JP2002056129A - アーカイヴシステム及びその検索方法 - Google Patents

アーカイヴシステム及びその検索方法

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JP2002056129A
JP2002056129A JP2000241513A JP2000241513A JP2002056129A JP 2002056129 A JP2002056129 A JP 2002056129A JP 2000241513 A JP2000241513 A JP 2000241513A JP 2000241513 A JP2000241513 A JP 2000241513A JP 2002056129 A JP2002056129 A JP 2002056129A
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Tatsuo Mori
達男 森
Kiyoshi Nosu
潔 野須
Shuichi Sumita
修一 住田
Hiroyuki Takahashi
寛幸 高橋
Makoto Mizuno
良 水野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仲介者がコンテンツ提供者と、ユーザとの間
でコンテンツの著作権の調整を行い、ユーザへ合意のコ
ンテンツを提供し、ユーザからコンテンツの使用/利用
の対価を課金/徴収するアーカイヴシステムとその検索
方法を提供する。 【解決手段】 本願発明のアーカイヴシステムは、ユー
ザに提供するデジタルコンテンツが蓄積されたデジタル
コンテンツ格納DB11と、デジタルコンテンツを部分化
し、部分化コンテンツを生成する検索用DB12と、検索用
DB12からユーザ要求の各種部分化コンテンツを蓄積する
添付データ蓄積部13と、添付データ蓄積部13から部分化
コンテンツを検索する蓄積データ検索部14と、著作権/
検索用/内容紹介の各データを検索結果として表示する
表示部15と、デジタルコンテンツ格納DB11から部分化コ
ンテンツを複製するデジタル複製部16と、部分化コンテ
ンツを編集するデジタル編集部17とを有するアーカイヴ
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルコンテ
ンツ、特にディジタル情報の流通システム(アーカイヴ
システム)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルコンテンツ情報を提供す
る方法において、例えば、デジタルコンテンツのシーン
単位の切り出し技術、文章の意味を解析して表題を付与
するタグ付け技術、デジタルコンテンツ情報のデータベ
ース検索技術、デジタルコンテンツ再生技術、デジタル
コンテンツの通信/転送技術等個々の技術に関しては、
各々実現されている。
【0003】また、著作権管理に関しては、著作権情報
取り出し用鍵情報を使用して、かかる情報に利用条件を
任意に設定して利用形態を細かに規制し、選択肢の多様
化とともに著作物の保護をより充分に図る著作権管理シ
ステム(特開平10−294726号)がある。さら
に、著作物の使用に対する使用料金の課金に関しては、
ユーザ処理装置が課金センタから、欠落している関数を
取得してICカードに転送し、暗号化して保持すること
により、確実に使用料金を徴収できるようにするソフト
ウェア課金システム(特開平10−20958号)があ
る。加えて、登録に関しては、異なる構造の画像データ
ベースを持つものの間で、通信NW(ネットワーク)を
介して、画像情報の相互利用が可能な画像通信システム
(特開平10−149366号)等の如きである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には、通信回線,コンピユータネットワーク等
のNW(ネットワーク)を介してサービスを受けようと
する場合に、必ずしも上記デジタルコンテンツ情報に対
する著作権の取り扱いが明確となっていないという問題
がある。また、従来例には、システム上において、ユー
ザが取得したいデジタルコンテンツ情報を検索するため
に、膨大なデジタルコンテンツ情報から必要なデジタル
コンテンツ情報を検索するために、長時間を要するとい
う欠点がある。さらに、従来例には、ユーザが得られた
デジタルコンテンツ情報を加工及び編集した後、二次情
報(二次的著作物)として、アーカイヴサーバに登録す
る処理を行えないという欠点がある。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
であり、入手したいデジタルコンテンツの検索が容易と
なり、このコンテンツの著作権の内容が容易に検索で
き、二次デジタルコンテンツを、容易にアーカイヴサー
バに登録することが可能なアーカイヴシステムとその検
索方法を提供することを目的とする。すなわち、ユーザ
の使用あるいは利用したいデジタルコンテンツに対し
て、サービスプロバイダまたはコンテンツプロバイダが
仲介者となり、著作権コンテンツ提供者の提供条件と、
ユーザの使用条件との間で著作物の使用許諾のクリアラ
ンスを実施し、ユーザ(使用者あるいは利用者)に対し
て合意されたデジタルコンテンツ情報を提供し、ユーザ
からそのデジタルコンテンツ情報の使用あるいは利用に
対する料金を課金し、徴収する。ここで、著作権コンテ
ンツ提供者は、コンテンツプロバイダであり、映画会
社,クリエータ,プロダクション,出版社,メーカー,
インテグレータ,アニメーション製作会社,CG(コン
ピュータグラフィック)製作会社などデジタルコンテン
ツを作成するものを指している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、利用者がデジタルコンテンツの情報を通
信回線を介して接続されるユーザ端末と、この利用者側
端末にディジタルコンテンツを、利用者の要求に対応し
て提供するアーカイヴとを有するアーカイヴシステムに
おいて、前記アーカイヴが、予め利用者が入手したい種
々のディジタルコンテンツを蓄積しておくディジタルコ
ンテンツ格納データベースと、前記ディジタルコンテン
ツを所定の規則に基づき部分化する手段と、前記部分化
したディジタルコンテンツに著作権データを添付する手
段と、検索用データを添付する手段と、内容紹介データ
を添付する手段とからなる検索用データベースと、前記
検索用データベースから利用者の要求に応じて生成され
た各種部分化データの組み合わせを一時的に蓄積してお
く添付データ蓄積手段と、利用者が前記部分化された添
付データの中から自己の入手したい前記蓄積データを検
索する蓄積データ検索手段と、前記蓄積データの中から
利用者が入力したデータに対応する部分化したディジタ
ルコンテンツ、著作権データ、検索用データ、及び内容
紹介データの各データを検索結果情報として表示する表
示手段と、前記ディジタルコンテンツ格納データベース
から受信された編集情報に対応したディジタルコンテン
ツを複製するディジタルコンテンツ複製手段と、必要に
応じてディジタルコンテンツを編集するディジタルコン
テンツ編集手段とから構成されることを特徴とする。
【0007】本発明は、アーカイヴシステムにおいて、
前記利用者が入力したデータ入力が、前記利用者側端末
から前記通信回線を介して行われることを特徴とする。
本発明は、アーカイヴシステムにおいて、前記利用者側
端末が、前記検索結果情報を表示する表示手段を有する
ことを特徴とする。本発明は、アーカイヴシステムにお
いて、前記ディジタルコンテンツを所定の規則に基づき
部分化する手段は、人手を介さずに電子的手段で行うこ
とを特徴とする。
【0008】本発明は、アーカイヴシステムにおいて、
前記利用者側端末が、前記利用者の入力データに応じ検
索したディジタルコンテンツ情報を表示し複製する手段
を有することを特徴とする。本発明は、アーカイヴシス
テムにおいて、前記利用者側端末が、前記検索した複数
のディジタル情報を編集する二次ディジタル加工編集手
段を有することを特徴とする。
【0009】本発明は、アーカイヴシステムにおいて、
