JP2002057948A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2002057948A
JP2002057948A JP2000243113A JP2000243113A JP2002057948A JP 2002057948 A JP2002057948 A JP 2002057948A JP 2000243113 A JP2000243113 A JP 2000243113A JP 2000243113 A JP2000243113 A JP 2000243113A JP 2002057948 A JP2002057948 A JP 2002057948A
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broadcast signal
signal
broadcast
receiving
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JP2000243113A
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English (en)
Inventor
Susumu Oshio
晋 尾塩
Kazuo Nakano
一男 中野
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の受信電子機器が室内に存在する場合で
あっても、各受信電子機器でチャンネルを認識させて視
聴させるとともに、放送信号用ケーブル等の室内設備を
節約する。 【解決手段】 屋外に設置された地上波アンテナやBS
アンテナで受信した放送信号に含まれる複数のチャンネ
ルのうち、屋内に存在する卓上型テレビ27で視聴する
チャンネルの放送信号を同調回路41で抽出し、中間周
波数変換回路42及び混合回路46により抽出した放送
信号を卓上型テレビ27で受信可能なチャンネルのうち
使用していないチャンネルの放送信号に変換し、変換し
た放送信号に、地上波アンテナやBSアンテナで受信し
たチャンネル番号を示す画像をSOD付加回路44で合
成し、画像が合成された放送信号を、卓上型テレビ27
に室内アンテナ23aを用いて無線で送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外からの放送信
号にチャンネル変換処理をして屋内の電子機器に配信す
る無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、屋外で放送信号を受信して屋内
の電子機器で放送信号の内容を利用者に提供する放送受
信システムとしては、図3に示すように構成されたもの
が知られている。
【0003】この放送受信システムは、無線電波で伝送
されるUHF(Ultra High Frequency)放送信号、VH
F(Very High Frequency)放送信号及びFM放送信号
を地上波アンテナ101で受信し、地上波アンテナ10
1で受信した各種放送信号を混波器102で混合するこ
とで放送信号として室内に供給する。また、この放送受
信システムでは、BS(Broadcasting Satellite)方式
の衛星放送を受信するBSアンテナ103を備え、BS
放送データを受信して、BSアンテナ103で受信した
放送データを室内に供給する。
【0004】このような放送受信システムにおいて、地
上波アンテナ101で受信した放送信号を室内の卓上型
テレビ111、携帯型テレビ112、携帯型FMラジオ
113で受信するときには、混波器102からのUHF
放送信号及びVHF放送信号を分配器121で入力し、
分配器121により卓上型テレビ111と接続された分
波器122、携帯型テレビ112と接続された分波器1
23に入力する。分波器122及び分波器123は、複
数のチャンネルが重畳されたUHF放送信号及びVHF
放送信号を、周波数バンドごと、チャンネルごとに分離
して卓上型テレビ111及び携帯型テレビ112に供給
する。これにより、卓上型テレビ111及び携帯型テレ
ビ112は、選択されているチャンネルの映像、音声を
視聴者に提供する。
【0005】また、卓上型テレビ111で受信している
UHF放送信号やVHF放送信号をVTR(Video Tape
Recorder)装置114で記録するときには、記録する
チャンネルを卓上型テレビ111で選択してVTR装置
114に入力し、内部の磁気テープに記録することが多
かった。
【0006】更に、この放送受信システムでは、屋内に
存在する携帯型FMラジオ113でFM放送を視聴者に
提供するときには、地上波アンテナ101で受信してい
るにも拘わらず携帯型FMラジオ113に内蔵されてい
る簡易アンテナ113aでFM放送信号を受信すること
