JP2002056438A - 取引処理装置 - Google Patents

取引処理装置

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JP2002056438A
JP2002056438A JP2000244433A JP2000244433A JP2002056438A JP 2002056438 A JP2002056438 A JP 2002056438A JP 2000244433 A JP2000244433 A JP 2000244433A JP 2000244433 A JP2000244433 A JP 2000244433A JP 2002056438 A JP2002056438 A JP 2002056438A
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Toru Ideno
徹 出野
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Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、入金取引時に入金した貨幣が受付
け拒否されて返却されたとき、そのときの取引利用不可
情報やその後の適切な対処情報を入金操作者に知らせて
円滑な取引を促進することができる案内機能を有する取
引処理装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、入金された貨幣を識別する識
別手段を備えて入金取引する際、前記識別手段が取引利
用不可の入金貨幣である旨を識別したとき、そのときの
取引利用不可情報を入金操作者に知らせる案内手段を備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば金融機関
に設置されるATM(自動預金支払機)や両替機などに
適用されるような取引処理装置に関し、さらに詳しくは
取引時に入金貨幣が取引拒否されたとき、その取引拒否
情報およびその対処情報を入金操作者に知らせる接客サ
ービス性に優れた案内機能を有する取引処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ATMなどの取引処理装置を利
用して、入金操作者が貨幣を入金操作した場合、この入
金された貨幣は装置内部の識別部に導かれ、ここで貨幣
の有効性がチェックされている。
【0003】この識別部で適正な入金貨幣と識別したと
きは、入金貨幣を受付けて取引許容し、取扱い不適な入
金貨幣と識別したときは、その入金貨幣を返却して取引
拒否している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入金貨
幣が受付け拒否されて入力操作者に返却されたとき、そ
の返却理由の情報が入金操作者には明確に提供されない
ため、次のような問題が生じていた。
【0005】(1)取引処理装置で入金紙幣が受付け拒
否された場合、表示器には「入金された貨幣を正常に受
付けできませんでした。」「…返却します。再投入して
ください」などの受付け可否情報だけを表示している。
このため、入金操作者が取扱い対象外の貨幣であること
を知らずに入金利用したときは、取扱い対象外の貨幣で
あることが入金操作者に知らされず、このため何度も無
駄な入金操作が試みられるなど取引能率が低く、一取引
当りの平均取引時間が長くなり、自動化コーナ等では順
番待ちする顧客により混雑化する原因になっていた。
【0006】(2)取引処理装置に取扱い対象金種の貨
幣が利用されても、しわ、折れ、破損、汚れ、異物が付
着した紙幣、ゴミが付着している硬貨が利用された場合
は、その度合いによって受付け拒否されてしまう。ま
た、紙幣の方向や表裏を変えれば識別可能であるような
場合でも一律に受付け拒否されてしまう。この結果、紙
幣の折れやしわを少し延ばすと識別可能になる場合で
も、その旨の効果的な対処情報が提供されないため、入
金操作者は無駄な入金操作を何度も繰返したり、直ぐに
諦めてしまうことがあった。
【0007】そこでこの発明は、入金取引時に入金した
貨幣が受付け拒否されて返却されたとき、そのときの取
引利用不可情報やその後の適切な対処情報を入金操作者
に知らせて円滑な取引を促進することができる案内機能
を有する取引処理装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、入金された