前記アーカイヴが、前記二次ディジタル加工編集手段に
より編集されたディジタルコンテンツ情報、及びこのデ
ィジタルコンテンツの著作権データを、前記利用者側端
末の登録要求により登録するアーカイヴ登録手段を有す
ることを特徴とする。本発明は、アーカイヴシステムに
おいて、前記通信回線に、前記ユーザの入力データによ
る検索処理、および加工編集処理内容のサービスに応じ
て課金し、このユーザに対し前記サービス内容に応じた
対価を請求をする課金処理手段が設けられていることを
特徴とする。
【0010】本発明は、アーカイヴシステムの検索方法
において、予め利用者が入手したい種々のディジタルコ
ンテンツをディジタルコンテンツ格納データベース蓄積
しておく工程と、前記ディジタルコンテンツを所定の規
則に基づき部分化処理して検索用データベースに蓄積す
る工程と、前記部分化したディジタルコンテンツに著作
権データを添付して前記検索用データベースに蓄積する
工程と、検索用データを添付して前記検索用データベー
スに蓄積する工程すると、内容紹介データを添付して前
記検索用データベースに蓄積する工程と、前記検索用デ
ータベースから利用者の要求に応じて生成された各種部
分化データの組み合わせを一時的に蓄積しておく添付デ
ータ蓄積手段により蓄積しておく工程と、利用者が前記
部分化された添付データの中から自己の入手したい蓄積
データを蓄積データ検索手段により検索する工程と、前
記蓄積データの中から利用者が入力したデータに対応す
る部分化したディジタルコンテンツ、著作権データ、検
索用データ、及び内容紹介データの各データを検索結果
情報どして表示する工程と、前記ディジタルコンテンツ
格納データベースから受信された編集情報に対応したデ
ィジタルコンテンツをディジタルコンテンツ複製手段に
より複製する工程と、必要に応じてディジタルコンテン
ツをディジタルコンテンツ編集手段により編集する工程
とからなることを特徴とする。
【0011】本発明は、アーカイヴジステムの検索方法
において、前記ディジタルコンテンツを所定の規則に基
づき部分化する工程は、電子的手段により人手を介さず
に行われることを特徴とする。本発明は、アーカイヴシ
ステムの検索方法において、前記利用者の入力データに
応じ検索したディジタルコンテンツ情報を表示し複製す
る工程が、前記利用者側端末で行われることを特徴とす
る。
【0012】本発明は、アーカイヴシステムの検索方法
において、前記検索した複数のディジタルコンテンツ情
報を編集する二次ディジタルコンテンツ加工編集工程
が、前記利用者側端末で行われることを有することを特
徴とする。本発明は、アーカイヴシステムの検索方法に
おいて、前記利用者側端末からの登録要求に基づき、前
記二次ディジタルコンテンツ加工編集工程により編集し
たディジタルコンテンツ情報、利用に関する著作権デー
タを登録するアーカイヴ登録工程を有することを特徴と
する。
【0013】本発明は、アーカイヴシステムの検索方法
において、前記ユーザの入力データによる検索処理、お
よび加工編集処理内容のサービスに応じて課金し、この
ユーザに対し前記サービス内容に応じた対価を請求をす
る課金処理工程を有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるアーカイヴシステムの構成を示すブロック図であ
る。この図において、ユーザU1〜ユーザU4は、通信
回線,インターネット,コンピュータネットワーク等の
ネットワークIを介してコンテンツプロバイダ1のアー
カイヴ5に回線が接続される。アーカイヴ5は、ユーザ
(ユーザU1〜ユーザU4)各人が入手したい情報、例
えば、デジタルコンテンツを、インターネットに代表さ
れるネットワークIを介して対応する、例えばユーザU
2へ提供する。
【0015】アーカイヴ5は、著作権管理用の装置であ
り、著作権コンテンツ提供者(コンテンツプロバイダ1
を含めて、コンテンツプロバイダ2〜コンテンツプロバ
イダ4)が各々著作権を有するマルチメディア情報をデ
ジタル化したデジタルコンテンツ、例えば、動画及び静
止画のCG、映画,アニメーション等の動画、写真,絵
画,ポスター,アニメーションのセル画等の静止画のデ
ジタル画像データ、デジタル音声データ、テキストデー
タのデジタルデータを格納(蓄積)している。
【0016】次に、アーカイヴ5を図2を用いて説明す
る。図2は、アーカイヴ5の構成を説明するブロック図
である。デジタルコンテンツ格納データベース11は、
予め、著作権コンテンツ提供者が各々著作権を有する、
上述した種々のデジタルコンテンツをデジタルデータと
して蓄積している。このデジタルコンテンツ格納データ
ベース11に記憶されているデジタルコンテンツは、ユ
ーザの検索に必要な形態に加工されたり、整理されてお
らず、生データのままで存在しており、検索・加工・編
集のための基礎データとして蓄積されている。
【0017】また、デジタルコンテンツ格納データベー
ス11には、分割されていないデジタルデータ(例え
ば、映画1本単位)と、コンテンツプロバイダの管理及
び使用形態に基づき所定のカテゴリ毎に分割及び分解さ
れているデジタルデータ(例えば、映画のシーン単位)
とが格納されている。ここで、所定のカテゴリによる分
割及び分解とは、例えば、動画であれば時間長,シナリ
オの章毎及びシーン毎、静止画であれば背景画及び各キ
ャラクタ(CG及びアニメーションなどに描かれている
特徴的な描画単位;例えば人物,動物,車、花、…)、
デジタル音声データであれば時間長及び言葉の区切り
等、テキストデータであれば段落数及び章単位などであ
る。
【0018】検索用データベース12は、ユーザが必要
とするデジタルコンテンツを検索する検索用のデータベ
ースである。すなわち、検索用データベース12は、ユ
ーザが検索しやすいように、デジタルコンテンツを検索
用の部分化コンテンツへ加工し、この加工後の部分化コ
ンテンツに著作権データを添付するものである。この、
検索用データベース12は、デジタルコンテンツ部分化
部120,著作権データ添付部121,検索データ添付
部122及び内容紹介データ添付部123を有してい
る。
【0019】デジタルコンテンツ部分化部120は、デ
ジタルコンテンツ格納データ11に記憶されているデジ
タルコンテンツを、所定の規則に基づいて、検索のため
に分割する必要のあるデジタルコンテンツを分割及び分
解し、部分化された部分化コンテンツ(検索に用いられ
る形態)を生成する。デジタルコンテンツ部分化部12
0は、デジタルコンテンツ格納データベース11に格納
されているデジタルコンテンツにおいて、すでに部分化
されているデジタルコンテンツ及び部分化する必要のな
いデジタルコンテンツに対しても、分割せずに部分化コ
ンテンツとして取り扱い、部分化した部分化コンテンツ
と同様に以下の処理を行う。
【0020】この所定の規則は、デジタルコンテンツが
動画の場合、シナリオから各章に対応するシーン毎に時
間軸上において分割したり、デジタルコンテンツが静止
画の場合、デジタルコンテンツの背景画,各キャラクタ
の単位毎に空間的に分解したり、デジタルコンテンツが
デジタル音声データの場合、音の意味内容により時間軸
上において分割したり、デジタルコンテンツがテキスト
データの場合、文章の意味内容に基づき分解するという
ものである。ここで、分割とは、時間軸においてデジタ
ルコンテンツを部分化する場合に用い、分解とは空間的
にデジタルコンテンツを部分化する場合に用いる。
【0021】すなわち、デジタルコンテンツ部分化部1
20は、この所定の規則に対応した単位に各デジタルコ
ンテンツを分割又は分解し、ユーザが使用,利用及び検
索し易い部分化コンテンツを作成する。例えば、動画で
ある戦争映画を時間軸上で分割すると、「戦闘シー
ン」,「行軍シーン」,「食事シーン」,「訓練シー
ン」などの各シーン毎に、シナリオの内容から分割され
る。また、空間的な分解としては、戦争映画における画
像データと音声データとを部分化することも含まれる。
【0022】ここで、デジタルコンテンツ部分化部12
0は、電気的手段、すなわち、人手を介さずにデジタル