が多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各種放送信号
を発信する基地局から遠隔した地域における放送受信シ
ステムでは、各種放送信号の強度が弱くなってしまうた
め、卓上型テレビ111等に内蔵されている簡易アンテ
ナでは良好な状態で無線電波を受信することができない
ことが多い。すなわち、地域によっては受信電子機器に
簡易アンテナが備えられていても、信号強度が弱いため
に雑音が混入しやすく、簡易アンテナを利用して高品質
な映像や音声を楽しむことができなかった。
【0008】したがって、従来の放送受信システムにお
いては、地上波アンテナ101やBSアンテナ103等
の外部アンテナにより各種放送信号を受信することが多
かった。この外部アンテナとしては、通常、八木型のア
ンテナが使用され、卓上型テレビ111等の受信電子機
器に内蔵されている簡易アンテナと比較すると、十数d
B程度の格段に大きな信号利得が得られ、最良の信号受
信手段とされている。
【0009】また、従来の放送受信システムにおいて、
地上波アンテナ101やBSアンテナ103で受信した
良好な放送信号を受信電子機器に伝送する手法として
は、通常、同軸ケーブル等の放送信号用ケーブルを使用
することが多かった。放送信号用ケーブルを使用した放
送受信システムでは、地上波アンテナ101やBSアン
テナ103で受信した放送信号に外来ノイズを与えるこ
となく受信電子機器に伝送することができるという利点
があるが、商用電源のコンセント挿入口と比較して室内
に設けられている放送信号用端子の挿入口が少ないこ
と、放送信号用ケーブルの使い勝手が商用電源用コード
と比較して悪いことの理由から、受信電子機器の設置場
所が制限されているのが現状である。
【0010】これに対し、従来では、特開平63−22
7221号公報で開示されているように、受信ブースタ
を無線化して受信電子機器に放送信号を配信するものが
知られているが、受信電子機器と受信ブースタとを一対
一の関係で使用するものであり、受信ブースタを視聴者
側で目視することができないと、視聴している映像や音
声に対応するチャンネルを認識することができないとい
う問題点がある。
【0011】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、複数の受信電子機器が室内に存
在する場合であっても、各受信電子機器でチャンネルを
認識させて視聴させるとともに、放送信号用ケーブル等
の室内設備を節約することができる無線通信装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信装
置は、上述の課題を解決するために、複数のチャンネル
が重畳された放送信号を屋外で受信する受信手段と、上
記受信手段で受信した複数のチャンネルのうち、屋内に
存在する受信電子機器で視聴するチャンネルの放送信号
を抽出する抽出手段と、上記抽出手段で抽出された放送
信号を、上記受信電子機器で受信可能なチャンネルのう
ち、使用していないチャンネルの放送信号に変換するチ
ャンネル変換手段と、上記チャンネル変換手段で変換し
た放送信号に、上記受信手段で受信したときのチャンネ
ル番号を示す画像を合成する画像合成手段と、上記画像
合成手段で画像が合成された放送信号を、上記受信電子
機器に無線で送信する送信手段とを備える。
【0013】このような無線通信装置では、受信電子機
器で視聴するチャンネルを屋外で受信して再配信するに
際して、受信電子機器で使用してないチャンネルに変換
し、視聴するチャンネル番号の内容を屋内での放送信号
に付加する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れた放送受信システムに適用される。
【0016】この放送受信システムは、家屋1の屋外に
設置された地上波アンテナ11、混波器12、BSアン
テナ13を備える。
【0017】地上波アンテナ11は、例えば八木型のア
ンテナからなり、UHF放送信号、VHF放送信号、F
M放送信号を無線電波として基地局から受信する。この
地上波アンテナ11は、受信した電波を混波器12に供
給する。
【0018】混波器12は、地上波アンテナ11からの
UHF放送信号、VHF放送信号、及びFM放送信号
を、混合して室内の分波器21に供給する。
【0019】BSアンテナ13は、衛星から配信される
放送データを受信し、放送データを屋内のBSチューナ
22に供給する。
【0020】ここで、地上波アンテナ11で受信するU
HF放送信号、VHF放送信号及びFM放送信号、並び
にBSアンテナ13で受信する放送データは、所定の周
波数帯域内における複数のチャンネル周波数を搬送波と
して伝送されており、各チャンネルごとに周波数帯域が
区別されている。
【0021】この放送受信システムは、家屋1の屋内
に、分波器21、BSチューナ22、無線通信装置2