貨幣を識別する識別手段を備えて入金取引する際、前記
識別手段が取引利用不可の入金貨幣である旨を識別した
とき、そのときの取引利用不可情報を入金操作者に知ら
せる案内手段を備えたことを特徴とする。
【0009】この結果、入金取引時に入金貨幣が返却さ
れると同時に、そのときの取引利用不可情報を案内手段
により案内して入金操作者に知らせるため、入金操作者
は受付け拒否された入金貨幣の返却理由が直ちに分か
り、入金操作者はその後の適切な対策がとれる。
【0010】例えば、取引処理装置の取扱い対象外の貨
幣が入金使用された場合、入金操作者には取扱い対象外
の貨幣であることが知らされて、取扱い対象外の貨幣に
よる無駄な再入金操作が未然に解消される。
【0011】また別の発明では、入金された貨幣を識別
する識別手段を備えて入金取引する際、前記識別手段が
取引利用不可の入金貨幣と識別したとき、そのときの取
引利用不可情報に対する適切な対処情報を入金操作者に
知らせる案内手段を備えたことを特徴とする。
【0012】この場合は、入金貨幣が返却されたとき、
その入金貨幣に対する適切な対処情報が得られるため、
この対処情報に基づいて入金操作者は再入金操作すべき
か、再入金操作を中止すべきかを的確に判断ができ、そ
れゆえ無駄のない入金操作を実行できる。このため、一
入金取引当りの平均所要時間を確実に短縮できる。
【0013】また別の発明では、入金された貨幣を識別
する識別手段を備えて入金取引する際、前記識別手段が
取引利用不可の入金貨幣と識別したとき、そのときの取
引利用不可情報と適切な対処情報とを入金操作者に知ら
せる案内手段を備えたことを特徴とする。
【0014】この場合は、入金貨幣が返却されたとき、
取引利用不可情報とそのときの適切な対処情報とを入金
操作者に知らせるため、入金操作者は返却原因が明確に
分かると同時に、またその対処方法が分かる。
【0015】例えば、取扱い対象の金種か否か、しわ、
折れ、破損、汚れ、異物が付着したことが原因か否かを
案内したり、また紙幣の方向や表裏を変えれば識別可能
である旨などを詳細に案内することができる。
【0016】したがって、一律に受付け拒否情報を知ら
せるのではなく、折れやしわを少し延ばせば識別可能な
ことを案内したり、返却貨幣に対するこまやかな情報提
供を施すことができる。このため、入金操作者は取引処
理装置に不信感を抱くことがなくなり、また無駄な入金
操作を何度も繰返したり、有効入金貨幣であるのに直ぐ
に諦めてしまうことがなくなる。
【0017】また案内手段に、表示案内または/および
音声案内を採用することを特徴とする。
【0018】例えば、表示手段に案内情報を表示して入
金操作者に案内情報を知らせるように構成すると、入金
操作者は一目見て適切な判断を施すことができる。
【0019】同様に音声手段を用いて音声案内するよう
にした場合は、入金操作者がその音声を聞いて適切に判
断することができる。
【0020】さらに、表示手段と音声手段との双方を組
合せることもでき、この場合は入金操作者に対して案内
情報が、より一層明瞭に知らされる。
【0021】ここで、取引処理装置とはATM、両替
機、券売機、精算機などの貨幣を取扱う自動取引機を総
称し、貨幣とは流通利用される紙幣と硬貨との総称であ
り、入金操作者とは取引処理装置の種類によって、入金
貨幣を入金操作する顧客の場合と、係員の場合とがあ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は銀行等の金融機関に設置
されるATMを示し、図1において、このATM11は
装置本体の上部前面に、顧客に取引操作を表示案内する
タッチパネル兼用のCRT12と、通帳挿入口13と、
カード挿入口14と、硬貨投入口15と、紙幣投入口1
6と、スピーカ17とを備えて、入金、出金、振込み、
通帳記入、残高照会等の取引を許容している。
【0023】このATM11の取扱い操作に際しては、
タッチパネル兼用のCRT12に、処理項目別の入力案
内、操作手順、受入れガイド情報等の各種案内情報を表
示し、これに基づいて顧客が入力操作を行う。
【0024】図2はATM11の制御回路ブロック図を
示し、CPU21はROM22に格納されたプログラム
に沿って各回路装置を制御し、その制御データをRAM
23で読出し可能に記憶する。
【0025】上述のCPU21は、インターフェース2
4を介してCRT12、スピーカ17、通帳処理部2