処理、例えば画像認識及び音声認識を用いることによ
り、デジタルコンテンツの部分化コンテンツへの分割又
は分解を行う。すなわち、デジタルコンテンツ部分化部
120は、デジタルコンテンツが動画の場合、MPEG
(Motion Picture Expert Group)等の画像圧縮におけ
る各画像圧縮データの変化を判定して、各シーンの区切
りを認識させ、デジタルコンテンツを上記規則に対応し
た部分化コンテンツへ分割させ、各シーンの音声データ
の音声認識によりシーンの意味内容を判定し、データ名
及びキーワードデータを抽出して、部分化コンテンツの
デジタルデータの構成とすることも可能である。
【0023】この、データ名は、各部分化コンテンツの
シーンを特徴的に表す名称とする。例えば、戦争映画を
上述した各シーン毎に分割したとすると、各部分化コン
テンツのデータ名は、「上陸」,「戦車戦」,「白兵
戦」,「上陸」,「食事風景」,「行軍」,「砲撃」等
が付けられる。
【0024】また、デジタルコンテンツ部分化部120
は、デジタルコンテンツが静止画の場合、デジタルコン
テンツの背景画やキャラクタの輪郭を抽出し、背景画及
びキャラクタ各々に分解(空間的に部分化)し、分解さ
れた背景画及びキャラクタなどを画像認識(パターン認
識)により、部分化コンテンツのデジタル画像の種類を
判定することにより、上記規則に対応した分解による部
分化を行う。このとき、デジタルコンテンツ部分化部1
20は、この部分化の処理において、各デジタル画像の
部分化コンテンツに対応したデータ名及びキーワードデ
ータを抽出して添付する。このデータ名は、デジタルコ
ンテンツ部分化部120がデジタルコンテンツを所定の
規則により、分解された画像データを特徴的に表す名称
(例えば、背景画であればどの様な場所を示している
か,キャラクタであればこのキャラクタの名称)等であ
り、ユーザからのキーワードデータに対応する。
【0025】さらに、デジタルコンテンツ部分化部12
0は、デジタルコンテンツがデジタル音声データの場
合、音声認識により音声の意味内容を解釈して対応する
部分で区切る等の処理により分割する。このとき、デジ
タルコンテンツ部分化部120は、この部分化の処理に
おいて、各デジタル音声データの部分化コンテンツに対
応したデータ名及びキーワードデータを抽出して添付す
る。このデータ名は、デジタルコンテンツ部分化部12
0がデジタルコンテンツを所定の規則により、分解され
たデジタル音声データを特徴的に表す名称(例えば、ど
の様な人の音声か,性別,動物,どの様な内容の音声の
意味内容を示しているか)等であり、ユーザからのキー
ワードデータに対応する。
【0026】また、デジタルコンテンツ部分化部120
は、デジタルコンテンツがテキストデータの場合、文章
の内容を解析して、意味内容を解釈して対応する部分で
区切る処理または、特定の単語を含む複数の段落単位に
おいて分割する処理を行う。このとき、デジタルコンテ
ンツ部分化部120は、この部分化の処理において、各
テキストデータの部分化コンテンツに対応したデータ名
及びキーワードデータを抽出して添付する。データ名
は、デジタルコンテンツ部分化部120がデジタルコン
テンツを所定の規則により、分解したテキストデータを
特徴的に表す名称(例えば、どの様な時代背景か,文章
のジャンルであるか)等であり、ユーザからのキーワー
ドデータに対応する。
【0027】また、このデータ名は、ユーザが入力する
キーワードデータに対応しており、最も部分化コンテン
ツの特徴を表す単語である。さらに、部分化コンテンツ
において、他に複数の特徴部分が有れば、この特徴部分
は、デジタルコンテンツ部分化部120によりキーワー
ドデータとして、この部分化コンテンツへ添付される。
【0028】このキーワードデータは、単数の場合も有
れば、複数の組み合わせ(オア検索またはアンド検索)
として、ユーザがユーザ利用者端末から入力する場合も
ある。また、ユーザは、キーワードデータを利用者端末
からキーボードで文字入力することも、キーワードデー
タを表示部32に表示される複数の単語から、単数又は
複数をマウスによりクリックして選択することも可能で
ある。
【0029】著作権データ添付部121は、ユーザが部
分化コンテンツを、使用または利用する場合の著作権の
取扱い等の条件が明確に記述された著作権データを、こ
の部分化コンテンツ及び内容紹介データに添付する。ま
た、著作権データ格納データベース10には、著作権デ
ータ添付部121が、デジタルコンテンツ部分化部12
0の部分化した部分化コンテンツ及び内容紹介データへ
添付する著作権データが格納されている。
【0030】例えば、上記著作権データには、部分化コ
ンテンツ及び内容紹介データを複製(コピー),加工及
び編集等により二次的に利用する場合の条件について、
この部分化コンテンツを自由に使用及び利用してよいも
のであるのか、又は使用に対して相当の対価を支払うこ
とが必要であるのか、そして、支払う必要があれば、上
記著作権データには、その対価の額はいくらであるか等
の情報が記述されている。なお、ここでいう部分化コン
テンツ及び内容紹介データに対しての著作権データに記
述される著作権は、それぞれ複製,公衆送信,頒布,貸
与,翻訳及び翻案における利用及び使用の範囲を含み、
さらに、この部分化コンテンツの加工編集結果の二次デ
ジタルコンテンツに対する二次的な利用及び使用に関す
る範囲も含んでいる。
【0031】また、著作権データ添付部121は、図3
に示す様に、著作権者照会部1211a及び著作権デー
タ追加登録部1211bを具備している。著作権者照会
部1211aは、著作権データにおいて、ユーザの検索
した部分化コンテンツ及び内容紹介データが使用を許可
されていない場合、この部分化コンテンツ及び内容紹介
データの利用の有無を、利用の範囲を示した利用希望の
確認データを添付し、著作権コンテンツ提供者に照会す
る。このとき、著作権者照会部1211aは、部分化コ
ンテンツに対して、ユーザが複製,公衆送信,上映,頒
布,貸与,翻訳及び翻案等のどの範囲の使用及び利用を
行うかに基づき、著作権コンテンツ提供者に照会する。
【0032】すなわち、著作権者照会部1211aは、
部分化コンテンツ及び内容紹介データに対して、ユーザ
の使用及び利用の範囲が著作権データにおいて示されて
いない場合に、この使用及び利用の範囲を認めるか否か
を、上記確認データに基づき、著作権コンテンツ提供者
に照会する。著作権データ追加登録部1211bは、上
記使用及び利用の範囲が著作権コンテンツ提供者の承諾
を得られた場合に、著作権データ格納データベース10
に、承諾の得られた部分化コンテンツに対して、この部
分化コンテンツ及び内容紹介データの新たに認められた
使用及び利用の範囲を、対応する著作権データへの追加
登録する。
【0033】図2に戻り、検索データ添付部122は、
ユーザが部分化コンテンツの検索を行い易くするため、
部分化した部分化コンテンツ毎に、検索のための検索デ
ータを付与するものである。この検索データは、具体的
に、あるデジタルコンテンツを部分化したとき、この部
分化された部分化コンテンツを識別するためのデータ、
すなわちファイルID,セグメント番号,キーワードデ
ータ等である。ここで、キーワードデータは、各部分化
コンテンツに対して単数または複数で添付されている。
【0034】ここで、ファイルIDは、デジタルコンテ
ンツ格納データベース11に格納されている各デジタル
コンテンツのファイル名である。セグメント番号は、部
分化コンテンツが、元のデジタルコンテンツにおいてど
の位置に存在するかを示す位置のデータ、例えば、動画
または音声データであれば時間軸上の何番目の部分化コ
ンテンツであるか、静止画であればデジタルコンテンツ
上の座標のどの位置に存在している部分化コンテンツで
あるか、または静止画を複数のセグメントに分解したと
き何番目のセグメントに存在しているかを示し、さらに
テキストで章毎に分解されていれば、部分化コンテンツ
に対応する章を特定する番号などを示している。
【0035】また、キーワードデータは、デジタルコン
テンツを部分化コンテンツへ分割するときの、規則に対
