に消去され(本消去)、新しい撮影画像を記録媒体2
9に記録するための空き容量が確保される。このとき、
新しい撮影画像を記録するために必要最小限だけ、仮消
去指定画像を本消去する。また、本消去を行う順番は、
保存優先順位の情報に基づいて決定される。
【0032】(優先順位自動生成機能)次に、優先順位
自動生成部20gによる優先順位自動生成機能について
説明する。保存優先順位を自動的に付ける基準として
は、以下のものが用いられる。
【0033】1)撮影時のジャイロ値を記録しておき、
これにより手振れ量を判断する。手振れ量の少ないもの
を高い保存優先順位とする(手ぶれ有無で第1のグルー
プ分け)。すなわち、本電子カメラには、手ぶれ防止機
構(図示せず:レンズ系に補正レンズを設け、振動(カ
メラに与えられる速度や加速度として評価できる)を補
正するように当該補正レンズをモータ駆動する仕組み)
を備え、カメラに与えられる加速度や速度をジャイロセ
ンサ17aにより計測し、このセンサ出力(以下、ジャ
イロ値という)をジャイロ値検出部17bで検出し、こ
の値に基づき制御部20dにより手ぶれ制御するように
なっている。手ぶれ補正機構では、カメラへの振動を吸
収しきれない場合もあり、上記ジャイロ値は撮影画像が
手ぶれ写真となっているか否かの一つの指標となる。本
電子カメラでは、画像を記録媒体29に記録するとき
に、当該撮影時のジャイロ値を撮影画像とともに制御部
20dにより記録するようになっている。このジャイロ
値は、優先順位自動生成時に記録媒体29から読み出さ
れて使用される。
【0034】2)一連の撮影で得られた関連する複数画
像の中の代表画像(連写1枚目、ブラケット基準画像
等)の保存優先順位を高くする(代表画像か否かで第2
のグループ分け(第1のグループを二つに分ける;第2
のグループ分け))。ここで代表画像とは、同一系列の
一連の撮影を行った場合に、その一連の撮影を代表する
画像をいう。すなわち、本電子カメラにおいては、一連
の撮影で関連する複数画像を得るための撮影モードとし
て、段階露出を行うブラケット撮影モード、単位秒当た
り複数コマの画像を撮影するための連写撮影モード、画
像合成処理によってパノラマ画像を得るために必要な複
数枚の撮影を行うためのパノラマ撮影モードが用意され
ており、これら各撮影モードにおける一連の撮影動作は
制御部20dによって制御され、その情報が各撮影画像
と共に記録媒体29に記録される。この場合、例えばブ
ラケット撮影においては基準条件(基準露出)で撮影さ
れた画像が代表画像となり、また連写撮影においては2
ndレリーズに対応する連写1枚目の画像が代表画像、
そしてパノラマ撮影においては合成時に真ん中に位置さ
れる画像が代表画像として決定される。なお、代表画像
は、撮影者が一連の撮影画像の中から明示的に指定して
もよい。
【0035】3)画質が高いものを高い保存優先順位と
する(第2のグループ分けされた各グループを画質毎の
グループに分ける:第3のグループ分け)。画質の評価
値としては、例えばγ特性を調べたり、あるいは前述の
ジャイロ値を使用したりすることができる。もちろん、
画像データサイズや、あるいは解像度、圧縮の有無など
の撮影モードの条件から間接的に画質を評価しても良
い。
【0036】4)記録媒体29から読み出して再生され
た回数をその画像に付して記録媒体29に記録してお
き、再生回数の多いものの保存優先順位を高くする(第
3のグループ分けされた各グループをさらに分ける:第
4のグループ分け)。再生回数が多いほど重要性が高い
であろうという仮定に基づくものである。
【0037】5)撮影の日付で優先度を決める(グルー
プ内で新しい順に高い保存優先順位を与える)。
【0038】これらのうち、本実施形態では1),
2),5)を用いた例を図6にて後述するが、3),
4)の基準を図6のやり方で2)〜5)の間に挿入して
もよい。基準5)を最後にすれば、基準1)〜4)の適
用順番は適宜入れ替えることが可能である。
【0039】(仮消去フラグ情報の管理形式)図2に
は、記録媒体29上における「仮消去フラグ」情報の管
理形式が示されている。図2(a)は、複数の撮影画像
を画像ファイルとしてそれぞれ記録するためのユーザ領
域(ユーザデータ領域)を管理するファイルシステム管
理領域内、つまりOS(オペレーティングシステム)の
管理領域内に、ユーザ領域内の撮影画像ファイルそれぞ