3、VTR装置24、カメラ装置25、無線通信装置2
3の操作をするリモートコントローラ26を備え、更に
受信電子機器として、卓上型テレビ27、携帯型テレビ
28、携帯型FMラジオ29を備える。この放送受信シ
ステムでは、視聴者がリモートコントローラ26を操作
することで、受信電子機器で受信するチャンネルを選択
する。
【0022】分波器21は、混波器12からの各種放送
信号を、周波数帯域ごとに分離する処理をすることで、
UHF放送信号、VHF放送信号、FM放送信号に分離
する処理をして無線通信装置23に供給する。BSチュ
ーナ22は、BSアンテナ13からの放送データから、
所定の指定されたチャンネルの放送データを抽出して無
線通信装置23に供給する。
【0023】無線通信装置23は、分波器21及びBS
チューナ22からの各種放送信号及び放送データを入力
とし、各種放送信号及び放送データを屋内無線信号とし
て、室内アンテナ23aを用いて屋内の各種受信電子機
器に無線で供給する。ここで、無線通信装置23は、所
定の強度以下の室内無線信号を発信する。
【0024】この無線通信装置23は、受信電子機器に
より映像や音声を視聴するユーザにより操作されるリモ
ートコントローラ26から無線の操作入力信号を入力と
し、操作入力信号に従って各種処理をする。
【0025】また、この無線通信装置23は、VTR装
置24と接続され、操作入力信号に従ってVTR装置2
4に内蔵されたテープ状記録媒体に放送信号や放送デー
タの記録をする。また、無線通信装置23は、リモート
コントローラ26からの操作入力信号に従って、VTR
装置24から放送信号を読み出し、放送信号を室内無線
信号に変換して受信電子機器に供給する。
【0026】更に、この無線通信装置23は、カメラ装
置25と接続されカメラ装置25からのカメラ信号を入
力とし、カメラ信号を室内無線信号に変換して受信電子
機器に供給する。
【0027】卓上型テレビ27及び携帯型テレビ28
は、視聴者が放送を視聴するための表示機構、音響出力
機構、視聴するチャンネルを選択するチャンネル選択機
能を備える。卓上型テレビ27及び携帯型テレビ28
は、無線通信装置23からの室内無線信号を受信するた
めの室内アンテナ27a、28aを備え、室内アンテナ
27a、28aで受信した室内無線信号により映像及び
音声を視聴者に提供する。
【0028】携帯型FMラジオ29は、視聴者が放送を
視聴するための音響出力機構、視聴するチャンネルを選
択するチャンネル選択機能を備える。携帯型FMラジオ
29は、無線通信装置23からの室内無線信号を受信す
るための室内アンテナ29aを備え、室内アンテナ29
aで受信した室内無線信号により音声を視聴者に提供す
る。
【0029】卓上型テレビ27、携帯型テレビ28及び
携帯型FMラジオ29は、リモートコントローラ26と
の間で赤外線通信をし、リモートコントローラ26から
の操作入力信号によりチャンネル切り替え、音量切り替
え等がなされる。
【0030】リモートコントローラ26は、視聴者によ
り操作され、操作内容に従った操作入力信号を卓上型テ
レビ27、携帯型テレビ28及び携帯型FMラジオ29
との間で赤外線通信をし、リモートコントローラ26と
の間で電波通信をする。
【0031】このような放送受信システムによれば、例
えば視聴者が卓上型テレビ27を用いた放送の視聴をし
ているときには、卓上型テレビ27を視聴する視聴者が
リモートコントローラ26を操作することでチャンネル
の選択をすると、無線通信装置23により受信している
チャンネルの放送信号及び放送データの周波数変換をし
て室内無線信号として卓上型テレビ27に供給する。こ
こで、無線通信装置23による周波数変換は、地上波ア
ンテナ11で受信していないチャンネルに対応する周波
数に変換する処理をする。
【0032】つぎに、上述の無線通信装置23の構成に
ついて図2を参照して説明する。
【0033】図2によれば、無線通信装置23は、地上
波アンテナ11又はBSアンテナ13からの放送信号又
は放送データを入力して室内アンテナ23aを用いて室
内無線信号を配信する送信ユニット部31と、リモート
コントローラ26からの操作入力信号を入力するリモコ
ン用送受信部32と、周波数設定部33と、無線通信装
置23を構成する各部を制御するシステム制御部34と
を備える。
【0034】リモコン用送受信部32は、リモートコン
トローラ26の操作に応じた操作入力信号が無線電波と
して入力される。リモコン用送受信部32は、操作入力
信号をシステム制御部34に供給するとともに、システ
ム制御部34からの制御信号をリモートコントローラ2
6に送信する処理をする。
【0035】周波数設定部33は、視聴者が指定したチ
ャンネルを室内において伝送するための室内無線信号の
周波数を設定する。この周波数設定部33は、システム
制御部34からの制御信号に従って受信電子機器側で使