応する項目である。例えば、キーワードデータは、部分
化コンテンツが動画であれば、各シーンの種類,建造物
及び風景の名称等、すなわち、部分化コンテンツのデー
タ名を含み、部分化コンテンツの画像データの特徴(例
えば、登場している俳優,都市の名称,天気等)を示
す。そして、キーワードデータは、例えば、部分化コン
テンツが静止画であれば、分解された画像データを特徴
的に表す言葉、すなわち、部分化コンテンツのデータ名
を含み、部分化コンテンツのデジタルデータの特徴(例
えば、背景画がどの様な風景であるか、キャラクタであ
ればキャラクタの名称等)を示す。
【0036】また、キーワードデータは、例えば、部分
化コンテンツがデジタル音声データであれば、各分割部
分の音声の特徴を示す言葉、すなわち、部分化コンテン
ツのデータ名を含み、部分化コンテンツのでデジタルデ
ータの特徴(例えば、どの様な人の音声か、性別、動
物、どの様な意味内容の音声データであるか等)を示
す。さらに、キーワードデータは、例えば、部分化コン
テンツがテキストデータであれば、各分割部分文章の内
容を特徴的に示す言葉、すなわち、部分化コンテンツの
データ名を含み、部分化コンテンツのデジタルデータの
特徴(例えば、文章の時代背景、登場人物、文章のジャ
ンル等)を示す。ここで、このキーワードデータは、1
つの部分化コンテンツに対して、1つの特徴しかない場
合に単数、またはいくつかの特徴が有る場合に各々の特
徴に対応して複数が設定されている。ここで、キーワー
ドデータは、単数の場合、部分化コンテンツのデータ名
と同一である。すなわち、キーワードデータは、部分化
コンテンツのデータ名を含み、部分化コンテンツの特徴
を表す。
【0037】内容紹介データ添付部123は、デジタル
コンテンツにおいて、分割された部分化コンテンツの内
容紹介データ(関連データ)として、動画であればこの
部分化コンテンツの最初のシーンの画像をBMP(ビッ
トマップ)形式で添付し、この部分化コンテンツに対応
する(関連する)シナリオなどのテキストデータ,音声
データ,BGM(バックグランドミュージック)データ
などから構成されている。また、この内容紹介データに
おける画像は、上述したBMP形式に限られたものでな
く、例えば、GIF(Graphic Interchange Format),
JPEG(Joint Photographic Xepert Group)などのい
ずれの形式であっても良い。添付データ蓄積部13は、
検索用データベース12から、ユーザのキーワードデー
タに基づいた検索の結果において抽出された、複数の部
分化コンテンツに対応する上記各種添付データの組み合
わせを一時的に蓄積しておく、一次的記憶用のデータベ
ースである。
【0038】すなわち、添付データ蓄積部13は、図4
のデータベースの構成に示すように、データ名格納領
域,著作権データ格納領域,検索データ格納領域,内容
紹介データ(関連データ)格納領域とから構成されてお
り、各々の部分化コンテンツのデータ名と、この部分化
コンテンツに関連づけられて添付された著作権データ,
検索データ及び内容紹介データとを一時的に蓄積するも
のである。ここで、データ名は、上述したように、デジ
タルコンテンツ部分化部120が、デジタルコンテンツ
を所定の規則により分割した、部分化コンテンツを特徴
的に表す名称である。
【0039】この添付データ蓄積部13に記憶される図
4に示す情報は、ユーザからのキーワードデータに対応
して検索された、複数の部分化コンテンツを示す候補リ
ストとして、検索要求を行ったユーザへ提供される。ま
た、表示部15は、ユーザのキーワードデータに対応し
て検索された添付データ蓄積部13に記憶されている、
上記各部分化コンテンツに対応したデータ名,著作権デ
ータ,検索データ及び内容紹介データの表示を行う。蓄
積データ検索部14は、ユーザが入力する新たなキーワ
ードデータに基づき、添付データ蓄積部13における部
分化コンテンツの中から、ユーザの要求する部分化コン
テンツを、再度、検索精度を高くして検索する。
【0040】すなわち、蓄積データ検索部14は、ユー
ザが入力する新たなキーワードに基づき、添付データ蓄
積部13において蓄積されている複数の部分化コンテン
ツの中から、入手したい部分化コンテンツの絞り込み検
索を行う。例えば、ユーザは、蓄積データ検索部14に
より、検索結果情報として、図5に示すn(nは自然
数)個の候補のデータから候補1,候補2及び候補3の
各々の部分化コンテンツの組合せを得る。もちろん、ユ
ーザは、候補1の部分化コンテンツ単独(単一)で指定
することも可能なことは言うまでもない。
【0041】表示部15は、添付データ蓄積部13に格
納されている、複数の部分化コンテンツを、検索結果の
候補リストとして、図5に示す表示形式により可視表示
する。ここで、表示部15は、CRTディスプレイ、液
晶表示等の可視表示が出来る装置であれば何でも良い。
デジタルコンテンツ複製部16は、デジタルコンテンツ
格納データベース11に記憶されているデジタルコンテ
ンツの元データから、ユーザの要求(元データのままの
場合もあれば、編集された場合もある)に応じて、単数
または複数の部分化コンテンツのデータの複製を行い、
この複製した部分化コンテンツを内部に保持する。
【0042】デジタルコンテンツ編集部17は、後に示
すユーザからの加工及び編集要求データに基づき、ユー
ザに選択され、デジタルコンテンツ複製部16により複
製された単数または複数の部分化コンテンツ及び内容紹
介データの加工及び編集を行う。ここで、部分化コンテ
ンツに対する加工及び編集は、デジタルデータの追加及
び削除を含み、例えば、部分化コンテンツが動画とする
と画像データの追加,デジタル画像の部分的な削除,部
分化コンテンツの再生時間の短縮などの時間軸上におけ
る処理、及び各フレーム毎の色の変更,キャラクタの変
更(拡大と縮小とを含む),背景の変更などの空間的な
処理、また、他の部分化コンテンツとの合成処理,及び
画像の重ね合わせ処理等が含まれている。
【0043】編集管理部18は、図5に示す検索結果情
報として表示部15に表示された単一もしくは複数の部
分化コンテンツ及び対応する内容紹介データ各々の複
製,公衆送信,上映,頒布,貸与,翻訳,翻案の著作権
において、ユーザの希望する全てまたは1部の範囲の加
工及び編集が可能であるかを示すデータを添付する。こ
こで、編集管理部18は、編集管理制御部19による判
定の結果、ユーザの希望する加工及び編集の範囲が著作
権データに記述されている範囲内であるとき、使用が許
可された部分化コンテンツ及び内容紹介データ(関連デ
ータ)に対して、著作権データで認められた加工編集の
みの処理を許すことを認めるデータを、検索結果情報の
部分化コンテンツへ添付する。すなわち、編集管理部1
8は、部分化コンテンツの加工編集を行うユーザの利用
者端末を識別する特定端末識別番号と、加工及び編集を
行うユーザを識別する加工編集者氏名を上記部分化コン
テンツに添付する。
【0044】編集管理制御部19は、著作権データ格納
データベース10に格納されている著作権データにおい
て、ユーザの選択した部分化コンテンツに添付された利
用に関して認められた利用及び使用の範囲に、ユーザの
希望する部分化コンテンツに対する加工及び編集の範囲
が含まれるか否かの判定を行う。編集管理部18は、添
付される特定端末識別番号及び加工編集者氏名を暗号化
して部分化コンテンツに添付する。ここで、暗号化方法
としては、必要に応じて、上記編集加工結果として得ら
れる部分化コンテンツに電子すかしを埋め込むことも含
まれる。
【0045】ネットワークIは、公衆回線網,コンピュ
ータネットワークまたはインターネット等のいずれでも
よく、ユーザの利用者端末と、アーカイヴ5の設けられ
ているコンテンツプロバイダ1との情報の送受信が行え
る機能を有するものであればよい。図1に戻り、課金処
理部6は、ユーザがネットワークIを介して、アイカイ
ヴ5にアクセスした場合の通信料金と、検索された部分
化コンテンツの参照,または部分化コンテンツの取り寄
せ及び部分化コンテンツの利用にかかる料金とを課金す
る。この課金処理部6は、著作権コンテンツ提供者と、