れに対応づけて仮消去フラグ領域を設け、そこに「仮消
去フラグ」情報を書き込む方式である。また図2(b)
は「仮消去フラグ」情報を管理するための仮消去管理フ
ァイルを用意し、その仮消去管理ファイルをユーザ領域
に記録する方式である。さらに図2(c)は画像ファイ
ルのヘッダ情報に「仮消去フラグ」の領域を設けてここ
に「仮消去フラグ」を置く方式である。
【0040】これらいずれの方式においても、「仮消去
フラグ」情報は、前述したように、仮消去が指定されて
いる旨の情報と、保存優先順位の情報とからなってい
る。保存優先順位の情報としては、撮影者によって指定
されたランク、自動生成された優先番号、そして、それ
らランクと優先番号の双方の組み合わせを利用すること
ができる。また、OS管理領域内のFAT(File Alloc
ation Table;ファイルの格納位置を示す管理テーブ
ル)は仮消去指定時点では“使用状態”であり、その画
像を再生させたときには仮消去マークが付された状態で
表示されることになる。FATは“本消去”によって初
めて“未使用状態”となる。
【0041】(動作)次に、図3のフローチャートを参
照して、仮消去指定および本消去を含む一連の動作につ
いて説明する。
【0042】操作キー23および確定ボタン24の操作
によって仮消去指定機能が選択されると(ステップS1
のYES)、仮消去指定すべき画像を選択するための仮
消去指定処理が実行される(ステップS2)。この仮消
去指定処理では、例えば再生画像を確認しながら仮消去
指定すべき画像を利用者に選択させるための処理などが
行われる。この場合、仮消去指定は、例えば、記録媒体
29に記録されている複数の撮影画像それぞれの縮小画
像を一覧表示する画面(インデックス表示画面)上で行
われ、一覧表示された画像の中から仮消去指定すべき画
像を操作キー23の操作によって選択することができ
る。この様子を図4に示す。図4において、それぞれの
縮小画像の左肩の数字はコマ番号(以下、Noと記載)
を示す。
【0043】仮消去指定がなされると、その画像に対し
ては図4(b)に示すNo2,5,7,8のように仮消
去指定されたことを示す仮消去マーク「仮」が付加して
表示される。また図4における「P」は誤消去防止のた
めにプロテクト指定された画像を示しており、プロテク
ト指定されているNo4,9の画像についてはプロテク
ト解除した後でなければ仮消去指定を行うことはできな
い。仮消去指定された画像は、この時点では、記録媒体
29からは消去されないものの、仮消去指定された旨を
示す前述の「仮消去フラグ」情報が記録媒体29内に書
き込まれる。もちろん、保存優先順位を手動で設定する
場合には、仮消去指定時に同時にランクの指定も行われ
ることになる。また、保存優先順位を自動設定する場合
には、仮消去指定された画像に対する優先番号の設定動
作が優先順位自動生成部20gによって自動的に実行さ
れる。ここで、図5および図6のフローチャートを用い
て、図3のステップS2で実行される仮消去指定処理の
具体的な手順を説明する。
【0044】図5のフローチャートに示されているよう
に、仮消去指定処理では、まず、利用者の操作に従い、
保存優先順位付けを行うか否かが選択される(ステップ
S11)。保存優先順位付けを行わない設定が選択され
た場合(ステップS11のNO)には、図4のインデッ
クス表示画面上で仮消去指定画像の選択・確定操作が実
行される(ステップS12,S13)。なお、この場合
には、仮消去指定された画像の保存優先順位は最低ラン
クに設定されることになる。
【0045】保存優先順位付けを行う設定が選択された
場合(ステップS11のYES)には、優先順位付けを
自動で行うか手動で行うかの選択が利用者の操作に従っ
て行われる(ステップS14)。手動で行う場合には
(ステップS14のNO)、図4のインデックス表示画
面上で仮消去指定画像の選択・確定操作が実行された後
(ステップS15)、仮消去指定した画像に対する保存
優先順位(ランク)の設定処理が利用者の操作に従って
行われる(ステップS16)。ステップS15,S16
の処理は、全ての仮消去指定が完了するまで個々の画像
毎に繰り返し実行される(ステップS17)。一方、優
先順位付けを自動で行う場合には(ステップS14のY
ES)、図6のフローチャートに示す優先順位自動生成
処理が実行される。
【0046】この優先順位自動生成処理では、まず、記