用していない空きチャンネルの周波数を室内無線信号の
周波数に設定する。この周波数設定部33は、室内無線
信号の周波数とするように発振するための制御信号を発
振回路45に供給する。ここで、周波数設定部33は、
空きチャンネルとして、例えばVHF帯(30MHz)
以上に設定されているチャンネルを使用する。
【0036】システム制御部34は、リモコン用送受信
部32からの操作入力信号に従って、送信ユニット部3
1を構成する各部を制御する。システム制御部34は、
室内アンテナ23aから室内無線信号を受信電子機器に
伝送するときには、操作入力信号で指定されたチャンネ
ルを選択するように選局指示回路43を制御し、同調回
路41で抽出されたチャンネルの放送信号を受信電子機
器側で使用されていない空きチャンネルを搬送波として
伝送するように発振回路45及び混合回路46を制御す
る。
【0037】ここで、システム制御部34は、受信電子
機器に室内無線信号を配信するに際して、予め受信電子
機器で使用可能なチャンネルを認識しており、使用可能
なチャンネル外のチャンネルを室内無線信号の周波数と
して使用する。
【0038】送信ユニット部31は、地上波アンテナ1
1及びBSアンテナ13からの放送信号及び放送データ
を入力する同調回路41、中間周波数変換回路42、選
局指示回路43、SOD(スクリーン・オン・ディスプ
レイ)付加回路44、発振回路45、混合回路46、増
幅回路47、室内アンテナ23aと接続されたオートア
ンテナ回路48を備えて構成される。
【0039】選局指示回路43は、チャンネル番号を指
定する制御信号が入力され、チャンネル番号に応じた周
波数の信号を抽出するように同調回路41を制御すると
ともに、チャンネル番号を示す信号をSOD付加回路4
4に供給する。
【0040】同調回路41は、選局指示回路43で指定
された周波数の搬送波の放送信号又は放送データを抽出
する処理をし、搬送波を取り除いた放送信号又は放送デ
ータを中間周波数変換回路42に供給する。
【0041】中間周波数変換回路42には、受信電子機
器側の空きチャンネルに対応した空き周波数の中間周波
数が室内無線信号の基本周波数として予めシステム制御
部34により設定されている。中間周波数変換回路42
は、同調回路41からの放送信号又は放送データに中間
周波数の搬送波を重畳する。これにより、中間周波数変
換回路42は、中間周波数を搬送波とした放送信号又は
放送データとするチャンネル変換処理をする。
【0042】SOD付加回路44は、SOD付加回路4
4からのチャンネル番号を示す信号に従って、室内アン
テナ23aから配信する室内無線信号が示す映像に合成
する画像データを作成する。このSOD付加回路44
は、地上波アンテナ11又はBSアンテナ13で受信し
て受信電子機器で視聴しているチャンネル番号を受信電
子機器の表示画面等に表示するための画像データを作成
して混合回路46に供給する。
【0043】発振回路45は、システム制御部34から
の制御信号で指定されたタイミングで、周波数設定部3
3で設定された周波数で発振して、発振信号を混合回路
46に供給する。ここで、発振回路45は、中間周波数
の室内無線信号の周波数に対する差分が指定される。
【0044】混合回路46は、中間周波数変換回路42
からの放送信号又は放送データにSOD付加回路44か
らの画像を合成し、発振回路45からの発振信号により
配信をするときの搬送周波数の信号とする。
【0045】増幅回路47は、混合回路46からの信号
を増幅するとともに、所定のゲインとするAGC(オー
ト・ゲイン・コントロール)処理をして、オートアンテ
ナ回路48に供給する。
【0046】オートアンテナ回路48は、増幅回路47
からの信号を室内アンテナ23aに供給することで、室
内アンテナ23aから室内無線信号を配信する。
【0047】このように構成された無線通信装置23を
備えた放送受信システムにおいて、視聴者がリモートコ
ントローラ26を操作して、視聴するチャンネル番号を
指定した操作入力信号がリモコン用送受信部32に供給
されたときには、システム制御部34は、リモコン用送
受信部32からの操作入力信号に基づいて屋内で配信す
るチャンネル番号を認識し、配信するチャンネル番号を
示す制御信号を選局指示回路43に供給する。次に、シ
ステム制御部34は、同調回路41で配信するチャネル
番号の放送信号又は放送データを抽出するとともに、配
信する放送信号又は放送データと合成する画像データを
作成するように選局指示回路43を制御する。
【0048】ここで、システム制御部34は、受信電子
機器の空きチャンネルを認識しており、空きチャンネル
の中間周波数(基本周波数)を搬送波とした放送信号又
は放送データとするように中間周波数変換回路42を制
御する。
【0049】次に、システム制御部34は、屋内で配信
するときの周波数とするように混合回路46、周波数設