ユーザとの間で、部分化コンテンツの授受の仲介を行
う、コンテンツプロバイダまたはサービスプロバイダな
どに設けられる。
【0046】利用者端末は、ユーザ(クライアント:す
なわちユーザU1,ユーザU2,ユーザU3,ユーザU
4)側に設置されており、図6に示すように検索入力部
31,表示部32,候補デジタルコンテンツリスト表示
部321,デジタルコンテンツ表示部322,アーカイ
ヴ登録部33,二次デジタルコンテンツ加工編集部34
を具備している。図6において、検索入力部31は、ユ
ーザがキーボード、マウス等の、利用者端末に対してキ
ーワードデータなどのデータ入力を行う。表示部32
は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶表示装置等の各
種ディスプレイであり、表示画面が、少なくとも、検索
データに基づく検索結果のデータを表示する候補デジタ
ルコンテンツリスト表示部321の領域と、検索結果の
コンテンツプロバイダ1から送られる部分化コンテンツ
のデジタルデータの出力を行うデジタルコンテンツ表示
部322の領域と分かれて制御されている。
【0047】候補リスト表示部321は、ユーザがアー
カイヴ5に対して、リクエスト(要求)したキーワード
データに基づく、検索結果の候補リスト(図5の形式)
を表示する領域である。すなわち、候補リスト表示部3
21には、図5に示すようにコンテンツプロバイダ1か
ら入力される候補としての部分化コンテンツのデータ
名,著作権データ及び内容紹介データ等が表示される。
この結果、ユーザがこの候補リスト表示部321に表示
される候補リストにおける部分化コンテンツの中から、
自己の欲しい部分化コンテンツ選択することにより、利
用者端末はユーザの選択した部分化コンテンツのファイ
ルID及びセグメント番号を送信することで、この部分
化コンテンツの配信をコンテンツプロバイダ1へ要求す
る。
【0048】デジタルコンテンツ表示部322は、デジ
タルコンテンツ格納データベース11に格納されている
デジタルコンテンツにおいて、ファイルID及びセグメ
ント番号で検索されて送信された、ユーザの要求した部
分化コンテンツのデジタルデータ及びこの部分化コンテ
ンツの内容紹介データを、表示部32の制御により表示
する。アーカイヴ登録部33は、ユーザの操作により、
部分化コンテンツの加工及び編集されたデジタルデー
タ、すなわち二次デジタルコンテンツを、この二次デジ
タルコンテンツの内容紹介データとともに、アーカイヴ
5のデジタルコンテンツ格納データベース11へ、新た
なデジタルコンテンツとして登録することを要求する。
【0049】このとき、アーカイヴ5は、部分化コンテ
ンツが加工及び編集され、登録を要求された二次デジタ
ルコンテンツ及びこの二次デジタルコンテンツの内容紹
介データを、新たなデジタルコンテンツとしてデジタル
コンテンツ格納データベース11へ格納する。また、ア
ーカイヴ5は、部分化コンテンツが加工及び編集され、
登録を要求された二次デジタルコンテンツ及びこの二次
デジタルコンテンツの内容紹介データの各々の著作権デ
ータを、新たなデジタルコンテンツの著作権データとし
著作権データ格納データベース10へ格納する。二次デ
ジタルコンテンツ加工編集部34は、ユーザの加工・編
集要求(複製も含む)に基づき、デジタルコンテンツ格
納データベース11から取得した部分化コンテンツと内
容紹介データとを、この二次デジタルコンテンツへ加工
及び編集を行う。また、二次デジタルコンテンツ加工編
集部34は、加工及び編集前の部分化コンテンツと、生
成された二次デジタルコンテンツ(内容紹介データも含
む)とのデジタルデータの差分データを、加工及び編集
作業を要求する加工及び編集要求データに添付して、ア
ーカイヴ5へ送信する。
【0050】復号化部35は、得られた部分化コンテン
ツのデジタルデータが、編集管理部18により暗号化さ
れたものである場合、この暗号化されたデジタルデータ
を元の部分化コンテンツのデジタルデータへ復号化す
る。ここで、暗号化方式の具体的な例としては、部分化
コンテンツを配信する際に、秘密鍵で署名したものを添
付し、ユーザ側で受信した部分化コンテンツを公開鍵で
検証するとか、また、複製(コピー)を防止するため
に、ユーザに供給する部分化コンテンツに電子透かしを
入れる等が用いられる。
【0051】次に、図1,図2,図6および図7を参照
し、一実施形態の動作を説明する。図7は、一実施形態
によるアーカイヴシステムの動作例を示すフローチャー
トである。ステップS0において、アーカイヴ5は、ユ
ーザの認証を行う。すなわち、ユーザは、自己の利用者
端末をネットワークIを介してコンテンツプロバイダ1
へ回線を接続し、アーカイヴ5に対してアクセスする。
このとき、アーカイヴ5は、ユーザが入力した、各ユー
ザを識別するコード、例えば、ユーザ名、パスワード等
(図示せず)により、利用者端末からアクセスしている
人間がユーザ登録されているユーザ本人であるかの認証
を行う。
【0052】次に、ステップS1において、上記ユーザ
がユーザ登録されている本人であることが確認される
と、検索データの入力画面が表示部32に表示され、ユ
ーザは、利用者端末の検索入力部31から、得たい部分
化コンテンツのデジタルデータに関する検索のためのキ
ーワードデータを入力する。これにより、検索入力部3
1は、検索要求データとともに、アーカイヴ5へ上記キ
ーワードデータを送信する。
【0053】次に、ステップS2において、検索用デー
タベース12は、ユーザより送信されたキーワードデー
タに基づき、デジタルコンテンツ格納データベース11
のデジタルコンテンツを必要に応じて部分化し、各々部
分化コンテンツを生成する。そして、検索用データベー
ス12は、ユーザが入手したい種々の部分化コンテンツ
を、分割されて生成された部分化コンテンツの中から、
ユーザの入力したキーワードデータに基づき、各々の部
分化コンテンツに添付されているキーワードデータによ
り検索する。ここで、表示部15は、上記キーワードデ
ータに対応して検索された添付データ蓄積部13に記憶
されている、上記各部分化コンテンツに対応したデータ
名,著作権データ,検索データ及び内容紹介データの表
示を行う。
【0054】次に、検索用データベース12は、例え
ば、ユーザーが入力したキーワードデータと、類似度の
高いキーワードデータを有する部分化コンテンツを候補
として検出し、この候補となった部分化コンテンツの個
別情報を、図5に示す候補リストにして、対応するユー
ザの利用者端末へ送信する。ここで、個別情報とは、少
なくとも、部分化コンテンツのデータ名,著作権データ
添付部121により付与された著作権データ,検索デー
タ添付部122により添付された部分化コンテンツのフ
ァイルID及びセグメント番号,内容紹介データ添付部
123により作成された部分化コンテンツの内容紹介デ
ータの組み合わせを指す。
【0055】例えば、内容紹介データは、上述したよう
に各部分化コンテンツに関連するデータから構成されて
おり、部分化コンテンツが動画であればシナリオなどの
テキストデータ,内容紹介の音声データ,BMP形式で
作成された各シーンの先頭フレームなどであり、テキス
トデータであれば特徴的な文章,内容紹介のテキストデ
ータ,内容紹介の音声データなどであり、静止画であれ
ば解像度を低下させたBMP形式(JIF及びJPEG
の形式でも良い)の画像データ,内容紹介の音声デー
タ,内容紹介のテキストデータであり、デジタル音声デ
ータであれば初めのフレーズの再生音,内容紹介の音声
データ,内容紹介のテキストデータなどを各々含むもの
である。
【0056】ここで、検索用データベース12は、ユー
ザのキーワードデータに応じて生成され、検索された各
種部分化コンテンツの組み合わせ、すなわち上記候補リ
ストを、一時的に添付データ蓄積部13に蓄積する。次
に、ユーザは、候補デジタルコンテンツリスト表示部3
21に表示された、添付データ蓄積部3に蓄積されてい
る上記候補リストにある部分化コンテンツの中から、入
手したい部分化コンテンツのデータを得るため、新たな