5、カード処理部26、硬貨処理部27、紙幣処理部2
8、明細票処理部29、ジャーナル処理部30、センタ
通信処理部31、遠隔監視通信処理部32、係員パネル
処理部33を接続している。
【0026】このうち、CRT12は各種の取引表示案
内と、その操作手順、適否情報および適切な対処情報等
を表示し、また画面上に表示した表示部分と対応してタ
ッチ入力許容するタッチ入力機能を有している。
【0027】スピーカ17は、音声案内許容して設けら
れ、各種の取引操作時の適否情報および適切な対処情報
等を音声案内する。
【0028】通帳処理部25は、通帳挿入口13に挿入
された通帳の取引データを読取り、また更新データを書
込み処理し、通帳の印字欄には取引データや未記帳デー
タの記帳処理を行ない。さらに、取引終了及び取消し時
に通帳を通帳挿入口13に返却する。
【0029】カード処理部26は、カード挿入口14に
挿入されたキャッシュカードの取引データを読取り、ま
た更新データを書込み処理し、取引終了及び取消し時に
カードをカード挿入口14に放出する。
【0030】硬貨処理部27は、硬貨投入口15に投入
された硬貨を内部に取込んで受付け処理し、出金時及び
入金取消し時に硬貨を硬貨投入口15より放出する。
【0031】紙幣処理部28は、紙幣投入口16に投入
された紙幣を内部に取込んで受付け処理し、出金時及び
入金取消し時に紙幣を紙幣投入口16より放出する。
【0032】明細票処理部29は、入出金取引や残高照
会等の各種の取引内容の取引データを記載した明細票を
取引毎に発行する。
【0033】ジャーナル処理部30は、明細票を発行す
る毎に同記録内容のジャーナル(控え伝票)を装置内部
に保存し、またこのジャーナルには障害が発生した時の
異常コードを合わせて記録する。
【0034】センタ通信処理部31は、編集した入出金
要求電文、記帳要求電文等をセンタ34に送信し、この
センタ34から送られてきた入出金回答、記帳データ等
の自動取引データを受信処理する。
【0035】遠隔監視通信処理部32は、ATM11の
検出データを遠隔監視装置に送信し、遠隔監視装置から
返信されてきた障害復旧データ等の応答データを受信処
理する。
【0036】係員パネル処理部33は、ATM内部に備
えられる係員パネルを取扱って障害復旧操作や保守点検
等の係員操作を実行させる。
【0037】ところで、CPU21は入金取引時に内部
の図示しない識別部で例えば入金紙幣を識別不能と判定
したとき、その入金紙幣を返却すると同時に、そのとき
の取引利用不可情報と適切な対処情報とをCRT12に
表示案内して顧客に知らせる。この結果、顧客は受付け
拒否された入金紙幣の返却原因が直ちに分かると同時
に、またそのときの対処方法が分かり、顧客はその後の
適切な対策を直ちに実行することができる。
【0038】図3は識別不可と判定したときの入金紙幣
の識別不可情報を示し、この場合「2000円札23
枚、しわ多し7枚、角折れ3枚、部分的絵柄不良2枚」
のように数種類の識別不可情報があり、またその発生度
数が異なる。このうち、最も発生度数が多い取扱い対象
外の紙幣が入金使用された場合は、図4に示すように、
「恐れ入ります。このATMでは2000円札はお取扱
いしておりません。」を表示案内する識別不可情報41
と、続いて「2000円札を取り除いてから、再度お手
続きください。」を表示案内する適切な対処情報42
と、取消しキー43と、確認キー44とをCRT12の
同一画面上に表示案内して顧客に知らせる。
【0039】これにより、顧客は2000円札が取扱い
対象外の紙幣であることを知り、顧客は取扱い対象外の
2000円札を用いた無駄な再入金操作をしなくなる。
【0040】また、入金紙幣が返却されたとき、同一画
面上で返却理由と、その返却紙幣に対する適切な対処情
報が得られるため、この対処情報に基づいて顧客は再入
金操作すべきか、再入金操作を中止すべきかを的確に判
断ができ、それゆえ無駄のない入金操作を実行できる。
【0041】この結果、顧客はATM11の制限事項を
直ちに理解でき、また識別不可原因を取除いてから再入
金操作できるため、再入金処理時に適正と識別する確率
が向上し、取扱い対象外の紙幣を使って何度も無駄な入
金操作を繰返したり、有効入金紙幣であるのに直ぐに諦
めてしまうことがなくなる。このため、入金取引が成立
し易くなり、一入金取引当りの平均所要時間が確実に短
縮する。
【0042】次に、返却紙幣に対する各種の適切な対処