録媒体29に記録されている全ての画像を仮消去指定す
るか(全指定)、あるいはインデックス表示画面上で仮
消去指定を個々に行うかの選択が利用者の操作に従って
実行される(ステップS21)。全指定の場合(ステッ
プS21のYES)には、記録媒体29に記録されてい
る全ての画像に対しての仮消去指定が一括して行われる
(ステップS22)、また仮消去指定を個々に行う場合
(ステップS21のNO)には、図4のインデックス表
示画面上で仮消去指定画像の選択・確定操作が個々に実
行されることになる(ステップS23,S24)。この
ようにして仮消去指定画像が決定されると、幾つかの基
準に従って保存優先順位の自動生成処理が行われる。こ
こでは、保存優先順位を自動制せするための基準とし
て、ジャイロ値、代表画像の有無、および撮影日時(画
像ファイル作成日時)を使用する場合を想定することに
する。
【0047】まず、仮消去指定された画像それぞれのジ
ャイロ値が記録媒体29から読み出され、そのジャイロ
値に基づいて、仮消去指定された画像それぞれがグルー
プaとグループbの2つのグループに分類される(ステ
ップS25)。グループaはジャイロ値が所定のしきい
値未満の画像グループ、つまり手ぶれの発生がほとんど
ない画像グループであり、またグループbはジャイロ値
が所定のしきい値以上の画像グループ、つまり手ぶれが
発生している画像グループである。
【0048】次いで、グループaに属する各画像につい
てそれが一連の複数コマ撮影における代表画像であるか
否かを判断することにより、代表画像のグループa1と
代表画像以外のグループa2とに分類される。そして、
グループa1に属する画像それぞれに対して、日付が新
しい画像から順に優先番号を1番から順に付ける処理が
行われる(ステップS27)。グループa2に属する画
像それぞれに対しては、グループa1内の最下位の優先
番号の次の番号を先頭として、日付が新しい画像から順
に優先番号を付ける処理が行われる(ステップS2
8)。
【0049】グループbに対しても同様の処理が実行さ
れ、まず、代表画像のグループb1と代表画像以外のグ
ループb2とに分類される(ステップS29)。グルー
プb1に属する画像それぞれに対しては、グループa2
内の最下位の優先番号の次の番号を先頭として、日付が
新しい画像から順に優先番号を付ける処理が行われ(ス
テップS30)、またグループb2に属する画像それぞ
れに対しては、グループb1内の最下位の優先番号の次
の番号を先頭として、日付が新しい画像から順に優先番
号を付ける処理が行われる(ステップS31)。
【0050】このように、図3のステップS2の仮消去
指定処理は手動または自動で実行される。また、一旦仮
消去指定された画像に対しては仮消去指定の解除を行う
こともできる。すなわち、操作キー23および確定ボタ
ン24の操作によって仮消去解除機能が選択されると
(図3のステップS3)、再生画像を確認しながら仮消
去指定を解除すべき画像を利用者に選択させるための処
理が開始され(ステップS4)、仮消去指定されている
画像を一括してあるいは個々に選択することにより、仮
消去指定の解除が行われる。仮消去指定が解除された画
像については仮消去マーク「仮」の表示が取り消され
る。また同時に記録媒体29上に記録されている「仮消
去フラグ」情報がリセットされる。
【0051】さて、このように仮消去指定された画像を
含む記録媒体29を使用した状態で撮影が進み、その記
録媒体29内の残容量が所定値以下になると(これ以上
画像記録できない状態になると)、次の撮影実行により
仮消去指定されている画像が本消去され、本消去された
部分に新たに撮影された画像が格納されることになる。
【0052】すなわち、撮影モードが選択された状態に
おいては(図3のステップS5のYES)、レリーズボ
タン22の操作によって撮影動作が実行される(ステッ
プS6)。そして、その撮影によって得られた新たな撮
影画像の記録に必要な空き容量が記録媒体29に残って
いるか否かが判断される(ステップS7)。この判断に
際しては仮消去指定された画像については考慮されず、
空き容量は記録媒体29の記憶容量から“使用状態”の
全ての画像ファイルの容量を差し引いた残りの値により
与えられる。必要な空き容量が記録媒体29に残ってい
る場合には(ステップS7のYES)、撮影によって得