キーワードデータを入力して、蓄積データ検索部14に
より絞り込み検索を行う。
【0057】このときユーザは、新たなキーワードデー
タとともに、検索された部分化コンテンツの編集及び加
工の範囲を示す範囲データをアーカイヴ5へ出力する。
そして、蓄積データ検索部14は、添付データ蓄積部1
3に蓄積された中から、絞り込み検索された単数または
複数の部分化コンテンツの個別情報を検索結果情報とし
て表示部15により、図5に示す形式で表示する。
【0058】このとき、編集管理制御部19は、ユーザ
からの上記範囲データに示された編集及び加工の範囲
が、検索結果の候補リストとして表示部15に表示され
た単一または複数の各々の部分化コンテンツ及び内容紹
介データの著作権データに記述された使用及び利用の範
囲、すなわち複製,公衆送信,上映,頒布,貸与,翻
訳,翻案等の編集及び加工の範囲に含まれるか否かの判
定を行う。
【0059】そして、編集管理部18は、編集管理制御
部19による上記判定結果に基づき、ユーザからの範囲
データの加工及び編集の範囲が、各部分化コンテンツ及
び内容紹介データの著作権データの利用及び使用の範囲
に含まれる場合、可能とされた部分化コンテンツへ加工
及び編集が可能であることを示すデータを添付する。す
なわち、編集管理部18は、後にデジタルコンテンツ複
製部16がデジタルコンテンツ格納データベース11か
ら上記部分化コンテンツを複製するとき、この部分化コ
ンテンツの加工編集を行うユーザの利用者端末を識別す
る特定端末識別番号と、加工及び編集を行うユーザを識
別する加工編集者氏名を部分化コンテンツに添付する。
【0060】このとき、編集管理制御部19は、ユーザ
の加工及び編集が、利用する部分化コンテンツ及び内容
紹介データ各々の著作権データで認められた利用及び使
用に示された加工及び編集の範囲のみで行われるよう
に、編集管理部18が加工及び編集が可能であることを
示すデータの、部分化コンテンツへの添付を制御する。
【0061】ここで、編集管理部18は、編集管理制御
部19により登録リストの部分化コンテンツが利用又は
使用可能である場合、特定端末識別番号及び加工編集者
氏名(ユーザ名)を、ユーザに転送するときに部分化コ
ンテンツのデジタルデータに添付する。このとき、編集
管理部18は、特定端末識別番号及び加工編集者氏名を
暗号化して部分化コンテンツのデジタルデータに添付す
ることも可能である。
【0062】そして、検索用データベース12における
著作権者照会部1211aは、著作権データにおいて、
ユーザの検索した部分化コンテンツ及び内容紹介データ
の加工及び編集の範囲が著作権データにおいて許可され
ていない場合、この部分化コンテンツ及び内容紹介デー
タのユーザの加工及び編集の範囲の利用の可否を、上記
ユーザの範囲データとともに利用希望の確認データを添
付し、著作権コンテンツ提供者に照会する。
【0063】次に、利用希望を著作権者照会部1211
aにより著作権コンテンツ提供者に照会した後、この著
作権コンテンツ提供者の回答をユーザに表示する。この
とき、ユーザの範囲データに対して、著作権コンテンツ
提供者の承諾が得られた場合、著作権データ追加登録部
1211bは、著作権データ格納データベース10の対
応する部分化コンテンツ及び内容紹介データの著作権デ
ータへ、著作権コンテンツ提供者の承諾が得られた、す
なわち、新たに認められた利用及び使用の範囲の追加登
録を行う。
【0064】そして、検索用データベース12は、この
添付データ蓄積部13に蓄積された、または蓄積データ
検索部14で検索された複数の部分化コンテンツの個別
情報を検索結果情報として表示部15により、図5に示
す形式で表示し、ユーザへ個別情報を候補リストとして
再度送信する。
【0065】次に、ステップS3において、ユーザは、
アーカイヴ5から送信された候補リストから、利用した
いデジタルデータを指定する。例えば、ユーザは、アー
カイヴ5から利用者端末に送られる図5に示す候補リス
トの中から利用したい部分化コンテンツを選択する。こ
れにより、デジタルコンテンツ表示部322には、表示
部32の制御により、選択された部分化コンテンツの内
容紹介データとしてのBMP形式のデジタルデータが表
示され、また候補デジタルコンテンツリスト表示部32
1に図5に示す様に、部分化コンテンツのデータ名,著
作権データ等が表示される。ここで、ユーザが見たいデ
ジタルコンテンツを上記候補リストの該当する場所を、
マウスによりクリックすると、検索入力部31は、アー
カイヴ5に該当部分化コンテンツのファイルID及びセ
グメント番号を送信する。
【0066】次に、ステップS4において、アーカイヴ
5は、利用者端末から入力される部分化コンテンツのフ
ァイルID及びセグメント番号に対応する部分化コンテ
ンツを検索し、この部分化コンテンツのデジタル画像の
データを、デジタルコンテンツ複製部16によりコピー
(複製)し、複製された部分化コンテンツを対応するユ
ーザの利用者端末に送信するとともに、内部に保持す
る。このとき、編集管理部18は、部分化コンテンツの
加工編集を行うユーザの利用者端末を識別する特定端末
識別番号と、加工及び編集を行うユーザを識別する加工
編集者氏名を、この複製された部分化コンテンツに添付
する。これにより、利用者端末において、デジタルコン
テンツ表示部322は、表示部32の制御により、デジ
タルコンテンツ表示部322に入力された部分化コンテ
ンツのデジタルデータを表示し、この部分化コンテンツ
の再生を行う。
【0067】次に、ステップS5において、ユーザは、
アーカイヴ5から送信された部分化コンテンツのデジタ
ルデータをもとに、利用者端末における二次デジタルコ
ンテンツ加工編集部34により、デジタルデータの加工
及び編集を行い二次デジタルコンテンツを作成する。ユ
ーザは、二次デジタルコンテンツ加工編集部34によ
り、上記加工及び編集の結果に得られた上記二次デジタ
ルコンテンツに、例えば、著作権保護における利用可能
な範囲を示すテロップ(テキスト分など)を付加してお
く。
【0068】次に、ステップS6において、ユーザは、
利用者端末の二次デジタルコンテンツ加工編集部34か
ら、例えば、元の部分化コンテンツと、作成した二次デ
ジタルコンテンツとの差分データを、この元の部分化コ
ンテンツのファイルID及びセグメント番号,登録要求
データ,及び加工及び編集要求データとともにアーカイ
ヴ5へ出力する。この登録要求データは、デジタルコン
テンツ格納データベース11へ、生成した二次デジタル
コンテンツを登録することを要求するデータである。そ
して、アーカイヴ5は、デジタルコンテンツ複製部16
内部に記憶されている複製された部分化コンテンツの中
から、ユーザより要求されたファイルID及びセグメン
ト番号に対応した部分化コンテンツを抽出(検索)して
デジタルコンテンツ編集部17へ出力する。
【0069】次に、デジタルコンテンツ編集部17は、
上記差分データ(ユーザの加工及び編集データ)及び加
工及び編集要求データに基づき、複製された部分化コン
テンツ、及び必要で有れば内容紹介データの加工及び編
集を行い、二次デジタルコンテンツの生成を行う。この
とき、アーカイヴ5の管理者は、二次デジタルコンテン
ツが、ステップS2において、著作権データにおける許
可された範囲内で、部分化コンテンツ及び内容紹介デー
タの加工及び編集において生成されたものであるか否か
の判定を行う。この管理者は、上記二次デジタルコンテ
ンツが、著作権データにおける許可された範囲を超えて
生成されたものと判断した場合、ユーザに二次デジタル
コンテンツの再度の加工及び編集(修正)の要求を行
う。
【0070】そして、アーカイヴ5は、生成された上記
二次デジタルコンテンツを、新たなデジタルコンテンツ
として、内容紹介データとともにデジタルコンテンツ格
納データベース11に登録するとともに、著作権データ
格納データベース10へ、著作権保護に関する上記テロ
ップを、登録した二次デジタルコンテンツ及び内容紹介
データの著作権データ(使用及び利用の範囲に関する内
容)として添付して格納する。
【0071】次に、ステップS7において、アーカイヴ