定部33及び発振回路45を制御し、増幅回路47、オ
ートアンテナ回路48及び室内アンテナ23aを介して
室内に室内無線信号を配信する制御をする。
【0050】これにより、受信電子機器では、リモート
コントローラ26で指定したチャンネル番号に対応した
映像や音声を、SOD付加回路44により作成された画
像データと合成された状態で視聴させることができると
ともに、視聴者に配信されているチャンネル番号を提示
することができる。ここで、SOD付加回路44は、携
帯型FMラジオ29で視聴しているチャンネル番号を提
示するときには携帯型FMラジオ29に備えられている
表示機構にチャンネル番号を表示する信号を作成する。
【0051】このような処理をする放送受信システムに
よれば、地上波アンテナ11又はBSアンテナ13で受
信した放送信号又は放送データを室内で再配信するとき
であっても、室内無線信号を受信電子機器の空きチャン
ネルの周波数とすることができるので、基地局から配信
されている放送信号や放送データと室内無線信号との混
信が発生することがない。
【0052】また、この放送受信システムによれば、無
線通信装置23の室内アンテナ23a、受信電子機器の
室内アンテナや内蔵簡易アンテナを用いて無線電波とし
て再配信をすることができるので、放送信号や放送デー
タを配信するための放送用のケーブルを室内に設置する
必要がなく、受信電子機器の設置位置の制約を無くすこ
とができる。
【0053】更に、この放送受信システムによれば、地
上波アンテナ11又はBSアンテナ13で受信したチャ
ンネルを空きチャンネルに変換しても、地上波アンテナ
11又はBSアンテナ13で受信したチャンネル番号を
画像データとして放送信号や放送データに含めることが
できるので、各受信電子機器で視聴しているチャンネル
番号を視聴者に認識させることができる。
【0054】また、システム制御部34は、VTR装置
24を制御する操作入力信号が入力されたときには、そ
の旨の命令をVTR装置24に供給し、VTR装置24
の再生動作、記録動作を行う制御をする。システム制御
部34は、VTR装置24で記録した放送信号を配信す
る操作入力信号が入力されたときには、再生動作をする
ようにVTR装置24を制御するとともに、受信電子機
器の空きチャンネルを使用して再配信するように送信ユ
ニット部31を制御する。
【0055】これにより、放送受信システムでは、記録
媒体に記録した放送信号を再配信するときでも、地上波
アンテナ11又はBSアンテナ13で受信する放送信号
又は放送データと室内無線信号との混信を発生させるよ
うなことがない。また、放送受信システムによれば、V
TR装置24の設置場所の制約を無くすとともに、「V
TR再生」を示す画像データをSOD付加回路44で作
成することで視聴者に配信されている内容を認識させる
ことができる。更にこの放送受信システムによれば、屋
内に複数の受信電子機器が存在するときであっても、V
TR装置24を共用にして使用することができる。
【0056】また、システム制御部34は、カメラ装置
25を制御する操作入力信号が入力されたときには、そ
の旨の命令をカメラ装置25に供給し、カメラ装置25
で撮像動作を行う制御をする。システム制御部34は、
カメラ装置25で撮像したカメラ信号を配信する操作入
力信号が入力されたときには、撮像動作をするようにカ
メラ装置25を制御するとともに、受信電子機器の空き
チャンネルを使用して再配信するように、送信ユニット
部31を制御する。
【0057】これにより、放送受信システムでは、カメ
ラ装置25で撮像したカメラ信号を配信するときでも、
地上波アンテナ11又はBSアンテナ13で受信する放
送信号又は放送データと室内無線信号との混信を発生さ
せるようなことがない。また、放送受信システムによれ
ば、「カメラ撮像画像」を示す画像データをSOD付加
回路44で作成することで視聴者に配信されている内容
を認識させることができる。更にこの放送受信システム
によれば、屋内に複数の受信電子機器が存在するときで
あっても、カメラ装置25を共用にして使用することが
でき、家屋1の外の状態をどの受信電子機器であっても
視聴することができる。
【0058】また、上述した一例では、無線通信装置2
3の送信ユニット部31が単一であり単一の室内無線信
号を複数の受信電子機器に配信する一例について説明し
たが、各受信電子機器ごとにリモートコントローラ26
を設けるとともに、無線通信装置23内に複数の送信ユ
ニット部31を設けることで、各受信電子機器に対応し
た室内無線信号を配信することができる。すなわち、各
受信電子機器を対応した各リモートコントローラ26か
らの操作入力信号に従って、各送信ユニット部31が異
なるチャンネルの室内無線信号を配信することで、各受
信電子機器がそれぞれ異なるチャンネルの室内無線信号
を受信して異なる放送を視聴することができる。