情報の表示例を図5および図6を参照して説明する。図
5(A)に示すCRT12の表示例は「識別できない紙
幣を返却します。紙幣のしわを良く延ばしてから、再度
投入してください。」のように、識別不可原因がしわで
あるため、しわ延ばしすることを表示案内する適切な対
処情報51と、取消しキー52と、確認キー53とを同
一画面上に表示案内し、顧客が取消しキー52をタッチ
入力すれば直ちに取消し処理し、確認キー53をタッチ
入力すれば、再入金操作画面を表示して再入金操作を実
行させる。
【0043】図5(B)に示すCRT12の表示例は
「識別できない紙幣を返却します。紙幣の角が折れてい
るものが、含まれています。ご確認の上、再度投入して
ください。」のように、識別不可原因が角折れであるた
め、これを直すことを表示案内する適切な対処情報51
と、取消しキー52と、確認キー53とを同一画面上に
表示案内して顧客に処理内容を選択させて対処させる。
【0044】図6(A)に示すCRT12の表示例は
「識別できない紙幣を返却します。紙幣の表裏を反対に
すると、識別できる場合があります。ご確認の上、再度
投入してください。」のように、識別不可原因が紙幣の
表裏の向きが異なることであるため、紙幣の表裏の向き
を変えるように表示案内する適切な対処情報61と、取
消しキー62と、確認キー63とを同一画面上に表示案
内して顧客に処理内容を選択させて対処させる。
【0045】図6(B)に示すCRT12の表示例は
「識別できない紙幣を返却します。紙幣の汚れをとって
いただくと、識別できる場合があります。ご確認の上、
再度投入してください。」のように、識別不可原因が紙
幣の汚れであるため、紙幣の汚れをとるように表示案内
する適切な対処情報61と、取消しキー62と、確認キ
ー63とを同一画面上に表示案内して顧客に処理内容を
選択させて対処させる。
【0046】また、顧客が案内情報を一目見て適切な判
断を施すことができるようにしたCRT12に限らず、
スピーカ17を使用して顧客に音声案内してもよく、さ
らにCRT12とスピーカ17との双方を併用すること
もでき、この場合は顧客に対して案内情報が、より一層
明瞭に知らされる。
【0047】このように入金取引時に入金紙幣が受付け
拒否されたときは、そのときの適切な対処情報を顧客に
知らせることができるため、ATM11にあっては接客
サービス性の高い取引を促進することができる。例え
ば、取扱い対象の金種か否か、しわ、折れ、破損、汚
れ、異物が付着したことが原因か否かを顧客に案内した
り、また投入した紙幣の表裏を変えれば、識別可能であ
る旨などを詳細に案内することができる。
【0048】このように構成されたATM11の入金紙
幣の取引処理手順を、この発明の主要なCRT12、C
PU21、紙幣処理部28および顧客Uを対象とする図
7を参照して説明する。入金取引時のCRT12には紙
幣の投入を促す案内が表示されている。
【0049】CPU21から紙幣の受付開始が紙幣処理
部28に対して出力される。
【0050】顧客UはCRT12の投入案内にしたがっ
て紙幣を紙幣処理部28の紙幣投入口16に投入する。
【0051】紙幣が投入されると、紙幣処理部28は入
金紙幣を1枚ずつ識別部に導いて識別動作を開始する。
【0052】識別動作が終了すると、紙幣処理部28は
CPU21に対して、識別結果と、識別不可の場合に
は、入金紙幣を返却すると共に、図3に示すように、そ
の識別不可原因を通知する。
【0053】これに基づいてCPU21は、図4〜図6
に示すように、CRT12に様々な識別不可原因とその
対処情報を表示させる。
【0054】顧客UはCRT12に表示された識別不可
原因および対処情報の案内を見て、識別不可原因を取除
き、再度入金紙幣の投入を行って再入金取引を試みる。
【0055】これにより、紙幣処理部28は再度識別を
行ったときの適正な識別確率が高まり、そのときの識別
結果をCPU21に通知する。
【0056】これに基づいてCPU21はCRT12に
識別適否結果を表示案内させ、このとき適正と認められ
た場合は、入金紙幣の取引を許容して入金処理する。
【0057】一方、再入金処理を行っても識別不可と表
示された場合は、CPU21は、同じく図4〜図6に示
すように、CRT12に様々な識別不可原因とその対処
情報を表示させて取引中止するか、あるいは再び識別不
可原因を取除いて再々入金処理を試みるかを顧客Uに選
択させる。
【0058】上述のように、入金取引時に紙幣の受付不