5は、デジタルコンテンツ格納データベース11に登録
された二次デジタルコンテンツを、デジタルデータとし
て出力し、使用可能なデジタルコンテンツとして、利用
者端末のユーザ(二次デジタルコンテンツの作成者)へ
送信する。そして、ユーザは、利用者端末においてデジ
タルコンテンツを受信する。また、コンテンツプロバイ
ダ1は、課金処理部6の課金情報に基づき、ユーザの入
力したキーワードによる部分化コンテンツの検索、及び
加工及び編集のサービス内容に応じた対価を請求する。
例えば、課金処理部6は、単数または複数の部分化コン
テンツを検索/参照/取り寄せ/利用、また部分化コン
テンツのデータの大きさ、さらに加工/編集の内容、ネ
ットワークの接続料(通信料金)等の処理に応じた料金
を、ユーザからの上記処理の要求毎に課金している。
【0072】上述した一実施形態のアーカイヴシステム
は、仲介者が、ユーザの使用あるいは利用したいデジタ
ルコンテンツに対して、著作権コンテンツ提供者の提供
条件とユーザとの使用条件との間で合意の取得を実施
し、ユーザ(使用者あるいは利用者)に対しては合意さ
れたデジタルコンテンツを提供し、その対価をユーザに
課金し、一方、著作権コンテンツ提供者及びプロバイダ
には対価を支払うアーカイヴシステムとその方法を提供
することができるという作用効果を有する。
【0073】すなわち、一実施形態のアーカイヴシステ
ムは、ユーザがデジタルコンテンツ情報を通信回線また
はコンピユータネットワーク等のNW(ネットワーク)
を介してサービスを受けようとする場合、仲介者がその
デジタルコンテンツ情報の著作権の取り扱いを明確にす
ることができ、また、ユーザの要求するデジタルコンテ
ンツを検索するために、デジタルコンテンツを所定の規
則により、部分化コンテンツに分解して部分化するデジ
タルコンテンツ部分化部120を設けたので、ユーザの
必要なデジタルコンテンツ情報の検索時間を短縮するこ
とができる。
【0074】さらに、一実施形態のアーカイヴシステム
は、得られたデジタルコンテンツ情報を加工、編集して
二次デジタルコンテンツとして利用できる二次デジタル
コンテンツ加工編集部34を設け、この二次デジタルコ
ンテンツを二次著作権物としてアーカイヴ5に登録する
ことができるようにしたので、ユーザの作成した二次デ
ジタルコンテンツの著作権の使用を含めて、デジタルコ
ンテンツの配信において選択肢が増加し、ユーザの利用
に対する利便性が向上する。
【0075】なお、デジタルコンテンツ部分化部120
は、上述した記載において、デジタルコンテンツを論理
的に部分化、すなわちディジタルコンテンツ格納データ
ベース11内のデジタルコンテンツを指定するためにフ
ァイルIDを用い、このデジタルコンテンツにおける部
分化コンテンツの位置を指定するためセグメント番号と
を用いて、実際の分割を行わず、部分化コンテンツの部
分化データのみを検索データとして生成している。しか
しながら、デジタルコンテンツ部分化部120におい
て、実際にディジタルコンテンツ格納データベース11
のデジタルコンテンツを所定の規則に対応させて部分化
して、この部分化された部分化コンテンツをディジタル
コンテンツ格納データベース11へ格納する様にしても
良い。このとき、ファイルIDは、部分化されていない
デジタルコンテンツ及び部分化された部分化コンテンツ
のファイル名を示すこととなる。また、セグメント番号
は、部分化コンテンツのデジタルデータを特定、すなわ
ち動画であれば部分化コンテンツ内の時間軸上の位置を
示すデータとなる。
【0076】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。例えば、ユーザ
がアーカイヴ5のデジタルコンテンツ編集部17におい
て、直接に部分化コンテンツの検索を行い 、二次デジ
タルコンテンツの加工編集が行える様な構成とする事も
可能である。このときの、加工及び編集を行う部分化コ
ンテンツを得るまでの処理については、検索のキーワー
ドデータをアーカイヴ5から入力する以外において、一
実施形態に示した処理と同様である。
【0077】また、アーカイヴ5の機能を利用者端末に
持たせる構成も可能である。例えば、無人のスタジオ等
に、このアーカイヴ5の機能を持たせた利用者端末を設
置することにより、誰でも自由に著作権の確認を自分で
することもなく、必要な課金処理を行うのみで、簡単に
デジタルコンテンツの取得及び加工・編集が行うことが
できる。このとき、著作権データの著作権コンテンツ提
供者に確認するためにのみ、ネットワークIへの利用者
端末の接続が必要である。また、逆にアーカイヴ5にお
いてユーザがデジタルコンテンツの加工及び編集を行う
ことも可能である。上述したアーカイヴの機能は、複数
のコンピュータまたはワークステーションに分散して構
成することが可能である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアーカイ
ヴシステムによれば、ユーザが使用あるいは利用したい
デジタルコンテンツに対して、著作権コンテンツ提供者
の提供条件と利用者との使用条件との間の仲介を行い、
ユーザ(使用者又は利用者)に対しては要求するディジ
タルコンテンツを提供し、そのデジタルコンテンツの対
価をユーザに課金し、一方、著作権コンテンツ提供者に
は対価を支払うアーカイヴシステムとその方法を提供す
ることかできるという作用効果を有する。
【0079】すなわち、本発明のアーカイヴシステムに
よれば、ユーザがデジタルコンテンツのデジタルデータ
を、通信回線,コンピピュータネットワーク,インター
ネット等のネットワークを介しての提供等のサービスを
受けようとする場合には、仲介者がそのディジタルコン
テンツ著作権の取り扱いを明確にすることができ、ま
た、ユーザが要求するデジタルコンテンツを検索すると
き、デジタルコンテンツを所定の規則に基づき分解し
て、部分化するデジタルコンテンツ部分化手段を設けた
ので、必要なデジタルコンテンツを検索する時間を短縮
することができる。さらに、本発明のアーカイヴシステ
ムによれば、得られた部分化コンテンツを加工及び編集
して二次デジタルコンテンツとして利用できる二次加工
編集手段を設け、これをアーカイヴに登録することがで
きるようにしたので、ユーザの一層の便に供することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるアーカイヴシステ
ムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 図1におけるアーカイヴ5の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 図2における著作権データ添付部121に含
まれる構成を示す図である。
【図4】 図2の添付データ蓄積部13の一次記憶用の
データベースの構成である。
【図5】 図2の表示部15に表示される候補リストの
表示例である。
【図6】 図1におけるユーザ側に設けられる利用者端
末の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の一実施形態によるアーカイヴシステ