られた新たな撮影画像が通常通り記録媒体29に記録さ
れる(ステップS9)。
【0053】一方、必要な空き容量が記録媒体29に残
っていない場合には(ステップS7のNO)、新たな撮
影画像を記録するのに必要な容量分だけ、仮消去指定さ
れている画像に対する本消去が保存優先順位にしたがっ
て低優先度のものから順に実行された後(ステップS
8)、その本消去によって確保された空き領域に新たな
撮影画像が記録される(ステップS9)。仮消去指定さ
れていた画像は本消去によりファイル管理情報が更新さ
れ、この画像が占有している領域は開放“未使用”とな
る(実際には、新たな撮影画像が書き込まれるので、新
記録画像に対応した領域は、使用状態になる)。なお、
このとき、本消去される画像の枚数は、新撮影画像を記
録するのに必要な枚数のみで、必要な容量が確保される
と、残りの仮消去指定画像は本消去されない。図2のス
テップS8において、「必要な容量分」とあるが、ここ
で「必要な」といっているのは、新たな一枚を記録する
のに複数枚の仮消去画像を本消去する必要がある場合を
考慮したものである。
【0054】電源スイッチがオフされるまでの間は(ス
テップS10のNO)、レリーズボタン22の操作の度
に、以上の撮影実行処理、本消去、記録処理が実行され
ることになる。このようにして、仮消去指定分(リザー
ブ)もすべて使い果たしたときに、記録媒体29の容量
不足でこれ以上撮影できない状態になる。
【0055】図7は、必要な空き容量が記録媒体29に
残っていない状態で新しく2枚の画像の撮影が行われ、
2枚分(No5,7)の本消去が行われた後のインデッ
クス表示画面の例が示されている。ランクまたは優先番
号による明示的な保存優先順位の指定がなされていない
場合には、仮消去指定された画像の中で撮影日時の古い
画像から順に本消去される。すなわち、必要な空き容量
が記録媒体29に残っておらず、且つ図7(a)に示さ
れているように撮影前は3枚の仮消去指定画像が存在し
ていている状態で、新たな2回の撮影が行われると、3
枚の仮消去指定画像の中で、時間的に古いNo5,7の
2枚の仮消去指定画像に対する本消去が行われる。この
結果、図7(b)に示されているように仮消去指定画像
はNo6の1枚のみとなり、代わりに新たに撮影された
2枚の画像が記録媒体29に記録されることになる。通
常、コマ番号はつめられて表示されるので、図7(a)
のNo6,8,9が図7(b)のNo5,6,7に移動
し、新たに撮影された2枚の画像がNo8,9として表
示される。
【0056】次に、図8のフローチャートを参照して、
ランクまたは優先番号による明示的な保存優先順位の指
定がなされている場合における本消去処理の手順を説明
する。
【0057】まず、仮消去指定された画像の保存優先順
位がランクおよび優先番号のどちらによって指定されて
いるかが判断される(ステップS41)。保存優先順位
の指定にランクが用いられている場合には、仮消去指定
された画像の中で現在最も低いランクである画像の内、
最も古い画像の本消去が行われる(ステップS42)。
ステップS42の本消去処理は必要な本消去が必要な枚
数だけ繰り返し実行される(ステップS43)。例え
ば、図9(a)に示すように、ランクAの仮消去指定画
像がNo4,7,9の3枚、ランクBの仮消去指定画像
がNo2,6の2枚、ランクCの仮消去指定画像がNo
5,8の2枚存在する状態で、新たな3枚分の撮影を行
い、3枚分の本消去が行われる場合には、図9(a)の
ランクCの2枚の画像(No5,8)の本消去、および
図9(a)のランクBの2枚の画像の内で古い方の1枚
の画像(ここではNo6が古いものであると想定する)
が本消去されることになる。これにより、図9(a)の
No7,9が図9(b)のNo5,6に移動し、新たに
撮影された3枚の画像がNo7,8,9として表示され
ることになる。
【0058】一方、保存優先順位の指定に優先番号が用
いられている場合には、仮消去指定された画像の中で優
先番号が現在最も大きな値である画像の内、最も古い画
像の本消去が行われる(ステップS44)。このステッ
プS44の本消去処理も必要な本消去が必要な枚数だけ
繰り返し実行される(ステップS45)。
【0059】なお、保存優先順位にランクを使用した画
像と優先番号を使用した画像が混在している場合には、
例えば、ランクと優先番号のどちらを優先的に本消去す