可によって、入金紙幣が返却されたとき、一律に受付け
拒否情報を知らせるのではなく、取扱い対象外の紙幣が
入金使用されたことを表示案内したり、折れやしわを延
ばせば識別可能なことを案内するなど返却紙幣に対する
こまやかな情報提供をCRTに表示案内して顧客に知ら
せるため、顧客は受付け拒否された入金紙幣の返却理由
が直ちに分かると同時に、そのときの対処方法が分かる
ため、顧客はその後の適切な対策がとれる。
【0059】したがって、再入金操作すべきか、再入金
操作を中止すべきかを適切に判断できるなど顧客は入金
取引利用状態を明確に把握しながら安心して、しかも能
率よく入金取引を実行することができる。
【0060】この発明と、上述の一実施の形態の構成と
の対応において、この発明の取引処理装置は、一実施の
形態のATM11に対応し、以下同様に、貨幣は、入金
紙幣に対応し、識別手段は、紙幣処理装置28の識別部
に対応し、案内手段は、CRT12とスピーカ17およ
びその制御系のCPU21に対応し、入金操作者は、顧
客Uに対応するも、この発明は、請求項に示される技術
思想に基づいて応用することができ、上述の一実施の形
態の構成のみに限定されるものではない。
【0061】例えば、上述の一実施の形態では入金紙幣
を取引処理する例にとって説明したが、入金硬貨の場合
も同様に案内して取引処理するものである。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、入金取引時に入金貨
幣が受付け拒否されたときは、そのときの識別不可情報
と対処情報との適切な案内情報を入金操作者に知らせる
ことにより、入金操作者は取引利用状態を明確に把握し
ながら安心して、しかも能率よく入金取引を実行するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のATMを示す外観斜視図。
【図2】 この発明のATMの制御回路ブロック図。
【図3】 この発明の入金紙幣の識別不可情報を示すデ
ータ図。
【図4】 この発明の入金紙幣の識別不可情報と適切な
対処情報とを示す表示図。
【図5】 この発明の入金紙幣の適切な対処情報の表示
案内例を示す表示図。
【図6】 この発明の入金紙幣の適切な対処情報の表示
案内例を示す表示図。
【図7】 この発明の入金紙幣の取引処理手順を示す説
明図。
【符号の説明】
11…ATM 12…CRT 17…スピーカ 21…CPU 28…紙幣処理部 41…識別不可情報 42,51,61…適切な対処情報 U…顧客

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入金された貨幣を識別する識別手段を備え
    た取引処理装置であって、前記識別手段が取引利用不可
    の入金貨幣である旨を識別したとき、そのときの取引利
    用不可情報を入金操作者に知らせる案内手段を備えた取
    引処理装置。
  2. 【請求項2】入金された貨幣を識別する識別手段を備え
    た取引処理装置であって、前記識別手段が取引利用不可
    の入金貨幣と識別したとき、そのときの取引利用不可情
    報に対する適切な対処情報を入金操作者に知らせる案内
    手段を備えた取引処理装置。
  3. 【請求項3】入金された貨幣を識別する識別手段を備え
    た取引処理装置であって、前記識別手段が取引利用不可
    の入金貨幣と識別したとき、そのときの取引利用不可情
    報と適切な対処情報とを入金操作者に知らせる案内手段
    を備えた取引処理装置。
  4. 【請求項4】案内手段は、表示案内または/および音声
    案内することを特徴とする請求項1、2または3記載の
    取引処理装置。
JP2000244433A 2000-08-11 2000-08-11 取引処理装置 Pending JP2002056438A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009026193A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
WO2017047043A1 (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 グローリー株式会社 紙葉類処理装置およびその制御方法

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