ムの動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3,4 コンテンツプロバイダ 5 アーカイヴ 6 課金処理部 10 著作権データ格納データベース 11 デジタルコンテンツ格納データベース 12 検索用データベース 13 添付データ蓄積部 14 蓄積データ検索部 15 表示部 16 デジタルコンテンツ複製部 17 デジタルコンテンツ編集部 18 編集管理部(編集管理手段) 19 編集管理制御部(編集管理制御手段) 31 検索入力部 32 表示部 33 アーカイヴ登録部 34 二次デジタルコンテンツ加工編集部 120 デジタルコンテンツ部分化部 121 著作権データ添付部 1211a 著作権者照会部 1211b 著作権データ追加登録部 122 検索データ添付部 123 内容紹介データ添付部 321 候補デジタルコンテンツリスト表示 322 デジタルコンテンツ表示部 I ネットワーク U1,U2,U3,U4 ユーザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 120 G06F 17/30 120A 210 210C 230 230Z G06T 1/00 200 G06T 1/00 200A 7/20 7/20 C (72)発明者 住田 修一 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 高橋 寛幸 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 水野 良 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 CC01 EE05 FF01 GG00 5B050 BA06 BA10 BA11 BA15 CA05 CA08 EA18 FA19 GA08 5B075 NK02 PP02 PP03 PP12 PP22 PQ02 PQ05 PQ32 5L096 AA13 EA35 HA02 JA18 JA22 KA11 LA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して接続されるユーザ端末
    と、この利用者側端末にディジタルコンテンツを、利用
    者の要求に対応して提供するアーカイヴとを有するアー
    カイヴシステムにおいて、 前記アーカイヴが、 予め利用者が入手したい種々のディジタルコンテンツを
    蓄積しておくディジタルコンテンツ格納データベース
    と、前記ディジタルコンテンツを所定の規則に基づき部
    分化する手段と、前記部分化したディジタルコンテンツ
    に著作権データを添付する手段と、検索用データを添付
    する手段と、内容紹介データを添付する手段とからなる
    検索用データベースと、前記検索用データベースから利
    用者の要求に応じて生成された各種部分化データの組み
    合わせを一時的に蓄積しておく添付データ蓄積手段と、
    利用者が前記部分化された添付データの中から自己の入
    手したい前記蓄積データを検索する蓄積データ検索手段
    と、前記蓄積データの中から利用者が入力したデータに
    対応する部分化したディジタルコンテンツ、著作権デー
    タ、検索用データ、及び内容紹介データの各データを検
    索結果情報として表示する表示手段と、前記ディジタル
    コンテンツ格納データベースから受信された編集情報に
    対応したディジタルコンテンツを複製するディジタルコ
    ンテンツ複製手段と、必要に応じてディジタルコンテン
    ツを編集するディジタルコンテンツ編集手段とから構成
    されることを特徴とするアーカイヴシステム。
  2. 【請求項2】 前記利用者が入力したデータ入力が、前
    記利用者側端末から前記通信回線を介して行われること
    を特徴とする請求項1記載のアーカイヴシステム。
  3. 【請求項3】 前記利用者側端末が、前記検索結果情報
    を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のアーカイヴシステム。
  4. 【請求項4】 前記ディジタルコンテンツを所定の規則
    に基づき部分化する手段は、人手を介さずに電子的手段
    で行うことを特徴とする請求項1記載のアーカイヴシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記利用者側端末が、前記利用者の入力
    データに応じ検索したディジタルコンテンツ情報を表示
    し複製する手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のアーカイヴシステム。
  6. 【請求項6】 前記利用者側端末が、前記検索した複数
    のディジタル情報を編集する二次ディジタル加工編集手
    段を有することを特徴とする請求項1記載のアーカイヴ
    システム。
  7. 【請求項7】 前記アーカイヴが、前記二次ディジタル
    加工編集手段により編集されたディジタルコンテンツ情
    報、及びこのディジタルコンテンツの著作権データを、
    前記利用者側端末の登録要求により登録するアーカイヴ
    登録手段を有することを特徴とする請求項1記載のアー
    カイヴシステム。
  8. 【請求項8】 前記通信回線には、前記ユーザの入力デ
    ータによる検索処理、および加工編集処理内容のサービ
    スに応じて課金し、このユーザに対し前記サービス内容
    に応じた対価を請求をする課金処理手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載のアーカイヴシステム。
  9. 【請求項9】 予め利用者が入手したい種々のディジタ
    ルコンテンツをディジタルコンテンツ格納データベース
    蓄積しておく工程と、前記ディジタルコンテンツを所定
    の規則に基づき部分化処理して検索用データベースに蓄
    積する工程と、前記部分化したディジタルコンテンツに
    著作権データを添付して前記検索用データベースに蓄積
    する工程と、検索用データを添付して前記検索用データ
    ベースに蓄積する工程すると、内容紹介データを添付し
    て前記検索用データベースに蓄積する工程と、前記検索
    用データベースから利用者の要求に応じて生成された各
    種部分化データの組み合わせを一時的に蓄積しておく添
    付データ蓄積手段により蓄積しておく工程と、利用者が
    前記部分化された添付データの中から自己の入手したい
    蓄積データを蓄積データ検索手段により検索する工程
    と、前記蓄積データの中から利用者が入力したデータに
    対応する部分化したディジタルコンテンツ、著作権デー
    タ、検索用データ、及び内容紹介データの各データを検
    索結果情報どして表示する工程と、前記ディジタルコン
    テンツ格納データベースから受信された編集情報に対応
    したディジタルコンテンツをディジタルコンテンツ複製
    手段により複製する工程と、必要に応じてディジタルコ
    ンテンツをディジタルコンテンツ編集手段により編集す
    る工程とからなることを特徴とするアーカイヴシステム
    の検索方法。
  10. 【請求項10】 前記ディジタルコンテンツを所定の規
    則に基づき部分化する工程は、電子的手段により人手を
    介さずに行われることを特徴とする請求項9記載のアー
    カイヴジステムの検索方法。
  11. 【請求項11】 前記利用者の入力データに応じ検索し
    たディジタルコンテンツ情報を表示し複製する工程が、
    前記利用者側端末で行われることを特徴とする請求項9
    記載のアーカイヴシステムの検索方法。
  12. 【請求項12】 前記検索した複数のディジタルコンテ
    ンツ情報を編集する二次ディジタルコンテンツ加工編集
    工程が、前記利用者側端末で行われることを有すること
    を特徴とする請求項9から請求項11記載のアーカイヴ
    システムの検索方法。
  13. 【請求項13】 前記利用者側端末からの登録要求に基
    づき、前記二次ディジタルコンテンツ加工編集工程によ
    り編集したディジタルコンテンツ情報、利用に関する著
    作権データを登録するアーカイヴ登録工程を有すること
    を特徴とする請求項9〜請求項12のいずれかに記載の
    アーカイヴシステムの検索方法。
  14. 【請求項14】 前記ユーザの入力データによる検索処
    理、および加工編集処理内容のサービスに応じて課金
    し、このユーザに対し前記サービス内容に応じた対価を
    請求をする課金処理工程を有することを特徴とする請求
    項9〜請求項13のいずれかに記載のアーカイヴシステ
    ムの検索方法。
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