るかを予めユーザに指定させておき、その指定内容にし
たがって本消去すべき画像を選択するようにすればよ
い。
【0060】図10には、コントロールパネル25の表
示例が示されている。ここでは、残撮影可能数(残枚
数)とリザーブ数のみを示し他の表示は省略している。
【0061】「残枚数」は、仮消去の占める容量を含ま
ない、現実の記録媒体29内の残容量で撮影可能な枚数
を意味する。「リザーブ数」は、仮消去指定画像を本当
に消去して画像記録にあてた場合に、仮消去指定画像分
で何枚撮影できるかを示している。
【0062】「残枚数」が5枚でリザーブ数が0枚の状
態(1)で10枚分の仮消去指定がなされると、「リザ
ーブ数」はそれまでの0枚から10枚に変化する
(2)。この(2)の状態で2枚分の新たな撮影が行わ
れると、「残枚数」は3枚に低下する(3)。そして、
この(3)の状態で4枚分の仮消去指定解除が行われる
と、「リザーブ数」は10枚から6枚に減少する
(4)。この(4)の状態で新たに3枚分の撮影が行わ
れると、「残枚数」は0枚となり、空き容量が無くなっ
た状態となる(5)。空き容量の無い状態(5)におい
てさらに2枚の撮影が行われると、2枚分の仮消去指定
画像が本消去され、これにより「リザーブ数」は4枚に
まで減少し、「残り枚数」は−2枚となる(6)。ここ
で「残り枚数−2枚」は記録媒体29に存在していた仮
消去指定画像の内の2枚が消去されたことを意味してい
る。
【0063】この(6)の状態でさらに4枚分の撮影が
行われると、「リザーブ数」は0枚、「残枚数」は−6
枚となる(7)。この(7)の状態では「リザーブ数」
が0であるため、リサーブを用いたこれ以上の撮影は不
可能となる。
【0064】以上のように、本実施形態の電子カメラ装
置によれば、記録媒体29に記録されている撮影画像の
中の任意の画像に対して仮消去指定を行うことができ、
しかも保存優先順位を手動又は自動で付することができ
るので、必要な画像をなるべく残しながら、シャッタチ
ャンスに対応することが可能となる。
【0065】なお、仮消去指定を示す管理情報である
「仮消去フラグ」情報は対応する画像ファイルが存在す
る記録媒体29内に格納することが最も好ましいが、本
発明はこのような場合に限られるものではなく、例えば
カメラ本体のRAMや書き換え可能なROM(EEPR
OM)等に当該データを格納するようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体の残容量が少ない場合であっても撮影を継続し
て行うことができ、しかも仮消去指定に際しては非消去
優先度をも指定することができ、仮消去指定された画像
の消去は非消去優先度に従う順番で実行される。よっ
て、仮消去してもいいけれども、できるだけ消したくな
い画像は、非消去優先度を高くしておいて、仮消去対象
の中でもできるだけ消さなくて済むようにすることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラ装置のシ
ステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の電子カメラ装置で用いられる仮消
去フラグ情報の管理方式を説明するための図。
【図3】同実施形態の電子カメラ装置の動作を説明する
ためのフローチャート。
【図4】同実施形態の電子カメラ装置における仮消去指
定動作を説明するための図。
【図5】同実施形態の電子カメラ装置において実行され
る仮消去指定処理の手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の電子カメラ装置において実行され
る優先順位自動生成処理の手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態の電子カメラ装置における本消去動
作の一例を示す図。
【図8】同実施形態の電子カメラ装置において実行され
る本消去処理の手順を示すフローチャート。
【図9】同実施形態の電子カメラ装置における本消去動
作の他の例を示す図。
【図10】同実施形態の電子カメラ装置におけるコント
ロールパネルの表示状態の遷移の様子を示す図。
【符号の説明】