【0059】なお、上述した一例では、無線通信装置2
3にVTR装置24が接続されている一例について説明
したが、地上波放送信号、CS放送信号やBS放送信号
を、磁気ディスクや光ディスク、光磁気ディスク等のデ
ィスク状記録媒体に記録する記録装置と無線通信装置2
3とを接続しても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る無線通信装置では、受信電
子機器で視聴するチャンネルを屋外で受信して再配信す
るに際して、受信電子機器で使用してないチャンネルに
変換し、視聴するチャンネル番号の内容を屋内での放送
信号に付加することができるので、複数の受信電子機器
が室内に存在する場合であっても、各受信電子機器でチ
ャンネルを認識させて視聴させるとともに、放送信号用
ケーブル等の室内設備を節約させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した放送受信システムを示すブロ
ック図である。
【図2】本発明を適用した無線通信装置を示すブロック
図である。
【図3】従来の放送受信システムを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 家屋 11 地上波アンテナ 12 混波器 13 BSアンテナ 23 無線通信装置 24 VTR装置 25 カメラ装置 26 リモートコントローラ 27 卓上型テレビ 28 携帯型テレビ 29 携帯型FMラジオ 31 送信ユニット部 32 リモコン用送受信部 33 周波数設定部 34 システム制御部 41 同調回路 42 中間周波数変換回路 43 選局指示回路 44 SOD付加回路 45 発振回路 46 混合回路 47 増幅回路 48 オートアンテナ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 AA02 AA08 AA09 AA21 AA23 BA01 BA30 CA04 CA09 CB05 5C056 AA01 BA01 BA08 BA10 FA05 HA01 HA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルが重畳された放送信号
    を屋外で受信する受信手段と、 上記受信手段で受信した複数のチャンネルのうち、屋内
    に存在する受信電子機器で視聴するチャンネルの放送信
    号を抽出する抽出手段と、 上記抽出手段で抽出された放送信号を、上記受信電子機
    器で受信可能なチャンネルのうち、使用していないチャ
    ンネルの放送信号に変換するチャンネル変換手段と、 上記チャンネル変換手段で変換した放送信号に、上記受
    信手段で受信したときのチャンネル番号を示す画像を合
    成する画像合成手段と、 上記画像合成手段で画像が合成された放送信号を、上記
    受信電子機器に無線で送信する送信手段とを備えること
    を特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の受信電子機器に対応した複数の上
    記抽出手段、複数の上記チャンネル変換手段を備え、 上記各抽出手段は各受信電子機器で視聴するチャンネル
    の放送信号を抽出し、上記各チャンネル変換手段は上記
    各抽出手段で抽出された各放送信号を、上記各電子機器
    で受信可能なチャンネルのうち、使用していないチャン
    ネルの放送信号に変換することを特徴とする請求項1記
    載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 上記受信手段で受信した放送信号を記憶
    する記憶手段を更に備え、 上記チャンネル変換手段は、上記記憶手段に記憶された
    放送信号を、上記受信電子機器で受信可能なチャンネル
    のうち、使用していないチャンネルの放送信号に変換
    し、 上記送信手段は、上記記憶手段に記憶されて上記チャン
    ネル変換手段で変換された放送信号を上記受信電子機器
    に無線で送信することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信装置。
  4. 【請求項4】 外部からの光を受けて撮像信号を生成す
    る撮像手段を更に備え、 上記チャンネル変換手段は、上記撮像手段で撮像した撮
    像信号を、上記受信電子機器で受信可能なチャンネルの
    うち、使用していないチャンネルの周波数の撮像信号と
    し、 上記送信手段は、上記撮像手段で撮像して上記チャンネ
    ル変換手段で変換された撮像信号を上記受信電子機器に
    無線で送信することを特徴とする請求項1記載の無線通
    信装置。
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