11…撮像レンズ系 12…CCDカラー撮像素子 13…撮像プロセス部 17a…ジャイロセンサ 17b…ジャイロ値検出部 20…メインプロセッサ 20e…仮消去指定・解除部 20f…本消去実行部 20g…優先順位自動生成部 21…管理プロセッサ 25…コントロールパネル 28…記録媒体スロット 29…記録媒体 30…表示用液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 L

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を用いて被写体像を撮影し、そ
    の撮影によって得られた画像を記録媒体に記録する電子
    カメラ装置において、 前記記録媒体に記録されている画像の中から、前記記録
    媒体における画像の記録用空き容量が不足したときに消
    去すべき画像をその非消去優先度とともに予め指定する
    仮消去指定手段と、 前記撮像素子による撮影時にその撮影画像を記録する前
    記記録媒体内の空き容量が不足する場合には、前記仮消
    去指定手段により仮消去指定された画像を前記非消去優
    先度に従う順番で消去して、当該撮影画像を前記記録媒
    体に記録する画像消去記録手段とを具備することを特徴
    とする電子カメラ装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子を用いて被写体像を撮影し、そ
    の撮影によって得られた画像を記録媒体に記録する電子
    カメラ装置において、 前記記録媒体に記録されている画像の中から、前記記録
    媒体における画像の記録用空き容量が不足したときに消
    去すべき画像を予め指定する仮消去指定手段と、 前記仮消去手段により仮消去指定された画像それぞれに
    対して非消去優先度を決定する優先度決定手段と、 前記撮像素子による撮影時にその撮影画像を記録する前
    記記録媒体内の空き容量が不足する場合には、前記仮消
    去指定手段により仮消去指定された画像を前記非消去優
    先度に従う順番で消去して、当該撮影画像を前記記録媒
    体に記録する画像消去記録手段とを具備することを特徴
    とする電子カメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記仮消去指定手段は、前記記録媒体に
    記録されている全ての画像を、前記空き容量が不足する
    ときに消去すべき画像として指定可能に構成されたもの
    であることを特徴とする請求項2記載の電子カメラ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記優先度決定手段は、前記撮像素子を
    用いた撮影によって得られた画像に関する前記記録媒体
    への記録日時又は撮影日時を基準として前記非消去優先
    度を決定することを特徴とする請求項2または3記載の
    電子カメラ装置。
  5. 【請求項5】 撮影時における手振れ量を検出する手振
    れ検出手段をさらに具備し、 前記優先度決定手段は、前記手振れ検出手段によって検
    出された手振れ量を基準として前記非消去優先度を決定
    することを特徴とする請求項2または3記載の電子カメ
    ラ装置。
  6. 【請求項6】 前記優先度決定手段は、一連の撮影で得
    られた関連する複数画像の中の代表画像であるか否かを
    基準として前記非消去優先度を決定することを特徴とす
    る請求項2または3記載の電子カメラ装置。
  7. 【請求項7】 前記優先度決定手段は、前記記録媒体に
    記録されている画像それぞれの画質を基準として前記非
    消去優先度を決定することを特徴とする請求項2または
    3記載の電子カメラ装置。
  8. 【請求項8】 前記優先度決定手段は、前記記録媒体に
    記録されている画像それぞれの再生回数を基準として前
    記非消去優先度を決定することを特徴とする請求項2ま
    たは3記載の電子カメラ装置。
  9. 【請求項9】 前記画像消去記録手段は、前記仮消去指
    定手段により指定された画像を、容量不足を解消するの
    に必要十分な枚数のみ消去することを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか1項記載の電子カメラ装置。
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